JPH0238973Y2 - - Google Patents

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JPH0238973Y2
JPH0238973Y2 JP1983123397U JP12339783U JPH0238973Y2 JP H0238973 Y2 JPH0238973 Y2 JP H0238973Y2 JP 1983123397 U JP1983123397 U JP 1983123397U JP 12339783 U JP12339783 U JP 12339783U JP H0238973 Y2 JPH0238973 Y2 JP H0238973Y2
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JP1983123397U
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JPS6031442U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案はマンシヨンなど限られた居住空間の床
面を物品の収納空間として利用する収納庫に関す
る考案である。
[従来の技術] 従来より床面の下方を収納庫として利用する思
想は、床下収納庫として広く利用されている。ま
た、実公昭48−45213号のように床下全面を収納
庫として利用することも考えられている。
[考案が解決しようとする課題] 従来の床下収納庫は、床下の空間を利用するも
のであつて、例えば床下の空間そのものが存在し
ない現代の高層住宅などには応用することができ
ない。そして、多くの高層住宅では比較的居住空
間が狭く、このような住宅においてこそより多く
の収納空間を必要とする。また、従来の床下収納
庫は完成している居室に容易に設置することがで
きなかつた。
上記従来の床下収納庫の欠点に鑑み、本考案は
完成している居室の床面の一部であつて、床面よ
りも上方の空間を物品の収納空間として利用し、
しかも居住面積を減じることなく容易に設置する
ことができる床面の収納庫を案出したものであ
る。
[課題を解決するための手段] 居室の床面1の一部、つまり収納庫として利用
しようとする範囲に、一定高さの枠状のフレーム
2を設置する。フレーム2の開放面、すなわち上
面は開閉自在の蓋体3で被い、その上面を平面と
することによつて居住面とするとともに、フレー
ム2内に物品を収納し得る空間5を形成する。
[実施例] 以下、本考案床面収納庫の実施を添付の図面に
基づいて説明する。
第1図は一部の床面を収納庫とした居室全体の
平面図、第2図は第1図の−線断面図であ
る。
コンクリートなどの床面1に所望の大きさ、形
状とした枠状のフレーム2を配設し、上方の開放
面を開閉自在な蓋体3で被い、蓋体3上面とフレ
ーム2の上端を同じ高さとすることによつて全体
をほぼ平面とし、この面を居住面として利用でき
るようにする。図示実施例においては、方形のフ
レームを大小4つの空間5,5に区画し、各空間
の上方にそれぞれ蓋体3,3を設けている。そし
て、各空間5を独立した物品の収納庫としている
が、4つの空間5,5を形成するフレームの高さ
は同じ高さであり、かつその寸法は任意である
が、例えば居室の天井の高さを勘案し20〜30cmと
する。蓋体3とフレーム2上端の高さを同一とす
るには、フレーム2の上端部に蓋体の厚みと同じ
高さの段部4を形成し、この段部に蓋体3を嵌合
させる。蓋体3の表面(上面)は居室の他の床面
との組み合わせから、畳としたり化粧板とするこ
とができるが、少なくとも床面としての強度を有
するものとする。具体的には、フレーム2および
蓋体3を金属製、合成樹脂製、あるいは合板など
の木製とし、大きな面積の蓋体裏面には補強用の
リブを設けておくとよい。
一つの独立した収納庫として利用する面積、つ
まり、フレームによつて区画された空間の大きさ
は任意に選定し得ること勿論であるが、図示実施
例では、その一つを布団の大きさより大きなもの
とし、布団を広げたままで収納し得るものとして
いる。このように大きなものとしておけば、寝具
一式をのべた状態で収納し、第2図二点鎖線で示
すように蓋体3を開けてこれを壁面に固定し、空
間5内に入つて就寝することもできる。つまり、
空間5を寝所、ベツドとして利用する。この場
合、空間5内の床面に柔軟製のある敷物9を敷い
ておくとよい。
なお、布団、寝具を収納する空間にはフレーム
2を貫通させてダクトを設け、乾燥機に接続でき
るようにしておくと、蓋をしたときに空間5自体
が閉じられた乾燥室となり、布団、寝具を効果的
に乾燥させ、常に快適な状態で就寝することがで
きる。なお複数に区画した空間5の全部又は任意
の一部に温風を通すことによつて冬期にはオンド
ル床暖房としての効果がある。
蓋体3を開閉自在とするには、蓋体3の一端部
を軸着7しておく。また蓋体3の開閉操作のため
に、軸着の対向位置の一部に凹所8〔手がかり〕
を形成し把持し易いようにしておく。凹所に代え
て、床下収納庫に用いられているよな回転式の把
手を取り付けておいてもよい。
[作用および考案の効果] 本考案床面収納庫は居室の一部に設け、収納庫
以外の床面には必要に応じてタンスや戸棚といつ
た動かすことが困難な重量物を、収納庫の上には
何も置かず、あるいは簡単に移動させることがで
きるものを配置する。そして、蓋体3を開閉自在
とすることによつて、フレームによつて囲まれた
空間を床面収納庫として自由に使用することがで
きるものとなる。
本考案床面収納庫によれば、利用できる床下の
存在しない高層マンシヨンなどにおいて居住面積
を減じることなく床面を物品の収納庫として有効
に活用することができ、室内の小物や通常はタン
スなどに収納する衣類どを収納することもでき、
限られた居住空間を有効に利用することができ
る。また、本考案床面収納庫は、完成している居
室の床面に簡単に設置することができ、室内で居
住の床面に高さの変化をけた如き意匠的効果を得
ることもできる。
なお、一つの収納空間を布団の大きさよりも大
きなものとしておけば、敷き放しベツドのように
利用し、被蓋するだけで常に整理された居住空間
を確保することができ、極めて機能的である。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本考案床面収納庫の実施例を示すも
ので、第1図は居室全体の平面図、第2図は第1
図の−線断面図である。 1……床面、2……フレーム、3……蓋体、5
……空間。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 居室の床面1の一部に一定高さの枠状のフレー
    ム2を配設し、該フレーム2の開放面を開閉自在
    の蓋体3で被いその上面を平面とすることによつ
    て居住面とするとともに、フレーム2内に物品を
    収納し得る空間5を形成することを特徴とする床
    面収納庫。
JP12339783U 1983-08-09 1983-08-09 床面収納庫 Granted JPS6031442U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12339783U JPS6031442U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 床面収納庫

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12339783U JPS6031442U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 床面収納庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6031442U JPS6031442U (ja) 1985-03-04
JPH0238973Y2 true JPH0238973Y2 (ja) 1990-10-19

Family

ID=30281693

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JP12339783U Granted JPS6031442U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 床面収納庫

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JP (1) JPS6031442U (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845213U (ja) * 1971-09-29 1973-06-13

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4845213U (ja) * 1971-09-29 1973-06-13

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6031442U (ja) 1985-03-04

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