JP3077449B2 - ドットパターン変換方法およびドットパターン変換装置 - Google Patents

ドットパターン変換方法およびドットパターン変換装置

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JP3077449B2
JP3077449B2 JP05106817A JP10681793A JP3077449B2 JP 3077449 B2 JP3077449 B2 JP 3077449B2 JP 05106817 A JP05106817 A JP 05106817A JP 10681793 A JP10681793 A JP 10681793A JP 3077449 B2 JP3077449 B2 JP 3077449B2
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dots
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ドットパターン変換方
およびドットパターン変換装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ドットによって文字や図形等のパ
ターンを記録するプリンタは、記録速度によってはオリ
ジナルドットパターンの連続ドットを印字できない場合
があり、この場合はオリジナルドットパターンをドット
が連続することのないパターンに変換し、その変換後の
ドットパターンに基づいて記録を行なっていた。そのド
ットパターン変換方法は、例えば連続ドットのドットを
単純に1個おきに削除するというように、等間隔ごとに
ドットを残し、それ以外のドットを削除するというもの
であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の変換方法で
は、連続ドットの終端のドットを削除することがあり、
これによってオリジナルドットパターンの終端のドット
の並びが崩れ、記録品質が低下することが往々にしてあ
った。
【0004】本発明は、ドットパターンの端のドットを
残し、かつ連続するドットのないドットパターンに変換
するドットパターン変換方法を提供することを目的とし
ている。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、文字や図形等
のパターンを表わすドットパターン中の3個以上の連続
ドットに対して、一方の端から行方向に向かって順次ド
ットパターンを変換していくドットパターン変換方法に
おいて、上記一方の端のドットを基準とし、n−1番目
のドットポジションが空白のドットポジションでn+1
番目のドットポジションが上記連続ドットの他端のドッ
トである場合はn番目のドットポジションのドットを削
除するとともにそのn+1番目のドットポジションのド
ットは残し、n−1番目のドットポジションが空白のド
ットポジションでn+1番目のドットポジションが上記
連続ドットの他端のドットと異なるドットである場合は
n番目のドットポジションのドットを残し、n−1番目
のドットポジションのドットが残っている場合はn番目
のドットポジションのドットを削除してドットパターン
を変換するようにしてあるまた、上記変換されたドッ
トパターンに基づいて記録を行う出力手段を備えてい
る。
【0006】また、本発明は、文字や図形等のパターン
のアウトラインを確定する複数の特定点に応じてドット
パターンを作成し、その作成したドットパターン中の3
個以上の連続ドットに対して、一方の端から行方向に向
かって順次ドットパターンを変換していくドットパター
ン変換方法において、上記複数の特定点の座標を所望の
倍率に応じて変換し、上記行方向において上記変換後の
特定点によって確定される上記変換後の特定点を含む連
続ドット数が2a(但し、aは2以上の整数)となる場
合、その連続ドット数が2a+1または2a−1となる
ように上記変換後の特定点の座標を補正し、上記補正し
た特定点に基づきドットパターンを作成し、上記一方の
端のドットを基準とし、n−1番目のドットポジション
が空白のドットポジションでn+1番目のドットポジシ
ョンが上記連続ドットの他端のドットである場合はn番
目のドットポジションのドットを削除するとともにその
n+1番目のドットポジションのドットは残し、n−1
番目のドットポジションが空白のドットポジションでn
+1番目のドットポジションが上記連続ドットの他端の
ドットと異なるドットである場合はn番目のドットポジ
ションのドットを残し、n−1番目のドットポジション
のドットが残っている場合はn番目のドットポジション
のドットを削除してドットパターンを変換するように
てあるまた、上記変換されたドットパターンに基づい
て記録を行う出力手段を備えている。
【0007】
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0009】まず、本発明方法を用いる記録装置の構成
を図1に示す。同図において、11はパターンデータを
予め記憶してあるROM等の記憶手段、12はパターン
出力命令等の制御命令を発生するパソコン等のホスト装
置、13はパターンを出力する印字ヘッド等からなる印
字手段等の出力手段、14はホスト装置12からの命令
にしたがって記憶手段11に記憶されているパターンデ
ータを変換して出力手段13にパターン出力を行なわせ
るCPUなどからなる制御手段、15は制御手段によっ
て変換されたパターンデータを一時的に格納するバッフ
ァである。
【0010】つぎに、図2のフローチャートに沿ってド
ット削除方法(第1の実施例)を説明する。以下のドッ
ト削除動作は制御手段14の制御によって行なわれる。
図3にオリジナルドットパターンの一例を示す。同図に
おいて、●は記録されるドットを示している。本例では
●の存在するドットポジションのデータを“1”、空白
のドットポジションのデータを“0”として、縦列を4
ビットのデータとして処理を行なう。また、ドット削除
処理を行なうドット列をnとする。
【0011】まず、図3に示したオリジナルドットパタ
ーンを記憶手段11から読み出す。このオリジナルドッ
トパターンの1列目および2列目にはドットデータが存
在しないので、3列目のドットデータから処理を行な
う。
【0012】まず、n−1列目のドットデータとn列目
のドットデータとのANDを算出し、この演算結果とn
+1列目のドットデータとのORを算出し、この演算結
果をn+1列目のドットデータとする(ステップ1
A)。いま、n=3なので、n−1=2列目のドットデ
ータは“00H”、n=3列目のドットデータは“0F
H”、n+1=4列目のドットデータは“0FH”であ
り、ステップ1Aにおける演算結果は“0FH”とな
り、これをn+1=4列目のドットデータとする。
【0013】つぎに、上記演算結果であるn+1列目の
ドットデータとn−2列目のドットデータとのANDを
算出し、この演算結果のNOTを算出する(ステップ1
B)。この演算結果をXとする。いま、n+1=4列目
のドットデータは“0FH”、n−2=1列目のドット
データは“00H”であり、ステップ1Bにおける演算
結果Xは“0FH”となる。
【0014】つぎに、n+2列目のドットデータと上記
演算結果XとのORを算出し、この演算結果とn−1列
目のドットデータのNOTとのANDを算出する(ステ
ップ1C)。この演算結果をYとする。いま、n+2=
5列目のドットデータは“0EH”、上記演算結果Xは
“0FH”、n−1=2列目のドットデータは“00
H”であり、ステップ1Cにおける演算結果Yは“0F
H”となる。
【0015】つぎに、上記演算結果Yとn=3列目のド
ットデータとのANDを算出する(ステップ1D)。こ
の演算結果をn=3列目のドットデータとする。いま、
演算結果Yは“0FH”、n=3列目のドットデータは
“0FH”であり、ステップ1Dにおける演算結果は
“0FH”となる。この演算結果をn=3列目の新しい
ドットデータとする。
【0016】つぎに、n列目のドットデータをステップ
1Dで求めた新しいn列目のドットデータに書き換える
(ステップ1E)。いま、図3に示したオリジナルドッ
トパターンのn=3列目のドットデータは“0FH”で
あり、これがステップ1Dで求めた新しいn=3列目の
ドットデータ“0FH”に書き換えられる。この場合は
両者とも“0FH”なので図3に示したオリジナルドッ
トパターンは換わらない。
【0017】このようにしてn列目のドットデータを書
き換えたドットパターンのデータをバッファ15に格納
する。この後、バッファ15に格納してあるドットパタ
ーンに基づいて、上記と同様にしてn+1列目、n+2
列目……のドットデータを書き換えていく。
【0018】図4に上記3列目のドットデータの変換に
つづいて、4列目のドットデータを変換したドットパタ
ーンを示す。
【0019】図5は5列目のドットデータを変換したド
ットパターンを示している。これは図4に示したドット
パターンの5列目について上記と同様のデータ変換を行
なったものである。
【0020】図6は図5に示したドットパターンの6列
目についてデータ変換を行なったものである。
【0021】図7は図6に示したドットパターンの7列
目についてデータ変換を行なったものである。ドットデ
ータは7列目までなので、これでデータ変換を終了す
る。次に、図2について解説する。ステップ1Aは
「(n−1)ドットと(n)ドットとをANDした結果
と(n+1)ドットとをORした結果を(n+1)ドッ
トデータとする」ので、2個の連続ドットを3個の連続
ドットに変更し、以下のステップ1Bからステップ1D
の処理は、3個以上の連続ドットが対象となる。ステッ
プ1Bはステップ1Cで用いるXを定めるもので、
「(n+1)ドットと(n−2)ドットとをANDした
結果のNOTをXとする」ので、Xが“1”となる条件
は、(n+1)が“0”、または(n−2)が“0”の
場合(条件)で、Xが“0”となる条件は、(n+
1)が“1”で、かつ(n−2)が“1”の場合(条件
)である。ステップ1Cはステップ1Dで用いるYを
定めるもので「(n+2)ドットとXとをORした結果
と(n−1)ドットのNOTとをANDした結果をYと
する」ので、Yが“1”となる条件は、(n+2)また
はXが“1”で、かつ(n−1)が“0”の場合(条件
)で、Yが“0”となる条件は、(n+2)が“0”
で、かつXが“0”の場合(条件−1)、または(n
−1)が“1”の場合(条件−2)である。ステップ
1Dは「Yと(n)ドットとをANDした結果を(n)
ドットとする」ので、(n)ドットが“1”の場合に
(n)ドットを残す条件は、Yが“1”の場合(条件
)で、(n)ドットが“1”の場合に(n)ドットを
削除する条件は、Yが“0”の場合(条件)である。
ここで、条件と条件と条件により、(n+2)が
“1”、かつ(n−1)が“0”の場合(n)ドットを
残し(動作 A)、(n+1)が“0”、かつ(n−1)
が“0”の場合(n)ドットを残し(動作B)、(n−
2)が“0”、かつ(n−1)が“0”の場合(n)ド
ットを残す(動作C)という(n)ドットが“1”の場
合に(n)ドットを残す3種類の動作を実行する。ま
た、条件と条件−1および条件と条件−2と条
件により、(n−1)が“1”の場合(n)ドットを
削除(動作D)、(n+2)が“0”、かつ(n+1)
が“1”、かつ(n−2)が“1”の場合(n)ドット
を削除する(動作E)という(n)ドットが“1”の場
合に(n)ドットを削除する2種類の動作を実行する。
さらに、上述したステップ1Aからステップ1Dまでの
動作を終了するとステップ1Eを実行し、次の列のドッ
トデータについて上記と同様な動作を行い、この動作を
ドットが終了するまで行う。以上の各動作により、3個
以上の連続ドットに対して、一方の端から行方向に向か
って順次ドットパターンを変換していく際に、上記一方
の端のドットをドットの順番の基準とするとともにドッ
トを残し(図4の3列目のように動作Aまたは動作Cが
作用すること)、n−1番目のドットポジションが空白
のドットポジションでn+1番目のドットポジションが
上記連続ドットの他端のドットである場合はn番目のド
ットポジションのドットを削除するとともにそのn+1
番目のドットポジションのドットは残し(図5の3行目
のように、5列目においては動作Eが、6列目において
は動作Bが作用すること)、 n−1番目のドットポジ
ションが空白のドットポジションでn+1番目のドット
ポジションが上記連続ドットの他端のドットと異なるド
ットである場合はn番目のドットポジションのドットを
残し(図5の5列目のように、1行目および2行目にお
いては動作Bが、4行目においては動作Aが作用するこ
と)、 n−1番目のドットポジションのドットが残っ
ている場合はn番目のドットポジションのドットを削除
する(図4 の4列目のように動作Dが作用すること)ド
ットパターン変換を行っている。
【0022】以上のようにして図3に示したオリジナル
ドットパターンが図7に示したドットパターンに変換さ
れ、このドットパターンに基づいて出力手段13でパタ
ーンが記録される。このように、オリジナルドットパタ
ーンで4以上の偶数個の連続ドット列は、必ず先端と終
端のドットが残り、ドット間にドット不在のドットポジ
ションが連続する箇所(図7の第3行目)が存在するよ
うにパターン変換される。
【0023】なお、上記ドット削除方法では縦列の4つ
のドットポジション分を4ビットデータとして用いて変
換処理を行なったが、例えば縦列の1ビットずつすなわ
ち1行ずつ変換処理してもよいし、ビット数は任意に設
定してよい。
【0024】ところで、上記ドット削除方法によれば、
図8に示したドットパターンは図9のように変換される
が、3列目と4列目のようにドット不在のドットポジシ
ョンが隣り合って縦方向に連続しているので、パターン
の品質が低下する。このような場合があるので、所定の
アルゴリズムによりオリジナルドットパターンの連続ド
ット数を変換した後で、上記ドット削除方法によってド
ットを削除することが考えられる。
【0025】そこで、そのドットパターン変換方法(第
2の実施例)を、図10のフローチャートに沿って説明
する。なお、以下のドットパターン変換動作は制御手段
14の制御によって行なわれる。
【0026】まず、記憶手段11からパターンデータを
読み出す。いま、図11に示したように線ADと線BC
Eに囲まれたパターンがあり、点A〜Eの座標データ
(x,y)が上記記憶手段11に格納されている。この
パターンをドットパターンにすると図8のようになる。
このドットパターンをオリジナルドットパターンとして
倍率1でドットパターン変換を行なうものとする。
【0027】最初に、点の線幅情報を求める。線幅情報
とはパターンの線に囲まれた部分の大きさ、すなわち線
の太さに相当するものである。図11に示した点A〜E
の各線幅情報(x,y)は、点Aの線幅情報=(0,
0)(x方向の線幅=0,y方向の線幅=0)、点Bの
線幅情報=(2,0)(x方向の線幅=2,y方向の線
幅=0)、点Cの線幅情報=(5,0)(x方向の線幅
=5,y方向の線幅=0)、点Dの線幅情報=(0,
0)(x方向の線幅=0,y方向の線幅=0)、点Eの
線幅情報=(5,0)(x方向の線幅=5,y方向の線
幅=0)となる。
【0028】つぎに、各点のx座標とy座標のそれぞれ
についてデータ変換を行なう。
【0029】まず、点Aのx座標のデータ変換について
説明する。まず、(点Aのx座標+点Aの線幅情報のx
座標)×倍率を算出して、これをN1とし、(点Aの線
幅情報のx座標)×倍率を算出して、これをN2とする
(ステップ2A)。いま、点Aのx座標は“0”、点A
の線幅情報のx座標は“0”、倍率は“1”なので、N
1=(0+0)×1=0、N2=0×1=0となる。
【0030】つぎに、点Aの線幅情報のx座標が“0”
か否かを判定する(ステップ2B)。
【0031】いま、点Aの線幅情報のx座標は“0”な
ので、この場合はN1−N2を算出し、この結果を点A
の新たなx座標とする(ステップ2C)。N1−N2=
0−0=0となるので、この場合は点Aのx座標は変化
しない。
【0032】つぎに、点Cのx座標のデータ変換につい
て説明する。まず、N1とN2を求める。点Cのx座標
は“5”、点Cの線幅情報のx座標は“5”、倍率は
“1”なので、N1=(5+5)×1=10、N2=5
×1=5となる(ステップ2A)。
【0033】つぎに、点Cの線幅情報のx座標が“0”
か否かを判定する(ステップ2B)。いま、点Cの線幅
情報のx座標は“0”ではないので、つぎに、N2が
“0”か否かを判定する(ステップ2D)。
【0034】ステップ2DでN2が“0”であると判定
した場合は、N2=1として(ステップ2E)、ステッ
プ2Cに進んでN1−N2を算出し、これを点Cの新た
なx座標とする。
【0035】いま、N2は“0”ではないので、つぎ
に、N2が“3”以上の奇数が否かを判定する(ステッ
プ2F)。N2=5なので、つぎに、N2を1減じる
(ステップ2G)。すなわち、ここでN2=5−1=4
とする。つづいて、ステップ2Cに進んでN1−N2を
算出し、これを点Cの新たなx座標とする。すなわち、
いまN1=10、N2=4なので、N1−N2=10−
4=6となり、これを点Cの新たなx座標とする。
【0036】上記と同様の変換動作により他の点B、
D、Eの各x座標についてもデータ変換を行なう。その
結果、点Bのx座標は“2”、点Dのx座標は“0”、
点Eのx座標は“6”となる。
【0037】このようにして各点のx座標を変換した
後、図10と同様のフローチャートによって今度は各点
のy座標についてデータ変換を行なう。本例では、各点
の線幅情報のy座標がすべて“0”なので、各点ともy
座標は変わらない。
【0038】x座標、y座標とも変換した後に、その新
たな座標データに基づいてドットパターンを作成し、バ
ッファ15に格納する。
【0039】本例における点A〜Eの変換後の座標は、
点A(0,0)、点B(2,0)、点C(6,4)、点
D(0,8)、点E(6,8)となる。その変換後のド
ットパターンを図12に示す。そして、第1の実施例で
示した方法を用いて、バッファ15に格納されている図
12に示したドットパターンのドットを選択的に削除
し、そのドットパターンに基づいて出力手段13でパタ
ーンを記録する。ドット削除後のドットパターンを図1
3に示す。同図に示したように、オリジナルドットパタ
ーンにおいて2n個(n≧2)の連続ドットが2n+1
個すなわち奇数個の連続ドットに変換されたため、ドッ
ト不在のドットポジションが連続する箇所が少なくな
り、図9に示したドットパターン中にあった縦方向の2
ドット分の隙間がなくなっている。
【0040】なお、上記ドットパターン変換方法では、
ステップ2GにおいてN2を1減じるようにしたが、N
2を1加えるようにしてもよい。すなわち、オリジナル
ドットパターンにおける2n個(n≧2)の連続ドット
を2n−1個の連続ドットに変換するようにしてもよ
い。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、特に文字や図形等のパ
ターンを表わし4個以上の偶数個の連続ドットを含むド
ットパターン中の3個以上の連続ドット中の所望のドッ
トを削除する場合、パターンのエッジ部分の崩れが生じ
ないようにドットを削除し、かつ連続するドットがな
く、かつドット不在のドットポジションが連続する場合
も最大2個しか連続せずしかもそのようなドット不在の
連続ドットポジションが変換前の連続ドットに1つしか
存在しないようにドットを削除するので、ほとんど記録
品質を低下することなく、高速印字が実行できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示したブロック図
【図2】図1の動作を説明するためのフローチャート
【図3】ドットパターンの一例を示した説明図
【図4】図1の動作説明のための説明図
【図5】図1の動作説明のための説明図
【図6】図1の動作説明のための説明図
【図7】図1の動作説明のための説明図
【図8】ドットパターンの一例を示した説明図
【図9】図8に示したドットパターンのドット削除後の
ドットパターン
【図10】本発明の他の実施例の動作を説明するための
フローチャート
【図11】パターンの一例を示した説明図
【図12】図8に示したドットパターンの変換後のドッ
トパターン
【図13】図12に示したドットパターンの変換後のド
ットパターン
【符号の説明】 11 記憶手段 13 出力手段 14 制御手段
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−202458(JP,A) 特開 平4−7166(JP,A) 特開 平5−104780(JP,A) 特開 昭63−270152(JP,A) 特開 平2−302170(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 文字や図形等のパターンを表わすドット
    パターン中の3個以上の連続ドットに対して、一方の端
    から行方向に向かって順次ドットパターンを変換してい
    くドットパターン変換方法において、 上記一方の端のドットをドットの順番の基準とするとと
    もにドットを残し、 n−1番目のドットポジションが空白のドットポジショ
    ンでn+1番目のドットポジションが上記連続ドットの
    他端のドットである場合はn番目のドットポジションの
    ドットを削除するとともにそのn+1番目のドットポジ
    ションのドットは残し、 n−1番目のドットポジションが空白のドットポジショ
    ンでn+1番目のドットポジションが上記連続ドットの
    他端のドットと異なるドットである場合はn番目のドッ
    トポジションのドットを残し、 n−1番目のドットポジションのドットが残っている場
    合はn番目のドットポジションのドットを削除すること
    を特徴とするドットパターン変換方法。
  2. 【請求項2】 文字や図形等のパターンのアウトライン
    を確定する複数の特定点に応じてドットパターンを作成
    し、その作成したドットパターン中の3個以上の連続ド
    ットに対して、一方の端から行方向に向かって順次ドッ
    トパターンを変換していくドットパターン変換方法にお
    いて、 上記複数の特定点の座標を所望の倍率に応じて変換し、 上記行方向において上記変換後の特定点によって確定さ
    れる上記変換後の特定点を含む連続ドット数が2a(但
    し、aは2以上の整数)となる場合、その連続ドット数
    が2a+1または2a−1となるように上記変換後の特
    定点の座標を補正し、 上記補正した特定点に基づきドットパターンを作成し、 上記一方の端のドットをドットの順番の基準とするとと
    もにドットを残し、 n−1番目のドットポジションが空白のドットポジショ
    ンでn+1番目のドットポジションが上記連続ドットの
    他端のドットである場合はn番目のドットポジションの
    ドットを削除するとともにそのn+1番目のドットポジ
    ションのドットは残し、 n−1番目のドットポジションが空白のドットポジショ
    ンでn+1番目のドットポジションが上記連続ドットの
    他端のドットと異なるドットである場合はn番目のドッ
    トポジションのドットを残し、 n−1番目のドットポジションのドットが残っている場
    合はn番目のドットポジションのドットを削除すること
    を特徴とするドットパターン変換方法。
  3. 【請求項3】 文字や図形等のパターンを表わし3個以
    上の連続ドットを含むドットパターンを記憶する記憶手
    段と、上記連続ドットに対して、一方の端から行方向に
    向かって順次ドットパターンを変換する制御手段と、上
    記変換されたドットパターンに基づいて記録を行う出力
    手段とを備え、 上記制御手段は、上記一方の端のドットをドットの順番
    の基準とするとともにドットを残し、n−1番目のドッ
    トポジションが空白のドットポジションでn+1番目の
    ドットポジションが上記連続ドットの他端のドットであ
    る場合はn番目のドットポジションのドットを削除する
    とともにそのn+1番目のドットポジションのドットは
    残し、n−1番目のドットポジションが空白のドットポ
    ジションでn+1番目のドットポジションが上記連続ド
    ットの他端のドットと異なるドットである場合はn番目
    のドットポジションのドットを残し、n−1番目のドッ
    トポジションのドットが残っている場合はn番目のドッ
    トポジションのドットを削除するものであることを特徴
    とするドットパターン変換装置。
  4. 【請求項4】 文字や図形等のパターンのアウトライン
    を確定する複数の特定点の座標を記憶する記憶手段と、
    上記複数の特定点に基づきドットパターンを作成し、そ
    の作成したドットパターン中の3個以上の連続ドットに
    対して、一方の端から行方向に向かって順次ドットパタ
    ーンを変換していく制御手段と、上記変換されたドット
    パターンに基づいて記録を行う出力手段とを備え、 上記制御手段は、上記複数の特定点の座標を所望の倍率
    に応じて変換し、上記行方向において上記変換後の特定
    点によって確定される上記変換後の特定点を含む連続ド
    ット数が2a(但し、aは2以上の整数)となる場合、
    その連続ドット数が2a+1または2a−1となるよう
    に上記変換後の特定点の座標を補正し、上記補正した特
    定点に基づきドットパターンを作成し、上記一方の端の
    ドットをドットの順番の基準とするとともにドットを残
    、n−1番目のドットポジションが空白のドットポジ
    ションでn+1番目のドットポジションが上記連続ドッ
    トの他端のドットである場合はn番目のドットポジショ
    ンのドットを削除するとともにそのn+1番目のドット
    ポジションのドットは残し、n−1番目のドットポジシ
    ョンが空白のドットポジションでn+1番目のドットポ
    ジションが上記連続ドットの他端のドットと異なるドッ
    トである場合はn番目のドットポジションのドットを残
    し、n−1番目のドットポジションのドットが残ってい
    る場合はn番目のドットポジションのドットを削除する
    ものであることを特徴とするドットパターン変換装置。
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