JP5262987B2 - 簀の子 - Google Patents

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Description

本発明は、布団用簀の子、バスマット用簀の子、又は押入用簀の子等の簀の子に関する。
従来、所定間隔を置いてほぼ平行に配置した左右方向に長い多数の横板部を連結し、前記横板部を載置支持するための支持部を備えてなる簀の子において、前記多数の横板部の全て又は一部に上下方向に貫通する通気用の孔を多数形成し、前記各孔を、寝具の載置上面から前記横板部の上下厚みの半分よりも上側に位置する設定深さ位置までほぼ同一の大きさにて形成された第1孔と、この第1孔の下端から該横板部の下端面までの範囲に形成された該第1孔よりも小さな寸法を有する第2孔とから構成したことを特徴とする簀の子があった(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−37383号公報
上記特許文献1の簀の子は、連結される横板部に鉛直方向に貫通する第1孔と第2孔からなる孔を設けて通気性を改善するものであるが、こうした孔では十分な通気性が得られない場合があった。また、通気性を向上するためには孔を大きくすればよいが、孔を大きくすると強度が落ちるという問題が考えられる。さらに、横板部に多数のこうした孔をあける作業により製造コストが嵩むとともに、横板部を木材により形成した場合に孔形成部にささくれが発生し商品価値が低下する可能性があり、これらの点において改善の余地がある。
本発明が解決しようとする課題は、通気性を向上しながらも十分な強度を有するとともに、容易に製造することができる簀の子を提供することにある。
本発明に係る簀の子は、前述の課題解決のために、左右方向に長い複数の横板を複数の連結部材により前後方向に離間して並列に配置してなる簀の子であって、前記横板の上面に左右方向に長い通気溝を形成するとともに、該通気溝に上下方向に貫通する通気用スリットを形成してなるものである。
ここで、前記通気溝が前記横板の全長において設けられるとともに、前記通気用スリットが前記横板の左右両端部以外の中央部分に左右方向に長く形成すると好ましい。
また、前記横板の上面が左右方向に対する垂直断面視において山形状であると好ましい。
さらに、複数の台座を左右方向に離間して前記横板の下側に固定するとともに、可撓性ある前記連結部材により前記横板を並設してなると好ましい。
さらにまた、前後方向に長い連結部材を前記横板の下側に固定して簀の子状板を形成し、複数の前記簀の子状板を前後方向に折り畳み自在に連結してなると好ましい。
以上にしてなる本願発明に係る簀の子は、通気溝により、載置物との接触面積を少なくするとともに、左右方向の空気の流れを確保することができる。また、通気用スリットにより、上下方向の空気の流れを確保することができる。さらに、これらの空気の流れは、横板の下側における空気の流れとつながっているため、これらの相乗効果により、簀の子の通気性を高くすることができる。
また、前記通気溝が前記横板の全長において設けられるとともに、前記通気用スリットが前記横板の左右両端部以外の中央部分に左右方向に長く形成すると、横板の全長に設けた通気溝により、左右方向に空気が流れやすいものとすることができる。また、ライン状に設けた通気用スリットにより、左右方向に流れる通気溝内の空気を横板の下側へ移動させやすくすることで、簀の子の通気性を高くすることができる。また、通気溝内に埃等が溜まりにくく、衛生的に使用することができる。
さらに、前記横板の上面が左右方向に対する垂直断面視において山形状であると、載置物との接触面積をより少なくして、通気性を高くすることができる。また、簀の子上面に埃等が付着しにくいため、載置物を汚してしまう等の不都合が生じ難い。さらに、布団を載置してベッドとして使用する、又は、バスマットを載置して脱衣場で使用する場合等は、ベッド又はバスマットの使用者に指圧効果を与えるため、使用者は、より快適に使用することができる。
さらにまた、複数の台座を左右方向に離間して前記横板の下側に固定するとともに、可撓性ある前記連結部材により前記横板を並設してなると、ロール状に巻いて固定することでコンパクトに収納することができる。
また、前後方向に長い連結部材を前記横板の下側に固定して簀の子状板を形成し、複数の前記簀の子状板を前後方向に折り畳み自在に連結してなると、簀の子状板の連結部分で折り曲げることができるため、折り畳んでコンパクトに収納することができるとともに、例えば、簀の子ベッド又はバスマット用簀の子等に用いる場合に、側面視において略逆V字状、又は、略M字状に保持することで、布団やバスマットを簡単に干すことができる。
本発明の実施の形態1に係る布団用簀の子1Aの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る布団用簀の子1Aの構成を示す背面図である。 本発明の実施の形態1に係る布団用簀の子1Aの収納状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る布団用簀の子1Aの部分拡大を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る横板2、3の構成を示す部分拡大図であり、(a)は側面図、(b)は台座固定部分の縦断面図、(c)は台座のない部分の縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係る横板2、3の構成を示す部分拡大図であり、(a)は第一横板2の通気用スリット7の側端部の縦断面図、(b)は第二横板3の通気用スリット7の側端部の縦断面図である。 本発明の実施の形態2に係る布団用簀の子1Bの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態2に係る布団用簀の子1Bの部分拡大背面図である。 本発明の実施の形態2に係る布団用簀の子1Bの逆V字状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る布団用簀の子1Cの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態3に係る布団用簀の子1CのM字状態を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るバスマット用簀の子1Dの構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態4に係るバスマット用簀の子1Dの逆V字状態を示す斜視図である。
次に、本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明するが、本発明は添付図面に示された形態に限定されず、特許請求の範囲に記載の要件を満たす実施形態の全てを含むものである。図1〜図6は本発明の実施の形態1に係る布団用簀の子1A、図7〜図9は実施の形態2に係る布団用簀の子1B、図10及び図11は実施の形態3に係る布団用簀の子1C、図12及び図13は実施の形態4に係るバスマット用簀の子1Dを示し、図中符号1は簀の子、2は1本の通気溝6を有する横板(以下、「第一横板」という)、3は2本の通気溝6、6を有する横板(以下、「第二横板」という)、4は一般的な平板状の横板(以下、「平横板」という)、5は連結部材、6は通気溝、7は通気用スリット、8は台座をそれぞれ示す。ここで、第一横板2、第二横板3、平横板4、台座8(クッション材を除く)は木製のものである。
なお、本明細書においては、図1に示すように、布団用簀の子1Aの幅方向を左右方向Aとし、この左右方向Aに直交する布団用簀の子1Aの長さ方向を前後方向Bとする。
実施の形態1.
図1〜図6は、本発明の実施の形態1に係る布団用簀の子1Aの構成を示す。
図1に示すように、実施の形態1に係る布団用簀の子1Aは、左右方向に長い複数の横板2、3、4を2本の連結部材5A、5Aにより前後方向に略均等に離間して並列に配置したものであり、一部以外の横板2、3の上面には、左右方向にのびる通気溝6を形成するとともに、通気溝6内に上下方向に貫通する通気用スリット7を、左右両端部以外の中央部分に左右方向に長く形成している。
また、横板2、3、4には、上面に一本の通気溝6、及び、この通気溝6内に上下方向に貫通する通気用スリット7を有する第一横板2と、第一横板2と同様の通気溝6を2本有する第二横板3と、上面を平坦面とする一般的な平横板4とがあり、夫々を簀の子1Aの適当な部分に配置させて布団用簀の子1Aを構成する。
このような構成により、布団用簀の子1Aは、通気溝6により生じる左右方向の空気の流れ、通気用スリット7により生じる上下方向の空気の流れ、及び、一般的な簀の子と同様に簀の子1Aが有する隙間により生じる空気の流れの相乗効果により、通気性が高いものとなっている。
図2に示すように、複数の台座8、8、・・・を左右方向に略均等に離間して横板2、3、4の下面に固定するとともに、可撓性あるベルト状の連結部材5A、5Aにより横板2、3、4を前後方向に離間して並設している。ここで、台座8は、それぞれの横板2、3、4の強度に合わせて、その個数を設定し、第一横板2は7個、第二横板3は8個、平横板4は6個の台座8を固定した。このように個別に台座8の個数を設定したことで、布団用簀の子1Aは、必要な強度を有して通気性の高いものであると共に、製造コスト及び軽量化の面において有利なものとなっている。
また、第一横板2及び第二横板3の両端部に位置する台座8Aの上面には、凹部(図示せず)を設けて連結部材5Aを嵌め込んで強固に固定できるものとするとともに、これら以外の台座8Bの上面には、通気用スリット7に対応する位置に溝8aを設けて、通気性を高くしている。さらに、台座8A、8Bの下面には、布団用簀の子1Aの滑り止め、載置する床面の傷防止、載置時の消音等の目的でクッション材を貼り付けている。
また、運搬時や収納時には、図3に示すように、布団用簀の子1Aをロール状に巻いた状態で固定用ベルト等を用いて固定することにより、運搬容易、且つ、省スペースで収納可能なものとすることができる。
図4に示すように、第一横板2及び第二横板3は、左右両端までのびる1本又は2本の通気溝6を有し、この通気溝6の左右両端部以外の中央部分に上下方向に貫通する通気用スリット7を有する。また、この通気溝6以外の横板2、3の上面は左右方向に垂直な断面視において山形状となっている。
第一横板2は、左右両端までのびる通気溝6を横板幅方向における中央に形成するとともに、この通気溝6内に上下方向に貫通する通気用スリット7を形成した後、通気溝6以外の上面が横板長手方向に対する垂直断面視において山形状となるように加工して成形する。
第二横板3は、第一横板2と同様に、通気溝6及び通気用スリット7を横板幅方向において、略均等に離間して2本形成した後、通気溝6、6以外の上面が横板長手方向に対する垂直断面視において山形状となるように加工して成形する。
第一横板2は、一本の通気溝6及び通気用スリット7を有するため、強度を高く維持したまま、通気性を向上させることができ、第二横板3は、第一横板2に比して強度は低くなるものの、通気性はより高いものとなっている。
このため、布団用簀の子1Aにおいて、第一横板2には台座8を7個設け、第二横板3には台座8を8個設けて夫々の強度に対応した構成としている。また、布団用簀の子1Aは、第二横板3を布団用簀の子1Aの前後方向における中央部分に用いて、使用者の胴体部の通気性をより高いものとしている。このように、使用者の胴体部に位置する部分に第二横板3を用いることで、指圧効果も発揮させることができる。さらに、この中央部分の前後には、第一横板2を用いて必要な通気性と強度を確保するとともに、適度な指圧効果も発揮させるものとしている。
また、第一横板2、第二横板3、及び平横板4の両端部は、使用者を傷つけず、又、布団を傷めないように、円弧状に加工している。
図5には、布団用簀の子1Aの第一横板2及び第二横板3の通気性を説明するための第一横板2と第二横板3の連結部分の部分拡大図を示し、(a)は側面図、(b)は左右両端部以外の台座8固定部分の縦断面図、(c)は左右両端部以外の台座8のない部分の縦断面図を示す。
図5(a)に示すように、第一横板2及び第二横板3は、その全長において、上面が山形状であるため、布団を布団用簀の子1Aに載置した場合に山形状の上側のみが布団に接触し、布団と布団用簀の子1Aとの接触面積を小さくすることができる。また、第一横板2及び第二横板3には、その全長において、1本又は2本の通気溝6が設けられているため、左右方向の空気の流れを確保している。これらの効果により、布団用簀の子1は通気性が高いものとなっている。また、台座8Aは連結部材5Aを挟んで横板2、3に接着されるとともに、この両端部には通気用スリット7も存在しないため、連結部材5を簡易な構造で強固に固定することができるうえ、特に、負荷がかかることが多い横板2、3の両端部における台座8Aと横板2、3との接着を強いものとすることができる。
図5(b)に示すように、第一横板2及び第二横板3の左右両端部以外における通気溝6内には、第一横板2及び第二横板3の上下方向に貫通する通気用スリット7が設けられ、台座8の上面まで、通気スペースを広く確保している。これにより、布団用簀の子1Aの左右方向における中央部分の通気性をより高いものとしている。また、台座8Bの上面には、通気用スリット7に対応する位置に、通気用スリット7と同様の方向にのびる溝8aを設けて通気用スリット7内の空気を横板2、3よりも下側へ流れやすくすることで、通気性を向上している。
図5(c)に示すように、第一横板2及び第二横板3の左右両端部以外の台座8Bのない部分においては、通気溝6及び通気用スリット7により、通気溝6内の空気が第一横板2及び第二横板3の下側へ通り抜けることができる。また、この第一横板2及第二横板3の下側には布団用簀の子1の前後方向及び左右方向に空気が流れているため、これらの空気の流れとの相乗効果で、布団用簀の子1の通気性を向上している。さらに、台座8Bの上面に設けた溝8aにより、台座8Bの固定部の通気用スリット7の空気を流れやすくして通気性を高くしている。
つまり、布団用簀の子1Aに載置した布団が湿気を含んでいる場合又は含んだ場合には、この湿気は、まず、布団の下側に位置する通気溝6に排出される。この通気溝6には左右方向に空気が流れているため、ここへ排出された湿気を含む空気は通気溝6及び通気用スリット7を通って横板2、3、4の下側へ流される。横板2、3、4の下側には左右及び前後方向に空気が流れているため、ここへ流された湿気を含む空気は布団用簀の子1Aの外へ流される。これらの作用により、布団用簀の子1Aは、使用する布団を常時通気性高く保持することができる。
図6には、第一横板2及び第二横板3の両端部の構成を示しているが、これらの両端部では、通気用スリット7は設けられず、通気溝6のみが設けられている。このため、第一横板2及び第二横板3は、左右方向の通気性を確保しながらも、簀の子の部品として扱いやすく、製造コストを低廉化することができるものとなっているとともに、台座8よりも左右方向における外側に突出する部分の強度を高くしている。
また、通気用スリット7の左右両端部には、傾斜面を形成して空気がより流れやすく構成している。
実施の形態2.
図7〜図9は、本発明の実施の形態2に係る布団用簀の子1Bの構成を示す。
本発明の実施の形態2に係る布団用簀の子1Bは、図7に示すように、前後方向に長い8本の連結部材5B、5B、・・・を第一横板2、第二横板3、及び平横板4の下側に固定して簀の子状板10Bを形成し、2枚の簀の子状板10Bを連結ベルト9により前後方向に折り畳み自在に連結してなる。連結部材5Bの下には、6個の台座8を略均等に配置して固定している。また、図8に示すように、簀の子状板10Bの背面にピン12を設け、このピンを差し込む孔を先端に有する保持ベルト11を一方の簀の子状板10Bの背面に設けている。
このため、布団用簀の子1Bは、図9に示すように、側面視逆V字状に折り曲げて保持ベルト11をピン12に差し込むことで、布団等をより通気性の良い状態で保持することができる。このとき、布団用簀の子1Bの第一横板2及び第二横板3には、通気溝6及び通気用スリット7が設けられているため、通気性がより高いものとなっている。
また、布団用簀の子1Bは、完全に折り畳むことで、運搬しやすくなるとともに、省スペースで収納することができる。
さらに、8本の連結部材5Bにより第一横板2、第二横板3、及び平横板4を固定しているため、これらの連結の強度を高くし、耐久性を良くしている。
さらにまた、台座8は、連結部材5Bの下側に取り付けられるため、薄いものであっても高い通気性を確保することができる。
実施の形態2に係る布団用簀の子1Bのその他の構成については、上記実施の形態1と同様であり、同一構造については同一の符号を付してその説明を省略する。
実施の形態3.
図10及び図11は、本発明の実施の形態3に係る布団用簀の子1Cの構成を示す。
本発明の実施の形態3に係る布団用簀の子1Cは、図10に示すように、前後方向に長い6本の連結部材5B、5B、・・・を第一横板2及び平横板4の下側に固定して簀の子状板10Cを形成し、6本の連結部材5B、5B、・・・を第二横板3及び平横板4の下側に固定して簀の子状板10Cを形成し、これらの簀の子状板10Cを各2枚ずつ、合計4枚の簀の子状板10C、10C、・・・を連結ベルト9により前後方向に折り畳み自在に連結してなる。また、実施の形態2と同様に、中央側の2枚の簀の子状板10C、10Cの背面にピンを設け、このピンを差し込む孔を有する保持ベルト11を前後両端側の2枚の簀の子状板10C、10Cの背面に設けている。
このため、布団用簀の子1Cは、図11に示すように、側面視M字状に折り曲げて保持ベルト11により固定することで、布団等をより通気性の良い状態で保持することができる。このとき、布団用簀の子1Cの第一横板2及び第二横板3には、通気溝6及び通気用スリット7が設けられているため、通気性がより高いものとなっている。
また、布団用簀の子1Cは、完全に折り畳むことで、運搬しやすくなるとともに、省スペースで収納することができる。
さらに、連結部材5Bの下側に緩衝のためのクッション材を貼り付け、連結部材5Bが第一横板2、第二横板3、及び平横板4を直接支持する構成としているため、上記実施の形態1又は2のように、台座を設ける必要がなく、製造コストにおいて有利なものとなっている。
実施の形態3に係る布団用簀の子1Cのその他の構成については、上記実施の形態1と同様であり、同一構造については同一の符号を付してその説明を省略する。
実施の形態4.
図12及び図13は、本発明の実施の形態4に係るバスマット用簀の子1Dの構成を示す。
本発明の実施の形態4に係るバスマット用簀の子1Dは、図12に示すように、前後方向に長い連結部材5Bを横板2、3、4の下側に固定して簀の子状板10Dを形成し、2枚の簀の子状板10D、10Dを連結ベルト9により前後方向に折り畳み自在に連結してなる。また、実施の形態2と同様に、簀の子状板10Dの背面にピンを設け、このピンを差し込む孔を有する保持ベルト11を他方の簀の子状板10Dの背面に設けている。
このため、バスマット用簀の子1Dは、図13に示すように、側面視逆V字状に折り曲げてベルト9により固定することで、バスマット等をより通気性の良い状態で保持することができる。このとき、バスマット用簀の子1Dの第一横板2及び第二横板3には、通気溝6及び通気用スリット7が設けられているため、通気性がより高いものとなっている。
また、バスマット用簀の子1Dは、完全に折り畳むことで、運搬しやすくなるとともに、省スペースで収納することができる。
さらに、連結部材5Bの下側にクッション材を貼り付け、連結部材5Bが第一横板2、第二横板3、及び平横板4を直接支持するため、上記実施の形態1又は2のように、台座を設ける必要がなく、製造コストにおいて有利なものとなっている。
実施の形態4に係る布団用簀の子1Dのその他の構成については、上記実施の形態1と同様であり、同一構造については同一の符号を付してその説明を省略する。
なお、上記実施の形態1〜4では、布団用簀の子又はバスマット用簀の子として構成したものを示しているが、押入用簀の子や風呂用簀の子等、他に用いられる簀の子として構成してもよい。
また、実施の形態1〜4の何れにおいても、第一横板2、第二横板3、及び平横板4の配置の一例を示しているが、これらの配置は目的に応じて変更してもよく、例えば、簀の子の長さ方向(前後方向)にのびる横板2、3、4を幅方向(左右方向)に離間させて配置させたものであってもよい。
さらに、横板2、3、4は、他の構成であってもよく、例えば、通気溝6と同じ長さの通気用スリット7を形成したものや、同じ通気溝6内に複数の通気用スリット7を形成した横板等を用いることで、簀の子の用途により必要とされる通気性及び強度を備えさせてもよく、また、通気溝6及び通気用スリット7を3本以上設けて構成したものであってもい。
さらにまた、第一横板2及び第二横板3の上面は、いずれも断面視において円弧状とすることで通気性を向上するとともに指圧効果を発揮できるものとしているが、これに限らず、例えば、先を尖らせた形状や頂を水平とした形状であってもよく、これらを含めて山形状と称する。
また、実施の形態1の簀の子1Aの台座8Bに形成した溝8aは、用途に応じて形成しないものとして簀の子1を構成してもよく、他の実施の形態2〜4に、このような溝8aを形成して簀の子1を構成してもよい。
1 簀の子
1A 布団用簀の子(実施の形態1)
1B 布団用簀の子(実施の形態2)
1C 布団用簀の子(実施の形態3)
1D バスマット用簀の子(実施の形態4)
2 第一横板
3 第二横板
4 平横板
5 連結部材
6 通気溝
7 通気用スリット
8 台座
8A 台座(両端部に固定されるもの)
8B 台座(両端部以外に固定されるもの)
8a 溝
9 連結ベルト
10 簀の子状板
11 保持ベルト
12 ピン
A 左右方向
B 前後方向


Claims (5)

  1. 左右方向に長い複数の横板を複数の連結部材により前後方向に離間して並列に配置してなる簀の子であって、
    前記横板の上面に左右方向に長い通気溝を形成するとともに、該通気溝に上下方向に貫通する通気用スリットを形成してなる簀の子。
  2. 前記通気溝が前記横板の全長において設けられるとともに、前記通気用スリットが前記横板の左右両端部以外の中央部分に左右方向に長く形成された請求項1記載の簀の子。
  3. 前記横板の上面が左右方向に対する垂直断面視において山形状である請求項1又は2記載の簀の子。
  4. 複数の台座を左右方向に離間して前記横板の下側に固定するとともに、可撓性ある前記連結部材により前記横板を並設してなる請求項1〜3の何れか1項に記載の簀の子。
  5. 前後方向に長い連結部材を前記横板の下側に固定して簀の子状板を形成し、複数の前記簀の子状板を前後方向に折り畳み自在に連結してなる請求項1〜3の何れか1項に記載の簀の子。


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