JPS63165283A - 芯出しゲ−ジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、エレベータのガイドレールの芯出しゲージ
に関する。

〔従来の技術〕

第５図及び第６図は従来の芯出しゲージを説明する図で
、第５図は従来の芯出しゲージを用いておこな５ガイド
レールの芯出し作業時の昇降路内の側面図、第６図は第
５図に示した昇降路内のＡ矢視拡大図である。

第５図において、ｌは昇降路、２ａと２ｂは昇降路１内
に立設される１対のガイドレール、３は乗かごの外枠で
、この外枠３はガイドレール２ａ。

ＺｂＫ係合するガイドシュ（ｒｇＪ示せず）を有する。

４は外枠３の上部に設けられた作業台、５は作業台４上
に装着され、ガイドレール２ａ、２ｂの位置決めをおこ
なう芯出しゲージである。

上記した芯出しゲージ５は１ｍ６図に示すように、１対
のガイドレール２ａ、２ｂに対応して設けられた１対の
定規板６ａ、６ｂと、これらの定規板６ａ、６ｂを一体
に接続する連結杆７とから構成されており、定規板６ａ
、６ｂのそれぞれは。

昇降路ｌ内の鉛直方向に張設されるピアノ線８ａ。

８ｂに係合する係合部９ａ、９ｂと、ガイドレール２ａ
、２ｂのそれぞれの立上り部１０ａ％１０ｂの側面１１
ａ、１１ｂに当接する当接部１２ａ、１２ｂを備えてい
る。また、１３ａは、定規板６ａに回動可能に設けられ
、ガイドレール２ａが定規板６ａに当接した状態で、こ
のガイドレール２ａを保持する固定具で、一方、この固
定具１３ａと同様に、定規板６ｂには固定具１３ｂが設
けられている。

上記のように構成した芯出しゲージ５により。

ガイドレール２ａ、２ｂの芯出し作業をおこなうには１
乗かどの外枠３上の作業台４に乗り込んだ作業者が、ま
ず、ガイドレール２ａの立上り部１０ａの側面１１ａに
、定規板６ａの当接部１２ａを当接させ、一方、もう一
つのガイドレール２ｂの立上り部１０ｂの側面１１ｂに
、他の定規板６ｂの当接部１２ｂを当接させ、この状態
で固定具１３ａ、１３ｂにより、ガイドレール２ａ、２
ｂと芯出しゲージ５を互いに保持させておく。次に１位
置決めのため。

あらかじめ張設しであるピアノ線８ａ、８ｂに。

定規板６ａの係合部９ａ、他の定規板６ｂの係合部９ｂ
がそれぞれ係合するように、ガイドレール２ａ、２ｂの
位置を調整してから、これらのガイドレール２ａ、２ｂ
をブラケット１４を介して昇降路１壁面に固定する。

このようなガイドレール２ａ、２ｂの芯出し作業は、第
５図の昇降路１の下部からおこなわれ。

位置決めしてから固定されたガイドレール２ａ。

２ｂに乗かどの外枠３のガイドシュを係合させ。

順次上昇しながら昇降路ｌ上部まで、ガイドレール２ａ
、２ｂの芯出し作業をおこなう。

なお、従来の芯出しゲージとして、実公昭６０−４０５
３７号公報、実公昭５５−５３５７５号公報に示される
ものがあるが、これらの構成は基本的には上記した芯出
しゲージと同等である。

〔発明が解決しようとする問題点〕

ところで、上記した従来の芯出しゲージ５にあっては１
乗かどの外枠３上に作業台４を設ける必要があり１作業
工数の増加を招くという問題がある。このことは乗かど
の外形寸法が大きくなる程。

顕著なものとなる。また、エレベータの種類によって１
対のガイドレール２ａ、２ｂ間の寸法が異なることから
、その種類毎に芯出しゲージ５が必要となり、製作費が
増加するという問題もある。

なお１乗かごの外枠３上に作業台４を設けずに。

乗かどの外枠３に芯出しゲージ５を取付けて、芯出し作
業をおこなうことが考えられるが、この場合、第６図に
示すように、芯出しゲージ５の定規板６ａ、６ｂが乗か
ごの外枠３を形成するスリング１５に当り、したがって
、実際には芯出し作業をおこなうことができない。

本発明は、上記した従来技術における実状に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、ガイドレール芯出し作業のた
めに１乗かごの外枠上に特別な作業台を設ける必要がな
く、かつ、多種類のエレベータに使用できる汎用性に優
れた芯出しゲージを提供することにある。

〔問題点を解決するための手段〕

この目的を達成するために本発明は、エレベータの昇降
路内の鉛直方向に張設されるピアノ線に係合する係合部
と、前記昇降路内に立設されるガイドレールの立上り部
の側面に当接する当接部とを有し、該ガイドレールの位
置決めをおこなう芯出しゲージにおいて、前記ガイドレ
ールに対応して張設される１対の前記ピアノ線のそれぞ
れに係合する第１．第２の係合部と、前記ガイドレール
の立上り部の両側面及び端面のそれぞれに当接する第１
．第２．第３の当接部とを備えた構成にしである。

〔作用〕

本発明は、上記のように構成しであるので１片方のガイ
ドレールの立上り部の両側面、端面のそれぞれに、芯出
しゲージの第１．第２．第３０当接部を当接させると共
に、前記ガイドレールに対応して張設される１対のピア
ノ線のそれぞれに。

芯出しゲージの第１．第２の係合部が係合するように、
ガイドレールの位置を調整し１位置決めをおこなうこと
ができる。

したがって、芯出しゲージは、１対のガイドレールの両
方に、いちどきに係合する必要がないので、芯出しゲー
ジに連結杆が不要で、かつ、定規板が乗かどの外枠のス
リングに当らない構造とすることができ１乗かどの外枠
位置で芯出しゲージを使用できるため、外枠上に特別な
作業台の設置を要することがない。また、１対のガイド
レールのそれぞれに０個別に用いることができるので。

ガイドレール間の寸法が異なる多種類のエレベータに使
用できる。

〔実施例〕

以下１本発明の芯出しゲージを図に基づいて説明する。

第１図〜第４図は本発明の芯出しゲージの一実施例を示
す図で、第１図は本発明の芯出しゲージの一実施例を用
いておこなう芯出し作業時のガイドレール近接部を示す
斜視図、第２図は第１図に示した芯出しゲージの分割時
の斜視図、第３図は第１図に示した芯出しゲージによる
芯出し作業時の昇降路内を示す側面図、第４図は第３図
に示した昇降路内のＢ矢視拡大図である。

これらのうちの第３図及び第４図において、１は昇降路
、２ａと２ｂは昇降路１内に立設される１対のガイドレ
ール、３は乗かどの外枠で、この外枠３はガイドレール
２ａ、２ｂに係合するガイドシュ（図示せず）を有する
。１４はガイドレール２ａ、２ｂを昇降路１壁面に固定
するブラケット。

１５は外枠３を形成するスリングである。なお、これら
の昇降路１．ガイドレール２ａ、２ｂ、外枠３、ブラケ
ット１４．スリング１５は、前述した第５図及び第６図
に示す同一符号のものとそれぞれ同等である。また、１
６は本発明の一実施例になる芯出しゲージである。第３
図に示す１７は、外枠３０下に設けられ、ガイドレール
２ａ、２ｂと係合して外枠３を案内するガイド装置であ
る。

第４囚において、８ａと８０は、ガイドレール２ａに対
応して昇降路１内の鉛直方向に張設される１対のピアノ
線、一方、８ｂと８ｄは、もう一つのガイドレール２ｂ
に対応して張設される他の１対のピアノ線で、これらの
ピアノ線８ａと８ｃ。

８ｂと８ｄは、ガイドレール２ａ、２ｂの位置決めの基
準線としてそれぞれ用いられる。

第１図及び第２図において、ガイドレール、例えば２ａ
は立上り部１０ａを有しており、１８と１９はこの立上
り部１０ａのそれぞれ相対する側面、　２０は立上り部
１０ａの端面である。２１　、３１はそれぞれ。

上記した芯出しゲージ１６の基体で、これらの基体２１
．３１には、定規板２２　、３２及び磁石からなる第１
゜第２の当接部２３　、３３が固設されている。このう
ち基体２１の定規板２２は、ピアノ線８ｃと係合する第
１の係合部２４．この係合部２４の近傍に付される基準
線２５．ガイドレール２ａの立上り部１０ａの端面２０
に当接する第３の当接部２６を備えると共に、この基体
２１の第１の当接部２３は立上り部１０ａの一つの側面
１８に当接する。一方、もう一つの基体３１の定規板３
２は、ピアノ線８ａと係合する第２の係合部３４．この
係合部３４の近傍に付される基準線３５゜立上り部１０
ａの端面２０に当接する第３の当接部３６を備えると共
に、この基体３１の第２の当接部３３は立上り部１０ａ
のもう一つの側面１９に当接する。上記した芯出しゲー
ジ１６は、１対のピアノｌｉ　８　ｃ　。

８ａのそれぞれに係合する第１．第２の係合部２５゜３
５と、ガイドレール２ａの立上り部１０ａの両側面１８
　、１９及び端面２０のそれぞれに当接する第１の当接
部２３．第２０当接部３３．第３の当接部２６　、３６
とを備えている。

この実施例にあって、芯出しゲージ１６を用いてガイド
レール２ａの芯出し作業を行なうには、まず第３図に示
すように、外枠３内に乗り込んだ作業者が芯出しゲージ
１６の第１の当接部２３をガイドレール２ａの立上り部
１０ａの側面１８に、第２の当接部３３をもう一つの側
面１９に、第３の当接部２６゜３６を立上り部１０ａの
端面２０にそれぞれ当接させる。

この時、第１の当接部２３及び第２の当接部３３が磁石
からなっているので、芯出しゲージ１６はガイドレール
２ａに保持される。次に、蔦らかじめ張設されている１
対のピアノミ８ｃ、８ａ＆Ｃ，第１の係合部２４．第２
の係合部３４のそれぞれが係合するようにガイドレール
２ａの位置を調整して位置決めをおこなう。上記した第
１の係合部２４．第２の係合部３４のそれぞれの近傍に
は基準線２５　、３５が付されているので、より正確に
ガイドレール２ａの位置を調整することができる。そし
て、ガイドレール２ａの位置決めをおこなった後、ガイ
ドレール２ａをブラケット１４を介して昇降路１壁面に
固定し、芯出し作業が完了する。なお、もう一つのガイ
ドレール２ｂについても、同様にして芯出し作業をおこ
なうことができる。

以上のようにして１乗かどの外枠３内に乗り込んだ作業
者が、第３図に示す昇降路ｌの下部から上昇しながら順
次ガイドレール２ａ、２ｂの設置をおこなう。乗かどの
外枠３の下には、上記したように、ガイド装置１７が設
けられており、とのガイド装置１７が昇降路１壁面に固
定されたガイドレール２ａ、２ｂに係合するので１乗か
ごの外枠３はガイド装置１７により案内される。

このように構成した実施例にあっては、第４図に示すよ
うに、芯出しゲージ１６が乗かごの外枠３に当たらない
ので、この乗かどの外枠３内で芯出しゲージ１６が使用
でき、したがって外枠３上に特別な作業台を設ける必要
がない。また、ガイドレール２ａ、２ｂのそれぞれに、
芯出しゲージ１６を個別に用いることができるので、ガ
イドレール２ａ、２ｂ間の寸法が異なる多種類のエレベ
ータに対応できる。さらに、芯出しゲージ１６は二つに
分割して使用できるので、ガイドレール２ａ、２ｂの立
上り部１０ａ、１０ｂの幅寸法が異なっても、定規板２
２　、３２を互いに離隔させることにより芯出し作業を
おこなうことができる。

なお１本実施例では１分割された定規板２２　、３２を
設けであるが１本発明はこれに限られず、これらの定規
板２２　、３２を一体に設けても良い。

〔発明の効果〕

本発明は、上記のように構成しであることから。

乗かごの外枠の上に特別な作業台を設けることなく、ガ
イドレールの芯出し作業をおこなうことができ、したが
って１作業台の製作費や作業工程を低減できると共に、
芯出しゲージを多種類のエレベータに使用できる汎用性
に優れたものとするができるという効果がある。

【図面の簡単な説明】

第１図〜第４図は本発明の芯出しゲージの一実施例を示
す図で、第１図は本発明の芯出しゲージを用いておこな
う芯出し作業のガイドレール近接部を示す斜視図、第２
図は第１図に示した芯出１〜ゲージの分割時の斜視■、
第３図は第１図に示した芯出しゲージによる芯出し作業
時の昇降路内を示す側面図、第４図はＩ！３図に示した
昇降路内のＢ矢視拡大図、そして第５図及び＄６図は従
来の芯出しゲージを説明する図で１ｗ４５図は従来の芯
出しゲージを用いておこなう芯出し作業時の昇降路内の
側面図、第６図は＠５図に示す昇降路内のＡ矢視拡大図
である。 ｌ・・・・・・昇降路、２ａ、２ｂ・・・・・・ガイド
レール。 ８ａ〜８ｄ・・・・・・ピアノ線、ｌＯａ・・・・・・
立上り部、　１６・・・・・・芯出しゲージ、　１８　
、１９・・・・・・側面、　２０・・・・・・端面。 ２１　、３１・・・・・・基体、　２２　、３２・・・
・・・定規板、２３・旧・・ｍｌの当接部、２４・・・
・・・第１の係合部、　２６　、３６・・・・・・第３
の当接部、３３・・・・・・第２の当接部、３４・・自
・・第２の係合部。 第１図 第　２　図 第３図 第４図 第５図 第６図 ″′ム＋　　−−−−Ｎ　１５

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）エレベータの昇降路内の鉛直方向に張設されるピ
   アノ線に係合する係合部と、前記昇降路内に立設される
   ガイドレールの立上り部の側面に当接する当接部とを有
   し、該ガイドレールの位置決めを行なう芯出しゲージに
   おいて、前記ガイドレールに対応して張設される１対の
   前記ピアノ線のそれぞれに係合する第１、第２の係合部
   と、前記ガイドレールの立上り部の両側面及び端面のそ
   れぞれに当接する第１、第２、第３の当接部とを備えた
   ことを特徴とする芯出しゲージ。