JP3135236U - 骨盤帯 - Google Patents

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Abstract

【課題】 骨盤帯は、所望の巻き付け状態に安定し易くし、装着効果や装着感を悪化し難くする。
【解決手段】 婦人の下腹部に巻き付けて装着し、出産で緩んだ骨盤の下部を締めて保持する骨盤帯において、巻き付け装着時に下腹部の左側と右側に重なる左側重ね部2と右側重ね部3を幅広に、下腹部の前側に重なる前側重ね部1を幅狭にしている。ほぼ全長に亘って長手方向に伸縮性を付与している。前側重ね部1は、中央位置に補強テープ17を幅方向に沿って固定している。左側重ね部2と右側重ね部3は、それぞれ、ほぼ中央位置に補強テープ19を幅方向に沿って固定している。
【選択図】 図1

Description

本考案は、婦人が出産で緩んだ骨盤を締めて保持する骨盤帯に関する。
婦人は、出産によって骨盤が緩む。骨盤は、左右の寛骨の下部が左右に開く。出産後の婦人は、骨盤の緩みが原因となって腰痛や尿漏れなどの病状が出ることがある。骨盤の緩みを早く回復させるため、骨盤帯を下腹部に巻き付けて骨盤の下部を締め、その状態に保持する。
特許文献1は、産前と産後に共用する腰腹部の固定帯を開示している。これは、腹帯と骨盤帯を上下に連結している。特許文献2は、妊娠中と出産後に用いる骨盤固定帯を開示している。これは、婦人の左右の臀部に当る部分を幅広にしている。
登録実用新案第3037772号公報 特開2005−58539号公報
[背景技術の課題]
出産後の婦人は、骨盤を締めて保持するため、骨盤帯を下腹部に巻き付けて装着する。骨盤帯は、下腹部の左側と右側に強く当り、骨盤の下部を左側と右側から押して締める。
ところが、婦人の下腹部は、形状寸法が固定されているわけではなく、変形する。力んだり、深呼吸をしたりすると、下腹部は、前側の皮膚が膨れたり凹んだりする。前側の皮膚が前後動する。また、前屈みになって腹部を曲げたり、反り身になって腹部を伸ばしたりすると、下腹部は、前側の皮膚が伸縮する。前側の皮膚が上下動する。骨盤帯は、これを巻き付けた下腹部が変形すると、巻き付け位置がずれたり、骨盤を締める力が変化したりする。装着効果や装着感が悪化する。結局、骨盤帯は、所望の巻き付け状態に安定し難い。
[課題を解決するための着想]
骨盤帯は、巻き付け装着時に下腹部の左側と右側に重なる左側重ね部と右側重ね部を幅広にし、下腹部の前側に重なる前側重ね部を幅狭にすることにした。骨盤帯の左側重ね部と右側重ね部は、上下方向の幅が広くなると、上下方向にずれ難くなる。その上、下腹部の左側と右側を押す圧力、単位面積当たりの押す力が小さくなる。骨盤帯の前側重ね部は、上下方向の幅が狭くなると、下腹部の前側皮膚の上下動に引きずられ難くなる。
また、骨盤帯は、ほぼ全長に亘り、長手方向に伸縮性を付与することにした。ほぼ全長に亘って長手方向に伸縮性があると、下腹部の変形に追従し易くなる。
結局、骨盤帯は、巻き付け位置がずれ難くなる。装着効果が悪化し難く、装着感が向上する。
1)婦人の下腹部に巻き付けて装着し、出産で緩んだ骨盤の下部を締めて保持する骨盤帯において、
巻き付け装着時に下腹部の左側と右側に重なる左側重ね部と右側重ね部を幅広に、下腹部の前側に重なる前側重ね部を幅狭にしていることを特徴とする。
2)上記の骨盤帯において、
ほぼ全長に亘って長手方向に伸縮性を付与していることを特徴とする。
3)上記の骨盤帯において、
前側重ね部は、中央位置に補強テープを幅方向に沿って固定していることを特徴とする。
4)上記の骨盤帯において、
左側重ね部と右側重ね部は、それぞれ、ほぼ中央位置に補強テープを幅方向に沿って固定していることを特徴とする。
骨盤帯は、所望の巻き付け状態に安定し易い。装着効果や装着感が悪化し難い。
実施形態の骨盤帯は、婦人の下腹部に巻き付け装着時に外側になる表面を図1に、内側になる裏面を図2に示す。この骨盤帯は、巻き付け装着時に婦人の下腹部の前側に重なる前側重ね部1、下腹部の左側と右側のそれぞれに重なる左側重ね部2と右側重ね部3、下腹部の後右側に重なる後右側重ね部4と、下腹部の後左側に重なる後左側重ね部5を設けている。
前側重ね部1は、骨盤帯の中央部に位置し、上縁を左側重ね部2と右側重ね部3より低くして、上下方向の幅を左側重ね部2と右側重ね部3より狭くしている。ほぼ4分の3以下にしている。
左側重ね部2と右側重ね部3は、それぞれ、前側重ね部1の左隣と右隣に位置し、上縁を前側重ね部1より高くして、上下方向の幅を前側重ね部1より広くしている。
後右側重ね部4は、左側重ね部2の隣に位置し、上縁を左側重ね部2より低くして、上下方向の幅を左側重ね部2より狭くしている。ほぼ半分にしている。後左側重ね部5は、右側重ね部3の隣に位置し、下縁を右側重ね部3より高くして、上下方向の幅を右側重ね部3より狭くしている。ほぼ半分にしている。
骨盤帯は、図3に示すように、3枚の弾性材11、12、13を重ねて一体化した3層の積層構造である。3層の中間材、心材11は、ポリウレタンシートのような弾性シートである。この弾性シートは、左右方向の長手方向とその他の方向に伸縮性ないし弾性がある。3層の表面材12は、伸縮織物で、かつ、パイル織物であり、言わば伸縮パイル織物である。この織物は、弾性糸を用いており、少なくとも左右方向の長手方向に伸縮性ないし弾性がある。また、骨盤帯の表面になる片面に無数の輪状のパイルを突出し、雌型の面ファスナを構成している。伸縮パイル織物は、ナイロンやポリウレタンのような化学繊維織物である。3層の裏面材13は、ジャージ地ないしメリヤス地である。少なくとも左右方向の長手方向に伸縮性ないし弾性がある。ジャージ地ないしメリヤス地は、ナイロンのような化学繊維の織物ないし編物である。結局、骨盤帯は、左右方向の長手方向に伸縮性ないし弾性がある。婦人の手で伸長可能である。
後右側重ね部4と後左側重ね部5は、それぞれ、端部の裏面に雄型の面ファスナ16を縫い付けて固定している。雄型面ファスナ16は、雌型面ファスナの表面材12に着脱する。
前側重ね部1は、図1、図2と図4に示すように、中央位置の表面と裏面に、それぞれ、補強テープ17、18を上下方向の幅方向に沿って縫い付けて固定している。表面と裏面の両側の補強テープ17、18は、前側重ね部1の上下方向の幅方向を曲がり難くし、巻き付け装着時に前側重ね部1を捲れ難くしている。表面側の補強テープ17は、ナイロンのような化学繊維の織物である。裏面側の補強テープ18は、綿のような天然繊維の織物である。
左側重ね部2と右側重ね部3は、それぞれ、ほぼ中央位置の表面と裏面に、それぞれ、補強テープ19、20を上下方向の幅方向に沿って縫い付けて固定している。表面と裏面の両側の補強テープ19、20は、左側重ね部2、右側重ね部3の上下方向の幅方向を曲がり難くし、巻き付け装着時に左側重ね部2、右側重ね部3を捲れ難くしている。補強テープ19、20は、前側重ね部1の補強テープ17、18と同様である。
この骨盤帯は、婦人が両手で後右側重ね部4と後左側重ね部5を掴んで伸ばし、図5と図6に示すように、下腹部に伸長状態で巻き付けて装着する。骨盤帯は、左右方向の長手方向に伸縮性ないし弾性があり、出産で緩んで開いた骨盤pの下部を締めて保持する。
巻き付け装着の際、前側重ね部1は、婦人の下腹部の前側に重ね、補強テープ17、18の位置、中央位置を骨盤pの恥骨結合部sの前側に配置する。中央位置の補強テープ17、18は、位置合わせの目印になる。なお、恥骨結合部sは、骨盤pの左右の寛骨hの下前端の中央に位置している。左側重ね部2と右側重ね部3は、それぞれ、下腹部の左側と右側に重ねる。左側重ね部2の補強テープ19、20と右側重ね部3の補強テープ19、20は、それぞれ、骨盤pの左側の寛骨hと右側の寛骨hの外側にほぼ位置する。後右側重ね部4は、下腹部の後右側に重ね、雄型面ファスナ16を右側重ね部3の表面材12、雌型面ファスナに貼り付けて、端部を右側重ね部3に固定する。後左側重ね部5は、下腹部の後左側に重ね、雄型面ファスナ16を左側重ね部2の表面材12、雌型面ファスナに貼り付けて、端部を左側重ね部2に固定する。
左側重ね部2と右側重ね部3は、それぞれ、上下方向の幅が広く、下腹部の上下方向にずれ難い。その上、下腹部の左側と右側を押す単位面積当たりの力、圧力が小さい。前側重ね部1は、上縁が低くて、上下方向の幅が狭く、下腹部の前側皮膚の上下動に引きずられ難い。骨盤帯は、補強テープ17、18の固定部分、補強テープ19、20の固定部分と両端の面ファスナ16の固定部分を除いて、ほぼ全長に亘り、左右方向の長手方向に伸縮性ないし弾性が付与されており、下腹部の変形に追従し易い。
結局、骨盤帯は、所望の巻き付け状態に安定し易い。
[変形例]
1)上記の実施形態において、骨盤帯は、3枚の弾性材11、12、13の積層構造であるが、2枚又は4枚以上の弾性材の積層構造にする。又は、1枚の弾性材の単層構造にする。
2)上記の実施形態において、後右側重ね部4はほぼ下半分位置に、後左側重ね部5はほぼ上半分位置に位置しているが、逆に、後右側重ね部4はほぼ上半分位置に、後左側重ね部5はほぼ下半分位置に位置させる。
本考案の実施形態における骨盤帯の正面図。 同骨盤帯の背面図。 図1のA−A線断面拡大図。 図1のB−B線断面拡大図。 同骨盤帯の巻き付け装着状態の正面図。 同骨盤帯の巻き付け装着状態の背面図。
符号の説明
1 前側重ね部
2 左側重ね部
3 右側重ね部
4 後右側重ね部
5 後左側重ね部
11、12、13 3層の積層構造
11 3層の中間材、心材、弾性シート、弾性材
12 3層の表面材、伸縮パイル織物、雌型面ファスナ、弾性材
13 3層の裏面材、ジャージ地ないしメリヤス地、弾性材
16 雄型面ファスナ
17 前側重ね部の表面側の補強テープ
18 前側重ね部の裏面側の補強テープ
19 左側重ね部、右側重ね部の表面側の補強テープ
20 左側重ね部、右側重ね部の裏面側の補強テープ
p 婦人の骨盤
h 骨盤の左右の寛骨
s 骨盤の恥骨結合部

Claims (4)

  1. 婦人の下腹部に巻き付けて装着し、出産で緩んだ骨盤の下部を締めて保持する骨盤帯において、
    巻き付け装着時に下腹部の左側と右側に重なる左側重ね部と右側重ね部を幅広に、下腹部の前側に重なる前側重ね部を幅狭にしていることを特徴とする骨盤帯。
  2. ほぼ全長に亘って長手方向に伸縮性を付与していることを特徴とする請求項1に記載の骨盤帯。
  3. 前側重ね部は、中央位置に補強テープを幅方向に沿って固定していることを特徴とする請求項1又は2に記載の骨盤帯。
  4. 左側重ね部と右側重ね部は、それぞれ、ほぼ中央位置に補強テープを幅方向に沿って固定していることを特徴とする請求項1、2又は3に記載の骨盤帯。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002209921A (ja) * 2001-01-23 2002-07-30 Kyoto Seni Kogyo:Kk 骨盤締め矯正ベルト
JP2005058539A (ja) * 2003-08-15 2005-03-10 Aoba:Kk 骨盤固定帯

Patent Citations (2)

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