JPH02260985A - ビデオテープレコーダ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビデオテープを走行停止状態でヘリカルスキ
ャンして静止画フレーム再生するビデオテープレコーダ
に関する。

〔従来の技術〕

従来、家庭用の２ヘツドヘリカルスキヤン型のビデオテ
ープレコーダは、静止画フレーム再生時、ヘッドシリン
ダの１８０離れた２個のビデオヘッドにより、ビデオテ
ープを走行停止状態で交互にヘリカルスキャンするとと
もに、両ヘッドの切換えタイミングに同期してヘッドシ
リンダの半回転毎に反転するヘッド切換パルス信号を基
準にして形成された擬似垂直同期信号等を毎フィールド
の再生信号に付加し、フレーム再生画の映像信号を形成
する。

そして、静止画フレーム再生時のテープ再生位置（走行
停止位置）は、多くの場合、ノイズバーをヘッド切換パ
ルス信号の立上り、立下りの垂直帰線期間に引込む位置
に制御され、この位置に基くビデオテープの任意の２ト
ラツクの再生信号から前記フレーム再生の映像信号が形
成される。

〔発明が解決しようとする課題〕

前記従来のビデオテープレコーダの場合、静止画フレー
ム再生時、テープ再生位置に応じた任意の２トラツクが
再生されるため、以下に説明する問題点が生じる。

すなわち、例えばヨーロッパ等で実施されているＰＡＬ
方式のテレビジョン放送においては、２４駒７秒でフィ
ルム記録された映画等を放送する際、テレビジョン方式
に合わせるように、例えば前記２４駒のいずれかｌ駒を
くり返して２５駒／秒に駒数が変換され、２フイールド
ずつ同じ駒の画像の映像信号を送信している。

この２フイールドずつ同じ画像の映像信号をビデオテー
プレコーダで記録する場合、′記録開始直後の垂直同期
信号に合わせてビデオテープに記録が行われるため、前
記両ビデオヘッドのいずれから記録が開始されるか、す
なわち記録が奇数、偶数フィールドのいずれから始まる
か分からない。

そして、記録後のビデオテープを静止画フレーム再生す
る際、前記したようにテープ再生位置に応じた任意の２
トラツクが再生されるため、再生位置ｔこよっては前記
両ビデオヘッドが同じ画像のトラックをスキャンすると
は限らず、異なる画像の２フイールドの再生信号でフレ
ーム再生が行われると、ＣＲＴの再生画像°等がぶれ、
良好な静止画フレーム再生が行えなくなる。

本発明は、同じ画像が２フイールドずつ記録されたビデ
オテープの静止画フレーム再生時のテープ再生位置に基
くフレーム再生画像のぶれを防止することを目的とする
。

〔課題を解決するための手段〕

前記目的を達成するために、本発明のビデオテープレコ
ーダは、静止画フレーム再生中にキャプスタンモータを
駆動してビデオテープのスキャン位置を１フイールドず
らす再生位置調整用のテープ送り手段を備える。

〔作用〕

前記のように構成された本発明のビデオテープレコーダ
の場合、テープ送り手段の動作により、静止画フレーム
再生中のビデオテープのスキャン位置が１フイールドず
れるため、２フイールドずつ同じ画像が記録されたビデ
オテープの静止画フレーム再生時、同じ画像の２フイー
ルドが再生されるようにテープ停止位置が１フイールド
ずらして調整される。

〔実施例〕

実施例憂こついて、第１図ないし第３図を参照して以下
に説明する。

（ｌ実施例） ｌ実施例を示した第１図について説明する。

ａｌ図はＰＡＬ方式、２ヘツドヘリカルスキヤン型のビ
デオテープレコーダに適用し、手動操作でテープ送りを
行うようにした場合の構成を示し、同図において、（１
）、（２）はヘッドシリンダのビデオヘッド、（３）、
　（４１は再生プリアンプ、（５）はプリアンプ（３）
　、　（４）の出力各号が入力されるノイズレベル検出
回路、（６ンはビデオヘッド（１）　、　（２）のスキ
ャンに同期してヘッドシリンダの半回転毎にレベルが反
転するヘッド切換パルス信号の入力端子である。

（７）はヘッド切換パルス信号を反転するインバータ、
（８）は位相反転用の切換スイッチ、（９）はノイズレ
ベル検出回路（５）の出力信号と切換スイッチ（８）の
出力信号とを位相比較するノイズ位置検出回路、ａｑは
切換スイッチ（８）の出力信号が入力される擬似垂直同
期信号作成回路、αＶは作成回路ＱＧに接続された擬似
垂直同期信号の出力端子である。

ＣＬのは静止画フレーム再生時にハイレベル（以下Ｈと
称する）の再生モード信号が入力される入力端子、ａｌ
は一端が正電源端子（十Ｂ）に接続された押釦式のテー
プ送り用操作スイッチ、α４は操作スイッチα３のＨの
操作信号を保持するラッチ回路であり、入力端子（イ）
のＨからローレベル（以下りと称する）の反転でリセッ
トされる。

ａ９はラッチ回路α４の出力信号のバイアス抵抗、ａＱ
はラッチ回路Ｑ４１のＨの出力信号の入力で動作するテ
ープ送りパルス発生回路であり、ノイズ位置検出回路（
９）のＨの出力信号が入力されるまでヘッド切換パルス
信号に同期したｌのテープ送りパルスを逆流防止用のダ
イオードαηを介して出力端子０８に出力する。（Ａ）
は１点鎖線の構成のテープ送り制御回路であり、テープ
送り手段を形成する。

そして、例えばテレビジョン放送の映画が記録されたビ
デオテープの静止画フレーム再生時の動作につき、他の
実施例の動作タイミングを示した第３図を参照して説明
する。

まず、入力端子（６）のヘッド切換パルス信号は第８図
（ａ）に示すように、ヘッド＋ＩＪ　、　（２）のスキ
ャンに同期してレベルがＨ９Ｌに交互に変化するととも
に、再生モードの切換え等に基き静止画フレーム再生に
設定されると、入力端子（２）に第３図（ｂ）のＨの再
生モード信号が入力される。

また、静止画フレーム再生の設定によりキャプスタンモ
ータの駆動が停止されてビデオテープの走行が停止され
、この状態でへ・フド（１）′’、　（２）がビデオテ
ープを交互（こヘリカルスキャンする。

このとき、テープの走行停止位置は、キャプスタンモー
タの駆動制御に基き、トラックの横切りで生じるノイズ
バーが垂直帰線期間に引込まれて再生画面に出現しない
位置に制御される。

そして、ヘッド（１）　、　（２）の再生信号は再生プ
リアンプ（３）　、　（４）で増幅された後、合成され
て映像再生回路に供給されるとともに、ノイズレベル検
出回路（５）に供給され、この検出回路（５）は再生プ
リアンプ（３１、（４１の出力信号が前記ノイズバーに
基く最小エンベロープレベルになる毎に第３図（ｉ）の
しの検出パルスを出力する。

また、操作スイッチａ１が押される前は、ラッチ回路α
４の出力信号が第３図（ｆ）に示すようにＬに保持され
、切換スイッチ（８）が接点（１）に保持され、このス
イッチ（８）から擬似垂直同期信号作成回路ＯＱに供給
される信号が、同図（ｇ）に示すように入力端子（６）
のヘッド切換パルス信号に保持される。

そして、擬似垂直同期作成回路αｑはヘッド切換パルス
信号に同期して第３図（ｊ）に示す擬似垂直同期信号を
形成し、この擬似垂直同期信号を出力端子αυを介して
前記映像再生回路に供給し、この映像再生回路により再
生アンプ（３）　、　（４）の出力信号に擬似垂直同期
信号等が付加され、フレーム再生画の映像信号が形成さ
れ、この映像信号に基く再生フレーム画像が例えばＣＲ
Ｔに表示される。

このとき、テープ再生位置が同じ画像の２フイールドの
位置からずれ、表示された静止画像がぶれていれば、操
作スイッチ口が押されて瞬時オンし、Ｌの操作信号がラ
ッチ回路α４に保持され、このラッチ回路Ｑ４１からテ
ープ送りパルス発生回路αＱ及び切換スイッチ（８）に
、第３図（ｆ）のＨのテープ送り信号に相当するｌのテ
ープ送り指令信号が供給される。

そして、テープ送りパルス発生回路Ｍが動作しこの発生
回路ａ・がヘッド切換パルス信号に同期して例えば第３
図（ｈ）の１のテープ送りパルス信号を出力し、このパ
ルス信号がダイオードαη、出力端子α樽を介してキャ
プスタンモータの駆動回路憂こ起動パルスとして供給さ
れ、キャプスタンモータが駆動される。

このキャプスタンモータの駆動により、ビデオテープが
正又は逆方向に１フイールドに相当する量だけ送られ、
切換スイッチ（８）の出力信号の立上り又は立下りのエ
ツジのタイミングで前記ノイズバーが発生するまでテー
プが１フイールド送られると、ノイズ位置検出回路（９
）からテープ送りパルス発生回路ｑ・にＨの送り停止指
令信号が供給されテープ送りパルス信号の出力が停止さ
れてテープ送りが停止する。

そして、ビデオテープが１フイールド送られるため、以
降は、同じ画像の２フイールドが再生されることになり
、表示された静止画像のぶれが防止される。

また、前記テープ送り指令信号により、切換スイッチ（
８）が接点（ｔ）から接点（ｈ）に切換わり、テープ送
りと同時に、擬似垂直同期信号発生回路（１（ｌに供給
されるヘッド切換えパルス信号が１．インバータ（７）
を介した逆相の信号になる。

そのため、発生回路αｑから出力される擬似垂直同期信
号の挿入位置がテープ送りに同期して１８０ずれ、この
ずれに基き、テープ送りに基くフレーム再生画像の縦揺
れも防止される。

そして、第１図の場合、手動でテープを送る構成である
ため、構成が極めて簡単で安価に形成できる利点を有す
る。

（他の実施例） つぎに、他の実施例を示した第２図、第３図について説
明する。

第２図は第１図の操作スイッチ曽、ラッチ回路α４をデ
ジタル構成の自動送り指令回路に置換し、テープ送りを
自動的に行う場合の構成を示す。

同図において、α１１ｇ３は入力端子（６）のヘッド切
換パルス信号、この信号をインバータ３］）で反転した
信号の立上りで入力端子嬢のモード信号をラッチするフ
リップフロップ、（イ）、＠はフリップフロップ０９．
翰のＱ出力端子（ｑ）の出力信号が入力される書込み制
御回路である。

（ハ）は再生形成された毎フィールドの輝度信号の入力
端子、（ハ）は入力端子（ハ）の輝度信号をデジタルデ
ータに変換するＡ／Ｄ変換器、（ハ）、＠は書込み制御
回路（ホ）、幸の制御でＡ／Ｄ変換器（イ）の出力デー
タが書込まれるフィールドメモリ、（ハ）はメモリ（１
）。

（財）の読出し制御回路、翰はメモリ（ホ）、＠の読出
しデータを比較して一致、不一致を判別する演算回路で
あり、不一致の判別時にテープ送りパルス発生回路Ｑｆ
９及び第１図の切換スイッチ（８）にＨのテープ送り指
令信号を供給°する。（７）は破線の構成の自動送り指
令回路である。

そして、静止画フレーム再生の設定により入力端子（ロ
）に第３図伽）のＨの再生モード信号が入力されると、
このモード信号が同図（ａ）のヘッド切換パルス信号の
立上り、立下りのエツジでフリップフロップ０＊、（４
）に取込まれ、両フリップフロップ０Ｌａ、四のＱ出力
端子（ｑ）の信号がＬからＨに反転する。

さらに、フリップフロ・ンプα１．（１）のＱ出力端子
（ｑ）のＨの出力信号により、書込み制御回路（ホ）、
＠からフィールドメモリ（ホ）、＠にヘッド切換パルス
信号に同期したｌフィールド分の書込み制御信号が供給
される。

一方、静止画再生の設定によりｌ実施例の場合と同様に
、ビデオテープが走行停止状態でヘリカルスキャンされ
るとともに、映像再生回路で静止画フレーム再生の映像
信号が形成され、この映像信号の輝度信号が入力端子（
ハ）を介してＡ／Ｄ変換器（ハ）でデジタル変換される
。

そして、前記書込み制御信号により、第３図（ｃ）、（
ｄ）に示す連続２フィールドの各１フイ一ルド分のＡ／
Ｄ変換器（ハ）の出力データがフィールドメモリ（１）
、＠に書込まれる。

さらに、書込み制御回路（イ）、四の書込み制御信号が
読出し制御回路（ハ）にも供給され、フィールドメモリ
（ホ）、（財）の書込み終了後、ヘッド切換パルス信号
に同期した第８図（、）のタイミングで読出し制御回路
弼からフィールドメモリ（イ）、＠ｆこ続出し制御信号
が供給される。

そして、フィールドメモリ（イ）、＠のｌフィールド分
のデータが同時に演算回路−に読出され、この演算回路
−で両メモリ（イ）、＠のデータが例えば画素単位で比
較され、同じ画像のデータでなければ、不一致の判別に
基き、第８図（ｆ）のＨのテープ送り指令信号が演算回
路−から出力される。

この演算回路−のテープ送り指令信号がテープ送りパル
ス発生回路ＱｌｌＧ及び切換スイッチ（８）に供給され
、ｌ実施例の場合と同様の１フイールドのテープ送り、
擬似垂直同期信号の作成が行われ、この場合、静止画再
生の設定により、自動的に同じ画像の２フイールドが再
生されるように、テープ再生位置が調整されるため、操
作性が極めて向上する。

そして、前記両実施例ではＰＡＬ方式、２ヘツドヘリカ
ルスキヤン型のビデオテープレコーダの静止画フレーム
再生に適用したが、種々のテレビジラン方式のヘリカル
スキャン型のビデオテープレコーダの静止画フレーム再
生に適用することができ、この場合、ビデオヘッドの個
数等は実施例に限定されるものではない。

〔発明の効果〕

本発明は、以上説明したように構成されているため、以
下に記載する効果を奏する。

テープ送り手段の動作により、静止画フレーム再生時の
ビデオテープの再生位置を１フイールドずらすことがで
きるため、同じ画像が２フイールドずつ記録されたビデ
オテープの静止画フレーム再生時、テープ再生位置に基
くフレーム再生画像のぶれを防止し、再生性能を向上す
ることができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明のビデオテープレコーダの実施例を示し、
第１図、第２図は各実施例のブロック図、第３図（ａ）
〜（」）は動作説明用のタイミングチャートである。 （５）・・・ノイズレベル検出回路、（８）・・・切換
スイッチ、（９）・・・ノ イズ位置検出回路、 曹・・ 操作スイッ チ、 α４ ・・・フソ 子回路、 Ｑ６・・・テープ送りパルス発生回路、（至）・・・自
動送り指令回路、 （Ａ）・・・テープ送り制御口 路。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）ビデオテープを走行停止状態でヘリカルスキャン
   して静止画フレーム再生するヘリカルスキャン式のビデ
   オテープレコーダにおいて、 静止画フレーム再生中にキャプスタンモータを駆動して
   前記テープのスキャン位置を１フィールドずらす再生位
   置調整用のテープ送り手段を備えたことを特徴とするビ
   デオテープレコーダ。