JP3104551U - バスマット敷板 - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量かつ適度の硬さを有し、通気性に優れ、バスマットを乾燥させる際の干し具としても使用でき、さらには二つ折りによる格納性にも優れたバスマット敷板の提供を図る。
【解決手段】バスマット敷板であって、同幅同長の二枚のスノコ状板からなり、該二枚のスノコ状板の対向内端を連結部材を介して折畳み可能に連結するとともに、一方のスノコ状板における中央桁の外端には前記二枚のスノコ状板を逆V字状に保持する支持体を回動自在に設けた構成を採る。
【選択図】図1
【解決手段】バスマット敷板であって、同幅同長の二枚のスノコ状板からなり、該二枚のスノコ状板の対向内端を連結部材を介して折畳み可能に連結するとともに、一方のスノコ状板における中央桁の外端には前記二枚のスノコ状板を逆V字状に保持する支持体を回動自在に設けた構成を採る。
【選択図】図1
Description
本考案は、バスマットの下に敷設される敷板に関するものである。
従来より、バスマットは脱衣場における浴室扉前の床面に直接敷設される。かかる場合にバスマットは、浴室から出た人の足の裏面の水分や人体から流れ落ちる水分を吸い込み、そのままの状態で放置されると通気性が悪く、カビの発生の原因となって不衛生である。そこで、使用後のバスマットを浴室扉等に設けられたハンガー部材や別体のハンガー器具等に掛けることで、バスマットを乾燥させることが行われているが、バスマットを手で持ち上げてハンガーに掛ける作業は面倒であり、また、不衛生なバスマットを手で持ち上げること自体を嫌う人も多い。
上記問題点に鑑み、本考案は、軽量かつ適度の硬さを有し、通気性に優れ、バスマットを乾燥させる際の干し具としても使用でき、さらには二つ折りによる格納性にも優れたバスマット敷板を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため、本考案は、バスマット敷板であって、同幅同長の二枚のスノコ状板からなり、該二枚のスノコ状板の対向する外桁の内端を連結部材を介して折畳み可能に連結するとともに、一方のスノコ状板における中央桁の外端には前記二枚のスノコ状板を逆V字状に保持する支持体を回動自在に設けた構成となっている。
本考案にかかるバスマット敷板によれば、スノコ状板で構成されているため、通気性に優れ、かつ、軽量で適度の硬さを有した敷板を提供することができる。また、二つ折りが可能な構成となっているため、バスマットを乾燥させる際の干し具としても使用でき、取扱性さらには格納性に優れたバスマット敷板を提供することができるという効果を奏する。
以下、本考案にかかるバスマット敷板を図面に基づいて説明する。
図1は、本考案にかかるバスマット敷板1を示す斜視図である。本考案にかかるバスマット敷板1は、同幅同長の二枚のスノコ状板から構成されている。該スノコ状板は、複数の桟2と、その下面の両外側及び中央に桟2を固定するための桁3、4を配した構成となっており、各桟2及び各桁3、4の間には通気空間6が形成されている。図面に示すように、二枚のスノコ状板を展開した状態でバスマット敷板1として機能し、上面にはバスマットが置かれることとなる。すなわちバスマット敷板1は、バスマットの大きさに適合した寸法に成型されることとなり、種々異なるバスマットの大きさに合わせて様々な寸法を取り得る。
図2は、本考案にかかるバスマット敷板1の裏面を示す斜視図である。複数の桟2をスノコ状に固定するため、各桟2の両外側には外桁3a、4aが配され、中央には中央桁3b、4bが配されている。各桟2と各桁3、4との接合手段は特に限定するものではないが、ネジで固定したり釘打ち等が考えられる。その際、ネジや釘の頭が突出しないよう、各桁3、4にはそれぞれ溝3′、4′が設けられている。
一方の中央桁3bの外端には、二枚のスノコ状板を逆V字状に保持するための支持体5が備えられている。支持体5は、金属等による一本の円形棒状体が所定の形状に成形されたものであり、中央桁3bの外端に設けられた孔に該支持体5の装着部5bを差し込むことにより、その部分を軸として回動自在となっている。そして支持体5の先端には、二枚のスノコ状板を逆V字状に保持する際に一方のスノコ状板の外端を引っ掛けるための掛爪5aが設けられている。
二枚のスノコ状板を展開した状態でバスマット敷板1を使用した場合に、支持体5が床面と中央桁3bとの間で邪魔にならないよう、中央桁3bは支持体5の先端よりも短くなっている。これにより、支持体5は中央桁3bの高さ内に収まることとなる。このとき支持体5の先端にある掛爪5aは、ある桟2と桟2との間に形成された通気空間6の間に収まる格好となる。尚、中央桁3bを短くすることで落ちた強度を補うため、短くした箇所における中央桁3bの両脇に補助桁3cを配することが望ましい。
図3は、本考案にかかるバスマット敷板1の干し具としての使用状態を示す斜視図である。二枚のスノコ状板の対向する外桁3a、4aの内端は、連結部材10により折畳み可能に連結されているため、該二枚のスノコ状板を展開した状態で敷板として使用していたバスマット敷板1を、図面に示すような形態、すなわちバスマット干し具として使用する状態に容易に移行することができる。このとき、支持体5の先端にある掛爪5aに一方のスノコ状板の外端が引っ掛かり、二枚のスノコ状板は逆V字状に保持される。
図4は、本考案にかかるバスマット敷板1を折り畳んだ状態を示す斜視図である。バスマット敷板1の不使用時等において収納する際の格納性に資するよう、コンパクトに折り畳んだ状態にすることもできる。すなわち、完全に二つ折りにされた状態で折り畳まれて、格納に場所を取られることがなくなる。
図5は、本考案にかかるバスマット敷板1における二枚のスノコ状板の連結構造を示す斜視図である。二枚のスノコ状板の対向する外桁3a、4aの内端は、連結部材10により折畳み可能に連結されている。連結部材10については特に限定されないが、図面においては、布製片や弾性片等を連結部材10として使用した場合の連結構造を示している。かかる場合、外桁3a、4aの内端に一片の連結部材10が止め具11により固定される。このとき、連結部材10を外桁3a、4aの内端で固定するだけでなく、桟2と外桁3a、4aとの間にまで連結部材10を挟み込むようにすることが望ましい。これにより、連結強度が向上する効果がある。
図6は、本考案にかかるバスマット敷板1を展開した場合における二枚のスノコ状板の連結部分を示す斜視図である。上記同様、図面において布製片や弾性片等を連結部材10として使用した場合の連結構造を示しているが、上記通りに固定された二枚のスノコ状板を展開した際、連結部材10は図面に示すように二つ折りに折り畳まれた状態となる。
図7は、本考案にかかるバスマット敷板1を展開した状態から干し具としての使用状態へ移行する過程を示す側面図であり、(a)は敷板としての使用状態、(b)は干し具として使用するためにスノコ状板を持ち上げた状態、(c)は干し具としての使用状態を示している。
図7(a)に示す状態で上面にバスマットを置いてバスマット敷板1として使用していたものをバスマット干し具として使用する場合、図7(b)に示すように、二枚のスノコ状板における連結部材10によって連結されている箇所が持ち上げられることにより行われる。そのとき、回動自在に備えられた支持体5は持ち上げられることなく、床面に接した位置をほぼそのままにして、二枚のスノコ状板は連結箇所において逆V字状に屈折しながら、引き上げ起立させられる。そして、図7(c)に示す通り、支持体5の先端に設けられた掛爪5aに一方のスノコ状板の外端を掛けることにより、二枚のスノコ状板は逆V字状に保持され、バスマット敷板1がバスマット干し具として使用できる状態となる。
上記の通り、敷板から干し具へ移行させることは、スノコ状板を持ち上げてその外端を支持体5先端にある掛爪5aに掛けるという非常に簡単な作業であり、また、バスマット自体に直接触って持ち上げることなく作業することができるため、衛生的側面からも大変に効果を発揮する。
1 バスマット敷板
2 桟
3 桁
3′ 溝
3a 外桁
3b 中央桁
3c 補助桁
4 桁
4′ 溝
4a 外桁
4b 中央桁
5 支持体
5a 掛爪
5b 装着部
6 通気空間
10 連結部材
11 止め具
2 桟
3 桁
3′ 溝
3a 外桁
3b 中央桁
3c 補助桁
4 桁
4′ 溝
4a 外桁
4b 中央桁
5 支持体
5a 掛爪
5b 装着部
6 通気空間
10 連結部材
11 止め具
Claims (1)
- バスマット敷板であって、同幅同長の二枚のスノコ状板からなり、該二枚のスノコ状板の対向する外桁の内端を連結部材を介して折畳み可能に連結するとともに、一方のスノコ状板における中央桁の外端には前記二枚のスノコ状板を逆V字状に保持する支持体を回動自在に設けたことを特徴とするバスマット敷板。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001980U JP3104551U (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | バスマット敷板 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004001980U JP3104551U (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | バスマット敷板 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3104551U true JP3104551U (ja) | 2004-09-30 |
Family
ID=43257960
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004001980U Expired - Fee Related JP3104551U (ja) | 2004-04-12 | 2004-04-12 | バスマット敷板 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3104551U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010270498A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Osmac Kk | 簀の子 |
JP2019208723A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | 株式会社めいじ屋 | 布団敷板 |
JP2020072799A (ja) * | 2019-09-24 | 2020-05-14 | 山崎産業株式会社 | スノコ |
-
2004
- 2004-04-12 JP JP2004001980U patent/JP3104551U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010270498A (ja) * | 2009-05-21 | 2010-12-02 | Osmac Kk | 簀の子 |
JP2019208723A (ja) * | 2018-06-01 | 2019-12-12 | 株式会社めいじ屋 | 布団敷板 |
JP7045696B2 (ja) | 2018-06-01 | 2022-04-01 | 株式会社めいじ屋 | 布団敷板 |
JP2020072799A (ja) * | 2019-09-24 | 2020-05-14 | 山崎産業株式会社 | スノコ |
JP7271070B2 (ja) | 2019-09-24 | 2023-05-11 | 山崎産業株式会社 | スノコ |
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