JP3083636B2 - 車両のシート装置 - Google Patents

車両のシート装置

Info

Publication number
JP3083636B2
JP3083636B2 JP04089042A JP8904292A JP3083636B2 JP 3083636 B2 JP3083636 B2 JP 3083636B2 JP 04089042 A JP04089042 A JP 04089042A JP 8904292 A JP8904292 A JP 8904292A JP 3083636 B2 JP3083636 B2 JP 3083636B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
rear seat
vehicle
gear
rail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP04089042A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05286384A (ja
Inventor
清己 沖野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mazda Motor Corp filed Critical Mazda Motor Corp
Priority to JP04089042A priority Critical patent/JP3083636B2/ja
Publication of JPH05286384A publication Critical patent/JPH05286384A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3083636B2 publication Critical patent/JP3083636B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/02Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable
    • B60N2/22Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles the seat or part thereof being movable, e.g. adjustable the back-rest being adjustable
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/24Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles for particular purposes or particular vehicles
    • B60N2/30Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats
    • B60N2/3002Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements
    • B60N2/3004Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements by rotation only
    • B60N2/3009Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements by rotation only about transversal axis
    • B60N2/3011Non-dismountable or dismountable seats storable in a non-use position, e.g. foldable spare seats back-rest movements by rotation only about transversal axis the back-rest being hinged on the cushion, e.g. "portefeuille movement"
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/90Details or parts not otherwise provided for
    • B60N2/995Lower-leg-rests, e.g. calf-rests
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N3/00Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for
    • B60N3/001Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of tables or trays
    • B60N3/002Arrangements or adaptations of other passenger fittings, not otherwise provided for of tables or trays of trays

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フロントシートの後方
に、少なくとも2つのリアシートを有する例えばワンボ
ックスカー等の車両のシート装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、例えばワンボックスカー等の
車両においては、車両の荷室空間を確保するため、ある
いはリアシートの有効利用を図るために種々の改良がな
されている。
【0003】例えば、実開昭58−188336号公報
においては、図16に示すように、車両81のフロント
シート82の後方に折り畳み可能な2つのリアシート8
3・84を前後に配し、前側リアシート83を前方に折
り畳み、さらにその上に、折り畳んだ後側リアシート8
4を載置可能とすることにより、荷室空間を広く確保し
たものが開示されている。
【0004】一方、実開昭57−120138号公報に
は、図17に示すように、リアシート91のシートバッ
ク92をアーム93に対して変位自在に取り付け、シー
トバック背面94をテーブルとして使用可能にしたもの
が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の車両のシート装置では、それぞれの構造を備えるこ
とによりそれぞれの目的を達成することができるが、こ
れら両方の目的を同時に達成することはできていない。
【0006】また、これらの目的を同時に達成するため
に、両者の構造を組み合わせることことが容易に考えら
れるが、荷室空間の広域確保及びシートバック背面のテ
ーブル的活用の用途以外の効果は生じてこない。
【0007】本発明は、上記従来の問題点に鑑みなされ
たものであって、その目的は、シート機能、荷室空間の
広域確保及びシートバック背面のテーブル的活用を踏ま
え、さらに機能付加及び機能の向上を図り得る車両のシ
ート装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明の車
両のシート装置は、上記課題を解決するために、フロン
トシートの後方に、少なくとも2つのリアシートが設け
られた車両のシート装置において、第1リアシートの下
方には第2リアシートの下方にまで前後に伸びるレール
が敷設される一方、第1リアシートは、シートクッショ
ンに対しシートバックを折り畳み可能とする下部ヒンジ
と、シートバックを反転可能とする上部ヒンジとを備
え、折り畳んだ状態にて上記レールに沿って前後移動す
ることにより第2リアシートの下方に収容可能に設けら
れていることを特徴としている。
【0009】請求項2記載の発明の車両のシート装置
は、上記課題を解決するために、請求項1の車両のシー
ト装置において、上記レールはバックドア近傍にまで延
びて形成されていることを特徴としている。
【0010】請求項3記載の発明の車両のシート装置
は、上記課題を解決するために、請求項1の車両のシー
ト装置において、上記第1、第2リアシートは、フロン
トシート近傍にまで前方移動可能に設けられていること
を特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1の構成によれば、第1リアシートの下
方には第2リアシートの下方にまで前後に伸びるレール
が敷設されているので、第1リアシートは、下部ヒンジ
を軸としてシートバックがシートクッション側に折り畳
まれた状態で、上記レールに沿って前後移動することに
より第2リアシートの下方に収容される。これにより、
荷室空間の広域確保が可能となる。
【0012】また、第1リアシートを第2リアシートか
ら取り出して使用する場合には、第1リアシートのシー
トバックは反転可能に設けられているので、反転するこ
とにより、シートバック背面がテーブルとして使用でき
ると共に、第2リアシートの着席者に対する足置きとし
ての活用を図ることが可能となる。
【0013】さらに、第1リアシートの下方にはレール
が敷設されているので、第1リアシートがこのレールに
沿って前後方向に移動することが可能となり、第1リア
シートの位置を自在に変化させることが可能となる。こ
れにより、例えば、第1リアシートを前方に、第2リア
シートを後方に位置させることにより、第1リアシート
のシートバックをテーブルとして使用する際に、対座形
式のシートとして利用することが可能となる。この結
果、第1リアシートの利用態様に幅広さをもたせること
ができる。
【0014】したがって、第1リアシートをサブシート
扱いとして、シート機能、荷室空間の広域確保及びシー
トバック背面のテーブル的活用を踏まえ、さらに機能付
加及び機能の向上を図ることができる。
【0015】請求項2の構成によれば、レールはバック
ドア近傍にまで延びて形成されているので、第1リアシ
ートをバックドア近傍に位置させることができる。この
結果、第1リアシートのシートバックをテーブルとして
使用する際に、バックドアを開口し、シートバックをバ
ックドアの開口よりも外部に位置させることによって、
野外からテーブルを利用することが可能となる。
【0016】請求項3の構成によれば、第1、第2リア
シートは、フロントシート近傍にまで前方移動可能に設
けられているので、第1、第2リアシートをフロントシ
ート近傍に位置させることにより、荷室空間をより広く
確保することが可能となる。
【0017】
【実施例】本発明の一実施例について図1ないし図15
に基づいて説明すれば、以下の通りである。本実施例の
シート装置は、図1に示すように、例えば、ワンボック
スカー等の車両1に備えられている。上記車両1におけ
るフロントシート2の後方には、2つの第1リアシート
3及び第2リアシート4が設けられている。これら第1
リアシート3及び第2リアシート4は、図2に示すよう
に、車幅方向に長く延びて形成される一方、これら第1
リアシート3及び第2リアシート4の下方には各シート
3・4の前後方向への移動を可能とするレール7・5が
敷設されている。すなわち、第2リアシート4の下方に
は、第2リアシート4の車幅方向の両端部にほぼ沿う互
いに平行な2本の外側レール5・5が車両1の前後方向
に延設されており、第2リアシート4の脚部6…がこの
外側レール5・5の上に設けられることによって、第2
リアシート4が前後方向に移動可能となっている。
【0018】また、第1リアシート3は、車幅方向の長
さが、第2リアシート4の車幅方向の長さよりも短く形
成されており、サブシートとして使用されるようになっ
ている。この第1リアシート3の下方にも互いに平行な
2本の内側レール7・7が前後方向に延設されており、
第1リアシート3の脚部8・8が内側レール7・7に形
成された溝7a・7aに摺動自在に嵌め込まれることに
よって第1リアシート3が内側レール7・7に沿って前
後に移動可能になっている。
【0019】上記外側レール5・5及び内側レール7・
7は、図1に示すように、それぞれ、前方端部がフロン
トシート2の近傍にまで延びて形成されると共に、後方
端部はバックドア9の近傍にまで延びて形成されてい
る。
【0020】上記の第1リアシート3は、図3及び図4
に示すように、シートクッション10と、シートバック
11と、シートクッション10に対しシートバック11
を折り畳み可能とする下部ヒンジ12とを有している。
シートバック11は背もたれ部分がクッションにて形成
される一方、背面部分がテーブル面として機能するため
のフラット面となっている。
【0021】下部ヒンジ12は、図5(a)にも示すよ
うに、シートクッション10の両側に固定されたクッシ
ョンフレーム13とシートバック11の両側に設けられ
たアーム14との間で、アーム14を回動自在に支持し
て設けられている。また、下部ヒンジ12は、シートク
ッション10のクッションフレーム13に固定される円
板状の下セクターギヤ15を有している。この下セクタ
ーギヤ15には、図5(b)にも示すように、ほぼ水平
位置に形成された第1ギヤ15aと、最上部に位置して
形成された第2ギヤ15bと、この第2ギヤ15bに隣
接する位置に形成された第3ギヤ15cと第4ギヤ15
dとを有している。
【0022】また、下セクターギヤ15の近くに設けら
れてシートバック11の折り畳み操作をするために使用
される折畳操作レバー16と、下セクターギヤ15との
間には、折畳操作レバー16に一体に取り付けられたカ
ム18が設けられている。このカム18と下セクターギ
ヤ15との間には、支点20の回りに回動可能な下ロッ
クギヤ19が設けられており、カム18は、下セクター
ギヤ15側の端部が下ロックギヤ19の側部に当接する
ことによって、下セクターギヤ15における各第1〜第
4ギヤ15a〜15dとの歯合が容易に外れないように
押圧している。さらに、カム18における折畳操作レバ
ー16側の端部はスプリング24にて引っ張られること
によっても、歯合が容易に外れないようになってる。
【0023】また、上記折畳操作レバー16には、ガイ
ド穴22を有するガイドプレート21が一体に取り付け
られており、下ロックギヤ19から突出して形成された
ピン23がこのガイド穴22に挿入されている。そし
て、折畳操作レバー16を図5(b)に示す矢印X方向
への回動操作することによって、ガイドプレート21が
回動するときに、下ロックギヤ19のピン23がガイド
穴22に案内されて、下ロックギヤ19と下セクターギ
ヤ15との歯合が外れる方向に下ロックギヤ19が回動
するようになっている。さらに、下ロックギヤ19を下
セクターギヤ15における各第1〜第4ギヤ15a〜1
5dに歯合させることにより、シートバック11の角度
を、図3に示す折り畳み態様(同図A)の他、同図にお
いてB、C又はDの3段階に切り換え可能となってい
る。また、アーム14には下セクターギヤ15の周りに
ストッパ25が設けられており、シートバック11が回
動動作した際に、ストッパ25が下セクターギヤ15の
外周部に設けられた規制部26・26に当接することに
よって、シートバック11の回動が規制されるようにな
っている。
【0024】一方、シートバック11には、アーム14
に対してシートバック11を回動可能にするための上部
ヒンジ26が設けられている。この上部ヒンジ26は、
図6(a)に示すように、前記下部ヒンジ12とほぼ同
様の構造を有しており、シートバック11の両側に固定
されたバックフレーム31とシートバック11の両側に
設けられたアーム14との間で、シートバック11を回
動自在に支持して設けられている。また、上部ヒンジ2
6は、図6(b)にも示すように、バックフレーム31
に固定される円板状の上セクターギヤ27を有してい
る。この上セクターギヤ27の外周には、第5ギヤない
し第9ギヤ27a〜27eが形成されている。
【0025】そして、上記の下部ヒンジ12と同様に、
回動操作レバー28を矢印Y方向に回動することによ
り、上ロックギヤ29と上セクターギヤ27とを切り離
すことができ、アーム14に対してシートバック11を
上部ヒンジ26の回りに回動させることができる。次い
で、上ロックギヤ29を他の第5ないし第9ギヤ27a
〜27eと歯合させることによって、図3にも示すよう
に、シートバック11をテーブル態様(同図E)、シー
ト態様(同図F)又は足置き態様(同図G)に切り換え
可能となっている。
【0026】なお、アーム14の下部における、シート
バック11の背面側には、図3及び図4に示すように、
シートストッパ29が設けられており、このシートスト
ッパ29は、シートバック11がアーム14の背面側に
は回動しないように規制している。
【0027】上記の構成において、本実施例のシート装
置の動作について説明する。
【0028】まず、第1リアシート3は、図1及び図2
に示すように、通常、サブシートとして第2リアシート
4の下方に収容されている。この第1リアシート3の収
容状態においては、図7に示すように、第1リアシート
3及び第2リアシート4を共に内側レール7・7及び外
側レール5・5に沿って移動してフロントシート2近傍
に位置させ、第2リアシート4のシートバックを折り畳
むことにより、荷室空間をより広く形成することが可能
となる。
【0029】上記の第1リアシート3をシート態様とす
るには、例えば、第2リアシート4を、外側レール5・
5に沿って後方に移動して、図示しないロック機構にて
所定位置に位置決めすることにより、第1リアシート3
と第2リアシート4との位置をずらせる。次いで、第1
リアシート3の折畳操作レバー16を図5(b)に示す
矢印X方向に回動することにより、下ロックギヤ19と
下セクターギヤ15の第1ギヤ15aとの歯合を解除
し、次いで、アーム14を矢印P方向に回動し、下ロッ
クギヤ19を下セクターギヤ15の例えば第3ギヤ15
cと歯合させることにより、図8及び図9にも示すシー
ト態様になる。
【0030】なお、このシート態様においては、下ロッ
クギヤ19を下セクターギヤ15の例えば第4ギヤ15
dと歯合させることによって、例えば、図10に示すよ
うに、第1リアシート3を、第2リアシート4の後方に
位置するように内側レール7・7に沿って移動させ、第
2リアシート4と第1リアシート3との間に補助クッシ
ョン30を配することによって、ベッド態様とすること
も可能である。
【0031】また、第1リアシート3をテーブル態様と
するには、下ロックギヤ19を下セクターギヤ15の例
えば第3ギヤ15cに歯合させることにより、アーム1
4を図3のC位置とする。次いで、図6(b)に示す回
動操作レバー28をY方向に回動することにより上ロッ
クギヤ29と上セクターギヤ27との歯合を解除し、次
いで、シートバック11を図3に示す矢印Q方向に反転
することにより、シートバック11の背面が上を向く状
態となり、次いで、上ロックギヤ29を上セクターギヤ
27の第8ギヤ27cと歯合させることによって、図1
1に示すテーブル態様となる。
【0032】なお、このテーブル態様においては、図1
2に示すように、フロントシート2と第1リアシート3
との間に補助クッション30を置くことにより、第1リ
アシート3と第2リアシート4との間にテーブルを有す
る対座が可能となる。さらに、図13に示すように、第
1リアシート3を内側レール7・7に沿ってバックドア
の近傍に配置させることによって、シートバック11を
バックドア9の開口から外側に突出させて、野外にいる
者との対座形式とすることも可能である。
【0033】一方、第1リアシート3を足置き態様とす
るには、例えば、図5(b)に示すように、下ロックギ
ヤ19を下セクターギヤ15の第4ギヤ15dに歯合さ
せることにより、アーム14を図3のD位置とする。次
いで、シートバック11を図3に示す矢印Q方向に回動
し、図6(b)に示す上ロックギヤ29を上セクターギ
ヤ27の第6ギヤ27bと歯合させることによって、図
14及び図15に示す足置き態様となる。
【0034】このように、本実施例の車両1のシート装
置は、第1リアシート3の下方には第2リアシート4の
下方にまで前後に伸びる内側レール7・7が敷設されて
いるので、第1リアシート3は、下部ヒンジ12を軸と
してシートバック11がシートクッション10側に折り
畳まれた状態で、内側レール7・7に沿って前後移動す
ることにより第2リアシート4の下方に収容され、荷室
空間の広域確保が可能となる。また、第1リアシート3
を第2リアシート4から取り出して使用する場合には、
第1リアシート3のシートバック11は反転可能に設け
られているので、反転することにより、シートバック1
1の背面がテーブルとして使用できると共に、第2リア
シート4の着席者に対する足置きとしての活用を図るこ
とが可能となる。
【0035】さらに、第1リアシート3の下方には内側
レール7・7が敷設されているので、第1リアシート3
が前後方向に内側レール7・7に沿って移動することが
可能となり、第1リアシート3の位置を自在に変化させ
ることが可能となる。これにより、第1リアシートを前
方に、第2リアシートを後方に位置させることによっ
て、第1リアシートのシートバックをテーブルとして使
用する際に、対座形式のシートとして利用することが可
能となる。この結果、第1リアシート3の利用態様に幅
広さをもたせることが可能となる。
【0036】したがって、第1リアシート3をサブシー
ト扱いとして、シート機能、荷室空間の広域確保及びシ
ートバック11の背面のテーブル的活用を踏まえ、さら
に機能付加及び機能の向上を図ることができる。
【0037】また、内側レール7・7はバックドア9の
近傍にまで延びて形成されているので、第1リアシート
3をバックドア9の近傍に位置させることができる。こ
の結果、第1リアシート3のシートバック11をテーブ
ル態様として使用する際に、バックドア9を開口し、シ
ートバック11をバックドア9の開口よりも外部に位置
させることによって、野外からテーブルを利用すること
が可能となる。
【0038】さらに、第1、第2リアシート3・4は、
フロントシート2の近傍にまで前方移動可能に設けられ
ているので、第1、第2リアシート3・4をフロントシ
ート2の近傍に位置させることにより、荷室空間をより
広く確保することが可能となる。
【0039】
【発明の効果】請求項1の発明の車両のシート装置は、
以上のように、第1リアシートの下方には第2リアシー
トの下方にまで前後に伸びるレールが敷設される一方、
第1リアシートは、シートクッションに対しシートバッ
クを折り畳み可能とする下部ヒンジと、シートバックを
反転可能とする上部ヒンジとを備え、折り畳んだ状態に
て上記レールに沿って前後移動することにより第2リア
シートの下方に収容可能に設けられている構成である。
【0040】これにより、第1リアシートは、下部ヒン
ジを軸としてシートバックがシートクッション側に折り
畳まれた状態で、上記レールに沿って前後移動すること
により第2リアシートの下方に収容される。この結果、
荷室空間の広域確保が可能となる。
【0041】また、第1リアシートを第2リアシートか
ら取り出して使用する場合には、第1リアシートのシー
トバックを反転することにより、シートバック背面がテ
ーブルとして使用できると共に、第2リアシートの着席
者に対する足置きとしての活用を図ることが可能とな
る。
【0042】さらに、第1リアシートがレールに沿って
前後方向に移動することが可能となり、第1リアシート
の位置を自在に変化させることが可能となる。これによ
り、第1リアシートのシートバックをテーブルとして使
用する際に、対座形式のシートとして利用することが可
能となる。この結果、第1リアシートの利用態様に幅広
さをもたせることができる。
【0043】したがって、第1リアシートをサブシート
扱いとして、シート機能、荷室空間の広域確保及びシー
トバック背面のテーブル的活用を踏まえ、さらに機能付
加及び機能の向上を図ることができる。
【0044】請求項2の発明の車両のシート装置は、以
上のように、請求項1の車両のシート装置において、レ
ールはバックドア近傍にまで延びて形成されている構成
である。
【0045】これにより、第1リアシートをバックドア
近傍に位置させることができ、第1リアシートのシート
バックをテーブルとして使用する際に、バックドアを開
口し、シートバックをバックドアの開口よりも外部に位
置させることによって、野外からテーブルを利用するこ
とが可能となる。
【0046】請求項3の発明の車両のシート装置は、以
上のように、請求項1の車両のシート装置において、第
1、第2リアシートは、フロントシート近傍にまで前方
移動可能に設けられている構成である。
【0047】これにより、第1、第2リアシートをフロ
ントシート近傍に位置させることにより、荷室空間をよ
り広く確保することが可能となるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例のシート装置を備えた車両の
全体構成図である。
【図2】上記シート装置の折り畳み状態を示す斜視図で
ある。
【図3】上記シート装置の構造を示す側面図である。
【図4】上記シート装置の構造を示す要部平面図であ
る。
【図5】上記シート装置の下部ヒンジ近傍の構造を示す
ものであり、(a)は一部を切り欠いて示す要部拡大平
面図、(b)は一部を切り欠いて示す要部拡大側面図で
ある。
【図6】上記シート装置の上部ヒンジ近傍の構造を示す
ものであり、(a)は一部を切り欠いて示す要部拡大平
面図、(b)は一部を切り欠いて示す要部拡大側面図で
ある。
【図7】上記シート装置の収容状態を示す側面図であ
る。
【図8】上記シート装置のシート態様を示す斜視図であ
る。
【図9】上記シート装置のシート態様における各シート
の位置関係を示す側面図である。
【図10】上記シート装置のベッド態様を示す側面図で
ある。
【図11】上記シート装置のテーブル態様を示す斜視図
である。
【図12】上記シート装置のテーブル態様における対座
形式を示す側面図である。
【図13】上記シート装置のテーブル態様における野外
利用形式を示す側面図である。
【図14】上記シート装置の足置き態様を示す斜視図で
ある。
【図15】上記シート装置の足置き態様を示す側面図で
ある。
【図16】従来例のシート装置を示すものであり、折り
畳みによりリヤシートを収納可能とした構造を示す全体
構成図である。
【図17】他の従来例のシート装置を示すものであり、
テーブル態様可能とした構造を示す要部斜視図である。
【符号の説明】
1 車両 2 フロントシート 3 第1リアシート 4 第2リアシート 7 内側レール(レール) 9 バックドア 10 シートクッション 11 シートバック 12 下部ヒンジ 26 上部ヒンジ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60N 2/00 - 2/54 B60N 3/00 B60N 3/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フロントシートの後方に、少なくとも2つ
    のリアシートが設けられた車両のシート装置において、 第1リアシートの下方には第2リアシートの下方にまで
    前後に伸びるレールが敷設される一方、第1リアシート
    は、シートクッションに対しシートバックを折り畳み可
    能とする下部ヒンジと、シートバックを反転可能とする
    上部ヒンジとを備え、折り畳んだ状態にて上記レールに
    沿って前後移動することにより第2リアシートの下方に
    収容可能に設けられていることを特徴とする車両のシー
    ト装置。
  2. 【請求項2】上記レールはバックドア近傍にまで延びて
    形成されていることを特徴とする請求項1記載の車両の
    シート装置。
  3. 【請求項3】上記第1、第2リアシートは、フロントシ
    ート近傍にまで前方移動可能に設けられていることを特
    徴とする請求項1記載の車両のシート装置。
JP04089042A 1992-04-09 1992-04-09 車両のシート装置 Expired - Fee Related JP3083636B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04089042A JP3083636B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 車両のシート装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP04089042A JP3083636B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 車両のシート装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05286384A JPH05286384A (ja) 1993-11-02
JP3083636B2 true JP3083636B2 (ja) 2000-09-04

Family

ID=13959841

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP04089042A Expired - Fee Related JP3083636B2 (ja) 1992-04-09 1992-04-09 車両のシート装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3083636B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19812140C1 (de) * 1998-03-20 1999-10-07 Faure Bertrand Sitztech Gmbh Kraftfahrzeugsitz mit klappbarer Rückenlehne
JP4622773B2 (ja) * 2005-09-20 2011-02-02 マツダ株式会社 車両用シート装置
CN111152695B (zh) * 2020-01-13 2021-06-25 陈增法 一种汽车多功能座椅

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05286384A (ja) 1993-11-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0856428B1 (en) Linear recliner with easy entry memory feature
US3964785A (en) Reversible seat and bed apparatus
US6199953B1 (en) Sector recliner with single position memory
JP2004173922A (ja) 定点復帰機能付きリクライニング装置並びに同リクライニング装置を備える車両用シート
JP3457905B2 (ja) 自動車のシート装置
JP3083636B2 (ja) 車両のシート装置
JP2991034B2 (ja) 車両用シート
JPS6181829A (ja) 車両用折り畳みシ−ト及びその折り畳みシ−トを備えた乗貨兼用車両
JP3564751B2 (ja) 車両用シート装置
JPH0321639Y2 (ja)
JPH09118159A (ja) 車両用リヤシート構造
JP2001030812A (ja) 車両用折畳みシート
JPS6245955Y2 (ja)
JPH0540757Y2 (ja)
JPH0228979Y2 (ja)
JPH0233528B2 (ja) Jidoshanoshiitosochi
JP2002347488A (ja) 車両用シート
JPS6310989Y2 (ja)
JPS6320370Y2 (ja)
JPS6310990Y2 (ja)
JPS6033061Y2 (ja) 座席の背もたれ部前傾装置
JPH1029449A (ja) 車両用シート
JPS6345955Y2 (ja)
JPS5941877Y2 (ja) 自動車用座席
JP2529802Y2 (ja) メモリ機能を有するシートトラック装置

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090630

Year of fee payment: 9

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees