JP3076872U - 紙管レスバンドの解れ防止治具 - Google Patents

紙管レスバンドの解れ防止治具

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JP3076872U
JP3076872U JP2000007239U JP2000007239U JP3076872U JP 3076872 U JP3076872 U JP 3076872U JP 2000007239 U JP2000007239 U JP 2000007239U JP 2000007239 U JP2000007239 U JP 2000007239U JP 3076872 U JP3076872 U JP 3076872U
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band
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堅一 川上
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サンエイポリマー株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の紙管レスバンド用の組立式コアは、使
用に際して組立てる必要があるので取扱いが面倒であ
り、弾力性等に欠けるので装着が困難で、さらに、バン
ドにフィットしないため抜けてしまい易く、バンド内側
巻き始め部分の解れを確実に防止することができない。 【解決手段】 自動梱包機3等に使用される紙管レスバ
ンド2の中心空洞部2aに装着される治具であって、変
形性、弾力性および伸縮性に富んだ円筒状のゴム製で、
紙管レスバンド2と略等しい長さを有し、紙管レスバン
ド2に装着した状態で、その外周面が紙管レスバンド2
の内周面にフィットする外径を有し、紙管レスバンド2
の内側巻き始め部分2bに弾接して該内側巻き始め部分
2bの解れ(緩みを含む)を防止する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】 本考案は、自動梱包装機等に使用されるバンド で、その中心部空洞部に紙管を有さないいわゆる紙管レスバンドの当該中心空洞 部に装着され、バンド内側巻き始め部分の解れや緩みを防止する治具に関するも のである。
【0002】
【従来の技術】
元来、自動梱包機等に使用される梱包用バンドは、内径200mm程度の円筒 状の紙管に巻かれており、バンドを使い切った後、紙管は廃棄してきた。しかし 、紙管の成形材料の節減と廃棄物の減少を図るために、紙管に巻かないいわゆる 紙管レスバンドが使用されるようになってきた。
【0003】 紙管レスバンドは紙管を使用しないので成形材料を節減できる等の利点を有す るが、使用途中で他のバンドと交換するために自動梱包機のリールから取外すと 、バンドの内周面に位置する巻き始め部分が解れたり、緩んだりすると言った問 題が発生する。
【0004】 係る点に鑑み、従来、図1に示すような紙またはプラスチック製の組立式コア 4が創案され使用されている。このコア4は、その一方端部に係合孔4bを形成 すると共に他端部に係合突起4aを突設し、両者を係合させることによって円筒 状に組立てた後、紙管レスバンドの中心空洞部に装着することとしている。
【0005】 しかし、このコア4は組立て作業を必要とするため取扱いが面倒である。また 、紙やプラスチック製であるため変形性、弾力性および伸縮性に欠け、装着が困 難である。さらに、同様の理由から、装着後もバンドに密にフィットせず、バン ドから抜け出てしまい易く、よって内側巻き始め部分の解れや緩みを確実に防止 することができないといった問題がある。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】 従来の紙管レスバンド用の組立式コア4 は、使用に際して組立てる必要があるので取扱いが面倒であり、弾力性等に欠け るので装着が困難で、さらに、バンドにフィットしないため抜けてしまい易く、 バンド内側巻き始め部分の解れを確実に防止することができない。本考案は、こ うした問題を解決することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】 図2乃至図5を参照して説明する。本考案 に係る紙管レスバンドの解れ防止治具1は、自動梱包機3等に使用される紙管レ スバンド2の中心空洞部2aに装着される治具であって、変形性、弾力性および 伸縮性に富んだ円筒状のゴム製で、紙管レスバンド2と略等しい長さを有し、紙 管レスバンド2に装着した状態で、その外周面が紙管レスバンド2の内周面にフ ィットする外径を有し、紙管レスバンド2の内側巻き始め部分2bに弾接して該 内側巻き始め部分2bの解れ(緩みを含む)を防止してなるものである。
【0008】
【考案の実施の形態】 本考案に係る紙管レスバンドの解れ防止治具1の実 施形態を、図2乃至図5に示す。この治具1は、自動梱包機3に使用される紙管 レスバンド2の中心空洞部2aに装着されるもので、変形性、弾力性および伸縮 性に富み、円筒状に成形された合成ゴム製である。また、この治具1は、紙管レ スバンド2と等しい長さを有しており、かつ紙管レスバンド2に装着した状態で 、その外周面が紙管レスバンド2の内周面にフィットする外径を有している。そ して、その外周面が紙管レスバンド2の内側巻き始め部分2bに弾接して、当該 内側巻き始め部分2bの解れを防止するものである。
【0009】 この紙管レスバンドの解れ防止治具1の作用を説明する。この治具1は、紙管 レスバンド2の中心空洞部2aに装着するが、それにはまず、当該治具1を弾性 変形させて当該中心空洞部2a内に挿入する。この際、当該治具1は変形性、弾 力性および伸縮性に優れるゴム製であるので、自在に弾性変形させることができ る。
【0010】 挿入が完了すると、当該治具1を原形の円筒状に復帰させ、その外周面を紙管 レスバンド2の中心空洞部2aを形成する内周面に弾接させる。この治具1は弾 性に富むゴム製であるので、容易に原形に復帰し、ゴム特有の摩擦によりずれる ことなく密にかつ弾力的に紙管レスバンド2の内周面にフィットする。
【0011】 これにより、治具1の外周面が紙管レスバンド2の内周面に位置するバンドの 内側巻き始め部分2bに弾接し、当該内側巻き始め部分2bが解れるのを防止す る。なお、この治具1は、紙管レスバンド2とほぼ同じ長さに設定しているので 、その端部を紙管レスバンド2の端部に揃えた状態で装着することにより、内側 巻き始め部分2bが内周面のいかなる箇所に位置していても、確実に弾接するこ とができる。このようにして治具1を装着した後、自動梱包機3に取付ける。
【0012】 この治具1は、紙管レスバンド2を使用途中で交換する場合に有効である。す なわち、当該治具1を装着した紙管レスバンド2をその使用途中で自動梱包機3 から取外した場合、紙管レスバンド2の内周面は自動梱包機3のリール3aから 離脱する。治具1を装着していなければ、その内側巻き始め部分2bは解れてし まい、バンドは内側巻き始め部分2bから緩んでしまうが、治具1を装着してい るため、当該治具1が内側巻き始め部分2bに弾接し、その解れを未然に防止す る。
【0013】 なお、本考案に係る治具1は、弾性に富むゴム製であるため、内側巻き始め部 分2bに単に当接するのではなく、その弾力によって弾接した状態でフィットす る。従って、中心空洞部2aから外れることなく内側巻き始め部分2bを固定し 、当該内側巻き始め部分2bの解れを確実に防止することができる。
【0014】
【考案の効果】 本考案に係る紙管レスバンドの解れ防止治具1は、次の効 果を発揮する。円筒状に成形しているので、装着に際して組立ての必要性がな く、取扱いが容易である。弾力性等に富み、容易に弾性変形するので、簡単に 装着できる。ゴム製であるためゴム特有の摩擦により、バンドの内周面に密に フィットしてずれ難く、よって内側巻き始め部分2bの解れや緩みを確実に防止 することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来例に係る組立式コアを示す斜視図であ
る。
【図2】 本考案に係る治具の実施形態を示すもので、
(a)は原形を示す斜視図であり、(b)は弾性変形状
態を示す斜視図である。
【図3】 図2に示す治具を紙管レスバンドに装着して
いる状態を示すもので、(a)は正面図、(b)は側面
図である。
【図4】 図2に示す治具を紙管レスバンドに装着した
状態を示すもので、(a)は正面図、(b)は側面図で
ある。
【図5】 本考案に係る治具を装着した紙管レスバンド
を、自動梱包機のリールに取付けた状態を示す正面図で
ある。
【符号の説明】
1 治具 2 紙管レスバンド 2a 中心空洞部 2b 内側巻き始め部分 3 自動梱包機 3a リール 4 組立式コア 4a 係合突起 4b 係合孔

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動梱包機(3)等に使用される紙管レ
    スバンド(2)の中心空洞部(2a)に装着される治具
    であって、変形性、弾力性および伸縮性に富んだ円筒状
    のゴム製で、紙管レスバンドと略等しい長さを有し、紙
    管レスバンドに装着した状態で、その外周面が紙管レス
    バンドの内周面にフィットする外径を有し、紙管レスバ
    ンドの内側巻き始め部分(2b)に弾接して該内側巻き
    始め部分の解れを防止してなる紙管レスバンドの解れ防
    止治具。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2011007843A1 (ja) * 2009-07-16 2011-01-20 ストラシステム株式会社 ストレッチフィルム巻き掛け操作具、ストレッチフィルム巻き掛け装置、ストレッチフィルム

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