JPH046977A - 映像信号のｆｍ記録装置 - Google Patents
映像信号のｆｍ記録装置Info
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- JPH046977A JPH046977A JP2108076A JP10807690A JPH046977A JP H046977 A JPH046977 A JP H046977A JP 2108076 A JP2108076 A JP 2108076A JP 10807690 A JP10807690 A JP 10807690A JP H046977 A JPH046977 A JP H046977A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N5/00—Details of television systems
- H04N5/76—Television signal recording
- H04N5/91—Television signal processing therefor
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Multimedia (AREA)
- Signal Processing (AREA)
- Television Signal Processing For Recording (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は映像信号のＦＭ記録装置に関する。
本発明は、映像信号をプリエンファシス回路及びクリッ
プ回路を通じて、ＦＭ変調回路に供給して、被ＦＭ変調
映像信号を得、その被ＦＭ変調映像信号を記録媒体に記
録するようにした映像信号のＦＭ記録装置において、記
録媒体の種類に応じて、クリップレベルを変更する手段
を、クリップ回路に設けたことにより、記録媒体の種類
の如何に拘わらず、白スパイクのクリップ部分での反転
現象余裕を最適にすることができるようにしたものであ
る。
プ回路を通じて、ＦＭ変調回路に供給して、被ＦＭ変調
映像信号を得、その被ＦＭ変調映像信号を記録媒体に記
録するようにした映像信号のＦＭ記録装置において、記
録媒体の種類に応じて、クリップレベルを変更する手段
を、クリップ回路に設けたことにより、記録媒体の種類
の如何に拘わらず、白スパイクのクリップ部分での反転
現象余裕を最適にすることができるようにしたものであ
る。
一般に、ＶＴＲ（カラーＶＴＲ）では、再生映像信号の
Ｓ／Ｈの向上を図るために、映像信号、即ち、輝度信号
をプリエンファシスし、即ち、高域強調してから、ＦＭ
変調して記録し、再生信号をＦＭ復調して得られた輝度
信号をデエンファシスして、元の周波数特性に戻すよう
にしている。
Ｓ／Ｈの向上を図るために、映像信号、即ち、輝度信号
をプリエンファシスし、即ち、高域強調してから、ＦＭ
変調して記録し、再生信号をＦＭ復調して得られた輝度
信号をデエンファシスして、元の周波数特性に戻すよう
にしている。
ところで、輝度信号をプリエンファシスすると、輝度信
号の、レベルの低い部分からレベルの高い部分に急激に
変化する部分は、スパイク（白スパイク）と成り、これ
が反転現象やＳ／Ｎの劣化の原因と成る。そこで、これ
を回避するために、プリエンファシスされた輝度信号の
レベルの高い方向及び低い方向のスパイクをクリップし
てから、ＦＭ変調するようにしている（特開昭５９−２
０８９８９号公報参照）。
号の、レベルの低い部分からレベルの高い部分に急激に
変化する部分は、スパイク（白スパイク）と成り、これ
が反転現象やＳ／Ｎの劣化の原因と成る。そこで、これ
を回避するために、プリエンファシスされた輝度信号の
レベルの高い方向及び低い方向のスパイクをクリップし
てから、ＦＭ変調するようにしている（特開昭５９−２
０８９８９号公報参照）。
さて、従来のＶＴＲでは、クリップ回路において、使用
するる磁気テープの種類、即ち、例えば、蒸着テープ及
びメタルテープの如何に拘わらず、プリエンファシスさ
れた輝度信号をクリップするクリップレベルを等しくし
ていた。
するる磁気テープの種類、即ち、例えば、蒸着テープ及
びメタルテープの如何に拘わらず、プリエンファシスさ
れた輝度信号をクリップするクリップレベルを等しくし
ていた。
ここで、蒸着テープ及びメタルテープについて簡単に説
明しておく。
明しておく。
先ず、蒸着テープは、テープベース上に、バインダを含
まない磁性金属（Ｃｏ−Ｎｉ合金）の薄膜を、真空蒸着
によって被着形成したもので、塗布型のテープに比し、
テープベース及び磁性金属の薄膜が共に薄＜（１０μｍ
）でき、このため高密度記録に通し、短波長記録に高性
能を発揮する。しかして、蒸着テープは、抗磁力が大き
く、角形比が良く、薄膜化によって自己減磁損失及び厚
み損失を改善し、残留磁束密度はコバルト酸化鉄の数倍
にも及ぶ。
まない磁性金属（Ｃｏ−Ｎｉ合金）の薄膜を、真空蒸着
によって被着形成したもので、塗布型のテープに比し、
テープベース及び磁性金属の薄膜が共に薄＜（１０μｍ
）でき、このため高密度記録に通し、短波長記録に高性
能を発揮する。しかして、蒸着テープは、抗磁力が大き
く、角形比が良く、薄膜化によって自己減磁損失及び厚
み損失を改善し、残留磁束密度はコバルト酸化鉄の数倍
にも及ぶ。
次に、メタルテープは、テープベース上に、鉄、コバル
ト、ニッケル等の強磁性金属の１００％結晶の微粒子（
直径は１μｍ以下）を塗布したもので、その磁気エネル
ギー（ヒステリシス曲線の面積）は、コバルト酸化鉄の
４倍にも達し、短波長記録に高性能を発揮する。
ト、ニッケル等の強磁性金属の１００％結晶の微粒子（
直径は１μｍ以下）を塗布したもので、その磁気エネル
ギー（ヒステリシス曲線の面積）は、コバルト酸化鉄の
４倍にも達し、短波長記録に高性能を発揮する。
次に、蒸着テープ及びメタルテープの特性を、対比して
以下の表にて示す。
以下の表にて示す。
〔蒸着テープ及びメタルテープの特性〕１１
メ ル ア、５００ ３．３００ ６．０００ ’ ２ ３００ ８００ １．３００ ０．１ ２．５ 飽和磁束密度（ガウス） 残留磁束密度（ガウス） 抗磁力（Ｏｅ） 磁性層厚（μｍ） テープ厚（μｍ） ところで、従来のＶＴＲ（ここではハイバンド８ミリＶ
ＴＲ）において、使用するる磁気テープのＭ類、即ち、
例えば、蒸着テープ及びメタルテープの如何に拘わらず
、プリエンファシスされた輝度信号をクリップするクリ
ップレベルを等しくした状態で、蒸着テープ及びメタル
テープを使用した場合の、長時間走行時の再生出力、即
ち、再生被ＦＭ変調輝度信号のＳ／Ｎ （出力／ノイズ
）は、大凡第３図に示す通りである。
メ ル ア、５００ ３．３００ ６．０００ ’ ２ ３００ ８００ １．３００ ０．１ ２．５ 飽和磁束密度（ガウス） 残留磁束密度（ガウス） 抗磁力（Ｏｅ） 磁性層厚（μｍ） テープ厚（μｍ） ところで、従来のＶＴＲ（ここではハイバンド８ミリＶ
ＴＲ）において、使用するる磁気テープのＭ類、即ち、
例えば、蒸着テープ及びメタルテープの如何に拘わらず
、プリエンファシスされた輝度信号をクリップするクリ
ップレベルを等しくした状態で、蒸着テープ及びメタル
テープを使用した場合の、長時間走行時の再生出力、即
ち、再生被ＦＭ変調輝度信号のＳ／Ｎ （出力／ノイズ
）は、大凡第３図に示す通りである。
第３図Ａ、Ｂにおいて、横軸は時間（時間）を、縦軸は
再生被ＦＭ変調輝度信号のＳ／Ｎを夫々示す。尚、第３
図Ａ、Ｂにおいて、縦軸には単位及び目盛が付されてい
ないが、各縦軸は同一のものである。
再生被ＦＭ変調輝度信号のＳ／Ｎを夫々示す。尚、第３
図Ａ、Ｂにおいて、縦軸には単位及び目盛が付されてい
ないが、各縦軸は同一のものである。
第３図Ａは、蒸着テープを使用した場合の再生被ＦＭ変
調輝度信号の７ＭＨｚ及び１０ＭＨｚの信号成分のＳ／
Ｎ特性を示し、第３図Ｂは、メタルテープを使用した場
合の再生被ＦＭ変調輝度信号の７ＭＨｚ、９ＭＨｚ及び
１０ＭＨｚの信号成分のＳ／Ｎ特性を示す。
調輝度信号の７ＭＨｚ及び１０ＭＨｚの信号成分のＳ／
Ｎ特性を示し、第３図Ｂは、メタルテープを使用した場
合の再生被ＦＭ変調輝度信号の７ＭＨｚ、９ＭＨｚ及び
１０ＭＨｚの信号成分のＳ／Ｎ特性を示す。
これら特性を比較すると、メタルテープを使用した場合
の再生被ＦＭ変調輝度信号のＳ／Ｎ （第３図Ｂ）の方
が、蒸着テープを使用した場合の再生被ＦＭ変調輝度信
号のＳ／Ｎ （第３図Ａ）に比べて、同じ周波数の信号
成分において、周波数が高い程、時間の経過に対する低
下の、度合が大きく成ることが分かる。これは、時間の
経過に応したＳ／Ｎの低下の原因が、蒸着テープとメタ
ルテープとでは異なることによるものである。
の再生被ＦＭ変調輝度信号のＳ／Ｎ （第３図Ｂ）の方
が、蒸着テープを使用した場合の再生被ＦＭ変調輝度信
号のＳ／Ｎ （第３図Ａ）に比べて、同じ周波数の信号
成分において、周波数が高い程、時間の経過に対する低
下の、度合が大きく成ることが分かる。これは、時間の
経過に応したＳ／Ｎの低下の原因が、蒸着テープとメタ
ルテープとでは異なることによるものである。
即ち、蒸着テープの場合は、磁気ヘッド（回転磁気ヘッ
ド）のテープ対接面が、蒸着テープとの摩擦によって摩
耗し、磁気ヘッドのテープ対接面と蒸着テープの磁性層
との間の間隔が変化することによって、時間の経過に応
じて、上述のようにＳ／Ｎが低下する。
ド）のテープ対接面が、蒸着テープとの摩擦によって摩
耗し、磁気ヘッドのテープ対接面と蒸着テープの磁性層
との間の間隔が変化することによって、時間の経過に応
じて、上述のようにＳ／Ｎが低下する。
これに対し、メタルテープの場合は、磁気ヘッドのテー
プ対接面に、メタルテープの強磁性微粒子から成る薄膜
が形成されることによって、時間の経過に応じて、上述
のＳ／Ｎが低下する。
プ対接面に、メタルテープの強磁性微粒子から成る薄膜
が形成されることによって、時間の経過に応じて、上述
のＳ／Ｎが低下する。
尚、磁気テープ上にバイフェーズ方式でＰＣＭ変調され
た音声データを磁気ヘッドによって再生し、その再生出
力に基づいて情報データを復調するようにしたデータ再
生装置において、磁気テープの種類の応じて、イコライ
ザ特性を切り換えるようにしたイコライザ回路を備えた
データ再生装置が、特開昭６３−９６７７５号公報に開
示されている。
た音声データを磁気ヘッドによって再生し、その再生出
力に基づいて情報データを復調するようにしたデータ再
生装置において、磁気テープの種類の応じて、イコライ
ザ特性を切り換えるようにしたイコライザ回路を備えた
データ再生装置が、特開昭６３−９６７７５号公報に開
示されている。
上述した従来のＶＴＲでは、磁気テープの種類が異なる
ことによって、再生被ＦＭ変調輝度信号の瞬時周波数の
信号成分の電磁変換系のＣ／Ｎが大きく異なるにも拘わ
らず、クリップレベルを等しくしていたため、白スパイ
クのクリップ部分での反転現象余裕を、種類を異にする
磁気テープの総てにおいて、最適にすることはできなか
った。
ことによって、再生被ＦＭ変調輝度信号の瞬時周波数の
信号成分の電磁変換系のＣ／Ｎが大きく異なるにも拘わ
らず、クリップレベルを等しくしていたため、白スパイ
クのクリップ部分での反転現象余裕を、種類を異にする
磁気テープの総てにおいて、最適にすることはできなか
った。
かかる点に鑑み、本発明は、映像信号をプリエンファシ
ス回路及びクリップ回路を通じて、ＦＭ変調回路に供給
して、被ＦＭ変調映像信号を得、その被ＦＭ変調映像信
号を記録媒体に記録するようにした映像信号のＦＭ記録
装置において、記録媒体の種類の如何に拘わらず、白ス
パイクのクリップ部分での反転現象余裕を最適にするこ
とのできるものを提案しようとするものである。
ス回路及びクリップ回路を通じて、ＦＭ変調回路に供給
して、被ＦＭ変調映像信号を得、その被ＦＭ変調映像信
号を記録媒体に記録するようにした映像信号のＦＭ記録
装置において、記録媒体の種類の如何に拘わらず、白ス
パイクのクリップ部分での反転現象余裕を最適にするこ
とのできるものを提案しようとするものである。
本発明は、映像信号をプリエンファシス回路（３）及び
クリップ回路（４）を通じて、ＦＭ変調回路（５）に供
給して、被ＦＭ変調映像信号を得、その被ＦＭ変調映像
信号を記録媒体に記録するようにした映像信号のＦＭ記
録装置において、記録媒体の種類に応じて、クリップレ
ベルを変更する手段を、クリップ回路（４）に設けたも
のである。
クリップ回路（４）を通じて、ＦＭ変調回路（５）に供
給して、被ＦＭ変調映像信号を得、その被ＦＭ変調映像
信号を記録媒体に記録するようにした映像信号のＦＭ記
録装置において、記録媒体の種類に応じて、クリップレ
ベルを変更する手段を、クリップ回路（４）に設けたも
のである。
かかる本発明によれば、使用する記録媒体に応じて、ク
リップ回路（４）のクリップレベルを変更する。
リップ回路（４）のクリップレベルを変更する。
以下に、第１図を参照して、本発明をハイバンド８ミリ
ＶＴＲに適用した実施例を詳細に説明する。入力端子（
１）からの輝度信号がクランプ回路（２）に供給されて
、ペデスタルクランプされた後、プリエンファシス回路
（３）に供給されて、高域強調される。
ＶＴＲに適用した実施例を詳細に説明する。入力端子（
１）からの輝度信号がクランプ回路（２）に供給されて
、ペデスタルクランプされた後、プリエンファシス回路
（３）に供給されて、高域強調される。
プリエンファシス回路（３）で高域強調された輝度信号
は、クリップ回路（４）に供給されてクリップされた後
、ＦＭ変調回路（５）に供給されてＦＭ変調され、出力
端子（６）に出力された被ＦＭ変調輝度信号は、図示を
省略するも、バイパスフィルタを通じて合成器に供給さ
れ、ここでローパスフィルタからの被低域変換搬送色信
号と合成された後、記録増幅回路を通じて、回転磁気ヘ
ッドに供給されて、磁気テープに傾斜トラックを形成す
る如く記録される。
は、クリップ回路（４）に供給されてクリップされた後
、ＦＭ変調回路（５）に供給されてＦＭ変調され、出力
端子（６）に出力された被ＦＭ変調輝度信号は、図示を
省略するも、バイパスフィルタを通じて合成器に供給さ
れ、ここでローパスフィルタからの被低域変換搬送色信
号と合成された後、記録増幅回路を通じて、回転磁気ヘ
ッドに供給されて、磁気テープに傾斜トラックを形成す
る如く記録される。
クリップ回路（４）は、ホワイトクリップ回路（４−）
及びダーククリップ回路（４Ｄ）から構成される。
及びダーククリップ回路（４Ｄ）から構成される。
先ず、ホワイトクリップ回路（４−）の回路構成を説明
する。プリエンファシス回路（３）の出力端子がクリッ
プ用ダイオード（１３）のアノードに接続され、そのカ
ソードが抵抗器（１２）を通じて接地される。ＮＰＮ形
トランジスタ（１１）のエミッタがダイオード（１３）
のカソードに接続され、そのコレクタが電源子Ｂ、に接
続される。トランジスタ（１１）のベースがデツカプリ
ング用コンデンサ（１４）を通じて接地される。電源子
Ｂ、がバイアス用抵抗器（１５）、（１６）の直列回路
を通じて接地され、その抵抗器（１５）、（１６）の接
続中点がトランジスタ（１１）のベースに接続される。
する。プリエンファシス回路（３）の出力端子がクリッ
プ用ダイオード（１３）のアノードに接続され、そのカ
ソードが抵抗器（１２）を通じて接地される。ＮＰＮ形
トランジスタ（１１）のエミッタがダイオード（１３）
のカソードに接続され、そのコレクタが電源子Ｂ、に接
続される。トランジスタ（１１）のベースがデツカプリ
ング用コンデンサ（１４）を通じて接地される。電源子
Ｂ、がバイアス用抵抗器（１５）、（１６）の直列回路
を通じて接地され、その抵抗器（１５）、（１６）の接
続中点がトランジスタ（１１）のベースに接続される。
更に、トランジスタ（１１）のベースが抵抗器（１７）
を通じて、ＮＰＮ形トランジスタ（１８）のコレクタに
接続され、そのエミッタが接地され、そのベースから制
御信号入力端子（１９）が導出される。
を通じて、ＮＰＮ形トランジスタ（１８）のコレクタに
接続され、そのエミッタが接地され、そのベースから制
御信号入力端子（１９）が導出される。
次に、ダーククリップ回路（４Ｄ）の回路構成を説明す
る。プリエンファシス回路（３）の出力端子がクリップ
用ダイオード（２３）のカソードに接続され、そのアノ
ードが抵抗器（２２）を通じて電源＋８２に接続される
。ＰＮＰ形トランジスタ（２１）のエミッタがダイオー
ド（１３）のアノードに接続され、そのコレクタが接地
される。トランジスタ（２１）のベースがデツカブリン
グ用コンデンサ（２４）を通じて接地される。電源子Ｂ
２がバイアス用抵抗器（２５）、（２６）の直列回路を
通じて接地され、その抵抗器（２５）、（２６）の接続
中点がトランジスタ（２１）のベースに接続される。更
に、トランジスタ（２１）のベースが抵抗器（２７）を
通して、ＰＮＰ形トランジスタ（２８）のコレクタに接
続され、そのエミ・ツタが電源＋７３２に接続される。
る。プリエンファシス回路（３）の出力端子がクリップ
用ダイオード（２３）のカソードに接続され、そのアノ
ードが抵抗器（２２）を通じて電源＋８２に接続される
。ＰＮＰ形トランジスタ（２１）のエミッタがダイオー
ド（１３）のアノードに接続され、そのコレクタが接地
される。トランジスタ（２１）のベースがデツカブリン
グ用コンデンサ（２４）を通じて接地される。電源子Ｂ
２がバイアス用抵抗器（２５）、（２６）の直列回路を
通じて接地され、その抵抗器（２５）、（２６）の接続
中点がトランジスタ（２１）のベースに接続される。更
に、トランジスタ（２１）のベースが抵抗器（２７）を
通して、ＰＮＰ形トランジスタ（２８）のコレクタに接
続され、そのエミ・ツタが電源＋７３２に接続される。
そのベースから制御信号入力端子（２９）が導出される
。
。
ホワイトクリップ回路（４−）及びダーククリ、７プ回
路（４Ｄ）の各制御信号入力端子（１９）、（２９）に
は、使用する磁気テープが蒸着テープのときは、夫々Ｌ
（低レベル）及びＨ（高レベル）の制御信号が供給され
、メタルテープのときは、夫々Ｈ及びＬの制御信号が供
給される。
路（４Ｄ）の各制御信号入力端子（１９）、（２９）に
は、使用する磁気テープが蒸着テープのときは、夫々Ｌ
（低レベル）及びＨ（高レベル）の制御信号が供給され
、メタルテープのときは、夫々Ｈ及びＬの制御信号が供
給される。
尚、ホワイトクリップ回路（４−）のダイオード（１３
）及びダーククリップ回路（４Ｄ）のダイオード（２３
）を、夫々特性の等しいトランジスタの各コレクタ及び
ベース間を直結したダイオードにて構成するときは、両
ダイオード（１３）、（２３）の温度特性を相殺するこ
とができる。
）及びダーククリップ回路（４Ｄ）のダイオード（２３
）を、夫々特性の等しいトランジスタの各コレクタ及び
ベース間を直結したダイオードにて構成するときは、両
ダイオード（１３）、（２３）の温度特性を相殺するこ
とができる。
第２図は、プリエンファシス回路（３）から出力された
輝度信号の波形の一例を示し、輝度信号のシンクチップ
から白ピークまでのレベル差を１００％としたときの、
プリエンファシス回路（３）からの高域強調された輝度
信号に対するクリ・ノプレベルを％で示している。尚、
ハイハンド８ミリＶＴＲでは、ＦＭ変調回路（５）によ
って、輝度信号のシンクチップレベル及び白ピークレベ
ルが、夫夫５．７ＭＨｚ、７．７ＭＨｚの周波数に変換
される。
輝度信号の波形の一例を示し、輝度信号のシンクチップ
から白ピークまでのレベル差を１００％としたときの、
プリエンファシス回路（３）からの高域強調された輝度
信号に対するクリ・ノプレベルを％で示している。尚、
ハイハンド８ミリＶＴＲでは、ＦＭ変調回路（５）によ
って、輝度信号のシンクチップレベル及び白ピークレベ
ルが、夫夫５．７ＭＨｚ、７．７ＭＨｚの周波数に変換
される。
そして、磁気テープとして蒸着テープ及びメタルテープ
を使用した場合において、輝度信号がＦＭ変調回路（５
）によって周波数変調されたときの輝度信号の各ホワイ
トクリップレベルＷＬａ 、 ＷＬｂを、夫々に対応す
る被ＦＭ変調輝度信号の周波数成分の電磁変換系のＣ／
Ｎが一致するように、夫夫２２０％、１９０％に選定す
る。又、これに呼応じて、各ダーククリップレベルＤＬ
ａ 、 ＤＬｂを、各ホワイトクリップレベル−Ｌａ
、 ＷＬｂと夫々対称と成るように夫々９０％、６５％
に選定して、波形歪が生じないようにする。
を使用した場合において、輝度信号がＦＭ変調回路（５
）によって周波数変調されたときの輝度信号の各ホワイ
トクリップレベルＷＬａ 、 ＷＬｂを、夫々に対応す
る被ＦＭ変調輝度信号の周波数成分の電磁変換系のＣ／
Ｎが一致するように、夫夫２２０％、１９０％に選定す
る。又、これに呼応じて、各ダーククリップレベルＤＬ
ａ 、 ＤＬｂを、各ホワイトクリップレベル−Ｌａ
、 ＷＬｂと夫々対称と成るように夫々９０％、６５％
に選定して、波形歪が生じないようにする。
輝度信号がＦＭ変調回路（５）によって周波数変調され
たときの輝度信号の各ホワイトクリップレベルＷＬａ（
＝２２０％）、ＷＬｂ （＝１９０％）及びダークク
リップレベルＤＬａ（＝９０％） 、ＤＬｂ（＝６５％
）に対応する被ＦＭ変調輝度信号の瞬時周波数は、夫々
１０．１ＭＨｚ、９．１ＭＨｚ；３．９ＭＨｚ、４．９
ＭＨｚに成る。
たときの輝度信号の各ホワイトクリップレベルＷＬａ（
＝２２０％）、ＷＬｂ （＝１９０％）及びダークク
リップレベルＤＬａ（＝９０％） 、ＤＬｂ（＝６５％
）に対応する被ＦＭ変調輝度信号の瞬時周波数は、夫々
１０．１ＭＨｚ、９．１ＭＨｚ；３．９ＭＨｚ、４．９
ＭＨｚに成る。
次に、この第１図の実施例の回路、特に、そのクリップ
回路（４）の動作を、第２図をも参照して説明する。使
用する磁気テープが蒸着テープのときは、ホワイトクリ
ップ回路（４圓）及びダーククリップ回路（４Ｄ）の各
制御信号入力端子（１９）、（２９）には、夫々Ｌ、Ｈ
の制御信号が供給されるので、トランジスタ （１８）
、（２８）は共にオフで、ホワイトクリップ回路（４
−）のダイオード（１３）のカソードには、ホワイトク
リップレベルＷＬａが２２０％と成るクリップ電圧が与
えられると共に、ダーククリップ回路（４Ｄ）のダイオ
ード（２３）のアノードには、ダーククリップレベルＤ
Ｌａが９０％と成るダーククリップ電圧が与えられる。
回路（４）の動作を、第２図をも参照して説明する。使
用する磁気テープが蒸着テープのときは、ホワイトクリ
ップ回路（４圓）及びダーククリップ回路（４Ｄ）の各
制御信号入力端子（１９）、（２９）には、夫々Ｌ、Ｈ
の制御信号が供給されるので、トランジスタ （１８）
、（２８）は共にオフで、ホワイトクリップ回路（４
−）のダイオード（１３）のカソードには、ホワイトク
リップレベルＷＬａが２２０％と成るクリップ電圧が与
えられると共に、ダーククリップ回路（４Ｄ）のダイオ
ード（２３）のアノードには、ダーククリップレベルＤ
Ｌａが９０％と成るダーククリップ電圧が与えられる。
使用する磁気テープがメタルテープときは、ホワイトク
リップ回路（４−）及びダーククリップ回路（４Ｄ）の
各制御信号入力端子（１９）、（２９）には、夫々Ｈ，
Ｌの制御信号が供給されるので、トランジスタ （１８
）、（２８）は共にオンと成り、このため、ホワイトク
リップ回路（４Ｋ）のダイオード（１３）のカソードに
は、ホワイトクリップレベルＷＬｂが１９０、％と成る
クリップ電圧が与えられると共に、ダーククリップ回路
（４Ｄ）のダイオード（２３）のアノードには、ダーク
クリップレベルＤＬｂが６５％と成るダーククリップ電
圧が与えられる。
リップ回路（４−）及びダーククリップ回路（４Ｄ）の
各制御信号入力端子（１９）、（２９）には、夫々Ｈ，
Ｌの制御信号が供給されるので、トランジスタ （１８
）、（２８）は共にオンと成り、このため、ホワイトク
リップ回路（４Ｋ）のダイオード（１３）のカソードに
は、ホワイトクリップレベルＷＬｂが１９０、％と成る
クリップ電圧が与えられると共に、ダーククリップ回路
（４Ｄ）のダイオード（２３）のアノードには、ダーク
クリップレベルＤＬｂが６５％と成るダーククリップ電
圧が与えられる。
尚、映像信号のＦＭ再生装置の回路構成は図示を省略す
るも、磁気テープから回転磁気ヘッドによって再生され
た再生信号は、バイパスフィルタを通じて、イコライザ
、リミッタ等を通じて、ＦＭ復調回路に供給されて復調
され、その復調して得られた輝度信号が、デエンファシ
ス回路に供給されて高域減衰せしめられる。又、回転磁
気ヘッドによって再生された再生信号は、ローパスフィ
ルタ、ＡＣＣ回路等を通じて、周波数変換回路に供給さ
れて高域変換されて元の搬送色信号に変換される。
るも、磁気テープから回転磁気ヘッドによって再生され
た再生信号は、バイパスフィルタを通じて、イコライザ
、リミッタ等を通じて、ＦＭ復調回路に供給されて復調
され、その復調して得られた輝度信号が、デエンファシ
ス回路に供給されて高域減衰せしめられる。又、回転磁
気ヘッドによって再生された再生信号は、ローパスフィ
ルタ、ＡＣＣ回路等を通じて、周波数変換回路に供給さ
れて高域変換されて元の搬送色信号に変換される。
しかして、記録時に、プリエンファシス回路（３）よっ
て高域強調された輝度信号の白スパイクは、クリップ回
路（４）のホワイトクリップ回路（４−）によってクリ
ップされてから、ＦＭ変調回路（５）にＦＭ変調される
ので、再生被ＦＭ変調輝度信号をＦＭ復調しても、反転
現象の発生は回避される。
て高域強調された輝度信号の白スパイクは、クリップ回
路（４）のホワイトクリップ回路（４−）によってクリ
ップされてから、ＦＭ変調回路（５）にＦＭ変調される
ので、再生被ＦＭ変調輝度信号をＦＭ復調しても、反転
現象の発生は回避される。
上述せる映像信号のＦＭ記録装置によれば、映像信号を
プリエンファシス回路（３）及びクリップ回路（４）を
通じて、ＦＭ変調回路（５）に供給して、被ＦＭ変調映
像信号を得、その被ＦＭ変調映像信号を磁気テープに記
録するようにした映像信号のＦＭ記録装置において、磁
気テープの種類に応じて、クリップレベルを変更する手
段を、クリップ回路（４）に設け、異なる種類の磁気テ
ープを使用した場合において、輝度信号がＦＭ変調回路
（５）によって周波数変調されたときの輝度信号の各ホ
ワイトクリップレベルＷＬａ 、 ＷＬｂを、夫々対応
する被ＦＭ変調輝度信号の周波数成分の電磁変換系のＣ
／Ｎが一致するように選定したので、反転減少余裕が路
間等で最適にすることができ、又、波形歪も生じない。
プリエンファシス回路（３）及びクリップ回路（４）を
通じて、ＦＭ変調回路（５）に供給して、被ＦＭ変調映
像信号を得、その被ＦＭ変調映像信号を磁気テープに記
録するようにした映像信号のＦＭ記録装置において、磁
気テープの種類に応じて、クリップレベルを変更する手
段を、クリップ回路（４）に設け、異なる種類の磁気テ
ープを使用した場合において、輝度信号がＦＭ変調回路
（５）によって周波数変調されたときの輝度信号の各ホ
ワイトクリップレベルＷＬａ 、 ＷＬｂを、夫々対応
する被ＦＭ変調輝度信号の周波数成分の電磁変換系のＣ
／Ｎが一致するように選定したので、反転減少余裕が路
間等で最適にすることができ、又、波形歪も生じない。
そして、種類の異なる磁気テープとして、蒸着テープ及
びメタルテープを使用した場合に、蒸着テープでの被Ｆ
Ｍ変調輝度信号の高域周波数成分の電磁変換系のＣ／Ｎ
の良さを利用して、記録時の高域強調された輝度信号の
クリップレベルを低くして、記録再生による波形の再現
性を改善することができる。
びメタルテープを使用した場合に、蒸着テープでの被Ｆ
Ｍ変調輝度信号の高域周波数成分の電磁変換系のＣ／Ｎ
の良さを利用して、記録時の高域強調された輝度信号の
クリップレベルを低くして、記録再生による波形の再現
性を改善することができる。
上述せる本発明によれば、映像信号をプリエンファシス
回路及びクリップ回路を通じて、ＦＭ変調回路に供給し
て、被ＦＭ変調映像信号を得、その被ＦＭ変調映像信号
を記録媒体に記録するようにした映像信号のＦＭ記録装
置において、記録媒体の種類に応じて、クリップレベル
を変更する手段を、クリップ回路に設けたので、記録媒
体の種類の如何に拘わらず、白スパイクのクリップ部分
での反転現象余裕を最適にすることができる。
回路及びクリップ回路を通じて、ＦＭ変調回路に供給し
て、被ＦＭ変調映像信号を得、その被ＦＭ変調映像信号
を記録媒体に記録するようにした映像信号のＦＭ記録装
置において、記録媒体の種類に応じて、クリップレベル
を変更する手段を、クリップ回路に設けたので、記録媒
体の種類の如何に拘わらず、白スパイクのクリップ部分
での反転現象余裕を最適にすることができる。
第１図は本発明の実施例を示すブロック線図、第２図は
クリップレベルの説明図、第３図は再生出力の時間に対
するＳ／Ｎ特性を示す図である。 （２）はクランプ回路、（３）はプリエンファシス回路
、（４）はクリップ回路、（４−）、（４Ｄ）は夫々ホ
ワイトクリップ回路及びダ −クランプ回路、（５）は
ＦＭ変調回路である。
クリップレベルの説明図、第３図は再生出力の時間に対
するＳ／Ｎ特性を示す図である。 （２）はクランプ回路、（３）はプリエンファシス回路
、（４）はクリップ回路、（４−）、（４Ｄ）は夫々ホ
ワイトクリップ回路及びダ −クランプ回路、（５）は
ＦＭ変調回路である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 映像信号をプリエンファシス回路及びクリップ回路を通
じて、ＦＭ変調回路に供給して、被ＦＭ変調映像信号を
得、該被ＦＭ変調映像信号を記録媒体に記録するように
した映像信号のＦＭ記録装置において、 上記記録媒体の種類に応じて、クリップレベルを変更す
る手段を、上記クリップ回路に設けたことを特徴とする
映像信号のＦＭ記録装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02108076A JP3074697B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 映像信号のｆｍ記録装置 |
| US07/688,475 US5255101A (en) | 1990-04-24 | 1991-04-22 | Apparatus for recording video signal through frequency modulation with variable clipping level |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP02108076A JP3074697B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 映像信号のｆｍ記録装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH046977A true JPH046977A (ja) | 1992-01-10 |
| JP3074697B2 JP3074697B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=14475270
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP02108076A Expired - Lifetime JP3074697B2 (ja) | 1990-04-24 | 1990-04-24 | 映像信号のｆｍ記録装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5255101A (ja) |
| JP (1) | JP3074697B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9315607B2 (en) | 2011-12-05 | 2016-04-19 | Three Bond Fine Chemical Co., Ltd. | Two-pack type curable resin composition |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5532831A (en) * | 1993-03-19 | 1996-07-02 | Goldstar Company, Ltd. | Recording apparatus and method for a high definition video cassette recorder |
| KR100188921B1 (ko) * | 1994-07-26 | 1999-06-01 | 김광호 | 8밀리 비디오테이프레코더의 간이 하이-밴드 기록변조회로 |
Family Cites Families (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS55117712A (en) * | 1979-02-28 | 1980-09-10 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Noise reduction circuit of video signal recording and reproducing device |
| JPS57166786A (en) * | 1981-04-06 | 1982-10-14 | Sony Corp | Video signal processing circuit |
| US4860105A (en) * | 1987-05-22 | 1989-08-22 | Victor Company Of Japan, Ltd. | Noise Reducing circuit of a video signal |
| JPH0263271A (ja) * | 1988-08-29 | 1990-03-02 | Nikon Corp | 映像信号処理回路 |
-
1990
- 1990-04-24 JP JP02108076A patent/JP3074697B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1991
- 1991-04-22 US US07/688,475 patent/US5255101A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US9315607B2 (en) | 2011-12-05 | 2016-04-19 | Three Bond Fine Chemical Co., Ltd. | Two-pack type curable resin composition |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5255101A (en) | 1993-10-19 |
| JP3074697B2 (ja) | 2000-08-07 |
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