JP2506557Y2 - 移動用キャスタを有する格納式脚部を備えた在宅用ベッド - Google Patents
移動用キャスタを有する格納式脚部を備えた在宅用ベッドInfo
- Publication number
- JP2506557Y2 JP2506557Y2 JP1993026370U JP2637093U JP2506557Y2 JP 2506557 Y2 JP2506557 Y2 JP 2506557Y2 JP 1993026370 U JP1993026370 U JP 1993026370U JP 2637093 U JP2637093 U JP 2637093U JP 2506557 Y2 JP2506557 Y2 JP 2506557Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- bed
- casters
- retractable
- fixed leg
- home
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Invalid Beds And Related Equipment (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、通常の固定脚の他に、
必要に応じて突出させ、容易にベッドを移動できるよう
にした移動用キャスタを有する格納式脚部を備えた在宅
用ベッドに関するものである。
必要に応じて突出させ、容易にベッドを移動できるよう
にした移動用キャスタを有する格納式脚部を備えた在宅
用ベッドに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、老人人口の増加が顕著であり、在
宅介護の重要性が増してきている。そのために、在宅用
として適切なべッドを始めとし、他、ベッドサイドキャ
ビネット、車椅子、ポータブル便器等が種々商品化され
てきている。在宅用としてのベッドは、外観上、通常の
家具ベッドと大差ないものが多く、室内に置いても違和
感のないように配慮されている。また、そのような在宅
用のベッドは、和室に設置されることが多く、また、洋
室であっても、床面にカーペットや絨毯等を敷き込んで
あることが多く、そのために、畳みやカーペットあるい
は絨毯等を脚部で疵つけないように脚部の先端と、畳み
やカーペットあるいは絨毯等との接触面積を大きく設定
している。
宅介護の重要性が増してきている。そのために、在宅用
として適切なべッドを始めとし、他、ベッドサイドキャ
ビネット、車椅子、ポータブル便器等が種々商品化され
てきている。在宅用としてのベッドは、外観上、通常の
家具ベッドと大差ないものが多く、室内に置いても違和
感のないように配慮されている。また、そのような在宅
用のベッドは、和室に設置されることが多く、また、洋
室であっても、床面にカーペットや絨毯等を敷き込んで
あることが多く、そのために、畳みやカーペットあるい
は絨毯等を脚部で疵つけないように脚部の先端と、畳み
やカーペットあるいは絨毯等との接触面積を大きく設定
している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】そのように、在宅用の
ベッドは、一旦室内に設置したら無闇に動かすものでは
ないことを前提に構成されているので、例えばベッド下
の掃除を行う際に移動させようとすると固定脚であるか
ら、非常に困難なこととなる。本考案はこのような不都
合を克服するために提案されたものであって、通常の固
定脚の他に、必要に応じて突出させ、容易にベッドを移
動できるようにした移動用キャスタを有する格納式脚部
を備えた在宅用ベッドを提供することを目的とする。
ベッドは、一旦室内に設置したら無闇に動かすものでは
ないことを前提に構成されているので、例えばベッド下
の掃除を行う際に移動させようとすると固定脚であるか
ら、非常に困難なこととなる。本考案はこのような不都
合を克服するために提案されたものであって、通常の固
定脚の他に、必要に応じて突出させ、容易にベッドを移
動できるようにした移動用キャスタを有する格納式脚部
を備えた在宅用ベッドを提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために、本考案は、固定式脚部を備えたベッド等におい
て、前記固定式脚部の近傍に、移動用キャスタを装着し
た格納式脚部を設け、前記固定式脚部は、床面との接地
部位に、固定式脚部の断面積よりも面積大とした円盤状
基部を有し、前記格納式脚部は、ヘッドボードおよびフ
ットボード外側下面に形成した切欠部から、ヘッドボー
ドおよびフットボード外側に突設した踏み込み式操作手
段によって、前記移動用キャスタを突出させて床面に接
地させることでベッドを移動できるようにする構成とし
た。
ために、本考案は、固定式脚部を備えたベッド等におい
て、前記固定式脚部の近傍に、移動用キャスタを装着し
た格納式脚部を設け、前記固定式脚部は、床面との接地
部位に、固定式脚部の断面積よりも面積大とした円盤状
基部を有し、前記格納式脚部は、ヘッドボードおよびフ
ットボード外側下面に形成した切欠部から、ヘッドボー
ドおよびフットボード外側に突設した踏み込み式操作手
段によって、前記移動用キャスタを突出させて床面に接
地させることでベッドを移動できるようにする構成とし
た。
【0005】
【作用】通常の使用時には、ベッドは、固定脚によって
支持されている。ここで、かかるベッドを移動しようと
するときは、ヘッドボードまたはフットボード外側か
ら、踏み込み式操作手段を操作し、移動用キャスタを装
着した脚部を突出させ、移動用キャスタによってベッド
を支えるようにする。
支持されている。ここで、かかるベッドを移動しようと
するときは、ヘッドボードまたはフットボード外側か
ら、踏み込み式操作手段を操作し、移動用キャスタを装
着した脚部を突出させ、移動用キャスタによってベッド
を支えるようにする。
【0006】
【実施例】次に、本考案にかかる移動用キャスタを有す
る格納式脚部を備えた在宅用ベッドについて、一実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。図1
に、移動用キャスタを有する格納式脚部を備えた在宅用
ベッド1を示す。この在宅用ベッド1は、ベッド長手方
向両端部のヘッドボード2、フットボード3近傍に固定
式脚部4を備えたものである。この固定式脚部4は、床
面(畳面、又はカーペット類)との接地部位に、固定式
脚部4の断面積よりも面積大とした円盤状基部5を設け
ている。
る格納式脚部を備えた在宅用ベッドについて、一実施例
を挙げ、添付の図面を参照しながら以下説明する。図1
に、移動用キャスタを有する格納式脚部を備えた在宅用
ベッド1を示す。この在宅用ベッド1は、ベッド長手方
向両端部のヘッドボード2、フットボード3近傍に固定
式脚部4を備えたものである。この固定式脚部4は、床
面(畳面、又はカーペット類)との接地部位に、固定式
脚部4の断面積よりも面積大とした円盤状基部5を設け
ている。
【0007】かかる固定式脚部4の近傍に、格納式脚部
6が設けられている。格納式脚部6には、移動用キャス
タ7が装着されている。そして、この格納式脚部6は、
ヘッドボード2およびフットボード3外側下面に形成さ
れた台形状の切欠部8から、ヘッドボード2およびフッ
トボード3外側に突出するように設けた踏み込み式操作
手段、すなわちステップ9を操作することにより、幕板
10内側のフレーム11から突出、格納可能に構成して
いる。なお、前記ステップ9と格納式脚部6との機構的
な接続構成は、周知のものでよく、ここではその一例を
示すのを省略する。
6が設けられている。格納式脚部6には、移動用キャス
タ7が装着されている。そして、この格納式脚部6は、
ヘッドボード2およびフットボード3外側下面に形成さ
れた台形状の切欠部8から、ヘッドボード2およびフッ
トボード3外側に突出するように設けた踏み込み式操作
手段、すなわちステップ9を操作することにより、幕板
10内側のフレーム11から突出、格納可能に構成して
いる。なお、前記ステップ9と格納式脚部6との機構的
な接続構成は、周知のものでよく、ここではその一例を
示すのを省略する。
【0008】以上のような構成の移動用キャスタ7を装
着した格納式脚部6を有する在宅用ベッド1において、
通常の使用時には、ベッド1は固定式脚部4によって支
持されている。接地面が和室、すなわち畳みが多いこと
から、接地面積の大なる円盤状基部5により、ベッド1
の荷重を分散しているので、畳等に脚部跡がつくのを抑
制することができる。ここで、かかるベッド1を移動し
ようとするときは、ヘッドボード2またはフットボード
3外側から、ステップ9を踏み込み操作し、移動用キャ
スタ7を装着した格納式脚部6を突出させ、移動用キャ
スタ7によってベッド1を支えるようにすることができ
る。
着した格納式脚部6を有する在宅用ベッド1において、
通常の使用時には、ベッド1は固定式脚部4によって支
持されている。接地面が和室、すなわち畳みが多いこと
から、接地面積の大なる円盤状基部5により、ベッド1
の荷重を分散しているので、畳等に脚部跡がつくのを抑
制することができる。ここで、かかるベッド1を移動し
ようとするときは、ヘッドボード2またはフットボード
3外側から、ステップ9を踏み込み操作し、移動用キャ
スタ7を装着した格納式脚部6を突出させ、移動用キャ
スタ7によってベッド1を支えるようにすることができ
る。
【0009】
【考案の効果】以上の通り、本考案によれば、必要に応
じて移動用キャスタを装着した格納式脚部を突出させ、
容易にベッドを移動することができる。
じて移動用キャスタを装着した格納式脚部を突出させ、
容易にベッドを移動することができる。
【0010】
【図1】本考案にかかる移動用キャスタを有する格納式
脚部を備えた在宅用ベッドの一実施例を示す概略横側面
説明図である。
脚部を備えた在宅用ベッドの一実施例を示す概略横側面
説明図である。
【図2】図1に示す在宅用ベッドの縦側面説明図であ
る。
る。
【図3】図1に示す在宅用ベッドの要部斜視説明図であ
る。
る。
1 在宅用ベッド 2 ヘッドボード 3 フットボード 4 固定式脚部 5 円盤状基部 6 格納式脚部 7 移動用キャスタ 8 切欠部 9 ステップ 10 幕板 11 フレーム
Claims (1)
- 【請求項1】 固定式脚部を備えたベッド等におい
て、前記固定式脚部の近傍に、移動用キャスタを装着し
た格納式脚部を設け、前記固定式脚部は、床面との接地
部位に、固定式脚部の断面積よりも面積大とした円盤状
基部を有し、前記格納式脚部は、ヘッドボードおよびフ
ットボード外側下面に形成した切欠部から、ヘッドボー
ドおよびフットボード外側に突設した踏み込み式操作手
段によって、前記移動用キャスタを突出させて床面に接
地させることでベッドを移動できるようにする構成とし
たことを特徴とする移動用キャスタを有する格納式脚部
を備えた在宅用ベッド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026370U JP2506557Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 移動用キャスタを有する格納式脚部を備えた在宅用ベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993026370U JP2506557Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 移動用キャスタを有する格納式脚部を備えた在宅用ベッド |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0683016U JPH0683016U (ja) | 1994-11-29 |
JP2506557Y2 true JP2506557Y2 (ja) | 1996-08-14 |
Family
ID=12191624
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993026370U Expired - Fee Related JP2506557Y2 (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | 移動用キャスタを有する格納式脚部を備えた在宅用ベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2506557Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
SE522228C2 (sv) * | 2000-03-31 | 2004-01-27 | Proton Caretec Ab | Säng av typen hemvårdssäng |
KR100962466B1 (ko) * | 2008-04-25 | 2010-06-14 | 주식회사 에스엠티 | 의료용 침대의 가드패널 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5810585Y2 (ja) * | 1980-07-23 | 1983-02-26 | 木村寝台工業株式会社 | 寝台等に於けるストツパ−機構 |
JPS61136720U (ja) * | 1985-02-14 | 1986-08-25 | ||
JPS6212324U (ja) * | 1985-07-08 | 1987-01-26 | ||
JPH0822642B2 (ja) * | 1991-05-02 | 1996-03-06 | パラマウントベッド株式会社 | キャスタの連動ロック操作機構 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP1993026370U patent/JP2506557Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0683016U (ja) | 1994-11-29 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |