JP3075160B2 - 洗車設備とその使用方法 - Google Patents

洗車設備とその使用方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両をコンベヤで
一定経路に沿って搬送しながら据置型の洗車機本体内で
洗車する洗車設備とその使用方法とに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の洗車設備としては例えば
特開平5−193458号公報が挙げられる。すなわ
ち、給油ステーションなどの設置スペースに、据置型の
洗車機本体と、車両を洗車機本体の前方から洗車機本体
内を通過させて洗車機本体の後方へ搬出するローラコン
ベヤとが設けられている。上記洗車機本体は門型状に形
成され、内部に複数の回転式ブラシと乾燥用ノズルなど
が備えられている。
【0003】これによると、車両をローラコンベヤの始
端部に乗り入れた後、ローラコンベヤを駆動させること
によって、車両は、ローラコンベヤ上を搬送されなが
ら、洗車機本体の内部で洗車される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
従来形式では、図7に示すように、洗車機本体71の前方
および左右両側方が壁72,73,74(あるいは建屋などの
障害物)で囲まれてスペースが限られている場合、車両
75は、洗車機本体71の一側方からローラコンベヤ76の搬
送方向77とは逆向きに設置スペース78内に進入し、その
後、旋回して前後を入れ替え、前部からローラコンベヤ
76の始端部に乗り入れていた。したがって、ローラコン
ベヤ76と一側方の壁73との間隔は、車両75の最小回転半
径の2倍以上必要となり、さらに、ローラコンベヤ76の
始端部と奥側の壁72との間隔は、車両75の最小回転半径
以上必要となる。このように広い設置スペース78が必要
になるといった問題があった。これに対して、ローラコ
ンベヤ76の始端部前方と一側方とのスペースを狭くする
と、車両75をローラコンベヤ76の始端部に乗り入れる
際、車両75を何度も切り返しして方向転換させねばなら
ず、非常に手間がかかった。
【0005】そこで本発明のうち請求項1記載の発明
は、狭い設置スペースを有効に利用して簡便に洗車でき
る洗車設備を提供することを目的としたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために、本発明のうちで請求項1記載の発明は、据置型
の洗車機本体と、車両を前方から洗車機本体内に搬入す
るとともに洗車機本体内から後方へ搬出する主コンベヤ
とを設置し、この洗車機本体の一側方に、上記主コンベ
ヤの搬送方向とは逆向きに車両が進入可能な車両進入口
を形成し、この車両進入口の前方に車両受入れ部を形成
し、この車両受入れ部と上記主コンベヤの始端部前方と
の間で往復走行自在な支持台車を設け、この支持台車上
に車両を方向転換させるターンテーブルを設け、このタ
ーンテーブル上に、上記主コンベヤの始端部に接続離間
自在な導入コンベヤを設け、上記ターンテーブルは、導
入コンベヤの搬送方向が主コンベヤの搬送方向に対して
逆向きでかつ鋭角に交差する待機角度で、上記車両受入
れ部に待機することを特徴としたものである。
【0007】これによると、前以て、ターンテーブルを
待機角度だけ回転した状態で車両受入れ部に待機させ
る。その後、車両を、上記主コンベヤの搬送方向とは逆
向きに走行させて、車両進入口から上記待機角度だけ方
向変換して導入コンベヤ上に乗り入れて停止させる。そ
して、支持台車を車両受入れ部から主コンベヤの始端部
前方まで走行させるとともに、ターンテーブルを回転さ
せて導入コンベヤの終端部を主コンベヤの始端部へ接続
させる。これにより、車両の前部が主コンベヤの搬送方
向へ向けられる。その後、導入コンベヤと主コンベヤと
を同期駆動させて車両を導入コンベヤから主コンベヤへ
搬送しながら洗車機本体内で洗車する。
【0008】このように、ターンテーブルで車両の前後
を方向転換して車両の前部を主コンベヤの搬送方向へ向
けることができるため、狭いスペースを有効に利用して
簡便に洗車することができる。さらに、予め、ターンテ
ーブルを待機角度だけ回動させておいて車両受入れ部に
待機させることにより、車両受入れ部から主コンベヤの
始端部前方までの移動距離を短縮することができるとと
もに、ターンテーブルの回転角度を待機角度分だけ減ら
すことができる。
【0009】さらに、請求項2記載の発明は、車両受入
れ部においてターンテーブルが待機角度で待機している
ことを検出する待機角度検出装置を設けたことを特徴と
したものである。
【0010】さらに、請求項3記載の発明は、据置型の
洗車機本体と、車両を前方から洗車機本体内に搬入する
とともに洗車機本体内から後方へ搬出する主コンベヤ
と、この洗車機本体の一側方に形成された車両進入口
と、この車両進入口の前方に形成された車両受入れ部
と、この車両受入れ部と上記主コンベヤの始端部前方と
の間で往復走行自在な支持台車と、この支持台車上に設
けられたターンテーブルと、このターンテーブル上に設
けられて上記主コンベヤの始端部に接続離間自在な導入
コンベヤとを備えた洗車設備において、上記導入コンベ
ヤの搬送方向を主コンベヤの搬送方向に対して逆向きで
かつ鋭角に交差する待機角度にした状態でターンテーブ
ルを車両受入れ部に待機させ、その後、車両を上記主コ
ンベヤの搬送方向とは逆向きに走行させて車両進入口か
ら上記待機角度だけ方向変換して導入コンベヤ上に乗り
入れて停止させ、支持台車を車両受入れ部から主コンベ
ヤの前方まで走行させるとともに、ターンテーブルを回
転させて導入コンベヤの終端部を主コンベヤの始端部へ
接続した後、導入コンベヤと主コンベヤとを駆動させて
車両を導入コンベヤから主コンベヤへ搬送しながら洗車
機本体内で洗車することを特徴としたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図6に基づいて説明する。図1に示すように、奥方お
よびその左右両側方の三方を壁1,2,3で囲まれた袋
小路内に、洗車設備を設置するための設置スペース4が
形成されている。この設置スペース4内の一側壁2寄り
には、据置型の洗車機本体5と、車両6を前方から洗車
機本体5内に搬入するとともに洗車機本体5内から後方
へ搬出する左右一対の主ローラコンベヤ7a,7b(主
コンベヤの一例)とが設置されている。上記洗車機本体
5は正面視で門型状に形成され、その内部には、車両6
の外面を洗浄するロッカーブラシとサイドブラシとトッ
プブラシと、車両6の外面にワックスを塗布するための
ワックス用ロッカーブラシとワックス用トップブラシ
と、車両6の外面を乾燥させるためのトップノズルとサ
イドノズル等が備えられている。尚、両主ローラコンベ
ヤ7a,7bは、その始端部が奥方の壁1に向けられて
設置されている。
【0012】上記設置スペース4内でかつ洗車機本体5
の他側方には、上記主ローラコンベヤ7a,7bの搬送
方向8とは逆向きに車両6が進入可能な車両進入口10が
形成されている。この車両進入口10には、種々の洗車コ
ースを選択する選択ボタンや洗車料金を支払う支払い口
およびプリペイドカードの出入れ口などを有する操作パ
ネル11が設けられている。また、上記主ローラコンベヤ
7a,7bの終端部の後方には車両出口12が形成されて
いる。
【0013】上記車両進入口10の前方には車両受入れ部
13が設けられている。上記奥方の壁1の前方の床14に
は、ピット15が車両受入れ部13と主ローラコンベヤ7
a,7bの始端部前方とにわたり形成されている。上記
ピット15の内部には、図3,図4に示すように、一対の
レール17と、複数の遊転車輪18を介して両レール17に支
持案内されながら車両受入れ部13と主ローラコンベヤ7
a,7bの始端部前方との間で往復走行可能な支持台車
19とが設けられている。尚、上記遊転車輪18は支持台車
19の四隅に取付けられている。
【0014】上記支持台車19を走行駆動させる走行駆動
装置20は、図5に示すように、上記レール17の一側方に
平行に張設されたチェン21と、支持台車19に設けられて
上記チェン21に噛合する一対のガイドスプロケット22
と、支持台車19に設けられかつ上記両ガイドスプロケッ
ト22間に位置してチェン21に噛合する駆動スプロケット
23と、支持台車19に設けられかつ上記駆動スプロケット
23を回転駆動させる走行用モータ24とから構成されてい
る。尚、上記チェン21は、ピット15の底部に立設された
左右一対のチェンスタンド25により支持されている。
【0015】図3,図4に示すように、上記支持台車19
には、車両6を方向転換させるターンテーブル27が取付
けられている。このターンテーブル27は、支持台車19に
立設された中心軸28と、この中心軸28に回転自在に外嵌
された円板体29とから構成されている。上記支持台車19
には、円板体29を下方から支持する遊転自在な支持ロー
ラ30が複数設けられている。ターンテーブル27を回転駆
動させる回転駆動装置31は、円板体29の外周部に連結さ
れたチェン32と、このチェン32に噛合しかつ上記支持台
車19に設けられた回転用モータ33で強制回転される駆動
スプロケット34とで構成されている。
【0016】上記ターンテーブル27の円板体29の上面に
は、上記主ローラコンベヤ7a,7bの始端部に接続離
間自在な左右一対の導入ローラコンベヤ36a,36b(導
入コンベヤの一例)が設けられている。両導入ローラコ
ンベヤ36a,36bを駆動させる駆動装置37は、図3に示
すように、駆動用モータ38と、この駆動用モータ38の駆
動力を一方の導入ローラコンベヤ36aから他方の導入ロ
ーラコンベヤ36bへ伝える駆動伝達軸39と、上記駆動用
モータ38の駆動力を各ローラ40に伝えて各ローラ40を回
転させる駆動チェン41とで構成されている。
【0017】図1,図3に示すように、上記両導入ロー
ラコンベヤ36a,36bの始端部にはそれぞれ、上記車両
進入口10の床14と導入ローラコンベヤ36a,36bの搬送
面との段差を解消するスロープ体43a,43bが導入ロー
ラコンベヤ36a,36bから床14へ下方に傾斜して設けら
れている。このうち、左右一側方のスロープ体43aに
は、車両6の左前後輪44a,46aを支持する支持ローラ
45が設けられている。また、他側方のスロープ体43bに
は、車両6の右前後輪44b,46bを支持する支持ローラ
45と、右前後輪44b,46bを他側方の導入ローラコンベ
ヤ36bへ案内するガイドローラ47とが設けられている。
図6に示すように、上記各支持ローラ45は、導入ローラ
コンベヤ36a,36bの幅方向に複数並設され、かつ各導
入ローラコンベヤ36a,36bの搬送経路48の方向に向い
た回転軸心49を中心にして遊転自在となっている。ま
た、上記ガイドローラ47は、他側方のスロープ体43bの
両側端の支持ローラ45の上方に位置しかつ平面視で始端
側が拡がったハ形状で遊転自在に配設されている。
【0018】図1に示すように、上記ターンテーブル27
は、導入ローラコンベヤ36a,36bの搬送方向50が主ロ
ーラコンベヤ7a,7bの搬送方向8に対して逆向きで
かつ鋭角(この場合は20°)に交差する待機角度α
で、上記車両受入れ部13に待機する。図3,図4に示す
ように、上記支持台車19には、車両受入れ部13において
ターンテーブル27が待機角度αだけ回転した状態で待機
していることを検出する待機角度検出用リミットスイッ
チ51(待機角度検出装置の一例)が設けられている。こ
の待機角度検出用リミットスイッチ51の検知部51aがタ
ーンテーブル27に設けられた被検出板52により押圧され
ることにより、待機角度検出用リミットスイッチ51から
検出信号が発信され、回転用モータ33が停止してターン
テーブル27が待機角度αで停止するように制御されてい
る。また、図1に示すように、上記車両進入口10には、
導入ローラコンベヤ36a,36bに乗り込もうとする車両
6と洗車機本体5との接触を防止するための安全柵53が
設けられている。
【0019】以下、上記構成における作用を説明する。
これによると、図1に示すように、前以て、ターンテー
ブル27を待機角度αだけ回転した状態で車両受入れ部13
に待機させる。その後、車両6を、上記主ローラコンベ
ヤ7a,7bの搬送方向8とは逆向きに走行させて車両
進入口10から上記待機角度αだけ方向変換し、図1の仮
想線で示すように両導入ローラコンベヤ36a,36b上に
乗り入れる。
【0020】上記乗り入れの際、図6に示すように、車
両6の右前後輪44b,46bが右側のスロープ体43bの各
支持ローラ45に支持されるとともに左右一対のガイドロ
ーラ47により左右方向に案内されて正確に右側の導入ロ
ーラコンベヤ36bへ導かれ、これにより、車両6の左前
後輪44a,46aも左側のスロープ体43aの各支持ローラ
45に支持されて正確に左側の導入ローラコンベヤ36aへ
導かれる。したがって、乗り入れ時、車両6が両導入ロ
ーラコンベヤ36a,36bの始端部から脱輪することはな
く、さらに、両スロープ体43a,43bにより車両進入口
10の床14と導入ローラコンベヤ36a,36bの搬送面との
段差が解消されるため、車両6を容易に両導入ローラコ
ンベヤ36a,36bへ乗り入れることができる。そして、
車両6を停止させることにより、図3に示すように各車
輪44a,44b,46a,46bが両導入ローラコンベヤ36
a,36b上に支持され、その後、運転者が車両6から降
りる。
【0021】その後、支持台車19を車両受入れ部13から
主ローラコンベヤ7a,7bの始端部前方まで走行させ
ながら、ターンテーブル27を回転させて導入ローラコン
ベヤ36a,36bの終端部を主ローラコンベヤ7a,7b
の始端部へ接続させる。これにより、図2に示すよう
に、車両6の前部が主ローラコンベヤ7a,7bの搬送
方向8へ向けられる。その後、両導入ローラコンベヤ36
a,36bと両主ローラコンベヤ7a,7bとを同期駆動
させて車両6を導入ローラコンベヤ36a,36bから主ロ
ーラコンベヤ7a,7bへ搬送しながら洗車機本体5内
で洗車する。洗車された車両6は図2の仮想線で示すよ
うに主ローラコンベヤ7a,7bの終端まで搬送され、
その後、運転者が乗り込んで車両6を前進させ、車両出
口12より退出する。
【0022】このように、ターンテーブル27で車両6の
前後を方向転換して車両6の前部を主ローラコンベヤ7
a,7bの搬送方向8へ向けることができるため、狭い
スペースを有効に利用して簡便に洗車することができ
る。さらに、図1に示すように、予め、ターンテーブル
27を待機角度αだけ回転させておいて車両受入れ部13に
待機させることにより、車両受入れ部13から主ローラコ
ンベヤ7a,7bの始端部前方までの移動距離Dを短縮
することができるとともに、ターンテーブル27の回転角
度を待機角度α分だけ減らすことができる。すなわち、
この場合は、待機角度αを20°に設定しているため、
ターンテーブル27の回転角度は180°−20°=16
0°で良い。したがって、洗車に要する時間(サイクル
タイム)を短縮することができる。
【0023】洗車終了後、支持台車19を主ローラコンベ
ヤ7a,7bの始端部前方から車両受入れ部13まで走行
させながら、ターンテーブル27を逆回転させる。そし
て、ターンテーブル27が待機角度αまで戻った際、図4
に示すように待機角度検出用リミットスイッチ51の検知
部51aが被検出板52により押圧されて検出信号が発信さ
れ、回転用モータ33が停止して、図1に示すようにター
ンテーブル27が待機角度αで停止し、初期の待機状態に
戻る。
【0024】上記実施の形態では、支持台車19の走行と
ターンテーブル27の回転とを同時に行っているため、洗
車に要する時間(サイクルタイム)をさらに短縮するこ
とができる。尚、支持台車19の走行とターンテーブル27
の回転とを別々に行ってもよい。
【0025】上記実施の形態では、待機角度αを20°
に設定しているが、20°に限ったものではなく、車両
6の種類や洗車設備の規模等に応じて増減することがで
きる。
【0026】上記実施の形態では、主コンベヤと導入コ
ンベヤの一例として主ローラコンベヤ7a,7bと導入
ローラコンベヤ36a,36bとを用いたが、ベルトコンベ
ヤやチェンコンベヤであってもよい。また、一方の主ロ
ーラコンベヤ7aと導入ローラコンベヤ36aとで左前輪
44aと左後輪46aとを支持搬送し、他方の主ローラコン
ベヤ7bと導入ローラコンベヤ36bとで右前輪44bと右
後輪46bとを支持搬送しているが、左右一対ではなく、
一本の幅広の主ローラコンベヤと導入ローラコンベヤと
を用いて各車輪44a,44b,46a,46bを支持搬送して
もよい。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のうち請求
項1記載の発明によると、ターンテーブルで車両の前後
を方向転換して車両の前部を主コンベヤの搬送方向へ向
けることができるため、狭いスペースを有効に利用して
簡便に洗車することができる。さらに、予め、ターンテ
ーブルを待機角度だけ回動させておいて車両受入れ部に
待機させることにより、車両受入れ部から主コンベヤの
始端部前方までの移動距離を短縮することができるとと
もに、ターンテーブルの回転角度を待機角度分だけ減ら
すことができる。したがって、洗車に要する時間を短縮
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態における洗車手順を説明す
るための洗車設備の平面図である。
【図2】同洗車手順を説明するための洗車設備の平面図
である。
【図3】導入ローラコンベヤとターンテーブルとを備え
た支持台車の平面図である。
【図4】支持台車の一部切欠き側面図である。
【図5】支持台車の正面図である。
【図6】スロープ体の拡大平面図である。
【図7】従来の洗車設備の平面図である。
【符号の説明】
5 洗車機本体 6 車両 7a,7b 主ローラコンベヤ(主コンベヤ) 8 搬送方向 10 車両進入口 13 車両受入れ部 19 支持台車 27 ターンテーブル 36a,36b 導入コンベヤ(導入ローラコンベヤ) 50 搬送方向 51 待機角度検出用リミットスイッチ(待機角度検出
装置) α 待機角度
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60S 3/00 - 3/06 B60S 13/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 据置型の洗車機本体と、車両を前方から
    洗車機本体内に搬入するとともに洗車機本体内から後方
    へ搬出する主コンベヤとを設置し、この洗車機本体の一
    側方に、上記主コンベヤの搬送方向とは逆向きに車両が
    進入可能な車両進入口を形成し、この車両進入口の前方
    に車両受入れ部を形成し、この車両受入れ部と上記主コ
    ンベヤの始端部前方との間で往復走行自在な支持台車を
    設け、この支持台車上に車両を方向転換させるターンテ
    ーブルを設け、このターンテーブル上に、上記主コンベ
    ヤの始端部に接続離間自在な導入コンベヤを設け、上記
    ターンテーブルは、導入コンベヤの搬送方向が主コンベ
    ヤの搬送方向に対して逆向きでかつ鋭角に交差する待機
    角度で、上記車両受入れ部に待機することを特徴とする
    洗車設備。
  2. 【請求項2】 車両受入れ部においてターンテーブルが
    待機角度で待機していることを検出する待機角度検出装
    置を設けたことを特徴とする請求項1記載の洗車設備。
  3. 【請求項3】 据置型の洗車機本体と、車両を前方から
    洗車機本体内に搬入するとともに洗車機本体内から後方
    へ搬出する主コンベヤと、この洗車機本体の一側方に形
    成された車両進入口と、この車両進入口の前方に形成さ
    れた車両受入れ部と、この車両受入れ部と上記主コンベ
    ヤの始端部前方との間で往復走行自在な支持台車と、こ
    の支持台車上に設けられたターンテーブルと、このター
    ンテーブル上に設けられて上記主コンベヤの始端部に接
    続離間自在な導入コンベヤとを備えた洗車設備におい
    て、上記導入コンベヤの搬送方向を主コンベヤの搬送方
    向に対して逆向きでかつ鋭角に交差する待機角度にした
    状態でターンテーブルを車両受入れ部に待機させ、その
    後、車両を上記主コンベヤの搬送方向とは逆向きに走行
    させて車両進入口から上記待機角度だけ方向変換して導
    入コンベヤ上に乗り入れて停止させ、支持台車を車両受
    入れ部から主コンベヤの前方まで走行させるとともに、
    ターンテーブルを回転させて導入コンベヤの終端部を主
    コンベヤの始端部へ接続した後、導入コンベヤと主コン
    ベヤとを駆動させて車両を導入コンベヤから主コンベヤ
    へ搬送しながら洗車機本体内で洗車することを特徴とす
    る洗車設備の使用方法。
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