JP2567963B2 - ガイドレールの芯出し装置 - Google Patents

ガイドレールの芯出し装置

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JP2567963B2 JP1336597A JP33659789A JP2567963B2 JP 2567963 B2 JP2567963 B2 JP 2567963B2 JP 1336597 A JP1336597 A JP 1336597A JP 33659789 A JP33659789 A JP 33659789A JP 2567963 B2 JP2567963 B2 JP 2567963B2
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俊之 田所
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    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B19/00Mining-hoist operation
    • B66B19/002Mining-hoist operation installing or exchanging guide rails

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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Lift-Guide Devices, And Elevator Ropes And Cables (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はエレベータの乗かごを案内するガイドレール
の芯出し装置に関する。
[従来の技術] 従来のガイドレールの芯出し装置は、実開昭56−1512
67号公報に記載のように、下端におもりを有するピアノ
線を垂下させ、ガイドレールに固定した雇上の基準位置
がピアノ線に一致するようにガイドレールを平面内にお
いて前後左右に少しずつ移動させ、その伸長方向がピア
ノ線の垂下方向すなわち鉛直方向となるように調整する
ものであつた。
[発明が解決しようとする課題] 上述した従来のガイドレールの芯出し装置によれば、
単に垂下したピアノ線を用いていたため、芯出し作業を
行なう作業者の身体や雇などが触れたときピアノ線は揺
れやすく、この揺れの停止に時間がかかり、このため作
業能率が悪かつた。またピアノ線は強度的に見て必ずし
も十分に大きなものでなく、雇などのエツジ部が接触し
た場合や、ガイドレールを昇降路に固定するブラケツト
等の溶接の火が接触した場合などに破断してしまうこと
があり、このような破断を生じると、新しいピアノ線を
用意して再度同様の作業を行なわなければならなかつ
た。
本発明の目的とするところは、ピアノ線を用いること
なく作業性を向上することのできるガイドレールの芯出
し装置を提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記目的を達成するため、ガイドレールの第
1の部分に係合した第1の係合部材と、この第1の係合
部材に固定されて鉛直器を保持した保持体と、上記ガイ
ドレールの第1の部分から離れた位置にある第2の部分
に係合した第2の係合部材と、上記ガイドレールの伸長
方向に対して直交する面内に位置するように上記第2の
係合部材に固定すると共に基準標示点を有する基準体
と、上記保持体に固定され上記鉛直器を介して上記基準
体を撮像可能な撮像装置と、この撮像装置から出力され
る信号に応じて上記鉛直器に具備される基準点および上
記基準体の基準標示点を映像可能な映像装置を備えたこ
とを特徴とする。
[作用] 本発明によるガイドレールの芯出し装置は上記の如き
構成であるから、先ず鉛直器を、その具備する基準点が
仮想的あ鉛直線に一致するように調整し、次いで、撮像
装置を操作して鉛直器を介してガイドレールの第2の部
分に位置する基準体の基準標示点を撮像し、この映像装
置に写し出された鉛直器の基準点と基準体の基準標示点
とが一致するようにガイドレールの第2の部分を前後左
右に調整することにより、基準体の基準標示点を鉛直器
の基準点が含まれる上述の仮想的な鉛直線上に位置させ
ることができる。次いで、ガイドレールの第2の部分が
上述の仮想的な鉛直線に平行な方向に伸長するようにす
るため、この状態から第2の係合部材をガイドレールの
伸長方向に適宜移動させた後固定し、再度上述と同様に
撮像装置を操作してその位置にある基準体の基準標示点
を撮像し、映像装置に写し出された鉛直器の基準点と基
準体の基準標示点とが一致するように第2の係合部材が
固定されたガイドレール部分を前後左右に調整し、調整
後このガイドレールを昇降路に固定するようにすれば良
いから、従来のようにピアノ線を用いることなく、ガイ
ドレールの伸長方向が仮想的な鉛直線と完全に平行とな
るように芯出しすることができる。
[実施例] 以下本発明の一実施例によるガイドレールの芯出し装
置を図面に基づいて説明する。
第1図はガイドレールの芯出し装置の全体構成を示す
斜視図である。
昇降路内に固定されたガイドレール1の第1の部分2
に第1の係合部材3が係合され、この第1の係合部材3
に鉛直器4を保持する保持体5が固定されている。また
ガイドレール1の第1の部分2から下方に離れた位置の
第2の部分6には、第2の係合部材7が係合され、この
係合部材7にはガイドレール1の矢印8で示す伸長方向
に対して直交する矢印9で例示する面内に配置され基準
標示点10を有する基準体11が固定されている。
上述した保持体5は、鉛直器4を介して基準体11を撮
像可能な撮像装置12が支持されており、この撮像装置12
は後述する基準点19および基準体11の基準標示点10を映
像可能な影響装置25に接続されている。
なお、前述した鉛直器4は公知のものであり、第2図
に示すように、その中央部に角筒体13が立設され、この
角筒体13の1つの角度を囲むように互いに直交する方向
には気泡21,22をもつ一対の水準器14,15が設けられてい
る。この角筒体13内には、その正面図である第3図に示
すように接眼レンズ16、反射体17、対物レンズ18が配置
されると共に、十字線によつて形成される基準線19がシ
ート20上に形成されている。
次に、このように構成されたエレベータの芯出し装置
を用いて行なうガイドレールの芯出しについて説明す
る。
はじめに、第1図に示すガイドレール1の第1の部分
2付近を図示しないブラケツトを介して昇降路の壁に固
定し、第1の係合部材3をガイドレールに係合させると
共に第2図に示すボルト23によつて固定する。この状態
の第1の係合部材3に鉛直器4と、この鉛直器4を保持
する保持体5と、この保持体5が固定される第1の係合
部材3と、保持体5に固定される撮像装置12とからなる
一体構造物を取付ける。一方、ガイドレール1の第1の
部分2よりも下方に位置する第2の部分6に、基準体11
が固定される第2の係合部材7をボルト24によつて締結
することにより固定する。このとき第2の係合部材7の
ガイドレール1との係合部分および基準体11の基準標示
点10が含まれる面は、矢印8と直交する矢印9方向に正
しく位置するようにあらかじめ高精度に製作されてい
る。すなわち、基準体11の基準標示点10が含まれる面は
ガイドレール1の第2の部分6の伸長方向に対して直交
する面を形成する。
なお、ガイドレール1の第2の部分6の付近はブラケ
ツト等によつて固定されることのないフリー状態に保た
れている。また前述した第1の係合部材3をガイドレー
ル1の第1の部分2へ固定する作業および第2の係合部
材7をガイドレール1の第2の部分6へ固定する作業
は、例えば昇降路内にロープによつて吊下げた作業台上
で行ない、この作業台の上に映像装置25を載置すること
ができる。
このような状態から、鉛直器4の水準器14,15の気泡2
1,22が所定の中央位置に来るように、この鉛直器4の平
面度を調節する。気泡21,22が所定の中央位置に位置す
ると、鉛直器4の角筒体13に含まれるシート20の表面が
水平面に一致したことになり、その十字線の交点である
基準点19が仮想的な鉛直線上に位置する。第3図に示す
二点鎖線26は、この仮想的な鉛直線を示している。
次いで、撮像装置12を作動させると、基準体11の基準
標示点10および鉛直器4の角筒体13内のシート20上に形
成される基準点19が映像装置25に写し出される。そこで
映像装置25の画面を見ながら基準点19に基準体11の基準
標示点10が一致するようにガイドレール1の第2の部分
6を前後左右に動かし、一致したところで第2の部分6
を図示しないブラケツト等を介して昇降路壁に仮固定す
る。この状態において、基準体11の基準標示点10は鉛直
器13の基準点19が含まれる前述の仮想的な鉛直線上に位
置するが、基準体11が水平面内に位置しているかどうか
は明らかでない。
そこで第2の係合部材7のボルト24をゆるめ、第1図
に二点鎖線で示すように下方に移動させ、その位置でボ
ルト24を締結して固定する。この状態で、再び撮像装置
12を介して映像装置25に基準体11の基準標示点10と鉛直
器13の基準点19とを写し出し、一致しない場合は上述の
ブラケツト等による第2の部分6の仮固定を解除し、一
致するまで第2の部分6付近を前後左右に移動させる。
このようにして基準標示点10が基準点19に一致すると、
前述した仮想的な鉛直線26上に位置の異なる3つの点を
含ませることができ、すなわち基準体11の基準標示点10
が含まれる表面を水平面内に配置させることができ、し
たがつて基準体11の表面と直交するガイドレール1を仮
想的な鉛直線26と完全に平行に配置することができる。
この状態で図示しないブラケツトを介して昇降路壁にガ
イドレール1の第2の部分6付近を固定すると、ガイド
レール1の第1の部分2から第2の部分6までの間の鉛
直度が確保され、以下同様にして芯出し作業を行なうこ
とができる。
このように構成した実施例では、何らピアノ線を設け
ることなくガイドレール1の芯出し作業を実現でき、ま
た作業者に接触するもの、すなわち移動操作の対象とな
る基準体11および第2の係合部材7は強固な剛体によつ
て構成することができるので、ピアノ線のように破断等
の懸念がなく、この芯出し作業を比較的短時間のうちに
能率良く行なうことができる。
[発明の効果] 本発明のガイドレールの芯出し装置は以上のように構
成したため、ピアノ線を用いることなくガイドレールの
芯出しを実現でき、従つてピアノ線に接触して生じる揺
れや破断に伴う作業能率の低下を防止することができ、
従来に比べて芯出し作業の能率を向上させることができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるガイドレールの芯出し
装置の全体構成を示す斜視図、第2図は第1図に示す鉛
直部の拡大平面図、第3図は第2図の鉛直器に備えられ
た筒体部分を示す正面図である。 1……ガイドレール、2……第1の部分、3……第1の
係合部材、4……鉛直器、5……保持体、6……第2の
部分、7……第2の係合部材、10……基準標示点、11…
…基準体、12……撮像装置、13……角筒体、19……基準
点、25……映像装置。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】乗かごを案内するため昇降路内に延設した
    ガイドレールの芯出しを行なうガイドレールの芯出し装
    置において、上記ガイドレールの第1の部分に係合した
    第1の係合部材と、この第1の係合部材に固定されて鉛
    直器を保持した保持体と、上記ガイドレールの第1の部
    分から離れた位置にある第2の部分に係合した第2の係
    合部材と、上記第2の部分が含まれるガイドレールの伸
    長方向に対して直交する面内に位置するように上記第2
    の係合部材に固定すると共に基準標示点を有する基準体
    と、上記保持体に固定され上記鉛直器を介して上記基準
    体を撮像可能な撮像装置と、この撮像装置から出力され
    る信号に応じて上記鉛直器に具備される基準点および上
    記基準体の基準標示点を映像可能な映像装置を備えたこ
    とを特徴とするガイドレールの芯出し装置。
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JP6887309B2 (ja) * 2017-05-23 2021-06-16 三菱電機株式会社 エレベータ非常止め装置の芯出し調整装置
JP6545862B1 (ja) * 2018-04-20 2019-07-17 東芝エレベータ株式会社 エレベータ機材の基準位置設定方法、エレベータ機材の設置方法、エレベータ機材の基準位置設定装置及び基準位置設定システム

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