JP3091140U - ふとん敷き板装置 - Google Patents
ふとん敷き板装置Info
- Publication number
- JP3091140U JP3091140U JP2002004018U JP2002004018U JP3091140U JP 3091140 U JP3091140 U JP 3091140U JP 2002004018 U JP2002004018 U JP 2002004018U JP 2002004018 U JP2002004018 U JP 2002004018U JP 3091140 U JP3091140 U JP 3091140U
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- Japan
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- futon
- laying
- board device
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 敷きぶとんの湿気止め機能等を改良する。
【構成】 敷きぶとん類の下に敷く敷き板装置であっ
て、2種の構成材(13、14)を異なる方向へ向けて
交叉状に組み合わせたすの子状構造を有し、その内、敷
きぶとん類に接する方の構成材(13)の表面に凹凸構
造16を形成した構成を有する敷き板装置。
て、2種の構成材(13、14)を異なる方向へ向けて
交叉状に組み合わせたすの子状構造を有し、その内、敷
きぶとん類に接する方の構成材(13)の表面に凹凸構
造16を形成した構成を有する敷き板装置。
Description
【0001】
本考案は、敷きぶとん類の下に敷いて使用される敷き板に関するものである。
【0002】
敷きぶとんは、畳みの上に直かに敷くか或いはマットレスを敷いた上に重ねて
敷くのが一般的であり、また洋間の場合にはフロアの上にマットレスを敷きその
上に敷きぶとんを敷くことになる。従来の使用法の場合、通常は問題がないが、
寝たきりの者については湿気が問題となる。またふとんにこもった熱を発散させ
たいときにも従来の用法は不利である。このためふとんの下に通気を確保するこ
とができる器具が開発されている。しかし従来の器具は金属又はプラスチック製
であり、製造のための設備等に多大なコストがかかるという問題があり、従来の
金属製品やプラスチック製品は通気性を有していない。
【0003】
本考案は前記の点に着目してなされたものであり、その課題は、敷きぶとん類
の湿気止めとして機能すべく改良されたふとん敷き板装置を提供することであ
る。また本発明の他の課題は通気性の優れた、ふとん敷き板装置を提供すること
である。
【0004】
前記の課題を解決するため本考案は、2種の構成材を異なる方向へ向けて交叉
状に組み合わせたすの子状構造を有し、その内、敷きぶとん類に接する方の構成
材の表面に凹凸構造を形成するという手段を講じたものである。
【0005】
本考案は、すの子状構造を有するふとん敷き板装置であり、超薄型の通気性寝
台ということもできる。
【0006】
本案敷き板装置は、2種の構成材を異なる方向へ向けて交叉状に組み合わせた
すの子状構造を、基本的構成として有しているものである。2種の、とは方向が
2方向に異なっているというほどの意味であり、例えば縦横の桟と桁とから成る
ものと言うことができるが、その場合に桟を密に配置して桁を粗に配置するか、
或いは桟を粗として桁を密とするか等は、自由に決めることができる。或いは敷
きぶとんがずれ易い場合にはずれも関係するので、そのことを念頭において適切
な配置を決定する。また、構成材の方向は必要があれば斜めでも良く、さらに全
体を同一とせず部分部分で変えても良い。
【0007】
この構成材の内、敷きぶとん類に接する方の構成材の表面に凹凸構造を形成す
る。凹凸構造は、平面に比較して敷きぶとんに密着せず、それとの間に隙き間を
得ることができる。構成材表面の凹凸構造は、円筒状の曲面から成る多数の凸部
とすることができる。その凸部は構成材の長手方向を向いていること、またその
向きがふとん敷き板の幅方向とほぼ一致する方向であることは望ましいことであ
る。
【0008】
敷き板それ自体は、単一の板状体でも、或いは複数個の構成部材を夫々の一辺
においてヒンジ部によって開閉可能に結合した構成を有していてもどちらでも良
い。複数個の構成部材を並べた状態にすることにより敷きぶとん類を敷くふとん
敷き板となり、閉じて逆V字状に立てた状態とすることによりふとん干し(器)
とすることもまた自由である。
【0009】
以下図示の実施例により、本考案をより詳細に説明する。図1は本考案に係る
ふとん干し機能を有するふとん敷き板10の全体を示しており、この敷き板10
はすの子状構造を有する2個の木製の構成部材11、12から成る。各構成部材
11、12はふとんのモジュールに適合した寸法を持ち、図示の場合1000×
1000ミリメートルの設定となっている。しかし、この寸法は1例であり、在
来のモジュールである3尺×6尺やその他の寸法を取り得る。
【0010】
各構成部材11、12は夫々幅方向に配置した構成材として複数個の桟13と
長手方向に配置して桟13を固定する構成材としての複数個の桁14とを縦横交
叉状に組み合わせて形成したすの子状構造を有している。この構造によって、各
桟13及び桁14の間に通気空間15が形成される。また本装置により敷きぶと
ん類が畳その他の敷き面から離されてその間にも通気空間15が形成される。さ
らに本考案では、敷きぶとんに接する方の構成材である桟13の表面に凹凸構造
16を形成し、敷きぶとん類が桟表面に密着しないように意図している。実施例
の凹凸構造構造は、桟材長手方向(敷き板の幅方向)に走る円筒状の凸曲面から
成るものである。しかし凹凸構造16は、形状、走向ともこれに限られるもので
はない。
【0011】
すの子状構造を有する一対の構成部材11、12は、夫々の一辺にてヒンジ部
17により開閉可能に結合一体化されている。ヒンジ部17は、複数個の桁14
の端部に於いて両構成部材11、12を結合しており、両部材11、12の端部
は互いに突き合わせる状態となるが、指が挟まれるのを防ぐために、2個の構成
部材11、12の突き合わせ部に指が入る程度の隙間18を設ける。また、ヒン
ジ開閉部分はカバー片19によって覆う(図3参照)。
【0012】
さらに実施例の場合、一方の構成部材11の外方の一部分は、一方の構成部材
11とは別体構造の支持体20を構成しており、一方の構成部材11に畳んで配
置したときは残余の部分とともに一方の構成部材11にかかる荷重を負担する。
支持体20と重なる一方の構成部材11は、畳んだ支持体20を収める空所を有
しており、支持体20は一方の構成部材11の外方の端部においてヒンジ結合2
1され回転可能となっている。実施例のものは、ヒンジ部を頂点として所望の開
き度の逆V字状に2個の構成部材11、12を固定することができるようになっ
ており、支持体20の先端部に設けられた係合部22が、他方の構成部材12の
外方の端部に設けられた係合相手部23と係合可能になっている。支持体20は
独自の桟13′と桁14′とで構成され、支持体20を直接持たなくても操作可
能なように、操作部材24を支持体20に設けている。
【0013】
よって、操作部材24を引いて支持体20を収めた状態とし、かつ2個の構成
部材11、12をヒンジ部17を中心に展開すれば、図1に示すように敷き板装
置として使用する形態となり、その上に敷いた敷きぶとん類の下に通気空間を設
けて、湿気や熱の放散を図るものとなる。特に桟13、13′は表面が凹凸構造
16で構成されているので通気性がさらに改善され、敷きぶとんの湿気るのを防
ぎ或いは湿気る時期を遅らせることができる。
【0014】
本考案は以上の如く構成されかつ作用するものであるから、敷きぶとんの下に
通気空間を形成することができるとともに、構成材の表面に形成されている凹凸
構造によって構成部材の上面の通気性及び放熱性が改善されるので敷きぶとんが
湿気るのを防ぐ効果がある。また本考案のものは木材によって容易に製造するこ
とができ、特に間伐材等を使用することにより著しく低価格となる。
【図1】本考案に係るふとん敷き板装置の実施例を示す
斜視図。
斜視図。
【図2】同上の側面図。
【図3】図1のヒンジ部を拡大した斜視図。
【図4】同じく畳んだ状態のヒンジ部を示す斜視図。
10 ふとん干し機能を有するふとん敷き板装置
11 一方の構成部材
12 他方の構成部材
15 通気空間
16 凹凸構造
17 ヒンジ部
18 隙間
19 カバー片
20 支持体
Claims (2)
- 【請求項1】 敷きぶとん類の下に敷く敷き板装置であ
って、2種の構成材を異なる方向へ向けて交叉状に組み
合わせたすの子状構造を有し、その内、敷きぶとん類に
接する方の構成材の表面に凹凸構造を形成したことを特
徴とするふとん敷き板装置。 - 【請求項2】 構成材は木製であり、構成材表面の凹凸
構造は、円筒状の曲面から成る多数の凸部を有してお
り、かつまたその凸部が構成材の長手方向を向いてい
て、その向きがふとん敷き板の幅方向とほぼ一致してい
る請求項1記載のふとん敷き板装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004018U JP3091140U (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | ふとん敷き板装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002004018U JP3091140U (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | ふとん敷き板装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3091140U true JP3091140U (ja) | 2003-01-17 |
Family
ID=43245261
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002004018U Expired - Fee Related JP3091140U (ja) | 2002-07-01 | 2002-07-01 | ふとん敷き板装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3091140U (ja) |
-
2002
- 2002-07-01 JP JP2002004018U patent/JP3091140U/ja not_active Expired - Fee Related
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