JP3081485B2 - 洗浄装置 - Google Patents
洗浄装置Info
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- H—ELECTRICITY
- H05—ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- H05K—PRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
- H05K3/00—Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
- H05K3/22—Secondary treatment of printed circuits
- H05K3/26—Cleaning or polishing of the conductive pattern
Landscapes
- Cleaning By Liquid Or Steam (AREA)
- Cleaning And De-Greasing Of Metallic Materials By Chemical Methods (AREA)
Description
置に関し、特に、洗浄室で発生した洗浄液の霧(以
下、”ミスト”と記す。)および臭気が洗浄装置外へ流
出することを低減する技術に関するものである。
においては、洗浄液としてフロンあるいは1.1.1ト
リクロロエタン等の塩素系有機溶剤が使用されてきた。
め、洗浄工法として浸漬洗浄法等の比較的ミストが発生
しにくい洗浄方式が用いられてきたため、洗浄室全体の
局所排気を行うだけで十分であった。
浄液は大気中のオゾン層の破壊や地下水などの汚染が指
摘され、世界的に使用が禁止される方向にあり、洗浄力
の弱い代替洗浄液を用いて高圧スプレー洗浄する方法が
考えられる。
洗浄方法に比べて洗浄力が弱いため、高圧を加えて洗浄
力を高めているので、ミストや臭気が多量に発生する。
流出して、人や機器類に有害な作業環境汚染が生じると
いう問題がある。
コール、Dモネリン等の代替洗浄液を用いて高圧スプレ
ー洗浄しても、洗浄室で発生したミストや臭気が洗浄装
置外に流出するのを低減することができるインライン型
の洗浄装置を提供することにある。
書の記述及び添付図面によって明らかになるであろう。
発明のうち、代表的なものの概要を簡単に説明すれば、
下記のとおりである。
室と、前記被洗浄物を前記洗浄室に搬入する搬入口と、
洗浄後の前記被洗浄物を洗浄室より搬出する搬出口と、
前記被洗浄物を前記洗浄室に搬入および前記洗浄室より
搬出する搬送手段とを具備するインライン型の洗浄装置
であって、前記洗浄室の搬入口側に配設され前記洗浄室
の搬入口より当該洗浄室の外へ流出する霧および臭気を
滞留させる搬入室と、前記洗浄室の搬出口側に配設され
前記洗浄室の搬出口より当該洗浄室の外へ流出する霧お
よび臭気を滞留させると共に前記被洗浄物に残留する洗
浄液を蒸発させる搬出室と、前記搬入室および搬出室に
それぞれ接続され滞留する霧および臭気を外部へ排出す
る排出手段とを具備する。
物が洗浄室に運ばれてくると、洗浄手段が作動し前記被
洗浄物の洗浄を開始する。
るが、その大半は洗浄室内に留まることになり、その一
部が洗浄室に設けられた被洗浄物の搬入および搬出を行
う搬入口あるいは搬出口より流出して、搬入室および搬
出室に流れ込むことになる。
れぞれ接続されており、この排出手段が滞留した霧およ
び臭気を外部に排出するので、洗浄装置外へのミストお
よび臭気の流出を低減できる。
生させる洗浄手段を有する洗浄室の開口部である搬入口
あるいは搬出口より流出した分を、前記洗浄室の開口部
に設けた搬入室あるいは搬出室で受け、排出手段がそれ
ぞれの室外へ排出することにより、ミストおよび臭気が
洗浄装置に設けた開口部から直接外部へ流出してしまう
ことを低減できる。
に説明する。
て、同一機能を有するものは同一符号を付け、その繰り
返しの説明は省略する。
浄装置の概略構成を示す図である。
に、被洗浄物であるプリント基板101を洗浄するため
の洗浄槽(洗浄室)102と、前記洗浄槽102で発生
したミストおよび臭気の内、洗浄槽102の搬入口から
流出した分を滞留させる搬入室103と、洗浄槽102
の搬出口から流出した分を滞留させると同時に、プリン
ト基板101に付着した洗浄液を蒸発させるための搬出
室104とから構成されている。
にミスト化しやすい、例えばグリコール系の高級アルコ
ールであるポリオキシアルキレンアルキルエーテル、あ
るいはDリモネン等の代替洗浄液105が貯溜されてお
り、この代替洗浄液105をポンプ106により圧力を
かけ、搬送コンベア107で搬送されてきたプリント基
板101にスプレーノズル108より噴出することによ
り、プリント基板101を洗浄する構成となっている。
洗浄装置の搬入口には、代替洗浄液105に対して耐性
のある薄い樹脂材料を用いたカーテン109が、前記搬
入室103の出口にあたる洗浄室102との間には前記
カーテン109と同じ材質のカーテン110が取付けら
れている。
02との間には前記カーテン109と同じ材質のカーテ
ン111が、前記搬出室104の出口、すなわち洗浄装
置の搬出口には前記カーテン109と同じ材質のカーテ
ン112が取付けられている。
13が、搬出室104には局所排気装置114がそれぞ
れ接続されている。
するためのダンパー115が設けられており、センサ1
16の信号にもとづきCPU117が出す指示でアクチ
ュエータ118を動作させ、このアクチュエータ118
に接続されるダンパー115の開閉量を調節することに
より、排気量の調節を行う。
117の指示によりアクチュエータ119を動作させ、
このアクチュエータ119に接続されるダンパー120
の開閉量を調節することにより、排気量の調節を行う。
04の底面には、これらの部屋に滞留し、液化した代替
洗浄液105を洗浄槽102に液戻りさせるための還流
孔121が設けられている。
装置の動作について説明する。
101が搬送コンベア107によりセンサ116の位置
にまで運ばれてくると、センサ116はCPU117に
検出信号を送出する。
6と搬送コンベア107の搬送スピードから、プリント
基板101が洗浄槽102に入るまでの時間とでるまで
の時間をそれぞれ算出する。
量を洗浄中に必要となる1立方メートル/分とするため
に、CPU117はアクチュエータ118,119にダ
ンパー115,120の開口命令を出す。
9の動作量に応じてダンパー115,120が開口し、
洗浄装置の運転準備時の排気量よりも多くすることによ
り、洗浄槽102内の圧力上昇および気体流れによっ
て、洗浄装置外へのミストおよび臭気の流出を低減す
る。
槽102に到達するまでの時間(約1分)経過後に洗浄
ポンプ106に駆動信号を送出する。
洗浄液105がスプレーノズル108よりプリント基板
101に高圧で吹き付けられることになり、浸漬工法を
用いるよりも洗浄力は増すこととなるが、このために大
量のミストおよび臭気が発生する。
カーテン110および搬出室側のカーテン111により
搬入室103および搬出室104と分離されているた
め、プリント基板101の洗浄により大量に発生したミ
ストおよび臭気の大部分は洗浄槽102に滞留すること
になる。
槽102から続く搬入室103あるいは搬出室104に
流出することになるが、この搬入室103の搬入口には
カーテン109、搬出室104の搬出口にはカーテン1
12がそれぞれ設けられている。
および臭気は前記カーテン109により洗浄装置の外側
と分離されているために、洗浄装置外へ流出する前に局
所排気装置113により排気されることになり、洗浄装
置外への流出を低減できる。
よび臭気は局所排気装置114により排出されるため、
洗浄装置外へ流出するのを低減できる。
2を出るタイミングでスプレー洗浄を終了とするが、こ
のとき洗浄室102内はミストおよび臭気が充満してい
るためミストが収まるために必要となる所定時間(約1
分)経過後、ダンパー115,120を洗浄終了時の微
開口に戻す。
に流出したミストおよび臭気の内で、液化した分は液戻
り用の還流孔121より再び洗浄槽102に還流する。
ば、洗浄槽102の搬入口に搬入室103を、搬出口に
搬出室104をそれぞれ設け、さらにその搬入口あるい
は搬出口にカーテン109〜112を設け、洗浄装置の
気密性を高めることにより、高圧スプレー洗浄に伴い発
生するミストおよび臭気が洗浄装置外へ流出することを
低減できる。
浄装置の概略構成を示す図である。
2の搬入口に搬入室を、搬出口に搬出室をそれぞれ3室
づつ設けた他の実施例である。
て説明する。
であり、204〜206は搬出口側の搬出室である。
13が、搬出室206には局所排気装置114がそれぞ
れ接続されており、さらには、洗浄槽102から一番離
れた搬入室201の被洗浄物であるプリント基板101
が搬入されてくる搬入口は、樹脂性のカーテン207に
より搬入室201からミストおよび臭気が流出しないよ
うになっている。
入室202と前記搬入室201を仕切る樹脂性のカーテ
ンであり、209は前記搬入室202と洗浄槽102に
一番近い搬入室203とを仕切る樹脂性のカーテンであ
る。
102を仕切る樹脂性のカーテンである。
04とを、212は搬出室204と搬出室205とを、
213は搬出室205と搬出室206とを、214は搬
出室206と本実施例2の洗浄装置の外部とを仕切る樹
脂性のカーテンである。
装置の動作について説明すると、予め設定されたスピー
ドで移動する搬送コンベア107で搬送される被洗浄物
であるプリント基板101がセンサ116の下を通過す
ると、まず、CPU117は現在の搬送コンベア107
のスピードから、被洗浄物であるプリント基板101が
洗浄槽102に入る時間および洗浄槽102を出る時間
を計算する。
ミストおよび臭気の排出を行うのに十分となる排気流量
を確保するために、微開口であったダンパー115,1
20を開放とするよう、アクチュエータ118,119
に開口命令を出す。
01が洗浄槽102まで運ばれてくると、前記計算結果
にもとづきCPU117はプリント基板101を洗浄す
るために洗浄ポンプ106を動作させる。
ノズル108よりプリント基板101に高圧で吹き付け
られることとなり、浸漬工法よりも洗浄力が増すことと
なるが、この時に大量のミストおよび臭気が発生するこ
ととなる。
例えば搬入口側では樹脂性のカーテン210により洗浄
槽102の入り口がふさがれることになるため、そのほ
とんどが洗浄槽102内に滞留することになる。
トおよび臭気は、カーテン209により前室202と2
03が分離されているためにそのほとんどが前室203
内に滞留することになる。
および臭気はカーテン207により装置の外部と分離さ
れているために、前室201から装置外へ流出すること
はなく、さらに排気装置113により外部へ排出される
ことになる。
てくるミストおよび臭気はカーテン211によりほとん
どなくなる。
102から遠くなるに従い、前記搬入口側と同様に漏れ
は更に少なくなり、最後は排気装置114により外部に
放出されることとなるために、洗浄装置の周りにミスト
および臭気が漏れることはなくなる。
1に洗浄によって付着した洗浄液が搬出室204,20
5,206を移動する間に蒸発してしまうために、プリ
ント基板101に残留した代替洗浄液105が原因とな
る臭気をなくすことが可能である。
搬出室をそれぞれ3部屋づつ設けたが、2部屋以上の複
数部屋でもよいことは言うまでもなく、さらに、搬入室
および搬出室をそれぞれ1室づつ設け、それぞれの内部
で2部屋以上に分割してもよい。
ば、洗浄槽102に搬入室および搬出室をそれぞれ3室
づつ(201〜203と204〜206)と、洗浄装置
の搬入口となる搬入室201と搬出口となる搬出室20
6のそれぞれに局所排気装置113,114を設け、さ
らに搬入室、搬出室および洗浄槽102との仕切りにカ
ーテン(207〜213)を設け、各部屋毎の気密性を
増加させることにより、洗浄槽102で発生したミスト
および臭気を洗浄槽102により近い部屋で多く滞留さ
せることにより、高圧スプレー洗浄に伴い発生するミス
トおよび臭気が洗浄装置外へ流出することを低減でき
る。
203,202,201の順番で、一方搬出口側でも搬
出室が204,205,206の順番で洗浄槽102か
ら遠くなるに従い、洗浄槽102から最も離れた搬入室
201および搬出室206では滞留するミストおよび臭
気の量が著しく減少するため、これらの部屋に設けた局
所排気装置113,114の排気能力小さくすることが
可能となる結果、局所排気装置のデミスターやスクラバ
ーといったミストトラップ設備の簡略化および小型化が
可能となり、システム全体の縮小化が図れるという効果
がある。
前記実施例に基づき具体的に説明したが、本発明は、前
記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱し
ない範囲において種々変更可能であることは勿論であ
る。
14は樹脂製のカーテンとしたが洗浄液に対して耐腐食
性を有する薄い金属材料を用いたものでも、あるいは、
プリント基板101が通過するときのみ開閉する扉を設
けることによって、気密性を保持する。
105としてグリコール系の高級アルコールあるいはD
リモネン等で説明したが、本発明の洗浄装置に使用され
る洗浄液はこれに限定されるものではなく、ミストある
いは臭気が発生しやすい他の洗浄液を用いた洗浄方法を
採用する洗浄装置においても適用可能である。
としてプリント基板101を用いていたが、電子部品な
どの洗浄も可能である。
的なものによって得られる効果を簡単に説明すれば、下
記のとおりである。
高圧スプレー洗浄方法等の洗浄能力を補う洗浄法を用い
る場合においても、洗浄室で発生したミストや臭気が洗
浄装置外に流出することを低減できる。
図である。
図である。
1〜203…搬入室、104,204〜206…搬出
室、105…代替洗浄液、106…ポンプ、107…搬
送コンベア、108…スプレーノズル、109〜11
2,207〜214…カーテン、113,114…局所
排気装置、115,120…ダンパー、116…セン
サ、117…CPU、118,119…アクチュエー
タ、121…還流孔。
Claims (3)
- 【請求項1】 被洗浄物を洗浄する洗浄手段を有する洗
浄室と、前記被洗浄物を前記洗浄室に搬入する搬入口
と、洗浄後の前記被洗浄物を洗浄室より搬出する搬出口
と、前記被洗浄物を前記洗浄室に搬入および前記洗浄室
より搬出する搬送手段とを具備するインライン型の洗浄
装置であって、前記洗浄室の搬入口側に配設され 前記洗浄室の搬入口よ
り当該洗浄室の外へ流出する霧および臭気を滞留させる
搬入室と、前記洗浄室の搬出口側に配設され前記洗浄室
の搬出口より当該洗浄室の外へ流出する霧および臭気を
滞留させると共に前記被洗浄物に残留する洗浄液を蒸発
させる搬出室と、前記搬入室および搬出室にそれぞれ接
続され滞留する霧および臭気を外部へ排出する排出手段
とを具備することを特徴とする洗浄装置。 - 【請求項2】 前記搬入室の搬入側開口部と前記搬出室
の搬出側開口部に、それぞれ洗浄液の霧および臭気の流
出を防ぐ耐腐食性遮断手段を具備することを特徴とする
請求項1に記載のインライン型の洗浄装置。 - 【請求項3】 前記排出手段は、外部への排出量を調整
する排出量調整手段を具備することを特徴とする請求項
1もしくは2に記載のインライン型の洗浄装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07014855A JP3081485B2 (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 洗浄装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07014855A JP3081485B2 (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 洗浄装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08209371A JPH08209371A (ja) | 1996-08-13 |
JP3081485B2 true JP3081485B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=11872653
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07014855A Expired - Fee Related JP3081485B2 (ja) | 1995-02-01 | 1995-02-01 | 洗浄装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3081485B2 (ja) |
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JP5223091B2 (ja) * | 2006-03-20 | 2013-06-26 | 高橋金属株式会社 | 水系洗浄液を用いる洗浄装置 |
JP6650429B2 (ja) * | 2017-11-24 | 2020-02-19 | 株式会社佐々木精工 | 洗浄装置 |
CN114134509B (zh) * | 2021-11-04 | 2022-09-20 | 江苏华旺新材料有限公司 | 一种表面镀铜的铝管生产线 |
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1995
- 1995-02-01 JP JP07014855A patent/JP3081485B2/ja not_active Expired - Fee Related
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