JP3082578B2 - セグメント式研削砥石 - Google Patents

セグメント式研削砥石

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JP3082578B2
JP3082578B2 JP06198815A JP19881594A JP3082578B2 JP 3082578 B2 JP3082578 B2 JP 3082578B2 JP 06198815 A JP06198815 A JP 06198815A JP 19881594 A JP19881594 A JP 19881594A JP 3082578 B2 JP3082578 B2 JP 3082578B2
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英治 皆川
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、円環状の台金の端面
に、砥粒層セグメントが固定されたカセットを交換可能
に固定したセグメント式研削砥石に関する。
【0002】
【従来の技術】平面研削盤や両頭砥石の分野では、外径
の大きい砥石が必要であるため、従来よりセグメント式
研削砥石が多用されている。この種のセグメント式研削
砥石は、円環状の台金の外周部の端面に多数の溝を放射
状または同心円状に形成し、これら溝内に、別途成形し
たメタルボンド砥粒層セグメントをはめ込み、それぞれ
鑞付けしたものである。
【0003】このように、砥粒層セグメントのみを別途
形成し、台金に後付けする構成によれば、砥粒層セグメ
ントの焼成時に台金を一緒に加熱しなくて済むため、小
型の焼成設備を用いて比較的安価な製造コストで大径の
砥石を製造できる利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のセグ
メント砥石では、台金の端面に直接溝を形成して砥粒層
セグメントを鑞付けする構造であったため、研削により
砥粒層が摩耗または破砕した場合には台金全体が使用で
きなくなるという問題点がある。
【0005】また、外径の異なるセグメント式研削砥石
を使用する場合には、改めて全ての部品を作り直さなけ
ればならず、部品の共用ができないため、その分コスト
がかかるという問題点がある。
【0006】本発明は、上記従来技術の有する問題点に
鑑みてなされたものであり、砥粒層セグメントが消耗し
た場合にも台金が再利用できるとともに、径の異なる台
金において砥粒層セグメントを共用できるセグメント式
研削砥石を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明のセグメント式研削砥石は、円環状の台金と、
この台金の端面に沿って周方向に並べられ着脱可能に固
定された複数のカセットと、これらカセットのそれぞれ
に固定された多数の砥粒層セグメントとを具備し、前記
台金の端面には、台金と同心かつ前記端面の全周に亙っ
て延びる円環形の突条が形成され、前記カセットの前記
台金端面への当接面には、前記突条の幅以上の円弧形の
溝が形成されるとともに、前記カセットには前記突条の
一側面側に位置する複数のピンが前記溝内に位置するよ
うに突設され、かつ前記突条の他側面側に位置するよう
に偏心ボルトが設けられ、前記偏心ボルトを前記台金に
螺合することにより、前記偏心ボルトの偏心カムと前記
複数のピンとで前記突条の両側面を少なくとも3点支持
することにより、前記カセットを前記台金に対して着脱
可能に固定するように構成したことを特徴とするもので
ある。
【0008】
【作用】本発明に係るセグメント式研削砥石によれば、
砥粒層セグメントが共通のカセットに固定され、これら
カセットが台金の端面に着脱可能に固定されているの
で、砥粒層セグメントが消耗した場合には、台金を研削
盤に固定したままカセットを交換することにより、砥粒
層セグメントを新品化することができ、重量のある台金
を研削盤から脱着する手間を省くことが可能であるう
え、台金の再利用により研削コストが削減できる。
【0009】また、突条を偏心カムおよびピンにより両
側から少なくとも3点支持することにより、カセットを
台金に取付けているので、遠心力に対するカセットの取
付強度を向上して高い安全性が確保できる。さらに、カ
セットの凹側となる溝の幅を、台金の凸側となる突条の
幅より広くすることにより、台金の突条の曲率がカセッ
トの溝の曲率と異なる場合にも、三点支持することか
ら、外径が互いに異なる複数の台金に対し、固定強度を
損なうことなく同一のカセットを固定することが可能
で、安いコストで研削半径の拡大縮小ができ、カセット
の共通化によりコスト低減が図れる。
【0010】
【実施例】次に、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。図1は、本発明に係るセグメント式研削砥
石の一実施例を研削面側から見た平面図であり、図2お
よび図3はそれぞれ図1のA−A線断面図、B−B線断
面図である。
【0011】図1乃至図3に示すように、このセグメン
ト式研削砥石は、円環状の第1の台金1と、その端面1
a上に周方向に複数並べて固定された円弧状のカセット
10と、これらカセット10の端面にそれぞれ固定され
た多数の砥粒層セグメント24、26とから主構成され
ている。なお、図1の左半分は第1の台金1にカセット
10を固定した状態、右半分は第1の台金1からカセッ
ト10を外した状態を示している。
【0012】第1の台金1はアルミニウム等の金属で一
体成形されたもので、その端面1aには、台金全周に亙
って延びる円環形のカセット固定突条2が同心状に形成
され、さらにカセット固定突条2よりも一定距離外側の
位置には、周方向45゜周期で砥石軸線回りの回転対称
をなすように、計8個のねじ穴であるボルト穴4(クラ
ンプ手段の一部)が形成されている。カセット固定突条
2は、全周に亙ってその断面が一定の矩形状をなしてい
る。
【0013】また、第1の台金1の端面1aより内周側
にはテーパ面6が形成され、このテーパ面6の裏側に
は、第1の台金1を研削盤のスピンドルに固定するため
のボルト穴8が周方向に間隔を空けて複数形成されてい
る。
【0014】一方、カセット10の幅は第1の台金1の
端面1aの幅とほぼ等しく、またカセット10の周方向
の長さは、端面1aの全周の1/8と等しいか、それよ
り若干短くされている。カセット10の第1の台金1へ
の当接面には、図2および図3に示すように、カセット
固定突条2が十分に余裕をもって収容する円弧状のカセ
ット固定溝12(カセットの係合部)がその全長に亙っ
て形成されている。すなわち、カセット10の第1の台
金1端面への当接面には、カセット固定突条2の幅以上
のカセット固定溝12が円弧形に形成されている。カセ
ット固定溝12の深さはカセット固定突条2の突出量と
ほぼ等しい。
【0015】各カセット10には、カセット固定突条2
の一側面側(本実施例では内周側面12b側)に位置す
る複数本(本実施例では2本)のピン3a,3bがカセ
ット固定溝12内に位置するようにそれぞれ突設されて
いる。また、各カセット10には、カセット固定突条2
の他側面側(外周側面12a側)に位置するように後述
する偏心ボルト5がそれぞれ設けられている。ピン3
a,3bを設けた位置はカセット10の両端から同じ距
離にあり、偏心ボルト5は、ピン3a,3bの中間にあ
り、カセット10を第1の台金1や後述する第2の台金
に固定するためのものである。なお、偏心ボルト5をカ
セット固定突条2の内周側面12b側に設け、ピンをカ
セット固定突条2の外周側面12a側に設けてもよい。
【0016】図3に示すように、偏心ボルト5の構造と
しては、例えば、上部の頭5aと軸部5dと偏心カム5
bと下部のねじ部5cとから構成されたものである。偏
心ボルト5のねじ部5cを第1の台金1のボルト穴4に
螺合することにより、カセット10を第1の台金1に着
脱可能に固定する。このとき、偏心ボルト5の偏心カム
5bと2本のピン3a,3bとでカセット固定突条2の
両側面(外周側面12aおよび内周側面12b)を挟持
して3点支持することにより、カセット10を第1の台
金1に対して着脱可能に固定するように構成されてい
る。計8個のカセット10が周方向45゜ピッチで第1
の台金1に着脱可能に固定されている。
【0017】図1およびそのカセット部の要部拡大図で
ある図7に示すように、カセット10の端面の外周側お
よび内周側には、周方向に延びる円弧状をなす一対のセ
グメント固定溝18,20が形成され、さらに半径方向
へ向けて複数のセグメント固定溝22が形成されてい
る。これらセグメント固定溝18,20,22は断面形
状が同一の矩形状とされ、いずれにも角棒状の砥粒層セ
グメントをはめ込むことが可能である。この実施例の場
合には、セグメント固定溝20,22にのみ、砥粒層セ
グメント24,26がL字状をなすようにはめ込まれ、
鑞付けされている。砥粒層セグメント26は、セグメン
ト固定溝20に沿って湾曲している。
【0018】砥粒層セグメント24,26の材質として
は、ダイヤモンドやCBN等の超砥粒を金属結合相中に
分散させたメタルボンド砥粒層が一般に使用されるが、
本発明はそれに限定されることなく、他種の砥粒または
結合相を用いた砥粒層セグメントも使用可能である。な
お、セグメント固定溝の形状および本数、並びに砥粒層
セグメントの個数や長さは必要に応じて任意に変更して
よく、例えば図8のような配置にしてもよい。
【0019】一方、図4は、この実施例における第2の
台金30を示し、図5および図6はそれぞれ図4のA−
A線断面図、B−B線断面図である。図4乃至図6に示
すように、この第2の台金30は、前述した第1の台金
1よりも外径が大きいが、第1の台金1と共通のカセッ
ト10を計8個装着することができ、研削半径が拡大し
た研削砥石として使用に供することが可能である。な
お、本発明は2種類の第1および第2の台金1,30を
交換可能とするだけでなく、3種類以上の台金を交換可
能とすることも容易である。
【0020】第2の台金30の端面30aはカセット1
0とほぼ同じ幅を有し、この端面30aには、全周に亙
って延びる円環形のカセット固定突条32(第2台金の
係合部)が砥石軸線と同心状に形成されており、カセッ
ト固定突条32の曲率半径は第1の台金1のカセット固
定溝12の曲率半径よりも大きくなっている。カセット
固定突条32の断面は矩形状であり、その幅は第1の台
金1のカセット固定突条2よりも小さく、突出量はカセ
ット固定突条2と同一である。
【0021】図5および図6に示すように、図2および
図3と同様に、各セット固定突条32に、各カセット1
0のカセット固定溝12を合わせ、偏心ボルト5を後述
するボルト穴34に螺合して締めることにより、偏心ボ
ルト5の偏心カム5bがカセット固定突条32の周方向
端部の外周側面32aに当接し、かつ2本のピン3a,
3bがカセット固定突条32の内周側面32bに当接
し、これによりカセット10がカセット固定突条32に
より3点支持され、砥石径方向にがたつかないように構
成されている。すなわち、カセット固定突条32は、偏
心カム5bおよび2本のピン3a,3bにより挟まれる
ことで、カセット10を第2の台金30に支持できる。
カセット固定溝12の幅を拡大するか、あるいはカセッ
ト固定突条32の幅を縮小することにより、カセット固
定溝12で3点支持可能なカセット固定突条32の曲率
半径は拡大するから、研削半径を任意に拡大縮小でき
る。
【0022】図4に示すように、第2の台金30の端面
30aには、カセット固定突条2よりも一定距離外側の
位置に、周方向45゜周期で砥石軸線回りの回転対称を
なすように計8個のボルト穴34(クランプ手段の一
部)が形成されている。そして、各カセット10をカセ
ット固定突条32に装着した状態で、カセット10のボ
ルト孔14がボルト穴34と合致可能とされており、こ
れにより端面30a上には、計8個のカセット10が、
偏心ボルト5により互いに隙間を空けて周方向45゜ピ
ッチで固定できるようになっている。
【0023】図5および図6に示すように、第2の台金
30の端面30aより内周側にはテーパ面36が形成さ
れ、このテーパ面36の裏側には、第2の台金30を研
削盤のスピンドルに固定するためのボルト穴38が複数
形成されている。この例では、第1の台金1および第2
の台金30とも、ボルト穴8,38の位置は共通とされ
ており、同一のスピンドルに固定することが可能であ
る。ただし、同一のスピンドルに固定しない構成も勿論
可能であり、ボルト穴8,38の位置は相互に変更して
よい。
【0024】上記構成からなるセグメント式研削砥石に
よれば、砥粒層セグメント24,26が共通のカセット
10に固定され、これらカセット10が台金1または3
0に着脱可能に固定されているので、砥粒層セグメント
24,26が消耗した場合には、台金1または30を研
削盤に固定したままカセット10を交換して砥粒層セグ
メント24,26を新品化することができる。したがっ
て、重量のある台金1または30を研削盤から脱着する
手間がかからず、しかも台金1,30の再利用により研
削に要するコストを削減できる。
【0025】また、カセット10を固定するための偏心
ボルト5の偏心カム5bと、カセット10の裏面に形成
された複数本のピン3a,3bとで円環形のカセット固
定突条2または32を挟持することにより、遠心力に対
するカセット10の取付強度を向上して高い安全性が確
保できる。
【0026】さらに、カセット固定突条32の曲率がカ
セット固定溝12の曲率と異なる第2の台金30の場合
には、カセット固定溝12の幅をカセット固定突条32
の幅より広くすることにより、カセット固定溝12によ
りカセット固定突条32を3点支持させているので、第
1の台金1の場合と同様に、カセット10をカセット固
定突条32に径方向にがたつきなく固定することができ
る。この構造によれば、外径が互いに異なる台金に対
し、カセット10の固定強度を損なうことなく、同一の
カセット10を固定することが可能で、安いコストで研
削半径の拡大縮小ができ、カセット10の共通化により
コスト低減が図れる。
【0027】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて適宜構成を変更してよい。例
えば、カセット10の個数を7個以下または9個以上に
することも可能であるし、砥粒層セグメントの配置形状
を、図9乃至図11に例示するように、半径方向に対し
て斜めに変更してもよい。また、ピンの代りにボルトを
用いてもよい。さらに、後述するように、偏心ボルトお
よびピンを突条の両側に両側に設けたり、さらには、突
条を台金ではなくカセット10に形成してもよい。
【0028】図12は本発明の他の実施例に係わる要部
拡大図であり、台金の曲率半径がカセットの曲率半径よ
りも小さい場合を示し、図13は、台金の曲率半径がカ
セットの曲率半径よりも大きい場合を示している。本実
施例では、上述した実施例の構成に加えて、カセット1
0には、突条2の他側面側(外周側面12a側)に位置
する複数のピン3c,3dがカセット10の溝(不図
示)内に位置するように突設され、かつカセット固定突
条2の一側面側(内周側面12b側)に位置するように
偏心ボルト5aが設けられている。すなわち、ピンおよ
び偏心ボルトが倍の数だけ設けられている。
【0029】図12に示すように、相対的に外径が小さ
い台金(不図示)にカセット10を装着するには、外周
側面12a側の偏心ボルト5aと内周側面12b側の2
本のピン3a,3bとで台金のカセット固定突条2を挟
み、これにより、カセットを台金に固定する。なお、図
中Odは台金の曲率中心を示し、Ocはカセット10の曲
率中心を示している。
【0030】図13に示すように、相対的に外径が大き
い台金(不図示)にカセット10を装着するには、内周
側面12b側の偏心ボルト5aと外周側面12a側の2
本のピン3c,3dとで台金のカセット固定突条2を挟
み、これにより、カセットを台金に固定する。なお、図
中Odは台金の曲率中心を示し、Ocはカセット10の曲
率中心を示している。すなわち、上記図12および図1
3とも、カセット10が三点支持により台金に固定され
るものである。
【0031】図14は本発明のさらに他の実施例に係わ
る、図1のA−A線断面図に相当する要部断面図、図1
5は、図1のB−B線断面図に相当する要部断面図であ
る。本実施例では、台金1に円弧状の突条を形成する代
りに、カセット10に突条2を円弧状に形成し、また、
2本のピン3a(1本のピンは不図示)を台金1に突設
したものである。突条2の外周側面2a側に位置する偏
心ボルト5と内周側面2b側に位置する2本のピン3a
(1本のピンは不図示)とで突条2を挟むことで、カセ
ット10を三点支持する。本実施例に、図12および図
13で示した、2本の偏心ボルトおよび4本のピンを有
する構成を付加してもよい。
【0032】上記各実施例においては、カセットを三点
支持するものを示したが、これに限られず、それ以上の
多点支持構造でもよい。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るセグ
メント式研削砥石では、砥粒層セグメントが共通のカセ
ットに固定され、これらカセットが台金に着脱可能に固
定されているので、砥粒層セグメントが消耗した場合に
は、台金を研削盤に固定したままカセットを交換するこ
とにより、砥粒層セグメントを新品化することができ、
重量のある台金を研削盤から脱着する手間を省くことが
可能で、台金の再利用により、研削に要するコストも削
減できる。
【0034】また、台金あるいはカセットの裏面に形成
された円弧状の突条を三点支持することにより、遠心力
に対するカセットの取付強度を向上して高い安全性が確
保できる。さらに、このような構成によれば、外径が互
いに異なる複数の台金に対し、固定強度を損なうことな
く同一のカセットを固定することが可能で、安いコスト
で研削半径の拡大縮小ができ、カセットの共通化により
コスト低減が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るセグメント式研削砥石の一実施例
を示す平面図である。
【図2】図1のA−A線断面図である。
【図3】図1のB−B線断面図である。
【図4】同実施例の台金(第1の台金)を径の大きい第
2の台金と交換した状態を示す平面図である。
【図5】図4のA−A線断面図である。
【図6】図4のB−B線断面図である。
【図7】同実施例に使用されるカセットの平面図であ
る。
【図8】カセットの変形例を示す平面図である。
【図9】砥粒層セグメントの他の配置例を示す概略図で
ある。
【図10】砥粒層セグメントの他の配置例を示す概略図
である。
【図11】砥粒層セグメントの他の配置例を示す概略図
である。
【図12】本発明の他の実施例に係わる要部拡大図であ
り、台金の曲率半径がカセットの曲率半径よりも小さい
場合を示している。
【図13】本発明の他の実施例に係わる要部拡大図であ
り、台金の曲率半径がカセットの曲率半径よりも大きい
場合を示している。
【図14】本発明のさらに他の実施例に係わる、図1の
A−A線断面図に相当する要部断面図である。
【図15】本発明のさらに他の実施例に係わる、図1の
B−B線断面図に相当する要部断面図である。
【符号の説明】
1 第1の台金 1a 端面 2 カセット固定突条 3a,3b,3c,3d ピン 4 ボルト穴(ねじ穴) 5,5A 偏心ボルト 5a 頭 5b 偏心カム 5c ねじ部 5d 軸部 6 テーパ面 10 カセット 12 カセット固定溝 12a 外周側面 12b 内周側面 14 貫通孔 18,20,22 セグメント固定溝 24 砥粒層セグメント 30 第2の台金 30a 端面 32 カセット固定突条 32a 外周側面 32b 内周側面 34 ボルト穴(ねじ穴) 36 テーパ面 40 砥粒層セグメント Od 台金の曲率中心 Oc カセットの曲率中心
フロントページの続き (72)発明者 山下 哲二 福島県いわき市泉町黒須野字江越246− 1 三菱マテリアル株式会社 いわき製 作所内 (56)参考文献 特開 平7−299754(JP,A) 実開 昭58−140046(JP,U) 実公 昭52−31510(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24D 7/06 - 7/08

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円環状の台金と、この台金の端面に沿っ
    て周方向に並べられ着脱可能に固定された複数のカセッ
    トと、これらカセットのそれぞれに固定された多数の砥
    粒層セグメントとを具備し、 前記台金の端面には、台金と同心かつ前記端面の全周に
    亙って延びる円環形の突条が形成され、 前記カセットの前記台金端面への当接面には、前記突条
    の幅以上の円弧形の溝が形成されるとともに、前記カセ
    ットには前記突条の一側面側に位置する複数のピンが前
    記溝内に位置するように突設され、かつ前記突条の他側
    面側に位置するように偏心ボルトが設けられ、 前記偏心ボルトを前記台金に螺合することにより、前記
    偏心ボルトの偏心カムと前記複数のピンとで前記突条の
    両側面を少なくとも3点支持することにより、前記カセ
    ットを前記台金に対して着脱可能に固定するように構成
    したことを特徴とするセグメント式研削砥石。
  2. 【請求項2】 前記カセットには、さらに、前記突条の
    他側面側に位置する複数のピンが前記溝内に位置するよ
    うに突設され、かつ前記突条の一側面側に位置するよう
    に偏心ボルトが設けられている請求項1に記載のセグメ
    ント式研削砥石。
  3. 【請求項3】 円環状の台金と、この台金の端面に沿っ
    て周方向に並べられ着脱可能に固定された複数のカセッ
    トと、これらカセットのそれぞれに固定された多数の砥
    粒層セグメントとを具備し、 前記カセットの前記台金端面への当接面には、円弧形の
    溝が形成されるとともに、該溝内に位置するように円弧
    状の突条が形成され、 前記台金の前記端面には、前記突条の一側面側に位置す
    る複数のピンが突設され、 さらに、前記カセットには、前記突条の他側面側に位置
    するように偏心ボルトが設けられ、 前記偏心ボルトを前記台金に螺合することにより、前記
    偏心ボルトの偏心カムと前記複数のピンとで前記突条の
    両側面を少なくとも3点支持することにより、前記カセ
    ットを前記台金に対して着脱可能に固定するように構成
    したことを特徴とするセグメント式研削砥石。
  4. 【請求項4】 前記台金には、さらに、前記突条の他側
    面側に位置する複数のピンが突設され、かつ前記カセッ
    トには、前記突条の一側面側に位置するように偏心ボル
    トが設けられている請求項3に記載のセグメント式研削
    砥石。
  5. 【請求項5】 ピンの代りにボルトを用いる請求項1乃
    至4のいずれか1項に記載のセグメント式研削砥石。
  6. 【請求項6】 前記カセットのセグメント固定面にはセ
    グメント固定溝が形成され、前記各砥粒層セグメントは
    前記セグメント固定溝内にはめ込まれて固定されている
    ことを特徴とする1乃至5のいずれか1項に記載のセグ
    メント式研削砥石。
JP06198815A 1994-08-23 1994-08-23 セグメント式研削砥石 Expired - Fee Related JP3082578B2 (ja)

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