JPS63210887A - ワ−ドプロセツサ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、ドツトマトリクス構成の表示装置とドツト印
字方式の印字装置とを備えたワードプロセッサに係り、
特に文字の横幅の大きさに応じて印字文字間隔を割部す
る際の文字表示手段を改良したワードプロセッサに関す
る。

（従来の技術） 従来、ドツトマトリクス構成の表示装置とドツト印字方
式の印字装置とを備えたワードプロセッサに於いて、上
記表示装置に英字等を表示する場合、第９図に示すよう
に、通常、８Ｘ８ドツト構成のドツトマトリクスを単位
に、文字を７ｘ５ドツトで表現した表示フォントを用い
、表示桁を固定として文字を表示していた。

これに対して印字機構には印字文字の横幅に応じて文字
間の空白部分を可変する、所謂プロポーショナルスペー
シング印字機能をもつものがある。

このプロポーショナルスペーシング印字は見栄えがよく
すっきりした印字となるので英文印刷の場合は好んで良
く使用される。

しかしながら、上記したプロポーショナルスペーシング
印字により文字を打出した場合、第８図（ａ）、（ｂ）
に示すように、その打出した文字（印刷された文字）と
表示装置（例えばＬＣＤ表示装置）上に表示された文字
とで文字間隔が互いに異なり、表示装置上の文書イメー
ジがそのままの状態で（同一イメージで）印字されない
ことから、表示イメージと実際に打出した印刷イメージ
との間に於いて、例えば文字の上下方向の相対的な位置
ずれが生じたり、文字シフトに伴う罫線の位置ずれが生
じたりして表示上に於ける編集イメージが大幅に崩れて
しまうという不都合があった。

（発明が解決しようとする問題点） 上述したように、従来ではプロポーショナルスペーシン
グ印字により文字を打出した場合、その打出した文字と
表示装置上に表示された文字とで文字間隔が互いに異な
ることから、表示装置上の文書イメージがそのままの状
態で印字されないという文書編集上の不都合があった。

本発明は上記実情に鑑みなされたもので、プロポーショ
ナルスペーシング印字による文書印刷時に於いて、その
印刷対像文書を実際に印刷されるイメージと同一のイメ
ージにて表示装置上に表示でき、これによりプロポーシ
ョナルスペーシング印字の際の文書編集作業を容易かつ
円滑に行なうことのできるワードプロセッサを提供する
ことを目的とする。

［発明の構成］ （問題点を解決するための手段及び作用）本発明は上記
目的を達成するために、表示フォントによる１文字の構
成横ドツト数を印字フォントの対応する１文字の構成横
ドツト数の１／整数とし同表示フォント及び印字フォン
トの各文字類を横ドツト数をもとに複数のグループに区
分する手段と、その区分されたグループに固有のドツト
系列をもって表示文字を展開処理する手段とを備えた構
成として、プロポーショナルスペーシング印字による文
書印刷の際に、その印刷対象文書を実際に印刷されるイ
メージと同一のイメージにて表示装置上に表示できるよ
うにしたもので、これによりプロポーショナルスペーシ
ング印字の際の文書ｒＡ集作業を容易かつ円滑に行なう
ことができる。

（実施例） 以下第１図乃至第７図を参照して本発明の一実施例を説
明する。

第１図（Ａ）、（、Ｂ）は本発明の一実施例に於ける印
字フォントと表示フォントとの関係を示したもので、同
図（Ａ）は印字フォントを横ドツト数に応じて４グルー
プに区分した際の各グループ毎の代表的な印字フォント
例とその横ドツト数を対比して示す図、同図（Ｂ）は上
記実施例に於いて上記印字フォントと同様に４グループ
に区分された表示フォントのドツトマトリクス構成を示
したもので、ここでは、８ドツト系列、７ドツト系列、
６ドツト系列、５ドツト系列の４種に区分される。

第２図は上記第１図（Ｂ）に示すグループ（８ドツト系
列、７ドツト系列、６ドツト系列、５ドツト系列）の代
表的な表示フォント例を示す図である。

第３図は上記第２図に於ける各グループの表示フォント
ドツトマトリクスに当該文字のグループを表わす区分（
ドツト系列）情報を格納した状態を示す図であり、ここ
では上記グループ分けされたドツト系列のうち、８ドツ
ト系列を’　１１　”、７ドツト系列を“’１０”、６
ドツト系列を０１”、５ドツト系列を°’　ｏ　ｏ　”
の各ビットパターン（各１スライス当り）で示している
。

第４図は上記実施例に於けるワードプロセッサの内部構
成要素を示すブロック図である。

第４図に於いて、１０は装置全体の制御を司るＣＰＵで
あり、ここではキー人力判別、文書の編集校正等の処理
に加え、ブロボーショナルスベ−シング印字の際の表示
文字間制御処理機能をもつ。

１１はキーボード（ＫＢ）、１２はキー人力ｌ１ｌＩＩ
Ｋ１部（ＫＢ−ＩＦ）であり、キーボード１１からの入
力データがキー人力制即部１２を介してＣＰ　Ｕ　１０
に入力される。１３は上記ＣＰ　Ｕ　１０によりリード
アクセスされるＲＯＭであり、文書の入力及び編集処理
を含む装置全体の制御プログラム、プロポーショナルス
ペーシング印字による印字処理プログラム、及び第５図
に示すような表示処理プログラム等、各種のプログラム
を格納するプログラム格納領域が設けられるとともに、
取扱い可能な文字コードそれぞれに対応した文字パター
ンが格納されるフォント格納領域（以下フォントＲＯＭ
と称す）が設けられる。

１４は上記ｃ　ｐ　ｕ　ｉｏによりリードアクセスされ
るＲＡＭであり、ＣＰ　Ｕ　１０の処理に供される作業
領域、文よバッファ領域、印字バッファ領域、更には別
個に示した表示バッフ１ｗＡ域（以下表示用ドツトメモ
リと称す）１６等をもつ。１５は表示コントローラ（表
示ＣＮ　Ｔ　）　Ｔ−あり、ＣＰ　Ｕ　１０のｉｌｌ　
１１１（７）下に表示用ドツトメモリ１６に展開された
表示イメージデータ（グラフィックデータ）を読出し、
ＬＣＤ表示器１７に表示する。

１８はＣＰ　Ｕ　１０の制御の下にプリンタ１９を駆動
制御するためのプリンタインターフェイス（ＰＲＴ−Ｉ
Ｆ＞、２０はＣＰ　Ｕ　１０の制御の下に文言ファイル
等として用いられるフロッピィディスクにデータをリー
ド／ライトするフロッピィディスクドライブ（ＦＤＤ）
２１を駆動制卸するためのフロッピィディスクドライブ
インターフェイス（ＦＤＤ−ＩＦ）である。

第５図乃至第７図はそれぞれ上記実施例の動作を説明す
るためのもので、第５図は表示ドツトの展開処理フロー
を示すフローチャート、第６図は同表示展開処理を説明
するための図、第７図は同表示例を示す図である。

ここで上記第１図乃至第７図を参照して一実施例の動作
を説明する。

ワードプロセッサで扱う英文文字は良く知られているよ
うに、［Ｗ］、［Ｍ］のように横方向の幅が広い文字と
、［ＩＦ、［ｉ］のように横方向の幅が狭い文字とが存
在する。これら幅の異なる文字類が混在する文書を見易
い奇麗な文字配列で印字するための印字手段として上記
したようなプロポーショナルスペーシング印字ｔｌ構が
設けられる。このプロポーショナルスペーシング印字に
対応して、本発明に於いては、第１図（Ａ）に示すよう
なドツトマトリクス構成の印字用フォントと、第２図に
示すようなドツトマトリクス構成の表示用フォントの各
々を対象に、そのフォントを文字の横幅の大きさくドツ
ト数）により複数のグループ（即ちここでは４グループ
）に区分けするとともに、ＬＣＤ表示フォントの横構成
ドツト数を印字フォントの横構成ドツト数の１／整数に
対応させる。このグループ数は多い程、きめの細かいス
ペーシング印字！１ＪｔｌＤが行なえるが、その制■が
著しく繁雑となるため、ここではプロポーショナルスペ
ーシング印字効果が十分に発揮できその処理が簡単かつ
高速に行なえ得ることを考慮して４グループに区分けし
た。

このグループ分けされた印字フォント及び表示フォント
のうち、表示フォントは、第２図に示すように、左右の
各１ドツトエリアにそれぞれ空白部分を設ける。この空
白部分を表示フォントの上位２ドツトエリアに纏めて表
示フォントを右に１ドツト分シフトした表示フォントデ
ータ（グラフィックデータ）の構成例を第３図に示して
いる。

ここでは４グループのうち、最も横ドツト数の多い表示
フォントグループを８ドツト系列（６ドツト＋左右の空
白１ドツト〉、最も横ドツト数の少ない表示フォントグ
ループを５ドツト系列（３ドツト士左右の空白１ドツト
）として、８ドツト系列は第１ドツト＝“１”・第２ド
ツト−ＩＩ　１　ＩＩ、７ドツト系列は第１ドツト＝　
１１１１１　・第２ドツト−“Ｏ”、６ドツト系列は第
１ドツト＝　１１０１１　・第２ドツト−”　１　”　
、５ドツト系列は第１ドツト＝“Ｏ″・第２ドツト−゛
０パの各データパターンで示している。

上記したグループ分けに於いて、印字フォントの横構成
ドツト数の最大のものは３２ドツトのグループで、上記
した表示フォントの８ドツト系列に対応し、例えば［Ｗ
］、［Ｘ］、［Ｍ］などが同グループに含まれる。この
グループ分けの際、印字フォントデザインの都合で３２
ドツトに若干欠けるドツト構成（例えば２９ドツト、３
１ドツト等）となる文字もあるが、これらはフォント中
に含まれるスペース（空白）等で調整し、取扱われる各
文字が上記４つのグループ（横ドツト数−３２ドツト／
２８ドツト／２４ドツト／２０ドツト）の何れかに含ま
れるようそれぞれ文字パターンを作成する。

上記したような表示フォントを用いて第５図及び第６図
に示すような表示処理を実行することにより、第４図の
ＬＣＤ表示器１７には、第７図に示す如く、グループ分
けされた印字文字の横幅の違いに応じたグループ単位で
の文字量制御による文字列が表示される。

以下に上記グループ分けされた表示フォントを用いた文
字表示動作を説明する。

キーボード１１のキー操作に伴う入力文字コードは、Ｃ
Ｐ　Ｕ　１０の制御の下に、ＲＡＭ１４の内の文書バッ
ファ領域に貯えられ、更にその文字データをもとにＲＯ
Ｍ１３内のフォントＲＯＭより文字コードに従う表示用
の文字パターンが生成されて、同文字パターンがその文
字幅に応じた文字量制御をもって表示用ドツトメモリ１
６に展開される。又、上記文書バッファ領域に貯えられ
た文書は、文書の入力・編集処理の終了に伴う文書保存
処理によりフロッピィディスクドライブインターフェイ
ス２０を介しフロッピィディスクドライブ２１に送出さ
れて文書ファイル（フロッピィディスク）に保存される
。又、印字出力の際は、印字指令をもとに、印字文書に
従う印字ドツトイメージデータが生成され、同データが
プリンタインターフェイス１８を介しプリンタ１９に送
出されて、従来と同様のプロポーショナルスペーシング
印字により打出される。

ここで上記文書バッファ領域に貯えられた文字データを
もとにＲＯＭ１３内のフォントＲＯＭより文字コードに
従う表示用の文字パターンを生成し、その文字幅に応じ
た文字量制御をもって表示用ドツトメモリ１６に展開す
る際の表示処理動作を第５図の表示処理フローと第６図
の展開処理図に従い説明する。

キーボード１１のキー操作に伴う入力文字コードは、Ｃ
Ｐ　Ｕ　１０の制御の下に、ＲＡＭ１４の内の文書バッ
ファ領域に貯えられ、更にその文字データをもとにＲＯ
Ｍ１３内のフォントＲＯＭより文字コードに従う表示用
の文字パターンが生成されて、同文字パターンがその文
字幅に応じた文字間制罪をもって表示用ドツトメモリ１
６に展開される。

この際、ＣＰ　Ｕ　１０の割部の下に、第３図に示すよ
うなドツト系列を示す区分情報に従う表示フォントの横
ドツト数の大きさにより、表示データを詰めながら表示
ドツトデータを並べ換え、新たに８ピツトずつのデータ
を作成して表示用ドツトメモリ１６上に展開する。

具体的には、第６図に示すように、文字［Ｉ］。

［Ｗ］、［Ｒ］を詰めて（重ね合わせて）表示するとき
、先ず第１スライスのデータ ＯＥＨ（“’００００１１１０”　＞。

４２Ｈ（“０１００００１０”）。

３０Ｈ（”００１１１１００”　）がツレぞれＲＯＭ１
３内のフォントＲＯＭより読出される（第５図ステップ
８１〜８３）。

ここで、文字［１］は５ドツト系列、［Ｗ］は８ドツト
系列、［Ｒ］は７ドツト系列であることが、それぞれ前
述した２ビツトの区分情報“ｏｏ”、　　“１１　”　
、　　“１０°′から認識できる。

この際、文字［Ｉ］は５ドツト系列（区分情報＝“”０
０”）であるので、第６図に斜線で示す如く空白部を３
ドツト詰め（削除し）、又、文字［Ｗ］は８ドツト系列
（区分情報＝“１１パ）であるので空白部を詰めず、又
、文字［Ｒ］は７ドツト系列（区分情報−１０”）であ
るので空白部を１ドツト詰めて、第６図の最下段に示す
ように、新たに８ドツト単位のデータ （７２Ｈ−”０１１１００１０”。

１３Ｈ−“０００１００１１　”　、・・・）を作成し
、表示用ドツトメモリ１６上に展開して表示する（第５
図ステップ８４〜ＳＳ６　）。　このような表示データ
の並べ換え処理を介在した表示ドツトデータの展開処理
を文字高ドツト数に相当する８ライン（８スライス）分
、繰返し実行する（第５図ステップ８３〜８７）。この
際、各ライン毎に区分情報が認識され、そのドツト系列
に従うドツト詰め処理がなされる。

これによって、ＬＣＤ表示器１７には、プロポーショナ
ルスペーシング印字に合致して、第７図に示すように、
各文字間に一定の（２ドツトずつ）空白を設けた文字列
がＬＣＤ表示器１１に表示される。

尚、上記した２ピツトの区分情報は、フォント作成の段
階で最初から第３図に示すように左２ドツトの領域にパ
ターン形成してもよいが、左右の各１ドツトの領域に分
割した状態で書込んでおき、読出し時に１ビツトシフト
して、その結果第３図に示すような２ビツトの区分情報
を得てもよい。

上述の如くして、表示データの並べ換え処理を介在した
表示ドツトデータの展開処理が実行されることにより、
プロポーショナルスペーシング印字により文字を打出し
た場合と同様の文字配列による文書表示が可能となり、
従って表示装置上の文書イメージがそのままの状態で印
字されることから印刷文書を一旦印刷して確認するとい
う無駄な作業が不要となり、印刷文書のＩ！東作業が円
滑に行なえる。

［発明の効果］ 以上詳記したように本発明のワードプロセッサによれば
、表示フォントによる１文字の構成横ドツト数を印字フ
ォントの対応する１文字の構成横ドツト数の１７整数と
し同表示フォント及び印字フォントの各文字類を横ドツ
ト数をもとに複数のグループに区分する手段と、その区
分されたグループに固有のドツト系列をもって表示文字
を展開処理する手段とを備えた構成としたことにより、
プロポーショナルスペーシング印字による文書印刷の際
に、その印刷対象文書を実際に印刷されるイメージと同
一のイメージにて表示装置上に表示でき、これによりプ
ロポーショナルスペーシング印字の際の文書編集作業を
容易かつ円滑に行なうことができる。

【図面の簡単な説明】

第１図（Ａ）、（Ｂ）は本発明の一実施例に於ける印字
フォントと表示フォントとの関係を示す図、第２図は上
記第１図（Ｂ）に示すグループ（８ドツト系列、７ドツ
ト系列、６ドツト系列。 ５ドツト系列〉の代表的な表示フォント例を示す図、第
３図は上記第２図に於ける各グループの表示フォントド
ツトマトリクスに当該文字のグループを表わす区分（ド
ツト系列）情報を格納した状態を示す図、第４図は上記
実施例に於けるワードプロセッサの内部構成要素を示す
ブロック図、第５図は上記実施例に於ける表示ドツトの
展開処理フローを示すフローチャート、第６図は同表示
展開処理動作を説明するための図、第７因は同表示例を
示す図、第８図（ａ）、（ｂ）は従来の印刷された文字
と表示装置上に表示された文字との文字間隔の違いを示
す図、第９図は従来の表示文字単位のドツトマトリクス
構成を示す図である。 １０・・・ＣＰＬＩ、１１・・・キーボード（ＫＢ）、
１２・・・キー人力制御部（ＫＢ−Ｉ　Ｆ）　、１３・
・・ＲＯＭ、１４・・・ＲＡＭ、１５・・・表示コント
ローラ（表示ＣＮＴ）、１６・・・表示用ドツトメモリ
、１１・・・ＬＣＤ表示器、１８・・・プリンタインタ
ーフェイス（ＰＲＴ−ＩＦ＞、１９・・・不利、２０・
・・フロッピィディスクドライブインターフエ、イス（
ＦＤＤ−ＩＦ）、２１・・・フロッピィディスクドライ
ブ（ＦＤＤ）。 出願人代理人　弁理士　鈴　江　武　彦（Ａ）　　　　
　　　　　　　　　　　ＣＢ）第１図 ８ドｌト　　　　　　　７ドノト　　　　　　　６ド／
ト　　　　　　５ドｌト第２図 ８ドツト系列　　　　７ド・ｌト系列　　　６ドツト系
列　　　５ドツト系列第３図 第４図 第５図 第６図 第７図

Claims (3)

【特許請求の範囲】
1. （１）、ドットマトリクス構成の表示装置と、ドット印
   字方式の印字装置とを備えたワードプロセッサに於いて
   、表示フォントによる１文字の構成横ドット数を印字フ
   ォントの対応する１文字の構成横ドット数の１／整数と
   し、同表示フォント及び印字フォントの各文字類を横ド
   ット数をもとに複数のグループに区分する手段と、同手
   段により区分されたグループに固有のドット系列をもっ
   て表示文字を展開処理する手段とを具備してなることを
   特徴としたワードプロセッサ。
2. （２）、上記表示フォントによる文字それぞれのドット
   マトリクスに少なくとも２ドット幅の非表示特定領域を
   設け、同領域に当該文字の横ドット数を示すグループ情
   報を格納した特許請求の範囲第１項記載のワードプロセ
   ッサ。
3. （３）、上記表示フォントによる文字それぞれのドット
   マトリクスの左端及び右端にそれぞれ非表示特定領域を
   設け、同領域に当該文字の横ドット数を示すグループ情
   報を格納した特許請求の範囲第１項記載のワードプロセ
   ッサ。