JP3204170B2 - ホットプレート - Google Patents

ホットプレート

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JP3204170B2
JP3204170B2 JP20410797A JP20410797A JP3204170B2 JP 3204170 B2 JP3204170 B2 JP 3204170B2 JP 20410797 A JP20410797 A JP 20410797A JP 20410797 A JP20410797 A JP 20410797A JP 3204170 B2 JP3204170 B2 JP 3204170B2
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幸一 中野
博 松尾
繁 山口
孝博 大下
秀和 鈴木
隆幸 井上
憲志 木本
幹 保野
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Panasonic Holdings Corp
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Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般家庭用として焼
き肉などの調理に用いられるホットプレートに関するも
のであり、特に、調理中に発生する油煙の拡散を低減す
るホットプレートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の技術について図11に基づ
いて説明する。1はプレート、2はプレート1を加熱す
るための加熱手段、3は外装カバーである。
【0003】以上の構成で、加熱手段2によりプレート
1を加熱し、プレート1上に肉、野菜等の食材を置いて
焼く。この時、肉から出る油や調理前にプレート表面に
塗る油などがプレート上で焼けて大量の油煙が発生し、
飛散したり、上昇気流ととも室内に拡散していき、天井
や壁、床を汚していた。これを防止するために発生する
油煙そのものを低減する手段として、焼き肉調理時には
プレート温度を通常より低めに設定するものや、プレー
トに多数の穴を設けて油をプレート下部に落とすホット
プレートが多くみられる。また、発生した油煙を除去す
る手段としては、家庭では一般的に換気扇を用いて屋外
に排出している。
【0004】また、業務用の技術としては、食卓テーブ
ルと加熱調理器が一体となり、プレートの周囲または下
部から油煙を強制的に吸引し、ダクトを介して屋外に排
出するものがある。
【0005】また、屋外に排出する必要のないものとし
ては、特開昭62−101218号公報に記載の「ロー
スターにおける消煙方法および装置」にみられるような
油煙を空気と共に循環させてフィルタで濾過する方法
や、それに類似した特開平7−3534号公報に記載の
「無煙ロースター」、特開平7−51168号公報に記
載の「調理用ホットプレート」などが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成のホットプレートでは、多少の油煙低減にはつな
がるものの発生量としては依然多く、油煙が室内に拡散
するのを防ぐまでには至らなかった。また換気扇を用い
たとしても、換気扇とホットプレートとの距離関係や換
気扇の能力の問題などから、使う場所の制約を受けやす
い一方、油煙を屋外へ排出するのに時間がかかったり、
室内自体に油煙がいったん拡散するのを防ぐことは、そ
の性質上非常に困難であった。
【0007】一方、業務用の技術は装置としても大型で
あり、ダクト工事が必要なことや高価なこともあって、
一般的な家庭で用いることは難しかった。
【0008】本発明はこのような従来の構成が有してい
る課題を解決しようとするもので、油煙が室内に拡散す
るのを大幅に低減するだけでなく、工事が不要で、安価
で、しかもコンパクトな大きさで使いやすく、安全な家
庭用のホットプレートを提供することを目的としてい
る。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明の一つの手段は、中央部に吸気塔を設けたプレ
ートと、前記プレート周壁の上方に設けた吹き出し口
と、前記プレート面の下方に設けた加熱手段と、前記加
熱手段の下方に設けた遮熱板と、前記遮熱板の下方に設
けた送風手段と、これら全体を覆う外郭とを有し、前記
遮熱板には通気口を設け、この通気口部にはフィルタを
配設し、このフィルタの上部には前記通気口と前記吸気
塔の下端部とを連結するフィルタカバーを設け、プレー
ト裏面に設けたフィルタ押圧リブが、フィルタカバー上
面に当接したホットプレートとするものである。
【0010】この構成により、プレート及びフィルタカ
バーを外せば、簡便にフィルタの着脱が可能となり、使
いやすい除煙機能を有する家庭用ホットプレートを提供
することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明は、中央部に
吸気塔を設けたプレートと、前記プレート周壁の上方に
設けた吹き出し口と、前記プレート面の下方に設けた加
熱手段と、前記加熱手段の下方に設けた遮熱板と、前記
遮熱板の下方に設けた送風手段と、これら全体を覆う外
郭とを有し、前記遮熱板には通気口を設け、この通気口
部にはフィルタを配設し、このフィルタの上部には前記
通気口と前記吸気塔の下端部とを連結するフィルタカバ
ーを設け、プレート裏面に設けたフィルタ押圧リブが、
フィルタカバー上面に当接したホットプレートとするこ
とにより、プレート外周から吹きだした空気がプレート
上油煙を中央へ押し流し、吸気口から油煙を吸引し、フ
ィルタによって油煙は除去され、油煙が室内に拡散する
のが大幅に低減されることになる。
【0012】この時、遮熱板にフィルタ設置部を設け、
フィルタ及びフィルタカバーを配置すれば、フィルタカ
バー下方外周部の平面フランジがフィルタの外周を押さ
え、また、プレートをフィルタカバーの上方に配置すれ
ば、フィルタカバー自体が吸気口からフィルタまでの通
気経路となり、効率的でコンパクトな構成とすることが
でき、家庭用ホットプレートとして有用なものとなる。
【0013】さらに、フィルタの上方にフィルタカバ
ー、フィルタカバーの上方にプレートを配置する構成を
とることにより、プレート及びフィルタカバーを外せ
ば、簡便にフィルタの着脱が可能となり、使いやすい除
煙機能を有する家庭用ホットプレートを提供することが
できる。また、フィルタカバーの平面フランジ部分がフ
ィルタをプレート重量で押さえつけ、フィルタ周辺部の
密閉度が上がるため、さらにプレート上の油煙を含む空
気を効率よく吸引し、除煙機能をさらに高めることが可
能となる。
【0014】また、適切な検知スイッチを構成すれば、
適正フィルタ以外のフィルタを使用すればホットプレー
トとして使用不可能となる構成も実現可能となり、安全
で有用なホットプレートとすることができる。
【0015】請求項2記載の発明は、中央部に吸気塔を
設けたプレートと、前記プレート周壁の上方に設けた吹
き出し口と、前記プレート面の下方に設けた加熱手段
と、前記加熱手段の下方に設けた遮熱板と、前記遮熱板
の下方に設けた送風手段と、これら全体を覆う外郭とを
有し、前記遮熱板には通気口を設け、この通気口部には
フィルタを配設し、このフィルタの上部には前記通気口
と前記吸気塔の下端部とを連結するフィルタカバーを設
け、プレート裏面に突起物を設け、フィルタカバーの上
下逆向け配置時には、突起物がフィルタカバーに当接す
るホットプレートとすることにより、フィルタカバーを
上下逆向きとした誤使用時には、突起物がフィルタカバ
ーにあたり、その上方にはプレートが正規にセットでき
ず、使用者に誤使用を知らしめ、安全で有用なホットプ
レートとすることができる。
【0016】また、この時適切なプレート検知スイッチ
を構成すれば、さらに安全で有用なホットプレートとす
ることができる。
【0017】請求項3の発明は、中央部に吸気塔を設け
たプレートと、前記プレート周壁の上方に設けた吹き出
し口と、前記プレート面の下方に設けた加熱手段と、前
記加熱手段の下方に設けた遮熱板と、前記遮熱板の下方
に設けた送風手段と、これら全体を覆う外郭とを有し、
前記遮熱板には通気口を設け、この通気口部にはフィル
タを配設し、このフィルタの上部には前記通気口と前記
吸気塔の下端部とを連結するフィルタカバーを設け、フ
ィルタ設置部内に凸形状をした網形状物を配置し、網形
状物上にフィルタを配置したホットプレートとすること
により、網形状物上に配置されたフィルタの網へのくっ
つきやひっかかり等を減少させることができ、結果とし
て内部汚れを低減でき、またフィルタの着脱が容易にな
り、さらに使いやすいホットプレートとすることができ
る。
【0018】請求項4記載の発明は、中央部に吸気塔を
設けたプレートと、前記プレート周壁の上方に設けた吹
き出し口と、前記プレート面の下方に設けた加熱手段
と、前記加熱手段の下方に設けた遮熱板と、前記遮熱板
の下方に設けた送風手段と、これら全体を覆う外郭とを
有し、前記遮熱板には通気口を設け、この通気口部には
フィルタを配設し、このフィルタの上部には前記通気口
と前記吸気塔の下端部とを連結するフィルタカバーを設
け、前記フィルタカバー下方外周部にフィルタの外周を
押さえる平面フランジを設け、フィルタカバーの平面フ
ランジ部とフィルタとフィルタ設置部平面形状は相似形
をなし、平面フランジ内寸が最も小さく、フィルタ外
寸、平面フランジ外寸、フィルタ設置部内寸の順に大き
く、フィルタ設置部内寸とフィルタ外寸の差より平面フ
ランジ幅の方が大きいホットプレートとすることによ
り、フィルタがフィルタ設置部内で中心からずれて装着
され、フィルタカバーがその逆側にずれて装着された最
悪の場合でも、フィルタ外周部はフィルタカバーの平面
フランジ部で常に押さえられていることになり、浄化さ
れていない油煙を含む空気をそのまま吸引することはな
くなり、また、その結果として、吸引効率を低下させる
ことのないホットプレートとすることができる。
【0019】
【実施例】以下にその発明の実施例について添付図面を
参照しつつ説明する。
【0020】(実施例1) 本発明の実施例1について説明する。図1において、4
はプレート、5はプレート4を加熱するための加熱手段
でシーズヒータから成る。6はプレート4の中央に設け
られた吸気口、7はプレート4表面上から吸気するため
の吸気塔であり、8は吹き出し口である。9は遮熱板
で、10は遮熱板9に設けられた段差であり、11は段
差10内に設けられた通気口であり、10、11により
フィルタ設置部を構成している。
【0021】12はパルプを主成分とする不織布よりな
る油煙除去のためのフィルタ、13はフィルタカバー、
14はファン、15はモータ、プーリ、ベルト等からな
るファン14を駆動する駆動手段、14及び15により
送風手段を構成している。16は外郭であり、遮熱板9
の外周とともに送風手段から吹き出し口8までの送風路
17を形成し、18は送風路内に設けられた整流板であ
る。また、図中の矢印は通気の空気の流れを示してい
る。
【0022】以下、本実施例における基本動作について
説明する。加熱手段5に通電すると、プレート4が加熱
される。これにより、プレート4上に置かれた調理物か
ら出てくる油や調理前にプレート4に塗った油が加熱さ
れ、油煙が発生する。この油煙はプレート加熱で生じた
上昇気流に巻き込まれながら拡散していく。
【0023】一方、駆動手段15に通電するとファン1
4の中心から吸引され、遠心方向に吹き出される。吹き
だされた流れは整流板18により遠心方向から法線方向
へと整流され、空気の流れは吹きだし口8から吸気塔7
へ導かれる。この時にプレート4上で発生した油煙も巻
き込みながら吸気塔7へ導かれる。さらに流れは吸気口
6を通り、フィルタ12で油煙を濾しとられ、清浄空気
となってファン14へ導かれる。この継続した流れによ
り、発生した油煙の拡散を抑えることになる。
【0024】このように本発明によれば、プレート外周
から吹き出した空気が油煙を中央へ押し流し、吸気塔か
ら油煙を吸引できる。そしてフィルタによって油煙は除
去され、油煙が室内に拡散するのが大幅に低減される。
【0025】この時、遮熱板に通気口11を有する段差
10によりフィルタ設置部を設け、フィルタ及びフィル
タカバーを配置すれば、フィルタカバー下方外周部の平
面フランジがフィルタの外周を押さえ、フィルタ外周部
からの流れを低減し、フィルタカバー自体が吸気口から
フィルタまでの通気経路となる。
【0026】このように、遮熱板内に通気口を持つ下方
への段差を設けフィルタ設置部とする構成することによ
り、特に高さ方向においての構成をコンパクトとするこ
とができ家庭用ホットプレートとして有用なものとな
る。
【0027】さらに、フィルタの上方にフィルタカバ
ー、フィルタカバーの上方にプレートを配置するだけの
シンプルな構成をとることにより、プレート及びフィル
タカバーを外せば、簡便にフィルタの着脱が可能とな
り、使いやすい除煙機能を有する家庭用ホットプレート
を実現することができる。
【0028】(実施例2) 次に、実施例2について説明する。全体の基本的な構成
の説明は実施例1と同様なので省略し、吸気口周辺部に
ついて図2を参照しながら説明する。
【0029】図2(a)は、図1の一部を拡大したもの
である。図中の番号4から18は図1と同様である。2
1は吸気口6を構成するためにプレート裏面に設けられ
たリング状のリブであり、22はフィルタカバー13に
設けられたフィルタカバー上端部である。
【0030】図2(a)では、吸気口6を構成するリブ
21が、フィルタカバー上端部22に入り込むように内
向きのフランジで構成したものである。
【0031】これにより、リブ21とフィルタカバー上
端部22の間の通気抵抗が増大し、ファンにより吸引さ
れた流れは、リブ21とフィルタカバー上端部の隙間か
ら吸引されることがほとんどなく、大部分が吸気口から
吸引されプレート上の油煙を含んだ空気を効率よく吸引
されることになる。また、リブ21とフィルタカバー上
端部22が接していればさらに効果が増大するものであ
る。
【0032】また、図2(b)のように逆にフィルタカ
バー上端部22が吸気口21に入り込んでいるときも同
様に、フィルタカバー上端部を上から外向きのフランジ
で構成し、リブ21とフィルタカバー上端部22の間の
通気抵抗が増大し、この隙間からの吸引がほとんどなく
なるものである。また同様に接していればさらに効果が
増大するものである。
【0033】また、図2(c)のように、入り込む構成
でなくフィルタカバー上端部22と吸気口6が、接する
ようにフランジを構成したときでも、以上と同様の効果
を示すものである。このように本発明によれば、効率よ
くプレート上の油煙を吸引することが可能となる。
【0034】(実施例3) 次に、実施例3について説明する。全体の基本的な構成
の説明は実施例1と同様なので省略し、吸気口周辺部に
ついて図3を参照しながら説明する。
【0035】図3(a)は、図1の一部を拡大したもの
である。図中の番号4から18は図1と同様であり、3
1はプレート4の裏面の一部を構成しているフィルタ押
圧リブであり、ここではリング状に構成している。32
はフィルタカバー下面に設けられた平面フランジであ
る。
【0036】この時、正常にプレート4をセットしたと
きには、フィルタカバー13上面の一部に当たり、フィ
ルタカバーの平面フランジ32がフィルタ周辺部を最大
プレート重量で押さえつけることになる。
【0037】このため、フィルタ周辺部の密閉度が上が
り、フィルタ周辺部からの吸引がさらに低減されるた
め、プレート上の油煙を含む空気を効率よく吸引し、除
煙機能をさらに高めることが可能となる。
【0038】また、適切な検知スイッチを構成すれば、
適正フィルタ以外のフィルタを使用すればホットプレー
トとして使用不可能となる構成も実現可能となる。
【0039】例えば、図3(b)のように、フィルタ検
知スイッチ33を構成し、リング状リブ31を適度な高
さに設定すれば、適正フィルタより薄いフィルタをセッ
トしたとき、リブ31とフィルタカバー13の間に隙間
ができるため、フィルタ検知スイッチ33にはプレート
重量がかからずスイッチが入らず使用不可能となる。
【0040】また、図3(c)のように、さらにプレー
ト検知スイッチ34を追加した構成とすると、適正フィ
ルタより厚いフィルタをセットすると、プレート自体が
持ち上がり、プレート検知スイッチが入らずやはり使用
不可能となる。
【0041】このように本実施例によればプレート上の
油煙を含む空気を効率よく吸引し、除煙機能をさらに高
めることが可能となる。
【0042】また、適切な検知スイッチを構成すれば、
適正フィルタ以外のフィルタを使用すればホットプレー
トとして使用不可能となる構成も実現可能となり、安全
で有用なホットプレートとすることができる。
【0043】また、ここではリング状のリブとして構成
したが、リング状でなくてもよいものであり、例えば放
射状に複数のリブとして構成しても同様の効果があるも
のである。
【0044】(実施例4) 次に、実施例4について説明する。全体の基本的な構成
の説明は実施例1と同様なので省略し、吸気口周辺部に
ついて図4を参照しながら説明する。
【0045】図4(a)は図1の一部を拡大したもので
ある。図中の番号4から18までは図1と同様であり、
41はプレート4の裏面に設けた突起物であり、ここは
リング状のリブ形状としている。また、ここではフィル
タカバー13を正規にセットした場合を示している。
【0046】図4(b)はフィルタカバーを上下逆にセ
ットした場合を示している。図4(b)のようにセット
すると、リブ41はフィルタカバーに設けられた平面フ
ランジにあたり、プレートは正常にセットできなくな
る。これにより使用者に異常設定を知らすことになり、
安全で有用なホットプレートとすることができる。
【0047】また上記、図3(c)のようにプレート検
知スイッチを構成すれば、さらに安全で有用なホットプ
レートとすることができる。
【0048】なお、ここではリブ形状としたが、上記の
効果を示すものであれば、リブに限らず、例えば棒状突
起物など、どのような形状でもよいものである。
【0049】(実施例5) 次に、実施例5について説明する。吸気口周辺モデル部
について図5を参照しながら説明する。
【0050】図5(a)において、図中の番号4から1
8までは図1と同様であり、51は遮熱板内側に設けら
れた段差であり、52は段差面に設けられた通気口であ
り、53は段差途中に設けられた金属網であり、13は
フィルタである。また図中の矢印は通気の流れを示して
いる。
【0051】また、図5(b)は、図5(a)から金属
網を排除したものであり、矢印は同様に通気の流れを示
している。
【0052】図5(a)では通気してもフィルタ形状は
ほとんど変化せず、安定な通気状態を継続できるが、
(b)では通気すると、通気口からファン側へフィルタ
が引っ張られ下に凸となり、その形状は変化する。この
ため不安定な通気状態となり、フィルタの特に中央部の
局所的な目詰まりを起こし、さらに不安定な通気が増進
され、結果的には効率が悪くなっていく。
【0053】また、図5(b)ではフィルタ全面からで
はなく、ほとんどが通気口部から吸引され、フィルタを
効果的に使用していないが、図5(a)のように、フィ
ルタ設置部内でも特に金属網と通気口の間に隙間を設け
る構成にすると、金属網と通気項の間に送風経路が形成
され、常にフィルタの全面から吸引され、また図5
(b)と通気量を同等とすると、フィルタの通気抵抗を
低下することができ、さらに効率的となる。
【0054】ここでは、通気口面を平坦として示した
が、以上の効果は図5(c)のように通気口を下方にさ
げる構成としても、通気口と金属網の間に隙間を設ける
のと同様の効果が示されるものである。
【0055】(実施例6) 次に、実施例6について説明する。図6(a)は金属網
の開口率と圧力損失の相関グラフである。
【0056】図6(a)より、開口率が減少すると圧力
損失、つまり通気抵抗が増大していくことが示される。
またその変化の様子は直線的ではなく、下に凸の形であ
り開口率50パーセントを下回る付近から急激に増加し
ていくことが示される。よって、通気抵抗の観点からは
開口率は大きい方が有利である。
【0057】一方、図6(b)に網を構成する線径と開
口率の相関を示す。線径と開口率はの相関も直線的では
なく、開口率は線径の2次曲線である。
【0058】さて、網目ピッチを5mmとし、線径0.
2mm,0.5mm,1.0mmの3水準で金属網を作
成し、これを用いて1回につき牛肉600グラムを用い
て実用耐久100回行った後、観察すると0.2mmで
は網目の破れが2ヶ所確認され、0.5mm,1.0m
mでは確認されなかった。線径0.2mmでは、開口率
92パーセント、0.5mmでは81パーセント、1.
0mmでは64パーセントである。
【0059】以上の結果より、通常での使用を考えた場
合、開口率50パーセントから80パーセントの範囲の
金属網を用いれば、吸引性能、耐久性能ともにバランス
のよいホットプレートとすることができる。
【0060】(実施例7) 次に、実施例7について説明する。図7(a)に平坦な
金属網を用いたときのフィルタのモデル図を示す。
【0061】停止状態では平坦であるが、通気時にはや
やファン側にたわむことになる。通気時、つまり焼き肉
調理時では短くとも30分以上熱と油煙を受けた状況で
たわんだままとなる。このときフィルタはいく分この形
に変形する。その後停止するとフィルタはそのままであ
るが、金属網は元へ戻ろうとするため金属網はフィルタ
に噛み込む形となる。その結果として金属網にフィルタ
がくっつき、取り外しにくくなる。この傾向は停止後の
時間が経過する方が顕著となる。
【0062】図7(b)に、上に凸形状の金属網を用い
たときのフィルタのモデル図を示す。同様に停止状態で
は上に凸の状態であるが、通気時には逆に平坦になろう
とする。停止後は同様にフィルタはこの形状であるが、
金属網は元へ戻ろうとするため、フィルタへ噛み込むこ
とも少なく、取り外しにくさが解消される。
【0063】このように本実施例とすればフィルタの網
へのくっつきやひっかかり等が減少し、金属網周辺の汚
れも低減され、またフィルタの着脱が容易になり、さら
に使いやすいホットプレートとすることができる。
【0064】(実施例8) 次に、実施例8について説明する。図8(a)に吸気口
と同等の面積をもったフィルタとしたときの流れのモデ
ル図を示す。図8(b)に吸気口より大きい面積のフィ
ルタとしたときの流れのモデル図を示す。
【0065】図8(a)では、高濃度の油煙を含んだ流
れがそのままフィルタにくるため、フィルタはすぐに汚
れ、目が詰まり通気抵抗が増大していく。
【0066】これに対して(b)では吸引してきた油煙
を含む空気は、フィルタに到達するまでに拡大、希釈さ
れるため、目詰まりは緩やかとなる。さらに同等の吸気
量であるとすれば、フィルタを通過する速度は遅くする
ことができ、フィルタの通気抵抗を小さく抑えることが
でき、駆動手段等をさらにコンパクトとすることが可能
となる。
【0067】(実施例9) 次に、実施例9について説明する。図9(a)に吸気口
より面積の大きいフィルタとしたときにおいて、フィル
タカバーがないときの流れのモデル図を示す。また、図
9(b)に拡大管としない円筒状のフィルタカバーとし
たときの流れのモデル図を示す。さらに、図9(c)に
拡大管としたときの流れのモデル図を示す。
【0068】図9(a)では、吸気口からの流れはいく
ぶん拡大されフィルタに吸引されるが、周りからも吸引
し、プレート上の油煙を含む空気の吸引はその分減少す
るため効率的でない。
【0069】図9(b)では、吸気口直後に急に拡大す
るため、吸気直後に渦が発生し、エネルギーロスが多く
なり、結果として効率が低下する。
【0070】図9(c)では、(a)、(b)に比べて
吸気口からフィルタまでスムーズに流れる。
【0071】フィルタカバーとしての通気方向長さつま
り高さに対しては制約はあるが、流れに対して拡大経路
となるようにフィルタカバーを構成すれば、効率的な流
れを実現できる。
【0072】特に、通気方向になめらかな形状でフィル
タカバーを拡大形状に構成すれば、さらに効率的でコン
パクトな家庭用ホットプレートとすることができる。
【0073】(実施例10) 次に、実施例10について説明する。図10(a)はフ
ィルタ設置部周りのモデル図である。これはフィルタが
フィルタ設置部内において、フィルタ設置部端面にあた
るまで右にずれてセットされ、同様にフィルタカバーが
左にずれてセットされた時を示している。この時、フィ
ルタカバー右の平面フランジ部はフィルタをとらえてい
るが、フィルタカバー左の平面フランジ部はフィルタを
とらえていないことが示されている。この時には、フィ
ルタとフランジの隙間から、浄化されていない油煙空気
が大量に吸引されることになる。その結果として機体の
内部汚れは顕著となり、また、未浄化の空気がプレート
上に循環されるため、浄化効率は低下することになる。
【0074】次に、フィルタ設置部内寸とフィルタ外寸
の差よりフィルタ平面フランジ平面幅の方が大きいとき
を図10(b)に示す。この時は、フィルタカバー左の
平面フランジも一部分ではあるがフィルタをとらえてお
り、上記のような現象が起こらず、吸引効率を低下させ
ることのないホットプレートとすることができる。
【0075】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、吸気口と
フィルタカバー上端部が連通し、フィルタカバー自体が
吸気口からフィルタまでの通気経路となり、効率的でコ
ンパクトな構成とすることができ家庭用ホットプレート
として有用なものとなる。さらに、フィルタの上方にフ
ィルタカバー、フィルタカバーの上方にプレートを配置
するだけのシンプルな構成をとることにより、プレート
及びフィルタカバーを外せば、簡便にフィルタの着脱が
可能となり、使いやすい除煙機能を有する家庭用ホット
プレートを提供することができる。また、フィルタカバ
ーがフィルタをプレート重量で押さえつけ、フィルタ周
辺部の密閉度が上がるため、さらにプレート上の油煙を
含む空気を効率よく吸引し、除煙機能をさらに高めるこ
とが可能となる。また、適切な検知スイッチを構成すれ
ば、適正フィルタ以外のフィルタを使用すればホットプ
レートとして使用不可能となる構成も実現可能となり、
安全で有用なホットプレートとすることができる。
【0076】請求項2記載の発明によれば、フィルタカ
バーを上下逆向きとした誤使用時には、突起物がフィル
タカバーにあたり、その上方にはプレートが正規にセッ
トできず、使用者に誤使用を知らしめ、安全で有用なホ
ットプレートとすることができる。また、この時適切な
プレート検知スイッチを構成すれば、さらに安全で有用
なホットプレートとすることができる。
【0077】請求項3の発明によれば、網形状物上に配
置されたフィルタの網へのくっつきやひっかかり等を減
少させることができ、結果として内部汚れを低減でき、
またフィルタの着脱が容易になり、さらに使いやすいホ
ットプレートとすることができる。
【0078】請求項4記載の発明によれば、フィルタが
フィルタ設置部内で中心からずれて装着され、フィルタ
カバーがその逆側にずれて装着された最悪の場合でも、
フィルタ外周部はフィルタカバーの平面フランジ部で常
に押さえられていることになり、浄化されていない油煙
を含む空気をそのまま吸引することはなくなり、また、
その結果として、吸引効率を低下させることのないホッ
トプレートとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1におけるホットプレートの断
面図
【図2】(a)本発明の実施例2におけるリブとフィル
タカバーとの状態を示す一実施例のホットプレートの断
面図 (b)同、実施例2におけるリブとフィルタカバーとの
状態を示す他の実施例のホットプレートの断面図 (c)同、実施例2におけるリブとフィルタカバーとの
状態を示すさらに他の実施例のホットプレートの断面図
【図3】(a)本発明の実施例3におけるフィルタカバ
ー下端部の状態を示す一実施例のホットプレートの断面
図 (b)同、実施例3におけるフィルタカバー下端部とフ
ィルタ検知スイッチの状態を示す一実施例のホットプレ
ートの断面図 (c)同、実施例3におけるフィルタカバー下端部とフ
ィルタ検知スイッチの状態を示す他の実施例のホットプ
レートの断面図
【図4】(a)本発明の実施例4におけるフィルタカバ
ーを通常にセットした場合のホットプレートの断面図 (b)同、実施例4におけるフィルタカバーを上下逆に
セットした場合のホットプレートの断面図
【図5】(a)本発明の実施例5におけるフィルタの設
置状態を示す一つのモデル図 (b)同、実施例5における金属網を除いた場合のフィ
ルタの設置状態を示すモデル図 (c)本発明の実施例5におけるフィルタの設置状態を
示す他のモデル図
【図6】(a)本発明の実施例6におけるホットプレー
トの金属網の開口率と圧力損失の相関グラフを示す図 (b)本発明の実施例6におけるホットプレートの金属
網の網を構成する線径と開口率の相関を示す図
【図7】(a)本発明の実施例7における平坦な金属網
を用いたときのフィルタのモデル図 (b)同、実施例7における上に凸形状の金属網を用い
たときのフィルタのモデル図
【図8】(a)本発明の実施例8における吸気口と同等
の面積をもったフィルタの流れのモデル図 (b)同、実施例8における吸気口より大きい面積のフ
ィルタの流れのモデル図
【図9】(a)本発明の実施例9において吸気口より面
積の大きいフィルタを載置してフィルタカバーがないと
きの流れのモデル図 (b)同、実施例9において拡大管としない円筒状のフ
ィルタカバーとしたときの流れのモデル図 (c)同、実施例9において拡大管とした円筒状のフィ
ルタカバーとしたときの流れのモデル図
【図10】(a)本発明の実施例10におけるホットプ
レートのフィルタ設置部周りのモデル図 (b)同、ホットプレートのフィルタ設置部周りの他の
モデル図
【図11】従来例のホットプレートの構成を示す断面図
【符号の説明】
4 プレート 6 吸気口 7 吸気塔 8 吹きだし口 9 遮熱板 11 通気口 12 フィルタ 13 フィルタカバー 14 送風手段 16 外郭
フロントページの続き (72)発明者 大下 孝博 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 鈴木 秀和 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 井上 隆幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 木本 憲志 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 保野 幹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (56)参考文献 特開 平9−173217(JP,A) 特開 平8−182488(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 37/06 F24C 15/20

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央部に吸気塔を設けたプレートと、前
    記プレート周壁の上方に設けた吹き出し口と、前記プレ
    ート面の下方に設けた加熱手段と、前記加熱手段の下方
    に設けた遮熱板と、前記遮熱板の下方に設けた送風手段
    と、これら全体を覆う外郭とを有し、前記遮熱板には通
    気口を設け、この通気口部にはフィルタを配設し、この
    フィルタの上部には前記通気口と前記吸気塔の下端部と
    を連結するフィルタカバーを設け、プレート裏面に設け
    たフィルタ押圧リブが、フィルタカバー上面に当接した
    ホットプレート。
  2. 【請求項2】 中央部に吸気塔を設けたプレートと、前
    記プレート周壁の上方に設けた吹き出し口と、前記プレ
    ート面の下方に設けた加熱手段と、前記加熱手段の下方
    に設けた遮熱板と、前記遮熱板の下方に設けた送風手段
    と、これら全体を覆う外郭とを有し、前記遮熱板には通
    気口を設け、この通気口部にはフィルタを配設し、この
    フィルタの上部には前記通気口と前記吸気塔の下端部と
    を連結するフィルタカバーを設け、プレート裏面に突起
    物を設け、フィルタカバーの上下逆向け配置時には、突
    起物がフィルタカバーに当接するホットプレート。
  3. 【請求項3】 中央部に吸気塔を設けたプレートと、前
    記プレート周壁の上方に設けた吹き出し口と、前記プレ
    ート面の下方に設けた加熱手段と、前記加熱手段の下方
    に設けた遮熱板と、前記遮熱板の下方に設けた送風手段
    と、これら全体を覆う外郭とを有し、前記遮熱板には通
    気口を設け、この通気口部にはフィルタを配設し、この
    フィルタの上部には前記通気口と前記吸気塔の下端部と
    を連結するフィルタカバーを設け、フィルタ設置部内に
    凸形状をした網形状物を配置し、網形状物上にフィルタ
    を配置したホットプレート。
  4. 【請求項4】 中央部に吸気塔を設けたプレートと、前
    記プレート周壁の上方に設けた吹き出し口と、前記プレ
    ート面の下方に設けた加熱手段と、前記加熱手段の下方
    に設けた遮熱板と、前記遮熱板の下方に設けた送風手段
    と、これら全体を覆う外郭とを有し、前記遮熱板には通
    気口を設け、この通気口部にはフィルタを配設し、この
    フィルタの上部には前記通気口と前記吸気塔の下端部と
    を連結するフィルタカバーを設け、前記フィルタカバー
    下方外周部にフィルタの外周を押さえる平面フランジを
    設け、フィルタカバーの平面フランジ部とフィルタとフ
    ィルタ設置部平面形状は相似形をなし、平面フランジ内
    寸が最も小さく、フィルタ外寸、平面フランジ外寸、フ
    ィルタ設置部内寸の順に大きく、フィルタ設置部内寸と
    フィルタ外寸の差より平面フランジ幅の方が大きいホッ
    トプレート。
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