JP2589316Y2 - パンティストッキング及びガードル - Google Patents
パンティストッキング及びガードルInfo
- Publication number
- JP2589316Y2 JP2589316Y2 JP1992067962U JP6796292U JP2589316Y2 JP 2589316 Y2 JP2589316 Y2 JP 2589316Y2 JP 1992067962 U JP1992067962 U JP 1992067962U JP 6796292 U JP6796292 U JP 6796292U JP 2589316 Y2 JP2589316 Y2 JP 2589316Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- elastic
- elasticity
- pantyhose
- welt
- slack
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Socks And Pantyhose (AREA)
- Corsets Or Brassieres (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は、パンティストッキン
グ及びガードルに関し、特に無理なくウエストコントー
ルができるようにしたものに関する。
グ及びガードルに関し、特に無理なくウエストコントー
ルができるようにしたものに関する。
【0002】
【従来の技術】パンティストッキングは脚線美を向上さ
せるべく発展してきたもので、デザイン及び着用感が優
れていることが必要とされるが、女性の場合には下腹部
に贅肉がついて体形ラインがくずれやすく、いわゆるウ
エストコントロールが要求される傾向にある。従来のパ
ンティストッキングでは、ナイロン繊維等の合成樹脂繊
維を用い、横方向の弾性を発揮する編み方によってレッ
グ部及びウエルト部を編み、脚部全体を周方向に締め付
けることによって脚部が細く見えるようにしていた。し
かし、ウエストコントロールについては、パンティスト
ッキングはほとんど対応しておらず、下腹部部分に弾性
を有する菱形の押え布を縫い付けたガードルによって下
腹部を押え込み、体形を整えるようにしていた。
せるべく発展してきたもので、デザイン及び着用感が優
れていることが必要とされるが、女性の場合には下腹部
に贅肉がついて体形ラインがくずれやすく、いわゆるウ
エストコントロールが要求される傾向にある。従来のパ
ンティストッキングでは、ナイロン繊維等の合成樹脂繊
維を用い、横方向の弾性を発揮する編み方によってレッ
グ部及びウエルト部を編み、脚部全体を周方向に締め付
けることによって脚部が細く見えるようにしていた。し
かし、ウエストコントロールについては、パンティスト
ッキングはほとんど対応しておらず、下腹部部分に弾性
を有する菱形の押え布を縫い付けたガードルによって下
腹部を押え込み、体形を整えるようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のガード
ルでは、押え布の大きさや外形ラインによって押え込み
の効果が異なるので、多種多様な体形に応じて異なる大
きさや外形ラインの押え布を縫合する必要があった。他
方、このような多種類のガードルの中から、自分の体形
に合ったものを捜すのは難しく、合わないガードルを着
用すると下腹部の一部が押えることができずに突き出て
しまうばかりでなく、無理に着用するので大きな苦痛感
があった。本件考案者らはパンティストッキングの編み
方について種々研究を重ねたところ、ウエルト部前側部
分の編み組織を縦方向及び横方向の弾性を発揮する組織
とすると、下腹部全体を縦方向及び横方向に均一に押え
込んでスリムにでき、又ヒップについては弾性を弛ませ
てヒップを下方から包み込むような編み組織とすると、
ウエルト部前側部分の弾性によってヒップを包んだ部分
が斜め上方に引っ張られることを知見するに至った。こ
の考案は、かかる状況において、優れた着用感をもって
どのような体形にもピッタリフィットして体形をスリム
にできるパンティストッキングを提供することを課題と
する。
ルでは、押え布の大きさや外形ラインによって押え込み
の効果が異なるので、多種多様な体形に応じて異なる大
きさや外形ラインの押え布を縫合する必要があった。他
方、このような多種類のガードルの中から、自分の体形
に合ったものを捜すのは難しく、合わないガードルを着
用すると下腹部の一部が押えることができずに突き出て
しまうばかりでなく、無理に着用するので大きな苦痛感
があった。本件考案者らはパンティストッキングの編み
方について種々研究を重ねたところ、ウエルト部前側部
分の編み組織を縦方向及び横方向の弾性を発揮する組織
とすると、下腹部全体を縦方向及び横方向に均一に押え
込んでスリムにでき、又ヒップについては弾性を弛ませ
てヒップを下方から包み込むような編み組織とすると、
ウエルト部前側部分の弾性によってヒップを包んだ部分
が斜め上方に引っ張られることを知見するに至った。こ
の考案は、かかる状況において、優れた着用感をもって
どのような体形にもピッタリフィットして体形をスリム
にできるパンティストッキングを提供することを課題と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本考案に係るパン
ティストッキングは、ウエルト部とレッグ部とを一体に
連続して編成させてなるパンティストッキングにおい
て、ウエルト部の前側部分には縦方向及び横方向の弾性
を有する編み組織からなる弾性帯状部を下腹部に相当す
る部位にて左右の略体側中央の間に延びて設け、ウエル
ト部の後側部分には編み組織からなる弾性弛み部を弾性
帯状部と連続しかつヒップを下方から包み込むように設
ける一方、左右の弾性弛み部の間には縦方向及び横方向
の弾性を有する編み組織からなる補強部を上下方向に小
帯状に設け、ウエルト部の他の部分を横方向の弾性を有
する編み組織で構成したことを要旨とする。ここで弾性
帯状部は縦方向及び横方向の弾性を有する編み組織であ
ればどのような編み方でも採用でき、例えば編み段数を
ポリウレタン系繊維、ナイロン系繊維及びポリウレタン
系繊維の3段とし、これにタック編み及びフロート編み
を組合せたメッシュ編みとすることによって縦方向及び
横方向の弾性を付与できる。弾性帯状部の形状は下腹部
の全部又は一部を覆う形状であれば、例えば長方形状や
菱形等を採用できる。また、弾性弛み部とは弾性を小さ
くして生地を弛ませるようにした部分で、例えば編み段
数をポリウレタン系繊維、ナイロン系繊維、ポリウレタ
ン系繊維及びナイロン系繊維の4段としたメッシュ編み
とすることによって構成できる。弾性弛み部の形状はヒ
ップを下方から包み込む形状であればよいが、ほぼヒッ
プ形状とするのが好ましい。また、本考案の考え方はガ
ードルに適用することもできる。即ち、本考案によれ
ば、全体としてパンティストッキングのウエルト部の形
状をなしており、その前側部分には縦方向及び横方向の
弾性を有する編み組織からなる弾性帯状部を下腹部に相
当する部位にて左右の略体側中央の間に延びて設け、そ
の後側部分には編み組織からなる弾性弛み部を弾性帯状
部と連続しかつヒップを下方から包み込むように設ける
一方、左右の弾性弛み部の間には縦方向及び横方向の弾
性を有する編み組織からなる補強部を上下方向に小帯状
に設け、その他の部分は横方向の弾性を有する編み組織
で構成したことを特徴とするガードルを提供することが
できる。
ティストッキングは、ウエルト部とレッグ部とを一体に
連続して編成させてなるパンティストッキングにおい
て、ウエルト部の前側部分には縦方向及び横方向の弾性
を有する編み組織からなる弾性帯状部を下腹部に相当す
る部位にて左右の略体側中央の間に延びて設け、ウエル
ト部の後側部分には編み組織からなる弾性弛み部を弾性
帯状部と連続しかつヒップを下方から包み込むように設
ける一方、左右の弾性弛み部の間には縦方向及び横方向
の弾性を有する編み組織からなる補強部を上下方向に小
帯状に設け、ウエルト部の他の部分を横方向の弾性を有
する編み組織で構成したことを要旨とする。ここで弾性
帯状部は縦方向及び横方向の弾性を有する編み組織であ
ればどのような編み方でも採用でき、例えば編み段数を
ポリウレタン系繊維、ナイロン系繊維及びポリウレタン
系繊維の3段とし、これにタック編み及びフロート編み
を組合せたメッシュ編みとすることによって縦方向及び
横方向の弾性を付与できる。弾性帯状部の形状は下腹部
の全部又は一部を覆う形状であれば、例えば長方形状や
菱形等を採用できる。また、弾性弛み部とは弾性を小さ
くして生地を弛ませるようにした部分で、例えば編み段
数をポリウレタン系繊維、ナイロン系繊維、ポリウレタ
ン系繊維及びナイロン系繊維の4段としたメッシュ編み
とすることによって構成できる。弾性弛み部の形状はヒ
ップを下方から包み込む形状であればよいが、ほぼヒッ
プ形状とするのが好ましい。また、本考案の考え方はガ
ードルに適用することもできる。即ち、本考案によれ
ば、全体としてパンティストッキングのウエルト部の形
状をなしており、その前側部分には縦方向及び横方向の
弾性を有する編み組織からなる弾性帯状部を下腹部に相
当する部位にて左右の略体側中央の間に延びて設け、そ
の後側部分には編み組織からなる弾性弛み部を弾性帯状
部と連続しかつヒップを下方から包み込むように設ける
一方、左右の弾性弛み部の間には縦方向及び横方向の弾
性を有する編み組織からなる補強部を上下方向に小帯状
に設け、その他の部分は横方向の弾性を有する編み組織
で構成したことを特徴とするガードルを提供することが
できる。
【0005】
【作用】本考案においては、下腹部の略全体が弾性帯状
部によって包み込まれ、その縦方向及び横方向の弾性力
が下腹部に均一に作用し、下腹部の贅肉が無理なく押え
込まれる。また、ヒップについては、弾性弛み部によっ
て下方から包み込まれ、その下側部分が下腹部側の弾性
帯状部の縦方向及び横方向の弾性によって斜め上方に引
っ張られ、ヒップが無理なく持ち上げられるとともに、
補強部の縦方向及び横方向の弾性によって左右の弾性弛
み部が腰から尾てい骨下方に至るライン側に引っ張られ
て左右のヒップ形状が明瞭となる。
部によって包み込まれ、その縦方向及び横方向の弾性力
が下腹部に均一に作用し、下腹部の贅肉が無理なく押え
込まれる。また、ヒップについては、弾性弛み部によっ
て下方から包み込まれ、その下側部分が下腹部側の弾性
帯状部の縦方向及び横方向の弾性によって斜め上方に引
っ張られ、ヒップが無理なく持ち上げられるとともに、
補強部の縦方向及び横方向の弾性によって左右の弾性弛
み部が腰から尾てい骨下方に至るライン側に引っ張られ
て左右のヒップ形状が明瞭となる。
【0006】
【実施例】以下、本考案を図面に示す具体例に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図5は本考案の一実施例に
よるパンティストッキングを示す。図において、パンテ
ィストッキング1はウエルト部2とレッグ部3とを一体
に連続させたもので、ポリウレタン系繊維とナイロン系
繊維を素材とし、ウエルト部2についてはメッシュ編
み、レッグ部3についてはフロート編みによって左半部
と右半部とを別々に編み、ウエルト部2の左右の半部を
相互に縫合しかつ股部分にマチ部4を縫合して作製され
ている。
詳細に説明する。図1ないし図5は本考案の一実施例に
よるパンティストッキングを示す。図において、パンテ
ィストッキング1はウエルト部2とレッグ部3とを一体
に連続させたもので、ポリウレタン系繊維とナイロン系
繊維を素材とし、ウエルト部2についてはメッシュ編
み、レッグ部3についてはフロート編みによって左半部
と右半部とを別々に編み、ウエルト部2の左右の半部を
相互に縫合しかつ股部分にマチ部4を縫合して作製され
ている。
【0007】ウエルト部2の上縁部には所定幅のゴムバ
ンド20が環状に縫合され、その前側部分には弾性帯状
部21が下腹部に相当する部位にて左右の略体側中央の
間に延びて設けられ、又ウエルト部2の後側部分には左
右の弾性弛み部22、22が弾性帯状部21と連続しか
つヒップを下方から包み込むように略帯状に設けられ、
又左右の弾性弛み部22、22の間には縦方向及び横方
向の弾性を有する補強部25が上下方向に小帯状に設け
られている。なお、ゴムバンド20を編み組織としても
よいのは勿論である。ここで弾性帯状部21及び補強部
25は編み段数をポリウレタン系繊維、ナイロン系繊維
及びポリウレタン系繊維の3段とし、さらにタック編み
及びフロート編みを組合せたメッシュ編みを行うことに
よって縦方向及び横方向の弾性が付与され、又弾性弛み
部22は編み段数をポリウレタン系繊維、ナイロン系繊
維、ポリウレタン系繊維及びナイロン系繊維の4段とす
ることによって弾性パワーが開放されて弛みが付与され
ている。なお、弾性帯状部21は縦方向及び横方向の弾
性を有する編み組織であれば他の編み方でもよく、又弾
性弛み部22は弾性が小さく生地が弛むような編み組織
であれば他の編み方であってもよい。
ンド20が環状に縫合され、その前側部分には弾性帯状
部21が下腹部に相当する部位にて左右の略体側中央の
間に延びて設けられ、又ウエルト部2の後側部分には左
右の弾性弛み部22、22が弾性帯状部21と連続しか
つヒップを下方から包み込むように略帯状に設けられ、
又左右の弾性弛み部22、22の間には縦方向及び横方
向の弾性を有する補強部25が上下方向に小帯状に設け
られている。なお、ゴムバンド20を編み組織としても
よいのは勿論である。ここで弾性帯状部21及び補強部
25は編み段数をポリウレタン系繊維、ナイロン系繊維
及びポリウレタン系繊維の3段とし、さらにタック編み
及びフロート編みを組合せたメッシュ編みを行うことに
よって縦方向及び横方向の弾性が付与され、又弾性弛み
部22は編み段数をポリウレタン系繊維、ナイロン系繊
維、ポリウレタン系繊維及びナイロン系繊維の4段とす
ることによって弾性パワーが開放されて弛みが付与され
ている。なお、弾性帯状部21は縦方向及び横方向の弾
性を有する編み組織であれば他の編み方でもよく、又弾
性弛み部22は弾性が小さく生地が弛むような編み組織
であれば他の編み方であってもよい。
【0008】また、ウエルト部2の他の部分23、24
は横方向の弾性を有する編み組織とされ、又ウエルト部
2とレッグ部3の連続部分には上記弾性弛み部22と同
様にして編み組織の弾性弛み部30が帯状に設けられて
いる。
は横方向の弾性を有する編み組織とされ、又ウエルト部
2とレッグ部3の連続部分には上記弾性弛み部22と同
様にして編み組織の弾性弛み部30が帯状に設けられて
いる。
【0009】次に作用効果について説明する。本例のパ
ンティストッキング1を着用すると、ウエルト部2及び
レッグ部3の弛みが延びて身体にピッタリとフィット
し、又弾性弛み部30の弛みが延びることによってウエ
ルト部2及びレッグ部3が皺なく連続する。その際、下
腹部の上方部分は横方向の弾性を有する部分23によっ
て包み込まれ、下腹部についてはその全体がウエルト部
2の弾性帯状部21によって包み込まれる。すると、贅
肉の比較的少ない下腹部の上方部分については横方向弾
性部分23によって回りから締め付けられる一方(図
3、図5の矢印B参照)、贅肉の比較的多い下腹部には
弾性帯状部21の縦方向及び横方向の弾性力(図3、図
5の矢印A参照)が均一に作用し、贅肉が縦方向及び横
方向に少しづつ押し拡げられて無理なく押え込まれ、図
5に示すように、下腹部がその上方部分と滑らかに連続
し、ほぼ理想の下腹部ラインに整えることができる。
ンティストッキング1を着用すると、ウエルト部2及び
レッグ部3の弛みが延びて身体にピッタリとフィット
し、又弾性弛み部30の弛みが延びることによってウエ
ルト部2及びレッグ部3が皺なく連続する。その際、下
腹部の上方部分は横方向の弾性を有する部分23によっ
て包み込まれ、下腹部についてはその全体がウエルト部
2の弾性帯状部21によって包み込まれる。すると、贅
肉の比較的少ない下腹部の上方部分については横方向弾
性部分23によって回りから締め付けられる一方(図
3、図5の矢印B参照)、贅肉の比較的多い下腹部には
弾性帯状部21の縦方向及び横方向の弾性力(図3、図
5の矢印A参照)が均一に作用し、贅肉が縦方向及び横
方向に少しづつ押し拡げられて無理なく押え込まれ、図
5に示すように、下腹部がその上方部分と滑らかに連続
し、ほぼ理想の下腹部ラインに整えることができる。
【0010】他方、ヒップについてはその上方の腰部が
これも横方向の弾性を有する部分23によって包み込ま
れる一方(図4、図5の矢印B参照)、ヒップ自体は弛
みの延びた略帯状の弾性弛み部22、22によって下方
から包み込まれるが、弾性弛み部22、22の下側部分
は弾性帯状部21の縦方向及び横方向の弾性(矢印A参
照)によって斜め上方(図4、図5の矢印C参照)に引
っ張られる結果、ヒップ全体が無理なく持ち上げられ、
又補強部25がその縦方向及び横方向の弾性によって背
骨から尾てい骨下方に至るラインにピッタリとフィット
して左右の弾性弛み部22、22を背骨から尾てい骨下
方に至るラインに向けて引っ張る結果、左右のヒップ形
状が明瞭に現れ、腰部のラインと滑らかに連続しかつヒ
ップアップしたほぼ理想のヒップラインに整えることが
できる。
これも横方向の弾性を有する部分23によって包み込ま
れる一方(図4、図5の矢印B参照)、ヒップ自体は弛
みの延びた略帯状の弾性弛み部22、22によって下方
から包み込まれるが、弾性弛み部22、22の下側部分
は弾性帯状部21の縦方向及び横方向の弾性(矢印A参
照)によって斜め上方(図4、図5の矢印C参照)に引
っ張られる結果、ヒップ全体が無理なく持ち上げられ、
又補強部25がその縦方向及び横方向の弾性によって背
骨から尾てい骨下方に至るラインにピッタリとフィット
して左右の弾性弛み部22、22を背骨から尾てい骨下
方に至るラインに向けて引っ張る結果、左右のヒップ形
状が明瞭に現れ、腰部のラインと滑らかに連続しかつヒ
ップアップしたほぼ理想のヒップラインに整えることが
できる。
【0011】従って、ウエルト部2の下腹部部分及びヒ
ップ部分について編み組織の弾性を設定し、体形を全体
的に整えるようにしたので、どのような体形であっても
無理なく理想の体形ラインに整えることができ、従来の
菱形の弾性押え布を縫合したガードルのように自分の体
形に適応せず、下腹部の一部が突き出てしまうというこ
ともない。本件考案者らの試作によれば、体形をほぼ理
想のラインにでき、しかも従来のガードルに比して非常
にソフトな着用感が得られた。また、菱形の弾性押え布
を縫合する場合のように多くの種類を製造する必要がな
く、製造ラインがシンプルである。
ップ部分について編み組織の弾性を設定し、体形を全体
的に整えるようにしたので、どのような体形であっても
無理なく理想の体形ラインに整えることができ、従来の
菱形の弾性押え布を縫合したガードルのように自分の体
形に適応せず、下腹部の一部が突き出てしまうというこ
ともない。本件考案者らの試作によれば、体形をほぼ理
想のラインにでき、しかも従来のガードルに比して非常
にソフトな着用感が得られた。また、菱形の弾性押え布
を縫合する場合のように多くの種類を製造する必要がな
く、製造ラインがシンプルである。
【0012】また、図6及び図7は本考案の第2の実施
例によるパンティストッキングを示す。図においては図
1ないし図5と同一符号は同一又は相当部分を示し、弾
性帯状部21については面積を大きくしかつ下腹部のほ
ぼ全体を包み込むようにほぼ菱形とし、弾性弛み部22
についてはヒップ形状に合わせて丸く設定される。な
お、上述のような形状の弾性帯状部21及び弾性弛み部
22はコンピュータ選針によって容易に構成できる。
例によるパンティストッキングを示す。図においては図
1ないし図5と同一符号は同一又は相当部分を示し、弾
性帯状部21については面積を大きくしかつ下腹部のほ
ぼ全体を包み込むようにほぼ菱形とし、弾性弛み部22
についてはヒップ形状に合わせて丸く設定される。な
お、上述のような形状の弾性帯状部21及び弾性弛み部
22はコンピュータ選針によって容易に構成できる。
【0013】なお、ガードルについてはその全体を上記
実施例のパンティストッキング1のウエルト部2と同様
の形状とすればよく、容易に理解できるので、その詳細
な説明は省略する。本考案をガードルに適用すれば、編
み組織だけで所望のウエストコントロールができ、菱形
の弾性押え布を縫合した従来のガードルとは全く概念の
異なるガードルが得られる。
実施例のパンティストッキング1のウエルト部2と同様
の形状とすればよく、容易に理解できるので、その詳細
な説明は省略する。本考案をガードルに適用すれば、編
み組織だけで所望のウエストコントロールができ、菱形
の弾性押え布を縫合した従来のガードルとは全く概念の
異なるガードルが得られる。
【0014】
【考案の効果】以上のように、本考案に係るパンティス
トッキング及びガードルによれば、ソフトな着用感でも
ってどのような体形にもピッタリフィットして無理なく
理想の体形ラインに整えることができ、その実用的効果
は非常に大きい。
トッキング及びガードルによれば、ソフトな着用感でも
ってどのような体形にもピッタリフィットして無理なく
理想の体形ラインに整えることができ、その実用的効果
は非常に大きい。
【図1】 本考案の一実施例によるパンティストッキン
グの要部を示す正面図である。
グの要部を示す正面図である。
【図2】 上記パンティストッキングの要部を示す背面
図である。
図である。
【図3】 上記パンティストッキングにおける使用状態
を斜め前方から見た要部斜視図である。
を斜め前方から見た要部斜視図である。
【図4】 上記パンティストッキングにおける使用状態
を斜め後方から見た要部斜視図である。
を斜め後方から見た要部斜視図である。
【図5】 上記パンティストッキングにおける使用状態
を示す要部側面部である。
を示す要部側面部である。
【図6】 本考案の第2の実施例によるパンティストッ
キングの要部正面及び要部背面を示す図である。
キングの要部正面及び要部背面を示す図である。
【図7】 上記パンティストッキングにおける使用状態
を示す要部側面図である。
を示す要部側面図である。
1 パンティストッキング 2 ウエルト部 21 弾性帯状部 22 弾性弛み部 23、24 横方向弾性部分 25 補強部 3 レッグ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭61−179306(JP,A) 特開 昭61−266602(JP,A) 特開 昭60−185807(JP,A) 実開 昭61−64107(JP,U) 実開 平1−22711(JP,U) 実開 昭60−136306(JP,U) 実開 昭49−58525(JP,U)
Claims (2)
- 【請求項1】 ウエルト部とレッグ部とを一体に連続し
て編成させてなるパンティストッキングにおいて、 ウエルト部(2)の前側部分には縦方向及び横方向の弾
性を有する編み組織からなる弾性帯状部(21)が下腹
部に相当する部位にて左右の略体側中央の間に延びて設
けられ、 ウエルト部(2)の後側部分には編み組織からなる弾性
弛み部(22、22)が弾性帯状部(21)と連続しか
つヒップを下方から包み込むように設けられている一
方、左右の弾性弛み部(22、22)の間には縦方向及
び横方向の弾性を有する編み組織からなる補強部(2
5)が上下方向に小帯状に設けられ、 ウエルト部(2)の他の部分(23、24)は横方向の
弾性を有する編み組織で構成されていることを特徴とす
るパンティストッキング。 - 【請求項2】 全体としてパンティストッキングのウエ
ルト部の形状をなしており、 その 前側部分には縦方向及び横方向の弾性を有する編み
組織からなる弾性帯状部が下腹部に相当する部位にて左
右の略体側中央の間に延びて設けられ、その 後側部分には編み組織からなる弾性弛み部が弾性帯
状部と連続しかつヒップを下方から包み込むように設け
られている一方、左右の弾性弛み部の間には縦方向及び
横方向の弾性を有する編み組織からなる補強部が上下方
向に小帯状に設けられ、その 他の部分は横方向の弾性を有する編み組織で構成さ
れていることを特徴とするガードル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992067962U JP2589316Y2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | パンティストッキング及びガードル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992067962U JP2589316Y2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | パンティストッキング及びガードル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0625306U JPH0625306U (ja) | 1994-04-05 |
JP2589316Y2 true JP2589316Y2 (ja) | 1999-01-27 |
Family
ID=13360105
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992067962U Expired - Lifetime JP2589316Y2 (ja) | 1992-09-02 | 1992-09-02 | パンティストッキング及びガードル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2589316Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2896647B2 (ja) * | 1995-10-24 | 1999-05-31 | 株式会社レナウン | パンティストッキング |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4958525U (ja) * | 1972-08-31 | 1974-05-23 | ||
JPS60136306U (ja) * | 1984-02-20 | 1985-09-10 | 株式会社 セシ−ル | パンテイストツキング |
JPS6164107U (ja) * | 1984-10-01 | 1986-05-01 | ||
JPS61179306A (ja) * | 1985-01-31 | 1986-08-12 | 株式会社資生堂 | パンテイストツキング |
JPS6422711U (ja) * | 1987-07-28 | 1989-02-06 |
-
1992
- 1992-09-02 JP JP1992067962U patent/JP2589316Y2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0625306U (ja) | 1994-04-05 |
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