JP3080821B2 - 時分割タイムスロット入替回路 - Google Patents
時分割タイムスロット入替回路Info
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- 101150047356 dec-1 gene Proteins 0.000 description 11
- 230000003213 activating effect Effects 0.000 description 5
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 1
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- 230000006870 function Effects 0.000 description 1
- 230000004044 response Effects 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04Q—SELECTING
- H04Q11/00—Selecting arrangements for multiplex systems
- H04Q11/04—Selecting arrangements for multiplex systems for time-division multiplexing
- H04Q11/08—Time only switching
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- Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
- Use Of Switch Circuits For Exchanges And Methods Of Control Of Multiplex Exchanges (AREA)
- Time-Division Multiplex Systems (AREA)
- Data Exchanges In Wide-Area Networks (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、並列型時分割タイムス
ロット入替回路の消費電力低減手段に関する。
ロット入替回路の消費電力低減手段に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、大容量デジタル信号の回線設定に
用いられるタイムスロット入替回路として信号速度を低
速にするために並列型タイムスロット入替回路構成を用
いたシーケンシャルライトランダムリード方式が用いら
れている。
用いられるタイムスロット入替回路として信号速度を低
速にするために並列型タイムスロット入替回路構成を用
いたシーケンシャルライトランダムリード方式が用いら
れている。
【0003】図8は従来例の全体構成を示すブロック図
であり、図9はこの従来例の制御部の構成を示すブロッ
ク図である。図8に示すように、入力ポートIN−1〜
IN−Nから入力された信号はデータメモリDM−11
〜DM−NNのそれぞれに書き込まれる。その際に、デ
ータメモリDM−11〜DM−NNに書き込まれるデー
タのアドレスは回線数を周期とする書き込みアドレス設
定カウンタCTR−1により設定される。したがって、
書き込みアドレス設定カウンタCTR−1の出力カウン
タ値は回線番号を表す。回線設定部TSW−1〜TSW
−Nのそれぞれは出力ポートOUT−1〜OUT−Nの
それぞれに出力する手段であり、入力ポートIN−1〜
IN−N対応に設けられたデータメモリ群DM−11〜
DM−1N、DM−21〜DM−2N、…、DM−N1
〜DM−NNとその出力をそれぞれ制御するデコーダD
ECO−1〜DECO−Nとにより構成される。データ
メモリ群DM−11〜DM−1N、DM21〜DM−2
N、…、DM−N1〜DM−NNからの読み出しに際し
ては読み出し制御メモリACM−1〜ACM−Nのそれ
ぞれからの出力データに応じてデコーダDECO−1〜
DECO−Nのそれぞれが読み出し制御信号を出力す
る。なお読み出し制御メモリACM−1〜ACM−Nは
出力ポートOUT−1〜OUT−N対応に設けられてい
る。各回線設定部のすべてのデータメモリの出力はひと
つに束ねられ回線設定部TSW−1〜TSW−Nのそれ
ぞれの出力ポートに出力される。図9に示すように、回
線設定データ出力部SETからは入力信号ポート番号
(in Port No)、入力信号回線番号(in
Port Address)、出力信号ポート信号(o
utPort No)および出力信号回線番号(out
Port Address)が出力される。デコーダ
DEC−2は出力信号ポート番号により出力するポート
の読み出し制御メモリに対し書き込み制御信号を出力す
る。回線設定データ出力部SETからの四つの出力は同
時に行われ、デコーダDEC−2により出力するポート
の読み出し制御メモリにのみに入力信号ポート番号と入
力信号回線番号とが書き込まれる。このときの読み出し
制御メモリの書き込みアドレスは出力信号回線番号であ
る。回線数を周期とする読み出しアドレス設定カウンタ
CRT−2によりアドレス指定され、読み出し制御メモ
リからの読み出しが行われる。読み出しアドレス設定カ
ウンタCTR−2の出力カウンタ値は、書き込みアドレ
ス設定カウンタCTR−1同様に、回線番号を表す。
であり、図9はこの従来例の制御部の構成を示すブロッ
ク図である。図8に示すように、入力ポートIN−1〜
IN−Nから入力された信号はデータメモリDM−11
〜DM−NNのそれぞれに書き込まれる。その際に、デ
ータメモリDM−11〜DM−NNに書き込まれるデー
タのアドレスは回線数を周期とする書き込みアドレス設
定カウンタCTR−1により設定される。したがって、
書き込みアドレス設定カウンタCTR−1の出力カウン
タ値は回線番号を表す。回線設定部TSW−1〜TSW
−Nのそれぞれは出力ポートOUT−1〜OUT−Nの
それぞれに出力する手段であり、入力ポートIN−1〜
IN−N対応に設けられたデータメモリ群DM−11〜
DM−1N、DM−21〜DM−2N、…、DM−N1
〜DM−NNとその出力をそれぞれ制御するデコーダD
ECO−1〜DECO−Nとにより構成される。データ
メモリ群DM−11〜DM−1N、DM21〜DM−2
N、…、DM−N1〜DM−NNからの読み出しに際し
ては読み出し制御メモリACM−1〜ACM−Nのそれ
ぞれからの出力データに応じてデコーダDECO−1〜
DECO−Nのそれぞれが読み出し制御信号を出力す
る。なお読み出し制御メモリACM−1〜ACM−Nは
出力ポートOUT−1〜OUT−N対応に設けられてい
る。各回線設定部のすべてのデータメモリの出力はひと
つに束ねられ回線設定部TSW−1〜TSW−Nのそれ
ぞれの出力ポートに出力される。図9に示すように、回
線設定データ出力部SETからは入力信号ポート番号
(in Port No)、入力信号回線番号(in
Port Address)、出力信号ポート信号(o
utPort No)および出力信号回線番号(out
Port Address)が出力される。デコーダ
DEC−2は出力信号ポート番号により出力するポート
の読み出し制御メモリに対し書き込み制御信号を出力す
る。回線設定データ出力部SETからの四つの出力は同
時に行われ、デコーダDEC−2により出力するポート
の読み出し制御メモリにのみに入力信号ポート番号と入
力信号回線番号とが書き込まれる。このときの読み出し
制御メモリの書き込みアドレスは出力信号回線番号であ
る。回線数を周期とする読み出しアドレス設定カウンタ
CRT−2によりアドレス指定され、読み出し制御メモ
リからの読み出しが行われる。読み出しアドレス設定カ
ウンタCTR−2の出力カウンタ値は、書き込みアドレ
ス設定カウンタCTR−1同様に、回線番号を表す。
【0004】図10に入出力ポート数が「6」の場合の
回線設定部TSW−1とそれに関係する制御部CONT
との構成を示し、入力ポートIN−1〜IN−6への入
力信号および出力ポートOUT−1からの出力信号を図
11に示す。図11に示す「DMのADD」は回線番号
を示し、データメモリへの書き込みアドレスおよび読み
出しアドレスを示す。図11に示す入力信号がデータメ
モリDM11〜DM16のそれぞれに書き込まれたメモ
リ内容を図12に示す。図14は出力ポートOUT−1
から図11に示すように出力するための回線設定データ
出力部SETからの出力データを示し、図13は回線設
定データ出力部SETにより設定された読み出し制御メ
モリACM−1のメモリ内容を示す。図13で「AD
D」は出力回線番号を示す。
回線設定部TSW−1とそれに関係する制御部CONT
との構成を示し、入力ポートIN−1〜IN−6への入
力信号および出力ポートOUT−1からの出力信号を図
11に示す。図11に示す「DMのADD」は回線番号
を示し、データメモリへの書き込みアドレスおよび読み
出しアドレスを示す。図11に示す入力信号がデータメ
モリDM11〜DM16のそれぞれに書き込まれたメモ
リ内容を図12に示す。図14は出力ポートOUT−1
から図11に示すように出力するための回線設定データ
出力部SETからの出力データを示し、図13は回線設
定データ出力部SETにより設定された読み出し制御メ
モリACM−1のメモリ内容を示す。図13で「AD
D」は出力回線番号を示す。
【0005】図10を構成する主要ブロックでの動作を
説明する。入力ポートIN−1を経由するデータA0、
A1、A2、A3およびA4は書き込みアドレス設定カ
ウンタCTR−1が指定するアドレスの付されたデータ
メモリDM−11の領域に書き込まれ、また、入力ポー
トIN−2を経由するデータB0、B1、B2、B3お
よびB4は書き込みアドレス設定カウンタCTR−1が
指定するアドレスの付されたデータメモリDM−12の
領域に書き込まれ、入力ポートIN−3を経由するデー
タC0、C1、C2、C3およびC4は書き込みアドレ
ス設定カウンタCTR−1が指定するアドレスの付され
たデータメモリDM−13の領域に書き込まれ、入力ポ
ートIN−4を経由するデータD0、D1、D2、D3
およびD4は書き込みアドレス設定カウンタCTR−1
が指定するアドレスの付されたデータメモリDM−14
の領域に書き込まれ、入力ポートIN−5を経由するデ
ータE0、E1、E2、E3およびE4は書き込みアド
レス設定カウンタCTR−1が指定するアドレスの付さ
れたデータメモリDM−15の領域に書き込まれ、入力
ポートIN−6を経由するデータF0、F1、F2、F
3およびF4は書き込みアドレス設定カウンタCTR−
1が指定するアドレスの付されたデータメモリDM−1
6の領域に書き込まれる。読み出し制御メモリACM−
1は、先ず、回線設定データ出力部SETにあらかじめ
設定されている入力信号ポート番号「3」と入力信号回
線番号「1」との組み合わせ「31」とで指定される入
力ポートIN−3に接続されたデータメモリDM−13
のアドレス「1」が付された領域上のデータC1を回線
設定データ出力部SETに組み合わせ「31」に対応し
てあらかじめ設定されている出力信号回線番号「0」に
対応するスロット上に読み出し、次に、回線設定データ
出力部SETにあらかじめ設定されている入力信号ポー
ト番号「5」と入力信号回線番号「0」との組み合わせ
「50」とで指定される入力ポートIN−5に接続され
たデータメモリDM−15のアドレス「0」が付された
領域上のデータE0を回線設定データ出力部SETに組
み合わせ「50」に対応してあらかじめ設定されている
出力信号回線番号「1」に対応するスロット上に読み出
し、次に、回線設定データ出力部SETにあらかじめ設
定されている入力信号ポート番号「6」と入力信号回線
番号「4」との組み合わせ「64」とで指定される入力
ポートIN−6に接続されたデータメモリDM−16の
アドレス「4」が付された領域上のデータF4を回線設
定データ出力部SETに組み合わせ「64」に対応して
あらかじめ設定されている出力信号回線番号「2」に対
応するスロット上に読み出し、次に、回線設定データ出
力部SETにあらかじめ設定されている入力信号ポート
番号「3」と入力信号回線番号「2」との組み合わせ
「32」とで指定される入力ポートIN−3に接続され
たデータメモリDM−13のアドレス「2」が付された
領域上のデータC2を回線設定データ出力部SETに組
み合わせ「32」に対応してあらかじめ設定されている
出力信号回線番号「3」に対応するスロット上に読み出
し、次に、回線設定データ出力部SETにあらかじめ設
定されている入力信号ポート番号「1」と入力信号回線
番号「3」との組み合わせ「13」とで指定される入力
ポートIN−1に接続されたデータメモリDM−11の
アドレス「3」が付された領域上のデータA3を回線設
定データ出力部SETに組み合わせ「13」に対応して
あらかじめ設定されている出力信号回線番号「4」に対
応するスロット上に読み出し、回線設定データ出力部S
ETにあらかじめ設定されている出力信号ポート番号
「1」が指定する出力ポートOUT−1を経由してこれ
らの読み出されたデータC1、E0、F4、C2および
A3を出力する。
説明する。入力ポートIN−1を経由するデータA0、
A1、A2、A3およびA4は書き込みアドレス設定カ
ウンタCTR−1が指定するアドレスの付されたデータ
メモリDM−11の領域に書き込まれ、また、入力ポー
トIN−2を経由するデータB0、B1、B2、B3お
よびB4は書き込みアドレス設定カウンタCTR−1が
指定するアドレスの付されたデータメモリDM−12の
領域に書き込まれ、入力ポートIN−3を経由するデー
タC0、C1、C2、C3およびC4は書き込みアドレ
ス設定カウンタCTR−1が指定するアドレスの付され
たデータメモリDM−13の領域に書き込まれ、入力ポ
ートIN−4を経由するデータD0、D1、D2、D3
およびD4は書き込みアドレス設定カウンタCTR−1
が指定するアドレスの付されたデータメモリDM−14
の領域に書き込まれ、入力ポートIN−5を経由するデ
ータE0、E1、E2、E3およびE4は書き込みアド
レス設定カウンタCTR−1が指定するアドレスの付さ
れたデータメモリDM−15の領域に書き込まれ、入力
ポートIN−6を経由するデータF0、F1、F2、F
3およびF4は書き込みアドレス設定カウンタCTR−
1が指定するアドレスの付されたデータメモリDM−1
6の領域に書き込まれる。読み出し制御メモリACM−
1は、先ず、回線設定データ出力部SETにあらかじめ
設定されている入力信号ポート番号「3」と入力信号回
線番号「1」との組み合わせ「31」とで指定される入
力ポートIN−3に接続されたデータメモリDM−13
のアドレス「1」が付された領域上のデータC1を回線
設定データ出力部SETに組み合わせ「31」に対応し
てあらかじめ設定されている出力信号回線番号「0」に
対応するスロット上に読み出し、次に、回線設定データ
出力部SETにあらかじめ設定されている入力信号ポー
ト番号「5」と入力信号回線番号「0」との組み合わせ
「50」とで指定される入力ポートIN−5に接続され
たデータメモリDM−15のアドレス「0」が付された
領域上のデータE0を回線設定データ出力部SETに組
み合わせ「50」に対応してあらかじめ設定されている
出力信号回線番号「1」に対応するスロット上に読み出
し、次に、回線設定データ出力部SETにあらかじめ設
定されている入力信号ポート番号「6」と入力信号回線
番号「4」との組み合わせ「64」とで指定される入力
ポートIN−6に接続されたデータメモリDM−16の
アドレス「4」が付された領域上のデータF4を回線設
定データ出力部SETに組み合わせ「64」に対応して
あらかじめ設定されている出力信号回線番号「2」に対
応するスロット上に読み出し、次に、回線設定データ出
力部SETにあらかじめ設定されている入力信号ポート
番号「3」と入力信号回線番号「2」との組み合わせ
「32」とで指定される入力ポートIN−3に接続され
たデータメモリDM−13のアドレス「2」が付された
領域上のデータC2を回線設定データ出力部SETに組
み合わせ「32」に対応してあらかじめ設定されている
出力信号回線番号「3」に対応するスロット上に読み出
し、次に、回線設定データ出力部SETにあらかじめ設
定されている入力信号ポート番号「1」と入力信号回線
番号「3」との組み合わせ「13」とで指定される入力
ポートIN−1に接続されたデータメモリDM−11の
アドレス「3」が付された領域上のデータA3を回線設
定データ出力部SETに組み合わせ「13」に対応して
あらかじめ設定されている出力信号回線番号「4」に対
応するスロット上に読み出し、回線設定データ出力部S
ETにあらかじめ設定されている出力信号ポート番号
「1」が指定する出力ポートOUT−1を経由してこれ
らの読み出されたデータC1、E0、F4、C2および
A3を出力する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように従来例で
は、入力データの全てがデータメモリに書き込まれるの
で、大容量の回線設定を行う回路では、データメモリか
ら読み出されないデータを書き込む分だけ消費電力が多
くなる欠点がある。
は、入力データの全てがデータメモリに書き込まれるの
で、大容量の回線設定を行う回路では、データメモリか
ら読み出されないデータを書き込む分だけ消費電力が多
くなる欠点がある。
【0007】本発明は、このような欠点を除去するもの
で、データメモリへの書き込みに消費する電力を低減す
る手段を含む時分割タイムスロット入替回路を提供する
ことを目的とする。
で、データメモリへの書き込みに消費する電力を低減す
る手段を含む時分割タイムスロット入替回路を提供する
ことを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、それぞれのタ
イムスロットに割り付けられた時分割データが入力され
るN(Nは複数)個の入力ポートと、この入力ポートの
個数と等しい個数の出力ポートと、前記入力ポートごと
のデータがそれぞれ前記出力ポートの一つに対応するN
個のデータメモリに書き込まれ、この書き込まれたデー
タが読み出し情報に基づき出力ポートに対応するN個の
データメモリから読み出されて各出力ポートに出力され
るN×N個で構成されたデータメモリと、あらかじめ設
定されたタイムスロット入れ替え情報に基づいて、前記
N×N個のデータメモリに前記入力ポートに到来するデ
ータをシーケンシャルに書き込む書き込み情報を与え、
かつランダムに読み出す読み出し情報を与える回線設定
部とを備え、前記回線設定部は、前記データメモリへの
書き込み情報として、入力ポートごとに、入力されたデ
ータをそのデータが割り付けられたスロット番号に対応
するアドレスを指定する入力信号アドレスを生成し、入
力ポートに接続されるN個のデータメモリに順次書き込
みアドレスとして与えて、入力ポートごとに順次到来す
るデータを指定のアドレスに書き込む書き込み制御手段
と、前記データメモリからの読み出し情報として、出力
ポートごとに、読み出されるデータが経由する入力ポー
トを指定する入力ポート番号およびこの読み出されるデ
ータが割り付けられるスロットのスロット番号との組み
合わせによって指定される出力信号アドレスを生成し、
この出力信号アドレスに対応するデータメモリに読み出
しアドレスとして与えて指定されたアドレスのデータを
各出力ポートに読み出す読み出し制御手段とを含む時分
割タイムスロット入替回路において、前記回線設定部
は、前記N×N個のデータメモリへの書き込み制御信号
として、入力ポートごとに、前記読み出しデータ出力手
段の出力する出力ポート番号に対応するデータメモリの
対応するスロットにのみデータを書き込むことを許可す
る書き込み制御信号を発生し、前記N×N個のデータメ
モリへ与える書き込み制御信号発生手段を含むことを特
徴とする。
イムスロットに割り付けられた時分割データが入力され
るN(Nは複数)個の入力ポートと、この入力ポートの
個数と等しい個数の出力ポートと、前記入力ポートごと
のデータがそれぞれ前記出力ポートの一つに対応するN
個のデータメモリに書き込まれ、この書き込まれたデー
タが読み出し情報に基づき出力ポートに対応するN個の
データメモリから読み出されて各出力ポートに出力され
るN×N個で構成されたデータメモリと、あらかじめ設
定されたタイムスロット入れ替え情報に基づいて、前記
N×N個のデータメモリに前記入力ポートに到来するデ
ータをシーケンシャルに書き込む書き込み情報を与え、
かつランダムに読み出す読み出し情報を与える回線設定
部とを備え、前記回線設定部は、前記データメモリへの
書き込み情報として、入力ポートごとに、入力されたデ
ータをそのデータが割り付けられたスロット番号に対応
するアドレスを指定する入力信号アドレスを生成し、入
力ポートに接続されるN個のデータメモリに順次書き込
みアドレスとして与えて、入力ポートごとに順次到来す
るデータを指定のアドレスに書き込む書き込み制御手段
と、前記データメモリからの読み出し情報として、出力
ポートごとに、読み出されるデータが経由する入力ポー
トを指定する入力ポート番号およびこの読み出されるデ
ータが割り付けられるスロットのスロット番号との組み
合わせによって指定される出力信号アドレスを生成し、
この出力信号アドレスに対応するデータメモリに読み出
しアドレスとして与えて指定されたアドレスのデータを
各出力ポートに読み出す読み出し制御手段とを含む時分
割タイムスロット入替回路において、前記回線設定部
は、前記N×N個のデータメモリへの書き込み制御信号
として、入力ポートごとに、前記読み出しデータ出力手
段の出力する出力ポート番号に対応するデータメモリの
対応するスロットにのみデータを書き込むことを許可す
る書き込み制御信号を発生し、前記N×N個のデータメ
モリへ与える書き込み制御信号発生手段を含むことを特
徴とする。
【0009】
【作用】ひとつの回線番号に含まれるN個(Nは複数)
のデータがその回線番号対応のスロットにそれぞれ割り
付けられてN個の入力ポートを経由してデータメモリに
書き込まれ、このデータのスロット割り付けが変更され
て読み出されてN個の出力ポートを経由して出力され
る。この書き込みおよび読み出しに際して、入力ポート
の識別番号と回線番号との第一の組合せデータをこのデ
ータメモリへの書き込みアドレスとし、出力ポートの識
別番号と回線番号との第二の組合せデータをこのデータ
メモリへの読み出しアドレスとして用いられる。この第
二の組合せに基づきひとつのデータメモリから読み出し
が行われないデータを検索し、このデータを含む第一の
組合せに対応する書き込みアドレスをもつデータメモリ
上の領域へのデータ書き込みを禁止する。
のデータがその回線番号対応のスロットにそれぞれ割り
付けられてN個の入力ポートを経由してデータメモリに
書き込まれ、このデータのスロット割り付けが変更され
て読み出されてN個の出力ポートを経由して出力され
る。この書き込みおよび読み出しに際して、入力ポート
の識別番号と回線番号との第一の組合せデータをこのデ
ータメモリへの書き込みアドレスとし、出力ポートの識
別番号と回線番号との第二の組合せデータをこのデータ
メモリへの読み出しアドレスとして用いられる。この第
二の組合せに基づきひとつのデータメモリから読み出し
が行われないデータを検索し、このデータを含む第一の
組合せに対応する書き込みアドレスをもつデータメモリ
上の領域へのデータ書き込みを禁止する。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
して説明する。図1はこの実施例の回路構成を示すブロ
ック構成図であり、図2は図1に含まれる制御部の回路
構成を示すブロック構成図である。図1および図2で、
図8および図9と同じ符号が付されたブロックは従来例
のブロックと同一であることを示す。
して説明する。図1はこの実施例の回路構成を示すブロ
ック構成図であり、図2は図1に含まれる制御部の回路
構成を示すブロック構成図である。図1および図2で、
図8および図9と同じ符号が付されたブロックは従来例
のブロックと同一であることを示す。
【0011】この実施例は、図1に示すように、ひとつ
の回線を経由する信号に属するN個(Nは複数)のデー
タがその回線の回線番号に対応するN個のスロットのそ
れぞれに割り付けられて並列に到来するN個の入力ポー
トIN−1〜IN−Nと、この入力ポートの個数と等し
い個数の出力ポートOUT−1〜OUT−Nと、上記複
数個の入力ポートを経由するデータが書き込まれ、この
書き込まれたデータが読み出し情報に基づき読み出され
て出力ポートOUT−1〜OUT−Nのそれぞれに与え
られるデータメモリDM−11〜DM−NNと、このデ
ータメモリDM−11〜DM−NNからの読み出し情報
として、読み出されるデータが経由する出力ポートを指
定する出力ポート番号およびこの読み出されるデータが
割り付けられるスロットのスロット番号を指定する出力
信号アドレスを生成する読み出しデータ出力手段および
この読み出しデータ出力手段が指定する読み出し情報に
応じて読み出されるデータを入力ポートIN−1〜IN
−Nを経由する信号から選択してデータメモリDM−1
1〜DM−NNへ書き込む情報として、そのデータが経
由する入力ポートを指定する入力ポート番号およびその
データが割り付けられたスロットのスロット番号を指定
する入力信号アドレスを出力する書き込みデータ出力手
段を含む回線設定データ出力部SETとを備え、さら
に、本発明の特徴とする手段として、入力ポートIN−
1〜IN−Nに対応して設けられ、上記書き込みデータ
出力手段が指定するスロット番号のスロット上のデータ
をデータメモリDM−11〜DM−NNに書き込むこと
を許可し、このスロット番号を除くスロット番号のスロ
ット上に割り付けられたデータをデータメモリDM−1
1〜DM−NNに書き込むことを禁止する書き込み制御
信号を発生する書き込み制御信号発生手段である書き込
み制御メモリWCM−1〜WCM−N、デコーダDEC
I−1〜DECI−N、デコーダDEC−1および書き
込みアドレス設定カウンタCTR−1を備える。
の回線を経由する信号に属するN個(Nは複数)のデー
タがその回線の回線番号に対応するN個のスロットのそ
れぞれに割り付けられて並列に到来するN個の入力ポー
トIN−1〜IN−Nと、この入力ポートの個数と等し
い個数の出力ポートOUT−1〜OUT−Nと、上記複
数個の入力ポートを経由するデータが書き込まれ、この
書き込まれたデータが読み出し情報に基づき読み出され
て出力ポートOUT−1〜OUT−Nのそれぞれに与え
られるデータメモリDM−11〜DM−NNと、このデ
ータメモリDM−11〜DM−NNからの読み出し情報
として、読み出されるデータが経由する出力ポートを指
定する出力ポート番号およびこの読み出されるデータが
割り付けられるスロットのスロット番号を指定する出力
信号アドレスを生成する読み出しデータ出力手段および
この読み出しデータ出力手段が指定する読み出し情報に
応じて読み出されるデータを入力ポートIN−1〜IN
−Nを経由する信号から選択してデータメモリDM−1
1〜DM−NNへ書き込む情報として、そのデータが経
由する入力ポートを指定する入力ポート番号およびその
データが割り付けられたスロットのスロット番号を指定
する入力信号アドレスを出力する書き込みデータ出力手
段を含む回線設定データ出力部SETとを備え、さら
に、本発明の特徴とする手段として、入力ポートIN−
1〜IN−Nに対応して設けられ、上記書き込みデータ
出力手段が指定するスロット番号のスロット上のデータ
をデータメモリDM−11〜DM−NNに書き込むこと
を許可し、このスロット番号を除くスロット番号のスロ
ット上に割り付けられたデータをデータメモリDM−1
1〜DM−NNに書き込むことを禁止する書き込み制御
信号を発生する書き込み制御信号発生手段である書き込
み制御メモリWCM−1〜WCM−N、デコーダDEC
I−1〜DECI−N、デコーダDEC−1および書き
込みアドレス設定カウンタCTR−1を備える。
【0012】本発明はデータメモリへの書き込み動作が
従来の方式と違い、データメモリからの読み出し動作は
従来例と同一であるので、データメモリへの書き込み動
作について次に説明する。図1に示すように、入力ポー
トIN−1〜IN−Nから入力された信号は、デコーダ
DECI−1〜DECI−Nから書き込み制御信号が入
力された場合にデータメモリDM−11〜DM−NNの
それぞれに書き込まれる。デコーダDECI−1〜DE
CI−Nは各入力ポートに対応して用意されており、そ
れぞれに入力ポートに対応して設けた書き込み制御メモ
リWCM−1〜WCM−Nの出力データに応じて回線設
定部TSW−1〜TSW−N内のデータメモリDM−1
1〜DM−N1、DM−21〜DM−2N、…、DM−
N1〜DM−NNのそれぞれに書き込み制御信号を出力
している。図2に示すように、デコーダDEC−1は、
入力信号ポート番号(in Port No)により指
定された書き込み制御メモリに対して書き込み制御信号
を出力する。回線設定データ出力部SETからの四つの
出力は同時に行われるので、デコーダDEC−1により
入力するポートの書き込み制御メモリにのみ出力信号ポ
ート番号(outPort No)が書き込まれる。こ
のときに、書き込み制御メモリの書き込みアドレスは入
力信号回線番号(in Port Address)で
ある。書き込み制御メモリからの読み出しは、回線数を
周期とする書き込みアドレス設定カウンタCTR−1に
よりアドレス指定され行われる。書き込みアドレス設定
カウンタCTR−1の出力カウンタ値は回線番号を表
す。また、この回線数を周期とする書き込みアドレス設
定カウンタCTR−1によりデータメモリに書き込むデ
ータのアドレスは設定される。書き込み制御メモリ読み
出しアドレスとデータメモリ書き込みアドレスが同一カ
ウンタCTR−1により行われるので、特定回線につい
て書き込み制御メモリの出力情報とデータメモリに書き
込むアドレスおよび回線番号とが一致する。
従来の方式と違い、データメモリからの読み出し動作は
従来例と同一であるので、データメモリへの書き込み動
作について次に説明する。図1に示すように、入力ポー
トIN−1〜IN−Nから入力された信号は、デコーダ
DECI−1〜DECI−Nから書き込み制御信号が入
力された場合にデータメモリDM−11〜DM−NNの
それぞれに書き込まれる。デコーダDECI−1〜DE
CI−Nは各入力ポートに対応して用意されており、そ
れぞれに入力ポートに対応して設けた書き込み制御メモ
リWCM−1〜WCM−Nの出力データに応じて回線設
定部TSW−1〜TSW−N内のデータメモリDM−1
1〜DM−N1、DM−21〜DM−2N、…、DM−
N1〜DM−NNのそれぞれに書き込み制御信号を出力
している。図2に示すように、デコーダDEC−1は、
入力信号ポート番号(in Port No)により指
定された書き込み制御メモリに対して書き込み制御信号
を出力する。回線設定データ出力部SETからの四つの
出力は同時に行われるので、デコーダDEC−1により
入力するポートの書き込み制御メモリにのみ出力信号ポ
ート番号(outPort No)が書き込まれる。こ
のときに、書き込み制御メモリの書き込みアドレスは入
力信号回線番号(in Port Address)で
ある。書き込み制御メモリからの読み出しは、回線数を
周期とする書き込みアドレス設定カウンタCTR−1に
よりアドレス指定され行われる。書き込みアドレス設定
カウンタCTR−1の出力カウンタ値は回線番号を表
す。また、この回線数を周期とする書き込みアドレス設
定カウンタCTR−1によりデータメモリに書き込むデ
ータのアドレスは設定される。書き込み制御メモリ読み
出しアドレスとデータメモリ書き込みアドレスが同一カ
ウンタCTR−1により行われるので、特定回線につい
て書き込み制御メモリの出力情報とデータメモリに書き
込むアドレスおよび回線番号とが一致する。
【0013】図3に入出力ポート数が「6」の場合の回
線設定部TSW−1とそれに関係する制御部CONTと
のブロック図を示し、その入力ポートIN−1〜IN−
6への入力信号と、出力ポートOUT−1からの出力信
号とを図4に示す。図4で「DMのADD」は回線番号
を示し、データメモリへの書き込みアドレスおよび読み
出しアドレスを示す。図7は、出力ポートOUT−1か
ら図4に示すように出力するための回線設定データ出力
部SETからの出力データを示し、図6は回線設定デー
タ出力部SETにより設定された書き込み制御メモリW
CM−1〜WCM−6および読み出し制御メモリACM
−1のメモリ内容を示す。図6でADDは入力回線番号
および出力回線番号を示す。図4に示す入力信号が、図
6に示す書き込み制御メモリWCM−1〜WCM−6か
らの出力データに応じてデータメモリDM−11〜DM
−16のそれぞれに書き込まれたメモリ内容を図5に示
す。
線設定部TSW−1とそれに関係する制御部CONTと
のブロック図を示し、その入力ポートIN−1〜IN−
6への入力信号と、出力ポートOUT−1からの出力信
号とを図4に示す。図4で「DMのADD」は回線番号
を示し、データメモリへの書き込みアドレスおよび読み
出しアドレスを示す。図7は、出力ポートOUT−1か
ら図4に示すように出力するための回線設定データ出力
部SETからの出力データを示し、図6は回線設定デー
タ出力部SETにより設定された書き込み制御メモリW
CM−1〜WCM−6および読み出し制御メモリACM
−1のメモリ内容を示す。図6でADDは入力回線番号
および出力回線番号を示す。図4に示す入力信号が、図
6に示す書き込み制御メモリWCM−1〜WCM−6か
らの出力データに応じてデータメモリDM−11〜DM
−16のそれぞれに書き込まれたメモリ内容を図5に示
す。
【0014】図3を構成する主要ブロックでの動作を説
明する。回線設定データ出力部SETにあらかじめ設定
されている入力信号ポート番号「1」がデコーダDEC
−1に与えられると、デコーダDEC−1は書き込み制
御メモリWCM−1が書き込み可能状態になり、この入
力信号ポート番号「1」と対の入力信号回線番号「3」
に相当のアドレスの付された領域にデコーダDECI−
1からデータメモリDM−11に与える書き込み制御信
号をアクティブにする信号が書き込まれる。回線番号
「3」のときにデコーダDECI−1からデータメモリ
DM−11に書き込み制御信号が与えられ、入力ポート
IN−1を経由するデータA3がデータメモリDM−1
1の回線番号「3」に相当のアドレスの付された領域に
書き込まれる。また、回線設定データ出力部SETにあ
らかじめ設定されている入力信号ポート番号「3」がデ
コーダDEC−1に与えられると、デコーダDEC−1
は書き込み制御メモリWCM−3が書き込み可能状態に
なり、この入力信号ポート番号「3」と対の入力信号回
線番号「1」に相当のアドレスの付された領域および入
力信号回線番号「2」に相当のアドレスの付された領域
のそれぞれにデコーダDECI−3からデータメモリD
M−13に与える書き込み制御信号をアクティブにする
信号が書き込まれ、回線番号「1」および「2」のとき
にデコーダDECI−1からデータメモリDM−13に
書き込み制御信号が与えられ、入力ポートIN−3を経
由するデータC1がデータメモリDM−13の回線番号
「1」に相当のアドレスの付された領域に書き込まれ、
入力ポートIN−3を経由するデータC2がデータメモ
リDM−13の回線番号「2」に相当のアドレスの付さ
れた領域に書き込まれる。また、回線設定データ出力部
SETにあらかじめ設定されている入力信号ポート番号
「5」がデコーダDEC−1に与えられると、デコーダ
DEC−1は書き込み制御メモリWCM−5が書き込み
可能状態になり、この入力信号ポート番号「5」と対の
入力信号回線番号「0」に相当のアドレスの付された領
域にデコーダDECI−5からデータメモリDM−15
に与える書き込み制御信号をアクティブにする信号が書
き込まれ、回線番号「0」のときにデコーダDECI−
1からデータメモリDM−15に書き込み制御信号が与
えられ、入力ポートIN−5を経由するデータE0がデ
ータメモリDM−15の回線番号「0」に相当のアドレ
スの付された領域に書き込まれる。また、回線設定デー
タ出力部SETにあらかじめ設定されている入力信号ポ
ート番号「6」がデコーダDEC−1に与えられると、
デコーダDEC−1は書き込み制御メモリWCM−6が
書き込み可能状態になり、この入力信号ポート番号
「6」と対の入力信号回線番号「4」に相当のアドレス
の付された領域にデコーダDECI−5からデータメモ
リDM−15に与える書き込み制御信号をアクティブに
する信号が書き込まれ、回線番号「4」のときにデコー
ダDECI−1からデータメモリDM−16に書き込み
制御信号が与えられ、入力ポートIN−6を経由するデ
ータF4がデータメモリDM−16の回線番号「4」に
相当のアドレスの付された領域に書き込まれる。しか
し、回線番号「0」から「4」の間に書き込み制御メモ
リWCM−2およびWCM−4には書き込み制御信号を
アクティブにする信号が書き込まれず、したがってデー
タメモリDM−12およびDM−14には書き込み制御
信号が与えられないので、入力ポートIN−2を経由す
るデータB0、B1、B2、B3およびB4のすべては
データメモリDM−12に書き込まれないし,また、入
力ポートIN−4を経由するデータD0、D1、D2、
D3およびD4のすべてはデータメモリDM−14に書
き込まれない。
明する。回線設定データ出力部SETにあらかじめ設定
されている入力信号ポート番号「1」がデコーダDEC
−1に与えられると、デコーダDEC−1は書き込み制
御メモリWCM−1が書き込み可能状態になり、この入
力信号ポート番号「1」と対の入力信号回線番号「3」
に相当のアドレスの付された領域にデコーダDECI−
1からデータメモリDM−11に与える書き込み制御信
号をアクティブにする信号が書き込まれる。回線番号
「3」のときにデコーダDECI−1からデータメモリ
DM−11に書き込み制御信号が与えられ、入力ポート
IN−1を経由するデータA3がデータメモリDM−1
1の回線番号「3」に相当のアドレスの付された領域に
書き込まれる。また、回線設定データ出力部SETにあ
らかじめ設定されている入力信号ポート番号「3」がデ
コーダDEC−1に与えられると、デコーダDEC−1
は書き込み制御メモリWCM−3が書き込み可能状態に
なり、この入力信号ポート番号「3」と対の入力信号回
線番号「1」に相当のアドレスの付された領域および入
力信号回線番号「2」に相当のアドレスの付された領域
のそれぞれにデコーダDECI−3からデータメモリD
M−13に与える書き込み制御信号をアクティブにする
信号が書き込まれ、回線番号「1」および「2」のとき
にデコーダDECI−1からデータメモリDM−13に
書き込み制御信号が与えられ、入力ポートIN−3を経
由するデータC1がデータメモリDM−13の回線番号
「1」に相当のアドレスの付された領域に書き込まれ、
入力ポートIN−3を経由するデータC2がデータメモ
リDM−13の回線番号「2」に相当のアドレスの付さ
れた領域に書き込まれる。また、回線設定データ出力部
SETにあらかじめ設定されている入力信号ポート番号
「5」がデコーダDEC−1に与えられると、デコーダ
DEC−1は書き込み制御メモリWCM−5が書き込み
可能状態になり、この入力信号ポート番号「5」と対の
入力信号回線番号「0」に相当のアドレスの付された領
域にデコーダDECI−5からデータメモリDM−15
に与える書き込み制御信号をアクティブにする信号が書
き込まれ、回線番号「0」のときにデコーダDECI−
1からデータメモリDM−15に書き込み制御信号が与
えられ、入力ポートIN−5を経由するデータE0がデ
ータメモリDM−15の回線番号「0」に相当のアドレ
スの付された領域に書き込まれる。また、回線設定デー
タ出力部SETにあらかじめ設定されている入力信号ポ
ート番号「6」がデコーダDEC−1に与えられると、
デコーダDEC−1は書き込み制御メモリWCM−6が
書き込み可能状態になり、この入力信号ポート番号
「6」と対の入力信号回線番号「4」に相当のアドレス
の付された領域にデコーダDECI−5からデータメモ
リDM−15に与える書き込み制御信号をアクティブに
する信号が書き込まれ、回線番号「4」のときにデコー
ダDECI−1からデータメモリDM−16に書き込み
制御信号が与えられ、入力ポートIN−6を経由するデ
ータF4がデータメモリDM−16の回線番号「4」に
相当のアドレスの付された領域に書き込まれる。しか
し、回線番号「0」から「4」の間に書き込み制御メモ
リWCM−2およびWCM−4には書き込み制御信号を
アクティブにする信号が書き込まれず、したがってデー
タメモリDM−12およびDM−14には書き込み制御
信号が与えられないので、入力ポートIN−2を経由す
るデータB0、B1、B2、B3およびB4のすべては
データメモリDM−12に書き込まれないし,また、入
力ポートIN−4を経由するデータD0、D1、D2、
D3およびD4のすべてはデータメモリDM−14に書
き込まれない。
【0015】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように、回線設
定部のそれぞれが出力する入力データだけの書き込みを
出力側の回線設定部に設けられた各々のデータメモリに
行うので、入力データの全てをデータメモリに書き込む
場合に比べてデータの書き込み量が減り、したがって消
費電力を低減できる効果がある。すなわち、1データを
メモリに書き込む消費電力、メモリから読み出す消費電
力をα(W)、回線数をM、入出力ポート数をNとし、
書き込みアドレス設定入力された回線データの全てに対
してタイムスロットの入れ替えが行われて出力されるま
での間にデータメモリで消費される電力を従来例につい
て計算すると、 データメモリ書き込み消費電力 NNMα(W) データメモリ読み出し消費電力 NMα(W) 読み出し制御メモリ消費電力 NMα(W) 計 (N+2)NMα(W) になり、本発明では、 データメモリ書き込み消費電力 NMα(W) データメモリ読み出し消費電力 NMα(W) 読み出し制御メモリ消費電力 NMα(W) 書き込み制御メモリ消費電力 NMα(W) 計 4NMα(W) になる。このように本発明の回路を用いると従来と比べ
てメモリに要する消費電力が4/(N+2)に低減でき
る。
定部のそれぞれが出力する入力データだけの書き込みを
出力側の回線設定部に設けられた各々のデータメモリに
行うので、入力データの全てをデータメモリに書き込む
場合に比べてデータの書き込み量が減り、したがって消
費電力を低減できる効果がある。すなわち、1データを
メモリに書き込む消費電力、メモリから読み出す消費電
力をα(W)、回線数をM、入出力ポート数をNとし、
書き込みアドレス設定入力された回線データの全てに対
してタイムスロットの入れ替えが行われて出力されるま
での間にデータメモリで消費される電力を従来例につい
て計算すると、 データメモリ書き込み消費電力 NNMα(W) データメモリ読み出し消費電力 NMα(W) 読み出し制御メモリ消費電力 NMα(W) 計 (N+2)NMα(W) になり、本発明では、 データメモリ書き込み消費電力 NMα(W) データメモリ読み出し消費電力 NMα(W) 読み出し制御メモリ消費電力 NMα(W) 書き込み制御メモリ消費電力 NMα(W) 計 4NMα(W) になる。このように本発明の回路を用いると従来と比べ
てメモリに要する消費電力が4/(N+2)に低減でき
る。
【図1】本発明実施例の構成を示すブロック構成図。
【図2】図1に含まれる制御部の構成を示すブロック構
成図。
成図。
【図3】図1の部分の構成を示すブロック構成図。
【図4】図3に含まれるデータメモリの入出力データの
内容を示す図。
内容を示す図。
【図5】図4に対応するデータメモリの記憶内容を示す
図。
図。
【図6】図4に対応する読み出し制御メモリおよび書き
込み制御メモリの記憶内容を示す図。
込み制御メモリの記憶内容を示す図。
【図7】図4に対応する回線設定データ出力部の出力情
報の内容を示す図。
報の内容を示す図。
【図8】従来例の構成を示すブロック構成図。
【図9】図8に含まれる制御部の構成を示すブロック構
成図。
成図。
【図10】図8の部分の構成を示すブロック構成図。
【図11】図10に含まれるデータメモリの入出力デー
タの内容を示す図。
タの内容を示す図。
【図12】図11に対応するデータメモリの記憶内容を
示す図。
示す図。
【図13】図11に対応する読み出し制御メモリの内容
を示す図。
を示す図。
【図14】図11に対応する回線設定データ出力部の出
力情報の内容を示す図。
力情報の内容を示す図。
ACM−1〜ACM−N 読み出し制御メモリ
(ACM) CTR−1 書き込みアドレス設
定カウンタ(WCTR) CTR−2 読み出しアドレス設
定カウンタ(RCTR) CONT 制御部(CONT) DEC−1,DEC−2 デコーダ(DEC) DECO−1〜DECO−N デコーダ(DEC) DECI−1〜DECI−N デコーダ(DEC) DM−11〜DM−1N データメモリ(D
M) DM−21〜DM−2N データメモリ(D
M) DM−31〜DM−3N データメモリ(D
M) IN−1〜IN−N 入力ポート OUT−1〜OUT−N 出力ポート RADD−01〜RADD−0N データメモリ読み出
しアドレス制御線 SET 回線設定データ出力
部 TSW−1〜TSW−N 回線設定部 WADD データメモリ書き込
みアドレス制御線 WCM−1〜WCM−N 書き込み制御メモリ
(WCM) WEi1−01〜WEi1−0N 書き込み制御線 WEi2−01〜WEi2−0N 書き込み制御線 WEiN−01〜WEiN−0N 書き込み制御線
(ACM) CTR−1 書き込みアドレス設
定カウンタ(WCTR) CTR−2 読み出しアドレス設
定カウンタ(RCTR) CONT 制御部(CONT) DEC−1,DEC−2 デコーダ(DEC) DECO−1〜DECO−N デコーダ(DEC) DECI−1〜DECI−N デコーダ(DEC) DM−11〜DM−1N データメモリ(D
M) DM−21〜DM−2N データメモリ(D
M) DM−31〜DM−3N データメモリ(D
M) IN−1〜IN−N 入力ポート OUT−1〜OUT−N 出力ポート RADD−01〜RADD−0N データメモリ読み出
しアドレス制御線 SET 回線設定データ出力
部 TSW−1〜TSW−N 回線設定部 WADD データメモリ書き込
みアドレス制御線 WCM−1〜WCM−N 書き込み制御メモリ
(WCM) WEi1−01〜WEi1−0N 書き込み制御線 WEi2−01〜WEi2−0N 書き込み制御線 WEiN−01〜WEiN−0N 書き込み制御線
Claims (1)
- 【請求項1】 それぞれのタイムスロットに割り付けら
れた時分割データが入力されるN(Nは複数)個の入力
ポートと、 この入力ポートの個数と等しい個数の出力ポートと、 前記入力ポートごとのデータがそれぞれ前記出力ポート
の一つに対応するN個のデータメモリに書き込まれ、こ
の書き込まれたデータが読み出し情報に基づき出力ポー
トに対応するN個のデータメモリから読み出されて各出
力ポートに出力されるN×N個で構成されたデータメモ
リと、 あらかじめ設定されたタイムスロット入れ替え情報に基
づいて、前記N×N個のデータメモリに前記入力ポート
に到来するデータをシーケンシャルに書き込み、かつラ
ンダムに読み出す回線設定部とを備える時分割タイムス
ロット入替回路において、 前記回線設定部は、 前記データメモリへの書き込みのため、入力ポートごと
に、入力されたデータをそのデータが割り付けられたス
ロット番号に対応するアドレスを指定する入力信号アド
レスを生成し、入力ポートに接続されるN個のデータメ
モリに順次書き込みアドレスとして与えて、入力ポート
ごとに、順次到来するデータを書き込み制御信号が発生
されたデータメモリの指定のアドレスに書き込む書き込
み制御手段と、 前記データメモリからの読み出しのため、出力ポートご
とに、読み出されるデータが経由する入力ポートを指定
する入力ポート番号およびこの読み出されるデータが割
り付けられるスロットのスロット番号との組み合わせに
よって指定される出力信号アドレスを生成し、この出力
信号アドレスに対応するデータメモリに読み出しアドレ
スとして与えて指定されたアドレスのデータを各出力ポ
ートに読み出す読み出し制御手段と、前 記N×N個のデータメモリへの前記書き込み制御信号
として、入力ポートごとに、出力ポート番号に対応する
データメモリの前記読み出されるデータが割り付けられ
るスロットにのみデータを書き込むことを許可する前記
書き込み制御信号を発生する書き込み制御信号発生手段
とを含むことを特徴とする時分割タイムスロット入替回
路。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05247110A JP3080821B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 時分割タイムスロット入替回路 |
CA002133369A CA2133369C (en) | 1993-10-01 | 1994-09-30 | Power saving time slot interchanger with random read/write cycles |
US08/315,484 US5509005A (en) | 1993-10-01 | 1994-09-30 | Power saving time slot interchanger with random read/write cycles |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP05247110A JP3080821B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 時分割タイムスロット入替回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07107577A JPH07107577A (ja) | 1995-04-21 |
JP3080821B2 true JP3080821B2 (ja) | 2000-08-28 |
Family
ID=17158589
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP05247110A Expired - Fee Related JP3080821B2 (ja) | 1993-10-01 | 1993-10-01 | 時分割タイムスロット入替回路 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5509005A (ja) |
JP (1) | JP3080821B2 (ja) |
CA (1) | CA2133369C (ja) |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5978370A (en) * | 1997-01-13 | 1999-11-02 | At&Tcorp | Circuit-switched switching system |
US5953330A (en) * | 1997-03-24 | 1999-09-14 | Lucent Technologies Inc. | Communication switch |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61269489A (ja) * | 1985-05-24 | 1986-11-28 | Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> | 時分割通話路スイッチ |
JPH0454796A (ja) * | 1990-06-25 | 1992-02-21 | Hitachi Ltd | 時分割スイッチのフレーム位相制御方法およびフレーム位相可変時分割スイッチ |
US5146455A (en) * | 1990-12-17 | 1992-09-08 | At&T Bell Laboratories | Wide range mixed rate TDM bus using a multiple of time slot interchange circuit switches |
JP2999877B2 (ja) * | 1992-01-08 | 2000-01-17 | 株式会社日立製作所 | 時間スイッチへのアクセス方法、通話路メモリへの書込アクセス方法、通話路メモリへの読出アクセス方法、時間スイッチ、時間スイッチマトリックス、時分割通話路および時分割ディジタル電子交換機 |
-
1993
- 1993-10-01 JP JP05247110A patent/JP3080821B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1994
- 1994-09-30 US US08/315,484 patent/US5509005A/en not_active Expired - Lifetime
- 1994-09-30 CA CA002133369A patent/CA2133369C/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5509005A (en) | 1996-04-16 |
CA2133369C (en) | 1997-12-09 |
CA2133369A1 (en) | 1995-04-02 |
JPH07107577A (ja) | 1995-04-21 |
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