JPS61296388A - 罫線削除方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ｊｉｌｉ業上の利用分野） 本発明は、ワードプロセッサを用いて表を作成する場合
に好適な、作表方法の改良に関する。

（従来の技術） ワードプロセッサは、文章を記憶装置に収容しておいて
、必要に応じて適宜これを呼び出し必要な修正・追加を
行なって印字するために用いられる。作表をする場合に
は、罫線を構成する一文字分のパターンを記憶しておき
、これをかなや漢字と同様に取扱うことにより罫線を書
込み、又は必要に応じて削除している。

第６図は罫線の削除動作を示したもので、（ａ）は横罫
線の削除、伽）は縦罫線の削除を示している。

図において、Ｆは罫線の削除動作の開始位置、Ｔは罫線
の削除動作の終了位置を示している。

第６図（ａ）において、すでに書込まれである横罫線の
うち指定された区間が削除される。第６図（ｂ）の縦弊
線も同様である。

（発明が解決しようとする問題点） φ しかじなら、このような方法によって罫線の削除動作を
すると、一本の罫線には必ず一組の開始位置Ｆと終了位
置Ｔを設定しなければならず、１回の設定動作で１本の
罫線が削除されるだけであった。このため、多くの罫線
を削除する場合に゛は、この設定動作を何回も繰返さね
はならず１作表効率がよくなかった。

本発明は、上記のような従来方法の欠点をなくし、−回
の設定動作によって複数の罫線を削除することのできる
罫線削除方法を提供することを目的としたものである。

（問題点を解決するための手段） 本発明に係る方法は、罫線書込みに必要な情報を入力す
る入力手段と、入力された情報を記憶する記憶手段と、
この記憶された情報に基づいて罫線の書込みを行なうコ
ンピュータと、このコンピュータによって作られた罫線
を表示する表示手段とを備えた装置において、前記コン
ピュータは、（ａ）　　罫線の種類と、罫線を書込む開
始位置と、終了位置とを入力する入力過程と、 （ｂ）　　前記開始位置と終了位置とが定める範囲内の
指定された罫線を削除する削除過程と。

（ｃ）　　前記削除過程で罫線を削除する位置のパター
ンが隣接したパターンに適合するような罫線バターを挿
入する接続処理過程 とを経て罫線を削除することを特徴とするものである。

（実施例） 以下図面を用いて本発明を説明する。

第１図は本発明の方法を実施するための装置の構成図で
ある。図において、ｌは文字や記号を入力するキーボー
ド等の入力手段、２は入力された文字や記号を記憶する
記憶手段で、ディスクやＲＯＭ（Ｒｅａｄ　０ｎｌｙ　
Ｍｅｍｏｒｙ）によりて構成され、必要に応じてカナ漢
字変換するための辞書や入力された文章が記憶されてい
る。３は記憶された文章を表示するＣＲＴなどの表示手
段、４は文章を用紙に印字するプリンタ等の印字手段、
５は記憶されたプログラムに従りてワードアロセッサと
しての動作をするとともに各部の制御をするＣＰＵであ
る。

このように構成された装置においては、記憶手段２から
文章を表示手段３上に表示させ、適宜修正が入力手段１
ｔ−介して加えられ、修正された内容が表示手段３に表
示されるとともに記憶手段２の記憶内容も書替えられる
。

第２図は本発明の罫線削除方法の一実施例を示す流れ図
である。

まず罫線の種類を入力する（ステップ１）。罫線の種類
とは、横罫線、縦罫線、枠内部の横罫線と縦罫線の両方
又は枠のみの別をいう。

次に削除をする開始位置Ｆを入力する（ステップ２）。

たとえば、文章中におけるページ、行、列を数字で入力
してもよく、また表示手段３に表示された画像上で入力
してもよい。

次に、削除する終了位置Ｔを入力する（ステップ３）。

削除する領蛾は、開始位置Ｆと終了位置Ｔで定まる。

ＣＰＵ　５は開始位置Ｆによって示された文章中の位置
に検索位置を移動しくステップ４）、当該位置で検索を
する。検索とは、１つの文字について字体の別（例えば
明朝体かゴシック体であるかを示したもので、制御コー
ドによって知ることができる。）や、文字の種類（例え
ば漢字の阿とか英数字のＡであるとかの別を示したもの
で、文字コードによって知ることができる。）を調べる
ことをいう（ステップ５）。

検索した文字コードが削除対象の罫線と一致するか否か
を調べ（ステップ６）、是であれば当該罫線を削除しく
具体的には、あとで詳述する）、非であれば次へ進む（
ステップ７）。

ＣＰＵ　５は一行が終了したか否かを調べ（ステップ８
）、非であれば次の列の文字に移動しくステップ９）ス
テップ５〜８を繰返す。是であれば、行が終了位置Ｔで
指定される終了行であるか判断しくステップ１０）、非
であれば次の行に移動して（ステップｌｉ）ステップ５
〜ｌＯを繰返す。是であれば終了する。

第３図は前記第２図の流れ図における「罫線削除（ステ
ップ７）」の詳細を示したもので、本出顔人が提案した
特開昭５９−７１５３２号公報等で公知のものである。

この処理は、任意の文字についてその上下左右の４方向
に隣接する各文字・記号の状態をチェックして、その文
字に連なるような罫線パターンを選択して、その罫線を
適宜書替えるものである。

いま書込もうとする文字の位置の上下左右の各方向（右
方向の場合はこれから書込まれる罫線パターン）に対し
て、その位置に連なるような罫線がある場合をそれぞれ
２進数の１．２．４．８に対応させ、これらの数値の和
で周囲の状態を表わすものとすると、この値は、左方に
のみ連なる罫線が存在する時には０００１、上方にのみ
連なる罫線が存在する時には００１０、右方にのみ連な
る罫線が存在する時には０１００、下方にのみ連なる罫
線が存在する時には１０００となり、例えば、上方およ
び右方に連なる罫線が存在する時には０１１０となる。

このような周囲の状態とこれに対するレジスタ道、およ
び選択される記号の対応を第４図に示す。

すなわち、上方および右方に連なる罫線が存在する場合
には、これらの罫線を接続するような罫線パターンが選
択され、対応する文字コードがその座標に書き込まれる
。

第５図は罫線削除の具体列を示す説明図である。

この例では縦罫線を削除する場合を示す。まず、図の縦
方向に行、横方向に列が自然数で定義され、文書中の位
置を（行２列）で示す。すでに文書中には横三本、縦四
本の罫線からなる表が作成されている。

まずはじめに、種類として縦罫線の指示を行なう（ステ
ップ１）。開始位置Ｆを（２，４）、終２行から第９行
で囲まれる領域に存在する縦罫線（破線で示す）を削除
する。ここで第２行、第５行及び第９行には横罫線が存
在するので、第３図の流れ図に従い適切な罫線パターン
が選択されるが、それ以外の行ではスペースに書替えら
れる（ステップ４〜１１）。

（発明の効果） 以上説明したように本発明によれば、開始位置Ｆと終了
位置Ｔを入力すれば、その領域内の罫線が複数削除でき
るので１作表が効率的に行なえる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の構成図、第２図は第１図の
装置の流れ図、第３図は罫線削除の流れ図、第４図は罫
線削除の説明図、第５図は第１図の装置の具体例の説明
図、第６図は従来の罫線削除の説明図である。 １・・・入力手段、２・・・記憶手段、３・・・表示手
段、５・・・コンピュータ（ｃＰＵ　）。 痕５図 第６図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 罫線書込みに必要な情報を入力する入力手段と、入力さ
   れた情報を記憶する記憶手段と、この記憶された情報に
   基づいて罫線の書込みを行なうコンピュータと、このコ
   ンピュータによって作られた罫線を表示する表示手段と
   を備えた装置において、前記コンピュータは、 （ａ）罫線の種類と、罫線を書込む開始位置と、終了位
   置とを入力する入力過程と、 （ｂ）前記開始位置と終了位置とが定める範囲内の指定
   された罫線を削除する削除過程と、 （ｃ）前記削除過程で罫線を削除する位置のパターンが
   隣接したパターンに適合するような罫線パターを挿入す
   る接続処理過程 とを経て罫線を削除することを特徴とする罫線削除方法
   。