JP3074697B2 - 映像信号のfm記録装置 - Google Patents

映像信号のfm記録装置

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JP3074697B2 JP02108076A JP10807690A JP3074697B2 JP 3074697 B2 JP3074697 B2 JP 3074697B2 JP 02108076 A JP02108076 A JP 02108076A JP 10807690 A JP10807690 A JP 10807690A JP 3074697 B2 JP3074697 B2 JP 3074697B2
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    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は映像信号のFM記録装置に関する。
〔発明の概要〕
本発明は、映像信号をプリエンファシス回路及びクリ
ップ回路を通じて、FM変調回路に供給して、被FM変調映
像信号を得、その被FM変調映像信号を記録媒体に記録す
るようにした映像信号のFM記録装置において、記録媒体
の種類に応じて、クリップレベルを変更する手段を、ク
リップ回路に設けたことにより、記録媒体の種類の如何
に拘わらず、白スパイクのクリップ部分での反転現象余
裕を最適にすることができるようにしたものである。
〔従来の技術〕
一般に、VTR(カラーVTR)では、再生映像信号のS/N
の向上を図るために、映像信号、即ち、輝度信号をプリ
エンファシスし、即ち、高域強調してから、FM変調して
記録し、再生信号をFM復調して得られた輝度信号をデエ
ンファシスして、元の周波数特性に戻すようにしてい
る。
ところで、輝度信号をプリエンファシスすると、輝度
信号の、レベルの低い部分からレベルの高い部分に急激
に変化する部分は、スパイク(白スパイク)と成り、こ
れが反転現象やS/Nの劣化の原因と成る。そこで、これ
を回避するために、プリエンファシスされた輝度信号の
レベルの高い方向及び低い方向のスパイクをクリップし
てから、FM変調するようにしている(特開昭59ー208989
号公報参照)。
さて、従来のVTRでは、クリップ回路において、使用
する磁気テープの種類、即ち、例えば、蒸着テープ及び
メタルテープの如何に拘わらず、プリエンファシスされ
た輝度信号をクリップするクリップレベルを等しくして
いた。
しかし、近年、テープの素材、テープの製造技術、テ
ープに記録する信号の記録方式の発達によって、異なる
磁気記録特性のテープに対し、同一フォーマットの信号
の記録が可能となって来た。例えば、蒸着テープでは、
テープベース上の磁性媒体が斜めに起立しているため、
斜め方向に磁化される。このため、蒸着テープでは、短
波長記録時の隣接磁性体間の磁化の相殺により自己減磁
損失が小さくなる。又、磁性層は、磁性体が分子間力に
より結合された状態で、テープベース上に形成されてい
る。このため、蒸着テープは高密度記録に適し、短波長
記録に高性能を発揮する。
一方、メタルテープは、テープベース上の磁性媒体が
水平方向に配列されているため、水平方向に磁化され
る。このため、メタルテープでは、短波長記録時の隣接
磁性体間の磁化の相殺による自己減磁損失が大きくな
る。又、磁性層は磁性体及びバインダ用いて、テープベ
ース上に形成されているので、磁気記録特性は蒸着テー
プのそれとは異なっている。
次に、同一フォーマットで信号を記録したときの蒸着
テープ及びメタルテープの特性を、対比して以下の表に
て示す。
〔蒸着テープ及びメタルテープの特性〕 蒸 着 メタル 飽和磁束密度(ガウス) 7,500 3,300 残留磁束密度(ガウス) 6,000 2,300 抗磁力(Oe) 800 1,300 磁性層厚(μm) 0.1 2.5 テープ厚(μm) 10 17 ところで、従来のVTR(ここではハイバンド8ミリVT
R)において、使用するる磁気テープの種類、即ち、例
えば、蒸着テープ及びメタルテープの如何に拘わらず、
プリエンファシスされた輝度信号をクリップするクリッ
プレベルを等しくした状態で、蒸着テープ及びメタルテ
ープを使用した場合の、長時間走行時の再生出力、即
ち、再生被FM変調輝度信号のC/N(被FM変調輝度信号の
キャリア出力/ノイズ)時間劣化特性は、大凡第3図に
示す通りである。
第3図A、Bにおいて、横軸は経過時間(時間)を、
縦軸は再生被FM変調輝度信号のC/Nを夫々示す。尚、第
3図A、Bにおいて、縦軸には単位及び目盛が付されて
いないが、各縦軸は同一のものである。
第3図Aは、蒸着テープを使用した場合の再生被FM変
調輝度信号の7MHz及び10MHzの信号成分のC/N時間劣化特
性を示し、第3図Bは、メタルテープを使用した場合の
再生被FM変調輝度信号の7MHz、9MHz及び10MHzの信号成
分のC/N時間劣化特性を示す。
これら特性を比較すると、メタルテープを使用した場
合の再生被FM変調輝度信号のC/N(第3図B)の方が、
蒸着テープを使用した場合の再生被FM変調輝度信号のC/
N(第3図A)に比べて、同じ周波数の信号成分におい
て、周波数が高い程、時間の経過に対する低下の度合が
大きく成ることが分かる。これは、時間の経過に応じた
C/N時間劣化特性が、蒸着テープとメタルテープとでは
異なることによるものである。
即ち、蒸着テープの場合は、磁気ヘッド(回転磁気ヘ
ッド)のテープ対接面が、蒸着テープとの摩擦によって
初期により多く摩耗し、磁気ヘッドのテープ対接面と蒸
着テープの磁性層との間の間隔が変化することによっ
て、時間の経過に応じて、上述のようにC/Nの低下が初
期に多く、一定時間経過後は定常状態になる。
これに対し、メタルテープの場合は、磁気ヘッドのテ
ープ対接面に、メタルテープとの摺動により生成された
汚れの膜が形成されてゆくことによって、時間の経過に
応じて上述のようにC/Nが低下してゆき、その低下量は
蒸着テープのそれより多い。
尚、磁気テープ上にバイフェーズ方式でPCM変調され
た音声データを磁気ヘッドによって再生し、その再生出
力に基づいて情報データを復調するようにしたデータ再
生装置において、磁気テープの種類の応じて、イコライ
ザ特性を切り換えるようにしたイコライザ回路を備えた
データ再生装置が、特開昭6ー96775号公報に開示され
ている。
〔発明が解決しようとする課題〕
上述した従来のVTRでは、磁気テープの種類が異なる
ことによって、再生被FM変調輝度信号の瞬時周波数の信
号成分の電磁変換系のC/Nが大きく異なるにも拘わら
ず、クリップレベルを等しくしていたため、白スパイク
のクリップ部分での反転現象余裕を、種類を異にする磁
気テープの総てにおいて、最適にすることはできなかっ
た。
かかる点に鑑み、本発明は、映像信号をプリエンファ
シス及びクリップ回路を通じて、FM変調回路に供給し
て、被FM変調映像信号を得、その被FM変調映像信号を磁
気テープに記録するようにした映像信号のFM記録装置に
おいて、磁気テープがメタルテープであるか蒸着テープ
であるかに拘らず、白スパイクのクロップ部分での反転
現象余裕を略同等に最適化することのできるものを提案
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、映像信号をプリエンファシス回路及びクリ
ップ回路を通じて、FM変調回路に供給して、被FM変調映
像信号を得、その被FM変調映像信号を磁気テープに記録
するようにした映像信号のFM記録装置において、再生の
ために連続走行中の磁気テープがメタルテープである場
合における2時間〜4時間内の所定時間経過時の再生被
FM変調映像信号の白ピーククリップレベルのC/Nの劣化
が、再生のために連続走行中の磁気テープが蒸着テープ
である場合における所定時間経過時の再生被FM変調映像
信号の白ピーククリップレベルのC/Nの劣化に略等しく
なるように、磁気テープが蒸着テープであるかメタルテ
ープであるかに応じて、クリップレベルを変更する手段
を、クリップ回路に設けたものである。
〔作用〕
かかる本発明によれば、再生のために連続走行中の磁
気テープがメタルテープである場合における2時間〜4
時間内の所定時間経過時の再生被FM変調映像信号の白ピ
ーククリップレベルのC/Nの劣化が、再生のために連続
走行中の磁気テープが蒸着テープである場合における所
定時間経過時の再生被FM変調映像信号の白ピーククリッ
プレベルのC/Nの劣化に略等しくなるように、磁気テー
プが蒸着テープであるかメタルテープであるかに応じて
クリップレベルを変更する手段によって、クリップ回路
のクリップレベルを変更する。
〔実施例〕
以下に、第1図を参照して、本発明をハイバンド8ミ
リVTRに適用した実施例を詳細に説明する。入力端子
(1)からの輝度信号がクランプ回路(2)に供給され
て、ペデスタルクランプされた後、プリエンファシス回
路(3)に供給されて、高域強調される。
プリエンファシス回路(3)で高域強調された輝度信
号は、クリップ回路(4)に供給されてクリップされた
後、FM変調回路(5)に供給されてFM変調され、出力端
子(6)に出力された被FM変調輝度信号は、図示を省略
するも、ハイパスフィルタを通じて合成器に供給され、
ここでローパスフィルタからの被低域変換搬送色信号と
合成された後、記録増幅回路を通じて、回転磁気ヘッド
に供給されて、磁気テープに傾斜トラックを形成する如
く記録される。
クリップ回路(4)は、ホワイトクリップ回路(4W)
及びダーククリップ回路(4D)から構成される。
先ず、ホワイトクリップ回路(4W)の回路構成を説明
する。プリエンファシス回路(3)の出力端子がクリッ
プ用ダイオード(13)のアノードに接続され、そのカソ
ードが抵抗器(12)を通じて接地される。NPN形トラン
ジスタ(11)のエミッタがダイオード(13)のカソード
に接続され、そのコレクタが電源+B1に接続される。ト
ランジスタ(11)のベースがデッカプリング用コンデン
サ(14)を通じて接地される。電源+B1がバイアス用抵
抗器(15)、(16)の直列回路を通じて接地され、その
抵抗器(15)、(16)の接続中点がトランジスタ(11)
のベースに接続される。更に、トランジスタ(11)のベ
ースが抵抗器(17)を通じて、NPN形トランジスタ(1
8)のコレクタに接続され、そのエミッタが接地され、
そのベースから制御信号入力端子(19)が導出される。
次に、ダーククリップ回路(4D)の回路構成を説明す
る。プリエンファシス回路(3)の出力端子がクリップ
用ダイオード(23)のカソードに接続され、そのアノー
ドが抵抗器(22)を通じて電源+B2に接続される。PNP
形トランジスタ(21)のエミッタがダイオード(13)の
アノードに接続され、そのコレクタが接地される。トラ
ンジスタ(21)のベースがデッカプリング用コンデンサ
(24)を通じて接地される。電源+B2がバイアス用抵抗
器(25)、(26)の直列回路を通じて接地され、その抵
抗器(25)、(26)の接続中点がトランジスタ(21)の
ベースに接続される。更に、トランジスタ(21)のベー
スが抵抗器(27)を通じて、PNP形トランジスタ(28)
のコレクタに接続され、そのエミッタが電源+B2に接続
される。そのベースから制御信号入力端子(29)が導出
される。
ホワイトクリップ回路(4W)及びダーククリップ回路
(4D)の各制御信号入力端子(19)、(29)には、使用
する磁気テープが蒸着テープのときは、夫々L(低レベ
ル)及びH(高レベル)の制御信号が供給され、メタル
テープのときは、夫々H及びLの制御信号が供給され
る。
尚、ホワイトクリップ回路(4W)のダイオード(13)
及びダーククリップ回路(4D)のダイオード(23)を、
夫々特性の等しいトランジスタの各コレクタ及びベース
間を直結したダイオードにて構成するときは、両ダイオ
ード(13)、(23)の温度特性を相殺することができ
る。
第2図は、プリエンファシス回路(3)から出力され
た輝度信号の波形の一例を示し、輝度信号のシンクチッ
プから白ピークまでのレベル差を100%としたときの、
プリエンファシス回路(3)からの高域強調された輝度
信号に対するクリップレベルを%で示している。尚、ハ
イバンド8ミリVTRでは、FM変調回路(5)によって、
輝度信号のシンクチップレベル及び白ピークレベルが、
夫々5.7MHz、7.7MHzの周波数に変換される。
そして、磁気テープとして蒸着テープ及びメタルテー
プを使用した場合において、輝度信号がFM変調回路
(5)によって周波数変調されたときの輝度信号の各ホ
ワイトクリップレベルWLa、WLbを、夫々に対応する、再
生のために連続走行中の磁気テープが、夫々メタルテー
プ及び蒸着テープである場合における4時間経過時の再
生被FM変調輝度信号の周波数成分の電磁変換系のC/Nの
劣化が略等しくなるように、夫々220%、190%に選定す
る。これは、第3図から分かるように、第3図Aの蒸着
テープにおける4時間経過時の10MHzの曲線上のC/Nの劣
化と第3図Bのメタルテープにおける4時間経過時の9M
Hzの曲線上のC/Nの劣化とを略等しくしたことに相当す
る。即ち、第3図から分かるように、再生のために連続
走行中の磁気テープがメタルテープである場合における
再生被FM変調映像信号の2時間〜4時間経過時における
白ピーククリップレベルのC/Nの劣化は、同じ周波数の
信号成分において、蒸着テープのそれと比較して、かな
り劣化している。そこで、再生のために連続走行中の磁
気テープがメタルテープである場合における2時間〜4
時間内の所定時間経過時の再生被FM変調映像信号の白ピ
ーククリップレベルのC/Nの劣化が、再生のために連続
走行中の磁気テープが蒸着テープである場合における所
定時間経過時の再生被FM変調映像信号の白ピーククリッ
プレベルのC/Nの劣化に略等しくなるように、クリップ
回路(4)、即ち、そのホワイトクリップ回路(4W)に
おけるクリップレベルを、磁気テープが蒸着テープであ
るかメタルテープであるかに応じて、変更するものであ
る。又、これに呼応して、各ダーククリップレベルDL
a、DLbを、各ホワイトクリップレベルWLa、WLbと夫々対
称と成るように夫々90%、65%に選定して、波形歪が生
じないようにする。
輝度信号がFM変調回路(5)によって周波数変調され
たときの輝度信号の各ホワイトクリップレベルWLa(=2
20%)、WLb(=190%)及びダーククリップレベルDLa
(=90%)、DLb(=65%)に対応する被FM変調輝度信
号の瞬時周波数は、夫々10.1MHz、9.1MHz;3.9MHz、4.9M
Hzに成る。
次に、この第1図の実施例の回路、特に、そのクリッ
プ回路(4)の動作を、第2図をも参照して説明する。
使用する磁気テープが蒸着テープのときは、ホワイトク
リップ回路(4W)及びダーククリップ回路(4D)の各制
御信号入力端子(19)、(29)には、夫々L、Hの制御
信号が供給されるので、トランジスタ(18)、(28)は
共にオフで、ホワイトクリップ回路(4W)のダイオード
(13)のカソードには、ホワイトクリップレベルWLaが2
20%と成るクリップ電圧が与えられると共に、ダークク
リップ回路(4D)のダイオード(23)のアノードには、
ダーククリップレベルDLaが90%と成るダーククリップ
電圧が与えられる。
使用する磁気テープがメタルテープときは、ホワイト
クリップ回路(4W)及びダーククリップ回路(4D)の各
制御信号入力端子(19)、(29)には、夫々H、Lの制
御信号が供給されるので、トランジスタ(18)、(28)
は共にオンと成り、このため、ホワイトクリップ回路
(4W)のダイオード(13)のカソードには、ホワイトク
リップレベルWLbが190%と成るクリップ電圧が与えられ
ると共に、ダーククリップ回路(4D)のダイドード(2
3)のアノードには、ダーククリップレベルDLbが65%と
成るダーククリップ電圧が与えられる。
尚、映像信号のFM再生装置の回路構成は図示を省略す
るも、磁気テープから回転磁気ヘッドによって再生され
た再生信号は、ハイパスフィルタを通じて、イコライ
ザ、リミッタ等を通じて、FM復調回路に供給されて復調
され、その復調して得られた輝度信号が、デエンファシ
ス回路に供給されて高域減衰せしめられる。又、回転磁
気ヘッドによって再生された再生信号は、ローパスフィ
ルタ、ACC回路等を通じて、周波数変換回路に供給され
て高域変換されて元の搬送色信号に変換される。
しかして、記録時に、プリエンファシス回路(3)よ
って高域強調された輝度信号の白スパイクは、クリップ
回路(4)のホワイトクリップ回路(4W)によってクリ
ップされてから、FM変調回路(5)によってFM変調され
るので、再生被FM変調輝度信号をFM復調しても、反転現
象の発生は回避される。
上述せる映像信号のFM記録装置によれば、映像信号を
プリエンファシス回路(3)及びクリップ回路(4)を
通じて、FM変調回路(5)に供給して、被FM変調映像信
号を得、その被FM変調映像信号を磁気テープに記録する
ようにした映像信号のFM記録装置において、再生のため
に連続走行中の磁気テープがメタルテープである場合に
おける2時間〜4時間内の所定時間経過時の再生被FM変
調映像信号の白ピーククリップレベルのC/Nの劣化が、
再生のために連続走行中の磁気テープが蒸着テープであ
る場合における所定時間経過時の再生被FM変調映像信号
の白ピーククリップレベルのC/Nの劣化に略等しくなる
ようにしたので、再生のために連続走行中の磁気テープ
の2時間〜4時間内の所定時間経過時の各反転現象余裕
を、磁気テープがメタルテープであるか蒸着テープであ
るかの如何に拘らず、略同等に最適化することができ、
又、波形非対称歪も生じない。そして、種類の異なる磁
気テープとして、蒸着テープ及びメタルテープを使用し
た場合に、蒸着テープでの被FM変調輝度信号の高域周波
数成分の電磁変換系のC/Nの良さを利用して、記録時の
高域強調された輝度信号の波形クリップを弱めて、記録
再生による波形の再現性を改善することができる。
〔発明の効果〕
上述せる本発明によれば、映像信号をプリエンファシ
ス回路及びクリップ回路を通じて、FM変調回路に供給し
て、被FM変調映像信号を得、その被FM変調映像信号を磁
気テープに記録するようにした映像信号のFM記録装置に
おいて、再生のために連続走行中の磁気テープがメタル
テープである場合における2時間〜4時間内の所定時間
経過時の再生被FM変調映像信号の白ピーククリップレベ
ルのC/Nの劣化が、再生のために連続走行中の磁気テー
プが蒸着テープである場合における所定時間経過時の再
生被FM変調映像信号の白ピーククリップレベルのC/Nの
劣化に略等しくなるように、磁気テープが蒸着テープで
あるかメタルテープであるかに応じて、クリップレベル
を変更する手段を、クリップ回路に設けたので、再生の
ために連続走行中の磁気テープの2時間〜4時間内の所
定時間経過時の各反転現象余裕を、磁気テープがメタル
テープであるか蒸着テープであるかの如何に拘らず、略
同等に最適化することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示すブロック線図、第2図は
クリップレベルの説明図、第3図は再生出力の時間に対
するC/N時間劣化特性を示す図である。 (2)はクランプ回路、(3)はプリエンファシス回
路、(4)はクリップ回路、(4W)、(4D)は夫々ホワ
イトクリップ回路及びダーククリップ回路、(5)はFM
変調回路である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】映像信号をプリエンファシス回路及びクリ
    ップ回路を通じて、FM変調回路に供給して、被FM変調映
    像信号を得、該被FM変調映像信号を磁気テープに記録す
    るようにした映像信号のFM記録装置において、 再生のために連続走行中の上記磁気テープがメタルテー
    プである場合における2時間〜4時間内の所定時間経過
    時の再生被FM変調映像信号の白ピーククリップレベルの
    C/Nの劣化が、再生のために連続走行中の上記磁気テー
    プが蒸着テープである場合における上記所定時間経過時
    の再生被FM変調映像信号の白ピーククリップレベルのC/
    Nの劣化に略等しくなるように、上記磁気テープが上記
    蒸着テープであるか上記メタルテープであるかに応じ
    て、クリップレベルを変更する手段を、上記クリップ回
    路に設けたことを特徴とする映像信号のFM記録装置。
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