JP3077152U - 関節部分用サポータ - Google Patents

関節部分用サポータ

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JP3077152U
JP3077152U JP2000007548U JP2000007548U JP3077152U JP 3077152 U JP3077152 U JP 3077152U JP 2000007548 U JP2000007548 U JP 2000007548U JP 2000007548 U JP2000007548 U JP 2000007548U JP 3077152 U JP3077152 U JP 3077152U
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秀典 川端
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秀典 川端
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】ズレ動くことなく、運動の邪魔にならず、良好
な締め付け力が維持できる関節部分用サポータを提供で
きる用にすることを目的とするものである。 【解決手段】両端に開口部を有する筒状に形成され、側
面視においてくの字状に編成された関節部分用サポータ
であって、関節部分では締め付け力を弱く、その両側部
分で締め付け力を強く、または徐々に強くしてなる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、足等の関節部分に装着して使用される関節部分用サポータに関する ものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の関節部分用サポータ101は、筒状でくの字に形成されたものや、図 2に示すように中央部分で連結された二本のシート111の端部111a・11 1bにベルベット式ファスナー110をとりつけ、これを例えば膝関節に装着す る場合、連結された部分を膝関節に位置させた状態で、二本のシート111の端 部111a・111bを裏側に回してから、ベルベット式ファスナー110で固 定して装着するようにしたものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
筒状でくの字に形成された前者の関節部分用サポータでは全体が略ストレート の筒状に形成されており、その締め付け力が弱いためにズレ動き易く、サポータ の機能が充分に発揮できないという問題があった。 また、中央部分で連結された二本のシートの端部にベルベット式ファスナーを とりつけてなる後者の関節部分用サポータではベルベット式ファスナーが重ね合 わされて端部同士が連結されるために当該部分が嵩高いものになり、運動の邪魔 になるだけでなく、運動中にベルベット式ファスナーの係合が外れやすいという 問題があった。 本考案は上記問題点に鑑みて提案されたもので、ズレ動くことなく、運動の邪 魔にならず、良好な締め付け力が維持できる関節部分用サポータを提供できる用 にすることを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本考案にかかる関節部分用サポータは、両端に開 口部を有する筒状に形成され、側面視においてくの字状に編成された関節部分用 サポータであって、関節部分では締め付け力を弱く、その両側部分で締め付け力 を強く、または徐々に強くしてなるものである。
【0005】 また、サポータの編成時に筒状に挿入される弾性糸の張力により締め付け力を 変更したり、筒状のサポータを形成するループ数を変更して締め付け力を調節す るようにしたことも特長とするものである。
【0006】
【考案の実施の形態】
以下、本考案にかかる関節部分用サポータの実施の形態を図面に基づいて説明 する。 図1は本考案にかかる関節部分用サポータの側面図であって、図中符号1は関 節部分用サポータを全体的に示す。 この関節部分用サポータ1は、横編み機もしくは丸編み機で筒状に編成された もので、中央部分でくの字形に折れ曲がった形状にしてあり、この折れ曲がった 部分2が関節部分を覆うようになっている。
【0007】 そして、関節部分を覆う部分の両側近傍部分には締め付け力が強い小径部3a ・3bが形成されており、この小径部3a・3bから各開口端部に至る部分では その締め付け力を徐々に弱くしてある。 こうした締め付け力を変化させてなる関節部分用サポータ1の編成手順を次に 説明する。 先ず、ニードルベッドを前後一対備えた横編み機で、キャリッジを往復駆動さ せることにより、前後のニードルベッドの編針で夫々編成された編地の端部が連 結した状態の筒状に形成されており、図1において上端側開口4a側から下端側 開口4bに向けて編み立てられる。
【0008】 そして、この上下の各端側開口4a・4bでは締め付け力が弱い「弱圧」域5 にするために、例えば編地がリブ編みの場合には、そのリブ編みの持つ弾性力だけ にしてある。 次に「弱圧」域5より締め付け力が強い「中圧」域6になると、ゴム糸(弾性糸) が添えられて編成され、再び上記と同様の「弱圧」域7が編成された後、その締 め付け力を徐々に高めて「強圧」域8から「最強圧」域9が編成されて締め付け 力が最も弱い「無圧」域10の関節部分に至る。
【0009】 此処で、締め付け力を徐々に高める手段としては、添え糸のゴム糸のテンショ ンを徐々に強くしたり、編目の数を減少させたりして行われるのである。 「無圧」域10の関節部分が編成されると再び「最強圧」域11が編成された 後、下端側開口4bに至る間に締め付け力が弱められて筒状の編み地が編成され 、下端側開口4bで端部処理がなされると関節部分用サポータ1が完成するので ある。
【0010】 上記のように形成された関節部分用サポータ1を脚の関節に装着するには、上 端側開口4aから脚を挿入し、「無圧」域10を関節部分に位置させる。 すると、関節部分では締め付け力を弱く、その両側部分で締め付け力を強く、また は徐々に強くなっているので、関節には強い締め付け力が作用せずその両側の強 い締め付け力部分でズレ動きが防止される。
【0011】
【考案の効果】
本考案にかかる関節部分用サポータは以上に説明したように、両端に開口部を 有する筒状に形成され、側面視においてくの字状に編成された関節部分用サポー タであって、関節部分では締め付け力を弱く、その両側部分で締め付け力を強く、 または徐々に強くするようにしてあるので、関節には強い締め付け力が作用せず その両側の強い締め付け力部分でズレ動きが防止されるので、運動中でもサポー タの機能を充分に発揮することができるという利点がある。
【0012】 また、本考案にかかる関節部分用サポータでは、筒状に形成してあるので、従 来の中央部分で連結された二本のシートの端部にベルベット式ファスナーをとり つけてなるもののように、重ね合わされた部分が嵩高くなって、運動の邪魔にな ったり、運動中にベルベット式ファスナーの係合が外れたりするような不具合も なく、関節の両側の強い締め付け力部分とも相俟って、サポータの機能を一層良 好に発揮することができるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】は本考案にかかる関節部分用サポータの側面図
である。
【図2】は従来例にかかる関節部分用サポータの展開図
である。
【符号の説明】
1・・・関節部分用サポータ 4a・4b・・・開口

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 関節部分覆う関節部分用サポータであっ
    て、両端に開口部を有する筒状で側面視においてくの字
    状に編成され関節部分では締め付け力を弱く、その両側
    部分で締め付け力を強く、または徐々に強くしてなる関
    節部分用サポータ。
  2. 【請求項2】 サポータの編成時に筒状に挿入される弾
    性糸の張力により締め付け力を変更してある請求項1に
    記載の関節部分用サポータ。
  3. 【請求項3】 筒状のサポータを形成するループ数を変
    更して締め付け力を調節してある請求項1に記載の関節
    部分用サポータ。
JP2000007548U 2000-10-20 2000-10-20 関節部分用サポータ Expired - Fee Related JP3077152U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010131065A (ja) * 2008-12-02 2010-06-17 Pip Fujimoto Co Ltd 膝用サポーター

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