JP3077759B2 - 配線基板 - Google Patents

配線基板

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JP3077759B2
JP3077759B2 JP01169226A JP16922689A JP3077759B2 JP 3077759 B2 JP3077759 B2 JP 3077759B2 JP 01169226 A JP01169226 A JP 01169226A JP 16922689 A JP16922689 A JP 16922689A JP 3077759 B2 JP3077759 B2 JP 3077759B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明はハイブリッドIC或いは液晶ディスプレイ用CO
G電気配線等の立体交差部の絶縁膜の形状に関する。
〔従来の技術〕
基板上で立体交差を有する電気配線を作製する場合、
例えば本出願人も特願昭63−25914号で提案しているよ
うに、スクリーン印刷法等を用いて銀,銅,金等の金属
粉或いは箔を含有するエポキシ系樹脂或いはガラスフリ
ート等を印刷して第1層めの電極を作製した後に絶縁膜
としてエポキシ系樹脂やガラスフリート等を印刷し、さ
らに第2層めの電極を第1層めとほぼ同様の材料を用い
て印刷を行う。
ここで述べた従来の絶縁膜の形状は、直線を単純に組
み合わせただけのものであった。
〔従来の技術の問題点〕
従来の電気配線の立体交差部の1例を第2図に示す。
第1の電気配線(1)を作製した後にエポキシ系絶縁
膜(5)を作製し、さらに第2の電気配線(2)を印刷
法により作製して第2図の構成を得る場合に、第2の電
気配線とエポキシ系絶縁膜(5)の境界部において第2
電気配線印刷時に第2の電気配線の幅が広くなってしま
い、隣り合う配線が電気的にショートしてしまうという
重大な不良が生じていた。そしてこの傾向は絶縁膜を厚
くすればするほど大きくでる傾向にある。
これは、絶縁膜の上に重ねて第2の電気配線を印刷す
ると、絶縁膜の端部には絶縁膜の厚さによる段差が生じ
ているために印刷用の版と基板との間隔が絶縁膜周縁部
以外の部分よりも広くなることから生じていると思われ
る。
例えば100μm幅で50μmの厚さの配線を20μmの厚
さの絶縁膜の上に印刷した場合、絶縁膜周縁部での配線
の広がりは最大40μmとなる。この広がりを小さくする
ためには絶縁膜を薄くするか配線の厚さを薄くするかで
あるが、前者の場合立体交差部での上下の配線間のショ
ートが増大してしまうし、後者の場合配線抵抗が上昇す
るために好ましくない。
また、第2図においてA−A′が配線と交差する角度
θを大きくすることによって配線の間隔のA−A′に沿
った長さを長くすることができるのでショートの削減に
は有効であるが、絶縁膜の面積が非常に大きくなってし
まうため、高密度の配線の作製には不向きである。
〔発明の目的〕
本発明は絶縁膜の形状を工夫することにより、前述の
ショートの削減を計ることを目的とする。
〔発明の構成〕
前記問題点を解決するため本発明は基板上に第1の電
気配線と、第1の電気配線の少なくとも一部を覆う絶縁
膜と、前記絶縁膜の周縁部と交差するように前記絶縁膜
上に設けられ、且つ前記第1の電気配線と交差するよう
に設けられた、隣り合う複数の第2の電気配線を有する
立体配線基板であって、前記複数の第2の電気配線の一
を横切る前記絶縁膜の周縁部と、前記複数の第2の電気
配線の他を横切る前記絶縁膜の周縁部が、同一直線上に
ないことを特徴とする。
図面を用いて簡単に例を説明すれば、第1図のように
絶縁膜(5)上に第2の電気配線(2)を印刷する場合
に隣り合う第2の電気配線を絶縁膜(2)の周縁部が一
直線で横切っていないことを意味する。
〔作用〕
絶縁膜周縁部の形状が電気配線毎に凹凸しているた
め、配線が横に広がってしまう部分も隣り合う電気配線
毎に互いにずれている。
以下実施例を用いて本発明を説明する。
〔実施例1〕 本実施例は第3図(a)〜(c)を用いて説明する。
ガラス基板上に平均2μmのAg箔を80wt%含んだエポ
キシ系樹脂(粘度75000cps,チクソ性1.5)をシルクスク
リーン法を用いて印刷した。2本の平行線を有し、各々
の線幅は100μm、ピッチは150μmである。そしてN2
180℃で30分間焼成した。こうして第1の電気配線
(1)が完成した(第3図(a))。
次に、エポキシ系樹脂(粘度10000cps)をやはりシル
クスクリーン法により、前述の第1の電気配線の一部を
覆うようにして印刷を行った。そして第1の電気配線と
同様にN2中180℃で30分間焼成した。絶縁膜(5)の膜
厚は20μmであった。なお端部は第3図(b)に示すよ
うに後の第2の電気配線の作製工程において第2の電気
配線を印刷する部分には凹凸をつけてある。
そして、第1の電気配線と同一の材料を用いて分断さ
れていた第1の電気配線を絶縁膜上を通して接続するよ
うにスクリーン印刷をして、やはりN2中180℃で30分間
焼成することにより、第2の電気配線(2)を作製し、
立体配線を完成した(第3図(c))。
第3図(c)に示す立体配線を20箇所作製した基板を
20枚つまり400箇所の立体配線を作製した。そしてショ
ートの調査をしたところ、ショート箇所はわずか1箇所
であったがそれも基板上に残っていた異物に配線材料が
付着して生じたものであるので絶縁膜の段差によって生
じたものはまったくなかった。それに対し、比較例とし
て絶縁膜の形状を第2図に示したものを用いた場合、40
0箇所のうち33箇所にショートが発見された。
本実施例のような絶縁膜の形状を用いることにより、
立体配線部分のショートを大幅に削減できた。
〔実施例2〕 本実施例は第4図(a)〜(e)を用いて説明する。
ガラス基板上に実施例1と同様に第1の電気配線
(1)を作製した。配線パターンについては第4図
(a)に示す。
次に、やはり実施例1と同様に第1の絶縁膜(5)を
形成する。形状については第4図(b)に示すように第
2の電気配線が第1の電気配線と60゜の角度になるよう
に凹凸のある部分を第1の電気配線と60゜の角度を向く
ようにする。
そして実施例1と同じ材料を用いて第2の電気配線
(2)を形成した後(第4図(c))、再び第2の絶縁
膜(6)を形成する(第4図(d))。形状については
第3の電気配線が第1、第2の電気配線と60゜の角度に
なるように凹凸のある部分を第1、第2の電気配線と60
゜の角度を向くようにする。
さらに第1の電気配線(1)と同じ材料を用いて第3
の電気配線(3)を形成する(第4図(e))。
こうして配線を3段重ねることができた。
従来は配線を3段重ねようとすると、上の配線ほど膜
厚を厚くしなければならず、そのため前述のショートが
多発して実質的に3段重ねることができなかったが、本
発明のような形状の絶縁膜を用いることにより、多少配
線が厚くなってもショートを起こさないようにすること
ができる。さらに配線を厚く作製することができるので
配線の電気抵抗も小さくすることができる。
〔実施例3〕 本実施例においては、液晶ディスプレイにおけるCOG
(チップオングラス)用の基板として用いる場合につい
て、概略図である第5図(a)〜(c)を用いて説明す
る。
ガラス基板上にITOをDCマグネトロンスパッタ法によ
り作製し、公知のフォトリソ法により電極を作製する。
そして、平均2μmのCu箔を80wt%含んだエポキシ系
樹脂(粘度75000cps,チクソ性1.5)をシルクスクリーン
法を用いて第1の電気配線(1)を印刷した(第5図
(a))。
なお線幅は100μm、ピッチは150μmである。
そしてN2中180℃で30分間焼成した。こうして第1の
電気配線(1)が完成した。ここで図面には第1の電気
配線を3本のみ記載しているが実際はより多数である。
なお、図に示すX方向の延長上においては後の工程でIC
チップの入力側のパッド部分と接続される。
次に、エポキシ系樹脂(粘度10000cps)をやはりシル
クスクリーン法により、前述の第1の電気配線の一部を
覆うようにして印刷を行った。そして第1の電気配線
(1)と同様にN2中180℃で30分間焼成した。絶縁膜
(5)の膜厚は20μmであった。なお端部は第5図
(b)に示すように後の第2の電気配線の作製工程にお
いて第2の電気配線を印刷する部分には凹凸をつけてあ
る。
そして、第1の電気配線と同一の材料を用いて分断さ
れていた第1の電気配線を絶縁膜上を通過して接続する
ようにスクリーン印刷をして、やはりN2中180℃で30分
間焼成した。こうして第2の電気配線(2)を完成して
立体配線を完成した(第5図(c))。
上記工程により電極と配線を作製した2枚の基板上に
ポリアミック酸をオフセット印刷法により塗布し、250
℃で3時間加熱してポリイミド薄膜を得た。
そして一方の基板を綿布を用いてラビング処理を行い
直径8μmのsio2粒子を散布した。
さらに他方の基板にはエポキシ系シール剤をスクリー
ン印刷してスペーサー散布済の基板と貼り合わせた。
そして液晶を公知の真空注入法を用いて注入した後、
UV樹脂を用いて液晶注入口を封止した。
その後ICチップをエポキシ系の接着剤を用いてフェイ
スダウンボンディングした後、チップ上に保護層を作製
した。
さらに貼り合わされた基板の両側に偏光板を貼付して
液晶用のCOGパネルが完成した。
〔効果〕
以上述べたように本発明を用いることにより、基板上
に作製した隣接した配線のショートを削減することがで
きた。従って、従来限界とされていた配線の間隔をさら
に短くすることができ高密度の配線を作製することがで
きる。具体的には、配線幅が100μm配線の間隔がやは
り100μm程度と考えられていた従来の限界値が、本発
明を用いることにより、100μm幅の配線に対し、50μ
mの間隔でショートのないものが作製できた。
また、本明細書内における実施例での絶縁膜の形状は
すべて直線を組み合わせてできるものであるが、曲線を
組み合わせたもの、或いは直線と曲線とを組み合わせて
できるものを用いても、本発明の主旨の何ら反するもの
でないことは明らかである。
【図面の簡単な説明】
第1図、第3図(a)〜(c)、第4図(a)〜
(e)、第5図(a)〜(c)は本発明による立体配線
の様子を示す。 第2図は従来の立体配線の様子を示す。 1、2、3……電気配線 5、6……絶縁膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H05K 3/46 H05K 3/40 G09F 9/30 G02F 1/1333

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】基板上に第1の電気配線と、 前記第1の電気配線の一部を覆う絶縁膜と、 前記絶縁膜の周縁部と交差するように前記絶縁膜上に設
    けられ、且つ前記第1の電気配線と交差するよう設けら
    れた、隣り合う複数の第2の電気配線と、を有する立体
    配線基板であって、 前記複数の第2の電気配線の一を横切る前記絶縁膜の周
    縁部と、前記複数の第2の電気配線の他を横切る前記絶
    縁膜の周縁部が、同一直線上にないことを特徴とする配
    線基板。
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