JP3082262B2 - 静止画像信号生成装置 - Google Patents

静止画像信号生成装置

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JP3082262B2 JP03036729A JP3672991A JP3082262B2 JP 3082262 B2 JP3082262 B2 JP 3082262B2 JP 03036729 A JP03036729 A JP 03036729A JP 3672991 A JP3672991 A JP 3672991A JP 3082262 B2 JP3082262 B2 JP 3082262B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えば磁気ディスク
再生装置に適用される静止画像信号生成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】NTSC方式のカラー映像信号は、1.
001/60秒の1フィールド期間で262.5本の水
平走査を行い、次の1フィールド期間で前のフィールド
で走査した走査線の隣接するものの中間を262.5本
の走査線で埋めることによって1枚(フレーム)の画像
を構成している。
【0003】NTSC方式の静止画像信号を小型の磁気
ディスクに記録し、磁気ディスクから静止画像信号を再
生する電子スチルカメラが実用化されている。この電子
スチルカメラでは、ディスクの1トラックに262.5
ラインを記録するフィールド記録のモードと、2トラッ
クを使用して1フレームの静止画像を記録するフレーム
記録のモードとが設けられている。フィールド記録のモ
ードで記録された画像を再生する時には、より自然な静
止画像を見ることができるように、内挿の処理を行って
いる。これは、ディスクから再生された1フィールドの
ビデオ信号をそのまま出力し、次の1フィールドでは、
隣接するラインの内容を相加平均等の処理で形成された
ビデオ信号で、前のフィールドのラインの間を埋めるも
のである。ここでは、ディスクから再生された原ビデオ
信号から内挿で形成されたものを内挿ビデオ信号と呼ぶ
ことにする。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一方、ビデオ信号を印
画するビデオプリンタが知られているが、525本のラ
インを全て印画するフレームプリンタと、半分の情報し
か扱わないフィールドプリンタとがある。上述の電子ス
チルカメラでフィールド記録された画像を出力する時
に、奇数フィールドおよび偶数フィールドの何れを内挿
ビデオ信号として出力するかが定められていない。従っ
て、このような電子スチルカメラの出力信号をフィール
ドプリンタに入力した場合、1/2の確率で内挿ビデオ
信号が印画される。内挿ビデオ信号は、補助的な信号で
あり、原ビデオ信号に比して解像度が低い信号であるの
で、これを印画して得られたハードコピーの品質が悪い
問題があった。
【0005】従って、この発明の目的は、フィールド記
録されたビデオ信号を出力する時に、確実に原ビデオ信
号を出力できるモードを有する静止画像信号生成装置を
提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、第1のフィ
ールドの第1のビデオ信号と第1のビデオ信号から形成
された第2のフィールドの第2のビデオ信号とからなる
静止画像信号を発生する静止画像信号生成装置におい
て、第1のビデオ信号を出力するビデオ信号再生手段
と、第1のビデオ信号から第2のビデオ信号を形成する
手段と、第1のビデオ信号と第2のビデオ信号とをフィ
ールド毎に交互に選択する第1の選択手段と、第1のビ
デオ信号及び第1の選択手段の出力信号の何れか一方を
選択する第2の選択手段とを有することを特徴とする
止画像信号生成装置である。
【0007】
【作用】端子16からフィールド再生時の出力切り替え
用の制御信号をスイッチ13とスイッチ14に供給す
る。FM復調器4からの原ビデオ信号がスイッチ19を
介し出力端子22より原ビデオ信号として出力される。
また、FM復調器4からの原ビデオ信号がスイッチ14
を介して1/2H遅延回路18に供給される。原ビデオ
信号が1/2Hだけ遅延され、スイッチ15を介して出
力端子22より出力される。原ビデオ信号と原ビデオ信
号が1/2Hだけ遅延された信号とが、出力端子22よ
り交互に出力される。従って、出力信号をビデオプリン
ターに供給して、ハードコピーを得る場合に、何れの信
号であっても、ハードコピーの画質の劣化を防止でき
る。
【0008】
【実施例】以下、この発明の一実施例の構成について、
図面を参照して説明する。図1において、1は、例えば
同心円状に多数のトラックが形成され、各トラックに1
フィールドのビデオ信号が記録された磁気ディスクであ
る。この磁気ディスク1は、フィールド周波数で回転さ
れる。磁気ディスク1に対して、隣接する2本のトラッ
クをそれぞれ再生できるように、磁気ヘッドH1及びH
2が設けられている。
【0009】磁気ヘッドH1、H2により磁気ディスク
1から再生された信号は内周再生アンプ2、外周再生ア
ンプ3にそれぞれ供給される。内周再生アンプ2、外周
再生アンプ3により増幅された信号は、スイッチ8、ス
イッチ10をそれぞれ介してFM復調器4によりFM復
調される。スイッチ8、スイッチ10のオン/オフはN
ORゲート7の出力信号S1により制御される。すなわ
ち、端子5、端子6の出力信号がNORゲート7に供給
され、NORゲート7の出力信号S1によりスイッチ8
が制御される。また、信号S1がインバータ9により反
転され、インバータ9の出力によりスイッチ10が制御
される。端子5はフレーム/フィールド再生切り替え用
の制御信号の入力端子であり、端子6はフィールドスイ
ッチパルス用の入力端子である。
【0010】FM復調器4の出力信号は1H遅延回路1
1(Hは水平走査期間)及び加算回路12に供給され
る。1H遅延回路11の出力信号が加算回路12により
原ビデオ信号と加算される。加算回路12は、二つの入
力信号又は出力信号を1/2とするものである。加算回
路12の出力信号がスイッチ13を介して1/2H遅延
回路18に供給される。これと共に、FM復調器4の出
力信号はスイッチ14を介して1/2H遅延回路18に
供給される。FM復調器4の出力信号はスイッチ19を
介して出力端子22に取り出される。入力端子16から
の制御信号S3によりスイッチ13は制御される。ま
た、制御信号S3がインバータ17により反転され、イ
ンバータ17の出力によりスイッチ14が制御される。
この制御信号S3は、出力切り換え用の制御信号であ
り、例えばユーザーのスイッチ操作により形成される。
この制御信号S3は、プリンター用出力のオン/オフを
制御する。
【0011】1/2H遅延回路18の出力信号はスイッ
チ15を介して出力端子22に取り出される。なお、ス
イッチ15とスイッチ19は、NANDゲート20の出
力信号S2により制御される。信号S2によりスイッチ
19が制御される。また、出力信号S2がインバータ2
1により反転され、インバータ21の出力によりスイッ
チ15が制御される。
【0012】以下、この発明の一実施例の動作につい
て、図面を参照して説明する。この発明の一実施例にお
ける出力モードには3種類ある。すなわち、フィールド
再生時にプリンター用出力がオン、つまり出力端子22
にビデオプリンター等が接続された場合、フィールド再
生時にプリンター用出力がオフ、つまり出力端子22に
テレビジョンモニターが接続された場合、そして、フレ
ーム再生時の場合である。
【0013】図2は、磁気ヘッドH2の再生信号のみが
使用されるフィールド再生時の波形を示したものであ
る。フィールド再生時で、プリンター用出力がオンの場
合には、端子5の出力信号S10はハイレベル(以下、
Hとする)である(図2A)。端子6の出力信号S20
は再生信号と同期して、ローレベル(以下、Lとする)
とHがフィールド期間ごとに反転する信号である(図2
B)。信号S10がHで信号S20がL又はHの時に、
信号S1は常にLとなる(図2C)。スイッチ8は信号
S1によりオフされる(図2D)。これと共に、信号S
1がインバータ9で反転されているので、スイッチ10
がオンされる(図2E)。これにより、ディスク1の再
生信号は外周再生アンプ3により増幅され、スイッチ1
0を介してFM復調器4に供給される。
【0014】また、信号S10がHで信号S20がL又
はHの時に、信号S2はTa間でL、Tb間でHとなる
(図2F)。スイッチ19は信号S2によりTa間でオ
フされ、Tb間でオンされる(図2H)。これと共に、
信号S2はインバータ21により反転される。スイッチ
15はインバータ21の出力信号によりTa間でオンさ
れTb間でオフされる(図2G)。
【0015】一方、プリンター用出力がオンの時には、
制御信号S3がLとされ(図2I)、スイッチ13はオ
フされる(図2J)。これと共に、制御信号S3がイン
バータ17により反転され、スイッチ14はオンされる
(図2K)。このため、FM復調器4の出力信号はスイ
ッチ14を介され、1/2H遅延回路18に供給され
る。また、FM復調器4の出力信号はスイッチ19を介
して出力端子22より出力される。1/2H遅延回路1
8に供給された信号は、原ビデオ信号に比べて1/2H
だけ遅延されスイッチ15を介して出力端子22より出
力される。
【0016】ここで、スイッチ15とスイッチ19は交
互にオン/オフされる。すなわち、例えば、Ta間では
スイッチ15がオンされ、1/2H遅延回路18で1/
2Hだけ遅延された原ビデオ信号がスイッチ15を介し
て端子22より出力される。Tb間ではスイッチ19が
オンされ原ビデオ信号が出力端子22より出力される。
【0017】従って、フィールドプリンターが出力端子
22に接続された場合は、第1のフィールドで原再生信
号がスイッチ19を介して出力端子22より出力され、
第2のフィールドで原再生信号が1/2Hだけ遅延され
た信号がスイッチ15を介して出力端子22より出力さ
れる。
【0018】フィールド再生時にプリンター用出力がオ
フの場合、S1、S2の出力信号は、上述のフィールド
再生時の場合と同様である。しかし、プリンター用出力
がオフの場合には、端子16の制御信号S3はHとさ
れ、スイッチ13はオンされる。これと共に、制御信号
S3がインバータ17により反転され、スイッチ14は
オフされる。このため、FM復調器4の出力信号は、1
H遅延回路11に供給される。FM復調器4の出力信号
と1H遅延回路11の出力信号が加算回路12により加
算される。これと同時にFM復調器4の出力信号は原ビ
デオ信号としてスイッチ19を介して出力端子22から
出力される。加算回路12の出力信号は1/2遅延回路
18に供給され、スイッチ15を介して内挿ビデオ信号
として出力端子22から出力される。ここで、スイッチ
15とスイッチ19は交互にオン/オフされる。すなわ
ち、Ta間ではスイッチ15がオンされ、相加平均等の
処理を施された内挿ビデオ信号がスイッチ15を介して
端子22より出力される。また、Tb間ではスイッチ1
9がオンされ、原ビデオ信号がスイッチ19を介して出
力端子22より出力される。
【0019】従って、フィールド再生時にプリンター用
出力がオフの場合には、第1のフィールドで原ビデオ信
号がスイッチ19を介して出力端子22より出力され
る。第2のフィールドで内挿ビデオ信号がスイッチ15
を介して出力端子22より出力される。
【0020】フレーム再生時には、信号S10はLとさ
れ(図3A)、信号S20はLとHがフィールド期間ご
とに反転される(図3B)。つまり、信号S20はTa
間でH、Tb間でLである。信号S10がLで信号S2
0がL又はHの時に、信号S1は、Ta間でL、Tb間
でHとされる(図3C)。信号S1がLの時には、スイ
ッチ8はオフされる(図3D)。また、信号S1がイン
バータ9で反転され、Hになりスイッチ10はオンされ
る(図3E)。このように、スイッチ8とスイッチ10
は交互にオン/オフされる。これにより、内周再生アン
プ2、外周再生アンプ3はディスク1の信号を増幅す
る。内周再生アンプ2、外周再生アンプ3の出力信号
は、スイッチ8及びスイッチ10のオン/オフにより、
交互にFM復調器4に供給される。
【0021】また、信号S10がLで信号S20がL又
はHの時に信号S2は常にHとされる(図3F)。この
ため、スイッチ15はオフされ(図3G)スイッチ19
はオンされる(図3H)。なお、フレーム再生時には、
制御信号S3は何ら影響を与えない。従って、フレーム
再生時において、フレームプリンターやテレビジョンモ
ニターが出力端子22に接続された場合は、第1のフィ
ールド及び第2のフィールドで原再生信号がスイッチ1
9を介して出力端子22より出力される。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の静止画
像信号生成装置は、フィールド再生時にプリンター用出
力をオンにした時、内挿信号の作成における上下ライン
の相加平均処理を行わないで、原ビデオ信号と原ビデオ
信号を1/2だけ遅延させた信号とをフィールド毎に
交互に選択して出力する。従って、磁気ディスクでフィ
ールド記録された映像をフィールドプリンターで印画す
る時に、確実に原ビデオ信号、つまり解像度が低下して
いない信号を出力することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による静止画像信号生成装置の回路図
である。
【図2】フィールド再生時の波形図である。
【図3】フレーム再生時の波形図である。
【符号の説明】
13 スイッチ 14 スイッチ 16 端子 17 インバータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野口 紀彦 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 末広 勉 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 徳富 健一 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (72)発明者 藤波 靖 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソ ニー株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−175385(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/76 - 5/956 B41J 2/00 G11B 20/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のフィールドの第1のビデオ信号と
    上記第1のビデオ信号から形成された第2のフィールド
    の第2のビデオ信号とからなる静止画像信号を発生する
    静止画像信号生成装置において、 上記第1のビデオ信号を出力するビデオ信号再生手段
    と、 上記第1のビデオ信号から上記第2のビデオ信号を形成
    する手段と、 上記第1のビデオ信号と上記第2のビデオ信号とを上記
    フィールド毎に交互に選択する第1の選択手段と、 上記第1のビデオ信号及び上記第1の選択手段の出力信
    号の何れか一方を選択する第2の選択手段とを有するこ
    とを特徴とする 静止画像信号生成装置。
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