JP3083216B2 - エレベータのレールブラケット芯出し装置 - Google Patents

エレベータのレールブラケット芯出し装置

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JP3083216B2
JP3083216B2 JP05025645A JP2564593A JP3083216B2 JP 3083216 B2 JP3083216 B2 JP 3083216B2 JP 05025645 A JP05025645 A JP 05025645A JP 2564593 A JP2564593 A JP 2564593A JP 3083216 B2 JP3083216 B2 JP 3083216B2
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輝幸 伊藤
弘司 山内
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Hitachi Building Systems Co Ltd
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

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  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、昇降路内の同等の高さ
位置で対をなすレールブラケットを位置決めする際に用
いられるエレベータのレールブラケット芯出し装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】この種の芯出し装置としては、従来、特
開昭58−36869号公報に記載されているように、
目盛を刻印した略L字形の長尺部材の両端部をそれぞれ
対をなすレールブラケットに密着させ、これらレールブ
ラケットを位置決め状態で保持できるようにしたものが
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の芯出し装置は、昇降路内の同等の高さ位置に対
向状態で仮固定された一対のレールブラケット間に、略
L字形の長尺部材を掛け渡すようにして芯出し作業を行
わねばならないので、特に大型のエレベータで昇降路が
広く両ブラケットの間隔が4〜5メートルを超えるよう
な場合に、長くて重い長尺部材が作業性や信頼性に悪影
響を及ぼすという不具合があった。すなわち、対をなす
レールブラケットの間隔が広いと芯出し用の長尺部材も
長いものを使用しなければならないので、足場の悪い昇
降路内での取扱いが難しくなるとともに、自重により撓
みやすくなり、また、かかる撓みを減らすために長尺部
材の剛性を高めると重量が増加して取扱いが一層困難に
なるため、作業性が著しく劣化してしまう。
【0004】本発明はこのような従来技術の課題に鑑み
てなされたもので、その目的は、昇降路内が広くても対
をなすレールブラケットの芯出し作業が簡単かつ確実に
行えるエレベータのレールブラケット芯出し装置を提供
することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の上記目的は、一
対のガイドレールを昇降路内の相対向する位置で支持す
るための対をなすレールブラケットを位置決めする際に
用いられる芯出し装置において、一方の上記レールブラ
ケットの起立面に着脱可能に装着され、この起立面に対
し垂直な向きに光束を投射する光束投射手段と、他方の
上記レールブラケットの起立面に着脱可能に装着され、
この起立面に対し平行な2個所に、上記光束の入射位置
を表示するための相対向する第1表示部および半透明材
料からなる第2表示部を配置させる光束入射位置表示手
段とを備えることによって達成される。
【0006】
【作用】上記構成要素を備えた芯出し装置は、一方のレ
ールブラケットに装着した光束投射手段から、他方のレ
ールブラケットに装着した光束入射位置表示手段の第2
表示部に向けて光束を投射し、この光束の第2表示部に
おける入射位置と、半透明な該第2表示部を透過した上
記光束の第1表示部における入射位置とのずれを調整す
ることにより、両ブラケットを精度良く芯出しすること
ができ、また、光束投射手段や光束入射位置表示手段と
して小型軽量のものを採用することができるので、昇降
路内での取扱いが容易になる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1ないし図3に
基づいて説明する。ここで、図1は実施例たるレールブ
ラケット芯出し装置の斜視図、図2は該芯出し装置を用
いてレールブラケットの芯出しを行っている様子を示す
側面図、図3は図2を上方から見た平面図である。
【0008】これらの図に示す芯出し装置は、一対のガ
イドレール(図示せず)を昇降路1内の相対向する位置
で支持するための対をなすレールブラケット2,3を位
置決めする際に用いられるもので、一方のレールブラケ
ット2に着脱可能に装着される光束投射手段4と、他方
のレールブラケット3に着脱可能に装着される光束入射
位置表示手段5とによって構成されている。
【0009】光束投射手段4は、仮固定したレールブラ
ケット2の起立面2aに対してL字形端面6aを磁気的
吸引力により密着固定できる投射側取付部材6と、この
取付部材6に保持されてL字形端面6aに対し垂直な向
きに一定の直径(例えば1〜5mm)のレーザ光束7を
投射する光束投射器8とで構成されていて、投射側取付
部材6の上面には2個所に水準器9が付設されていると
ともに、位置決め用の目印10,11が刻印されてい
る。なお、この取付部材6にはL字形端面6aに臨出す
る図示せぬ磁石が内蔵されており、その磁力によってレ
ールブラケット2への装着が行われる。
【0010】また、光束入射位置表示手段5は、仮固定
したレールブラケット3の起立面3aに対してL字形端
面12aを磁気的吸引力により密着固定できる表示側取
付部材12と、この取付部材12に保持されてL字形端
面12aに対し平行に配置された半透明材料からなる表
示板13とで構成されていて、この表示板13に刻印さ
れている目盛13aと、表示側取付部材12のうち表示
板13と平行に向き合う表示面12bの上縁に沿って刻
印されている目盛12cは、これら表示板13および表
示面12bを直角に横切る直線の座標位置が同じ値を示
すように設定してある。なお、表示側取付部材12の上
面には2個所に水準器14が付設されているとともに、
位置決め用の目印15,16が刻印されており、また、
この取付部材12にはL字形端面12aに臨出する図示
せぬ磁石が内蔵されていて、その磁力によりレールブラ
ケット3への装着が行われる。
【0011】次に、上述した芯出し装置を用いて行うレ
ールブラケット2,3の芯出し作業について説明する。
なお、かかる芯出し作業に先立って、昇降路1内には、
その壁面に位置決め・固定したファスナ17,18にそ
れぞれレールブラケット2,3が仮固定されているとと
もに、鉛直方向に沿って延びるピアノ線19,20が所
定位置に張設されているものとする。
【0012】まず、投射側取付部材6の目印10をレー
ルブラケット2の目印(図示せず)に合わせて、この取
付部材6を内蔵磁石の磁力で該ブラケット2の起立面2
aに吸着させることにより、L字形端面6aを起立面2
aに密着固定した後、水準器9を見ながら該取付部材6
の水平姿勢を保ちつつ、目印11がピアノ線19と合致
するようにレールブラケット2の位置を調整し、合致し
た状態で該ブラケット2をファスナ17に本固定する。
次いで、表示側取付部材12の目印15をレールブラケ
ット3の目印(図示せず)に合わせて、この取付部材1
2を内蔵磁石の磁力で該ブラケット3の起立面3aに吸
着させることにより、L字形端面12aを起立面3aに
密着固定した後、水準器14を見ながら該取付部材12
の水平姿勢を保ちつつ、目印16がピアノ線20と合致
するようにレールブラケット3の位置を概略調整し、し
かる後、投射側取付部材6に保持されている光束投射器
8から投射されるレーザ光束7の表示板13における入
射位置と、半透明な該表示板13を透過した該光束7の
表示面12bにおける入射位置とが同じ値を示すよう
に、レールブラケット3の位置を最終調整し、調整が完
了した状態で該ブラケット3をファスナ18に本固定す
る。
【0013】こうして本固定されたレールブラケット
2,3の各起立面2a,3aは、共に鉛直に設定されて
いて、かつ互いに前後左右のずれなく向き合うことにな
って高精度に芯出しされているので、光束投射手段4や
光束入射位置表示手段5を外したレールブラケット2,
3にそれぞれ図示せぬガイドレールを取り付ければ、こ
れら一対のガイドレールの芯がずれる虞はない。
【0014】このように上記実施例は、レールブラケッ
ト2,3の芯出し調整にレーザ光束7を利用しているの
で、撓みや重量が懸念される長尺部材を両ブラケット
2,3間に掛け渡す必要がなく、よって両ブラケット
2,3の間隔が広い場合にも高い芯出し精度が確保でき
る。しかも、光束投射手段4や光束入射位置表示手段5
として、光束投射器8付きの取付部材6や表示板13付
きの取付部材12といった小型軽量のものを採用するこ
とができるので、昇降路1内での取扱いが容易であり、
両ブラケット2,3の間隔が広い場合にも良好な作業性
が期待できる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるレー
ルブラケット芯出し装置は、小型軽量な光束投射手段お
よび光束入射位置表示手段にて構成でき、レーザ光等の
光束を利用して対をなすレールブラケットの芯出し調整
が行えるので、撓みや重量が懸念される長尺部材を両ブ
ラケット間に掛け渡すことなく高い芯出し精度が確保で
き、昇降路内が広くても両ブラケットの芯出し作業を簡
単かつ確実に行えるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例たるレールブラケット芯出し装置の斜視
図である。
【図2】該芯出し装置を用いてレールブラケットの芯出
しを行っている様子を示す側面図である。
【図3】図2を上方から見た平面図である。
【符号の説明】
1 昇降路 2,3 レールブラケット 2a,3a 起立面 4 光束投射手段 5 光束入射位置表示手段 6 投射側取付部材 7 レーザ光束 8 光束投射器 9,14 水準器 12 表示側取付部材 12b 表示面(第1表示部) 13 表示板(第2表示部) 17,18 ファスナ 19,20 ピアノ線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭50−113955(JP,A) 特開 昭58−36869(JP,A) 実開 昭62−2578(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B66B 7/00 - 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のガイドレールを昇降路内の相対向
    する位置で支持するための対をなすレールブラケットを
    位置決めする際に用いられるエレベータのレールブラケ
    ット芯出し装置において、一方の上記レールブラケット
    の起立面に着脱可能に装着され、この起立面に対し垂直
    な向きに光束を投射する光束投射手段と、他方の上記レ
    ールブラケットの起立面に着脱可能に装着され、この起
    立面に対し平行な2個所に、上記光束の入射位置を表示
    するための相対向する第1表示部および半透明材料から
    なる第2表示部を配置させる光束入射位置表示手段とを
    備えたことを特徴とするエレベータのレールブラケット
    芯出し装置。
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