JP3084086U - 木製すのこマット - Google Patents

木製すのこマット

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JP3084086U JP2001005372U JP2001005372U JP3084086U JP 3084086 U JP3084086 U JP 3084086U JP 2001005372 U JP2001005372 U JP 2001005372U JP 2001005372 U JP2001005372 U JP 2001005372U JP 3084086 U JP3084086 U JP 3084086U
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地 守 篠
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株式会社日本インテリアシステム
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 木板製のすのこマットを収納時にコンパクト
な形態にできるようにすることを課題とする。 【解決手段】 所定の長さおよび幅に形成された短冊状
の多数枚の木板2と、これら木板間に所定寸法の間隔を
保持する間隔保持部材3と、この間隔保持部材を含んで
前記木板を繋ぐ索条4とで構成され、前記木板2,2間
に前記間隔保持部材3を介在して前記索条4により木板
2を屈曲自在に連結したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は木製すのこマットに係り、特に桐材を用いた場合に最適な木製すのこ マットに関する。
【0002】
【従来の技術】
天然素材としての桐材は、吸湿性、調湿性に優れた木材として知られており、 肌ざわりも良く、そのため従来から桐材を製材して短冊状に形成された板材です のこを作り、これをベッドとして使用するようにしたすのこベッドが用いられて いる。
【0003】 従来のすのこからなるふとんベッドは、ベッドとして使用される際の長さ(通 常2m程度)に対し、3〜4分割した大きさに形成された単位すのこを蝶板等で 連結したり、嵌め込みにより連結して使用し、不使用時には3つ折り〜4つ折り として折り畳めるようにして収納時の便を図るようになされている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかして上記従来のすのこからなるふとんベッドでは、不使用時に折り畳んだ としても小容積化することができないため、押入れ等に収納する際に嵩張るとと もに扱いにくく、実用面においての不便さが否めなかった。
【0005】 本考案はこれに鑑み、木板製のすのこでありながら不使用時には筒状に巻成し たり任意の幅に折り畳むなど、自由な形態で小容積化して収納に便ならしめるこ とができる木製すのこマットを提供することを課題としてなされたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として本考案は、所定の長さおよび幅に形成された短 冊状の多数枚の木板と、これら木板間に所定寸法の間隔を保持する間隔保持部材 と、この間隔保持部材を含んで前記木板を繋ぐ索条とで構成され、前記木板間に 前記間隔保持部材を介在して前記索条により木板を屈曲自在に連結したことを特 徴とする。
【0007】 こうしたことにより、構成部材が板材であっても、索条の自由な屈曲性により 不使用時には丸めてあるいは九十九折りして収納することができ、マットとして 使用する際には間隔保持部材により形成される木板間の間隙により通気性が確保 され、木板の吸湿性と相俟って寝心地のよいマットとすることができる。
【0008】 上記構成において、前記木板の長手方向複数箇所において幅方向に貫通する索 条挿通孔を穿設するとともに、この索条挿通孔の端部に木板の上下面に至り前記 索条が嵌入し得る切欠を形成し、前記木板間に間隔保持部材を介在して前記索条 挿通孔にロープ等の索条を挿通して木板を屈曲自在に連結するようにすることが 好ましい。
【0009】 こうすることにより、木製すのこマットを折り畳む際に索条が切欠に入り込む ことによってスムーズな折り畳みができ、かつ、より小容積に折り畳む(または 巻成する)ことができる。
【0010】 この場合、木板の長手方向側端縁を木板の板厚相当の寸法を直径とする円弧面 とすれば、一層折り畳み(または巻成)を円滑に行うことができる。
【0011】 さらに前記木板の所定枚数を1組として横棧により固定するようにし、折り重 ね時に向き合う面の横棧の位置を互いにずらして折り重ね時に横棧同士が干渉し ないようにすれば、九十九折りとする形態とすることができると同時に九十九折 り時の厚みを小さくでき、収納時に嵩張ることのない形態とすることができる。
【0012】 前記索条は、木板の片面または両面に貼布するベルト状物に置換してもよい。 この場合、木板の間隔を定めてベルト状物を貼布すれば、ヘ゛ルト状物が間隔保持部 材を兼ねることになる。
【0013】
【考案の実施の形態】
以下、本考案を図面に示す実施の形態を参照して説明する。
【0014】 図1は本考案による木製すのこマット1の一実施形態の使用状態(展張状態) を示すもので、この実施形態では、所定の長さおよび幅に形成された短冊状の多 数枚の木板2,2…と、これら木板2,2…間に介在して所定寸法の間隔を保持 する間隔保持部材3,3…と、この間隔保持部材3,3…を含んで木板2,2… を繋ぐロープ等の索条4とで構成されている。
【0015】 上記木製すのこマット1の幅B(木板2の長さ)は1000mm、展張時の長 さLは2000mm程度とされる。また木板2の材料としては、吸湿性、調湿性 に富む桐材を用いることが最も好ましいが、他に桐材に近い性質を有する木材を 用いてもよく、また香りを重視したい場合には檜等を用いることもできる。
【0016】 前記木板2は、幅70mm、板厚15mm程度とされ、その1枚を図2に示し ているように、長手方向端部近くおよび中央部の幅方向に貫通して索条4を通す ための一対ずつの索条挿通孔5,5が穿設されており、これら索条挿通孔5,5 の外端部には図3に拡大示するように索条4が嵌入し得る幅の切欠6,6が木板 2の上下面に至るように形成されている。
【0017】 また木板2の長手方向側端縁には、図5にみられるように該木板2の板厚相当 の寸法を直径とする円弧面7,7に形成されている。なお木製すのこマット1の 両端に位置する木板2A,2Aの外側端縁には、図4、図5に示すように折り返 される索条4の折り返し部が外面に突出して表れないようにするため一対の索条 挿通孔5,5に跨って索条嵌合溝8が形成されている。
【0018】 前記木板2,2…間に介在して所定寸法の間隔を保持するための間隔保持部材 3は、図示の例では前記一対の索条挿通孔5,5間の間隔よりも長く木板2の板 厚相当の寸法を直径とする丸棒状の部材で構成され、この間隔保持部材3にも前 記索条挿通孔5,5と整合する挿通孔9,9が直径方向に穿設されている。なお この間隔保持部材3の形態はこれに限られる必要はない。
【0019】 上記各構成部材の組み付けは、端部に位置する木板2Aの索条挿通孔5,5に 索条4をループ状として通し、次いで間隔保持部材3の挿通孔9,9、次位の木 板2の索条挿通孔5,5というように木板2と間隔保持部材3とに交互に索条4 を通して行き、反対端の木板2Aの索条嵌合溝8内で索条4の端部を始末する。
【0020】 このようにして木板の両端部および中央部の各索条挿通孔5,5および間隔保 持部材3の挿通孔9,9に索条4を挿通して繋ぐことにより図1に示す形態に展 張し得る木製すのこマット1が構成される。
【0021】 このように構成された木製すのこマット1を丸めたり折り畳むようにすると、 各木板2,2…を繋いでいる索条4はその折れ目において木板2,2…の側端縁 が円弧面7となっていることと、索条挿通孔5,5の外端に索条4が嵌入し得る 切欠6,6が形成されていることによって索条4に無理な張力が加わることなく スムーズに折れ曲がり、自由に巻成したり小幅に折り畳むことができる。
【0022】 図6は、木製すのこマット1の使用時に床面との間に通風性をより高めるため に間隙を設けたい場合の変形例を示すもので、木板2,2…の所定枚数(4〜5 枚)を1組として横棧10,10…により木板相互を固定し、木製すのこマット を展張したとき横棧10の厚み分だけ木板2,2…が床面から離間するようにな されたものである。
【0023】 この場合、九十九折りに折り畳んだ際に重なり合う面の横棧10,10の位置 を異ならせ、折り畳んだとき横棧同士が干渉しないようにし、折り重ねた際の全 厚が小さくなって収納時に便ならしめるようにされる。
【0024】 さらに前記索条4に関しては、ロープ状のもの以外に木板2,2…の一面側ま たは両面側にすべての木板にわたってベルト状物を一定間隔をおいて貼布するこ とにより繋ぐようにしてもよい。
【0025】
【考案の効果】
以上説明したように本考案の木製すのこマットによれば、所定の長さおよび幅 に形成された短冊状の多数枚の木板を間隔保持部材を介在して索条により繋いだ 構成であるから、不使用時に木製すのこマットを丸めて筒状形態にしたり、小幅 に折り畳むことができ、不使用時における収納に嵩張らず、取り扱いも簡単に行 うことができる。
【0026】 請求項2のように、木板の幅方向に穿設される索条挿通孔の端部に木板の上下 面に至る切欠を形成して、木製すのこマットの折り畳み時にこの切欠に索条が嵌 入するようにすれば、木板間の間隔に大きな緩みを与えることなく折り曲げがス ムーズにでき、よりコンパクトな形態に折り畳むことができる。
【0027】 さらに請求項3のように木板の側端縁を木板の板厚相当の寸法の直径を有する 円弧面とすれば、一層折り曲げを円滑に行わせることができる。
【0028】 請求項4のように、木製すのこマットと床面との間に間隙を設けるようにする ため、複数枚の木板を横棧で固定するときその横棧の位置を互いに干渉しないよ うに位置をずらしたことにより、折り畳んだ際の全厚を小さくでき、横棧付きと した場合でもコンパクトな形態にして収納することができる。
【0029】 さらに請求項5のように索条をベルト状物とすれば、木板の穿孔工程が不要と なり、製造工程を簡略化することができて安価に提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による木製すのこマットの一実施形態を
示す使用状態時の斜視図。
【図2】図1における木板の1枚を示し、(A)は平面
図、(B)は側面図。
【図3】図2の木板の一部を拡大して示し、(A)は平
面図、(B)は側面図。
【図4】図1の一部の部分拡大平面図。
【図5】同、端面図。
【図6】同、九十九折りとする形態とした場合の折り畳
み状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1 木製すのこマット 2 木板 2A 端部の木板 3 間隔保持部材 4 索条 5 索条挿通孔 6 切欠 7 円弧面 8 索条嵌合溝 9 挿通孔 10 横棧

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】所定の長さおよび幅に形成された短冊状の
    多数枚の木板と、これら木板間に所定寸法の間隔を保持
    する間隔保持部材と、この間隔保持部材を含んで前記木
    板を繋ぐ索条とで構成され、前記木板間に前記間隔保持
    部材を介在して前記索条により木板を屈曲自在に連結し
    たことを特徴とする木製すのこマット。
  2. 【請求項2】前記木板は、その長手方向複数箇所におい
    て幅方向に貫通する索条挿通孔が穿設されているととも
    にこの索条挿通孔の端部に木板の上下面に至り前記索条
    が嵌入し得る切欠が形成されており、前記木板間に前記
    間隔保持部材を介在して前記索条挿通孔にロープ等の索
    条を挿通して木板が屈曲自在に連結されている請求項1
    記載の木製すのこマット。
  3. 【請求項3】前記木板の長手方向側端縁が木板の板厚相
    当の寸法を直径とする円弧面とされている請求項1また
    は2記載の木製すのこマット。
  4. 【請求項4】前記木板の所定枚数を1組として横棧によ
    り固定し、折り重ね時に向き合う面の横棧の位置を互い
    にずらして折り重ね時に横棧同士が干渉しないようにな
    されており、全厚が薄い状態に九十九折り可能とされて
    いる請求項1記載の木製すのこマット。
  5. 【請求項5】前記索条が前記木板の少なくとも一面側に
    おいて貼布されたベルト状物とされている請求項1また
    は3のいずれか1項記載の木製すのこマット。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010088752A (ja) * 2008-10-10 2010-04-22 Shigehiro Chichiiwa 石鹸置き
JP2014158443A (ja) * 2013-02-20 2014-09-04 Saburo Fujiwara 実験用動物飼育ケージ及び床スノコ
JP2017164400A (ja) * 2016-03-18 2017-09-21 株式会社東新工務 組立ベッド

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