JP2016067870A - 腰用サポーター - Google Patents

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Abstract

【課題】 着用者の腰部にフィットし、着用者の背部を十分に押圧して、着用感を向上させた腰用サポーターを提供する。【解決手段】 腰用サポーター100は、略V字形状の帯状体からなり、背当部の一の側辺に二箇所で固定され、当該一の側辺及び背当部の中央間にV字頂点が配設される第1の押圧バンド部30と、一端41が第1の押圧バンド部30のV字頂点33に固定され、他端42に配設される面ファスナーのフック43が右側の巻回部20のループ21に係着される第1の引張バンド部40と、略V字形状の帯状体からなり、背当部の他の側辺に二箇所で固定され、当該他の側辺及び背当部の中央間にV字頂点が配設される第2の押圧バンド部50と、一端61が第2の押圧バンド部50のV字頂点53に固定され、他端62に配設される面ファスナーのフック63が左側の巻回部20のループ21に係着される第2の引張バンド部60と、を備える。【選択図】図1

Description

この発明は、着用者の腰部に巻回させる帯状の腰用サポーターに関する。
従来のコルセットは、腰部に押圧された状態で腰椎を矯正する腰当て部と、腰当て部を使用者の腰部に当てた状態で、腰当て部を使用者の腰部に保持する第1の帯部および第2の帯部とを有する。腰当て部は、両端部を互いに係合可能に設けた第1の帯部および第2の帯部との間に設けられ、第1の帯部および第3の帯部とには、帯部を長手方向に折り重ねてなる折り重ね部を設け、第1の帯部および第2の帯部とには、折り重ね部の折り重ね長さを調整する折り重ね部調節手段をそれぞれ設けた(例えば、特許文献1参照)。
実用新案登録第3105014号公報
従来のコルセットは、伸縮性を殆ど有さない布を帯形状に縫製して得られたものであり、帯部を長手方向に折り重ねてなる折り重ね部を設けているため、生地が厚くなり、使用者の着用感を損ねているという課題がある。
この発明は、上述のような課題を解決するためになされたもので、着用者の腰部にフィットし、着用者の背部を十分に押圧して、着用感を向上させた腰用サポーターを提供することを目的とする。
この発明に係る腰用サポーターにおいては、周方向に伸縮性を有し、前記着用者の背部に当接される背当部と、前記背当部の両側に配設され、面ファスナーのループが表地面に配設される巻回部と、伸縮性を有する略V字形状の帯状部分を含み、前記背当部の一の側辺に固定され、当該一の側辺及び前記背当部の中央間にV字頂点が配設される第1の押圧バンド部と、前記第1の押圧バンド部より伸長率が低い帯状体からなり、一端が前記第1の押圧バンド部のV字頂点に固定され、他端に配設される面ファスナーのフックが前記右側の巻回部のループに係着される第1の引張バンド部と、伸縮性を有する略V字形状の帯状部分を含み、前記背当部の他の側辺に固定され、当該他の側辺及び前記背当部の中央間にV字頂点が配設される第2の押圧バンド部と、前記第2の押圧バンド部より伸長率が低い帯状体からなり、一端が前記第2の押圧バンド部のV字頂点に固定され、他端に配設される面ファスナーのフックが前記左側の巻回部のループに係着される第2の引張バンド部と、を備える。
この発明に係るサポーターにおいては、着用者の腰部にフィットし、着用者の背部を十分に押圧して、着用感を向上させることができる。
(a)は第1の実施形態に係る腰用サポーターの表地面を示す正面図であり、(b)は図1(a)に示す腰用サポーターの裏地面を示す背面図である。 (a)は図1(a)に示す第1の引張バンド部の係着を解いた腰用サポーターの表地面を示す正面図であり、(b)は図1(a)に示す第1の引張バンド部及び第2の引張バンド部の係着を解いた腰用サポーターの表地面を示す正面図である。 (a)は図1(b)に示す背当部の各ポケットに収納するパネルの正面図及び背面図であり、(b)は図3(a)に示すパネルの左側面図であり、(c)は二枚のパネルを並べて略蝶形にした状態を示す正面図及び背面図である。 (a)は第1の引張バンド部及び第2の引張バンド部の位置関係を説明するための説明図であり、(b)は第1の引張バンド部及び第2の引張バンド部の他の位置関係を説明するための説明図であり、(c)は第1の実施形態に係る第1の引張バンド部及び第2の引張バンド部の他の例を説明するための説明図である。 (a)は図1に示す腰用サポーターの着用方法を説明するための正面図であり、(b)は図5(a)に示す腰用サポーターの着用方法の続きを説明するための正面図であり、(c)は図5(a)に示す腰用サポーターの着用方法の続きを説明するための背面図であり、(d)は図5(a)に示す腰用サポーターの着用方法の続きを説明するための右側面図である。
(本発明の第1の実施形態)
本実施形態に係る腰用サポーター100は、図1及び図2に示すように、腰用サポーター100の周方向に伸縮性を有し、着用者の背部に当接される背当部10と、背当部10の両側に配設され、面ファスナーのループ21が表地面に配設される巻回部20と、後述する、第1の押圧バンド部30と、第1の引張バンド部40と、第2の押圧バンド部50と、第2の引張バンド部60と、を備える。
また、背当部10は、図1(b)に示すように、中央で二分する二つのポケット11を備え、左右のポケット11に左右対称の板状のパネル1(図3(a)及び図3(b)参照)がそれぞれ挿入される。
なお、本実施形態に係るパネル1は、溶融点が150℃〜160℃のポリプロピレン(PP:polypropylene)製の樹脂パネルである。
また、本実施形態に係るパネル1の平面形状は、図3(a)に示すように、二つの凸部1aの間に凹部1bを有する曲線部分と直線部分1cとからなり、図3(c)に示すように、左右一対のパネル1は、図1(a)に示す第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50の平面形状に近似する略蝶形である。このように、左右一対のパネル1が略蝶形であることにより、矩形状のパネルと比較して、着用者の腰部の曲面に沿って湾曲し易く、着用者の腰部との接触面積が狭くなり、第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50からパネル1を介して着用者の腰部に与える圧力を高めることができる。
なお、本実施形態に係る背当部10及び巻回部20は、ナイロン糸を用いた経編のメッシュにポリウレタン弾性繊維を交編し、腰用サポーター100の周方向に伸縮性があり、腰用サポーター100の幅方向の伸縮性を抑制したパワーネット生地2を基材とする。
また、本実施形態に係る背当部10は、ラッセル経編機で編成し、パワーネット生地2よりも腰用サポーター100の周方向及び幅方向の伸縮性が高いラッセルパワーネット生地2aを裏地として、ラッセルパワーネット生地2aより幅が広いパワーネット生地2とラッセルパワーネット生地2aとを下端部を合わせて重ね合わせ、両側端部及び下端部を縫製すると共に中央部を幅方向に沿って縫製することで、各ポケット11が形成される。
なお、各ポケット11は、開放状態にあると、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60の調整(引っ張り)により、内部に挿入したパネル1が外部に飛び出る恐れがある。このため、本実施形態に係る背当部10の裏地面側の上端部には、各ポケット11の蓋11aとして、ポリエステル糸及びポリウレタン糸を用いて製織される幅30mmのパワーゴムがパワーネット生地2に縫製される。
また、本実施形態に係る巻回部20は、ナイロン糸を用いて編み立てられるフレンチパイルが、腰用サポーター100の両端部分におけるパワーネット生地2の表地面側に縫製され、面ファスナーのループ21として機能する。
なお、以下の説明においては、巻回部20におけるフレンチパイル(面ファスナーのループ21)が存在する領域を係着領域22と称し、巻回部20におけるフレンチパイル(面ファスナーのループ21)が存在しない領域を伸縮領域23と称す。
また、巻回部20は、面ファスナーのフック24が腰用サポーター100の右端の裏地面に配設され、ナイロン糸で製織される面ファスナーのフック24が腰用サポーター100の左端の係着領域22の表地面(面ファスナーのループ21)に係着可能とする。
また、本実施形態に係る腰用サポーター100は、背当部10(パワーネット生地2、ラッセルパワーネット生地2a)と巻回部20の伸縮領域23(パワーネット生地2)とが、ポリエステル糸を用いて製織されるグログランテープ3を表地面側から当てて縫製することで連結される。また、腰用サポーター100は、背当部10のパワーネット生地2及びラッセルパワーネット生地2a並びに巻回部20のパワーネット生地2(伸縮領域23)及びフレンチパイル(係着領域22)の縁(断ち目)を、ポリエステル糸及びポリウレタン糸で製織されるバインダーテープ4で挟み込み縫い付けられている。
第1の押圧バンド部30は、長手方向に伸縮性を有する略V字形状の帯状体からなり、背当部10の一の側辺に二箇所で固定され、当該一の側辺及び背当部10の中央間にV字頂点33が配設される。
なお、本実施形態に係る第1の押圧バンド部30は、ナイロン製のローカウント(低い番手)のモノフィラメント(単繊維)糸、ポリウレタン糸及びポリエステル糸を用いてニードル織機により製織されるローカウントモノフィラメントゴムからなり、両端(上端31、下端32)が背当部10の左側辺12の上端12a及び下端12bに固定され、中央部(V字頂点33)が背当部10の中央より左側で折り返される略V字形状である。
なお、本実施形態に係る第1の押圧バンド部30の上端31は、図1(a)に示すように、背当部10の左側辺12の上端12aにおいて、背当部10(パワーネット生地2)及びグログランテープ3間で挟み込み縫い付けられている。また、本実施形態に係る第1の押圧バンド部30の下端32は、図1(a)に示すように、背当部10の左側辺12の下端12bにおいて、背当部10(パワーネット生地2)及びグログランテープ3間で挟み込み縫い付けられている。
第1の引張バンド部40は、第1の押圧バンド部30より伸長率が低い帯状体(例えば、ポリプロピレン糸を用いてニードル織機により製織されるPPテープ)からなり、一端41が第1の押圧バンド部30のV字頂点33に縫製により固定され、他端42に縫製により配設される面ファスナーのフック43が右側の巻回部20のループ21に係着される。
第2の押圧バンド部50は、長手方向に伸縮性を有する略V字形状の帯状体からなり、背当部10の他の側辺に二箇所で固定され、当該他の側辺及び背当部10の中央間にV字頂点53が配設される。
なお、本実施形態に係る第2の押圧バンド部50は、ローカウントモノフィラメントゴムからなり、両端(上端51、下端52)が背当部10の右側辺13の上端13a及び下端13bに固定され、中央部(V字頂点53)が背当部10の中央より右側で折り返される略V字形状であり、第1の押圧バンド部30と対をなす。
なお、本実施形態に係る第2の押圧バンド部50の上端51は、図1(a)に示すように、背当部10の右側辺13の上端13aにおいて、背当部10(パワーネット生地2)及びグログランテープ3間で挟み込み縫い付けられている。また、本実施形態に係る第2の押圧バンド部50の下端52は、図1(a)に示すように、背当部10の右側辺13の下端13bにおいて、背当部10(パワーネット生地2)及びグログランテープ3間で挟み込み縫い付けられている。
第2の引張バンド部60は、第1の引張バンド部40と対をなし、第2の押圧バンド部50より伸長率が低い帯状体(例えば、PPテープ)からなり、一端61が第2の押圧バンド部50のV字頂点53に縫製により固定され、他端62に縫製により配設される面ファスナーのフック63が左側の巻回部20のループ21に係着される。
なお、本実施形態に係る腰用サポーター100は、図1(a)に示すように、第2の引張バンド部60が背当部10の左側辺12と第1の押圧バンド部30とで構成される輪5に挿通される場合を図示しているが、第1の引張バンド部40が背当部10の右側辺13と第2の押圧バンド部50とで構成される輪6に挿通される場合であってもよい。
また、本実施形態に係る腰用サポーター100は、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60を同一直線上に配置するのではなく、腰用サポーター100の幅方向で上下にずらして互い違いにし、図4(a)に示すように、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60が輪6及び輪5に挿通されない構成であってもよいし、図4(b)に示すように、第2の引張バンド部60が輪5に挿通されると共に第1の引張バンド部40が輪6に挿通される構成であってもよい。
特に、本実施形態に係る腰用サポーター100は、第1の引張バンド部40又は第2の引張バンド部60のいずれか一方が輪6又は輪5に挿通される構成であることにより、第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50の平面形状を左右対称にし、第1の押圧バンド部30のV字頂点33と第2の押圧バンド部50のV字頂点53とを対向して配置することができる。
これにより、腰用サポーター100は、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60の牽引することで、第1の押圧バンド部30のV字頂点33及び押圧バンド部50のV字頂点53が互いに近づき、合わせて略X形状をなすことになる。
そして、腰用サポーター100は、第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50が着用者の背骨部分でクロスするように背当部10を押圧して、着用者の腰部を背当部10で支持し、着用者の腰部の捻りを抑制して、着用者の腰痛を緩和することができる。
なお、本実施形態に係る第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50は、図1(a)に示すように、背当部10の各側辺(左側辺12、右側辺13)に二箇所で連結する略V字形状の帯状体からなる場合を図示しているが、図4に示すように、各側辺(左側辺12、右側辺13)全体に連結する直線状の帯状部分と略V字形状の帯状部分とを含むトライアングル形状であってもよい。
また、本実施形態に係る腰用サポーター100は、背当部10及び巻回部20の境界近傍に配設され、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60をそれぞれ挿通させる支持部70を備える。
なお、本実施形態に係る支持部70は、ポリエステル糸を用いて編み立てられるニットテープを用いており、腰用サポーター100の表地面における背当部10及び巻回部20を連結するグログランテープ3上に上端及び下端を縫製して配設される。
このように、本実施形態に係る腰用サポーター100は、支持部70を備えることにより、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60をそれぞれ位置決めし、不必要な方向への牽引を抑制し、第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50の捩れを防止することができる。
なお、本実施形態に係る腰用サポーター100は、第2の引張バンド部60が輪5に挿通される構成であり、輪5が背当部10の左側面12側の支持部70の代わりとなるために、背当部10の左側面12側の支持部70を必ずしも備える必要はない。
つぎに、腰用サポーター100が、第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50、並びに、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60を備えることによる作用効果について、腰用サポーター100の着用手順と共に、図5を用いて説明する。
まず、着用者は、左右一対のパネル1の直線部分1cを対向配置する(略蝶形となる)ように、背当部10の左右のポケット11にパネル1をそれぞれ挿入し、第1の引張バンド部40のフック43と右側の巻回部20のループ21との係着を解き、第2の引張バンド部60のフック63と左側の巻回部20のループ21との係着を解いた状態にする。
そして、着用者は、図5(a)に示すように、背当部10を着用者の背部(第5腰椎近傍)に支持させたうえで、背当部10(パワーネット生地2、ラッセルパワーネット生地2a)及び巻回部20の伸縮領域23(パワーネット生地2)を周方向の伸びの限界まで伸長させた状態において、左側の巻回部10を着用者の腰部に巻回させた後に、右側の巻回部10を着用者の腰部に巻回させて、右側の巻回部20のフック24を左側の巻回部20のループ21に係着させる。
この場合に、第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50は、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60からの引張荷重を受けていないため、弛緩状態(自然長)であり、背当部10を押圧していない。
そして、着用者は、第1の引張バンド部40の他端42及び第2の引張バンド部60の他端62を片手でそれぞれ把持して第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60を前方に押し出す。
そして、図5(b)に示すように、着用者は、腰部に対する所望の締め付け感が得られた段階で、第1の引張バンド部40のフック43を右側の巻回部20のループ21に係着させ、第2の引張バンド部60のフック63を右側(又は左側)の巻回部20のループ21に係着させる。
この場合に、第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50は、図5(c)に示すように、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60からの引張荷重を受けてそれぞれ伸長し、第1の押圧バンド部30のV字頂点33及び押圧バンド部50のV字頂点53が互いに近づき、合わせて略X形状をなすことになる。
すなわち、第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50は、着用者の背骨部分でクロスするように背当部10を押圧して、着用者の腰部を背当部10で支持し、着用者の腰部の捻りを抑制して、着用者の腰痛を緩和することができる。
特に、第1の引張バンド部40の他端42及び第2の引張バンド部60は、第1の押圧バンド部30及び第2の押圧バンド部50を介して、背当部10の各側辺(左側辺12、右側辺13)を中央に引き寄せるために、背当部10が伸縮性を有しない素材であれば、背当部10に皺が生じることになる。
これに対し、本実施形態に係る腰用サポーター100は、背当部10が伸縮性を有する素材であり、第1の引張バンド部40及び第2の引張バンド部60を前方に押し出す前に、背当部10を周方向の伸びの限界まで伸長させた状態であるために、背当部10の各側辺を中央に引き寄せる分の背当部10の伸びにより、背当部10に皺が生じないという作用効果を奏する。
また、本実施形態に係る腰用サポーター100は、二枚のパネル1を背当部10の左右のポケット11にそれぞれ挿入する構成であるために、一枚の大きなパネルを背当部10に挿入する場合と比較して、背当部10のの伸縮性を阻害することなく、着用者の腰部の曲面にフィットして、着用感を向上することができる。
1 パネル
2 パワーネット生地
2a ラッセルパワーネット生地
3 グログランテープ
4 バインダーテープ
5,6 輪
10 背当部
11 ポケット
11a 蓋
12 左側辺
12a 上端
12b 下端
13 右側辺
13a 上端
13b 下端
20 巻回部
21 ループ
22 係着領域
23 伸縮領域
24 フック
30 第1の押圧バンド部
31 上端
32 下端
33 V字頂点
40 第1の引張バンド部
41 一端
42 他端
43 フック
50 第2の押圧バンド部
51 上端
52 下端
53 V字頂点
60 第2の引張バンド部
61 一端
62 他端
63 フック
70 支持部
100 腰用サポーター

Claims (4)

  1. 着用者の腰部に巻回される帯状の腰用サポーターにおいて、
    周方向に伸縮性を有し、前記着用者の背部に当接される背当部と、
    前記背当部の両側に配設され、面ファスナーのループが表地面に配設される巻回部と、
    伸縮性を有する略V字形状の帯状部分を含み、前記背当部の一の側辺に固定され、当該一の側辺及び前記背当部の中央間にV字頂点が配設される第1の押圧バンド部と、
    前記第1の押圧バンド部より伸長率が低い帯状体からなり、一端が前記第1の押圧バンド部のV字頂点に固定され、他端に配設される面ファスナーのフックが前記右側の巻回部のループに係着される第1の引張バンド部と、
    伸縮性を有する略V字形状の帯状部分を含み、前記背当部の他の側辺に固定され、当該他の側辺及び前記背当部の中央間にV字頂点が配設される第2の押圧バンド部と、
    前記第2の押圧バンド部より伸長率が低い帯状体からなり、一端が前記第2の押圧バンド部のV字頂点に固定され、他端に配設される面ファスナーのフックが前記左側の巻回部のループに係着される第2の引張バンド部と、
    を備えることを特徴とする腰用サポーター。
  2. 請求項1に記載の腰用サポーターにおいて、
    前記第1の押圧バンド部が、長手方向に伸縮性を有する略V字形状の帯状体からなり、前記背当部の一の側辺に二箇所で固定されており、
    前記第2の押圧バンド部が、長手方向に伸縮性を有する略V字形状の帯状体からなり、前記背当部の他の側辺に固定されており、
    前記第1の引張バンド部が前記背当部の右側辺と前記第2の押圧バンド部とで構成される輪に挿通されること、又は、前記第2の引張バンド部が前記背当部の左側辺と前記第1の押圧バンド部とで構成される輪に挿通されることを特徴とする腰用サポーター。
  3. 請求項1又は2に記載の腰用サポーターにおいて、
    前記背当部及び巻回部の境界近傍に配設され、前記第1の引張バンド部及び第2の引張バンド部をそれぞれ挿通させる支持部を備えることを特徴とする腰用サポーター。
  4. 前記請求項1乃至3のいずれかに記載の腰用サポーターにおいて、
    前記背当部が、中央で二分する二つのポケットを備え、
    左右対称の板状のパネルが、前記左右のポケットにそれぞれ挿入されることを特徴とする腰用サポーター。
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