JP3100448U - ボクサートランクス - Google Patents

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Inventor
遠藤 裕治
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株式会社ナイガイ
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Abstract

【課題】前後身頃の伸長性を変えることで前身頃の生地を後身頃の生地よりもコース数は同一でも長さを縮ませることで後身頃の生地を臀部の形に良好に添い、かつ、身体の動きにつれて後身頃の生地がずり上がるのを防止する。また、腿の後面に接する後身頃が長くなるので座った姿勢のときなどに腿の後面の汗を良好に吸収できるトランクスを得る。
【解決手段】一対の偏平の筒状編地の一側縁に、それぞれウエール方向に延びる切断線を設け、前記両切断線端縁に襠布を縫着して腰部とし、前記両筒状編地と襠布の上端縁に環状にウエストバンドを設けてなり、前記腰部の後身頃部の編地は伸長性が大で編成された編地の単位ウエールの長さが大となる組織とし、他の編地部は、それに比して伸長性が小で編成された編地の単位ウエールの長さが小となる組織とした。
【選択図】図1

Description

 本考案はボクサートランクス、特に腰部の後身頃生地のずり上がりを防止し、かつ、腿部後面の発汗を吸収するなどして、着用感を高めたことを特徴とするトランクスに関する。
 男性用下着としてブリーフ,トランクスなどが用いられているが、ブリーフは主にニット生地の伸縮性を用いて身体に対しフィットするように縫製されているために、着用時に身体の動きに対して馴染んだ伸縮をし窮屈感を生ずることは少ないが、反面身体に良く添うために蒸れ感を生ずることがしばしばであった。
 これに対しトランクス形は、一般に織地が用いられ(特許文献1参照)身体へのフィット性についてはあまり注意されず開放的な構造であるため、通気性が良く蒸れないという利点を有している。然し、一般に織布は延びは少なく着用時に臀部や股部の形状に添わず見た目が不体裁となり、また、身体を屈曲するような場合、背中側の生地がずれてしまい、シャツの裾部分がはみ出してしまうというような事態も生じた。
特開平6−81201号公報
 本考案は上記の点に鑑みて、前後身頃に用いる生地に、後身頃の生地を前身頃の生地よりも単位ウエール当りの長さが大である編地を使用することで後身頃の生地を臀部の形に良好に添うようにし、かつ、身体の動きにつれて後身頃の生地がずり上がるのを防止し、また、前記構成により後身頃が長くなるので座った姿勢のときなどに股の後側の汗を良好に吸収できるトランクスを得ることを目的とする。
 請求項1の発明にあっては、一対の偏平の筒状編地の一側縁に、それぞれウエール方向に延びる切断線を設け、前記両切断線端縁に襠布を縫着し対の筒状編地が一体となった腰部とし、前記両筒状編地と襠布の上端縁に環状にウエストバンドを設けてなり、前記腰部の後身頃部の編地は伸長性が大で編成された編地の単位ウエールの長さが大となる組織とし、他の編地部は、それに比して伸長性が小で編成された編地の単位ウエールの長さが小となる組織とした。
 請求項2の発明にあっては、編成された編地の単位ウエールの長さが大となる編組織を平織組織とした。
 請求項3の発明にあっては、編成された編地の単位ウエールの長さが小となる編組織をタック組織又はパール編組織とした。
 請求項4の発明にあっては、筒状編地は、編出たコースから所定コース数編成後のコースに編出しコースを折り返して綴じ付けてなる口編部分から所定コース数編成後、編地を編針から落すことで単位体ごとに編成されたものである。
 請求項5の発明にあっては、筒状編地は、連続編成された長尺の編地を所定長に切断してなるものである。
 本考案ボクサートランクスは、着用時、後身頃の臀部に添う編地が、他部の編地に比して、同一コース数であっても編地の長さが大となる為に、編地にゆとりを生じ身体を前屈し或るいは伸張するような屈伸運動をした際にも、編地が体の動ききにつられてずり上がるような事が防止され、着用時の身体の形状に添わず見た目が不体裁となるようなことがない。
 また、着用時、腿を締め付けている口編部分の、真上位置にある後見頃の編地は、伸長性が大である為に腿の後側に対する編地が長くなるので腿の前側は編地と接触せず涼しく、特に座った際に発汗量の多い腿の後側は編地と接しの汗を良好に吸収することになる。
 本考案ボクサートランクス1の実施の形態を図面と共に次に説明する。図1Aは正面図、図1Bは背面図、図1Cは右側面図である。
 本考案ボクサートランクス1は口編部分2に続き脚筒部3を構成した左右一対の筒状編地5,5と襠布6とよりなる。筒状編地5は図2に示す如く口編部分2より編み始め脚筒部3,腰部4を経て所定長Lを筒状に編成してなるもので、丸編機で編成する。丸編機中靴下編機で編成する場合、図3に示す如く口編部分2の編み出しコースSから所定コース数口編部分2を編成した後一部の針に保持した編出しコースSのループを次コースの編成時に新編成コースに編み綴じすることで口編部分2をU字形に折り返すことで処理する。
 前記所定長Lに編成された筒状編地5は偏平に置かれたときにその側縁となる一辺に脚筒部3,口編部分2を除いて切断線7を入れ切開する。切断線7は一対の左右の筒状編地5,5において対象の位置となるように入れ、左右の筒状編地5,5の間に襠布6を置き、前記切断線7の長さと一致する長さの襠布6の両側縁それぞれれを前記左右の筒状編地5,5の切断線7に縫着する。8はその縫着線である。そして、襠布6と筒状編地5,5の上端に伸縮性を有する帯状体よりなるウエストバンド9を環状に縫着10する。
 筒状編地5は、脚筒部3から腰部4の編成時に後身頃13となる筒状の編地5の半周部分を、伸長性が大で編成された編地の単位ウエールの長さが大となる組織11、例えば平編(図5)とし、残余の前身頃14となる半周部分は伸長性が小で編成された編地12の単位ウエールの長さが小となる組織例えばタック組織(図6A)パール組織(図6B)とする。
 上記の、伸長性が大で、編成された編地の単位ウエールの長さが大となる組織(平編地)11での編成コース数L´は着用者の臀部を覆う範囲を必要としその上端はウエスト部に近くに位置させウエスト部は伸長性が小で編成された編地12の単位ウエールの長さが小となる組織で編成する。このような編組織を採用することによって本考案ボクサートランクス1は図1Cに側面を示す如く、臀部を覆う後身頃13が前身頃14に比べて若干長く後方に突出した形状となる。上記後身頃の平編地の範囲がウエスト部まで延びていても臀部を覆う作用効果から見て差し支えない。
 上記実施形態の説明で筒状編地5の編成は口編部分2から編成を開始し所定長Lの編成を終了した段階で編成を停止し編成した編地を針から落す編成手段を説明したが、丸編機で連続して長尺の編地を編成した後、それを所定長さに切断し口編部分2を折り返し縫着することで筒状編地の単体を作ることも出来る。
 本考案トランクスは、襠布以外のトランクス構成部材である筒状編地を編成する際の、口編部分の処理及び、筒状編地を所定コース数編成後編地を針から落とす編成手段を採用することで靴下編機を用いることによって筒状編地体単位体の編成が人手を要せず全自動的に行える。
Aは本考案ボクサートランクスの正面図、Bは同背面図、Cは同右側面図。 Aは切断線を入れた筒状編地の側面図、Bは、図1AのII−II線断面図。 口編部分の断面図。 襠布の展開図。 伸長性が大である編成された編地の単位ウエールの長さが大となる平編組織を示す。 伸長性が小で編成された編地の単位ウエールの長さが小となる組織を示し、Aはタック組織、Bはパール組織を示す。
符号の説明
 1 ボクサートランクス
 2 口編部分
 3 脚筒部
 4 腰部
 5 筒状編地
 6 襠布
 7 切断線
 8 縫着線
 9 ウエストバンド
 10 縫着
 11 伸長性が小で編成された編地の単位ウエールの長さが小となる組織
 12 伸長性が大である編成された編地の単位ウエールの長さが大となる組織
 13 後見頃
 14 前見頃
 S 編み出しコース

Claims (5)

  1. 一対の偏平の筒状編地の一側縁に、それぞれウエール方向に延びる切断線を設け、前記両切断線端縁に襠布を縫着して対の筒状編地が一体となった腰部とし、前記両筒状編地と襠布の上端縁に環状にウエストバンドを設けてなり、前記腰部の後身頃部の編地は伸長性が大で編成された編地の単位ウエールの長さが大となる組織とし、他の編地部は、それに比して伸長性が小で編成された編地の単位ウエールの長さが小となる組織としたことを特徴とするボクサートランクス。
  2. 編成された編地の単位ウエールの長さが大となる編組織を平織組織としたことを特徴とする請求項1記載のボクサートランクス。
  3. 編成された編地の単位ウエールの長さが小となる編組織をタック組織又はパール編組織としたことを特徴とする請求項1記載のボクサートランクス。
  4. 筒状編地は、編出しコースから所定コース数編成後のコースに編出しコースを折り返して綴じ付けてなる口編部分から所定コース数編成後、編地を編針から落すことで単位体ごとに編成されたものであることを特徴とする請求項1記載のボクサートランクス。
  5. 筒状編地は、連続編成された長尺の編地を所定長に切断してなるものであることを特徴とする請求項1記載のボクサートランクス。
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