JP2014158443A - 実験用動物飼育ケージ及び床スノコ - Google Patents

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Abstract

【課題】ケージ本体の底部に敷設されている床スノコの裏面を容易に洗浄可能とする。
【解決手段】ケージ本体の底部に敷設される床スノコ1は、複数のスノコ材4と、対向し合う両スノコ材を連結する複数の連結部より成る。各スノコ材4は、長手方向DXに延在し、短手方向DYに沿って等間隔の隙間SPを隔てつつ並列に配設されて、スダレ形状を成している。対向し合うスノコ材4同士は、ジョイントパイプ部5A,5B、6A,6B、7A,7B及びスノコ材4の各貫通孔に嵌合されたゴム製棒状体8,9,10の露出部によって連結されている。各露出部は、自在に曲がる弾性体部を成す。床スノコ1の一端部から床スノコ1を持ち上げて引っ張ると、一端部側の各連結部のゴム製の露出部が順次に曲がるので、床スノコ1は捲り上げられた状態となり、床スノコ1の裏面が露出する。
【選択図】図3

Description

この発明は、犬又は豚等の実験用動物用の飼育ケージに用いられる床スノコの構造に関する。
犬又は豚等の実験用動物を飼育するための飼育ケージのスペースは、動物愛護の要請を考慮して、法律によって、比較的に広い寸法の空間として規定されている。そのため、飼育ケージ内に配設される、糞尿等を床面に落下させるための多数の網目が形成されている金属板の一個の床スノコの重さは、例えば15kgである。この様な、単体だけでも比較的に重い重量を有する複数枚の床スノコ、例えば、3枚の床スノコが、飼育ケージ内に互いに接して配設されている。
上記の様な実験用動物用飼育ケージを利用して犬又は豚等の実験用動物を日常飼育管理する場合に、最も重要な作業は、床スノコを介して落下された糞尿、嘔吐物、又は血液等が付着している床面を衛生上の観点から洗浄・消毒して、飼育されている実験用動物の病源菌の感染を防止して当該実験用動物の健康を保つことである。
そのための現状の作業として、作業者は、飼育ケージの下の床面への放水による洗浄作業を行うと共に、飼育ケージ内の床スノコの両面を放水により洗浄する。
その際、作業者は、1)飼育ケージ内の実験用動物を飼育ケージより外部の他の場所へ移動させた上で、2)その後に重量物である各床スノコを飼育ケージより外部に取り出して、3)取り出された各床スノコの表面及び裏面を放水により洗浄している。洗浄後は、作業者は、逆の流れの作業を行って、飼育ケージ内の状態を作業開始前の元の状態に戻す。
特開平8−47350号公報
しかしながら、上記の作業(実験用動物の移動、床スノコの取り出し)は容易ではなく、困難を伴う作業である。しかも、作業時間も長くなる。
本発明は、斯かる現状の課題の認識を踏まえてなされたものであり、従来の作業よりも短時間で且つ容易に飼育ケージ内の床スノコの表面及び裏面を洗浄することを可能とすることを、その目的としている。
本発明の主題に係る、実験用動物飼育ケージは、周縁部により囲まれて床に面した開口部分を有する底部を備える、実験用動物をその中で飼育するためのケージ本体と、端部より自在に持ち上げ可能に前記ケージ本体の前記底部の前記周縁部上に敷設された床スノコとを備え、前記床スノコは、その各々は長手方向に延在し且つその短手方向に沿って前記実験用動物が前記床に落下しない寸法に設定された隙間を介してスダレ状に並列に配設された所定の形状の複数のスノコ材と、その各々が、前記複数のスノコ材の内の対向し合う両スノコ材間の前記隙間に設けられて当該両スノコ材を連結し且つ自在に曲がる弾性体部を有する、複数の連結部とを備えたことを特徴とする。
更に、本発明の主題に係る、実験用動物飼育ケージは、前記床スノコの前記長手方向に於ける幅寸法が前記ケージ本体の幅寸法と略同等であることを、特徴とする。
本発明の主題によれば、作業者は、ケージ本体の底部に敷かれた床スノコの端部を持ち上げて自分の方へ引っ張ることで、対向する両スノコ材の隙間に設けられた各連結部の弾性体部が端部側の連結部から順次に曲がっていくので、床スノコを捲り上げて各スノコ材を巻き込んでいく作業を行うことが出来る。従って、作業者は、重量物である当該床スノコをケージ本体から外部へ取り出すことなく、飼育用のケージ内において、床スノコが捲り上げられていく状態に応じて順次に露出する各スノコ材の裏面を放水等で洗浄し、消毒することが容易に出来る。
更に、本発明の主題によれば、床スノコの幅とケージ本体の幅とが略同等であるので、作業者が床スノコを捲り上げてスノコ材の裏面を洗浄している間、実験用動物は当該ケージ本体から逃げ出すことは出来ず、しかも、当該動物が当該ケージ本体の開口部から床へ落下してしまうことを防止することが出来る結果、洗浄等の作業を行うに際してケージ本体内の実験用動物を外部に移動させることを不要とすることが出来る。
以下、本発明の様々な具体化を、添付図面を基に、その効果・利点と共に、詳述する。
本発明の各実施の形態に係る実験用動物飼育ケージの正面側から見た場合の構成を模式的に示す図である。 本発明の各実施の形態に係る実験用動物飼育ケージの上面側から見た場合の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態1に係る床スノコの構成を模式的に示す平面図である。 本発明の各実施の形態に係る実験用動物飼育ケージ内に敷設される床スノコの裏面を作業者が洗浄している状態を模式的に示す図である。 本発明の実施の形態2に係る床スノコの構成を模式的に示す平面図である。 本発明の実施の形態3に係る床スノコの構成を模式的に示す平面図である。
(実験用動物飼育ケージの構成)
以下、後述する各実施の形態に係る床スノコがその底部の少なくとも周縁部上に敷設される、各実施の形態に共通に適用される実験用動物飼育ケージの構成の概要について記載する。尚、各実施の形態で言う「実験用動物」の典型例としては、犬又は豚が挙げられる。
図1は、一つの実験用動物飼育ケージをその正面側から見た場合の構成を模式的に示す図である。施設内に於いては、図1に示す実験用動物飼育ケージの各々が、本図の紙面の横方向に沿って、隣り合うもの同士が互いに接する様に、順次に配設される。
図1に示す実験用動物飼育ケージは、大要、ケージ本体100と、床スノコ1とより成る。ここで、床スノコ1自体は、図1に於いては、図示の便宜上、×印の連続表示で以って、表示されている。又、施設内の床面は、図示の便宜上、ハッチングで表示されている。
図1に於いて、実験用動物飼育ケージのケージ本体100の奥行方向(本図の紙面に垂直な方向に該当。)に直交する横方向の幅は、参照記号WBとして表される。そして、ケージ本体100は、その底部2に結合された4つの支柱部3(本図では、左側手前部分3A、及び、右側手前部分3Bが表示されている。)によって、施設内の床面上に配置されている。更に、ケージ本体100の底部2は、後述する図2に示される様に、底部2の周縁部分等によって囲まれて施設内の床に面した少なくとも1つの開口部分を有する。この開口部分を介して、ケージ本体100内で飼育される実験用動物の糞尿、嘔吐物、血液等の汚物が、床面上に落下される。
図2は、図1の矢印AR側から、ケージ本体100内に敷設されている床スノコ1を眺めた際の平面構成を模式的に示す図である。図2に例示する様に、底部2の手前側及び背後側の外枠部分2A,2B間に於いて奥行方向に延在する様に両部分2A,2Bに結合された周縁部24,26及び中央部分25上に、及び、両周縁部分24,26間に設けられた橋渡し部分21,22,23上に、その手前側又は背後側の端部1EA,1EBより作業者が自在に持ち上げ可能となる様に、床スノコ1が敷設されている。尚、中央部分25及び橋渡し部分21,22,23をも設けることは、任意事項である。床スノコ1は、少なくとも両周縁部分24,26上に、持ち上げることが可能となる様に、配設・敷設されていれば良い。
ケージ本体100の奥行寸法は比較的に長いので、ケージ本体100の底部2全体に亘って敷設された床スノコ1の奥行寸法も長くて、その重量は重くなる。そこで、床スノコ1自体を複数個の床スノコにより分割構成しても良い。図2の例では、床スノコ1は、3つの床スノコ1A,1B,1Cにより構成されており、床スノコ1A,1B,1Cは、隣り合うもの同士が接する様に、奥行き方向に沿って順次に並べられている。従って、床スノコ1又はそれを分割して成る各床スノコ1A,1B,1Cに対して、各実施の形態で記載される特徴的な構成を有する床スノコが適用される。
図2に示す参照記号WAは、床スノコ1,1A,1B,1Cの幅寸法を示しており、WA≦WBの関係が成立する様に、各床スノコの幅寸法が設定されている。WA=WBと設定された場合の利点は、後述する各実施の形態に於ける共通した利点であり、この点は実施の形態1において記載される。
(実施の形態1)
<床スノコの構造>
図3は、本実施の形態に係る床スノコ1(1A,1B,1C)(以下「床スノコ1等」と言う。)の構造を模式的に示す平面図である。図3中、紙面の横方向DXは「長手方向」に該当し、紙面の縦方向DYは「短手方向」に該当する。
本実施の形態に係る床スノコ1等の構造の特徴点は、1)その各々は長手方向DXに延在し且つその短手方向DYに沿って実験用動物が床面に落下しない寸法WSに設定された隙間SPを介してスダレ状に並列に配設された所定の形状の複数のスノコ材4と、2)その各々が、対向し合う両スノコ材間の隙間SPに設けられて当該両スノコ材を連結し且つ図3の紙面の略直交方向へ自在に曲がる弾性を呈する弾性体部を有する複数の連結部とより、床スノコ1等が構成されている点にある。
ここで、各スノコ材の「所定の形状」としては、丸棒等の棒状又は板状の形状が挙げられる。スノコ材を成す「部材」としては、ステンレス等の金属又はプラスチック等の合成樹脂が挙げられる。又、隣り合う両スノコ材の隙間SPの寸法WSは、実験用動物が床面に落下しない寸法に設定されていれば良く、隙間SP毎に任意である。理想的には、隙間SPの間隔WSは一定であることが望ましい。又、各連結部の弾性体部の部材は、自在に曲がり得る弾性機能を呈する、ゴム又は金属より成る。
図3の構成例に於いて、金属又はプラスチックより成る棒状の各スノコ材4は、その長手方向DXに沿って延在しており、且つ、等間隔の隙間SPを隔てて、短手方向DYに沿って並列に配設されて、スダレ形状を成している。各スノコ材4の隙間SPの寸法WSは、既述の通り、実験用動物が床面に落下しない寸法である。そして、各スノコ材4は、その長手方向DXに沿って等間隔で形成された複数の滑り止め部14を、その表面側に、有する。
図3の平面視に於いて、各スノコ材4の右側端部近傍部分には、後述するゴム製の棒状体8を嵌合するための貫通孔(破線で示される。)が形成されており、且つ、その近傍部分の表面上には、対向し合うジョイントパイプ部5A,5Bが形成されている。これらのジョイントパイプ部5A,5Bも、上記のゴム製の棒状体8を嵌合するための貫通孔(破線で示される。)を有している。これらの構造によって、一本の長い紐状のゴム製棒状体8が、スノコ材4毎に、そのジョイントパイプ部5Aの貫通孔によって嵌合され、更に当該スノコ材4の貫通孔により嵌合され、更に、そのジョイントパイプ部5Bの貫通孔によって嵌合されている。このゴム製棒状体8の両端部は、それぞれ、終端パイプ部11A,11Bの非貫通孔(図示せず。)内に嵌合されて固設されている。
従って、隣り合う両スノコ材4の一方のスノコ材のジョイントパイプ部5A、他方のスノコ材のジョイントパイプ部5B、及び両ジョイントパイプ部5A.5Bを連結するゴム製棒状体8の露出部(「弾性体部」に該当する。)は、複数のスノコ材4の内の対向し合う両スノコ材を連結し且つ紙面の略垂直方向へ自在に曲がる弾性機能を呈する「連結部」を成す。この「連結部」が、短手方向DYに沿って、隙間SP毎に、設けられている。
同様に、各スノコ材4の中央部に於いても、隣り合う両スノコ材4の一方のスノコ材のジョイントパイプ部6A、他方のスノコ材のジョイントパイプ部6B、及び両ジョイントパイプ部6A.6Bを連結するゴム製棒状体9の露出部(「弾性体部」に該当。)は、複数のスノコ材4の内の対向し合う両スノコ材を連結し且つ自在に曲がる弾性機能を呈する「連結部」を成す。本例では、ゴム製棒状体9の両端部は、それぞれ、終端パイプ部12A,12Bの非貫通孔(図示せず。)内に嵌合されて固設されている。そして、上記の「連結部」が、短手方向DYに沿って、隙間SP毎に、設けられている。
更に、各スノコ材4の左側端部近傍部分に於いても、隣り合う両スノコ材4の一方のスノコ材のジョイントパイプ部7A、他方のスノコ材のジョイントパイプ部7B、及び両ジョイントパイプ部7A.7Bを連結するゴム製棒状体10の露出部(「弾性体部」に該当。)は、複数のスノコ材4の内の対向し合う両スノコ材を連結し且つ自在に曲がる機能を呈する「連結部」を成す。本例では、ゴム製棒状体10の両端部は、それぞれ、終端パイプ部13A,13Bの非貫通孔(図示せず。)内に嵌合されて固設されている。そして、上記の「連結部」が、短手方向DYに沿って、隙間SP毎に、設けられている。
尚、ゴム製棒状体を用いた連結部の組合せ数は任意であり、中央部のゴム製棒状体9のみを用いた場合、或いは、両側のゴム製棒状体8,10の組合せを用いた場合であっても良い。
図3に例示される床スノコ1等の長手方向DXに於ける幅寸法(図2の幅WAに該当。)は、図1に示されるケージ本体100の幅寸法WBと同一に設定されている(WA=WB)。
又、実験用動物により排泄される汚物は、「連結部」が存在する隙間SPより、ケージ本体100の上記開口部分を介して、床面上へ落下する。
<床スノコの洗浄方法>
図3の床スノコ1等を用いた場合に於ける床スノコの、特にその裏面の洗浄方法について、記載する。
図4は、図3に例示した床スノコ1等の裏面を洗浄する際の状態を模式的に示す図である。
図4に示す様に、作業者15は、犬等の実験用動物16がその中にいるケージ本体100内に放水器17を持って入室し、当該実験用動物16を当該ケージ本体100内に留め置いたままの状態に於いて、洗浄作業を開始する。
作業者15は、床スノコ1等の端部、例えば、手前側端部1EAを掴んで床スノコ1等を持ち上げて、床スノコ1等を身体側へ引っ張る動作を行う。そうすると、図3に例示した各連結部の弾性体部は、捲り上げる方向に沿って曲がる。従って、床スノコ1等の端部1EA側に位置するスノコ材4の裏面側部分が、順次に捲り上げられて、作業者側に露出する。この状態で、作業者15は、連結部の曲り動作によって捲り上げられたスノコ材4の裏面側部分を、放水器17の散水によって洗浄する。斯かる洗浄作業は、汚物が付いたスノコ材4の裏面が捲られて作業者側に露出しているので、容易な作業である。当然の事ながら、洗浄に際して、床スノコ1等を取り外してケージ本体100より外部へ持ち出す必要性はなく、床スノコ1等の洗浄及びその後の消毒の作業は、当該ケージ本体100内に於いて行われる。
しかも、WA=WBの寸法関係が成立している場合には、床スノコ1等を持ち上げて捲り、裏面側部分の洗浄作業を作業者15が行っている間、床スノコ1等は捲り上げられているので、実験用動物16は床スノコ1等が無い場所に出ることはできない。その結果、実験用動物16のケージ本体100からの逃走又は床面への落下が防止される。従って、床スノコ1等の洗浄・消毒作業を行うに際して、予め実験用動物16をケージ本体100から外部の別の場所に移動させる必要がなくなる。床スノコ1等の洗浄等の作業中、実験用動物16は、作業者15と共に、ケージ本体100内に留まっている。
(実施の形態2)
図5は、本実施の形態に係る床スノコ1等の構成を模式的に示す平面図である。本実施の形態に係る床スノコ1等が実施の形態1に係る床スノコ1等と相違する点は、対向し合うスノコ材の隙間SPに設けられる連結部の構成の点にある。従って、本実施の形態による作用・効果は。実施の形態1において記載した作用・効果と同一である。
図5に例示する様に、対向し合うスノコ材4Aの隙間SPに設けられる連結部の数は、少なくとも1個である。望ましくは、各隙間SPに、複数の連結部が設けられる。隙間SP内の各連結部は、一方のスノコ材4Aの表面上に設けられたジョイント部18Aと、他方のスノコ材4Aの表面上に設けられたジョイント部18Bと、その一端部及び他端部がそれぞれジョイント部18A内,18B内に挿入されて固定された「弾性体部」としての金具19とから成る。金具19は、図5の紙面に対して略直交する方向へと自在に曲がり得る弾性を呈する金属部材より成り、その径が小さい棒状体又はその厚みが薄い板状体である。
図5に例示される床スノコ1等の一方の端部1EA,1EBを作業者が持ち上げて引っ張ることにより、端部側のスノコ材4Aの連結部の金具19は順次に曲がっていく結果、敷設された床スノコ1等の裏面側部分が順次に捲り上げられていき、作業者側に露出する。
(実施の形態3)
図6は、本実施の形態に係る床スノコ1の構成を模式的に示す平面図である。床スノコ1は、端部より自在に持ち上げ可能にケージ本体の底部の周縁部上に敷設されており且つ床に面した開口部を有する、少なくとも2個の床スノコが連結されて成る。図6の構成例に於いては、3個の床スノコFSA,FSB,FSCが、弾性を呈する連結部により連結されて、一つの床スノコ1を構成している。
図6に例示される様に、対向し合う両床スノコFSA,FSB又はFSB,FSC間の隙間SPに設けられて当該両スノコを連結する、少なくとも1個の連結部の弾性体部は、実施の形態2と同様に、自在に曲がり得る金具19である。
本実施の形態では、床スノコ毎ではあるが、実施の形態1に於いて既述した作用・効果と同一の作用・効果が得られる。
(付記)
以上、本発明の実施の形態を詳細に開示し記述したが、以上の記述は本発明の適用可能な局面を例示したものであって、本発明はこれに限定されるものではない。即ち、記述した局面に対する様々な修正及び/又は変形例を、この発明の範囲から逸脱することの無い範囲内で考えることが可能である。
この発明は、犬又は豚等の実験用動物を施設内で飼育するための実験用動物飼育ケージ及び床スノコに適用して好適なるものである。
1,1A,1B,1C 床スノコ
100 ケージ本体
2 底部
4,4A スノコ材
8,9,10 ゴム製棒状体
19 金具
SP 隙間
15 作業者
16 実験用動物

Claims (4)

  1. 周縁部により囲まれて床に面した開口部分を有する底部を備える、実験用動物をその中で飼育するためのケージ本体と、
    端部より自在に持ち上げ可能に前記ケージ本体の前記底部の前記周縁部上に敷設された床スノコと
    を備え、
    前記床スノコは、
    その各々は長手方向に延在し且つその短手方向に沿って前記実験用動物が前記床に落下しない寸法に設定された隙間を介してスダレ状に並列に配設された所定の形状の複数のスノコ材と、
    その各々が、前記複数のスノコ材の内の対向し合う両スノコ材間の前記隙間に設けられて当該両スノコ材を連結し且つ自在に曲がる弾性体部を備える、複数の連結部と
    を備えたことを特徴とする、実験用動物飼育ケージ。
  2. 請求項1に記載の実験用動物飼育ケージであって、
    前記床スノコの前記長手方向に於ける幅寸法は、前記ケージ本体の幅寸法と略同等であることを特徴とする、実験用動物飼育ケージ。
  3. 請求項1又は2に記載の前記床スノコより成ることを特徴とする、床スノコ。
  4. 周縁部により囲まれて床に面した開口部分を有する底部を備える、実験用動物をその中で飼育するためのケージ本体と、
    端部より自在に持ち上げ可能に前記ケージ本体の前記底部の前記周縁部上に敷設されており且つ床に面した開口部を有する、少なくとも2個の床スノコと
    前記少なくとも2個の床スノコの内の対向し合う両床スノコ間の隙間に設けられて当該両スノコを連結し且つ自在に曲がる弾性体部を有する、少なくとも1個の連結部と
    を備えたことを特徴とする、実験用動物飼育ケージ。









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