JP3243399U - スノコベッド - Google Patents
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Abstract
【課題】スノコ構造による通気性を保ちつつ、軽量化を図ると共に、非使用時には収納に便利なようにコンパクト化できるスノコベッドを提供する。【解決手段】細長形状に形成され、その長辺側に順次配置された複数の発泡ポリエチレン材製の支持板20と、これら支持板20にそれぞれ設けられ、厚さ方向に貫通するスリット22と、各貫通部22に順次挿入された可撓性を有する布製の帯部材30を備え、支持板20の表面21aには、滑り止めの凹凸部23が形成されている。【選択図】図3
Description
本考案は、収納が容易で、室内フロアに敷くためのスノコベッドに関するものである。
室内フロアに敷くスノコベッドが知られている(例えば、特許文献1参照。)。このようなスノコベッドは、複数の木製の板材を所定の間隔をあけて平行に配置した上板と、これら上板の下方で直交して配置された3枚の受け板とから構成されている。このように構成されたスノコベッドにおいては、スノコ構造により通気性を保つことができ、湿度の高い日本国内においては、カビ等の発生を抑えることができる。
上述したようにスノコベッドにあっては、次のような問題があった。すなわち、木製の板材は数が多くなると重くなり、運搬が困難であった。また、折り畳むことができないため、収納に手間がかかっていた。
本考案は、このような課題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、スノコによる通気性を保ちつつ、軽量化を図ると共に、非使用時には収納に便利なようにコンパクト化できるスノコベッドを提供することにある。
本考案は、細長形状に形成され、その長辺側に順次配置された複数の発泡樹脂製の支持板と、これら支持板にそれぞれ設けられ、厚さ方向に貫通する貫通部と、前記各貫通部に順次挿入された可撓性を有する接続部材を備えるようにした。
本考案のスノコベッドによれば、その目的とするところは、スノコ構造による通気性を保ちつつ、軽量化を図ると共に、非使用時には収納に便利なようにコンパクト化できる。
以下、図面を参照しつつ本考案の実施形態について説明する。
図1は本考案の実施形態であるスノコベッド10の表面側を示す斜視図、図2はスノコベッド10の裏面側を示す斜視図、図3はスノコベッド10の表面側の要部を拡大して示す斜視図、図4はスノコベッド10の収納方法を示す斜視図、図5はスノコベッド10の収納状態の一例を示す斜視図、図6はスノコベッド10の収納状態の別の例を示す斜視図、図7はスノコベッド10の変形例に係る表面側の要部を示す斜視図である。なお、図1中100は、スノコベッド10に重ねて配置された寝具であり、寝具100は、マット101及び枕102を備えている。マット101は、例えば、幅90cm×長さ180cm程度の大きさである。
スノコベッド10は、細長形状に形成され、その長辺側に順次配置された複数の支持板20と、これら支持板20を接続し、支持板20の並ぶ方向に設けられた一組の帯部材(接続部材)30とを備えている。支持板20は、例えば、長辺90cm、短辺8cm程度に形成されている。支持板20は、細長形状の発泡樹脂材製(例えば、発泡ポリエチレンや発泡スチレン)のベース21を備えている。ベース21には、防炎加工、抗菌防臭加工のいずれか又は両方が施されている。ベース21は、表面21a及び裏面21bを備えている。ベース21には、厚さ方向(表面21a側から裏面21b側)に貫通する一対のスリット(貫通部)22が形成されている。表面21aには、エンボス加工により滑り止めとなる凹凸部23が形成されている。凹凸部23の最も高い部分の高さは例えば1mm程度である。
帯部材30は、可撓性を有する布製であり、一対のスリット22のうち一方のスリット22に対し、裏面21b側から挿入され、表面21a側に露出し、他方のスリット22に対し、表面21a側から挿入され、裏面21b側に露出するように配置されている。このように配置されることで、複数の支持板20が帯部材30で連結されている。帯部材30の端部は、スリット22から抜け出さないように抜け止めが形成されている。
このように構成されたスノコベッド10は、使用時には図1に示すように、マット101を表面21a側に配置し、床面に敷くことができる。なお、ベース21には凹凸部23が形成されているので、マット101の滑り止めとして機能する。スノコベッド10は、支持板20によるスノコ構造を有しているため、マット101側の通気性を保つことができる。
一方、非使用時には、図4に示すように使用者Mによって、可撓性を有する帯部材30の部分で折り畳んでコンパクト化することができる。また、折り畳んだ後は、図5に示すように、端部に面ファスナが設けられたゴムベルト40で縛って固定し、収納する。場合によっては汚れ防止のための袋に入れても良い。
この他、図6に示すように、スノコベッド10の裏面21b側を内側にして巻くことでコンパクト化することが可能である。この場合もゴムベルト40で縛って固定し、収納する。この場合も袋に入れても良い。
このようにスノコベッド10によれば、支持板20によるスノコ構造を有しているため、マット101側の通気性を保つことができる。また、支持板20が発泡樹脂材で形成されているため、軽量化であり、女性や老人でも簡単に移動・設置が可能である。また、可撓性を有する帯部材30で連結されているため、折り畳んでも厚くなりにくいため、非使用時には収納に便利なようにコンパクト化することが可能である。
図7は、スノコベッド10の変形例に係る表面21a側の要部を示す斜視図である。スノコベッド10は、上述した支持板20の代わりに支持板20Aを用いている。なお、図7において、図1と同一機能部分には同一符号を付し、その詳細な説明は省略する。
支持板20Aの表面21a側には、上述したエンボス加工によって形成された凹凸部23よりも、高さの高い凹凸部24が形成されている。凹凸部24の最も高い部分の高さは例えば10mm程度である。この凹凸部24は、ベース21を形成する際に一体的に形成する。
このように構成されていると、凹凸部24とマット101との間に空間が形成され、その空間において空気が流通することになるため、通気性を保つことができる。
なお、上述した例においては、表面21a側だけに凹凸部23,24を形成しているが、裏面21b側に凹凸部23,24を設けても良い。また、表面21a及び裏面21bに凹凸部23,24を設けなくても良い。さらに、滑り止めとして凹凸部23,24ではなく、滑り止めシートを貼付したり、表面を滑り止め効果が出るように特殊加工したり、滑り止めの塗料を施すようにしてもよい。
また、上述した例では、折り畳んだ後、または丸めた後、ゴムベルト40で固定しているが、帯部材30に同様の機能を持たせて固定するようにしてもよい。さらに、帯部材30は2列だけ設けているが、3列以上にしても良い。帯部材30の代わりに紐部材を用いても良い。
さらに、ベース21は、発泡樹脂材製であり、木製のように長期間使用しても虫やカビが発生しなくて、臭くならないという利点がある。また、木製のように割れやささくれが発生しなく、使用者に当たっても痛くなく怪我しにくく子供やお年寄りにも優しいという利点がある。この他、素材自体に防炎加工や抗菌防臭加工もできるため、防炎効果や抗菌防臭効果を付加することができる。
以上、本考案の実施形態について説明したが、本考案はこれに限定されることなくその趣旨を逸脱しない範囲で種々の改良・変更が可能であることは勿論である。
本考案は、スノコ構造による通気性を保ちつつ、軽量化を図ると共に、非使用時には収納に便利なようにコンパクト化できるスノコベッドとして有効である。
10…スノコベッド、20,20A…支持板、21…ベース、22…スリット、23,24…凹凸部、30…帯部材、40…ゴムバンド、M…使用者。
Claims (5)
- 細長形状に形成され、その長辺側に順次配置された複数の樹脂製の支持板と、
これら支持板にそれぞれ設けられ、厚さ方向に貫通する貫通部と、
前記各貫通部に順次挿入された可撓性を有する接続部材を備えていることを特徴とするスノコベッド。 - 前記貫通部は、前記支持板の幅方向に一対形成されたスリットであり、
前記接続部材は、前記支持板が配置された方向に直交する向きに設けられた布材であり、前記一対のスリットのうち一方のスリットに対し、裏面側から挿入され、表面側に露出し、他方のスリットに対し、表面側から挿入されていることを特徴とする請求項1に記載されたスノコベッド。 - 前記支持板の表面又は裏面には、滑り止め部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のスノコベッド。
- 前記滑り止め部は、凹凸部であることを特徴とする請求項3に記載のスノコベッド。
- 前記支持板は、防炎加工又は抗菌防臭加工が施されていることを特徴とする請求項1に記載のスノコベッド。
Priority Applications (1)
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JP2023002236U JP3243399U (ja) | 2023-06-26 | 2023-06-26 | スノコベッド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2023002236U JP3243399U (ja) | 2023-06-26 | 2023-06-26 | スノコベッド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3243399U true JP3243399U (ja) | 2023-08-24 |
Family
ID=87576148
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2023002236U Active JP3243399U (ja) | 2023-06-26 | 2023-06-26 | スノコベッド |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3243399U (ja) |
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2023
- 2023-06-26 JP JP2023002236U patent/JP3243399U/ja active Active
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