JP3079260U - バインダー用綴具 - Google Patents

バインダー用綴具

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JP3079260U
JP3079260U JP2001000341U JP2001000341U JP3079260U JP 3079260 U JP3079260 U JP 3079260U JP 2001000341 U JP2001000341 U JP 2001000341U JP 2001000341 U JP2001000341 U JP 2001000341U JP 3079260 U JP3079260 U JP 3079260U
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JP2001000341U
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Inventor
弘之佑 大西
Original Assignee
大西商工株式会社
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 綴込片を上面に一体的に突設した台板に対し
て、表紙に固着する座板の組み付けを容易化できるバイ
ンダー用綴具を提供する。 【解決手段】 台板2の上面における複数個所にもの綴
込片6と対向させて同じく半リング状の綴込片7を一体
的に突設して、それら左右の綴込片6,7の先端部を互
いに開閉自在となし、また、台板1,2の下側に配する
同じくプラスチックで成形した座板3の両側の側縁部に
それぞれ側壁11,12を立設して、その一方の側壁1
1の上端部内面における長手方向の複数個所に内向きの
爪部13を突設するとともに、他方の側壁12の上端部
内面における長手方向の複数個所にも爪部13に対して
長手方向の位置がずれるように内向きの爪部を突設し
て、その座板3の爪部13を台板1,2の溝8,9に嵌
合させることによって台板1,2に座板3を組み付けた
ことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案はバインダー用綴具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、内側の側縁部を互いに係合させて並置するプラスチックで成形した左右 一対の台板のそれぞれの外側の側縁部に沿って長手方向に外向きの溝を設け、そ の一方の台板の上面における長手方向の複数個所に半リング状の綴込片を一体的 に突設するとともに、他方の台板の上面における複数個所にも上記の綴込片と対 向させて同じく半リング状の綴込片を一体的に突設して、それら左右の綴込片の 先端部を互いに開閉自在となし、また、上記の台板の下側に配する金属製の座板 の両側の側縁部にそれぞれ側壁を立設するとともに、それら側壁の上端部に内側 方向へ屈曲した傾斜部を設けて、その傾斜部を上記の溝に嵌合させることにより 台板と座板を組み付けてなるバインダー用綴具が存在する。
【0003】 上記の従来例のバインダー用綴具は、座板の側壁上端の傾斜部を台板の溝に嵌 合させる場合に、座板を前後方向にスライドさせて組み付けていたので、生産性 が低いという不満があった。また、台板をプラスチック製とし、座板を金属製と した場合は、分別廃棄しようとすると両者を分解しなければならぬという面倒が ある。
【0004】 そこで本出願人は、台板と座板を共にプラスチックで成形して、座板の側壁に バネ性を持たせることにより、座板の側壁上端の傾斜部を台板の溝に対して下方 から押し込んで嵌合できるようにしたバインダー用綴具を先に提案した(特願平 2000−49928)。しかしながら、座板の側壁上端の傾斜部を台板の溝に 下方から押し込んで嵌合させるときに、座板の側壁全体を変形させるために強い 力を要して作業が困難であるという不満がある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】
そこで本考案は、さらに改良を加えて、台板に対する座板の組み付け作業をさ らに容易化できるバインダー用綴具の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本考案のバインダー用綴具は、内側の側縁部を互 いに係合させて並置するプラスチックで成形した左右一対の台板1,2のそれぞ れの外側の側縁部に沿って長手方向に外向きの溝8,9を設け、その一方の台板 1の上面における長手方向の複数個所に半リング状の綴込片6を一体的に突設す るとともに、他方の台板2の上面における複数個所にも上記の綴込片6と対向さ せて同じく半リング状の綴込片7を一体的に突設して、それら左右の綴込片6, 7の先端部を互いに開閉自在となし、また、上記の台板1,2の下側に配する同 じくプラスチックで成形した座板3の両側の側縁部にそれぞれ側壁11,12を 立設して、その一方の側壁11の上端部内面における長手方向の複数個所に内向 きの爪部13を突設するとともに、他方の側壁12の上端部内面における長手方 向の複数個所にも上記の爪部13に対して長手方向の位置がずれるように内向き の爪部14を突設して、その座板3の爪部13,14を台板1,2の溝8,9に 嵌合させることによって台板1,2に座板3を組み付けたことを特徴とする、と いう構成を採るものである。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、図を用いて本考案の実施の形態について説明する。まず、本考案のバイ ンダー綴具は、図3に示すように、左右一対の台板1,2と、その台板1,2に 組み付ける座板3とによって構成される。
【0008】 左右一対の台板1,2は互いに内側の側縁部を接触させた状態で並置されるが 、それぞれの内側の側縁部における長手方向の複数個所に交互に相手方の下面側 に係合する歯片4,5を設けている(図2参照)。また、各台板1,2は上面にお ける長手方向の複数個所にそれぞれ上端の先端部が内向きの半リング状の綴込片 6,7を一体的に突設している。一方の台板1の綴込片6と他方の台板2の綴込 片7は対応する位置に設けられて先端部を互いに対向させている。左右の台板1 ,2に設けられた綴込片6,7は台板1,2と共に内側方向へ回転することによ り、図2に示すように、互いに先端部を接触させて一つのリングとなるように閉 合し、又、台板1,2と共に外側方向へ回転することにより互いに先端部間を開 離することができる。また、左右の台板1,2はそれぞれ外側の側縁部に沿って 長手方向に横向きで外側に向って開口した溝8,9を設けている(図2参照)。 この綴込片6,7をそれぞれ上面に一体的に突設した左右の台板1,2は、硬質 プラスチックにより成形されている。なお、使用するプラスチックとしてはポリ プロピレンやポリエチレン等のポリオレフィン系プラスチックやABS樹脂等の 焼却しても有害ガスを発生しないものが望ましい。
【0009】 座板3は上記の左右の台板1,2の下側に配される。この座板3には表紙にリ ベットなどで固着するための取付孔10を穿設している。また、座板3は幅方向 の両端にそれぞれ側壁11,12を立設している。その一方の側壁11は上端部 内面における長手方向の複数個所にそれぞれ内向きの爪部13を突設し、又、他 方の側壁12も上端部内面における長手方向の複数個所に且つ上記の爪部13と 対向しない位置にそれぞれ内向きの爪部14を突設している。すなわち、一方の 側壁11に設ける爪部13の位置と他方の側壁12に設ける爪部14の位置は長 手方向にずらしている。また、側壁11,12の爪部13,14を設けた部位の 下端内面角部には断面略三角形の肉厚の補強裾部15,16を設けている。この 座板3もプラスチックにより成形するが、上記の台板1,2と同様にポリオレフ ィン系プラスチックやABS樹脂等を用いることが望ましい。
【0010】 座板3を台板1,2に組み付ける場合は、座板3を台板1,2に対し下方から 押し込んで、側壁11,12を材料弾性により変形させながら爪部13,14を 溝8,9に嵌合させる。すなわち、側壁11,12はバネ性を有している。
【0011】
【考案の効果】 本考案のバインダー用綴具は上記の通りであり、台板1,2の溝8,9に嵌合 させる座板3の爪部13,14を側壁11,12の全体ではなく部分的に設け、 かつ、一方の側壁11に設ける爪部13の位置と他方の側壁12に設ける爪部1 4の位置を長手方向にずらしたので、台板1,2に対する座板3の組み付けが容 易化して組立性が向上する。なお、台板1,2と座板3を共にプラスチック製と することにより廃棄する場合に分解して分別する面倒がない。
【図面の簡単な説明】
【図1】平面図である。
【図2】図1のA−A線における断面図である。
【図3】分解状態の平面図である。
【図4】図3のB−B線における断面図である
【図5】図3のC−C線における断面図である
【符号の説明】
1 台板 2 台板 3 座板 4 歯片 5 歯片 6 綴込片 7 綴込片 8 溝 9 溝 10 取付孔 11 側壁 12 側壁 13 爪部 14 爪部 15 補強裾部 16 補強裾部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内側の側縁部を互いに係合させて並置す
    るプラスチックで成形した左右一対の台板1,2のそれ
    ぞれの外側の側縁部に沿って長手方向に外向きの溝8,
    9を設け、その一方の台板1の上面における長手方向の
    複数個所に半リング状の綴込片6を一体的に突設すると
    ともに、他方の台板2の上面における複数個所にも上記
    の綴込片6と対向させて同じく半リング状の綴込片7を
    一体的に突設して、それら左右の綴込片6,7の先端部
    を互いに開閉自在となし、また、上記の台板1,2の下
    側に配する同じくプラスチックで成形した座板3の両側
    の側縁部にそれぞれ側壁11,12を立設して、その一
    方の側壁11の上端部内面における長手方向の複数個所
    に内向きの爪部13を突設するとともに、他方の側壁1
    2の上端部内面における長手方向の複数個所にも上記の
    爪部13に対して長手方向の位置がずれるように内向き
    の爪部14を突設して、その座板3の爪部13,14を
    台板1,2の溝8,9に嵌合させることによって台板
    1,2に座板3を組み付けたことを特徴とするバインダ
    ー用綴具。
JP2001000341U 2001-01-29 2001-01-29 バインダー用綴具 Expired - Fee Related JP3079260U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7001301B1 (ja) * 2021-05-17 2022-01-19 株式会社カネダ技研 綴じ具

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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