JPH0339053Y2 - - Google Patents

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JPH0339053Y2
JPH0339053Y2 JP5776986U JP5776986U JPH0339053Y2 JP H0339053 Y2 JPH0339053 Y2 JP H0339053Y2 JP 5776986 U JP5776986 U JP 5776986U JP 5776986 U JP5776986 U JP 5776986U JP H0339053 Y2 JPH0339053 Y2 JP H0339053Y2
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JP
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bathtub
vertical leg
rods
hanging
horizontal
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JP5776986U
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JPS62169637U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、浴室の不使用時に浴槽上空間を利
用して、タオルや洗濯物等を吊り掛けて干した
り、バスマツト、風呂桶、バケツ等を載置して乾
燥するのに使用される着脱式の浴室用ラツク装置
に関する。
従来の技術 この種浴室用ラツク装置に類するものとして、
浴室等の壁面にビス止めした取付用基板に棚部材
の基端側を枢着すると共に、取付用基板の上記枢
着部よりも上方位置と棚部材の両側部とをそれぞ
れ折曲リンクや鎖で連結することにより、該棚部
材を略水平状の使用位置と壁面に沿う略垂直状の
収納位置との間で回動可能としたものが提案され
ている。(実公昭57−15708号公報)。
考案が解決しようとする問題点 ところが、上記提案のラツク装置は、壁面にビ
ス止めするものであるため、その取付けに手間を
要し、特にタイル壁等の硬質の壁面に対しては取
付困難であると共に壁材にひび割れや破損を生じ
易く、また耐用期間を過ぎて取り外した場合にビ
ス孔が傷として残るという欠点があり、加えて壁
面外観を損わないように不使用時に棚部材を覆う
カバーが必要となり、このカバーならびに棚部材
を水平位置に保持する折曲リンクや鎖、これらの
枢着ピン等を要することから、部品点数が多く材
料コストが高く付くと共に、組立てにも多大の手
間を要するという問題があつた。
この考案は、上記従来の問題点を解消するため
になされたもので、吸盤を利用して極めて簡単に
着脱でき、かつ収納時にコンパクトに折り畳み可
能であると共に使用時の取付強度が大きく、しか
も極めて構造簡単で低廉に製作可能な浴室用ラツ
ク装置を提供することを目的としている。
問題点を解決する為の手段 この考案に係る浴室用ラツク装置は、上記目的
において、両側の垂直脚杆部とこれらの上端を結
ぶ水平受杆部とからなる下向きコ字状の取付枠
と、平行配置した複数本の掛杆が各基端部で水平
基杆に固着一体化されてなる掛棚枠とを備え、上
記両垂直脚杆部の上部にそれぞれ浴槽上縁部に対
する係止部と枢支部とが設けられ、両枢支部に掛
棚枠の水平基杆の両端が枢着され、かつ両垂直脚
杆部の中間部に浴槽側壁内面に吸着させる吸盤が
取付けられてなり、上記掛棚枠が取付枠の水平受
杆部に支承されて水平に張出する使用姿勢と垂直
脚杆部に概略沿う収納姿勢との間で回動変位可能
に構成されたものである。
実施例 以下、この考案を図示実施例に基づいて説明す
る。
図において、1はステンレス鋼、防錆メツキも
しくは合成樹脂被覆を施した鉄等の不銹性棒材か
らなる取付枠であり、一本の棒材を折曲加工して
両側の垂直脚杆部2a,2aとこれらの上端を結
ぶ水平受杆部2bとからなる下向きコ字状の本体
2と、上記両垂直脚杆部2a,2aの上部にそれ
ぞれ浴接固着されて背面側へ突出するL字形杆3
と、各L字形杆3の垂直部上端と本体2の垂直脚
杆部2aの上端との間に溶接固着した水平補強杆
4とから構成される。しかしてL字形杆3の上端
部は折り返されたりリング状の枢支部5を構成す
ると共に、L字形杆3の水平部は浴槽20の上縁
部20aに係止させる係止部6を構成している。
また、本体2の各垂直脚杆部2aは、下端に背面
側へ略く字状に折曲した浴槽当接部7を有し、か
つ中間部に合成ゴム等からなる吸盤8が嵌挿され
て背面向きに取付けられている。
9は取付枠1と同様の不銹性棒材からなる掛棚
枠であり、平行配置した多数の掛杆10,10…
がこれらの各基端側においてこれらと直交する方
向の水平基杆11および水平補強杆12に溶接一
体化され、全体として平面的な棚状に形成されて
いる。また各掛杆10の先端は使用姿勢における
上方に折曲されて鉤部10aを構成している。
しかして掛棚枠9は、水平基杆11の両端を取
付枠1の枢支部5,5に嵌挿することにより、取
付枠1に相対回動可能に枢着されている。
上記構成の浴室用ラツク装置は、浴室の不使用
時において第1図および第2図に示すように、浴
槽20の上縁部20aに係止部6,6を係止させ
ると共に、吸盤8,8を浴槽20の側壁内面20
bに吸着させることにより、極めて簡単に取付け
ることが可能であり、この取付状態において掛棚
枠9を取付枠1の水平受杆部2b上に支承させて
浴槽20上空間に水平に張出する使用姿勢となす
ことができる。しかして、この使用姿勢にあつて
は、各掛杆10にタオルや洗濯物等を吊り掛けて
干したり、掛棚枠9全体上にバスマツト、風呂
桶、バケツ等を載置して乾燥させるのに利用でき
る。
ここで、ラツク装置自体の重量と掛棚枠9に吊
り掛けた干し物や載置物の重量は装置全体を下方
へ押し下げる垂直方向の力と第2図示の時計回り
方向の回転力として作用するが、垂直方向の力は
係止部6を介して浴槽20の上縁20aで支承さ
れるため、吸盤8には上下ずれ方向の負荷がかか
らず、また回転力は吸盤8を浴槽20の側壁内面
20bに押し付けるように働くため、その吸着力
を減少させず逆に増大させることになり、従つて
ラツク装置の取付強度は吸盤8,8のみで取付け
られているにもかかわらず極めて大きなものとな
る。
尚、各垂直脚杆部2aは下端の浴槽当接部7で
浴槽20の側壁内面20bに当接しているから、
ラツク装置全体がぐら付きのない安定した取付状
態を維持する。また各掛杆10は先端に鉤部10
aを有しているため、これに吊り掛けた干し物の
抜け落ちが阻止される。
一方、上記浴室用ラツク装置を収納する場合に
は、第3図で示すように、吸盤8,8を外した
後、掛棚枠9を取付枠1の垂直脚杆部2a,2a
にに沿うように折り畳んでコンパクト化すること
ができる。また、取付状態において枢支部5,5
と浴室壁面21との間にある程度の間隔が存在す
る場合、第2図の一点鎖線で示す如く、掛棚枠9
を浴室壁面に立て掛けた姿勢とすることが可能で
あり、この状態で浴槽20の清掃等を行える。
尚、上記実施例では掛棚枠9は各掛杆10が基
端側で水平基杆11に片持ち支持されているが、
これら掛杆10,10…の先端側でも水平杆を介
して連結して網棚状としても差し支えない。ま
た、取付枠1および掛棚枠9は、前記棒材のほ
か、金属ないし硬質合成樹脂のパイプ材にて構成
したり、硬質合成樹脂の一体成形物としてもよ
い。
考案の効果 この考案に係る浴室用ラツク装置は、吸盤を利
用して浴槽側壁上部に極めて容易に取付けること
が可能であり、しかもその取付強度が大きく、ま
た不使用時には簡単に取外してかつコンパクトな
収納姿勢に変換できる利点があり、取付けに際し
て浴槽や浴室壁面に傷を与えることがなく、加え
て構造的に非常に簡素で部品数を少ないため、低
コストで製作できると共に故障発生の恐れもな
い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案に係る浴室用ラツク装置の一実
施例を示すもので、第1図はその取付状態の斜視
図、第2図は同上の側面図、第3図は収納時の折
畳み状態の側面図である。 1……取付枠、2a……垂直脚杆部、2b……
水平受杆部、5……枢支部、6……係止部、8…
…吸盤、9……掛棚枠、10……掛杆、11……
水平基杆、20……浴槽、20a……上縁、20
b……側壁内面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両側の垂直脚杆部とこれらの上端を結ぶ水平受
    杆部とからなる下向きコ字状の取付枠と、平行配
    置した複数本の掛杆が各基端部で水平基杆に固着
    一体化されてなる掛棚枠とを備え、上記両垂直脚
    杆部の上部にそれぞれ浴槽上縁部に対する係止部
    と枢支部とが設けられ、両枢支部に掛棚枠の水平
    基杆の両端が枢着され、かつ両垂直脚杆部の中間
    部に浴槽側壁内面に吸着させる吸盤が取付けられ
    てなり、上記掛棚枠が取付枠の水平受杆部に支承
    されて水平に張出する使用姿勢と垂直脚杆部に概
    略沿う収納姿勢との間で回動変位可能に構成され
    てなる浴室用ラツク装置。
JP5776986U 1986-04-16 1986-04-16 Expired JPH0339053Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5776986U JPH0339053Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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JP5776986U JPH0339053Y2 (ja) 1986-04-16 1986-04-16

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JPS62169637U JPS62169637U (ja) 1987-10-28
JPH0339053Y2 true JPH0339053Y2 (ja) 1991-08-16

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ID=30887766

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Families Citing this family (4)

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JPH06207444A (ja) * 1993-01-08 1994-07-26 Akota:Kk 大判天井板
JPH1085494A (ja) * 1996-09-12 1998-04-07 Sekisui Jushi Co Ltd 倒れ防止物干し具
JP3439422B2 (ja) * 2000-04-07 2003-08-25 有限会社 深海金物製作所 掛 具
JP7317277B2 (ja) * 2019-12-31 2023-07-31 山口 道子 ピンチを使わない物干し具

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JPS62169637U (ja) 1987-10-28

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