JP3075068B2 - Atmスイッチ - Google Patents

Atmスイッチ

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JP3075068B2
JP3075068B2 JP5597994A JP5597994A JP3075068B2 JP 3075068 B2 JP3075068 B2 JP 3075068B2 JP 5597994 A JP5597994 A JP 5597994A JP 5597994 A JP5597994 A JP 5597994A JP 3075068 B2 JP3075068 B2 JP 3075068B2
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英司 大木
直明 山中
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は非同期転送モード(AT
M:Asynchronous Transfer Mode)に利用する。本発明は
通信回線の現用予備切替えに利用する。本発明は現用予
備切替え時のセル(ATMで用いる固定長パケット)損
失、セル重複およびセル順序の逆転の回避技術に関す
る。本発明は現用予備切替えを無瞬断で行う技術に関す
る。
【0002】
【従来の技術】通信の信頼性を向上させる目的で、現用
(以下、0系という)、予備(以下、1系という)の二
系統の通信経路を設けることは広く行われている。AT
Mにおいてもこの構成を用いたものがある。通信経路に
はセルルーティングスイッチが介挿されており、このセ
ルルーティングスイッチは、通信経路上に設定される仮
想伝送路(VP:Virtual Path) の方路切替えを行うスイッ
チである。このセルルーティングスイッチも0系、1系
の二系統が設けられている。
【0003】この従来のATMスイッチを図14ないし
図16を参照して説明する。図14は従来例装置のブロ
ック構成図である。図15は入方路切替部142のブロ
ック構成図である。図16は出方路切替部143のブロ
ック構成図である。0系のセルルーティングスイッチ4
0 と1系のセルルーティングスイッチ411 は、それ
ぞれm本の入力回線21とn本の出力回線22とをm×
n個の方路を切替えて交換接続する。
【0004】両系のセルルーティングスイッチ410
411 では入りがm方路、出がn方路あるが、図14に
は入方路#k、出方路#k′のみが示されている。セル
ルーティングスイッチ410 の切替前は入方路#kにお
いて、入力回線21と回線23とが接続されており、入
力回線21と回線24とは接続されていない。また、出
方路#k′においては、回線25と出力回線22とが接
続されており、回線26と出力回線22とは接続されて
いない。入方路#kの入力回線21→回線23から来た
セルは、0系のセルルーティングスイッチ410 によ
り、出方路#k′に行き先が変更される。0系のセルル
ーティングスイッチ410 は稼働中であり、1系のセル
ルーティングスイッチ411 はセルが到着していないの
でスタンバイ状態である。
【0005】0系から1系へセルルーティングスイッチ
410 →411 を切替えるには、切替制御回路100か
ら制御信号が回線101を介して入方路切替部142の
入方路切替回路51に送信されこの入方路切替回路51
が動作する。まず、入方路#kの入力回線21と回線2
3との接続を断ち、入力回線21と回線24とを接続す
る。これらの動作はすべての入方路mについて行い、入
方路切替後のすべてのセルの行き先は、0系から1系の
セルルーティングスイッチ410 →411 に切替えられ
る。入方路切替後、0系のある出方路#k′でセルルー
ティングスイッチ410 からセルが掃き出されるまでの
時間を予測し設定しておき、設定された時間が経過した
後に、切替制御回路100から制御信号が回線102に
より出方路切替部143の出方路切替回路66に送信さ
れ出方路切替回路66が動作する。これにより、入力回
線21と回線23との接続が断たれ、入力回線21と回
線24とが接続され、出方路#k′の切替えが行われ
る。この動作をすべての出方路nについて行う。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】この従来例装置では、
切替タイミングを予測して切替えているため、 予測された切替タイミングが、実際に切替以前のセル
が0系のセルルーティングスイッチからすべて掃き出さ
れる時間より遅い場合には、必要以上の切替遅延時間が
発生し、通信経路の瞬断を招く、 予測された切替タイミングが、実際に切替以前のセル
が0系のセルルーティングスイッチからすべて掃き出さ
れる時間より早い場合には、切替後に0系のセルルーテ
ィングスイッチから掃き出されたセルが損失し、通信品
質の劣化を招く、 という問題がある。
【0007】さらに、1系の経路遅延が0系の経路遅延
より小さい場合、1系を経由するセルが0系を経由する
セルより出方路切替部143に早く到着してしまい、0
系から1系に出方路切替えが行われる前に到着した1系
を経由したセルは、損失する可能性がある。
【0008】このように、従来のATMスイッチでのセ
ルルーティングスイッチの切替えにおいて、0系と1系
の経路遅延のためセル損失が生じる可能性がある。この
ため、セルルーティングスイッチの切替えによって、セ
ル損失による通信品質を著しく低下させてしまう危険性
がある。
【0009】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、0系、1系の切替時におけるセルルーティン
グスイッチの切替えによってセル損失または瞬断が生ず
ることのないATMスイッチを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、セルが到来す
るm本の入力回線とセルが出力されるn本の出力回線と
の間に挿入され入力セルのヘッダ情報にしたがってその
入力セルの交換接続を行うセルルーティングスイッチを
0系および1系用として二系統備え、この二系統のセル
ルーティングスイッチの一方を有効にする切替手段を備
え、この切替手段は、前記入力回線側に設けられた入方
路切替回路と、出力回線側に設けられた出方路切替回路
と、この二つの切替回路を制御する切替制御回路とを含
むATMスイッチである。
【0011】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記制御回路は、前記入方路切替回路の切替後に切替元の
セルルーティングスイッチの入力側に特定セルを与える
手段と、前記切替後にその切替元のセルルーティングス
イッチの出力側にその特定セルが現れたときに前記出方
路切替回路の切替を実行する手段とを備えるところにあ
る。
【0012】前記特定セルを与える手段は、切替元セル
ルーティングスイッチのm本の入力回線に出力回線に対
応してn個づつ前記特定セルを与える手段を含み、前記
切替を実行する手段は、m本の入力回線に与えた特定セ
ルの全部(m×n)が前記出力側に現れたときに前記出
方路切替回路の切替を実行する手段を含むことが望まし
い。
【0013】切替先セルルーティングスイッチの内部ま
たはその前後に前記切替手段の切替が完了するまでセル
を保持するバッファ回路を備えることが望ましい。さら
に、前記バッファ回路の有効記憶容量を加減する手段を
含むことが望ましい。
【0014】前記特定セルは切替元セルルーティングス
イッチの出力側で終端され廃棄されるようにそのヘッダ
情報が設定されることが望ましい。
【0015】切替元のセルルーティングスイッチの入力
側に特定セルを与える手段は、m本の入力回線について
共通に1個設けられる構成とすることもできる。
【0016】前記入方路切替回路は、到来するm本の入
力回線を1本の高速信号に多重する多重回路と、この高
速信号を0系および1系に振分けるスイッチと、このス
イッチを経由した高速信号をm本の信号に分離してそれ
ぞれセルルーティングスイッチの入力側に与える分離回
路とを備える構成とすることもできる。さらに、前記特
定セルをこの高速信号に時系列的に挿入する手段を備え
ることが望ましい。
【0017】前記入方路切替回路は、到来するm本の入
力回線を1本の高速信号に多重する多重回路と、この高
速信号を0系および1系に振分けるスイッチとを備え、
前記セルルーティングスイッチは一入力一出力であり、
その入力にはこの高速信号を与える構成であり、このセ
ルルーティングスイッチは、入力された高速信号を一時
記憶する共通バッファメモリと、この共通バッファメモ
リの読出出力をn本の出力回線に分離する分離回路と、
この共通バッファメモリの書込アドレスおよび読出アド
レスならびにこの分離回路の出方路を制御するアドレス
コントローラとを含む構成とすることもできる。
【0018】
【作用】本発明は0系から1系のセルルーティングスイ
ッチへの切替えの直後に、0系のセルルーティングスイ
ッチの入力回線に出回線に向かう特定セルを挿入する
ことにより、0系のセルルーティングスイッチでセルが
すべて掃き出されたことを各出方路からの特定セルを検
出することで確認する。これにより、出力回線側の切替
えが行われ、セルの読出しが行われる。したがって、0
系のバッファ回路その他での遅延によるセル損失を回避
し、特定セルにより必要以上にセルを遅延させないで0
系の出方路でセルが掃き出された直後に1系に切替える
ことが可能となる。すなわち、特定セルは、切替元セル
ルーティングスイッチのm本の入力回線に出力回線に対
応してn個づつ与え、m本の入力回線に与えた特定セル
の全部(m×n)が出力側に現れたときに切替を実行す
ればよい。
【0019】さらに、切替先セルルーティングスイッチ
の内部またはその前後に前記切替手段の切替が完了する
までセルを保持するバッファ回路を備えることにより、
1系の経路遅延が0系の経路遅延よりも小さいとき、切
替実行以前に1系のセルルーティングスイッチから掃き
出されたセルを損失することが回避できる。
【0020】このバッファ回路の有効記憶容量を加減す
ることにより、切替が行われていないときにはバッファ
回路による遅延を除去することができる。
【0021】特定セルは切替元セルルーティングスイッ
チの出力側で終端され廃棄されるようにそのヘッダ情報
が設定されており、通信回線に送出されることなく廃棄
されるようにすることができる。
【0022】また、切替元のセルルーティングスイッチ
の入力側に特定セルを与える手段は、m本の入力回線に
ついて共通に1個設けることにすれば、ハードウェア量
を少なくすることができる。
【0023】到来するm本の入力回線を1本の高速信号
に多重し、この高速信号を0系および1系に振分け、こ
の振分けられた高速信号をm本の信号に分離してそれぞ
れセルルーティングスイッチの入力側に与えるようにし
てもよい。これにより、特定セルをこの高速信号に時系
列的に挿入することができる。
【0024】さらに、到来するm本の入力回線を1本の
高速信号に多重し、この高速信号を0系および1系に振
分け、セルルーティングスイッチは一入力一出力であ
り、その入力にはこの高速信号を与える構成であり、こ
のセルルーティングスイッチは、入力された高速信号を
一時記憶し、この高速信号の書込アドレスおよび読出ア
ドレスならびに出方路を制御してこの高速信号をn本の
出力回線に分離するようにしてもよい。
【0025】
【実施例】
(本発明第一実施例)本発明第一実施例の構成を図1な
いし図3を参照して説明する。図1は本発明第一実施例
装置のATMスイッチのブロック構成図である。図2は
本発明第一実施例の振分けコントローラのブロック構成
図である。図3は本発明第一実施例の選択コントローラ
のブロック構成図である。
【0026】本発明は、セルが到来するm本の入力回線
21とセルが出力されるn本の出力回線22との間に挿
入され入力セルのヘッダ情報にしたがってその入力セル
の交換接続を行うセルルーティングスイッチ410 、4
1 を0系および1系用として二系統備え、この二系統
のセルルーティングスイッチ410 、411 の一方を有
効にする切替手段としての振分けコントローラ42およ
び選択コントローラ43を備え、図2に示す振分けコン
トローラ42は入方路切替回路51を備え、図3に示す
選択コントローラ43は出方路切替回路66を備え、こ
の入方路切替回路51および出方路切替回路66を制御
する切替制御回路53および63を含むATMスイッチ
である。
【0027】ここで、本発明の特徴とするところは、振
分けコントローラ42の切替制御回路53は、入方路切
替回路51の切替後に切替元のセルルーティングスイッ
チ410 の入力側に特定セルとしての切替セルを与える
手段としての切替セル生成回路54および切替セル挿入
回路520 、521 を備え、選択コントローラ43の切
替制御回路63は、切替後にその切替元のセルルーティ
ングスイッチ410 の出力側に切替セルが現れたときに
出方路切替回路66の切替を実行する手段としての切替
セル振分け回路620 、621 およびカウンタ回路64
を備えるところにある。
【0028】次に、本発明第一実施例の動作を説明す
る。0系のセルルーティングスイッチ410 および1系
のセルルーティングスイッチ411 にはそれぞれ0系の
回線23および25と、1系の回線24および26が接
続されている。両系のセルルーティングスイッチ4
0 、411 では入りがm方路、出力がn方路あるが、
同図には入方路#k、出方路#k′のみが示されてい
る。入方路#kの振分けコントローラ42と出方路#
k′の選択コントローラ43のブロック構成図をそれぞ
れ図2および図3に示す。振分けコントローラ42は、
入方路切替回路51、切替セル挿入回路520 、5
1 、切替制御回路53、切替セル生成回路54から構
成され、選択コントローラ43は、バッファ回路6
0 、611 、切替セル振分け回路620 、621 、切
替制御回路63、カウンタ回路64、セル廃棄回路65
から構成されている。また、実線で示された回線は情報
セルの転送、破線で示された回線は制御信号の転送に用
いられる。
【0029】図1に示すようにセルルーティングスイッ
チ410 、411 の切替前は、入方路#kにおいて入力
回線21と回線23とは接続されており、入力回線21
と回線24とは接続されていない。また、出方路#k′
において回線25と出力回線22とは接続されており、
回線26と出力回線22とは接続されていない。入方路
#kの入力回線21→回線23から来たセルは、0系の
セルルーティングスイッチ410 により、任意の出方路
に行き先が変更される。0系のセルルーティングスイッ
チ410 は稼働中であり、1系のセルルーティングスイ
ッチ411 はセルが到着していないのでスタンバイ状態
である。
【0030】ここで、0系から1系へセルルーティング
スイッチ410 →411 の切替えを示す。まず、すべて
の入方路の回線を振分けコントローラ42で0系から1
系に切替えた後に、出方路の回線を選択コントローラ4
3で0系から1系に切替える指示を出す。図2に示す振
分けコントローラ42において、入方路#kの切替え
は、切替制御回路53が入方路切替回路51、切替セル
生成回路54、切替セル挿入回路520 、521 にそれ
ぞれ制御信号を送出する。切替セル生成回路54は、入
方路#kからすべての出方路に行くn個の切替セルを生
成する。切替セルと通常のセルの区別は、例えば、セル
のヘッダのある1ビットを使用して“0”の時は通常セ
ル、“1”の時は切替セルというように区別をする。切
替セルとして空セルを用いることができる。切替制御回
路53は回線31により制御信号を送出し、入方路切替
回路51は、入方路#kの入力回線21と回線93との
接続を断ち、入力回線21と回線94とを接続する。入
方路切替回路51で入方路#kの切替えが行われた直後
に、切替セル生成回路54で生成されたすべての出方路
に行くn個の切替セルが回線34を通って0系の切替セ
ル挿入回路520 で通常のセルの通過後に挿入される。
【0031】入方路#kの切替直前と切替直後の概念を
図4に示す。図4(a)が入方路#kの切替直前の状態
であり、図4(b)が入方路#kの切替直後の状態であ
る。以上が入方路#kでの切替動作である。この動作を
すべての入方路mについて行い、すべてのセルの行き先
は、0系から1系のセルルーティングスイッチ410
411 に切替えられる。切替セル総個数はm×n個とな
る。
【0032】次に、図3に示す選択コントローラ43で
の出方路#k′の0系から1系の切替えを示す。1系の
経路遅延が0系の経路遅延より小さい場合、0系のセル
ルーティングスイッチ410 の内部に出方路#k′行き
のセルがまだ残っていても、入方路ではそのセルより後
方にあった出方路#k′行きセルが1系のセルルーティ
ングスイッチ411 から掃き出されてしまう可能性があ
る。このとき、セル損失を回避するため、0系のある出
方路#k′のセルがセルルーティングスイッチ410
ら完全に掃き出されるまで、1系のセルルーティングス
イッチ411 により出方路#k′にスイッチングされた
セルは、図3の1系のバッファ回路611 で経路遅延差
を吸収される。0系の出方路#k′のすべてのセルがセ
ルルーティングスイッチ41から完全に掃き出されたか
どうかは、0系を経由した切替セルの数をカウントする
ことによって判定できる。m×n個の切替セルをカウン
トすることにより実現できる。0系の出方路#k′の回
線25には、通常のセルと切替セルが混在している。0
系の切替セル振分け回路620 は、通常のセルを回線8
2に振分け、切替セルを回線85に振分ける。回線85
に振分けられた切替セルは、カウンタ回路64によって
m個までカウントされ、カウントされたセルは、回線8
7を介してセル廃棄回路65によって廃棄される。切替
セルが入方路の数であるmまでカウントされたら、0系
でのセルルーティングスイッチ410における出方路#
k′行きのセルは完全に掃き出されたことになり、回線
73により切替制御回路63に通知される。切替制御回
路63は、回線74により出方路切替回路66に制御信
号を送出し、出方路切替回路66は、回線82と出力回
線22の接続を断ち、回線84と出力回線22を接続す
る。さらに、切替制御回路63は、回線72により1系
のバッファ回路611 に制御信号を送出し、1系のバッ
ファ回路611 はセルの読出しを開始し、出方路#k′
の0系から1系の切替えが行われる。この出方路切替え
の動作をすべてのn個の出方路について独立に行う。n
個の出方路の切替えが終了した時点で0系から1系のセ
ルルーティングスイッチ410 →411 の切替えが完了
する。この方法は、1系の経路遅延差が0系のそれより
も大きい場合にもアルゴリズムを全く変えることなくそ
のまま適用できる。
【0033】1系から0系のセルルーティングスイッチ
411 →410 の切替えの場合、0系のバッファ回路6
0 と1系の切替セル振分け回路621 が使用され、0
系から1系のセルルーティングスイッチ410 →411
の切替え動作と同様にできる。
【0034】このセルルーティングスイッチ411 、4
0 の切替動作に総個数m×nの切替セルを使用するこ
とによって、0系のセルルーティングスイッチ410
ある出方路からセルが掃き出された直後に1系の対応す
る出方路のバッファ回路611 から読出し、出方路を切
替えることが可能となる。その効果として、従来の技術
に比べて、セルルーティングスイッチ410 、411
切替時に生じたセル損失による通信品質の低下を回避で
きる。
【0035】また、切替時以外では、バッファ回路61
0 、611 の有効記憶容量を低減させ実質的にバッファ
回路610 、611 が除去された状態にすることによ
り、バッファ回路610 、611 によるセルの遅延を回
避することができる。
【0036】(本発明第二実施例)次に、図5を参照し
て本発明第二実施例を説明する。図5は、本発明第二実
施例における選択コントローラ43を示すブロック構成
図である。本発明第二実施例の選択コントローラ43
は、本発明第一実施例とバッファ回路61の配置が異な
る。0系から1系へのセルルーティングスイッチ410
→411 の切替えを例に示す。振分けコントローラ42
による入方路#kの0系から1系の入方路切替えの動作
は、本発明第一実施例と同様である。
【0037】本発明第二実施例では、出方路#k′の選
択コントローラ43は、0系と1系のどちらからの切替
えでも共通に使用できる1つのバッファ回路61、バッ
ファスイッチ67、68、切替セル振分け回路620
よび621 、切替制御回路63、カウンタ回路64、セ
ル廃棄回路65から構成されている。0系から1系に切
替える場合、遅延が必要な経路は1系である。出方路切
替前は、バッファスイッチ67、68の動作により、0
系では回線25と回線93と回線81が接続されてお
り、1系では回線26と回線91とバッファ回路61と
回線92と回線83が接続されている。出方路#k′で
1系のセルは0系のセルがセルルーティングスイッチ4
0 から掃き出されるまでバッファ回路61で遅延させ
られる。セルルーティングスイッチ410 から出方路#
k′のセルが掃き出されたかという判定は、本発明第一
実施例と同様に行う。0系の経路で到着した切替セルを
カウントし、入方路の数であるmまでカウントしたら、
セルルーティングスイッチ410 から出方路#k′のセ
ルが掃き出されたことになり、切替制御回路63は、出
方路切替回路66に制御信号を回線74により送出し、
回線82と出力回線22の接続を断ち、回線84と出力
回線22を接続する。さらに、切替制御回路63は、バ
ッファ回路61の読出命令を回線71により送出し、バ
ッファ回路61からセルの読出しが行われる。次に、バ
ッファ回路61を1系の経路から切り離す。バッファ回
路61を切り離すには、バッファ回路61のセルを空に
してから1系の経路から切り離すが、バッファ回路61
からのセル読出しの一例として、通常のセル読出速度の
1.01倍などでセルを読出し、バッファを空にする方
法がある。バッファ回路61のセルが空になったら、回
線77により切替制御回路63に通知する。切替制御回
路63は、回線75によりバッファスイッチ67に制御
信号を送出し、回線26と回線91の接続を断ち、回線
26と回線93を接続すると同時に、切替制御回路63
は、回線76によりバッファスイッチ68に制御信号を
送出し、回線92と回線83の接続を断ち、回線93と
回線83を接続する。こうして、1系の経路は回線26
→回線91→バッファ回路61→回線92→回線83か
ら回線26→回線93→回線83に切替えられバッファ
回路61が切り離される。1系から0系のセルルーティ
ングスイッチ411 →410 の切替えに備えて、バッフ
ァスイッチ67、68の上記と同様の動作により、0系
の経路は回線25→回線93→回線81から回線25→
回線91→バッファ回路61→回線92→回線81に切
替えられ、バッファ回路61を1系から0系のセルルー
ティングスイッチの切替え時の0系の遅延吸収バッファ
として用いる。出方路切替、バッファ切り離しの動作
は、すべての出方路について行われる。
【0038】セルルーティングスイッチ410 、411
の切替えにおいて、本発明第二実施例のようにバッファ
回路61を配置することにより、0系と1系のどちらか
らの切替えでも1つのバッファ回路61で共通に使用で
きる。その効果として、従来の技術に比べて、少ないハ
ードウェア量でセルルーティングスイッチ410 、41
1 の切替え時に生じたセル損失による通信品質の低下を
回避できる。
【0039】(本発明第三実施例)次に、本発明第三実
施例を図6ないし図8を参照して説明する。図6は、本
発明第三実施例のATMスイッチを示すブロック構成図
である。図7は本発明第三実施例のセルルーティングス
イッチ440 、441 を示すブロック構成図である。図
8は本発明第三実施例の選択コントローラ43を示すブ
ロック構成図である。セルルーティングスイッチ4
0 、441 は、ルーティング回路45、出力バッファ
回路46、読出制御回路47から構成される出力バッフ
ァ型セルルーティングスイッチである。本発明第三実施
例は、本発明第一実施例と比較すると、振分けコントロ
ーラ42は本発明第一実施例と同じであるが、遅延差を
吸収するバッファ回路が本発明第一実施例では、選択コ
ントローラ43に配置されているのに対し、本発明第三
実施例では、選択コントローラ43にはバッファ回路が
なく、セルルーティングスイッチ440 、441 の内部
の出力バッファ回路46を遅延差を吸収するバッファと
しても使用している。
【0040】0系から1系のセルルーティングスイッチ
440 →441 の切替えを例に示す。セルルーティング
スイッチ440 →441 の切替えにおいて、バッファ回
路以外の動作は、本発明第一実施例と同様である。出方
路#k′において、0系と1系の経路遅延差を吸収する
ために、1系のセルルーティングスイッチ441 の出力
バッファ回路46では、選択コントローラ43で0系か
らの切替セルがmまでカウントされるまでセルの読出し
を行わない。出力バッファ回路46はFIFOであり、
読出制御回路47から回線79により読出命令があるま
で、セルは出力バッファ回路46に蓄積される。出方路
#k′の選択コントローラ43において、本発明第一実
施例と同様の動作で、カウンタ回路64で切替セルがm
個カウントされたら、切替制御回路63は回線74で制
御信号を出方路切替回路66に送出し、回線82と出力
回線22の接続を断ち、回線84と出力回線22を接続
する。さらに、切替制御回路63は回線72で制御信号
を1系のセルルーティングスイッチ441 の内部の読出
制御回路47に送出する。読出制御回路47は回線79
により出力バッファ回路46に読出命令を行い、1系の
出力バッファ回路46は最も早くから蓄積されているセ
ルから順にセルの読出しを開始する。
【0041】出力バッファ回路46は、あらかじめ経路
遅延差を吸収できるように容量を設計しておき、セルル
ーティングスイッチ440 、441 の出力バッファ回路
46に経路遅延差を吸収する役割を持たせることができ
る。その効果として、例えば、セルルーティングスイッ
チ440 、441 のバッファ量128セル、遅延差吸収
バッファ(本発明第一実施例では図3のバッファ回路6
1に対応)量128セルとした場合、共有化することに
よりセルルーティングスイッチ440 、441 を180
セル程度とすれば良く、ハード量を削減でき、少ないハ
ード量でセルルーティングスイッチ440 、441 の切
替え時に生じたセル損失による通信品質の低下を回避で
きる。
【0042】(本発明第四実施例)次に、図9および図
10を参照して本発明第四実施例を説明する。図9は本
発明第四実施例のATMスイッチを示すブロック構成図
である。本発明第四実施例が本発明第一実施例と異なる
ところは、全入方路振分けコントローラ49がすべての
入方路を一括して制御しているところにある。図10
は、全入方路振分けコントローラ49を示すブロック構
成図である。全入方路振分けコントローラ49は、それ
ぞれの入方路について、入方路切替回路51、0系およ
び1系の切替セル挿入回路52と、すべての入方路に対
して切替制御回路53、切替セル生成回路54で構成さ
れる。切替制御回路53および切替セル生成回路54を
すべての入方路で共有することにより、ハードウェア量
を少なくできる。本発明第四実施例は、すべての入方路
切替はほとんど同時に行われ、それに伴って切替セルも
ほとんど同時にすべての入方路に挿入されることが特徴
である。図10において、切替制御回路53は、回線3
1によりすべての入方路切替回路51に制御信号を送出
し、入方路切替回路51で0系の入方路から1系の入方
路にすべてほとんど同時に切替わる。入方路の切替えが
行われた直後に、切替セル生成回路54で生成された切
替セル(本発明第一実施例と同じであるが、切替セル生
成回路54でm×n個のすべての切替セルが生成され
る)が、回線37と回線34によりすべての1系の入方
路にほとんど同時に挿入される。出方路切替動作につい
ては本発明第一実施例と同じである。各出方路では本発
明第一実施例と同様に切替セルの到着にしたがって、出
方路切替えは独立に動作する。本発明第四実施例は、す
べての入方路を同時に切替え、切替セルを同時に挿入す
るところが、入方路切替、切替セルの挿入を各入方路で
同時に行う必要のない本発明第一実施例と異なる。すべ
ての入方路を同時に切替え、切替セルを同時に挿入する
ことによって、出方路#k′の選択コントローラ43に
おいて、第1個目の切替セルの到着から第m個目の切替
セルの到着までの時間を少なくすることができ、最初の
出方路切替からn番目の出方路切替までの時間を少なく
することができるので、バッファ回路によるセルの遅延
時間を削減できる。
【0043】したがって、切替制御回路53および切替
セル生成回路54をすべての入方路で共有することによ
り、ハードウェア量を少なくでき、すべての入方路を同
時に切替え、切替セルを同時に挿入することにより、セ
ルルーティングスイッチ410 、411 の切替えによる
セルの遅延をなくすことができる。さらに、所要のバッ
ファ量を削減することができる。
【0044】(本発明第五実施例)次に、本発明第五実
施例を図11および図12を参照して説明する。図11
は本発明第五実施例のATMスイッチを示すブロック構
成図である。図12は、本発明第五実施例における全入
方路振分けコントローラ49を示すブロック構成図であ
る。本発明第一実施例と比べて、入方路の多重化回路4
0、全入方路振分けコントローラ49および多重分離回
路480 、481 に特徴があり、全入方路振分けコント
ローラ49ですべての入方路で一括して系が切替えられ
る。出方路の切替えに関しては本発明第一実施例と同様
である。すべての入方路(m方路)は多重化回路40で
m多重に多重化される。後に多重分離回路480 、48
1 で元の入方路別に分離されるので、多重化の際、セル
のヘッダの一部を利用して入方路識別子をつけておく。
また、時分割多重によって入方路を識別する方法もあ
る。m多重されたセル流は回線27を通って、全入方路
振分けコントローラ49に入力される。切替制御回路5
3、切替セル挿入回路520 、521 および切替セル生
成回路54をすべての入方路で共有することにより、ハ
ードウェア量を少なくできる。本発明第五実施例は、す
べての入方路切替は同時に行われ、それに伴って切替セ
ルが同時に(m×n個の切替セルが連続して)すべての
入方路に挿入されることが特徴である。全入方路振分け
コントローラ49は、全入方路切替回路51、切替セル
挿入回路520 、521 、切替制御回路53、切替セル
生成回路54から構成される。セルルーティングスイッ
チ410 の切替前は、回線27と回線28は接続されて
おり、回線27と回線29は接続されていない。また、
出方路#k′においては、回線25と出力回線22は接
続されており、回線26と出力回線22は接続されてい
ない。入方路から来たセルは、0系のセルルーティング
スイッチ410 により、任意の出方路に行き先が変更さ
れる。0系のセルルーティングスイッチ410 は稼働中
であり、1系のセルルーティングスイッチ411 はセル
が到着していないので、スタンバイ状態である。
【0045】0系から1系へセルルーティングスイッチ
410 →411 の全入方路の切替えを示す。全入方路振
分けコントローラ49において、全入方路の切替えは、
切替制御回路53が、入方路切替回路51、切替セル生
成回路54、切替セル挿入回路520 、521 に制御信
号を送出する。切替セル生成回路54は、ある入方路か
らすべての出方路に行くn個の切替セルを生成し、これ
をmの入方路について行う。つまり、トータルでm×n
個の切替セルが生成される。多重化の際、セルのヘッダ
の一部を利用して入方路識別子をつけておく方法では、
切替セルのヘッダにも入方路の識別子をつけておく。切
替制御回路53は回線31により制御信号を送出し、全
入方路切替回路51は、回線27と回線93の接続を断
ち、回線27と回線94を接続し、全入方路切替回路5
1で全入方路の切替えが同時に行われる。その直後に切
替セル生成回路54で生成されたすべての出方路に行く
m×n個の切替セルが回線34を通って0系の切替セル
挿入回路520 、521 で通常のセルの通過後に連続し
て挿入される。以上が全入方路の切替動作である。出方
路切替動作については、本発明第一実施例と同じであ
る。各出方路では本発明第一実施例と同様に切替セルの
到着にしたがって、出方路切替えは独立に動作する。す
べての入方路を同時に切替え、切替セルを連続して挿入
することによって、出方路#k′の選択コントローラ4
3において、第1個目の切替セルの到着から第m個目の
切替セルの到着までの時間を少なくすることができ、最
初の出方路切替からn番目の出方路切替までの時間を少
なくすることができるので、バッファ回路によるセルの
遅延時間を削減できる。
【0046】したがって、切替制御回路53、切替セル
挿入回路520 、521 および切替セル生成回路54を
すべての入方路で共有することにより、ハードウェア量
を少なくでき、すべての入方路を同時に切替え、切替セ
ルをm×n個連続して挿入することにより、セルルーテ
ィングスイッチの切替えによるセルの遅延をなくすこと
ができる。さらに、所要バッファ量を削減することがで
きる。
【0047】(本発明第六実施例)次に、本発明第六実
施例を図13を参照して説明する。図13は本発明第六
実施例のATMスイッチを示すブロック構成図である。
本発明第六実施例は、m×n共通バッファ型スイッチの
場合を示している。すべての入方路(m方路)は多重化
回路40でm多重に多重化される。0系が稼働中の場
合、m多重に多重化されたセル流は、回線27を通っ
て、全入方路振分けコントローラ49を介して、実セル
部は回線28に、ルーティングヘッダ部は回線99に分
離される。
【0048】0系アドレスコントローラ970 には、0
系の共通バッファメモリ980 に実セルを格納するアド
レスを格納するための出方路アドレスバッファ(FIF
O)が出方路の数だけあり、また、0系の共通バッファ
メモリ980 の空アドレスを格納するための空アドレス
バッファ(FIFO)がある。ルーティングヘッダによ
って、出方路別にスイッチングされ、行き先出方路の出
方路アドレスバッファに共通バッファメモリの空アドレ
スが割当てられる。その割当てられた空アドレスにヘッ
ダに対応した実セルが0系の共通バッファメモリ980
に書込まれる。共通バッファメモリからの実セルの読出
しは、ある出方路の出方路アドレスバッファからアドレ
スを読出し、共通バッファメモリ980 のそのアドレス
から実セルを読出し、特定の出方路に出力される。実セ
ルが読出された共通バッファメモリ980 のアドレス
は、空アドレスとなり、そのアドレスは空アドレスバッ
ファに格納される。これらの動作を繰り返し行い、セル
はルーティングヘッダ情報に基づいて任意の出方路にス
イッチングされる。
【0049】0系から1系へ共通バッファ型スイッチの
全入方路の切替えを示す。図12は、図13における全
入方路振分けコントローラ49を示すブロック構成図で
ある。本発明第六実施例の全入方路振分けコントローラ
49の動作は、本発明第五実施例と切替セルの生成と挿
入を除いて同様である。本発明第五実施例では、mの入
方路が多重化された後に、再度mの入方路に分離されて
いたので、多重化の際、セルのヘッダの一部を利用して
入方路識別子をつけておく方法においては、切替セルの
ヘッダにも入方路の識別子をつけておくなどするが、本
発明第六実施例では、再度mの入方路に分離されること
はないので、切替セルの生成はすべての出方路に行くn
個の切替セルだけでよい。図12において、切替制御回
路53は回線31により制御信号を送出し、全入方路切
替回路51は、回線27と回線93の接続を断ち、回線
27と回線94を接続し、全入方路切替回路51で全入
方路の切替えが同時に行われる。その直後に切替セル生
成回路54で生成されたすべての出方路に行くn個の切
替セルが回線34を通って0系の切替セル挿入回路52
0 で通常のセルの通過後に連続して挿入される。以上が
全入方路の切替動作である。出方路切替動作について
は、本発明第一実施例ではカウンタが入方路の数mまで
カウントして出方路切替制御をしていたのに対し、本発
明第六実施例では、ある出方路#k′において、一つの
切替セルを識別することで、0系の共通バッファメモリ
980 からセルが掃き出されたことになり、出方路#
k′の切替動作を開始する。各出方路ではそれぞれ一つ
の切替セルの到着にしたがって、出方路切替は独立に動
作する。すべての入方路を同時に切替え、切替セルをn
個だけ連続して挿入することによって、出方路#k′の
選択コントローラ43において、切替セルのカウント数
を1個だけにして、最初の出方路切替からn番目の出方
路切替えまでの時間を少なくすることができるので、バ
ッファ回路によるセルの遅延時間を削減できる。
【0050】したがって、切替制御回路53、切替セル
挿入回路520 および521 、切替セル生成回路54を
すべての入方路で共有することにより、ハードウェア量
を少なくでき、すべての入方路を同時に切替え、切替セ
ルをn個連続して挿入することにより、セルルーティン
グスイッチの切替えによるセルの遅延をなくすことがで
きる。さらに、所要バッファ量を削減することができ
る。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
0系のセルルーティングスイッチの出方路からセルが掃
き出された直後に1系の出力回線に切替えることが可能
となる。その効果として、従来の技術に比べて、セルル
ーティングスイッチの切替時に瞬断およびセル損失がな
く通信品質を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明第一実施例装置のATMスイッチのブロ
ック構成図。
【図2】本発明第一実施例の振分けコントローラのブロ
ック構成図。
【図3】本発明第一実施例の選択コントローラのブロッ
ク構成図。
【図4】入方路#kの切替直前と切替直後の概念図。
【図5】本発明第二実施例における選択コントローラを
示すブロック構成図。
【図6】本発明第三実施例のATMスイッチを示すブロ
ック構成図。
【図7】本発明第三実施例のセルルーティングスイッチ
を示すブロック構成図。
【図8】本発明第三実施例の選択コントローラを示すブ
ロック構成図。
【図9】本発明第四実施例のATMスイッチを示すブロ
ック構成図。
【図10】全入方路振分けコントローラを示すブロック
構成図。
【図11】本発明第五実施例のATMスイッチを示すブ
ロック構成図。
【図12】本発明第五実施例における全入方路振分けコ
ントローラを示すブロック構成図。
【図13】本発明第六実施例のATMスイッチを示すブ
ロック構成図。
【図14】従来例装置のブロック構成図。
【図15】入方路切替部のブロック構成図。
【図16】出方路切替部のブロック構成図。
【符号の説明】
21 入力回線 22 出力回線 23〜29、31、32、34、35、36、37、7
1〜74、79、81〜85、91〜96、99、10
1〜103 回線 40 多重化回路 410 、411 、440 、441 セルルーティングス
イッチ 42 振分けコントローラ 43 選択コントローラ 45 ルーティング回路 46 出力バッファ回路 47 読出制御回路 480 、481 多重分離回路 49 全入方路振分けコントローラ 51 入方路切替回路 520 、521 切替セル挿入回路 53、63、100 切替制御回路 54 切替セル生成回路 61、610 、611 バッファ回路 620 、621 切替セル振分け回路 64 カウンタ回路 65 セル廃棄回路 66 出方路切替回路 67、68 バッファスイッチ 970 、971 アドレスコントローラ 980 、981 共通バッファメモリ 142 入方路切替部 143 出方路切替部
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04L 12/28 H04L 12/56

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 セルが到来するm本の入力回線とセルが
    出力されるn本の出力回線との間に挿入され入力セルの
    ヘッダ情報にしたがってその入力セルの交換接続を行う
    セルルーティングスイッチを現用および予備用として二
    系統備え、この二系統のセルルーティングスイッチの一
    方を有効にする切替手段を備え、 この切替手段は、前記入力回線側に設けられた入方路切
    替回路と、出力回線側に設けられた出方路切替回路と、
    この二つの切替回路を制御する切替制御回路とを含むA
    TMスイッチにおいて、 前記制御回路は、前記入方路切替回路の切替後に切替元
    のセルルーティングスイッチの入力側に特定セルを与え
    る手段と、前記切替後にその切替元のセルルーティング
    スイッチの出力側にその特定セルが現れたときに前記出
    方路切替回路の切替を実行する手段とを備え 前記特定セルを与える手段は、切替元セルルーティング
    スイッチのm本の入力回線に出力回線に対応してn個づ
    つ前記特定セルを与える手段を含み、 前記切替を実行する手段は、m本の入力回線に与えた特
    定セルの全部(m×n)が前記出力側に現れたときに前
    記出方路切替回路の切替を実行する手段を含む ことを特
    徴とするATMスイッチ。
  2. 【請求項2】 切替先セルルーティングスイッチの内部
    またはその前後に前記切替手段の切替を執行するまで予
    備系のセルの読み出しを停止し保持するバッファ回路を
    備えた請求項1記載のATMスイッチ。
  3. 【請求項3】 切替元のセルルーティングスイッチの入
    力側に特定セルを与える手段は、m本の入力回線につい
    て共通に1個設けられた請求項1記載のATMスイッ
    チ。
  4. 【請求項4】 前記入方路切替回路は、到来するm本の
    入力回線を1本の高速信号に多重する多重回路と、この
    高速信号を現用および予備に振分けるスイッチと、この
    スイッチを経由した高速信号をm本の信号に分離してそ
    れぞれセルルーティングスイッチの入力側に与える分離
    回路とを備えた請求項1記載のATMスイッチ。
  5. 【請求項5】 前記特定セルをこの高速信号に時系列的
    に挿入する手段を備 えた請求項4記載のATMスイッ
    チ。
  6. 【請求項6】 前記入方路切替回路は、到来するm本の
    入力回線を1本の高速信号に多重する多重回路と、この
    高速信号を現用および予備に振分けるスイッチとを備
    え、前記セルルーティングスイッチは一入力一出力であ
    り、その入力にはこの高速信号を与える構成であり、 このセルルーティングスイッチは、入力された高速信号
    を一時記憶する共通バッファメモリ(98)と、この共
    通バッファメモリの読出出力をn本の出力回線に分離す
    る分離回路(48)と、この共通バッファメモリの書込
    アドレスおよび読出アドレスならびにこの分離回路(4
    8)の出方路を制御するアドレスコントローラ(97)
    とを含む 請求項1記載のATMスイッチ。
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