JP6545862B1 - エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム - Google Patents

エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム Download PDF

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Abstract

【課題】エレベータの昇降路にエレベータ機材を容易に且つ高精度で取り付けできるエレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システムを提供することにある。【解決手段】 レーザ可視光を照射する2つ以上のレーザ照射器を用いて、エレベータ昇降路に設置するエレベータ機材の基準位置を設定する基準位置設定方法であって、建屋墨にレーザ可視光を合わせて各レーザ照射器の位置を特定するレーザ照射器位置特定工程と、 位置が特定された前記各レーザ照射器からエレベータ機材の設置位置へ向けてレーザ可視光を照射し、レーザ可視光の交点をエレベータ機材の基準位置としてマーキングするマーキング工程と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システムに関する。
特許文献1には、案内レール(ガイドレール)にレールブラケットを介して目盛付きの支持棒を取り付けると共に支持棒にレーザ測定器を取り付け、このレーザ測定器からエレベータ昇降路に設置した終点スイッチ装置(エレベータ機材)に向けてレーザ光線を照射して終点スイッチまでの距離を測定することが開示されている。
一方、従来の案内レールは、一般に昇降路基準となるピアノ線をエレベータ昇降路に垂下させて、このピアノ線に沿って設定していた。
特開平11−349256号公報
しかし、レーザ測定器はガイドレールに設置しており、ガイドレールは昇降路基準となるピアノ線を用いて設置しているので、レーザ測定器でエレベータ機材の設置位置を測定しても設置精度に問題があった。
また、昇降路基準となるピアノ線を昇降路内に設置していたので、このピアノ線が邪魔になるという問題があった。
本実施形態の目的は、エレベータの昇降路にエレベータ機材を高精度で取り付けできると共に昇降路基準となるピアノ線を用いないで基準位置を設定できるエレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システムを提供することにある。
本実施形態は、レーザ可視光を照射する2つ以上のレーザ照射器を用いて、エレベータ昇降路に設置するエレベータ機材の基準位置を設定する基準位置設定方法であって、建屋墨にレーザ可視光を合わせて各レーザ照射器の位置を特定するレーザ照射器位置特定工程と、位置が特定された前記各レーザ照射器からエレベータ機材の設置位置へ向けてレーザ可視光を照射し、レーザ可視光の交点をエレベータ機材の基準位置としてマーキングするマーキング工程と、を備える基準位置設定方法である。
第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第1工程を示す図であり、(a)はエレベータ昇降路を上から見た概略横断面であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第2工程を示す図であり、(a)はエレベータ昇降路を上から見た概略横断面であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第3工程を示す図であり、(a)はエレベータ昇降路を上から見た概略横断面であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第4工程を示す図であり、(a)はエレベータ昇降路を上から見た概略横断面であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第5工程を示す図であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面であり、(c)はエレベータ昇降路を下から見た概略横断面である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第6工程を示す図であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面であり、(c)はエレベータ昇降路を下から見た概略横断面であり、(d)はマーキング位置を撮影した望遠カメラの撮影画像であり、(e)は操作棒を用いて天井にマーキングする方法を示す斜視図である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第7工程を示す図であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面であり、(c)はエレベータ昇降路を下から見た概略横断面である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第8工程を示す図であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面であり、(c)はエレベータ昇降路を下から見た概略横断面である。 図8に示すレーザ距離計を取り付けた三脚の側面図である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第9工程を示す図であり、(a)はエレベータ昇降路を上から見た概略横断面であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第10工程を示す図であり、(a)はエレベータ昇降路を上から見た概略横断面であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第11工程を示す図であり、(a)はエレベータ昇降路を上から見た概略横断面であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面であり、(d)はカメラ画像の図である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法の第12工程を示す図であり、(a)はエレベータ昇降路を上から見た概略横断面であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面である。 第1実施形態に係るエレベータ機材の設置方法を示す図であり、(a)はエレベータ昇降路を上から見た概略横断面であり、(b)はエレベータ昇降路の概略縦断面である。 第2実施形態に係るエレベータ機材の設置方法を示す図であり、エレベータ昇降路を上から見た概略横断面である。
[第1実施形態]
以下、第1実施形態にかかるエレベータ機材の設置方法について、図1〜14を参照して説明する。尚、エレベータ昇降路の縦断面及び横断面を示す各図において、破線はBIM(Building Information Modeling)を示し、実線は設置されている壁面を示している。壁面はBIMに対して若干の凹凸や歪みが生じている。
まず、本実施形態に用いられるレーザ照射ユニット1について説明する。図1に示すように、レーザ照射ユニット1は、一方のレーザ照射器3aと他方のレーザ照射器3bと、各レーザ照射器3a、3bを垂直軸回りに回転自在に設けた回転台5と、各回転台5を支持する支持体7とを備えている。
レーザ照射ユニット1は支持体7の上に間隔をあけて回転台5を設けてあり、各回転台5にはそれぞれ対応するレーザ照射器3a、3bが載置されている。
各レーザ照射器3a、3bは、第1垂直レーザ可視光2aと、第2垂直レーザ可視光2d(図5参照)と、水平レーザ可視光2bと、マーキング用直下レーザ可視光2c(図2参照)を照射するものであり、マーキング用直下レーザ可視光2cは各レーザ照射器3a、3bの直下にピンポイントで照射する。図5に示すように、第1及び第2垂直レーザ可視光2a、2dはそれぞれ垂直面を照射すると共に互いに直角の角度を形成している。水平レーザ可視光2bは水平面を照射する。本実施の形態では、各レーザ照射器3a、3bは、レーザ墨出し器である。
レーザ照射ユニット1は、図1に示すように、エレベータ建屋9におけるエレベータ昇降路9aのドア開口8aに設置しても良いし、エレベータ昇降路9a内に上下可能に吊り下げても良いし、エレベータ昇降路9a内の床面9bに設置されていても良い。
次に、エレベータ機材の基準位置設定方法を含むエレベータ機材の設置方法について、工程毎に説明する。尚、第1実施形態では、エレベータ機材としてエレベータ籠のガイドレール17a、17b(図14参照)を例に説明する。
(1)第1工程
図1(b)に示すように、エレベータ建屋9の最下位置にある乗り場のドア開口8aの下縁にレーザ照射ユニット1を設置する。まず、支持体7にレーザ照射器3a、3bを配置し、第2垂直レーザ可視光2d(図示せず)を互いに照射し合い、第2垂直レーザ可視光2d(図示せず)を重ね合わせることで、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bの位置合わせを行う。そして、図1(a)に示すように、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bの水平レーザ可視光2b、2bを床に付されている床建屋墨11aに合わせると共に第1垂直レーザ可視光2a、2aを床建屋墨11aに対して直角に交差して当てる。各第1垂直レーザ可視光2a、2aと床建屋墨11aとの交点位置及び床建屋墨11aからの距離をメジャー13で測定することで、各レーザ照射器3a、3bのXY位置を合わせる。XY位置とは、本実施形態において、水平面上の位置を示す。
更に、図1(b)に示すように、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bの水平レーザ可視光2b、2bを壁に付されている壁建屋墨11bに合わせて高さ合わせをする。そして、壁建屋墨11bと水平レーザ可視光2bとの間の距離をメジャー13で測定することで、水平レーザ可視光2b、2bの正確な高さ(Z)が測定できる。
以上のように、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bのXYZ位置情報を得て、制御装置15(図11参照)に記録する。
(2)第2工程
図2(b)に示すように、一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bは、それぞれマーキング用直下レーザ可視光2c、2cを直下の床面9bに向けて照射し、その照射点16a、16bをマジック等でマーキングする。このように、マーキングすることで、一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bの各設置位置を床に記録する。
次に、一方のガイドレール17b(図14参照)の基準位置を設定する。図2(a)に示すように、まず、制御装置15にて設定された方向に位置を合わせるように回転台5を用いて、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bの向きを変えてそれぞれ垂直レーザ可視光2aを照射して、床面9bに形成された交点21aにマジック等でマーキングする。
即ち、制御装置15(図11参照)には、エレベータ籠の一対のガイドレール17a、17b(図14参照)の設置位置(基準位置)が記録されているから、所定のXY位置にある一方及び他方のレーザ照射器3a、3bから一方のガイドレール17aの設置位置(XY位置)へ向けて第1垂直レーザ可視光2a、2aを照射し、各第1垂直レーザ可視光2a、2aの交点21aを得ることができる。
尚、図2(b)に示すように、第1垂直レーザ可視光2a、2aが床面9bまで届かない場合には、下げ振りを吊下げた板治具19で第1垂直レーザ可視光2a、2aを受け、2本のレーザ可視光2a、2abが1本に重なる位置でマーキングしても良い。
(3)第3工程
図3に示すように、他方のガイドレール17b(図14参照)の基準位置を設定する。第2工程で設定した一方のガイドレール17bの基準位置の設定と同様にして、他方のガイドレール17bの設置基準位置を求める。即ち、図3(a)に示すように、他方のガイドレールの設置位置(XY位置)に向けて一方及び他方のレーザ照射器3a、3bから第1垂直レーザ可視光2a、2aを照射し、各垂直レーザ可視光2a、2aの交点21bを得て、マーキングする。
その後、図3(b)に示すように、各レーザ照射器3a、3bの水平レーザ可視光2b、2bから交点21a、21bまでの深さをメジャー(金尺)13で測定する。尚、メジャー13が届かない場合には後述するガイドレール17a、17b(図14参照)を1本立てた後に壁建屋墨11bから床面までの距離を求め、水平レーザ可視光2b、2bと壁建屋墨11bまでの高低差を測定して、水平レーザ可視光2b、2bから交点21a、21bまでの深さを求めても良い。
(4)第4工程
図4(b)に示すように、最上階からゴンドラ用ロープ23をフック25に掛けて、ピット9cへ降ろし、ゴンドラ27をピット9cで組み立てる。その後、ゴンドラ27をゴンドラ用ロープ23で天井9dまで上げる。
(5)第5工程
図5(c)に示すように、エレベータ昇降路9aにおいて、最上階の位置にある乗り場のドア開口8aにレーザ照射ユニット1を設置する。一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bを上述した第1工程と同様にして、床建屋墨11aに合わせてXY位置の位置合わせを行う。なお、一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bの水平レーザ可視光2b、2bを床建屋墨11aに合わせて高さレベル(Z)位置を合わせても良い。
その後、天井9dに一方及び他方の各レーザ照射器3a、3bの第1垂直レーザ可視光2a、2aと第2垂直レーザ可視光2d、2dを照射して、交点29a、29bを各レーザ照射器3a、3bの設置位置としてマジック等でマーキングする。
尚、第5工程では、マーキング用直下レーザ可視光2c、2c(図2参照)が床面9bに届くのであれば、床面9bにマーキングした各レーザ照射器3a、3bの設置位置のマーキング(照射点16a、16b)とのずれを見て、壁建屋墨11bの傾きやねじれがないことを確認する。
マーキング用直下レーザ可視光2c、2cがピット9cの床面9bに届かない場合には、下げ振りを降ろして確認する。
(6)第6工程
図6(c)に示すように、制御装置15(図11参照)で設定された方向に位置を合わせるように回転台5を用いて、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bからそれぞれ第1垂直レーザ可視光2aを照射して、その交点31aにマジック等でマーキングする。
制御装置15には、エレベータ籠の一対のガイドレール17の設置位置(基準位置)が記録されているから、所定のXY位置にある一方及び他方のレーザ照射器3a、3bから一方のガイドレール17aの設置位置(XY位置)へ向けて天井9dに第1垂直レーザ可視光2a、2aを照射することで、各垂直レーザ可視光2a、2aの交点31aを得る。そして、この交点31aをマーキングする。
図6(b)に示すように、一方及び他方のレーザ照射器3a、3bから垂直レーザ可視光2a、2aがゴンドラ27の陰になる場合には、ゴンドラ27を下げて、ゴンドラ27から、図6(e)に示すように、天井板治具32を用いると共に長い操作棒34の先端に取り付けたマジック等でマーキングする。また、第2工程で用いた板治具19(図2参照)で垂直レーザ可視光2a、2bを受け、2本のレーザ可視光2a、2bが1本に重なる位置でマーキングしても良い。
更に、図6(d)に望遠カメラの撮影画像を示すように、交点31aのマーキングを天井板治具32と共に望遠カメラで写真撮影しておき、ずれている場合にはあとで修正しても良い。尚、天井板治具32には、X方向(レーザ照射器3a、3bの並び方向)と、Y方向(奥行方向)の目盛が記載されている。
(7)第7工程
図7(c)に示すように、第3工程と同様に、他方のガイドレール17b(図14参照)の基準位置を設定する。第6工程で設定した一方のガイドレール17bの基準位置の設定と同様にして、他方のガイドレール17bの設置基準位置を求める。即ち、他方のガイドレール17bの設置位置(XY位置)に向けて、各一方及び他方のレーザ照射器3a、3bから垂直レーザ可視光2a、2aを照射し、天井9dに各垂直レーザ可視光2a、2aの交点31bを得て、マーキングする。
(8)第8工程
図8(b)に示すように、レーザ距離計支持具33を天井9dに設置する。レーザ距離計支持具33は吊り具(ラッシングベルト等)24でフック25に吊ってあり、図9に示すように、定尺の接地脚35で天井9dに押し付けてある。このとき、天井9dに描いたマーキング(交点31a、31b(図8(c)参照))に接地脚35を合わせて三脚37で固定する。図9に示すように、三脚37には、レーザ距離計39a(又は39b)を収納した外乱防止パイプ41が取付けてあり、外乱防止パイプ41はXY方向に微動可能なマイクロXY微動台43を介して三脚37に固定されている。その後、レーザ距離計39a、39bに電源を接続する。
(10)第9工程
図10(b)に示すように、レーザ距離計39a、39bのスイッチをONにしてレーザ可視光38を照射し、マイクロXY微動台43を調整して、レーザ可視光38をピット9cの床面9bに付したマーキング(交点21a、21b)に合わせる。
尚、本実施形態の場合、一例として、天井からマイクロXY微動台43までの距離が1mの場合、1μm操作して、100m下のピット9cの床面9bでレーザ可視光を0.1mm調整できる。
(11)第10工程
図11に示すように、レーザ距離計39a、39bによる各測定値は、制御装置(パーソナルコンピュータ)15を中継して、無線LAN(伝送装置)でタブレット(例えば、タブレット型コンピュータ等の情報処理端末)14に送信される。制御装置15若しくはタブレット14には、レーザ距離計39a、39bによる計測値の他に、上述したBIMデータ、各マーキング(交点21a、21b、29a、29b、31a、31b)の位置等のデータが収納されている。
(12)第11工程
図12(b)に示すように、ゴンドラ27の上側にレーザ照射ユニット1を設置し、ゴンドラ27と共にレーザ照射ユニット1を吊る。このレーザ照射ユニット1には、レーザ距離計39a、39bのレーザ可視光38を受ける半透明部材45a、45bが設けてあり、各半透明部材45a、45bの下にカメラ47が設置してある。半透明部材45a、45bは例えば薄い曇りガラスや半透明のプラスチック、ハーフミラーなどがある。ただし、以下の実施形態において、半透明部材はこれらに限定はされない。カメラ47は半透明部材45a、45bを透過した透過光を撮像する。各カメラ47はタブレット14に接続されており、カメラ47の画像データはタブレット14に取り込まれるようになっている。
または、半透明部材45及びカメラ47を設けた治具の上にレーザ照射ユニット1を乗せる構成をとっても良く、専用の治具(位置合わせ用の治具や専用のロボット等)の上に一方及び他方のレーザ照射器3a、3bを相互の距離を保ったまま載置しても良い。以下、レーザ照射ユニット1を用いて説明するが、この場合、レーザ照射ユニットは治具としての機能を有する。
この第11工程では、図12(d)に示すように、各半透明部材45a、45bを通して得られたカメラ画像48からレーザ可視光38の重心座標(XY座標)を求める。これにより、一方のレーザ照射器3aと他方のレーザ照射器3bの正確な距離を保持することができる。
レーザ距離計39a、39bから照射されたレーザ可視光38は、一部は半透明部材45a、45bを透過し、一部は半透明部材45a、45b(ターゲット)にて反射する。レーザ可視光38の一部は半透明部材45a、45bにて反射して、反射光をレーザ距離計39a、39bにて受光される。これにより、レーザ距離計39a、39bからレーザ照射ユニット1(治具)までの距離(Z座標)を測定することができる。
更に、2つのレーザ可視光38を各々撮影した2つのカメラ画像48から各レーザ可視光38の重心座標を求めることで、レーザ照射ユニット1のX、Y、Z方向の位置ずれΔX、ΔY及び傾きΔθを求める。これにより、吊るしているレーザ照射ユニット1の上にあるレーザ照射器3a、3bの位置補正ができる。
各一方及び他方のレーザ照射器3a、3bからそれぞれ第1垂直レーザ可視光2a、水平レーザ可視光2bを照射して、タブレット14では、これらのレーザ可視光2a、2bがエレベータ昇降路9aの壁面9fや天井9dに描く線のBIM位置を計算する。実際の壁面9fは、BIMデータの壁面と数十mmの誤差があるが、ずれΔθは微小角度であり、エレベータ建屋寸法に対して誤差は小さいので無視できる。
このようにして、BIMに対する半透明部材45a、45bの高さ(変位)を測定することで、壁建屋墨11bからレーザ照射ユニット1の支持体7までの高さと、支持体7の傾きを計算できる。そして、レーザ照射ユニット1または一方および他方のレーザ照射ユニット3a、3bを載置した治具の水平を見ることができる。
また、下記式((式1)及び(式2))により、壁建屋墨11bから支持体7の一方の半透明部材45aまでの距離H10と、壁建屋墨11bから支持体7の他方の半透明部材45bまでの距離H20を計算できる。
H10=H1−h1−h31−h21・・・(式1)
H20=H2−h2−h32−h22・・・(式2)
H1:一方のレーザ距離計39aから床面9bまでの距離、
H2:他方のレーザ距離計39bから床面9bまでの距離、
h1:一方のレーザ距離計39aから対応する半透明部材45aまでの距離、
h2:他方のレーザ距離計39bから対応する半透明部材45bまでの距離、
h21(図1参照):一方のレーザ照射器3aの水平レーザ可視光2bから壁建屋墨11bまのでの距離、
h22(図1参照):他方のレーザ照射器3bの水平レーザ可視光2bから壁建屋墨11bまのでの距離、
h31(図3参照):一方のレーザ照射器3aの水平レーザ可視光2bから床面9bまでの距離、
h32(図3参照):他方のレーザ照射器3bの水平レーザ可視光2bから床面9bまでの距離。
(13)第12工程
図13に示すように、ピット固定金具49を床面9bのマーキング(交点21a、21b)の位置に位置決めして取り付ける。
次に、各ピット固定金具49にそれぞれガイドレール17a、17bを取り付けて、ガイドレール17a、17bをブラケット51で壁に仮止めして積み上げていく。ガイドレール17a、17bの積み上げの際には、各レーザ可視光38に沿ってガイドレール17a、17bを積み上げる。
また、第12工程では、レーザ照射ユニット1はガイドレール17a、17bに係脱自在にクランプで固定してあり、レーザ照射ユニット1を上げる場合には、クランプをガイドレール17a、17bから外してゴンドラ27と共に吊り上げる。所定の位置にレーザ照射ユニット1が到達すると、タブレット14に格納されている位置情報に基づいて、ブラケット51を取り付ける高さであることを報知する。例えば、一方のレーザ照射器3aの水平レーザ可視光2bをオレンジ色に、他方のレーザ照射器3bの水平レーザ可視光2bをグリーン色に色分けしておき、タブレット14の画面にオレンジ色の水平レーザ可視光2bのAmm下、グリーン色の水平レーザ可視光2bのBmm下で、ブラケット51をアンカーボルトで固定する旨を表示又は音声で報知する。
一方、図14に示すように、ゴンドラ27がエレベータ昇降路9a内を上昇する途中で、各階のドア開口8aに到達すると、タブレット14は、ホールドアの取り付け高さであることを表示すると共に作業内容を表示又は音声で報知する。
つぎに、本実施の形態にかかる第1実施形態にかかるエレベータ機材(ガイドレール17a、17b)の設置方法の効果について説明する。
エレベータ機材の設置位置には、レーザ照射ユニット1に搭載した各レーザ照射器3a、3bから照射した第1垂直レーザ可視光2a、2aの交点をマーキングするので、高い精度でマーキングできると共に目視によりマーキングできるので、エレベータ機材の基準位置が高精度で設定できる。
昇降路基準にピアノ線を用いていないので、昇降路内にピアノ線を設置しておく必要がないから、昇降路内を簡素にでき邪魔にならない。
各レーザ照射器3a、3bは、設置位置を床面9bにマーキング(照射点16a、16b、交点21a、21b(図4(a)参照))や天井9dにマーキング(交点29a、29b、31a、31b(図8(c)参照))できるから、設置位置の記録が容易にでき、後で同じ位置に各レーザ照射器3a、3bの位置を利用したり、確認したりすることができる。
各レーザ照射器3a、3bは、壁建屋墨11b(図1(b)参照)及び床建屋墨11a(図1(a)参照)に第1垂直レーザ可視光2a、水平レーザ可視光2bを合わせ、壁建屋墨11bに対する高さを測定することで、XYZ方向の位置を特定しているから、壁や床に凹凸や歪みや撓みがあっても、エレベータ建屋のBIMに基づく正確な位置決めができる。
図13に示すように、ガイドレール(エレベータ機材)17a、17bは、レーザ距離計39a、39bから照射されたレーザ可視光38に沿って目視で確認しつつ積み上げできるので、高い精度で容易に積み上げ設置できる。
ガイドレール(エレベータ機材)17a、17bは、レーザ距離計39a、39bで測定した高さ毎にエレベータ建屋のBIMに基づいて、ブラケット51を固定しているので、所定位置毎に正確な位置でブラケット51の取り付けができる。
レーザ照射ユニット1は、エレベータ昇降路9a内に吊るした位置で、2つのレーザ距離計39a、39bからのレーザ可視光38を各カメラ47で受けたカメラ画像48からレーザ照射ユニット1のX、Y、Z方向の位置ずれΔX、ΔY及び傾きΔθを求めているので、レーザ照射ユニット1の正確な位置が算出できる。
図13に示す第12工程では、レーザ照射ユニット1は一方及び他方のガイドレール17a、17bに係脱自在にクランプで固定しているので、安定に保持することができる。
以下に、他の実施形態を説明するが、以下に説明する実施形態では、上述した第1実施形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することによりその部分の説明を省略し、以下の説明では、第1実施形態と主に異なる点を説明する。
[第2実施形態]
図15を参照して第2実施形態を説明する。第2実施形態は、レーザ照射ユニット1を一方及び他方のガイドレール17a、17bにクランプで固定してあり、レーザ照射ユニット1に設けある一方のレーザ照射器3a及び他方のレーザ照射器3bから、それぞれ第1垂直レーザ可視光2a、2aを対応する各カウンターウエイトレール53a、53bに向けて照射する構成としている。
そして、各第1垂直レーザ可視光2a、2aは、対応する各カウンターウエイトレール53a、53bの端に合わせるように照射することで、カウンターウエイトレール53a、53bの正確な位置決めができる。
更に、一方のレーザ照射器3a及び他方のレーザ照射器3bから照射した第1垂直レーザ可視光2a、2aに沿ってメジャー13を当てて第2垂直レーザ可視光2d、2dからの距離を測定する。
この第2実施形態では、上述した実施の形態に加えて、一方及び他方のガイドレール17a、17bにクランプで固定したレーザ照射ユニット1から、カウンターウエイトレール53a、53bの位置決めや一方及び他方のガイドレール17a、17bからカウンターウエイトレール53a、53bの刃面までの距離の測定が簡単にできる。
上述した実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、レーザ照射ユニット1または治具に搭載するレーザ照射器3a、3bは2台に限らず、3台以上であっても良く、搭載する台数は制限されない。
エレベータ機材は、籠のガイドレール17a、17bやカウンターウエイトレール53a、53bに限らず、乗り場の枠やピット梯子等でも良く、昇降路内に設置する機材であれば制限されない。
また、カメラ47は撮像装置として、静止画像だけでなく、動画としてもよい。
上述の実施形態では、レーザ距離計39a、39bはエレベータ昇降路9aの天井に施された交点31a、31bに配置したが、ピット面9cに施した交点21a、21bに配置し、天井に向かってレーザ照射しても良い。この場合は、レーザ照射ユニット1または治具は下側から、レーザ光を検知することとなり、上述の実施形態とは上下逆の構成となる。
1…レーザ照射ユニット、2a…第1垂直レーザ可視光、2b…水平レーザ可視光、2c…マーキング用直下レーザ可視光、2d…第2垂直レーザ可視光、3a…一方のレーザ照射器、3b…他方のレーザ照射器、5…回転台、7…支持体、9a…エレベータ昇降路、9b…床面、9d…天井、15…制御装置、17a…一方のガイドレール(エレベータ機材)、17b…他方のガイドレール(エレベータ機材)、38…レーザ可視光、39a…一方のレーザ距離計、39b…他方のレーザ距離計、45a、45b…半透明部材(ターゲット)47…カメラ。

Claims (12)

  1. レーザ可視光を照射する2つ以上のレーザ照射器を用いて、エレベータ昇降路に設置するエレベータ機材の基準位置を設定する基準位置設定方法であって、
    建屋墨にレーザ可視光を合わせて各レーザ照射器の位置を特定するレーザ照射器位置特定工程と、
    位置が特定された前記各レーザ照射器からエレベータ機材の設置位置へ向けてレーザ可視光を照射し、レーザ可視光の交点をエレベータ機材の基準位置としてマーキングするマーキング工程と、を備える基準位置設定方法。
  2. 前記各レーザ照射器は、垂直レーザ可視光及び水平レーザ可視光を照射するものであり、前記レーザ照射器位置特定工程は、前記各レーザ照射器から照射される前記水平レーザ可視光を壁建屋墨位置に合わせると共に前記垂直レーザ可視光を床建屋墨に合わせて、各レーザ照射器のXY位置を求め、
    前記マーキング工程で照射するレーザ可視光は垂直レーザ可視光である請求項1に記載の基準位置設定方法。
  3. 前記マーキング工程は、前記エレベータ昇降路の上下方向にレーザ光を照射する2つ以上のレーザ距離計の各レーザ光照射位置のマーキングである請求項1又は2に記載の基準位置設定方法。
  4. 前記マーキング工程は、前記エレベータ昇降路の床面と天井とにマーキングし、前記天井と前記床面との一方の面のマーキングに基づいてレーザ距離計を設置し、前記レーザ距離計は他方の面のマーキングに向けてレーザ可視光を照射する請求項3に記載の基準位置設定方法。
  5. 請求項4に記載の基準位置設置方法と、レーザ距離計から照射されたレーザ可視光に沿ってエレベータ機材を設置するエレベータ機材設置工程とを備え、エレベータ機材は一対のガイドレールであるエレベータ機材の設置方法。
  6. 前記一対のガイドレール間にレーザ照射ユニットを移動自在に取付けてあり、前記レーザ照射ユニットは前記レーザ距離計からの前記レーザ可視光を受けるカメラを有し、前記カメラはレーザ可視光のXY位置を測定する請求項5に記載のエレベータ機材の設置方法。
  7. 垂直レーザ可視光及び水平レーザ可視光を照射する2つ以上のレーザ照射器と、前記各レーザ照射器を垂直軸回りに回転自在に設けた回転台と、前記2つ以上の回転台を保持する支持体とを有するレーザ照射ユニットと、
    レーザ照射器のXY方向の照射位置を制御する制御装置と、を備え、エレベータ昇降路に設置するエレベータ機材の基準位置設定装置であって、
    前記各レーザ照射器は、前記制御装置により設定されたエレベータ機材のXY位置に向けて前記垂直レーザ可視光の位置を変えて照射し、前記各垂直レーザ可視光の交点をマーキング位置として表示する基準位置設定装置。
  8. 前記エレベータ昇降路の上下方向にレーザ可視光を照射する2つ以上のレーザ距離計を備え、前記各レーザ照射器は前記エレベータ昇降路の天井と床面とに前記マーキング位置を表示し、前記レーザ距離計は前記天井と床面との一方のマーキング位置に基づいて設置してあり、他方のマーキング位置にレーザ可視光を照射する請求項7に記載の基準位置設定装置。
  9. 前記レーザ照射ユニットは、対応する前記レーザ距離計からの各レーザ可視光を受ける2つ以上のカメラを有し、前記制御装置は、前記各カメラにおける前記レーザ可視光のXY位置のずれからレーザ照射ユニットのZ方向の姿勢を求める請求項8に記載の基準位置設定装置。
  10. 前記レーザ照射ユニットは、前記レーザ距離計から照射された前記レーザ可視光に沿って設置された一対のガイドレールに係脱自在に取付けてある請求項9に記載の基準位置設定装置。
  11. エレベータ昇降路の天面及び床面に、建屋墨を基準にそれぞれ複数マーキングをする工程と、
    前記天面及び前記床面の一方の前記複数のマーキングの位置に各々レーザ距離計を設置し、前記天面及び前記床面の他方の前記マーキングに向けて各レーザ距離計からレーザ光を照射する工程と、
    前記各レーザ距離計からレーザ光を前記エレベータ昇降路内に設けた治具のターゲットで反射すると共にレーザ距離計でターゲットまでの高さ距離を計測する工程と、
    前記各ターゲットで受けたレーザ光のXY位置を計測する工程と、
    前記各レーザ光のXY位置及びレーザ距離計が計測した距離を制御装置へ送信する工程と、
    前記制御装置が前記治具の位置及び姿勢を各ターゲットが受けたレーザ光のXY位置及び距離から建屋基準で計算する工程と、を備える基準位置設定方法。
  12. エレベータ昇降路の天井と床面とに対を成してマーキングが施され、天井側または床面側のいずれか一方のマーキングの位置にから他方のマーキングに向かってレーザを照射するレーザ距離計と、
    前記レーザ距離計から照射されたレーザの一部を透過し、一部を反射させて反射光を前記レーザ距離計に受光させる、半透明部材を設けた治具と、
    前記半透明部材を透過したレーザを前記半透明部材の裏面から撮像するカメラと、
    前記カメラが撮像した画像データに基づいて、前記レーザの重心位置を計算する情報処理端末と、
    前記レーザ距離計が前記反射光に基づいて算出した高さ方向の測定値を前記情報処理端末に伝送する伝送装置と、
    を具備した基準位置設定システム。
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