JP3194295B2 - 画像処理装置及びその方法 - Google Patents

画像処理装置及びその方法

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JP3194295B2 JP16614892A JP16614892A JP3194295B2 JP 3194295 B2 JP3194295 B2 JP 3194295B2 JP 16614892 A JP16614892 A JP 16614892A JP 16614892 A JP16614892 A JP 16614892A JP 3194295 B2 JP3194295 B2 JP 3194295B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、アスペクト比の異なる
画像信号を扱う画像処理装置及びその方法に関する。
【0002】
【従来の技術】映像信号は従来、アスペクト比3:4を
基本としてきたが、ハイビジョン信号の試験放送の開始
に伴い、アスペクト比9:16の横長モニタ(以下、ワ
イド・モニタと称する。)が商品化され、MUSE/N
TSCデコーダとの併用によりNTSC方式下でアスペ
クト比9:16の画面に映像表示できるようになった。
その際、映像信号は映像部分が水平方向に3/4に圧縮
された所謂スクイーズ信号になっており、ワイド・モニ
タ内で、水平方向に4/3倍して正常な画像として映像
表示することになる。
【0003】NTSC方式ではいまのところ、横長の映
像を水平方向に圧縮(縮小)する場合、垂直同期信号か
ら20番目と283番目の水平同期信号にディジタル・
データとしてその圧縮比を示すID信号を重畳すること
が提案されている。その波形例を図2に示す。
【0004】また、カメラ一体型ビデオ・テープ・レコ
ーダ(所謂、カムコーダ)でも、被写体像を光学的又は
電子的に水平方向に3/4に圧縮する構成が提案されて
おり、その構成では、上記スクイーズ信号を磁気テープ
に記録でき、撮影画像及び再生画像をワイド・モニタで
モニタ出力できる。勿論、アスペクト比9:16の撮像
素子を用いても、上記スクイーズ信号を得ることができ
る。
【0005】カムコーダでは、通常、撮影画像に重畳し
たいタイトルを静止画としてメモリ(所謂、タイトル・
メモリ)に先に格納しておき、撮影映像にタイトル画を
重畳して磁気テープに記録することがしばしば行なわれ
る。
【0006】図3は、このようなタイトル・メモリを具
備する従来のカムコーダの概略構成ブロック図を示す。
図3、カムコーダ10のビデオ・カメラ12が被写体の
映像信号を出力する。ビデオ・カメラ12の出力はスイ
ッチ14を介して加算器16及びタイトル・メモリ18
に印加される。タイトル・メモリ18は、ビデオ・カメ
ラ12による撮影画像を静止画として記憶する。タイト
ル・メモリ18は、モード入力端子20からの制御信号
により取込み及び出力を制御される。
【0007】タイトル・メモリ18の出力は加算器16
に印加される。加算器16は、ビデオ・カメラ12によ
る撮影映像信号にタイトル・メモリ18からのタイトル
画像信号を重畳する。重畳されるタイトル画像信号は、
所定色であったり、中抜きであったりする。
【0008】加算器16の出力は記録ヘッド22及びモ
ニタ24に印加され、記録ヘッド22は加算器16の出
力を磁気テープ26に記録し、モニタ24はタイトル画
を重畳された撮影映像を画像表示する。例えば、図4に
示すような文字”A”をタイトルとする場合には、タイ
トル・メモリ18には、その2値画像が記憶される。図
3では、モニタ24の画面は、タイトル”A”を反転し
て撮影映像に重畳した場合を示している。
【0009】磁気テープ26に記録された映像信号は再
生ヘッド28により再生され、その再生出力は、スイッ
チ14及び加算器16を介してモニタ24に印加され、
モニタ24で映像表示される。
【0010】なお、図3では、撮影映像にタイトル画を
重畳する回路部分を主に図示しており、記録のための変
調などの回路、及び再生のための復調などの回路は、省
略してある。
【0011】また、通常のNTSC信号の他にスクイー
ズ信号も再生出力できる再生装置では、ビデオ出力時に
は、通常、標準色(例えば、青色)のNTSC信号(以
下、ブルーバック信号と称する。)を出力するようにな
っている。従来例の概略回路ブロック図を図5に示す。
【0012】図5において、30は再生装置であり、キ
ャプスタン・モータ32は磁気テープ34を搬送し、磁
気テープ34に対して傾斜した回転ドラム36に再生ヘ
ッド38が取り付けられている。モータ40が回転ドラ
ム36を回転する。システム制御回路42がモード入力
端子44からのモード信号に応じてモータ32,40を
制御する。
【0013】再生ヘッド38の出力はスイッチ46及び
システム制御回路42に印加される。ブルーバック発生
回路48は、同期信号を含むブルーバック信号を発生す
る。スイッチ46はシステム制御回路42により制御さ
れ、再生時には、再生ヘッド38の出力を選択し、停止
時に及び再生ヘッド38の出力の欠落時にはブルーバッ
ク発生回路48の出力を選択する。スイッチ46により
選択された信号はモニタ50に印加される。
【0014】この従来例では、再生ヘッド38の再生出
力が所定レベル以上でないとき、即ち停止時と磁気テー
プ34の未記録及び信号の欠落時には、モニタ50は青
色画面になる。このようにして、ノイズ画面による不快
感を解消している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上記従来例では、タイ
トル・メモリ18に記憶したタイトル画と撮影映像とで
アスペクト比が異なる場合、タイトル画を水平方向に拡
大又は縮小して撮影映像のアスペクト比に合致させる必
要があり、そのための回路構成も周知である。
【0016】しかし、アスペクト比3:4で取込んだタ
イトル画を反転して、アスペクト比9:16の撮影映像
に重畳する場合、タイトル画の横幅が不足し、左右両側
又は片側で画像の抜けが生じてしまう。
【0017】本発明は、このような不都合を解消した画
像処理装置及びその方法を提示することを目的とする。
【0018】また、上記従来の再生装置では、ビデオ出
力時には、通常、標準色(例えば、青色)のNTSC信
号(以下、ブルーバック信号と称する。)を出力してい
る。従って、ワイド・モニタを接続した状態で、スクイ
ーズ信号を記録したビデオ・テープの再生及び停止を繰
り返すと、モニタは、再生装置の再生中にはアスペクト
比9:16の映像を表示するが、再生装置の停止中に
は、左右に黒枠があるアスペクト比3:4の青色画像を
表示する。これは非常に見苦しく、視聴者に不快感を与
える。
【0019】本発明は、このような不都合を解消した
像処理装置及びその方法を提示することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明に係る画像記録装
置は、第1の画像信号と前記第1の画像信号のアスペク
ト比を示す識別信号とを入力する入力手段と、前記入力
手段によって入力された識別信号に基づいて前記第1の
画像信号と同等のアスペクト比を有する第2の画像信号
を発生する発生手段と、前記第1の画像信号と前記第2
の画像信号を選択的に出力する出力手段とを有すること
を特徴とする。
【0021】本発明に係る画像処理装置はまた、第1の
画像信号と前記第1の画像信号のアスペクト比を示す識
別信号とを入力する入力手段と、前記入力手段によって
入力された識別信号に基づいて前記第1の画像信号と同
等のアスペクト比を有する第2の画像信号を発生する発
生手段と、前記第1の画像信号前記第2の画像信号を
合成する合成手段とを有することを特徴とする。
【0022】本発明に係る画像処理方法は、第1の画像
信号と前記第1の画像信号のアスペクト比を示す識別信
号とを入力し、前記入力され識別信号に基づいて前記
第1の画像信号と同等のアスペクト比を有する第2の画
像信号を発生し、前記第1の画像信号と前記第2の画像
信号を選択的に出力することを特徴とする。
【0023】本発明に係る画像処理方法はまた、第1の
画像信号と前記第1の画像信号のアスペクト比を示す識
別信号とを入力し、前記入力され識別信号に基づいて
前記第1の画像信号と同等のアスペクト比を有する第2
の画像信号を発生し、前記第1の画像信号前記第2の
画像信号を合成することを特徴とする。
【0024】
【0025】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。
【0026】図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロ
ック図を示す。但し、図3と同様に、記録のための変調
回路、再生のための復調回路は省略してある。以下、ス
クイーズ信号の記録及び表示、並びに再生表示の場合の
動作を説明する。
【0027】本実施例のカムコーダ60では、ビデオ・
カメラ62の撮影レンズ前に被写体像を水平に3/4に
圧縮する圧縮レンズ64を装着することができ、検出器
66により圧縮レンズ64の装着を検出する。検出器6
6の検出信号に応じて、ID発生回路68は図2に図示
したディジタル・データを発生し、加算器70はビデオ
・カメラ62の出力映像信号にID発生回路68から出
力されるディジタル・データを重畳する。
【0028】加算器70の出力はスイッチ72を介して
ID検出回路74、加算器76及びタイトル・メモリ7
8に印加される。タイトル・メモリ78はモード入力端
子80からのモード信号により制御される。ID検出回
路74は、垂直同期信号から20番目及び283番目の
水平同期信号を調べ、図2に示すディジタル・データの
有無によりスクイーズ信号か否かを検出する。ID検出
回路74は、検出信号をタイトル・メモリ78に出力す
る。
【0029】タイトル・メモリ78の内部回路を図6に
示す。100はスイッチ72からの画像信号を少なくと
も1画面分記憶するメモリであり、クロック発生回路1
02は、ID検出回路74からの検出信号に応じた周期
T1又はT2のクロックを発生する。メモリ100はク
ロック発生回路102からのクロックに応じて、スイッ
チ72からの画像信号を記憶し、また、記憶する画像信
号を読み出す。
【0030】メモリ100から読み出された画像信号は
スイッチ104のa接点及び反転回路106に印加され
る。マスク信号発生回路108は、ID検出回路74か
らの検出信号が圧縮信号を示すときに、所定のマスク信
号を出力する。反転回路106はメモリ100から読み
出された画像信号を反転し、加算器110は反転回路1
06の出力にマスク信号発生回路108の出力を重畳す
る。加算器110の出力はスイッチ104のb接点に印
加される。
【0031】スイッチ104はモード入力端子80から
のモード信号により切り換えられる。即ち、スイッチ1
04は、モード信号に応じて、メモリ100から読み出
された画像信号そのものか、反転回路106により反転
され必要によりマスク信号を重畳された信号の何れか一
方を選択する。色処理回路112は、スイッチ104の
出力に所定の色情報を乗せて加算器76に出力する。
【0032】図7は、通常映像信号とスクイーズ信号の
横幅の関係を示す。図7(a)は通常映像信号であり、
メモリ100の書き込みは周期T1のクロックで行なわ
れる。図7(b)はスクイーズ信号であり、メモリ10
0の書き込みは周期T2のクロックで行なわれる。T2
=(3/4)T1である。1つのマスが1画素に相当す
る。アスペクト比3:4で取り込んだタイトル画をアス
ペクト比9:16の映像信号に重畳する場合には、図7
(a)で示す画像を周期T2で読み出せばよい。
【0033】今、メモリ100にはクロックT1によ
り、アスペクト比3:4の画像がタイトル画として記憶
されており、圧縮レンズ64を装着して撮影した圧縮映
像信号、即ちスクイーズ信号に当該タイトル画を重畳す
るとして、タイトル・メモリ78の動作を詳細に説明す
る。
【0034】ID検出回路74の検出出力に応じて、ク
ロック発生回路102は周期T2の読み出しクロックを
発生し、メモリ100はこれに応じて、記憶する画像信
号を出力する。メモリ100から読み出される画像信号
は水平方向に3/4に圧縮されたスクイーズ信号になっ
ている。そのまま出力する場合には、モード入力端子8
0からのモード信号によりスイッチ104をa接点に接
続し、反転したい場合には、スイッチ104をb接点に
接続する。
【0035】反転したい場合、反転回路106が画像信
号から読み出された画像信号を反転する。ID検出回路
74が撮影映像信号の水平圧縮を検出すると、マスク信
号発生回路108は回路74の検出出力に応じて画面左
右のマスク信号を出力する。加算器110は反転回路1
06の出力にマスク信号発生回路108からのマスク信
号を重畳し、スイッチ104のb接点に印加する。
【0036】反転タイトル・モードが選択されていると
き、スイッチ104はb接点に接続し、加算器110の
出力が色処理回路112に印加される。色処理回路11
2は所定の色情報を乗せて加算器76に出力する。反転
タイトル・モードでは、マスク信号発生回路108及び
加算器110により、反転したタイトル画の左右をマス
ク処理するので、反転タイトル重畳後でも、画面左右に
抜けが生じない。
【0037】加算器76の出力は記録ヘッド82及びワ
イド・モニタ84に印加され、記録ヘッド82は加算器
76の出力を磁気テープ86に記録し、ワイド・モニタ
84は、水平方向に圧縮された映像信号を水平方向に4
/3倍してアスペクト比9:16の映像に変換した後、
画像表示する。このとき、タイトル・メモリ78の出力
するタイトル画も、撮影映像と同様に水平方向に4/3
倍されるが、図6及び図7で説明したように、タイトル
・メモリ78からの読み出し時に予め水平方向に3/4
に圧縮されているので、正常な縦横比に復帰するだけで
ある。
【0038】磁気テープ86に記録された映像信号は再
生ヘッド88により再生され、その再生出力はスイッチ
72を介して検出回路74、加算器76及びタイトル・
メモリ78に印加される。これらにより記録時と同様に
再生映像信号にタイトル画を重畳できる。加算器76の
出力はワイド・モニタ84に印加され、アスペクト比
9:16の画面に映像表示される。
【0039】本実施例では、アスペクト比3:4で取り
込んだタイトル画を反転して、アスペクト比9:16の
映像信号に重畳する場合に、マスク信号発生回路108
及び加算器110により、反転したタイトル画の左右を
マスク処理するので、タイトル重畳後の映像で画面左右
に抜けが生じない。
【0040】次に、再生装置に関する本発明の実施例を
説明する。図8は、本発明の一実施例の概略構成ブロッ
ク図を示す。130は本実施例の再生装置であり、キャ
プスタン・モータ132は磁気テープ134を搬送し、
磁気テープ134に対して傾斜した回転ドラム136に
再生ヘッド138が取り付けられている。モータ140
が回転ドラム136を回転する。システム制御回路14
2がモード入力端子144からのモード信号に応じてモ
ータ132,140を制御する。磁気テープ134の搬
送系及び回転ドラム136の駆動系は従来例と同じであ
る。
【0041】再生ヘッド138の出力はスイッチ146
及びシステム制御回路142に印加される。ブルーバッ
ク発生回路148は、ブルーバック発生回路48と同様
に、同期信号を含むブルーバック信号を発生する。スイ
ッチ146はシステム制御回路142により制御され、
再生時には、再生ヘッド138の出力(a接点)を選択
し、停止時に及び再生ヘッド138の出力の欠落時には
ブルーバック発生回路148の出力(b接点)を選択す
る。
【0042】スイッチ146により選択された信号は、
ID検出回路150及び加算器152に印加される。I
D検出回路150は、図2に示すID信号の有無を検出
し、検出結果をシステム制御回路142に出力する。シ
ステム制御回路142は、ID検出回路150の検出結
果をメモリ154に記憶する。ID発生回路156はシ
ステム制御回路142からの指令に従い、図2に示す信
号を所定タイミングで発生する。ID発生回路156の
出力は加算器152に印加される。加算器152の出力
はモニタ、例えば、ワイド・モニタ158に接続する。
【0043】図9に示すフローチャートを参照して、本
実施例の動作を説明する。システム制御回路142は、
モード入力端子144からのモード信号により再生モー
ドのスタートを指令されると(S1)、キャプスタン・
モータ132及びドラム・モータ140を始動し(S
2)、スイッチ146をa接点(再生ヘッド138の出
力)側に接続する(S3)。これにより、磁気テープ1
34の再生が開始される。
【0044】再生ヘッド138の出力はシステム制御回
路142に印加されると共に、スイッチ138を介して
ID検出回路150及び加算器152に印加される。シ
ステム制御回路142は再生ヘッド138の出力に映像
信号が存在するときにはスイッチ146をa接点に維持
する(S4)。
【0045】ID検出回路150は、入力信号(再生映
像信号)に図2に示すディジタル・データが重畳されて
いるか否かを検出し、3:4映像の場合には3:4映像
であることを示すIDを、9:16映像の場合には9:
16映像であることを示すIDをシステム制御回路14
2に出力する。システム制御回路142はID検出回路
150から供給されるIDをメモリ154に格納し、メ
モリ154の記憶内容を逐次更新する(S5)。
【0046】システム制御回路142はまた、再生ヘッ
ド138の出力に映像信号が存在する間、ID発生回路
156を出力停止状態にする。これにより、再生ヘッド
138の出力(再生映像信号)は、加算器152をその
まま通過して、モニタ158に印加される。モニタ15
8は、入力する再生映像信号に図2に示すID信号が重
畳されている場合には、映像を水平方向に4/3拡大し
てアスペクト比9:16で画像表示し、当該ID信号が
重畳されていない場合には、アスペクト比3:4で画像
表示する。
【0047】この状態で、モード入力端子144から停
止モード信号がシステム制御回路142に入力されたと
する(S1)。システム制御回路142はモータ13
2,140を停止し(S6)、スイッチ146をブルー
バック発生回路148の出力側(b接点)に切り換える
(S7)。システム制御回路142はまた、メモリ15
4の更新を中断する。
【0048】ブルーバック発生回路148は同期信号を
含む青信号を発生し、その出力はスイッチ148を介し
て加算器152に印加される。システム制御回路142
は、再生停止の直前にメモリ154に記憶されたIDデ
ータを読み出し(S8)、当該IDデータに応じたID
信号を発生するようにID発生回路156に指示する
(S9)。即ち、直前にスクイーズ信号を再生出力して
いたときには、ID発生回路156は、水平圧縮率3/
4を示すID信号を発生し、加算器152に印加する。
勿論、通常のアスペクト比3:4の映像信号を再生出力
していたときには、ID発生回路156は何も出力しな
い。
【0049】加算器152はブルーバック信号にID発
生回路156からのID信号を重畳し、出力をモニタ1
58に印加する(S10)。再生停止前に、アスペクト
比9:16の再生映像を表示していた場合には、モニタ
158の画面は、再生停止後もアスペクト比9:16の
青画面になる。
【0050】システム制御回路142は再生ヘッド13
8の出力を監視しており、磁気テープ134の未記録領
域の再生や、再生信号の欠落などにより、再生ヘッド1
38の出力に映像信号が存在しないときには(S4)、
スイッチ146をb接点に接続すると共に、メモリ15
4の更新を禁止する(S7)。以後は再生停止時と同様
に(S8〜S10)、モニタ158は、直前の映像があ
った時のアスペクト比9:16で青画像を表示する。
【0051】本実施例では、実質的な出力停止状態の青
画面出力で、直前のアスペクト比を維持するので、再生
画面から出力停止画面に移行したときにアスペクト比が
保存され、視聴者に不快感を与えない。
【0052】
【発明の効果】 以上の説明により容易に理解できるよう
に、本発明によれば、様々な画像信号を選択出力する際
に、アスペクト比を統一することが可能となり、視聴者
に対して従来画像切換時のアスペクト比の相違による
快感を与えることがなくなる。また、本発明によれば、
入力画像信号に別の画像信号を合成する場合、前記入力
画像信号のアスペクト比と同等のアスペクト比を有する
画像信号を合成するようにしたので、同じアスペクト比
の画像同士を合成することになり、自然な画像合成を行
うことができる。
【0053】また、再生出力状態から実質的な出力停止
状態に移行した際に、出力画像のアスペクト比が保存さ
れるので、視聴者に不快感を与えない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例のシステム構成ブロック図
である。
【図2】 スクイーズ信号の水平圧縮率を指定するディ
ジタル・データのフォーマットである。
【図3】 カムコーダの従来例の概略構成ブロック図で
ある。
【図4】 タイトルの一例である。
【図5】 再生装置の従来例の概略構成ブロック図であ
る。
【図6】 タイトル・メモリ78の内部回路構成例であ
る。
【図7】 タイトル画の読出しタイミングの説明図であ
る。
【図8】 再生装置に関する本発明の一実施例の概略構
成ブロック図である。
【図9】 図8の動作フローチャートである。
【符号の説明】
10:カムコーダ 12:ビデオ・カメラ 14:スイ
ッチ 16:加算器 18:タイトル・メモリ 20:
モード入力端子 22:記録ヘッド 24:モニタ 2
6:磁気テープ 28:再生ヘッド 30:再生装置
32:キャプスタン・モータ 34:磁気テープ 3
6:回転ドラム 38:再生ヘッド 40:モータ 4
2:システム制御回路42 44:モード入力端子 4
6:スイッチ 48:ブルーバック発生回路 50:モニタ 60:カ
ムコーダ 62:ビデオ・カメラ 64:圧縮レンズ
66:検出器 68:ID発生回路 70:加算器 7
2:スイッチ 74:ID検出回路 76:加算器 7
8:タイトル・メモリ 80:モード入力端子 82:
記録ヘッド 84:ワイド・モニタ 86:磁気テープ
88:再生ヘッド 100:メモリ 102:クロッ
ク発生回路 104:スイッチ 106:反転回路 1
08:マスク信号発生回路 110:加算器 112:
色処理回路 130:再生装置 132:キャプスタン
・モータ 134:磁気テープ 136:回転ドラム
138:再生ヘッド 140:モータ 142:システ
ム制御回路 144:モード入力端子 146:スイッ
チ 148:ブルーバック発生回路 150:ID検出
回路 152:加算器 154:メモリ 156:ID
発生回路 158:ワイド・モニタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 牧野 純 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 小林 崇史 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 滝本 宏之 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 中谷 吉宏 東京都大田区下丸子3丁目30番2号キヤ ノン株式会社内 (56)参考文献 特開 平2−205193(JP,A) 特開 平2−250478(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/91 - 5/956 H04N 9/79 - 9/898

Claims (11)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像信号と前記第1の画像信号の
    アスペクト比を示す識別信号とを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された識別信号に基づいて前
    記第1の画像信号と同等のアスペクト比を有する第2の
    画像信号を発生する発生手段と、 前記第1の画像信号と前記第2の画像信号を選択的に出
    力する出力手段とを有することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記入力手段は記録媒体から前記第1の
    画像信号を再生する再生手段を含み、前記出力手段は前
    記再生手段から前記記録媒体の未記録領域の再生時或い
    は再生信号の欠落時に前記第2の画像信号を出力するこ
    とを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の画像信号はブルーバック信号
    であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処
    理装置。
  4. 【請求項4】 更に、前記出力手段によって出力された
    画像信号を表示する表示手段を有することを特徴とする
    請求項1乃至3の何れか1項に記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 第1の画像信号と前記第1の画像信号の
    アスペクト比を示す識別信号とを入力する入力手段と、 前記入力手段によって入力された識別信号に基づいて前
    記第1の画像信号と同等のアスペクト比を有する第2の
    画像信号を発生する発生手段と、 前記第1の画像信号前記第2の画像信号を合成する合
    成手段とを有することを特徴とする画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記入力手段は、被写体像を撮像し、前
    記第1の画像信号を出力する撮像手段を含むことを特徴
    とする請求項に記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記入力手段は記録媒体から前記第1の
    画像信号と前記識別信号とを再生する再生手段を含むこ
    とを特徴とする請求項に記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 更に、前記合成手段によって合成された
    画像信号を記録媒体に記録する記録手段を有することを
    特徴とする請求項又はに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 更に、前記合成手段によって合成された
    画像信号を表示する表示手段を有することを特徴とする
    請求項5乃至8の何れか1項に記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 第1の画像信号と前記第1の画像信号
    のアスペクト比を示す識別信号とを入力し、前記 入力され識別信号に基づいて前記第1の画像信号
    と同等のアスペクト比を有する第2の画像信号を発生
    し、 前記第1の画像信号と前記第2の画像信号を選択的に出
    力することを特徴とする画像処理方法。
  11. 【請求項11】 第1の画像信号と前記第1の画像信号
    のアスペクト比を示す識別信号とを入力し、前記 入力され識別信号に基づいて前記第1の画像信号
    と同等のアスペクト比を有する第2の画像信号を発生
    し、 前記第1の画像信号前記第2の画像信号を合成するこ
    とを特徴とする画像処理方法。
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