JP3081499U - メモボード - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【課題】本考案は、身の回りにある鏡、フォトスタン
ド、額縁等の機能を損なわずに、表面にマグネットのピ
ンを用い安全・手軽に紙類を止めることができることを
目的としたメモボード。 【解決手段】本考案は、非磁性体板の背面に磁気媒体材
（金属板）を重ね合わせてマグネットの効果を発揮させ
るボードであり、さらにこの磁気媒体をメッシュ状にす
ることにより、非磁性体板が木やコルクなどの場合、画
鋲などの針も刺すことができる構造となる。

Description

【考案の詳細な説明】

【０００１】

【考案の属する技術分野】

本考案は、マグネットによる紙類の固定に関するものである。

【０００２】

【従来の技術】

従来、メモを固定する場合、コルクボードや木板に画鋲などを用いメモに穴を開 けて止めるか、鉄板にマグネットで止めるのが主である。又、非磁性体であるガ ラスやプラスチックはマグネットはくっつかず紙類を固定することは出来なかっ た。

【０００２】

【考案が解決しようとする課題】

本考案は、身の回りにある鏡、フォトスタンド、額縁等の機能を損なわずに、表 面にマグネットのピンを用い安全・手軽に紙類を止めることができ、又、この表 面の素材を木やコルク等にした場合には画鋲がさせるため、利便性が大幅に上が ることを目的としたメモボードを提供することにある。

【０００３】

【課題を解決するための手段】

本考案は、上記目的を達成するために、非磁性体板の背面に磁気媒体材（金属板 ）を重ね合わせてマグネットの効果を発揮させるボードである。この磁気媒体を メッシュ状にすることにより、非磁性体板が木やコルクなどの場合、画鋲などの 針も刺すことができる構造となる。

【０００４】

【実施例】

以下、実施例を図面に基いて説明する。第１図において、符号１は本考案のメモ ボードを示し、符号２は非磁性体板。符号３は磁気媒体で、符号４はマグネット ピンである。第２図において、非磁性体板２ａ（鏡、ガラス、プラスチックなど ）の背面に磁気媒体３ａ（金属板）を重ね合わすことでマグネットピン４により メモ等７を固定する事が可能となる。

【０００５】 第３図においては、非磁性体板２ｂ（木やコルクなど）の場合には、磁気媒体３ ｂ（メッシュ金属板）であるため、マグネットもつける事ができ、さらにピン５ （画鋲など）も刺すことが可能となる。

【０００６】

【考案の効果】

以上の如く本考案によれば、従来マグネットがつかないとされているガラスやプ ラスチックに簡単且つ安全にメモ等の紙、フィルムを貼り付けることができるも のとなり、大変便利な機能を有するメモボードを実現できる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本考案の斜視図

【図２】本考案の要部縦断面図

【図３】本考案の要部縦断面図

【符号の説明】

１ メモボード ２ 非磁性体板 ２ａ 非磁性体板（鏡、ガラス、プラスチックなど） ２ｂ 非磁性体板（木やコルクなど） ３ 磁気媒体 ３ａ 磁気媒体（金属板） ３ｂ 磁気媒体（メッシュ金属板） ４ マグネットピン ５ ピン〈画鋲など） ６ 化粧板 ７ メモ等

Claims (4)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】鏡、ガラス材、プラスチック材、木材、布
   材の内から選ばれて形成した非磁性材からなる表面体
   と、この表面体の一方の面に接合して組み合わせた磁性
   媒体とからなるボード。
2. 【請求項２】鏡、ガラス材、プラスチック材、木材、布
   材の内から選ばれて形成した非磁性材からなる表面体
   と、この表面体の一方の面に接合して組み合わせた磁性
   媒体と、この磁性媒体の磁性により前記表面体に刺着可
   能な磁性ピンを具備してなるボード。
3. 【請求項３】前記磁性媒体は、金属板である請求項１又
   は２記載のボード
4. 【請求項４】前記磁性媒体は、メッシュ状金属板である
   請求項１又は２記載のボード