JP2569073Y2 - 移動畳 - Google Patents

移動畳

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JP2569073Y2
JP2569073Y2 JP1991108783U JP10878391U JP2569073Y2 JP 2569073 Y2 JP2569073 Y2 JP 2569073Y2 JP 1991108783 U JP1991108783 U JP 1991108783U JP 10878391 U JP10878391 U JP 10878391U JP 2569073 Y2 JP2569073 Y2 JP 2569073Y2
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JP
Japan
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tatami mat
leg
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tatami
legs
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JP1991108783U
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英夫 小国
増喜 角谷
英善 梶浦
郁子 後藤
靖 山本
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多比良株式会社
社会福祉法人健光園
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は主に老人ホーム、病院
等の施設において使用する移動畳に関するものである。
【0002】
【従来の技術】通常、老人ホーム、病院等の施設の居
室、ティールーム内には、ベッド、いす、あるいはテー
ブル等が配置され、入居(院)者はいわゆる洋風の生活
様式をおこなっている場合が多い。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、前記洋風の
生活様式では立ち上がり、移乗といった動作に適してお
り、今後ますます普及することが考えられる。しかしな
がらベッドは、あくまでも寝具であり、いずれも腰掛け
る家具でしかない。
【0004】そこで、和式住宅の床のような存在であっ
て、立上り、移乗に便利な器具があれば、同一場所で種
々な姿勢(生活)を行うことができ、活性化した生活を
するための手助けになるとの発想から、この考案は開発
されたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、この考案では、表面に畳を設置し、畳の表面を覆っ
て畳受けを取付け床部を形成し、この床部の下部に着脱
自在に脚部を取付けた移動畳において、床部はその裏面
にパイプ状の脚取付部を突設したものであり、一方、脚
部は高さ方向の左右脚材を横材にて連結して複数の枠体
を形成し、各枠体を横材の中間部にて横方向開閉自在に
枢着し、脚材の上端部を前記脚取付部に着脱自在に挿入
し固定してなり、さらに脚材には固定用ベルトと、脚材
の下端側面にキャスターを取付けたことを特徴としたも
のである。
【0006】
【実施例】以下、図示した実施例に基いて説明する。1
は畳、2はこの畳1を支持するために取付けた畳受けを
示すものである。
【0007】畳1はスタイロフォームからなる畳床の表
面に畳地を取付けた半畳分の大きさに形成されており、
裏面は合板3bを取付けて畳部となしている。
【0008】畳受け2は畳1の全面を載置できる大きさ
に形成され、図4、図5に示すように、正方形状の基板
3の中央部に正方形状穴3aが穿設してあり、この穴3
aの四囲側縁には下方向に向く側枠4が取付けてある。
また基板3の四囲外側縁には上方に立ち上げた側枠5が
設けてあり、さらに四隅には丸パイプ13aの側面に止
めねじ13bをねじ込んだ脚部取付部13が下方向に突
設してある。さらに基板3の四隅寄りにはそれぞれボル
ト穴4aが穿設してある。そして畳受け2は側枠5内に
前記畳部を載置し、図7に示すようにボルト穴4a部分
においてボルト9によって固定してあり床部となってい
る。
【0009】6は脚部を示すものである。この脚部6は
高さ方向の脚材7の左右2本を、その上下に配設したパ
イプ状の横材8にて連結して長方形状枠体を2個形成
し、この枠体をさらに前記横材8の幅方向中央において
横方向に開閉自在に枢着したもので、枢着部分の上端部
には床部支持用突起9が突設してある。また各枠体の脚
材7の内、一側の脚材7には固定用ベルト10が取付け
てあり、この固定ベルト10にはベルベットファスナー
11が2個所に縫着してある。さらに各枠体の一側脚材
にはそれぞれキャスター12が取付けてある。このキャ
スター12は脚材7の下端部周側面に取付けてある。そ
してさらに脚材7の下端面にはアジャスター14が取付
けてあり、床面の不陸に対応できるようになっている。
【0010】使用に際しては、脚部6を対角状に開脚
し、各脚材7の上端部を畳受け2のそれぞれの脚部取付
部13の丸パイプ13a内に挿入し、止めねじ13bに
よって固定し床部を脚部6の上部に載設する。またこの
考案の移動畳を図9に示すように複数個連結する場合は
前記固定用ベルト10によって隣合わせた移動畳の脚材
7を巻接しベルトファスナー11部分において固定す
る。さらに移動する場合は、図11に示すようにキャス
ター12を取付けていない側を持ち上げれば、キャスタ
ー12は接地しスムースに移動することができる。そし
てさらに撤去する場合には止めねじをゆるめて床部を脚
部6から取外し、脚部6を閉脚し所望の位置に収納す
る。
【0011】
【考案の効果】以上の構成からなるなるので、本願の考
案からは以下の作用効果を奏する。すなわち、 老人ホーム、病院等の洋室部分においても容易に畳
のスペースを作ることができ、床面より高い位置にある
ために立上り、移乗に有利であり、その安定したスペー
スによって、同一場所において種々の姿勢(生活)を行
うことができ、活性化した生活を行う手助けとなる。 脚部が床部に着脱自在に挿入固定するだけの構成か
らなっているため設置、あるいは収納のための分解は容
易であり、脚部は複数の枠体を中間部で枢着して横方向
開閉自在に形成されているため収納時には平面的になる
ため、スペースをとらない。 脚部には固定用ベルトを取付けてあるので、このベ
ルト部分で他の移動畳を連結できるために、所望の人数
の使用に容易に対応できる。 脚部にキャスターが取付けているために、スムース
に移動ができ、しかもキャスターは脚材の下端側面に取
付けられているため、傾むけて移動するので一人で充分
移動でき、本考案の使用時の安定度には支障がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】斜視図である。
【図2】畳部分の表面斜視図である。
【図3】畳部分の裏面斜視図である。
【図4】畳受の表面斜視図である。
【図5】畳受の裏面斜視図である。
【図6】脚部斜視図である。
【図7】畳部の一部破砕正面図である。
【図8】床部と脚部の取付状態を示す部分正面図であ
る。
【図9】移動畳の連結状態を示す斜視図である。
【図10】脚部の部分斜視図である。
【図11】移動の際の状態を示す正面図である。
【符号の説明】
1 畳 2 畳受け 3 基板 4 側材 5 側枠 6 脚部 7 脚材 8 横材 9 ボルト 10 固定用ベルト 11 ベルトベッドファスナー 12 キャスター
フロントページの続き (72)考案者 梶浦 英善 京都市北区紫野北花ノ坊町96 佛教大学 内 (72)考案者 後藤 郁子 東京都豊島区池袋四丁目1番3号 多比 良株式会社内 (72)考案者 山本 靖 愛知県名古屋市西区新木町43 東陽精工 株式会社内 (56)参考文献 実公 平3−33880(JP,Y2)

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表面に畳を設置し、畳の裏面を覆って畳
    受けを取付け床部を形成し、この床部の下部に着脱自在
    に脚部を取付けた移動畳において、床部はその裏面にパ
    イプ状の脚取付部を突設したものであり、一方、脚部は
    高さ方向の左、右脚材を横材にて連結して複数の枠体を
    形成し、各枠体を横材の中間部にて横方向開閉自在に枢
    着し、脚材の上端部を前記脚取付部に着脱自在に挿入し
    固定してなることを特徴とする移動畳。
  2. 【請求項2】 脚材には固定用ベルトと、脚材の下端側
    面にキャスターを取付けたことを特徴とする移動畳。
JP1991108783U 1991-10-31 1991-10-31 移動畳 Expired - Fee Related JP2569073Y2 (ja)

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JPH0620722U JPH0620722U (ja) 1994-03-18
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JPH0333880U (ja) * 1989-08-10 1991-04-03

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