JPS5836001Y2 - 光軸調整治具 - Google Patents

光軸調整治具

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JPS5836001Y2
JPS5836001Y2 JP5964378U JP5964378U JPS5836001Y2 JP S5836001 Y2 JPS5836001 Y2 JP S5836001Y2 JP 5964378 U JP5964378 U JP 5964378U JP 5964378 U JP5964378 U JP 5964378U JP S5836001 Y2 JPS5836001 Y2 JP S5836001Y2
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JP
Japan
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light
band
optical axis
metal plate
rail
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Expired
Application number
JP5964378U
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JPS54162004U (ja
Inventor
昌之 伊藤
要蔵 森田
邦夫 竹下
Original Assignee
日本国有鉄道
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Publication date
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Priority to JP5964378U priority Critical patent/JPS5836001Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、軌道検測車に塔載されている光学式軌間測定
装置の光軸調整に使用する光軸調整治具に関するもので
ある。
軌道検測車による軌間の測定においては最近光学式によ
る非接触方式の軌間測定装置が開発され、極めて精密な
測定が行なわれているが、この光学式軌間測定装置は検
測車の走行に伴なう振動等により光軸が変化することが
あり、適時に行なわれる装置のオーバーホールの際に光
軸の精密な調整を必ず行ない、測定精度を常に最高に維
持している。
第1図はその光学式軌間測定装置の光学系の構成を示す
斜視図である。
同図に従って、まず従来技術の問題点を説明する。
第1図において、投光部2に内蔵された光源3からの光
はスリット4により幅狭な光束5となって出射され、測
定対象であるレール1の偏位の範囲に帯状に投光され、
レール1の表面に光帯6を形成する。
一方、投光器2と対象的な位置に配設された受光器8は
、投光器2からの光帯6をその受光器8に内蔵しである
光電面9に映出する。
また、投光器2が出射する光束5の投光中心軸5′と、
受光器8の受光中心軸7の方向はレール1の内側で上方
から下方に向けられ、レール1が標準の位置にあるとき
、そのレール1を含む垂直面となす角(平面角)および
、レール1を含む水平面となす角(垂直角)とは共に4
5度とされている。
第2図a t bおよびCに、第1図に示したレール1
における光帯6と、測定点Pおよび光電面9における映
像6′の関係を示し説明する。
第2図aに示すように、レール1における光帯6は、レ
ール1の頭部上面(踏面)1′における光帯6aと、頭
部側面1′1こおける光帯6bに分けられ、上述した投
光中心軸5′、受光中心軸7の方向、角度により光帯6
aはレール1に直角で、また、光帯6bは鉛直方向に対
して45度傾斜しており、光電面9においては光帯6a
および光帯6bに対応して、それぞれ映像6a′および
5b/は互いに直角をなして映出される。
ここで軌間を測定する基準点は踏面1′より高さhだけ
下方の側面1′王の点Pとされており、いま、第2図す
に示すように、レール1が実線の位置から点線の位置に
長さD偏位するときは、測定点はPからP′に移り、第
2図Cにおいては映像6b′上で測定点がPからP′に
長さd移動し、その長さdを読み取ることにより偏位量
りが計測される。
以上の計測を精度よく行なうためには、第1図に示した
投光中心軸5′および受光中心軸7を正確に所定の角度
、方向に常に維持することが大切であるが、これを維持
するための適当な治具がなく、測定点Pの確認や光軸調
整などにおいて、必ずしも満足できるものではなかった
本考案の目的は、前述従来技術の要望に応えた光学式軌
間測定装置の光軸調整治具を提供することにある。
本考案においては、金属板表面に、光学式軌間測定装置
からの投光ビームの光帯と直角をなす幅狭な反射帯を形
成し、それ以外の表面は無反射とした金属板をレールの
側面にブラケットおよびマグネットを用いて密着させ、
投光器からの光帯をあらかじめ定めておいた金属板の測
定点に一致させることによって投光中心の方向、角度を
調整し、受光器に正確な光軸を受光させようとするもの
である。
以下添付図面に従って本考案を詳述する。
第3図は本考案の光軸調整治具を使用して光軸調整を行
なう原理を説明した図であり、まず同図において光軸調
整方法を説明する。
光学式軌間測定装置における光軸調整のためにはまず、
測定点Pを確定することが必要であるが、実際のレール
においては測定点Pが定めにくいので金属板よりなる治
具に測定点Pを表示して調整に使用する。
第3図a ”−” cは光軸調整治具の使用方法を説明
するもので、第3図aにおいて、10は金属板を示し、
その金属板の表面には光帯6bと直角に狭い幅の反射帯
11が形成しである。
そして、反射帯11以外の金属板10の表面は無反射処
理しである。
また、金属板10には第3図すに示すように光帯11の
中心線上で、レールの踏面1′より下方で、距離りの位
置に測定点Pの表示(・印)が印しである。
このような金属板10を、前述第1図で説明したものと
同一構造を有する投光器2と受光器8の中間の中心線1
2と上記表示による測定点Pが一致する位置におき、レ
ール1の側面1に密着させである。
そして、上述した方向、角度調整は、まず、投光器2の
側においては光帯6bを目視してその上縁が測定点Pに
一致するように投光器2の角度を調整し、第3図すに示
すようにこれらが一致すれば投光中心軸5′は正しい方
向、角度となる。
この場合、金属板10の上において光帯6bと反射帯1
1の交点にある小さい四辺形13の部分のみが際立って
反射しており、光電面9における映像は第3図Cに示す
ように四辺形13に対する映像13′のみが映出される
ことになる。
したがって、光電面9においては、予め正しい測定点P
に相当する位置を水平走査(−次元走査)するように図
示していない電気回路が設定されているので、電気回路
の出力信号が最大となるように受光器8の角度を調整す
ることにより、受光中心軸7が正しい方向、角度となる
次に、第4図a、bは本考案による光軸調整治具の具体
的構成の一例であって、第4図aは金属板10の表面図
、第4図すはその金属板10などから成る光軸調整治具
をレール1に密着した状態を示す正面図である。
これらの図に示すように、金属板10の大きさは横、縦
とも同程度の寸法(約10cfrL)で、厚さは容易に
彎曲しない程度のものであって、この金属板10の中心
には測定点Pの表示・印が成されている。
そして、前にも述べたように金属板10の表面には光帯
6bと直角に幅狭な反射帯(実用玉数間)11が白色塗
料などで形成してあり、その他の表面部は無反射となる
ように無反射の塗装が成されている。
また、その反射帯11の両側部には光軸の狂い量を一目
にして直読できるように、測定点Pの上下方向に適宜の
間隔で目盛14が印しである。
そして、その金属板10の裏側すなわち、レール1側に
は第4図すに示すように金属製のブラケット15がその
金属板10に直角に取り付けである。
ブラケット15の上下方向の位置は、レール1に装着し
たとき測定点Pが踏面下、距離りの位置となるように取
付けである。
このブラケット15の上面にはマグネット16が取付け
られ、その磁力によりブラケラト15は踏面1′と密着
して取付けられ、着脱操作が容易になっている。
このように構成された光軸調整治具は、第4図すの如く
設定され、前記第3図において説明した光軸方向、角度
調整方法により常に所定の方向、角度に維持することが
達せられる。
上述の実施例からも明らかなように本考案は、金属板に
光帯と直角に測定点を印した幅狭な反射帯を形成し、そ
の裏面部にブラケットを取付け、レールの踏面にマグネ
ットの磁力を利用してそのブラケットを密着し、レール
側面に配置されたその金属板の反射帯に投光して光軸調
整に使用する反射光を得るようにした光軸調整治具であ
る。
したがって、光軸調整を行なう場合、レールの側面にあ
る測定点を明確に特定できるので、投光器および受光器
の光軸は極めて容易に、正確な角度調整が達成でき、該
装置の測定の信頼性は向上する。
また、本考案による光軸調整治具は構造が極めて簡単で
、しかも安価にでき、また、その取扱いも極めて容易で
ある等と種々の効果、利点を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は光学式軌間測定装置の光学系の構成を示す斜視
図、第2図a ”−’ cはレールの光帯および光電面
の映像の関係を示す図、第3図a ”−cは本考案によ
る光軸調整治具の光軸調整原理を説明するための図、第
4図aおよびbは本考案による光軸調整治具の一実施例
図であって、第4図aは金属板の表面図、第4図すは本
考案の光軸調整原理具をレール側面に取付けた状態を示
す正面図である。 1・・・・・・レール、2・・・・・・投光器、8・・
・・・・受光器、10・・・・・・金属板、11・・・
・・・反射帯、14・・・・・弔盛、15・・・・・・
ブラケット、16・・・・・・マグネット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 表面に幅狭な反射帯を形成し、該反射帯以外は無反射面
    とした金属板と、該金属板の裏面部に直角に取付けたブ
    ラケットと、該ブラケットを被測定レール踏面に固着さ
    せるためのマグネットとにより構成され、該金属板は、
    反射帯が光学式軌間測定装置の投光器より投光された光
    帯と直角方向で、該光帯の反射を受光する受光器の入射
    経路にあるように前記被測定レールの側面に設置し、前
    記投光器からの光帯をあらかじめ定めておいた上記金属
    板の反射帯の測定点に一致させることによって受光器の
    入射光軸が調整できることを特徴とする光軸調整治具。
JP5964378U 1978-05-04 1978-05-04 光軸調整治具 Expired JPS5836001Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5964378U JPS5836001Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 光軸調整治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5964378U JPS5836001Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 光軸調整治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54162004U JPS54162004U (ja) 1979-11-13
JPS5836001Y2 true JPS5836001Y2 (ja) 1983-08-13

Family

ID=28959510

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5964378U Expired JPS5836001Y2 (ja) 1978-05-04 1978-05-04 光軸調整治具

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JP6195052B2 (ja) * 2013-03-08 2017-09-13 セイコーエプソン株式会社 標本検査装置

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JPS54162004U (ja) 1979-11-13

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