JP3077029U - アンカーボルト支持金具及びアンカーボルト支持金具用固定部材 - Google Patents

アンカーボルト支持金具及びアンカーボルト支持金具用固定部材

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JP3077029U JP2000007397U JP2000007397U JP3077029U JP 3077029 U JP3077029 U JP 3077029U JP 2000007397 U JP2000007397 U JP 2000007397U JP 2000007397 U JP2000007397 U JP 2000007397U JP 3077029 U JP3077029 U JP 3077029U
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宣昭 福田
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株式会社東海建商
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 型枠の間隔が異なる場合にも一種類の製品で
容易に対応できるアンカーボルト支持金具及び固定部材
を提供する。 【解決手段】 アンカーボルト支持金具は、長尺状の金
属板であり長手方向中間位置にアンカーボルト支持部を
有する基盤部材と、その両端側に配設される固定部材2
0とを有する。固定部材は、基盤部材より幅広の金属製
薄板によって略コ字状に形成され、相対向する互いに平
行な1対の平板部と、平板部を連結する連結板部とを有
し、連結板部の一方の平板部との境界側に幅方向に延び
る挿通孔を設けると共に、他方の平板部を貫通して設け
た取付孔に外方から貫通して螺着されたボルトを設け、
平板部側から挿通孔を基盤部材に挿通することにより基
盤部材に配設される。基盤部材が相対向して立設された
1対の型枠の上端間に跨って配置された状態で、両平板
部間に挟まれた型枠の外周枠部に対してボルトを締め込
んで押し付けて、型枠に固定される。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に跨って配置さ れ、上端間の中間位置にて第1及び第2の型枠の間に垂下されるアンカーボルト を支持するアンカーボルト支持金具及びこれに用いる固定部材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のアンカーボルト支持金具1としては、例えば図19に示すよう に、長尺状金属板である基盤部材2を設けており、その両端わずかの部分が折り 曲げられた一対の曲げ部3になっており、さらに基盤部材2の長手方向中央に取 付孔4を設けたものが知られている。このアンカーボルト支持金具1は、一対の 曲げ部3を、地上に立設されて互いに対向した一対の型枠6の上端にて外側面に 引っ掛けることにより装着され、さらに両端に設けた固定孔を通してボルト5を 型枠6に螺合させることにより型枠6に固定される。さらに、アンカーボルト支 持金具1の取付孔4にアンカーボルト7を挿通させて、その端部に螺着したナッ ト8によって取付孔4に係止されて下方に垂下した状態でアンカーボルト7を支 持していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、このアンカーボルト支持金具1には寸法が一定であるが、通常型枠間 の間隔は120,135,150,160mmのように多種類ある。そのため、 これらの間隔の違いに応じた多種類の支持金具1を用意しなければならず、製造 コストが高くなると共に、製品管理の手間が非常に煩雑であった。
【0004】 本考案は、上記した問題を解決しようとするもので、相対向して立設された第 1及び第2の型枠の間隔が異なる場合にも一種類の製品で容易に対応できると共 に安価なアンカーボルト支持金具及びこれに用いる固定部材を提供することを目 的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び考案の効果】
上記目的を達成するために本考案の第1の構成上の特徴(請求項1の考案の構 成上の特徴)は、長尺状の金属板である基盤部材の長手方向中間位置にアンカー ボルト支持部を有し、基盤部材が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上 端間に跨って配置され、上端間の中間に位置するアンカーボルト支持部によって 第1及び第2の型枠の間に垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト 支持金具であって、基盤部材より幅広の金属製薄板によって略コ字状に形成され 、相対向する互いに平行な1対の平板部と、1対の平板部の一側縁にて両平板部 を連結する連結板部とを有し、連結板部の一方の平板部との境界側に幅方向に延 びる挿通孔を設けると共に、他方の平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫 通して螺合されたボルトを設けており、平板部側から挿通孔を基盤部材に挿通す ることにより基盤部材の両端側に取り外し可能に配設される1対の固定部材を備 え、基盤部材が、相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に跨って配 置された状態で、固定部材の1対の平板部によって基盤部材と型枠の外周枠部を 挟み、ボルトを締め込んで押し付けることにより、型枠に固定されることにある 。
【0006】 上記第1の特徴においては、平板部側から挿通孔を基盤部材に端部側から挿通 させることにより基盤部材に固定部材が配設されたアンカーボルト支持金具が、 相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端に載置される。固定部材の1対 の平板部で基盤部材と型枠の外周枠部を挟んでさらにボルトを締め込むことによ り、アンカーボルト支持金具が固定部材によって型枠に強固に位置決め固定され る。この状態で、アンカーボルト支持金具のアンカーボルト支持部においてアン カーボルトが、型枠間に垂下した状態で保持される。
【0007】 その結果、第1の特徴によれば、アンカーボルト支持金具は、固定部材は基盤 部材に摺動可能に取り付けられていることにより、第1及び第2の型枠の間隔が 種々変化する場合にも、固定部材を移動させることにより、1種類のアンカーボ ルト支持金具で容易に対応することができる。さらに、アンカーボルト支持金具 が安価に提供される。
【0008】 また、本考案の第2の構成上の特徴(請求項2の考案の構成上の特徴)は、ア ンカーボルト支持金具が、金属製薄板からなり、第1の平板部と、第1の平板部 に相対向すると共に平行でありかつ第1の平板部より幅が狭い第2の平板部と、 1対の平板部の長さ方向の一側縁にて両平板部を連結する連結板部と、第2の平 板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合されたボルトとを有する固 定部材を設けており、 基盤部材が、相対向して立設された第1及び第2の型枠 の上端間に跨って配置された状態で、第1の平板部の第2の平板部に対して幅方 向に延びた延設部分を型枠の上端面に載置し、延設部分で基盤部材を押えつつ、 第1及び第2の平板部によって型枠の外周枠部を挟み、外周枠部に対してボルト を締め込んで押し付けることにより、型枠に固定されることにある。
【0009】 上記第2の特徴においては、アンカーボルトの配設位置が型枠の背面側の補強 桟に対応する場合に、アンカーボルト支持金具が相対向して立設された第1及び 第2の型枠の補強桟位置においてその上端に載置される。さらに、固定部材の第 1の平板部の第2の平板部に対して延設された延設部分を型枠の上端面に載置し 、延設部分で基盤部材を押えつつ、第1及び第2の平板部で補強桟位置から外れ た位置で型枠の外周枠部を挟み、外周枠部に対してボルトを締め込んで押し付け る。これにより、固定部材が型枠に固定されると共に、アンカーボルト支持金具 が固定部材の延設部部分に押えられて、型枠に強固に位置決め固定される。この 状態で、アンカーボルト支持金具のアンカーボルト支持部においてアンカーボル トが、型枠間に垂下した状態で保持される。
【0010】 その結果、第2の特徴によれば、アンカーボルト支持金具は、第1及び第2の 型枠の補強桟と重なる位置であっても、固定部材の型枠への固定部分とアンカー ボルト支持金具を型枠へ固定する部分が分かれているため、補強桟に妨害される ことなく、固定部材によってアンカーボルト支持金具を型枠上端に容易にかつ確 実に位置決め固定することができる。さらに、固定部材は基盤部材とは離れた構 造になっているため、第1及び第2の型枠の間隔が種々変化する場合にも、1種 類の基盤部材で対応することができ、基盤部材の管理が容易であると共に、アン カーボルト支持金具が安価に提供される。
【0011】 また、本考案の第3の構成上の特徴(請求項3の考案の構成上の特徴)は、ア ンカーボルト支持金具は、基盤部材が、長手方向の所定間隔を隔てた2ヵ所にて 略直角に折り曲げられかつ折り返された幅方向両端間に延びた段差部を設けて、 段差部を挟んで互いに平行な第1基部と第2基部とに分けられており、段差部の 高さと略同一厚さの磁石部と、磁石部を保持する保持部とを設けてなり、第1基 部の第2基部配設側に磁石部が配設されると共に、保持部によって第1基部に着 脱自在にかつ長手方向に摺動可能に装着される位置決め部材と、第2基部より幅 広の金属製薄板によって略コ字状に形成され、相対向する互いに平行な1対の平 板部と、1対の平板部の一側縁にて両平板部を連結する連結板部とを有し、連結 板部の一方の平板部との境界側に幅方向に延びる挿通孔を設けると共に、他方の 平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合されたボルトを設けてお り、平板部側から挿通孔を第2基部に挿通することにより第2基部側に配設され る固定部材とを備え、基盤部材が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上 端間に跨って配置された状態で、第1基部側が位置決め部材の磁石部を吸着させ ることによって第1及び第2の型枠のいずれか一方に固定され、固定部材の1対 の平板部によって第2基部と第1及び第2の型枠の他方の外周枠部を挟み、ボル トを締め込んで押し付けることにより、第2基部が型枠に固定されることにある 。
【0012】 上記第3の特徴においては、アンカーボルト支持金具の基盤部材を相対向して 立設された第1及び第2の型枠の上端に載置し、第1基部側に着脱自在にかつ長 手方向に摺動可能に装着された位置決め部材の磁石部を吸着させることによって 第1及び第2の型枠のいずれか一方に固定される。さらに、固定部材の配設され た第2基部側が、1対の平板部で第2基部と第1及び第2の型枠の他方の外周枠 部を挟んでさらにボルトを締め込むことにより、アンカーボルト支持金具が固定 部材によって型枠に強固に位置決め固定される。この状態で、アンカーボルト支 持金具のアンカーボルト支持部においてアンカーボルトが、型枠間に垂下した状 態で保持される。
【0013】 その結果、第3の特徴によれば、アンカーボルト支持金具を、一方の型枠の上 端には、位置決め部材によって容易に固定することができ、作業時間を短縮する ことができ、他方の型枠の上端には、簡易な固定部材によって安価に固定するこ とができる。さらに、位置決め部材は第1基部に、固定部材は第2基部にそれぞ れ摺動可能に取り付けられていることにより、第1及び第2の型枠の間隔が種々 変化する場合にも、位置決め部材及び固定部材を移動させることにより、1種類 のアンカーボルト支持金具で容易に対応することができる。
【0014】 また、本考案の第4の構成上の特徴(請求項4の考案の構成上の特徴)は、ア ンカーボルト支持金具が、基盤部材が、長手方向の所定間隔を隔てた2ヵ所にて 略直角に折り曲げられかつ折り返されて幅方向両端間に延びた段差部を設けて、 段差部を挟んで互いに平行な第1基部と第2基部とに分けられており、段差部の 高さと略同一厚さの磁石部と、磁石部を保持する保持部とを設けてなり、第1基 部の第2基部配設側に磁石部が配設されると共に、保持部によって第1基部に着 脱自在にかつ長手方向に摺動可能に装着される位置決め部材と、金属製薄板から なり、第1の平板部と、第1の平板部に相対向すると共に平行でありかつ第1の 平板部より幅が狭い第2の平板部と、1対の平板部の長さ方向の一側縁にて両平 板部を連結する連結板部と、第2の平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫 通して螺合されたボルトとを有する固定部材を設けており、基盤部材が相対向し て立設された第1及び第2の型枠の上端間に跨って配置された状態で、第1基部 側が位置決め部材の磁石部を吸着させることによって第1及び第2の型枠のいず れか一方に固定され、第2基部を第1及び第2の型枠の他方の上端面に載置し、 第1の平板部の第2の平板部に対して幅方向に延びた延設部分を型枠の上端面に 載置し、延設部分で基盤部材を押えつつ、第1及び第2の平板部で型枠の外周枠 部を挟み、第2の平板部に螺合されたボルトを締め込むことにより、型枠に固定 されることにある。
【0015】 上記のように構成した請求項4の考案においては、アンカーボルトの配設位置 が型枠の背面側の補強桟に対応する場合に、アンカーボルト支持金具の基盤部材 を相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端に載置し、第1基部側に着脱 自在にかつ長手方向に摺動可能に装着された位置決め部材の磁石部を吸着させる ことによって第1及び第2の型枠のいずれか一方に固定される。さらに、基盤部 材の第2基部側では、固定部材が、押板部を型枠上のアンカーボルト支持金具端 部に被せた状態で第1の平板部と第2の平板部で第1及び第2の型枠の他方の外 周枠部を挟んでさらにボルトを締め込むことにより、第2基部が固定部材の押板 部に押えられて、型枠に強固に位置決め固定される。この状態で、アンカーボル ト支持金具のアンカーボルト支持部においてアンカーボルトが、型枠間に垂下し た状態で保持される。
【0016】 その結果、第4の特徴によれば、アンカーボルト支持金具を、一方の型枠の上 端には、位置決め部材によって容易に固定できることにより作業時間を短縮する ことができ、他方の型枠の上端には、簡易な固定部材によって安価に固定するこ とができる。また、アンカーボルト支持金具は、第1及び第2の型枠の補強桟と 重なる位置であっても、固定部材の型枠への固定部分とアンカーボルト支持金具 を型枠へ固定する部分が分かれているため、補強桟に妨害されることなく、アン カーボルト支持金具を型枠上端に容易にかつ確実に位置決め固定することができ る。さらに、固定部材は基盤部材とは離れた構造になっており、また位置決め部 材が摺動可能に取り付けられているため、第1及び第2の型枠の間隔が種々変化 する場合にも、1種類の基盤部材で容易に対応することができ基盤部材の管理が 容易であると共にアンカーボルト支持金具が安価に提供される。
【0017】 また、本考案の第5の構成上の特徴(請求項5〜8の考案の構成上の特徴)は 、第1〜第4の構成上の特徴に加えて、アンカーボルト支持金具の固定部材のボ ルトが、ボルトが軸方向の先端側と頭部側の所定の範囲にのみねじ溝を有すると 共に、両ねじ溝部の間の丸棒部分の外径が取付孔の内径より小さくされているこ とにある。
【0018】 上記第5の特徴においては、ボルトをその先端側のわずかな長さのねじ溝によ り固定部材に取り付けた後は、両ねじ溝部の中間のねじ溝が無い部分を通り越し て頭部側のわずかな長さのねじ溝を取付孔に螺合させるのみで、型枠を押さえる ことができる。その結果、第5の特徴によれば、固定部材による型枠の固定時間 を大幅に短縮でき、作業効率を高めることができる。
【0019】 また、本考案の第6の構成上の特徴(請求項9の考案の構成上の特徴)は、長 尺状の金属板である基盤部材の長手方向中間位置にアンカーボルト支持部を有し 、基盤部材が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に跨って配置さ れ、上端間の中間に位置するアンカーボルト支持部によって第1及び第2の型枠 の間に垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支持金具を第1及び 第2の型枠の上端に固定するためのアンカーボルト支持金具用固定部材であって 、基盤部材より幅広の金属製薄板によって略コ字状に形成され、相対向する互い に平行な1対の平板部と、1対の平板部の一側縁にて両平板部を連結する連結板 部とを有し、連結板部の一方の平板部との境界側に幅方向に延びる挿通孔を設け ると共に、他方の平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合された ボルトを設けてなり、平板側から挿通孔を基盤部材に端部側から挿通させること により基盤部材に配設される1対の平板部によって基盤部材と型枠の外周枠部を 挟み、ボルトを締め込んで押し付けることにより、基盤部材を型枠に固定するこ とにある。
【0020】 上記第6の特徴においては、固定部材を平板側から挿通孔を基盤部材に端部側 から挿通させることにより基盤部材に固定部材が配設されたアンカーボルト支持 金具が、相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端に載置される。さらに 、固定部材の1対の他方の平板部で基盤部材と型枠の外周枠部を挟んでボルトを 締め込むことにより、アンカーボルト支持金具が固定部材によって型枠に強固に 位置決め固定される。
【0021】 その結果、第6の特徴によれば、固定部材は基盤部材に摺動可能に取り付けら れていることにより、第1及び第2の型枠の間隔が種々変化する場合にも、固定 部材を移動させることにより、1種類の基盤部材で容易に対応することができ、 基盤部材の管理を容易にすることができる。また、アンカーボルト支持金具用の 固定部材は、簡易な構成であり製造コストを安価にすることができる。
【0022】 また、本考案の第7の構成上の特徴(請求項10の考案の構成上の特徴)は、 アンカーボルト支持金具用固定部材が、金属製薄板からなり、第1の平板部と、 第1の平板部に相対向すると共に平行でありかつ第1の平板部より幅が狭い第2 の平板部と、1対の平板部の長さ方向の一側縁にて両平板部を連結する連結板部 と、第2の平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合されたボルト とを設けてなり、基盤部材が、相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端 間に跨って配置された状態で、第1の平板部の第2の平板部に対して幅方向に延 びた延設部分を型枠の上端面に載置し、延設部分で基盤部材を押えつつ、第1及 び第2の平板部で型枠の外周枠部を挟み、外周枠部に対してボルトを締め込んで 押し付けることにより、基盤部材を型枠に固定することにある。
【0023】 上記第7の特徴においては、アンカーボルトの配設位置が型枠の背面側の補強 桟に対応する場合に、アンカーボルト支持金具の基盤部材が相対向して立設され た第1及び第2の型枠の補強桟位置においてその上端に載置される。さらに、固 定部材が、押板部を型枠上の基盤部材の端部に被せた状態で第1の平板部と第2 の平板部で型枠の外周枠部を挟んだ状態でボルトを締め込むことにより、基盤部 材が固定部材の押板部に押えられて、型枠に強固に位置決め固定される。
【0024】 その結果、第7の特徴によれば、アンカーボルト支持金具が第1及び第2の型 枠の補強桟と重なる位置であっても、固定部材が型枠への固定部分とアンカーボ ルト支持金具を型枠へ固定する部分が分かれているため、補強桟に妨害されるこ となく、アンカーボルト支持金具を型枠上端に容易にかつ確実に位置決め固定す ることができる。さらに、固定部材は基盤部材とは離れた構造になっているため 、第1及び第2の型枠の間隔が種々変化する場合にも、この固定部材を用いるこ とにより、1種類の基盤部材で容易に対応することができ、基盤部材の管理を容 易にすることができる。また、このアンカーボルト支持金具用固定部材は簡易な 構成であり、製造コストを安価にすることができる。
【0025】 また、本考案の第8の構成上の特徴(請求項11,12の考案の構成上の特徴 )は、第6、第7の構成上の特徴に加えて、アンカーボルト支持金具の固定部材 のボルトが、ボルトが軸方向の先端側と頭部側の所定の範囲にのみねじ溝を有す ると共に、両ねじ溝部の間の丸棒部分の外径が取付孔の内径より小さくされてい ることにある。
【0026】 上記第8の特徴においては、ボルトをその先端側のわずかな長さのねじ溝によ り固定部材に取り付けた後は、両ねじ溝部の中間のねじ溝が無い部分を通り越し て頭部側のわずかな長さのねじ溝を取付孔に螺合させるのみで、型枠を押さえる ことができる。その結果、第8の特徴によれば、固定部材による型枠の固定時間 を大幅に短縮でき、作業効率を高めることができる。
【0027】
【考案の実施の形態】
以下、本考案の一実施の形態について図面を用いて説明すると、図1、図2は 第1の実施形態であるアンカーボルト支持金具を平面図及び正面図により示した ものであり、図3〜図5はアンカーボルト支持金具10の基盤部材11を平面図 及び正面図により示したものであり、図6はアンカーボルト支持金具10の一部 を構成する固定部材20を平面図、正面図及び側面図により示したものである。 アンカーボルト支持金具10は、基盤部材11と、一対の固定部材20とを備え ている。なお、図1〜図3においては、アンカーボルト支持金具10は左右非対 称になっているが、左右対称形状のものでも同様である。
【0028】 基盤部材11は、金属製の平坦な長尺状の薄板であり、長手方向中央よりわず かに一端側(図示左端側)位置に、幅方向一端側から中央位置まで切り欠かれて 延び、中央位置で長手方向一方側にわずかに延びた中心孔位置12aになってい る略L字状の挿嵌通路部12が設けられている。挿嵌通路部12の幅は、後述す るアンカーボルト35の外径と略同一寸法である。基盤部材11の幅方向の両端 側には、長手方向に間隔を隔てて各々3個の3角形に切り込まれた位置決めマー ク13が形成されている。
【0029】 基盤部材11の一表面側において、挿嵌通路部12を挟んだ長手方向の両側に は、挿嵌通路部12を跨いで支持部15が立設固定されている。支持部15は、 基盤部材11と同一幅の長尺状の金属製薄板を折り曲げて略コの字状で対称形状 に形成されたものであり、長方形の平行板部16と、その両端で垂直に立設され た一対の垂直部17と、垂直部17の先端で垂直部に直角に折り返されてわずか に延びた一対の取付部18とを設けており、取付部18にて溶接等により基盤部 材11に一体的に連結固定されている。このように基盤部材11に固定された支 持部15の平行板部16には、基盤部材11に設けた挿嵌通路部12との対向位 置に、同一形状の第2挿嵌通路部16aが形成されている。
【0030】 支持部15の他端側の垂直部17の略中央位置には取付孔17aが設けられて おり、上記垂直部17内面には取付孔17aを囲んでナット19が溶接により固 定されている。図7、図8に示すように、ナット19には支持部15の外部から ボルト19aが螺合されるようになっている。
【0031】 固定部材20は、図6に示すように、長尺状で基盤部材11より幅広の金属製 薄板を曲げ加工することにより形成されるもので、相対向する互いに平行な第1 の平板部21と第2の平板部22と、1対の平板部21,22の一側縁にて両平 板部を一体的に連結する連結板部23とを有しており、全体として略コの字状に なっている。第1の平板部21は、第2の平板部22より長さがわずかに長くな っている。連結板部23と第1の平板部21の境界部分には、境界に沿って幅方 向両端近傍まで延びると共に、連結板部23と第1の平板部21の両方にわずか に延びたスリット状の挿通孔24が形成されている。挿通孔24の幅方向に延び た寸法は、基盤部材11の幅寸法よりわずかに大きくなっており、また隙間寸法 は、基盤部材11の板厚よりわずかに大きめに形成されている。ただし、挿通孔 は連結板部23側にのみ設けても良い。
【0032】 さらに、図6に示すように、第2の平板部22の長手方向外端近傍には、ねじ 溝を有する取付孔25が設けられている。取付孔25には、ねじ部26aと頭部 である把持部26bとからなるボルト26が外方から螺合されている。このボル ト26のねじ部26aは、先端側26a1と把持部側26a3の短い範囲にねじ 溝を設けており、両者の中間部26a2はねじ溝が無くかつその外径が取付孔2 5の内径より小さくされている。この固定部材20は、挿通孔24を基盤部材1 1の端部から挿入することにより、基盤部材11に長手方向に移動可能なように 配設される。
【0033】 つぎに、上記アンカーボルト支持金具10の使用例について説明する。 基盤部材11が、図7,図8に示すように、地上に相対向して立設された型枠 31,32の上端部に重ね合わされる。つぎに、基盤部材11の長手方向両端側 から固定部材20が、平板部21,22側から挿通孔24を基盤部材11に挿通 し中央方向に移動させることにより、基盤部材11を介して第1及び第2の平板 部21,22によって、型枠31,32の外周枠部31a,32aを挟む。さら に、ボルト26の先端側26a1を取付孔25に嵌め込み、中間部26a2を挿 通させた後、把持部側26a3を取付孔25に締め込んで、先端側26a1を外 周枠部31a,32aに押し付けることにより、アンカーボルト支持金具が固定 部材20によって型枠31,32に強固に位置決め固定される。
【0034】 つぎに、上端側にナット34が螺合されたアンカーボルト35が、基盤部材1 1の挿嵌通路部12及び支持部15の第2挿嵌通路部16aにその中央側端部ま で挿入される。アンカーボルト35が挿入された状態で、支持部15の垂直部1 7内面に固定されたナット19に、支持部15の外部からボルト19aが螺合さ れ締め込むことにより、アンカーボルト35を押して中心孔位置12aに押しつ けることにより強固に固定する。これにより、アンカーボルト35の上下方向へ の移動及び外方への移動を防止でき、アンカーボルト支持金具10によりアンカ ーボルト35を両型枠31,32間に垂下した状態で配設することができる。こ れにより、アンカーボルト35が、上下方向に延びた状態でかつ緊密にアンカー ボルト支持金具に固定支持されるので、コンクリート打設時においてアンカーボ ルト35の移動を防止できる。
【0035】 以上に説明したように、本実施形態によれば、アンカーボルト支持金具10は 、第1及び第2の型枠31,32の上端に、固定部材20によって容易に固定す ることができ、作業時間を短縮することができる。さらに、固定部材20は、基 盤部材11に摺動可能に取り付けられていることにより、第1及び第2の型枠3 1,32の間隔が種々変化する場合にも、固定部材20を移動させることにより 、容易に対応することができる。そのため、種々の型枠の間隔に対して多種類の 支持金具を用意する必要はなく1種類のアンカーボルト支持金具で対応できるの で、支持金具の管理が容易であり非常に便利であると共にアンカーボルト支持金 具を安価に提供できる。
【0036】 さらに、固定部材20による基盤部材11の型枠31、32への固定について は、ボルト26の先端側26a1を短時間で取付孔25に嵌め込んだ後、螺合さ せる必要のない中間部26a2を挿通させ直ちに短い把持部側26a3で取付孔 25に締め込むことにより、非常に短時間に、先端側26a1を外周枠部31a ,32aに押し付けて、基盤部材11を固定部材20によって型枠31,32に 位置決め固定することができる。ただし、ボルト26については、図6に示した 形態に限るものではなく、使用目的や用途に応じて、締付に時間を要するが図9 に示すようなねじ部26a全体にねじ溝を有する通常のボルト26を用いてもよ い。
【0037】 つぎに、第2の実施形態について説明する。 本実施形態においては、アンカーボルト配設位置が型枠に設けられた補強桟の 位置に一致し、上記アンカーボルト支持金具10を上記固定部材20を用いて固 定しようとしたとき、補強桟が邪魔で固定できない場合に対処するために、固定 部材を変更したものである。本実施形態のアンカーボルト支持金具40は、上記 基盤部材11と固定部材41とからなる。固定部材41は、金属製薄板からなり 、図10に示すように、幅の広い第1の平板部42と、第1の平板部42の幅方 向一端側で対向すると共に幅が第1の平板部42の幅の半分より狭い第2の平板 部43と、両平板部42,43の一側縁にて両平板部を連結する連結板部44と を設けている。
【0038】 第1の平板部42の、第2の平板部43からはみだして幅方向に延出した延設 部分は押板部45となっている。第1の平板部42は、第2の平板部43より長 さもわずかに長くなっている。さらに、第2の平板部43の中心位置には、ねじ 溝を有する取付孔43aを設けており、取付孔43aには、ねじ部46aと把持 部46bとからなるボルト46が外方から螺合されている。ボルト46について も、上記ボルト26と同様に、ねじ部46aが、先端側と把持部側の短い範囲に ねじ溝を設けており、両者の中間部はねじ溝が無くかつその外径が取付孔43a の内径より小さくされている。すなわち、この固定部材41は、基盤部材11と は別個に用意されて、基盤部材11と共にアンカーボルト支持金具40を構成し ているのである。
【0039】 上記のように構成した第2の実施形態においては、アンカーボルトの配設位置 が型枠の背面側の補強桟に対応する場合に、図11、図12に示すように、アン カーボルト支持金具40の基盤部材11が相対向して立設された第1及び第2の 型枠31,32の補強桟(図示しない)位置においてその上端に載置される。さ らに、固定部材41が、押板部45を型枠31,32上の基盤部材11端部に被 せた状態で第1の平板部42と第2の平板部43で型枠31,32の外周枠部を 挟んでさらにボルト46を締め込むことにより、型枠31,32に固定されると 共に、アンカーボルト支持金具40が固定部材41の押板部45に押えられて、 型枠31,32に強固に位置決め固定される。この状態で、アンカーボルト支持 金具40のアンカーボルト支持部15においてアンカーボルト35が、型枠間に 垂下した状態で保持される。
【0040】 その結果、本実施形態によれば、アンカーボルト支持金具40は、第1及び第 2の型枠31,32の補強桟と重なる位置であっても、固定部材41の型枠への 固定部分とアンカーボルト支持金具40を型枠へ固定する部分が分かれているた め、補強桟に妨害されることなく、固定部材41によってアンカーボルト支持金 具40を型枠31,32上端に容易にかつ確実に位置決め固定することができる 。さらに、固定部材41は基盤部材11とは離れた構造になっているため、第1 及び第2の型枠の間隔が種々変化する場合にも、1種類の基盤部材で対応するこ とができる。そのため、種々の型枠の間隔に対して多種類のアンカーボルト支持 金具を用意する必要はなく1種類の支持金具で対応できるので、支持金具の管理 が容易であり非常に便利であると共にアンカーボルト支持金具を安価に提供でき る。また、ボルト46を用いることにより、第1の実施形態と同様に、非常に短 時間に、基盤部材11を固定部材41によって型枠31,32に位置決め固定す ることができる。ただし、ボルト46については、ねじ部46a全体にねじ溝を 有する通常のボルトを用いてもよい。
【0041】 つぎに、第3の実施形態について説明する。 本実施形態においては、アンカーボルト支持金具50の基盤部材51の形状を 変更し、基盤部材の一端側に簡易な上記固定部材20を配設し、他端側に磁石を 用いた高価であるが型枠への取付が容易な位置決め部材を配設したものである。 すなわち、基盤部材51は、図13、図14に示すように、上記基盤部材11に おいて、支持部15の一端側(図示左端側)わずかに離れた位置にて平板を折り曲 げ折り返して段差部52を設けて、段差部を挟んで互いに平行な右側の第1基部 53と左側の第2基部54とに分けられている。第1基部53の端部側には長手 方向に延びたスリット状の長孔55が設けられており、長孔55位置には、位置 決め部材56が第1基部53に着脱自在にかつ長手方向に摺動可能に装着されて いる。
【0042】 位置決め部材56は、上記段差部52の高さと略同一厚さの磁石部56aと、 磁石部56aを保持する保持部56bとを設けている。保持部56bは、金属製 長尺板を略コの字状に折り曲げて形成されたものであり、コの字状部分で磁石部 56aを挟んで保持すると共に磁石部56aと反対方向に突出した棒状のねじ部 を長孔55に挿入し、ねじ部に螺合したナット56cで締め付けることにより、 位置決め部材56は、第1基部53に固定されるようになっている。また、第2 基部54には、上記固定部材20が取り付けられる。その際、ボルトについては 、上記ボルト26,46の形態のものを用いることが好ましい。
【0043】 以上のように構成した第3の実施形態によれば、図15及び図16に示すよう に、基盤部材51の第1基部53の端部側に位置決め部材56が取り付けられて おり、第2基部54には上記固定部材22が取り付けられており、この基盤部材 51が、相対向して立設された第1及び第2の型枠31,32のいずれかの上端 に位置決め部材56を磁石部56aによって固定し、第2基部54側で固定部材 20により型枠に固定される。
【0044】 その結果、アンカーボルト支持金具50は、第1の型枠31の上端には、位置 決め部材56によって容易に固定することができ、作業時間を短縮することがで き、第2の型枠32の上端には、簡易な固定部材20によって安価に固定するこ とができる。さらに、位置決め部材56と固定部材20は、第1基部53と第2 基部54に摺動可能に取り付けられていることにより、第1及び第2の型枠31 ,32の間隔が種々変化する場合にも、位置決め部材56と固定部材20を移動 させることにより、1種類のアンカーボルト支持金具で対応可能である。その結 果、アンカーボルト支持金具50の部品管理が容易になると共に、支持金具50 を安価に提供することができる。
【0045】 つぎに、第3の実施形態の変形例について説明する。 本変形例では、図17及び図18に示すように、上記第3の実施形態の固定部 材20を、上記固定部材41に変更したものであり、その他の構成は、上記第3 の実施形態に示したものと同様である。これにより、本変形例では、第3の実施 形態に示したと同様の効果が得られると共に、アンカーボルト支持金具40は、 第1及び第2の型枠31,32の補強桟と重なる位置であっても、固定部材41 の型枠への固定部分とアンカーボルト支持金具40を型枠へ固定する部分が分か れているため、補強桟に妨害されることなく、固定部材41によってアンカーボ ルト支持金具40を型枠31,32上端に容易にかつ確実に位置決め固定するこ とができる。さらに、固定部材41は基盤部材11とは離れた構造になっている ため、第1及び第2の型枠の間隔が種々変化する場合にも、1種類の基盤部材で 対応することができる。そのため、種々の型枠の間隔に対して多種類のアンカー ボルト支持金具を用意する必要はなく1種類の支持金具で対応できるので、支持 金具の管理が容易であり非常に便利であると共にアンカーボルト支持金具を安価 に提供できる。
【0046】 なお、上記各実施形態においては、アンカーボルト支持部材の固定部材として 、金属薄板を折り曲げて形成したものであるが、これに代えて金属板を溶接等に より固定したものでもよい。その他、上記各実施形態に示したアンカーボルト支 持金具については、一例であり、本考案の主旨を逸脱しない範囲において種々変 更実施することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施形態であるアンカーボルト
支持金具を示す平面図である。
【図2】同アンカーボルト支持金具を示す正面図であ
る。
【図3】同アンカーボルト支持金具に用いる基盤部材を
示す平面図である。
【図4】同アンカーボルト支持金具に用いる基盤部材を
示す正面図である。
【図5】同アンカーボルト支持金具に用いる基盤部材を
示す側面図である。
【図6】同アンカーボルト支持金具に用いる固定部材を
示す平面図、正面図及び側面図である。
【図7】同アンカーボルト支持金具の使用状態を示す平
面図である。
【図8】同アンカーボルト支持金具の使用状態を示す正
面図である。
【図9】通常のボルトを用いた固定部材を示す正面図で
ある。
【図10】第2の実施形態のアンカーボルト支持金具に
用いる固定部材を示す平面図、側面図及び正面図であ
る。
【図11】同実施形態のアンカーボルト支持金具の使用
状態を示す平面図である。
【図12】同アンカーボルト支持金具の使用状態を示す
正面図である。
【図13】第3の実施形態のアンカーボルト支持金具を
示す平面図である。
【図14】同アンカーボルト支持金具を示す正面図であ
る。
【図15】同アンカーボルト支持金具の使用状態を示す
平面図である。
【図16】同アンカーボルト支持金具の使用状態を示す
正面図である。
【図17】第3の実施形態の変形例のアンカーボルト支
持金具の使用状態を示す平面図である。
【図18】同アンカーボルト支持金具の使用状態を示す
正面図である。
【図19】従来例であるアンカーボルト支持金具の使用
状態を示す正面図である。
【符号の説明】
10…アンカーボルト支持金具、11…基盤部材、20
…固定部材、21…第1の平行板部、22…第2の平行
板部、23…連結板部、24…挿通孔、25…取付孔、
26…ボルト、31,32…型枠、34…ナット、35
…アンカーボルト、40…アンカーボルト支持金具、4
1…基盤部材、42…第1の平行板部、43…第2の平
行板部、44…連結板部、45…押板部、46…ボル
ト、50…アンカーボルト支持金具、51…基盤部材、
52…段差部、53…第1基部、54…第2基部、56
…位置決め部材。

Claims (12)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長尺状の金属板である基盤部材の長手方
    向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部材
    が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に
    跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アンカ
    ーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間に
    垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支
    持金具であって、 前記基盤部材より幅広の金属製薄板によって略コ字状に
    形成され、相対向する互いに平行な1対の平板部と、該
    1対の平板部の一側縁にて両平板部を連結する連結板部
    とを有し、前記連結板部の一方の平板部との境界側に幅
    方向に延びる挿通孔を設けると共に、他方の平板部を貫
    通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合されたボル
    トを設けており、前記平板部側から前記挿通孔を前記基
    盤部材に挿通することにより該基盤部材の両端側に取り
    外し可能に配設される1対の固定部材を備え、 前記基盤部材が、相対向して立設された第1及び第2の
    型枠の上端間に跨って配置された状態で、前記固定部材
    の1対の平板部によって該基盤部材と該型枠の外周枠部
    を挟み、前記ボルトを締め込んで押し付けることによ
    り、該型枠に固定されることを特徴とするアンカーボル
    ト支持金具。
  2. 【請求項2】 長尺状の金属板である基盤部材の長手方
    向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部材
    が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に
    跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アンカ
    ーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間に
    垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支
    持金具であって、 金属製薄板からなり、第1の平板部と、該第1の平板部
    に相対向すると共に平行でありかつ該第1の平板部より
    幅が狭い第2の平板部と、該1対の平板部の長さ方向の
    一側縁にて両平板部を連結する連結板部と、前記第2の
    平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合
    されたボルトとを有する固定部材を設けており、 前記基盤部材が、相対向して立設された第1及び第2の
    型枠の上端間に跨って配置された状態で、前記第1の平
    板部の第2の平板部に対して幅方向に延びた延設部分を
    型枠の上端面に載置し、該延設部分で前記基盤部材を押
    えつつ、該第1及び第2の平板部によって型枠の外周枠
    部を挟み、該外周枠部に対して前記ボルトを締め込んで
    押し付けることにより、該型枠に固定されることを特徴
    とするアンカーボルト支持金具。
  3. 【請求項3】 長尺状の金属板である基盤部材の長手方
    向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部材
    が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に
    跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アンカ
    ーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間に
    垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支
    持金具であって、 前記基盤部材が、長手方向の所定間隔を隔てた2ヵ所に
    て略直角に折り曲げられかつ折り返された幅方向両端間
    に延びた段差部を設けて、該段差部を挟んで互いに平行
    な第1基部と第2基部とに分けられており、 前記段差部の高さと略同一厚さの磁石部と、該磁石部を
    保持する保持部とを設けてなり、前記第1基部の前記第
    2基部配設側に該磁石部が配設されると共に、前記保持
    部によって該第1基部に着脱自在にかつ長手方向に摺動
    可能に装着される位置決め部材と、 前記第2基部より幅広の金属製薄板によって略コ字状に
    形成され、相対向する互いに平行な1対の平板部と、該
    1対の平板部の一側縁にて両平板部を連結する連結板部
    とを有し、前記連結板部の一方の平板部との境界側に幅
    方向に延びる挿通孔を設けると共に、他方の平板部を貫
    通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合されたボル
    トを設けており、前記平板部側から前記挿通孔を前記第
    2基部に挿通することにより該第2基部側に配設される
    固定部材とを備え、 前記基盤部材が相対向して立設された第1及び第2の型
    枠の上端間に跨って配置された状態で、前記第1基部側
    が前記位置決め部材の磁石部を吸着させることによって
    該第1及び第2の型枠のいずれか一方に固定され、前記
    固定部材の1対の平板部によって該第2基部と該第1及
    び第2の型枠の他方の外周枠部を挟み、前記ボルトを締
    め込んで押し付けることにより、該第2基部が該型枠に
    固定されることを特徴とするアンカーボルト支持金具。
  4. 【請求項4】 長尺状の金属板である基盤部材の長手方
    向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部材
    が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に
    跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アンカ
    ーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間に
    垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支
    持金具であって、 前記基盤部材が、長手方向の所定間隔を隔てた2ヵ所に
    て略直角に折り曲げられかつ折り返されて幅方向両端間
    に延びた段差部を設けて、該段差部を挟んで互いに平行
    な第1基部と第2基部とに分けられており、 前記段差部の高さと略同一厚さの磁石部と、該磁石部を
    保持する保持部とを設けてなり、前記第1基部の前記第
    2基部配設側に該磁石部が配設されると共に、前記保持
    部によって該第1基部に着脱自在にかつ長手方向に摺動
    可能に装着される位置決め部材と、 金属製薄板からなり、第1の平板部と、該第1の平板部
    に相対向すると共に平行でありかつ該第1の平板部より
    幅が狭い第2の平板部と、該1対の平板部の長さ方向の
    一側縁にて両平板部を連結する連結板部と、前記第2の
    平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合
    されたボルトとを有する固定部材を設けており、 前記基盤部材が相対向して立設された第1及び第2の型
    枠の上端間に跨って配置された状態で、前記第1基部側
    が前記位置決め部材の磁石部を吸着させることによって
    該第1及び第2の型枠のいずれか一方に固定され、前記
    第2基部を該第1及び第2の型枠の他方の上端面に載置
    し、前記第1の平板部の第2の平板部に対して幅方向に
    延びた延設部分を型枠の上端面に載置し、該延設部分で
    前記基盤部材を押えつつ、該第1及び第2の平板部で型
    枠の外周枠部を挟み、該第2の平板部に螺合された前記
    ボルトを締め込むことにより、該型枠に固定されること
    を特徴とするアンカーボルト支持金具。
  5. 【請求項5】 長尺状の金属板である基盤部材の長手方
    向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部材
    が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に
    跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アンカ
    ーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間に
    垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支
    持金具であって、 前記基盤部材より幅広の金属製薄板によって略コ字状に
    形成され、相対向する互いに平行な1対の平板部と、該
    1対の平板部の一側縁にて両平板部を連結する連結板部
    とを有し、前記連結板部の一方の平板部との境界側に幅
    方向に延びる挿通孔を設けると共に、他方の平板部を貫
    通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合されたボル
    トを設けており、該ボルトが軸方向の先端側と頭部側の
    所定の範囲にのみねじ溝を有すると共に、両ねじ溝部の
    間の丸棒部分の外径が前記取付孔の内径より小さくされ
    ており、前記平板部側から前記挿通孔を前記基盤部材に
    挿通することにより該基盤部材の両端側に取り外し可能
    に配設される1対の固定部材を備え、 前記基盤部材が、相対向して立設された第1及び第2の
    型枠の上端間に跨って配置された状態で、前記固定部材
    の1対の平板部によって該基盤部材と該型枠の外周枠部
    を挟み、前記ボルトを締め込んで押し付けることによ
    り、該型枠に固定されることを特徴とするアンカーボル
    ト支持金具。
  6. 【請求項6】 長尺状の金属板である基盤部材の長手方
    向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部材
    が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に
    跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アンカ
    ーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間に
    垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支
    持金具であって、 金属製薄板からなり、第1の平板部と、該第1の平板部
    に相対向すると共に平行でありかつ該第1の平板部より
    幅が狭い第2の平板部と、該1対の平板部の長さ方向の
    一側縁にて両平板部を連結する連結板部と、前記第2の
    平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合
    されたボルトとを有し、該ボルトが軸方向の先端側と頭
    部側の所定の範囲にのみねじ溝を有すると共に、両ねじ
    溝部の間の丸棒部分の外径が前記取付孔の内径より小さ
    くされている固定部材を設けており、 前記基盤部材が、相対向して立設された第1及び第2の
    型枠の上端間に跨って配置された状態で、前記第1の平
    板部の第2の平板部に対して幅方向に延びた延設部分を
    型枠の上端面に載置し、該延設部分で前記基盤部材を押
    えつつ、該第1及び第2の平板部によって型枠の外周枠
    部を挟み、該外周枠部に対して前記ボルトを締め込んで
    押し付けることにより、該型枠に固定されることを特徴
    とするアンカーボルト支持金具。
  7. 【請求項7】 長尺状の金属板である基盤部材の長手方
    向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部材
    が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に
    跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アンカ
    ーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間に
    垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支
    持金具であって、 前記基盤部材が、長手方向の所定間隔を隔てた2ヵ所に
    て略直角に折り曲げられかつ折り返された幅方向両端間
    に延びた段差部を設けて、該段差部を挟んで互いに平行
    な第1基部と第2基部とに分けられており、 前記段差部の高さと略同一厚さの磁石部と、該磁石部を
    保持する保持部とを設けてなり、前記第1基部の前記第
    2基部配設側に該磁石部が配設されると共に、前記保持
    部によって該第1基部に着脱自在にかつ長手方向に摺動
    可能に装着される位置決め部材と、 前記第2基部より幅広の金属製薄板によって略コ字状に
    形成され、相対向する互いに平行な1対の平板部と、該
    1対の平板部の一側縁にて両平板部を連結する連結板部
    とを有し、前記連結板部の一方の平板部との境界側に幅
    方向に延びる挿通孔を設けると共に、他方の平板部を貫
    通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合されたボル
    トを設けており、さらに該ボルトが軸方向の先端側と頭
    部側の所定の範囲にのみねじ溝を有すると共に、両ねじ
    溝部の間の丸棒部分の外径が前記取付孔の内径より小さ
    くされており、前記平板部側から前記挿通孔を前記第2
    基部に挿通することにより該第2基部側に配設される固
    定部材とを備え、 前記基盤部材が相対向して立設された第1及び第2の型
    枠の上端間に跨って配置された状態で、前記第1基部側
    が前記位置決め部材の磁石部を吸着させることによって
    該第1及び第2の型枠のいずれか一方に固定され、前記
    固定部材の1対の平板部によって該第2基部と該第1及
    び第2の型枠の他方の外周枠部を挟み、前記ボルトを締
    め込んで押し付けることにより、該第2基部が該型枠に
    固定されることを特徴とするアンカーボルト支持金具。
  8. 【請求項8】 長尺状の金属板である基盤部材の長手方
    向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部材
    が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に
    跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アンカ
    ーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間に
    垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支
    持金具であって、 前記基盤部材が、長手方向の所定間隔を隔てた2ヵ所に
    て略直角に折り曲げられかつ折り返されて幅方向両端間
    に延びた段差部を設けて、該段差部を挟んで互いに平行
    な第1基部と第2基部とに分けられており、 前記段差部の高さと略同一厚さの磁石部と、該磁石部を
    保持する保持部とを設けてなり、前記第1基部の前記第
    2基部配設側に該磁石部が配設されると共に、前記保持
    部によって該第1基部に着脱自在にかつ長手方向に摺動
    可能に装着される位置決め部材と、 金属製薄板からなり、第1の平板部と、該第1の平板部
    に相対向すると共に平行でありかつ該第1の平板部より
    幅の狭い第2の平板部と、該1対の平板部の長さ方向の
    一側縁にて両平板部を連結する連結板部と、前記第2の
    平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合
    されたボルトとを有し、該ボルトが軸方向の先端側と頭
    部側の所定の範囲にのみねじ溝を有すると共に、両ねじ
    溝部の間の丸棒部分の外径が前記取付孔の内径より小さ
    くされている固定部材を設けており、 前記基盤部材が相対向して立設された第1及び第2の型
    枠の上端間に跨って配置された状態で、前記第1基部側
    が前記位置決め部材の磁石部を吸着させることによって
    該第1及び第2の型枠のいずれか一方に固定され、前記
    第2基部を該第1及び第2の型枠の他方の上端面に載置
    し、前記第1の平板部の第2の平板部に対して幅方向に
    延びた延設部分を型枠の上端面に載置し、該延設部分で
    前記基盤部材を押えつつ、該第1及び第2の平板部で型
    枠の外周枠部を挟み、該第2の平板部に螺合された前記
    ボルトを締め込むことにより、該型枠に固定されること
    を特徴とするアンカーボルト支持金具。
  9. 【請求項9】 長尺状の金属板である基盤部材の長手方
    向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部材
    が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間に
    跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アンカ
    ーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間に
    垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト支
    持金具を前記第1及び第2の型枠の上端に固定するため
    のアンカーボルト支持金具用固定部材であって、 前記基盤部材より幅広の金属製薄板によって略コ字状に
    形成され、相対向する互いに平行な1対の平板部と、該
    1対の平板部の一側縁にて両平板部を連結する連結板部
    とを有し、前記連結板部の一方の平板部との境界側に幅
    方向に延びる挿通孔を設けると共に、他方の平板部を貫
    通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合されたボル
    トを設けてなり、 前記平板側から前記挿通孔を前記基盤部材に端部側から
    挿通させることにより該基盤部材に配設される前記1対
    の平板部によって該基盤部材と該型枠の外周枠部を挟
    み、前記ボルトを締め込んで押し付けることにより、該
    基盤部材を該型枠に固定することを特徴とするアンカー
    ボルト支持金具用固定部材。
  10. 【請求項10】 長尺状の金属板である基盤部材の長手
    方向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部
    材が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間
    に跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アン
    カーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間
    に垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト
    支持金具を前記第1及び第2の型枠の上端に固定するた
    めのアンカーボルト支持金具用固定部材であって、 金属製薄板からなり、第1の平板部と、該第1の平板部
    に相対向すると共に平行でありかつ該第1の平板部より
    幅が狭い第2の平板部と、該1対の平板部の長さ方向の
    一側縁にて両平板部を連結する連結板部と、前記第2の
    平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合
    されたボルトとを設けてなり、 前記基盤部材が、相対向して立設された第1及び第2の
    型枠の上端間に跨って配置された状態で、前記第1の平
    板部の第2の平板部に対して幅方向に延びた延設部分を
    該型枠の上端面に載置し、前記延設部分で前記基盤部材
    を押えつつ、該第1及び第2の平板部で型枠の外周枠部
    を挟み、該外周枠部に対して前記ボルトを締め込んで押
    し付けることにより、該基盤部材を該型枠に固定するこ
    とを特徴とするアンカーボルト支持金具用固定部材。
  11. 【請求項11】 長尺状の金属板である基盤部材の長手
    方向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部
    材が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間
    に跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アン
    カーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間
    に垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト
    支持金具を前記第1及び第2の型枠の上端に固定するた
    めのアンカーボルト支持金具用固定部材であって、 前記基盤部材より幅広の金属製薄板によって略コ字状に
    形成され、相対向する互いに平行な1対の平板部と、該
    1対の平板部の一側縁にて両平板部を連結する連結板部
    とを有し、前記連結板部の一方の平板部との境界側に幅
    方向に延びる挿通孔を設けると共に、他方の平板部を貫
    通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合されたボル
    トを設け、さらに該ボルトが軸方向の先端側と頭部側の
    所定の範囲にのみねじ溝を有すると共に、両ねじ溝部の
    間の丸棒部分の外径が前記取付孔の内径より小さくされ
    ており、 前記平板側から前記挿通孔を前記基盤部材に端部側から
    挿通させることにより該基盤部材に配設される前記固定
    部材の1対の平板部によって該基盤部材と該型枠の外周
    枠部を挟み、前記ボルトを締め込んで押し付けることに
    より、該基盤部材を該型枠に固定することを特徴とする
    アンカーボルト支持金具用固定部材。
  12. 【請求項12】 長尺状の金属板である基盤部材の長手
    方向中間位置にアンカーボルト支持部を有し、該基盤部
    材が相対向して立設された第1及び第2の型枠の上端間
    に跨って配置され、該上端間の中間に位置する前記アン
    カーボルト支持部によって前記第1及び第2の型枠の間
    に垂下されるアンカーボルトを支持するアンカーボルト
    支持金具を前記第1及び第2の型枠の上端に固定するた
    めのアンカーボルト支持金具用固定部材であって、 金属製薄板からなり、第1の平板部と、該第1の平板部
    に相対向すると共に平行でありかつ該第1の平板部より
    幅が狭い第2の平板部と、該1対の平板部の長さ方向の
    一側縁にて両平板部を連結する連結板部と、前記第2の
    平板部を貫通して設けた取付孔に外方から貫通して螺合
    されたボルトとを設け、さらに該ボルトが軸方向の先端
    側と頭部側の所定の範囲にのみねじ溝を有すると共に、
    両ねじ溝部の間の丸棒部分の外径が前記取付孔の内径よ
    り小さくされており、 前記基盤部材が、相対向して立設された第1及び第2の
    型枠の上端間に跨って配置された状態で、前記第1の平
    板部の第2の平板部に対して幅方向に延びた延設部分を
    該型枠の上端面に載置し、前記延設部分で前記基盤部材
    を押えつつ、該第1及び第2の平板部で型枠の外周枠部
    を挟み、該外周枠部に対して前記ボルトを締め込んで押
    し付けることにより、該基盤部材を該型枠に固定するこ
    とを特徴とするアンカーボルト支持金具用固定部材。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011236665A (ja) * 2010-05-12 2011-11-24 Iseki Ryuichi アンカープレートの支持具
JP2012031582A (ja) * 2010-07-29 2012-02-16 Iseki Ryuichi アンカーボルト支持具
KR20190124615A (ko) * 2018-05-30 2019-11-05 주식회사 신원알피씨 교량 캔틸레버 브래킷 시공을 위한 거더의 기초볼트 설치용 자력식 지그 및 그 지그를 이용한 거더 제작방법

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