JPH11306172A - 文書データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 - Google Patents

文書データ処理装置およびそのプログラム記録媒体

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JPH11306172A
JPH11306172A JP10122728A JP12272898A JPH11306172A JP H11306172 A JPH11306172 A JP H11306172A JP 10122728 A JP10122728 A JP 10122728A JP 12272898 A JP12272898 A JP 12272898A JP H11306172 A JPH11306172 A JP H11306172A
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JP10122728A
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Inventor
Toshihiro Kiuchi
俊啓 木内
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文書中に修飾指定範囲を示す線分を任意に記
入するだけで、この範囲内の文書構成要素をその種類に
応じて修飾できる他に、その範囲の大きさで修飾する。 【解決手段】 文書印刷されている原稿中に修飾指定範
囲を示す囲み枠がカラーマーカペンによって記入され、
その原稿がカラーリーダ8によって読み取られると、C
PU1は囲み枠を判別すると共に、その枠内に含まれて
いる文書構成要素の種類を文書構造解析テーブル2−6
を参照して判別する。そして、この文書構成要素の種類
に基づいてデザイン決定メモリ2−7を検索し、対応す
るデザインデータを読み出し、囲み枠内の文書構成要素
をデザインデータに基づいてその枠の色、大きさで修飾
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、文書データに所
定の修飾を施す文書データ処理装置およびそのプログラ
ム記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータやワード
プロセッサ等の文書処理装置においては、表、グラフ、
イラスト、画像等を多用したグラフィカルな文書をカラ
ー出力することができるようになっており、オペレータ
は文書全体のレイアウトを考慮しながら入力操作によっ
て「タイトル」、「見出し」、「図形」、「表」などの
各要素を1つずつ指定しながら、色、網かけ、反転、ア
ンダライン、白抜き等の修飾を各要素に施すようにして
いた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、文書全
体をグラフィカルに、体裁良く、ハイセンスに作り上げ
るためには、オペレータが各種の技法やセンス、ソフト
ウェアの知識を必要とすると共に、画面を見ながら試行
錯誤を繰り返す等、膨大な作業を必要とするため、オペ
レータに大きな負担をかけていた。そこで、本出願人
は、オペレータの労力を必要とせず、またセンスや知識
によらず、文書全体のレイアウト状態を変更することも
なく、文書単位毎に文書全体の視読性を考慮してデザイ
ン的に見栄え良く修飾加工する自動デザイン技術(特願
平9−29864号、発明の名称:文書処理装置および
そのプログラム記録媒体)を提案した。この発明の課題
は、本出願人が先に提案した技術を改善するためになさ
れたもので、文書中に修飾指定範囲を示す線分を任意に
記入するだけで、この範囲内の文書構成要素をその種類
に応じて修飾できる他に、その範囲の大きさで修飾でき
るようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明の手段は次の通
りである。請求項1記載の発明は、文書中に任意に記入
された線分によって特定された範囲を修飾指定範囲とし
て判別する範囲判別手段と、文書構成要素の種類に対応
して修飾情報を記憶する修飾情報記憶手段と、前記範囲
判別手段によって判別された修飾指定範囲毎にその範囲
内に含まれる文書構成要素の種類を判別する要素判別手
段と、この要素判別手段によって判別された文書構成要
素の種類に基づいて前記修飾情報記憶手段を検索するこ
とにより対応する修飾情報を読み出す検索手段と、前記
範囲判別手段によって判別された修飾指定範囲内に含ま
れている文書構成要素を前記検索手段によって読み出さ
れた修飾情報に基づいて当該修飾指定範囲の大きさに修
飾する修飾加工手段とを具備するものである。なお、前
記修飾指定範囲を特定するための線分が任意の色によっ
て文書中に記入された際に、その線分の色を判別する色
判別手段を設け、前記修飾加工手段は、修飾指定範囲内
に含まれている文書構成要素を修飾情報に基づいて修飾
する際に、前記色判別手段によって判別された色を施し
て修飾するようにしてもよい。また、文書イメージを文
字認識してテキスト文書に変換する文字認識手段を設
け、前記範囲判別手段は文書イメージの中に含まれてい
る所定の線分に基づいて修飾指定範囲を判別し、前記要
素判別手段は修飾指定範囲内に含まれている文書構成要
素が前記文字認識手段によって文字認識された場合に、
その認識結果に基づいてその種類を判別するようにして
もよい。更に、文書データがテキスト画面に表示出力さ
れている状態において、前記範囲判別手段はテキスト画
面上に描画された線分に基づいて修飾指定範囲を判別す
るようにしてもよい。
【0005】請求項1記載の発明において、文書中に修
飾指定範囲を示す線分が任意に記入された際に、この線
分によって特定された範囲を修飾指定範囲として判別す
ると共に、この修飾指定範囲毎にその範囲内に含まれて
いる文書構成要素の種類を判別し、この種類に対応して
予め決められている修飾情報に基づいて当該指定範囲内
の文書構成要素をその指定範囲の大きさで修飾する。し
たがって、文書中に修飾指定範囲を示す線分を任意に記
入するだけで、この範囲内の文書構成要素をその種類に
応じて修飾できる他に、その範囲の大きさで修飾するこ
とができる。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)以下、図1〜図
7を参照してこの発明の第1実施形態を説明する。図1
(A)は文書データ処理装置の全体構成を示したブロッ
ク図である。CPU1はRAM2内にロードされている
各種プログラムにしたがってこの文書データ処理装置の
全体動作を制御する中央演算処理装置である。記憶装置
3はオペレーティングシステムや各種アプリケーション
プログラム、データファイル、文字フォントデータ等が
予め格納されている記憶媒体4やその駆動系を有してい
る。この記憶媒体4は固定的に設けたもの、もしくは着
脱自在に装着可能なものであり、フロッピーディスク、
ハードディスク、光ディスク、RAMカード等の磁気的
・光学的記憶媒体、半導体メモリによって構成されてい
る。また、記憶媒体4内のプログラムやデータは、必要
に応じてCPU1の制御により、RAM2にロードされ
る。更に、CPU1は通信回線等を介して他の機器側か
ら送信されて来たプログラム、データを受信して記憶媒
体4に格納したり、他の機器側に設けられている記憶媒
体に格納されているプログラム、データを通信回線等を
介して使用することもできる。また、CPU1にはその
入出力周辺デバイスである入力装置5、表示装置6、印
刷装置7、カラーリーダ8、文字認識装置9がバスライ
ンを介して接続されており、入出力プログラムにしたが
ってCPU1はそれらの動作を制御する。
【0007】入力装置5は文字列データ等を入力した
り、各種コマンドを入力するキーボード、マウス等のポ
インティングデバイスを有している。ここで、文書作成
時に入力装置5から1文書データが入力されると、表示
装置6のテキスト画面に表示出力されると共に、かな漢
字変換によって確定された確定文字列は、RAM2内に
格納される。なお、表示装置6は多色表示を行う液晶表
示装置やCRT表示装置あるいはプラズマ表示装置等で
あり、また印刷装置7はフルカラープリンタ装置で、熱
転写やインクジェットなどのノンインパクトプリンタあ
るいはドットインパクトプリンタである。カラーリーダ
8はカラー画像を光学的に読み取るイメージスキャナ
で、原稿を走査することによって文書イメージを読み取
る。文字認識装置9はカラーリーダ8によって読み取ら
れた文書イメージを1文字毎に切り出すと共に、記憶装
置3内の文字認識辞書(図示せず)を参照して文字コー
ドに変換し、これによって文書イメージ全体は文書テキ
ストに変換される。
【0008】図1(B)はRAM2の主要構成を示した
もので、イメージバッファ2−1、読取り文書メモリ2
−2、テキストメモリ2−3、手書き情報メモリ2−
4、個数カウンタ2−5、文書構造解析テーブル2−
6、デザイン決定メモリ2−7を有している。イメージ
バッファ2−1はカラーリーダ8によって読み取られた
文書イメージをカラーイメージとして一時記憶するもの
で、CPU1はカラーリーダ8のスキャニング動作に応
答して文書イメージをイメージバッファ2−1に順次セ
ットする。読取り文書メモリ2−2はイメージバッファ
2−1内の文書イメージが1文字毎に切り出されて文字
認識された認識結果(文書テキスト)を記憶するもの
で、その内容はテキストメモリ2−3に格納される。こ
こで、CPU1は原稿に印刷形成されている文書中に、
カラーマーカペンによって手書きされた線分を解析する
ことによって手書き情報を得るようにしており、手書き
情報メモリ2−4はこれによって得られた手書き情報を
記憶する。カラーマーカペンによって手書きされた閉曲
線(囲み枠)は、文書中の任意の範囲を修飾指定範囲と
して特定するために文書中に記入されるもので、CPU
1は黒を除く色によって表わされた囲み枠がイメージバ
ッファ2−1内に存在すればその個数をカウントした
り、囲み枠の色や大きさおよび囲み枠内の文書構成要素
を判別し、それらを手書き情報として手書き情報メモリ
2−4にセットする。個数カウンタ2−5は文書中に記
入されている囲み枠の個数をカウントするもので、その
値は手書き情報メモリ2−4にセットされる。図2はこ
の手書き情報メモリ2−4の構成を示し、個数エリアに
は文書全体に含まれている囲み枠の個数が記憶され、色
情報エリア、範囲情報エリア、文書構成要素エリアに
は、囲み枠毎に、囲み枠の色、その範囲の大きさ、枠内
の文書構成要素が記憶される。
【0009】文書構造解析テーブル2−6はCPU1が
手書き情報メモリ2−4内の文書構成要素を解析する際
に参照されるもので、図3は文書構造解析テーブル2−
6の内容を例示している。ここで、CPU1は、予め決
められている属性の構成要素をデザイン化対象のデザイ
ン要素として抽出するが、その際、CPU1は文書構造
解析テーブル2−6の内容を参照してデザイン要素の抽
出を行う。文書構造解析テーブル2−6はデザイン要素
の属性(種類)毎に、その要素解析条件を固定的に記憶
するもので、例えば、デザイン要素「タイトル」に対応
する要素解析条件としては、文書の先頭行に位置してい
る文字列であること、句読点が存在しないこと等が定義
されている。また、デザイン要素「大見出し」に対応す
る要素解析条件としては、所定の見出し記号が先頭桁に
存在していること、句読点が存在していないこと等が定
義されている。更に、デザイン要素「中見出し」、「小
見出し」の解析条件としては、その先頭文字の桁位置が
上位の見出し文字列に対して段落されていること等が定
義されている。また、デザイン要素「表」の解析条件と
しては、表枠やセル枠等が存在すること等が定義されて
いる。また、デザイン要素「文字/記号」の解析条件と
しては、特定文字や記号であることが定義されている。
デザイン決定メモリ2−7はデザイン化対象要素の種類
に対応付けて固有の修飾情報(デザインデータ)を記憶
するもので、図4はデザイン決定メモリ2−7の一部を
示している。ここで、デザインデータはデザイン要素毎
に複数のデザイン候補を記憶する構成で、デザイン要素
毎に記憶されている複数のデザイン候補は、その第1候
補から呼び出され、文書上におけるデザイン要素の周囲
の空きスペースの関係上、当該デザイン要素をそのデザ
イン候補で修飾する際、それを適切に修飾することがで
きなかった場合に、次のデザイン候補を呼び出すという
ように、複数のデザイン候補はデザイン自体が相違する
他にそのサイズが順次小さくなっている。
【0010】次に、文書データ処理装置の動作を図5に
示すフローチャートにしたがって説明する。ここで、こ
のフローチャートに記述されている各機能を実現するた
めのプログラムは、CPU1が読み取り可能なプログラ
ムコードの形態で記憶媒体4に記憶されており、その内
容がRAM2内にロードされている。いま、原稿に印刷
形成されている文書中にカラーマーカペンによって囲み
枠を修飾指定範囲として記入するものとする。図6はこ
の状態を示し、図6(A)は囲み枠を記入する前の原
稿、(B)は記入後の原稿を示し、文書のタイトル部分
「会計報告」を囲むように任意の大きさの枠をカラーマ
ーカペンによって記入したのち、この原稿をカラーリー
ダ8によって読み取らせる。すると、図5のフローチャ
ートにしたがった動作が実行開始される。
【0011】先ず、CPU1はカラーリーダ8によって
読み取られたイメージデータをイメージバッファ2−1
にセットすると共に(ステップS1)、手書き情報メモ
リ2−4内の個数エリアをクリアする(ステップS
2)。そして、イメージバッファ2−1の内容を1文字
毎に切り出して文字認識し、その認識結果(文字コー
ド)をテキストメモリ2−3にセットする(ステップS
3)。ここで、原稿に印刷形成されている文書データが
黒インクによって印刷されているものとすると、黒を除
く色によってマーキングされた囲み枠は、文字認識の対
象から外されるので、図6(A)に示す囲み枠が記入さ
れる前の原稿内容が文字認識される。そして、イメージ
バッファ2−1内から最初の囲み枠を抽出するが、その
際、黒ではない線分が閉曲線のように閉じられているこ
とを条件として囲み枠の抽出が行われる(ステップS
4)。この結果、囲み枠を抽出することができたかを調
べ(ステップS5)、抽出することができた場合には、
この囲み枠内の文書構成要素を読取り文書メモリ2−2
から読み出し、この文書構成要素に基づいて文書構造解
析テーブル2−6を検索することによって当該文書構成
要素がデザイン要素かを調べ(ステップS6)、予めデ
ザイン対象として決められている構成要素でなければ、
ステップS10に進み、次の囲み枠の抽出を行う。以
下、同様に囲み枠を抽出することができたか(ステップ
S5)、その枠内の文書構成要素はデザイン要素かを調
べる(ステップS6)。
【0012】この結果、囲み枠が抽出され、かつ、その
枠内の文書構成要素がデザイン要素であることを条件に
ステップS7に進み、囲み枠の桁方向および行方向の最
大・最小点を検出し、これらの4点で示される矩形範囲
を修飾指定範囲として特定すると共に、その4点の位置
座標を範囲情報として手書き情報メモリ2−4にセット
する。この場合、図6(B)に示すように囲み枠が複雑
な形状の閉曲線で記入されたとしても、その桁方向・行
方向の最大・最小値に対応する各点を結ぶ矩形枠(図中
破線を付して示す枠)が修飾指定範囲となる。そして、
この囲み枠の色情報と共に、枠内の文書構成要素を手書
き情報メモリ2−4にセットすると共に(ステップS
8)、手書き情報メモリ2−4内の個数情報に「1」を
加算してその値を更新する処理を行う(ステップS
9)。以下、次の囲み枠を抽出し(ステップS10)、
上述と同様の処理を繰り返す。これによって文書中に記
入された全ての囲み枠の抽出が終り、手書き情報メモリ
2−4にそれに応じた手書き情報がセットされると、ス
テップS11に進み、手書き情報メモリ2−4内の個数
情報は1以上かを調べ、文書中に囲み枠が1つでも存在
していなければ、ステップS21に進み、読取り文書メ
モリ2−2の内容をテキストメモリ2−3に格納する処
理を行ってこのフローの終了となるが、個数情報が1以
上であれば、個数カウンタ2−5の値nに初期値「1」
をセットする(ステップS12)。
【0013】この状態において、個数カウンタ2−5の
値(n)と手書き情報メモリ2−4内の個数情報とを比
較し、その結果、n<個数情報であれば、この個数カウ
ンタ2−5の値で手書き情報メモリ2−4内の文書構成
要素エリアを検索すると共に(ステップS14)、色情
報エリアおよび範囲情報エリアを検索する(ステップS
15)。そして、検索された文書構成要素(デザイン要
素)の種類に基づいてデザイン決定メモリ2−7を検索
し、デザイン候補を決定するが(ステップS16)、そ
の際、文書構成要素の周囲の空きスペースを検出してそ
れに適したデザイン候補を決定する。これによって決定
されたデザイン候補に基づいて文書構成要素を修飾する
と共に(ステップS17)、検索された色情報に基づい
た色を修飾結果に施し(ステップS18)、更に検索さ
れた範囲情報の大きさに応じて修飾結果を拡大する(ス
テップS19)。このようにして囲み枠1つ分の修飾が
終ると、個数カウンタ2−5の値nをプラス「1」する
インクリメント処理を行い(ステップS20)、その結
果、手書き情報メモリ2−4内の個数情報分の修飾を行
ったかを調べ(ステップS13)、その個数分の修飾が
終るまで上述の動作を繰り返す。これによって個数分の
修飾が終ると、ステップS21に進み、修飾結果と共
に、読取り文書メモリ2−2の内容をテキストメモリ2
−3に格納する。
【0014】以上のようにこの文書データ処理装置にお
いては、原稿中にカラーマーカペンによって修飾指定範
囲を示す囲み枠が任意に記入された際に、この囲み枠の
色、大きさおよびその枠内に含まれている文書構成要素
の種類を判別し、この種類に対応して予め決められてい
るデザインデータに基づいて当該枠内の文書構成要素を
デザイン化する際に、枠の色および大きさに基づいた修
飾が施されるので、手書き情報(色、大きさ)を活かし
たデザイン修飾が可能となり、ユーザの要望に応じたも
のとなる。例えば、図6(A)に示すようなオリジナル
文書が印刷されている原稿中において、そのタイトル文
字列を囲むように大きな閉曲線を青色マーカペンによっ
て記入したものとすると(図6(B)参照)、そのタイ
トル文字列は図7に示すようにタイトルに対応してデザ
イン決定メモリ2−7に設定されているデザインで修飾
されると共に、その色および大きさは囲み枠の色、大き
さに相当したものとなる。
【0015】(第2実施形態)以下、図8を参照してこ
の発明の第2実施形態を説明する。なお、上述した第1
実施形態においては、文書が印刷されている原稿中にカ
ラーマーカペンによって囲み枠を記入したのちカラーリ
ーダ8によって原稿内容を読み取らせるようにしたが、
この第2実施形態においては文書データをテキスト画面
に表示出力させた状態において、ペン型カーソルまたは
マウスカーソルによってテキスト画面上に囲み枠を直接
描画するようにしたものである。図8はこの場合の囲み
枠の描画状態を示したもので、文書データ「会計報告
書」が表示出力されているテキスト画面の下側にはカラ
ーパレットが表示され、このカラーパレットから任意の
色をカーソル指定して囲み枠をカーソル移動によって描
画するようにしている。この例ではタイトル文字列「会
計報告」と表データをそれぞれ青色の枠で囲むことによ
って修飾指定範囲を指定した場合で、これによって当該
文書構成要素がその種類に応じたデザインによって囲み
枠の色、大きさで修飾されることは上述した第1実施形
態と同様である。なお、上述した各実施形態において
は、囲み枠によって修飾指定範囲を特定するようにした
が、その形状は任意であり、直線、三角形等であっても
よく、勿論、カッコ等の記号線分によって修飾指定範囲
を特定するようにしてもよい。また、文書用途に応じて
固有の修飾を施すようにしてもよい。
【0016】
【発明の効果】この発明によれば、文書中に修飾指定範
囲を示す線分を任意に記入するだけで、この範囲内の文
書構成要素をその種類に応じて修飾できる他に、その範
囲の大きさで修飾することができ、ユーザの要望を加味
した文書デザインが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(A)は文書データ処理装置の全体構成を示し
たブロック図、(B)はRAM2の主要構成を示した
図。
【図2】手書き情報メモリ2−4の内容を示した図。
【図3】文書構造解析テーブル2−6の内容を示した
図。
【図4】デザイン決定メモリ2−7の内容を示した図。
【図5】カラーリーダ8による原稿読み取り動作に応じ
て実行開始される動作を示したフローチャート。
【図6】(A)はオリジナル文書、(B)はオリジナル
文書中の任意の位置に修飾指定範囲として囲み枠をカラ
ーマーカペンによって記入した状態を示した図。
【図7】修飾加工後の文書内容を示した図。
【図8】第2実施形態を説明するための表示状態図。
【符号の説明】
1 CPU 2 RAM 2−1 イメージバッファ 2−2 読取り文書メモリ 2−4 手書き情報メモリ 2−6 文書構造解析テーブル 2−7 デザイン決定メモリ 3 記憶装置 4 記憶媒体 6 表示装置 7 印刷装置 8 カラーリーダ 9 文字認識装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】文書中に任意に記入された線分によって特
    定された範囲を修飾指定範囲として判別する範囲判別手
    段と、 文書構成要素の種類に対応して修飾情報を記憶する修飾
    情報記憶手段と、 前記範囲判別手段によって判別された修飾指定範囲毎に
    その範囲内に含まれる文書構成要素の種類を判別する要
    素判別手段と、 この要素判別手段によって判別された文書構成要素の種
    類に基づいて前記修飾情報記憶手段を検索することによ
    り対応する修飾情報を読み出す検索手段と、 前記範囲判別手段によって判別された修飾指定範囲内に
    含まれている文書構成要素を前記検索手段によって読み
    出された修飾情報に基づいて当該修飾指定範囲の大きさ
    に修飾する修飾加工手段とを具備したことを特徴とする
    文書データ処理装置。
  2. 【請求項2】前記修飾指定範囲を特定するための線分が
    任意の色によって文書中に記入された際に、その線分の
    色を判別する色判別手段を設け、 前記修飾加工手段は、修飾指定範囲内に含まれている文
    書構成要素を修飾情報に基づいて修飾する際に、前記色
    判別手段によって判別された色を施して修飾するように
    したことを特徴とする請求項1記載の文書データ処理装
    置。
  3. 【請求項3】文書イメージを文字認識してテキスト文書
    に変換する文字認識手段を設け、 前記範囲判別手段は文書イメージの中に含まれている所
    定の線分に基づいて修飾指定範囲を判別し、 前記要素判別手段は修飾指定範囲内に含まれている文書
    構成要素が前記文字認識手段によって文字認識された場
    合に、その認識結果に基づいてその種類を判別するよう
    にしたことを特徴とする請求項1記載の文書データ処理
    装置。
  4. 【請求項4】文書データがテキスト画面に表示出力され
    ている状態において、前記範囲判別手段はテキスト画面
    上に描画された線分に基づいて修飾指定範囲を判別する
    ようにしたことを特徴とする請求項1記載の文書データ
    処理装置。
  5. 【請求項5】コンピュータに対して、 文書中に任意に記入された線分によって特定された範囲
    を修飾指定範囲として判別する機能と、 判別された修飾指定範囲毎にその範囲内に含まれる文書
    構成要素の種類を判別する機能と、 文書構成要素の種類に対応して修飾情報を記憶する修飾
    情報記憶手段を前記判別された文書構成要素の種類に基
    づいて検索することにより対応する修飾情報を読み出す
    機能と、 前記判別された修飾指定範囲内に含まれている文書構成
    要素を前記読み出された修飾情報に基づいて当該修飾指
    定範囲の大きさに修飾する機能を実現させるためのプロ
    グラムを記録した記録媒体。
JP10122728A 1998-04-17 1998-04-17 文書データ処理装置およびそのプログラム記録媒体 Pending JPH11306172A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025975A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Sharp Corp 表示制御装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014025975A (ja) * 2012-07-24 2014-02-06 Sharp Corp 表示制御装置

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