JP4139880B2 - ガードル等のファンデーション - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガードルまたはガードル付きパンティストッキング等に係り、さらに詳しくは腹部を締め付けヒップアップ効果を付与したガードル等のファンデーションに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、婦人用のガードル等は、腹部を押さえて美しい体形線に現出させるため、腹部の中央部に菱形等の伸びない生地を二重に縫製するようにしている。ところが、この部分だけ生地が異なるための違和感があり、腹部の中央のみを圧迫するのが欠点とっていた。
【0003】
また従来の別の腹部を押さえる方法としては、ダブルカバリングヤーンを使用して、腹部中央部の編組織に変化を持たせて、締め付け圧に強弱をつけるようにしている。しかし、この方法では、強弱の締め付け圧は若干しかつかず、この程度では腹部を完全に押さえる効果は全く期待できない。
【0004】
さらに腹部整形片を入れる方法も提案されている。しかし、前屈みの姿勢や座った時、コ−ナが下腹部を押圧刺激するので、好ましい方法ではない。
【0005】
この点、特開平8−60407号公報に記載された技術が、最近の最も進んだ技術として評価されている。即ちこの技術は、腹部加圧片を腹直筋に副って逆ハの字状に入れて、前屈みの姿勢や座った時にも圧迫感のないよう対応させたものである。しかしながら、腹部加圧片としては、相変わらず樹脂製や金属製のシート物等が使されているため、破れやすく、違和感があり、局部的であって両脇ウエスト部には全く効果のないものである。
【0006】
一方、ガードル等には、ヒップアップ効果も要求される。このヒップアップ効果を付与させるためには、尻部の生地を膨らませて伸びやすくし、周辺の生地を伸びの抑制したものにする方法が既に用いられている。しかし、腹部の押圧とヒップアップ効果の付与とは、異質の技術からなっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
上記の事情に鑑み、本発明は、腹部を場所によって段階的に押圧して美しい体形線を現出させるとともに、ヒップアップ効果をも兼ねた編組織の変化のみによるガードル等のファンデーションの提供を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するために、上下に跨がる左身頃部2と右身頃部3と、天部4と、襠5を夫々編成し、これを縫製してなり、前面腹部の中央部10と両脇ウエスト部12と両身頃部2,3と背面中央部18と中間リング状部21と両尻中央部20と背面尻部の周辺部11と襠5とからなるガードル等のファンデーションにおいて、腹直筋17に副って下面が逆ハの字状の菱形からなる前面F の上部に位置する腹部中央部10と、背面B の背骨Bbの逆三角形状の背面中央部18は、粗い格子柄組織の厚地Tkに編成し、腹部中央部10下部から両身頃上部2a,3a周りと、両脇ウエスト部12と背面中央部18の下部19から背骨で二分割されたC字状からなる背面尻部の外輪周辺部11は粗い平編組織の厚地Tkに編成し、両身頃下部2b,3bと、両尻中央部20と、襠5は薄い平編組織の薄地Okに編成し、尻中央部20と背面尻部の周辺部11との間で一端を天部4に接続し、両尻中央部20を囲み略楕円形状をなす中間リング状部21は粗い平編組織の薄地Okに編成し、段差の生じないように厚地Tkから薄地Okに至る両端では、裏面で補強糸13を切断Ctし、前記薄編地は表糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングしたカバリングヤーンからなる芯糸とからなり、前記厚編地は表糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングしたカバリングヤーンからなる芯糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングした40デニール以上の太番手のカバリングヤーン糸とからなる補強糸でなることを特徴とするガードル等のファンデーション及び上下に跨がる左身頃部102と右身頃部103と、天部104と、襠105を夫々編成し、これを縫製してなり、前面腹部の中央部110と両脇ウエスト部112と両身頃部102,103と背面中央部118と両尻中央部120と背面尻部の外輪周辺部111と襠105とからなるガードル等のファンデーションにおいて、腹直筋17に副って襠105に至る下面逆ハの字状の菱形からなる腹部中央部110は、粗い平編組織の厚地Tkに編成し、前面F の腹部中央部110の菱形上辺に副ったハの字状の両身頃上部102a,103aから両脇ウエスト部112を経由して背面B に至る尻部の外輪周辺部111と、背骨の逆三角形状の中心上部118とは粗い平編組織の厚地Tkに編成し、両身頃下部102b,103bと、襠105は薄い平編組織の薄地Okに編成し、一端を天部に接続し略楕円形状をなす両尻中央部120は、粗い平編の薄地Okに編成し、厚地Tkから薄地Okに至る両端では、厚地Tkに使用した補強糸13を切断し、前記薄編地は表糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングしたカバリングヤーンからなる芯糸とからなり、前記厚編地は表糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングしたカバリングヤーンからなる芯糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングした40デニール以上の太番手のカバリングヤーン糸とからなる補強糸でなることを特徴とするガードル等のファンデーションを構成するものである。
【0009】
【発明の実施の態様】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。図1は、本発明のガードル等のファンデーションの一実施例を示す平面図である。図2は、図1のガードルを裏返えした状態の平面図である。図3は、図1のガードルを裏返えした状態の背面図である。図4は、本発明のガードル等のファンデーションの別な実施例を示す平面図である。図5は、図4のガードルを裏返えした状態の平面図である。図6は、図4のガードルを裏返えした状態の背面図である。図7は、本発明のガードル等のファンデーションのまた別な実施例を示す平面図である。図8は、図7のガードルを裏返えした状態の平面図である。図9は、図7のガードルを裏返えした状態の背面図である。図10は、本発明の厚地編地の一実施例を示す組織図である。図11は、人体腹部の筋肉を示した説明図である。図12は本発明のパンティストッキングからなるガードル等のファンデーションのさらにまた別な実施例を示す平面図である。
【0010】
先ず図1,2,3の一実施例と、図10の組織図と、図11の人体腹部の筋肉について説明する。本発明のガードル等のファンデーション1において、ガードル等とは、ガードル付きのパンティストッキングも含むものである。またファンデーションとは、女性美を表現する体型のバスト・ウエスト・ヒップを整えるために用いる下着のことであるが、本発明の場合はブラジャーを除くガードル等をさしている。
【0011】
図1のガードル1は、スタンダード型を示している。ここでガードル1は、もっと丈の長いファンデーションロング型や、もっとウエストを上げたハイウエスト型や、逆に短いローウエスト型や、ショ−ツ型も本発明の中に含まれる。
【0012】
本実施例のガードル1は、メリヤス編機を使用して、上下に跨がる両身頃2,3と、天部4と、襠5を夫々編成し、これを縫製したもので、6,7,8はその各縫合線を示している。なお左右の身頃2,3は、下のゴム編部9より編成されるが、このゴム編部9はメークアップ編成にてダブルウエルト(袋編)になっている。天部4はゴム糸を挿通した締付組織になっており、これを二重にして縫製している。
【0013】
図2、図3に示す左身頃2b、右身頃3bと両尻中央部20と襠5とを図10に示す表糸14と芯糸15からなる普通薄地Okからなり、前面Fの腹部Beの中央部10と、図3の背面Bの尻部Hiの周辺部11と、前面Fから背面Bに亘る両脇Weのウエスト部12の編地には、表糸14と芯糸15に補強糸13が追加して三本で編成され、普通の薄地Okとは異なり、厚地Tkを構成している。
【0014】
この糸使いとしては表糸14の場合、ナイロンの30デニ−ル双糸か、ナイロンの40デニール双糸か、綿80番手/ナイロン30デニールの混紡糸等が使用される。また芯糸15には、140デニールのポリウレタン弾性糸に12デニールのナイロン糸を二回カバリングしたダブルカバリングヤーン(DCY)の編糸等が使用される。そして本発明の補強糸13には、70デニールのポリウレタン弾性糸に70デニールのナイロン糸をカバリングしたシングルカバリングヤーン(SCY)の編糸からなるサポート糸等が使用される。
【0015】
そして、本発明に使用される補強糸13は、カバリング糸からなり、そのカバリング糸は、ポリウレタン弾性糸において12デニール乃至30デニール程度の通常の細いものではなく、40デニール以上の太いサポート糸であることが好ましい。そして補強糸13は、裏面で厚地Tkの両端にて図2,3,10に示すように、切断Ctされる。
【0016】
図11は、人体腹部Beから両脚Leの一部に至る筋肉を説明したものであるが、外腹斜筋16と腹直筋17とからなっている。即ち、図10の前面腹部の中央部10は、この腹直筋17に副った逆ハの字状の下面を有する菱形にすることが好ましく、腹部Beの中心になって一番出っ張りやすい部分である。
【0017】
また前面F1 から背面B1 に亘る両脇Weのウエスト部12も、締め付けて体型を整えるべき箇所である。そして図3の背面B1 の尻部Hiは、周辺部11も押し上げるようにしてヒップアップすべき箇所である。この尻部Hiの周辺部11は、図3に示すように、背骨Bbで左右に二分割された各Cの字状であることが好ましい。
【0018】
以上の図1,2,3からなる第1実施例のガードル1は、次の柄編組織からなっている。図11の腹直筋17に副って下面が逆ハの字状の菱形からなる前面F1 の上部に位置する腹部中央部10と、背面B1 の背骨Bbの逆三角形状の中心上部18は、粗い格子柄組織の厚地Tkにして、伸びを強く抑制している。次に腹部中央部10下部から図1の両身頃上部2a,3a周りと、両脇ウエスト部12から図3の背面中央部18の下部19から尻部の外輪周辺部11は、粗い平編組織の厚地Tkにして、適度の締め付けとヒップアップ効果を付与している。
【0019】
これに対して図2,3の両身頃下部2b,3bと、両尻中央部20と、襠5は薄い平編組織の普通の薄地Okにして伸びやすくしている。なお、尻中央部20と外輪周辺部11との中間リング状部21には、粗い平編組織の薄地Okにして、段差の生じないようにしている。従って厚地Tkから薄地Okに至る両端では、裏面で補強糸13を切断Ctするようにしいる。
【0020】
次の図4,5,6は、ガードルの第2実施例を示す。ガードル101は、下記の柄編組織からなっている。図11の腹直筋17に副って襠105に至る下面逆ハの字状の菱形からなる腹部中央部110は、粗い平編組織の厚地Tkにして、伸びを強く抑制している。また、図5の前面F2 の腹部中央部110の菱形上辺に副ったハの字状の図4の両身頃上部102a,103aから両脇ウエスト部112を経由して、図6の背面B2 に至る尻部の外輪周辺部111と、背骨の逆三角形状の中心上部118とは、粗い平編組織の厚地Tkにして適度の締め付けとヒップアップ効果を付与している。
【0021】
これに対して、図5,6の両身頃下部102b,103bと、襠105は薄い平編組織の普通の薄地Okにして伸びやすくしている。残る両尻中央部120は、粗い平編の薄地Okにしている。そして前実施例同様に、厚地Tkから薄地Okに至る両端では、厚地Tkに使用した図10に示す補強糸13を切断Ctしている。なお本実施例のガードル101は、両厚地Tkの部分を共に裏面で起毛Nして、肌ざわりの良さと保温効果を付与している。
【0022】
上記普通薄地Okは、表糸14と芯糸15からなり、厚地Tkは、表糸14と芯糸15に補強糸13が追加して三本で編成されることは、第1実施例と同様であり、この糸使いも第1実施例と同様である。
【0023】
図7,8,9は、更に別の第3実施例のガードル201を示しており、下記の柄編組織からなっている。図11の腹直筋17に副って下面が逆ハの字状の菱形からなる前面F3 の上部に位置する菱形状腹部中央部210と、腹部中央部210の菱形上辺に副ったハの字状の図7の両身頃上部202a,203aから両脇ウエスト部212を経由して図9の背面B3 に至る尻部下部の周辺部211と、これに連結した背骨の逆三角形状の中心上部218は、粗い綾組織の厚地Tkにして、伸びを強く抑制し、強力なヒップアップ効果を付与するようにしている。
【0024】
これに対して、図8,9の両身頃202b203bと襠205は、平編組織の普通の薄地Okにして伸びやすくしている。なお、図7の腹部中央部210と、両身頃上部202a,203aとの中間ハの字状斜面221から襠205に至る腹部中央部210の下部222と、残る図9の尻部上部223は、粗い平編組織の薄地Okにしている。そして本実施例の場合も厚地Tkから薄地Okに至る両端では、厚地Tkに使用した図10の補強糸13は切断している。なお本実施例のガードル201も、両厚地Tkの部分は、共に裏面で起毛Nして肌ざわりの良さと保温効果を付与するようにしている。
【0025】
上記普通薄地Okは、表糸14と芯糸15からなり、厚地Tkは、表糸14と芯糸15に補強糸13が追加して三本で編成されることは、第1実施例と同様であり、この糸使いも第1実施例と同様である。
【0026】
最後の図12に示すものは、ガードル付きパンティストッキングからなるガードル等301の一実施例である。左右の身頃302,303と、天部304と、襠305を夫々編成して、これを縫製したものである。
【0027】
このストッキング301は、図1,2,3に示す編組織と同じ構成にした例を示している。即ち、腹部中央部310と背面の中心上部(図示せず)は、粗い格子柄組織の厚地Tkにして伸びを強く抑制している。また両身頃上部302a,303a周りと、尻部の外輪周辺部(図示せず)等は細かい綾柄の厚地Tkにして、適度の締め付けとヒップアップ効果を付与している。
【0028】
これに対して両身頃下部302b,303bや尻部中央部(図示せず)や襠305は、平編組織の薄地Okにして伸びやすくしている。なお尻中央部(図示せず)と外輪周辺部(図示せず)との中間リング状部(図示せず)には、細かい綾柄の薄地Okを設けている。そして、厚地Tkから薄地Okに至る両端では、図10の補強糸13を切断Ctしている。
【0029】
以上、ガードルとガードル付きパンティストッキングの例のみを示したが、本発明のファンデーションァンデションとしては、同様な編組織の変化によって、コルセット,オールインワン,スリーインワン,ウエストニッパー等に応用することもできる。
【0030】
【発明の効果】
本発明のガードル等は、腹部及び尻部を部位によって効果的に締め付け圧に強弱を持たせ、また段階的に押圧して美しい線を見せ、ヒップアップ効果も満足すべき状態に保つことができた。
【0031】
本発明のガードル等は、編組織の変化だけで強弱を持たせるようにしたので、肌にやさしく、違和感もなく、破れや刺激を与えることもなく、安価に仕上げることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のガードル等のファンデーションの第1実施例を示す平面図である。
【図2】図1のガードルを裏返えした状態の平面図である。
【図3】図1のガードルを裏返えした状態の背面図である。
【図4】本発明のガードル等のファンデーションの第2実施例を示す平面図である。
【図5】図4のガードルを裏返えした状態の平面図である。
【図6】図4のガードルを裏返えした状態の背面図である。
【図7】本発明のガードル等のファンデーションの第3実施例を示す平面図である。
【図8】図7のガードルを裏返えした状態の平面図である。
【図9】図7のガードルを裏返えした状態の背面図である。
【図10】本発明の厚地編地の一実施例を示す組織図である。
【図11】人体腹部の筋肉を示した説明図である。
【図12】本発明のパンティストッキングからなるガードル等のファンデーションのさらにまた別な実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
1,101,201,301 ガードル等
2,302 左身頃
2a,102a,202a,302a 左身頃上部
2b,102b,202b,302b 左身頃下部
3,303 右身頃
3a,103a,203a,303a 右身頃上部
3b,103b,203b,303b 右身頃下部
4,304 天部
5,105,205,305 襠
6,7,8 縫合線
9 ゴム編部
10,110,210,310 腹部の中央部
11,111,211 尻部の周辺部
12,112,212 ウエスト部
13 補強糸
14 表糸
15 芯糸
16 外腹斜筋
17 腹直筋
18,118,218 背面の中心上部
19 背面の中心下部
20,120 両尻中央部
21,221 中間部
222 腹部中央部の下部
223 尻部上部
B1,B2,B3 背面
Bb 背骨
Be 腹部
Ct 補強糸の切断面
F1,F2,F3 前面
Hi 尻部
Le 両脚
N 起毛
Ok 薄地の編地
Si 両脇
Tk 厚地
We 両脇

Claims (2)

  1. 上下に跨がる左身頃部2と右身頃部3と、天部4と、襠5を夫々編成し、これを縫製してなり、前面腹部の中央部10と両脇ウエスト部12と両身頃部2,3と背面中央部18と中間リング状部21と両尻中央部20と背面尻部の周辺部11と襠5とからなるガードル等のファンデーションにおいて、腹直筋17に副って下面が逆ハの字状の菱形からなる前面Fの上部に位置する腹部中央部10と、背面Bの背骨Bbの逆三角形状の背面中央部18は、粗い格子柄組織の厚地Tkに編成し、腹部中央部10下部から両身頃上部2a,3a周りと、両脇ウエスト部12背面中央部18の下部19から背骨で二分割されたC字状からなる背面尻部の外輪周辺部11は粗い平編組織の厚地Tkに編成し、両身頃下部2b,3bと、両尻中央部20と、襠5は薄い平編組織の薄地Okに編成し、尻中央部20と背面尻部の周辺部11との間で一端を天部4に接続し、両尻中央部20を囲み略楕円形状をなす中間リング状部21は粗い平編組織の薄地Okに編成し、段差の生じないように厚地Tkから薄地Okに至る両端では、裏面で補強糸13を切断Ctし、前記薄編地は表糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングしたカバリングヤーンからなる芯糸とからなり、前記厚編地は表糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングしたカバリングヤーンからなる芯糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングした40デニール以上の太番手のカバリングヤーン糸とからなる補強糸でなることを特徴とするガードル等のファンデーション。
  2. 上下に跨がる左身頃部102と右身頃部103と、天部104と、襠105を夫々編成し、これを縫製してなり、前面腹部の中央部110と両脇ウエスト部112と両身頃部102,103と背面中央部118と両尻中央部120と背面尻部の外輪周辺部111と襠105とからなるガードル等のファンデーションにおいて、腹直筋17に副って襠105に至る下面逆ハの字状の菱形からなる腹部中央部110は、粗い平編組織の厚地Tkに編成し、前面Fの腹部中央部110の菱形上辺に副ったハの字状の両身頃上部102a,103aから両脇ウエスト部112を経由して背面Bに至る尻部の外輪周辺部111と、背骨の逆三角形状の中心上部118とは粗い平編組織の厚地Tkに編成し、両身頃下部102b,103bと、襠105は薄い平編組織の薄地Okに編成し、一端を天部に接続し略楕円形状をなす両尻中央部120は、粗い平編の薄地Okに編成し、厚地Tkから薄地Okに至る両端では、厚地Tkに使用した補強糸13を切断し、前記薄編地は表糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングしたカバリングヤーンからなる芯糸とからなり、前記厚編地は表糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングしたカバリングヤーンからなる芯糸とポリウレタン弾性糸にナイロン糸をカバリングした40デニール以上の太番手のカバリングヤーン糸とからなる補強糸でなることを特徴とするガードル等のファンデーション。
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