JPH0647318Y2 - 折り畳み式寝具台 - Google Patents

折り畳み式寝具台

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JPH0647318Y2
JPH0647318Y2 JP1989024033U JP2403389U JPH0647318Y2 JP H0647318 Y2 JPH0647318 Y2 JP H0647318Y2 JP 1989024033 U JP1989024033 U JP 1989024033U JP 2403389 U JP2403389 U JP 2403389U JP H0647318 Y2 JPH0647318 Y2 JP H0647318Y2
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JP
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base
bases
futon
bedding
floor
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圭介 一居
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Nitoms Inc
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  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、布団やマットレス等の寝具をその上に敷く
ための寝具台に関し、特に詳しく言うと、寝具類を敷い
た状態で移動や折り畳むことができ、布団の乾燥や、収
納が楽に行なえる折り畳み式の寝具台に関する。
[従来の技術] 人間の生活には食事、排便および睡眠が欠かせないが、
その中でも特に人生の約1/3を費やす睡眠とこれに伴う
寝具との係わりは人間にとって特異なものがある。寝具
には布団に代表されるように直接床に敷くもの、および
ベッドに代表されるように床から離れた基台上にベッド
スプリングやマットレスを敷くものの2種類に大別され
る。日本では、近来の生活の洋風化に伴いベッドを利用
する人たちも増えていはいるが、居住スペースの関係で
まだ圧倒的に布団が利用されている。この布団は、毎日
押し入れから上げ下げ(出し入れ)し、時々天日に干し
て乾燥させ、清潔さを保つようにして使用されている。
[考案が解決しようとする課題] 一方、高齢社会になるにつれ、老人の高年齢化および核
家族化が社会的問題となっているが、老齢化にともなう
体力の低下が老人の日常生活にいろいろ支障をきたすよ
うになっていることは周知の事実である。特にこの体力
の低下は、毎日の布団の上げ下ろしをおっくうにし、さ
らには一人での上げ下ろしを不可能にしてしまい、遂に
は、万年床になってしまうことを老人に余儀なくさせて
いる。このように万年床になると、布団の通気性が悪く
なり、布団で湿気てしまうことになる。そして、布団が
湿気てしまうと、結局湿った不衛生な布団を使用するこ
とを余儀なくされ、健康状態に悪影響を及ぼすことにな
る。
また、昨今の社会・経済の状態から有職主婦が増加して
いるが、これらの主婦にとって、朝の時間は大変貴重で
あり、短時間でいろいろなことをしなければならない。
そのため、布団の上げる時間もなく出かけることも度々
であり、老人に限らず万年床の家庭が増える傾向にある
と言うがの現状である。また、下宿やアパートで一人く
らしをしている学生では、万年床が多いと言うのが昔か
ら一般的に認識されている。
この考案はこの様な社会状態に鑑みてなされたもので、
その目的は、布団の出し入れが容易に行なえ、布団が湿
気ることを簡単に防止することができる折り畳み式寝具
台を提供することである。
[課題を解決するための手段] 上記目的を達成するため、本考案は、平板状に形成され
ていて中央部に配置される第1ベースと、同第1ベース
の両側の長辺に沿ってそれぞれ回動自在に取り付けら
れ、少なくとも表面側と裏面側との通気手段が形成され
た第2および第3ベースと、これら第2および第3ベー
スを上記第1ベースに対して予め設定された複数の角度
に回動自在かつ保持可能に連結する連結手段とを備え、
布団類を敷いた状態で折り畳むことができる折り畳み式
の寝具台において、上記第2および第3ベースの上記第
1ベース側の端部には、同第2および第3ベースを上記
第1ベースに対して平行な位置とした場合には床面から
離れた所定高さ位置に保持され、同第2および第3ベー
スを上記第1ベースに対して平行な位置から上記連結手
段を中心に上方に回動したときに床面に接して転動し、
同第1、第2および第3ベースを移動可能に支持する転
動手段が設けられていることを特徴としている。
[作用] 上記手段では、人が寝るときには第2および第3ベース
を第1ベースに対して平行な位置に保持させ、布団類を
第1ないし第3ベース上に延べて寝るようにする。この
とき、第1、第2および第3ベースはともに床面上に直
接敷設される。また、例えば押し入れに収納するときに
は、布団類を敷いたまま、第2および第3ベースを第1
ベースに対して垂直になる角度まで回動すると、布団類
は第1ベースを挾んで略U字状に形成されている第2お
よび第3ベースの間に挾まれて保持される。このとき、
転動手段(キャスター)は床に接する状態になっている
ので、そのまま押したり引いたりすると床上を転動し、
布団類を挾んだ状態で、押し入れの下段にそのまま収納
することができる。さらに、布団類を収納する時間がな
いときには第2および第3ベースを若干の角度、例えば
15度ないし30度回動させてその状態を保持させておけ
ば、少なくとも第2および第3ベースに備えられた通気
手段によって布団類の下面にも間に風が通り、布団が湿
気るのを防止することができる。
[実施例] 以下、図面を参照し、この考案の実施の一例について説
明する。
実施例に係る寝具台1は、第1図の平面図に示すよう
に、例えば板状材によって形成された第1ベース2と、
この第1ベース2に対して少なくとも90度回動自在に取
付けられた第2および第3ベース3,4とから主に構成さ
れている。
第1ベース2は、合成樹脂で略長方形に成形されてお
り、その四隅に第2および第3ベース3,4との連結手段
としての接合部5a,5b,5c,5dが設けられている。また、
第1ベース2の長辺に沿って複数(この実施例では6個
ずつ)の長孔6が穿設されている。
第2および第3ベース3,4は、それぞれスチールパイプ
からなるU字形のフレーム11,12と、これらフレーム11,
12の解放端にそれぞれ設けられた転動手段としてのキャ
スタ13a,13b,14a,14bと、接合部5a,5b,5c,5dに対応する
位置にそれぞれ設けられた被接合部15a,15b,15c,15d
と、フレーム11,12間でそれぞれ張設された支持ベルト1
6,17とから基本的に構成されている。
キャスタ13a,13b,14a,14bは第2図の側面図に示すよう
に、第2および第3ベース3,4をそれぞれ第1ベース2
に対して水平な位置になったときに第1ベース2の下面
から抜けでる位置、言い換えれば、第1ベース2の上面
側に位置するように取付けられている。これにより、第
2および第3ベース3,4を第1ベース2に対して回動し
たときには第1ベース2の上面から下面に突出して、キ
ャスタ13a,13b,14a,14bの転動が可能になる。接合部5a,
5b,5c,5dと回動自在に接合される被接合部15a,15b,15c,
15dは、この実施例の場合、弾性的に押圧された接合部5
a,5b,5c,5d側のリテイナと被接合部15a,15b,15c,15d側
のリテイナとの間にボールを保持させ、さらに、リテイ
ナに連続して並んだ係合孔に上記ボールを係合させて、
第1および第2ベース3,4間、あるいは第1および第3
のベース2,4間における回動によるボールの係合した係
合孔の相対位置によって、それら第1および第2のベー
ス2,3間、あるいは第1および第3のベース2,4間に生じ
た角度を保持できるように構成された公知のものであ
る。この接合構造は、このほかに、1対の摩擦板と摩擦
板を弾性的に圧接すばねとからなるような公知の構造が
採用される。
支持ベルト16,17は合成樹脂製のもので、フレーム11お
よびフレーム12のそれぞれ相対向する部分11a,11b,12a,
12bとの間、およびU字形の底辺を構成する部分11c,12c
とこれに対向する長孔6との間にそれぞれ張設されてい
る。これにより、各支持ベルト16,17間にそれぞれ通気
孔18が形成され、この実施例の場合、これらの通気孔18
が通気手段を形成している。
引き続き上述のように構成された寝具台1の使用の仕方
について第3図により説明する。なお、この第3図にお
いては、各支持ベルト16,17の構造を簡略化して示して
いる。
第3図(a)は、寝るときの状態を示している。各支持
ベルト16,17はこの状態では、第2および第3ベース3,4
は第1ベース2に対して平行すなわち、一枚の平板にな
るようにしてあり、この状態で、そのまま床21の上に配
置される。そして、同図(b)に示すように布団類とし
て敷き布団22がその上に直接敷かれ、さらにその上に掛
け布団23が掛けられる。同図(c)は上記(a)の状態
から第2および第3ベース3,4を若干(約30度程度)回
動したもので、前述の接合構造によってこの位置で保持
される。そこで、同図(d)に示すように、上記(b)
に示した状態から、そのまま第2および第3ベース3,4
を起こせば、敷き布団22の両端が床21から上がり、通風
孔18を通して敷き布団22の下面に空気が接触し、敷き布
団22および掛け布団23が湿けることを防止することがで
きる。このことは、布団を上げる時間がないときや布団
を上げる手間を省きたいときに、たとえは万年床であっ
ても第2および第3ベース3,4を第1ベース2に対して
少し上げておけば、布団が湿気ることを防止できること
を示している。
さらに、第2および第3ベース3,4を同図(c)に示す
位置まで回動すると、第1ベース2に対して略直角な状
態になり、側面から見れば略U字形となる。このとき、
平面的に占める占有面積が最小となる。このようにする
と、第4図の押し入れの収納状態を示す説明図からもわ
かるように、敷き布団22と掛け布団23を第2および第3
ベース3,4で挾んだ状態でキャスタ13a,13b,14a,14bを転
がして押し入れ31の下段32に挿入すれば、そのまま押し
入れ31の中に収納することができる。なお、このように
収納するため、キャスタ13a,13b,14a,14bを含む第2お
よび第3ベース3,4の高さは押し入れ31の下段32の高さ
方向の打ちのりよりも若干小寸に設定してある。また、
このようにすると、1間の押し入れの場合、平積みにす
ると従来のものでは、2組の布団しか収納でないが、こ
の実施例に示した寝具1を利用すると4組の布団の収納
が可能になる。一方、このように押し入れ31内に収納し
ない場合、もしくは押し入れ31内に収納できない場合に
は、第5図に示すように折り畳んだ寝具台1にカバー33
を掛けて室内においても、布団とわからずに、きれいに
片付けることができる。
これら第2および第3ベース3,4は、第3図(c),
(d)に示した角度以外にも、例えば、第1ベース2に
対してなす角が約60度程度に保持させることも当然可能
で、この場合には、同図(f)に示すように敷き布団22
や掛け布団23をそれぞれ第2および第3ベース3,4に掛
けて、布団に風を通したり、干したりすることもでき
る。
また、これらの使用方法のほかに、第2および第3ベー
ス3,4は独立して回動できることから、例えば、病気で
寝込んだときなどには、第3ベース4のみを上げて、上
半身を起こすようにすることも可能である。
[考案の効果] 以上説明したように、この考案によれば、第2および第
3ベースを第1ベースに対して略直角になるまで折り畳
むだけで、布団をまとめることができ、そのとき転動手
段が床に接触しているので、そのまま転がせば特に力も
必要とせず所望の位置に寝具を収納もしくは片付けるこ
とが可能になる。また、万年床になっていたとしても、
第2および第3ベースを若干第1ベースに対して回動さ
せるだけで、敷き布団を床から上げ、通気を可能とする
ので、布団が湿気ることを簡単に防止することができ
る。さらに、第1ベースに対して第2および第3ベース
を平行にした際には、それらのベースが床面に直接敷設
されるため、特に老人にとっては腰高のベットに比べて
布団に入り易い。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る寝具台の平面図、第
2図はその側面図、第3図(a)から(f)はそれぞれ
使用状態を示す説明図、第4図は押し入れの内部を示す
説明図、第5図は寝具台にカバーを掛けた状態を示す斜
視図である。 図面において、1は寝具、2は第1ベース、3は第2ベ
ース、4は第3ベース、5a,5b,5c,5dは接合部、11,12は
フレーム、13a,13b,14a,14bはキャスタ、15a,15b,15c,1
5dは被接合部、16,17は支持ベルト、18は通気孔、21は
床、22は敷き布団、23は掛け布団、31は押し入れ、32は
下段である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】平板状に形成されていて中央部に配置され
    る第1ベースと、同第1ベースの両側の長辺に沿ってそ
    れぞれ回動自在に取り付けられ、少なくとも表面側と裏
    面側との通気手段が形成された第2および第3ベース
    と、これら第2および第3ベースを上記第1ベースに対
    して予め設定された複数の角度に回動自在かつ保持可能
    に連結する連結手段とを備え、布団類を敷いた状態で折
    り畳むことができる折り畳み式の寝具台において、上記
    第2および第3ベースの上記第1ベース側の端部には、
    同第2および第3ベースを上記第1ベースに対して平行
    な位置とした場合には床面から離れた所定高さ位置に保
    持され、同第2および第3ベースを上記第1ベースに対
    して平行な位置から上記連結手段を中心に上方に回動し
    たときに床面に接して転動し、同第1、第2および第3
    ベースを移動可能に支持する転動手段が設けられている
    ことを特徴とする折り畳み式寝具台。
JP1989024033U 1989-03-02 1989-03-02 折り畳み式寝具台 Expired - Lifetime JPH0647318Y2 (ja)

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