JP3074433B2 - 二重係止確認可能なコネクタ - Google Patents
二重係止確認可能なコネクタInfo
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- JP3074433B2 JP3074433B2 JP06047156A JP4715694A JP3074433B2 JP 3074433 B2 JP3074433 B2 JP 3074433B2 JP 06047156 A JP06047156 A JP 06047156A JP 4715694 A JP4715694 A JP 4715694A JP 3074433 B2 JP3074433 B2 JP 3074433B2
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- Japan
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- locking
- connector housing
- terminal
- connector
- locking pin
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01R—ELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
- H01R13/00—Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
- H01R13/40—Securing contact members in or to a base or case; Insulating of contact members
- H01R13/42—Securing in a demountable manner
- H01R13/436—Securing a plurality of contact members by one locking piece or operation
- H01R13/4361—Insertion of locking piece perpendicular to direction of contact insertion
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
- Y10S—TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y10S439/00—Electrical connectors
- Y10S439/91—Observation aide, e.g. transparent material, window in housing
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明はコネクタに関し、更に詳
しくは、コネクタハウジングに縦横に整列装備された端
子収容室に挿入された端子が、前記端子収容室内に突出
する如く前記コネクタハウジングに一体に成形された第
一係止手段と前記コネクタハウジングの一外周面より該
コネクタハウジングに装着される第二挿入係止手段とに
よって二重係止される形式のコネクタに関するものであ
る。
しくは、コネクタハウジングに縦横に整列装備された端
子収容室に挿入された端子が、前記端子収容室内に突出
する如く前記コネクタハウジングに一体に成形された第
一係止手段と前記コネクタハウジングの一外周面より該
コネクタハウジングに装着される第二挿入係止手段とに
よって二重係止される形式のコネクタに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】従来より、自動車の電装回路に用いられ
るワイヤハーネスは、その端末部を雌，雄のコネクタの
嵌合により各種の電装品と接続しているが、例えば、イ
ンストルメントパネルのように多数のスイッチ類や計器
類が集中する部位には、おびただしい数のコネクタが存
在し、その接続に時間と手間がかかる上に、かなりの空
間を占有することになる。そこで、寸法や形状の異なる
端子を収容した複数のコネクタを集約し、多数の電気接
続を一つのコネクタで行うことができる複合型のコネク
タが使用されている。
るワイヤハーネスは、その端末部を雌，雄のコネクタの
嵌合により各種の電装品と接続しているが、例えば、イ
ンストルメントパネルのように多数のスイッチ類や計器
類が集中する部位には、おびただしい数のコネクタが存
在し、その接続に時間と手間がかかる上に、かなりの空
間を占有することになる。そこで、寸法や形状の異なる
端子を収容した複数のコネクタを集約し、多数の電気接
続を一つのコネクタで行うことができる複合型のコネク
タが使用されている。
【０００３】図４乃至図７は、そのような複合型コネク
タの従来例（特開昭６２−１８８１８６号参照）を示し
たものである。図４に示すように、この複合型のコネク
タは、雄型のコネクタハウジング１と、雌型のコネクタ
ハウジング２とを互いに嵌合させることで、それぞれの
コネクタハウジング１，２内に収容保持されている端子
相互の電気的な接続を実現するものである。ここに、こ
れらのコネクタハウジング１，２には、例えばそれぞれ
二種の雌端子３，４、またはこれらの雌端子３，４に対
応（即ち、雌雄嵌合）する雄端子５，６を収容するため
の端子収容室８，９および端子収容室１０，１１が、縦
横に整列装備されている。
タの従来例（特開昭６２−１８８１８６号参照）を示し
たものである。図４に示すように、この複合型のコネク
タは、雄型のコネクタハウジング１と、雌型のコネクタ
ハウジング２とを互いに嵌合させることで、それぞれの
コネクタハウジング１，２内に収容保持されている端子
相互の電気的な接続を実現するものである。ここに、こ
れらのコネクタハウジング１，２には、例えばそれぞれ
二種の雌端子３，４、またはこれらの雌端子３，４に対
応（即ち、雌雄嵌合）する雄端子５，６を収容するため
の端子収容室８，９および端子収容室１０，１１が、縦
横に整列装備されている。
【０００４】このような雌雄のコネクタハウジング１，
２は、収容保持している端子数が多く、コネクタハウジ
ング相互の嵌合接続に相当な力が必要になる。そこで、
これらのコネクタハウジング１，２の嵌合接続は、前記
端子収容室１０，１１と同方向に貫通したボルト装着部
１３に挿通された図示略の締め付け用ボルトを、これに
対応して雄型のコネクタハウジング１の中央部に装備さ
れた雌ねじ部材（ナット）１４に螺着させることで、実
現する。これらのコネクタハウジング１，２は、いずれ
も、二重係止機構を有しているが、いずれの二重係止機
構も同様な構成であるから、以下では、前記雄型のコネ
クタハウジング１の二重係止機構について説明する。
２は、収容保持している端子数が多く、コネクタハウジ
ング相互の嵌合接続に相当な力が必要になる。そこで、
これらのコネクタハウジング１，２の嵌合接続は、前記
端子収容室１０，１１と同方向に貫通したボルト装着部
１３に挿通された図示略の締め付け用ボルトを、これに
対応して雄型のコネクタハウジング１の中央部に装備さ
れた雌ねじ部材（ナット）１４に螺着させることで、実
現する。これらのコネクタハウジング１，２は、いずれ
も、二重係止機構を有しているが、いずれの二重係止機
構も同様な構成であるから、以下では、前記雄型のコネ
クタハウジング１の二重係止機構について説明する。
【０００５】前述の雌端子３は、雌端子４と比べて幅狭
く形成され、この雄型のコネクタハウジング１の場合で
は、例えば左右側縁から３列までの端子収容室８には幅
狭の雌端子３が挿入され、また、中央の３列の端子収容
室９には幅広の雌端子４が挿入される。これらの端子収
容室８，９は、前記雌端子３，４が例えばその基板部が
互いに直交するなど、装着される端子が異なる向きに配
列されるように形成されている。また、図７に示すよう
に、これらの端子収容室８，９内には、挿入された雌端
子３，４の電気接触部３ａ，４ａに係合して端子の抜け
を防止する第一係止手段である例えばランス１６，１７
が形成されている。また、前記雄型のコネクタハウジン
グ１の外周面には、同じ列に並ぶ複数の端子収容室を連
通させる係止ピン挿入孔１９，２０が行列状に並ぶ端子
収容室の各列毎に開口している。
く形成され、この雄型のコネクタハウジング１の場合で
は、例えば左右側縁から３列までの端子収容室８には幅
狭の雌端子３が挿入され、また、中央の３列の端子収容
室９には幅広の雌端子４が挿入される。これらの端子収
容室８，９は、前記雌端子３，４が例えばその基板部が
互いに直交するなど、装着される端子が異なる向きに配
列されるように形成されている。また、図７に示すよう
に、これらの端子収容室８，９内には、挿入された雌端
子３，４の電気接触部３ａ，４ａに係合して端子の抜け
を防止する第一係止手段である例えばランス１６，１７
が形成されている。また、前記雄型のコネクタハウジン
グ１の外周面には、同じ列に並ぶ複数の端子収容室を連
通させる係止ピン挿入孔１９，２０が行列状に並ぶ端子
収容室の各列毎に開口している。
【０００６】これらの係止ピン挿入孔１９，２０は、第
二挿入係止手段２２を装着するものである。この第二挿
入係止手段２２は、図５に示すように、前記係止ピン挿
入孔１９，２０に挿通することにより端子収容室８，９
内に収容保持されている端子３，４を端子収容室内に係
止する複数個の係止ピン２３，２４と、これらの複数個
の係止ピン２３，２４の基端部をコネクタハウジング１
上の前記係止ピン挿入孔１９，２０の配列に対応する間
隔（ピッチ）で相互に連結する連結部２６とを備えた構
成をなしている。
二挿入係止手段２２を装着するものである。この第二挿
入係止手段２２は、図５に示すように、前記係止ピン挿
入孔１９，２０に挿通することにより端子収容室８，９
内に収容保持されている端子３，４を端子収容室内に係
止する複数個の係止ピン２３，２４と、これらの複数個
の係止ピン２３，２４の基端部をコネクタハウジング１
上の前記係止ピン挿入孔１９，２０の配列に対応する間
隔（ピッチ）で相互に連結する連結部２６とを備えた構
成をなしている。
【０００７】図７に示すように、ランス１６は、雌端子
３の電気接触部３ａの基板部の打ち抜き孔に係合するこ
とにより、端子収容室８に挿入された雌端子３の抜けを
防止する。また、第二挿入係止手段２２の係止ピン２３
は、横断面形状が菱形状を呈しており、端子収容室８内
に収容保持された雌電気接触部３ａの後方の段差部に先
端を係止することにより、前記ランス１６によって係止
されている雌端子３の抜け防止を確実にする二重係止を
行う。また、第二挿入係止手段２２の係止ピン２４は、
横断面形状が矩形に形成され、隣接する係止ピン２４同
士で、雌端子４のくびれたネック部４ｂを挾持する如く
雌端子４を係止して、二重係止を実現している。即ち、
以上のコネクタハウジング１では、各端子収容室８，９
に該当の雌端子３，４を装着した後、前記第二挿入係止
手段２２を雄型のコネクタハウジング１の上下外周面よ
り装着することで、収容保持されている各雌端子３，４
に対して二重係止を実現して、雌端子３，４の抜け防止
をより確実にするものである。
３の電気接触部３ａの基板部の打ち抜き孔に係合するこ
とにより、端子収容室８に挿入された雌端子３の抜けを
防止する。また、第二挿入係止手段２２の係止ピン２３
は、横断面形状が菱形状を呈しており、端子収容室８内
に収容保持された雌電気接触部３ａの後方の段差部に先
端を係止することにより、前記ランス１６によって係止
されている雌端子３の抜け防止を確実にする二重係止を
行う。また、第二挿入係止手段２２の係止ピン２４は、
横断面形状が矩形に形成され、隣接する係止ピン２４同
士で、雌端子４のくびれたネック部４ｂを挾持する如く
雌端子４を係止して、二重係止を実現している。即ち、
以上のコネクタハウジング１では、各端子収容室８，９
に該当の雌端子３，４を装着した後、前記第二挿入係止
手段２２を雄型のコネクタハウジング１の上下外周面よ
り装着することで、収容保持されている各雌端子３，４
に対して二重係止を実現して、雌端子３，４の抜け防止
をより確実にするものである。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述した二
重係止機構では、第二挿入係止手段２２の連結部２６が
板状で、比較的に柔軟性が高く、各係止ピン２３，２４
を対応する係止ピン挿入孔１９，２０に挿通させる際
に、撓み等が生じて、全ての係止ピン２３，２４を同時
に該当する係止ピン挿入孔１９，２０に完全に挿通させ
ることが困難であり、例えば、第二挿入係止手段２２の
各係止ピン２３，２４を係止ピン挿入孔１９，２０に挿
通させる操作をした後には、前記連結部２６の浮き上が
り等を調べて、不完全な嵌合の存在をチェックしなけれ
ばならないが、前記連結部２６の浮き上がりを確認する
だけでは、二重係止が不完全な部分を確実になくすこと
はできないという問題があった。
重係止機構では、第二挿入係止手段２２の連結部２６が
板状で、比較的に柔軟性が高く、各係止ピン２３，２４
を対応する係止ピン挿入孔１９，２０に挿通させる際
に、撓み等が生じて、全ての係止ピン２３，２４を同時
に該当する係止ピン挿入孔１９，２０に完全に挿通させ
ることが困難であり、例えば、第二挿入係止手段２２の
各係止ピン２３，２４を係止ピン挿入孔１９，２０に挿
通させる操作をした後には、前記連結部２６の浮き上が
り等を調べて、不完全な嵌合の存在をチェックしなけれ
ばならないが、前記連結部２６の浮き上がりを確認する
だけでは、二重係止が不完全な部分を確実になくすこと
はできないという問題があった。
【０００９】というのは、例えば、第二挿入係止手段２
２の係止ピン２３は、係止ピン２４と比較して断面積が
小さく、撓みが生じ易く、例えば、前記連結部２６には
撓みが生じていないが、前記係止ピン挿入孔１９内に挿
通された係止ピン２３自体の撓みや、該係止ピン２３の
先端部の損壊等があって、最後列の雌端子３に対する二
重係止が不完全であるような場合、その不都合を発見す
ることができないという問題があった。
２の係止ピン２３は、係止ピン２４と比較して断面積が
小さく、撓みが生じ易く、例えば、前記連結部２６には
撓みが生じていないが、前記係止ピン挿入孔１９内に挿
通された係止ピン２３自体の撓みや、該係止ピン２３の
先端部の損壊等があって、最後列の雌端子３に対する二
重係止が不完全であるような場合、その不都合を発見す
ることができないという問題があった。
【００１０】そこで、本発明の目的は上記課題を解消す
ることにあり、コネクタハウジングの係止ピン挿入孔に
挿通された係止ピンの損壊または撓み等で、二重係止が
不完全になっている場合にも、その不都合を容易かつ確
実に発見して、全ての端子を確実に二重係止させること
が可能なコネクタを提供することにある。
ることにあり、コネクタハウジングの係止ピン挿入孔に
挿通された係止ピンの損壊または撓み等で、二重係止が
不完全になっている場合にも、その不都合を容易かつ確
実に発見して、全ての端子を確実に二重係止させること
が可能なコネクタを提供することにある。
【００１１】本発明の上記目的は、縦横に整列装備され
た端子収容室と該端子収容室に挿入された端子を係止す
る第一係止手段とを有するコネクタハウジングと、該コ
ネクタハウジングの外側からコネクタハウジング内に挿
入装着されて前記端子を係止する第二挿入係止手段とを
具備し、前記コネクタハウジングの一外周面には同方向
に並ぶ複数の端子収容室を連通させる係止ピン挿入孔が
端子収容室の各列毎に開口しており、前記第二挿入係止
手段は前記係止ピン挿入孔に挿通することにより端子収
容室内の端子を係止する複数個の係止ピンと、これらの
複数個の係止ピンの基端部をコネクタハウジング上の前
記係止ピン挿入孔の配列に対応する間隔で相互に連結す
る連結部とを備えてなるコネクタであって、前記コネク
タハウジングには、前記係止ピン挿入孔に正常に挿入さ
れた前記係止ピンの先端部が到達する位置を貫通して設
けられて、各係止ピン挿入孔に挿通されている係止ピン
の先端部の目視を可能ならしめる有底の確認孔がコネク
タハウジング嵌合面側に設けられていることにより、コ
ネクタハウジングが嵌合された後に該確認孔から前記コ
ネクタハウジング内への塵埃等の進入を回避するととも
に、前記確認孔の内周面と前記係止ピンの少なくとも先
端部分とは、互いに異なる色に設定されていることを特
徴とする二重係止確認可能なコネクタにより達成され
る。
た端子収容室と該端子収容室に挿入された端子を係止す
る第一係止手段とを有するコネクタハウジングと、該コ
ネクタハウジングの外側からコネクタハウジング内に挿
入装着されて前記端子を係止する第二挿入係止手段とを
具備し、前記コネクタハウジングの一外周面には同方向
に並ぶ複数の端子収容室を連通させる係止ピン挿入孔が
端子収容室の各列毎に開口しており、前記第二挿入係止
手段は前記係止ピン挿入孔に挿通することにより端子収
容室内の端子を係止する複数個の係止ピンと、これらの
複数個の係止ピンの基端部をコネクタハウジング上の前
記係止ピン挿入孔の配列に対応する間隔で相互に連結す
る連結部とを備えてなるコネクタであって、前記コネク
タハウジングには、前記係止ピン挿入孔に正常に挿入さ
れた前記係止ピンの先端部が到達する位置を貫通して設
けられて、各係止ピン挿入孔に挿通されている係止ピン
の先端部の目視を可能ならしめる有底の確認孔がコネク
タハウジング嵌合面側に設けられていることにより、コ
ネクタハウジングが嵌合された後に該確認孔から前記コ
ネクタハウジング内への塵埃等の進入を回避するととも
に、前記確認孔の内周面と前記係止ピンの少なくとも先
端部分とは、互いに異なる色に設定されていることを特
徴とする二重係止確認可能なコネクタにより達成され
る。
【００１２】
【００１３】
【作用】本発明の上記構成によれば、コネクタハウジン
グの各端子収容室に該当の端子を装着して端子収容室内
の第一係止手段に係止させた後、前記コネクタハウジン
グの一外周面より第二挿入係止手段を装着することによ
り、各端子収容室に収容保持されている端子の二重係止
を行うときに、この第二挿入係止手段を装着した後に、
コネクタハウジングに設けた確認孔を覗いて、該確認孔
に第二挿入係止手段の係止ピンの先端部が目視できるか
否かで、容易かつ確実に不完全な二重係止の発生箇所を
発見することができ、例えば、コネクタハウジングの係
止ピン挿入孔に挿通された係止ピンの損壊または撓み等
で、二重係止が不完全になっている場合にも、その不都
合を容易かつ確実に発見して、全ての端子を確実に二重
係止させることが可能になる。
グの各端子収容室に該当の端子を装着して端子収容室内
の第一係止手段に係止させた後、前記コネクタハウジン
グの一外周面より第二挿入係止手段を装着することによ
り、各端子収容室に収容保持されている端子の二重係止
を行うときに、この第二挿入係止手段を装着した後に、
コネクタハウジングに設けた確認孔を覗いて、該確認孔
に第二挿入係止手段の係止ピンの先端部が目視できるか
否かで、容易かつ確実に不完全な二重係止の発生箇所を
発見することができ、例えば、コネクタハウジングの係
止ピン挿入孔に挿通された係止ピンの損壊または撓み等
で、二重係止が不完全になっている場合にも、その不都
合を容易かつ確実に発見して、全ての端子を確実に二重
係止させることが可能になる。
【００１４】また、有底の確認孔に突入する前記係止ピ
ンの先端部の色と、前記確認孔の内周面の色とが相異さ
せているため、前記確認孔内における係止ピンの有無の
確認がより容易になり、確認作業等を効率化することが
可能になる。更に、有底の確認孔がコネクタハウジング
嵌合面側に設けられているため、コネクタハウジング同
士の嵌合によりこの確認孔を塞ぐことができ、コネクタ
ハウジング内への塵埃等の進入を回避する。
ンの先端部の色と、前記確認孔の内周面の色とが相異さ
せているため、前記確認孔内における係止ピンの有無の
確認がより容易になり、確認作業等を効率化することが
可能になる。更に、有底の確認孔がコネクタハウジング
嵌合面側に設けられているため、コネクタハウジング同
士の嵌合によりこの確認孔を塞ぐことができ、コネクタ
ハウジング内への塵埃等の進入を回避する。
【００１５】
【実施例】図１乃至図３は、本発明に係る二重係止確認
可能なコネクタの一実施例を示したものである。このコ
ネクタは、図４乃至図７に示した従来の複合型コネクタ
の一部を改善した構造のものであり、本実施例の特徴的
の構成を除いた大部分の構成は、図４乃至図７に示した
従来のコネクタと同様である。即ち、図２に示すよう
に、雄型のコネクタハウジング３１と、雌型のコネクタ
ハウジング３２とを互いに嵌合させることで、それぞれ
のコネクタハウジング３１，３２内に収容保持されてい
る端子相互の電気的な接続を実現するものである。ま
た、これらのコネクタハウジング３１，３２には、それ
ぞれ二種の雌端子３，４、またはこれらの雌端子３，４
に対応（即ち、雌雄嵌合）する雄端子５，６を収容する
ための端子収容室８，９および端子収容室１０，１１
が、縦横（行列状）に整列装備されている。
可能なコネクタの一実施例を示したものである。このコ
ネクタは、図４乃至図７に示した従来の複合型コネクタ
の一部を改善した構造のものであり、本実施例の特徴的
の構成を除いた大部分の構成は、図４乃至図７に示した
従来のコネクタと同様である。即ち、図２に示すよう
に、雄型のコネクタハウジング３１と、雌型のコネクタ
ハウジング３２とを互いに嵌合させることで、それぞれ
のコネクタハウジング３１，３２内に収容保持されてい
る端子相互の電気的な接続を実現するものである。ま
た、これらのコネクタハウジング３１，３２には、それ
ぞれ二種の雌端子３，４、またはこれらの雌端子３，４
に対応（即ち、雌雄嵌合）する雄端子５，６を収容する
ための端子収容室８，９および端子収容室１０，１１
が、縦横（行列状）に整列装備されている。
【００１６】また、これらのコネクタハウジング３１，
３２の嵌合接続は、前記端子収容室１０，１１と同方向
に貫通したボルト装着部１３に挿通された図示略の締め
付け用ボルトを、これに対応して雄型のコネクタハウジ
ング３１の中央部に装備された雌ねじ部材（ナット）１
４に螺着させることで、実現する。これらのコネクタハ
ウジング３１，３２は、いずれも、二重係止機構を有し
ているが、いずれの二重係止機構も同様な構成であるか
ら、以下では、前記雄型のコネクタハウジング３１の二
重係止機構について説明する。
３２の嵌合接続は、前記端子収容室１０，１１と同方向
に貫通したボルト装着部１３に挿通された図示略の締め
付け用ボルトを、これに対応して雄型のコネクタハウジ
ング３１の中央部に装備された雌ねじ部材（ナット）１
４に螺着させることで、実現する。これらのコネクタハ
ウジング３１，３２は、いずれも、二重係止機構を有し
ているが、いずれの二重係止機構も同様な構成であるか
ら、以下では、前記雄型のコネクタハウジング３１の二
重係止機構について説明する。
【００１７】前述の雌端子３は、雌端子４と比べて幅狭
く形成され、この雄型のコネクタハウジング３１の場合
では、左右側縁から３列までの端子収容室８には幅狭の
雌端子３が挿入され、また、中央の３列の端子収容室９
には幅広の雌端子４が挿入される。これらの端子収容室
８，９は、雌端子３，４が例えばその基板部が互いに直
交するなど、装着される端子が異なる向きに配列される
ように形成されている。また、図１に示すように、これ
らの端子収容室８，９内には、挿入された雌端子３，４
の電気接触部３ａ，４ａの基板部に係合して端子の抜け
を防止する第一係止手段であるランス１６，１７が形成
されている。
く形成され、この雄型のコネクタハウジング３１の場合
では、左右側縁から３列までの端子収容室８には幅狭の
雌端子３が挿入され、また、中央の３列の端子収容室９
には幅広の雌端子４が挿入される。これらの端子収容室
８，９は、雌端子３，４が例えばその基板部が互いに直
交するなど、装着される端子が異なる向きに配列される
ように形成されている。また、図１に示すように、これ
らの端子収容室８，９内には、挿入された雌端子３，４
の電気接触部３ａ，４ａの基板部に係合して端子の抜け
を防止する第一係止手段であるランス１６，１７が形成
されている。
【００１８】ネクタハウジング３１の上下の外周面に
は、同じ列に並ぶ複数の端子収容室を連通させる係止ピ
ン挿入孔３３，３４が行列状に並ぶ端子収容室の各列毎
に開口している。これらの係止ピン挿入孔３３，３４
は、第二挿入係止手段３６を装着するものである。この
第二挿入係止手段３６は、図１および図３に示すよう
に、係止ピン挿入孔３３，３４に挿通することにより端
子収容室８，９内に収容保持されている端子３，４を係
止する複数個の係止ピン２３，２４と、これらの複数個
の係止ピン２３，２４の基端部をコネクタハウジング３
１上の前記係止ピン挿入孔３３，３４の配列に対応する
間隔（ピッチ）で相互に連結する連結部２６とを備えた
構成をなしている。
は、同じ列に並ぶ複数の端子収容室を連通させる係止ピ
ン挿入孔３３，３４が行列状に並ぶ端子収容室の各列毎
に開口している。これらの係止ピン挿入孔３３，３４
は、第二挿入係止手段３６を装着するものである。この
第二挿入係止手段３６は、図１および図３に示すよう
に、係止ピン挿入孔３３，３４に挿通することにより端
子収容室８，９内に収容保持されている端子３，４を係
止する複数個の係止ピン２３，２４と、これらの複数個
の係止ピン２３，２４の基端部をコネクタハウジング３
１上の前記係止ピン挿入孔３３，３４の配列に対応する
間隔（ピッチ）で相互に連結する連結部２６とを備えた
構成をなしている。
【００１９】図１に示すように、ランス１６は、雌端子
３の電気接触部３ａの基板部の打ち抜き孔に係合するこ
とにより、端子収容室８に挿入された雌端子３の抜けを
防止する。また、図３に示すように、第二挿入係止手段
３６の係止ピン２３は、横断面形状が従来と同様の菱形
状を呈しており、端子収容室８内に収容保持された雌電
気接触部３ａの後方の段差部に先端を係止することによ
り、ランス１６によって係止されている雌端子３の二重
係止を確実に行うことができる。
３の電気接触部３ａの基板部の打ち抜き孔に係合するこ
とにより、端子収容室８に挿入された雌端子３の抜けを
防止する。また、図３に示すように、第二挿入係止手段
３６の係止ピン２３は、横断面形状が従来と同様の菱形
状を呈しており、端子収容室８内に収容保持された雌電
気接触部３ａの後方の段差部に先端を係止することによ
り、ランス１６によって係止されている雌端子３の二重
係止を確実に行うことができる。
【００２０】また、前記第二挿入係止手段３６の係止ピ
ン２４は、図３に示すごとく横断面形状が従来と同様の
矩形に形成され、隣接する係止ピン２４同士で、雌端子
４のくびれたネック部４ｂを挾持する如く雌端子４を係
止して、二重係止を実現している。すなわち、以上のコ
ネクタハウジング３１では、各端子収容室８，９に該当
の雌端子３，４を装着した後、前記第二挿入係止手段３
６を雄型のコネクタハウジング３１の上下外周面より装
着することで、収容保持されている各雌端子３，４に対
して二重係止を実現して、雌端子３，４の抜け防止をよ
り確実にするものである。
ン２４は、図３に示すごとく横断面形状が従来と同様の
矩形に形成され、隣接する係止ピン２４同士で、雌端子
４のくびれたネック部４ｂを挾持する如く雌端子４を係
止して、二重係止を実現している。すなわち、以上のコ
ネクタハウジング３１では、各端子収容室８，９に該当
の雌端子３，４を装着した後、前記第二挿入係止手段３
６を雄型のコネクタハウジング３１の上下外周面より装
着することで、収容保持されている各雌端子３，４に対
して二重係止を実現して、雌端子３，４の抜け防止をよ
り確実にするものである。
【００２１】但し、本実施例における第二挿入係止手段
３６の係止ピン２３，２４は、従来のものよりも、長さ
が少し長く設定されている。これは、図１および図２に
示すように、コネクタハウジング３１には、係止ピン挿
入孔３３，３４に正常に挿入された係止ピン２３，２４
の先端部２３ａ、２４ａが到達する位置を貫通して設け
られて、各係止ピン挿入孔３３，３４に挿通されている
係止ピン２３，２４の先端部２３ａ、２４ａの目視を可
能ならしめる確認孔３８，３９が設けらたためで、各係
止ピン２３，２４の各先端部２３ａ、２４ａがこの確認
孔３８，３９内に突入し得る長さに構成されている。こ
の確認孔３８，３９は、図１および図２に示すように、
一つの係止ピン２３，２４が挿通する一定数の各端子収
容室８，９の列毎に、その列の最後尾に形成されてい
る。
３６の係止ピン２３，２４は、従来のものよりも、長さ
が少し長く設定されている。これは、図１および図２に
示すように、コネクタハウジング３１には、係止ピン挿
入孔３３，３４に正常に挿入された係止ピン２３，２４
の先端部２３ａ、２４ａが到達する位置を貫通して設け
られて、各係止ピン挿入孔３３，３４に挿通されている
係止ピン２３，２４の先端部２３ａ、２４ａの目視を可
能ならしめる確認孔３８，３９が設けらたためで、各係
止ピン２３，２４の各先端部２３ａ、２４ａがこの確認
孔３８，３９内に突入し得る長さに構成されている。こ
の確認孔３８，３９は、図１および図２に示すように、
一つの係止ピン２３，２４が挿通する一定数の各端子収
容室８，９の列毎に、その列の最後尾に形成されてい
る。
【００２２】また、各確認孔３８，３９の内周面と、こ
れらの確認孔３８，３９に先端を突入させる係止ピン係
止ピン２３，２４の少なくとも先端部分とは、互いに異
なる色に設定されていることにより、先端部２３ａ、２
４ａの確認は容易になる。なお、当然のことながら、コ
ネクタハウジング３１と第二挿入係止手段３６との全体
の色が相違した構成であってもよい。
れらの確認孔３８，３９に先端を突入させる係止ピン係
止ピン２３，２４の少なくとも先端部分とは、互いに異
なる色に設定されていることにより、先端部２３ａ、２
４ａの確認は容易になる。なお、当然のことながら、コ
ネクタハウジング３１と第二挿入係止手段３６との全体
の色が相違した構成であってもよい。
【００２３】以上のような実施例のコネクタでは、コネ
クタハウジング３１の各端子収容室８，９に該当の端子
３，４を装着してそれぞれの端子収容室内のランス１
６，１７に係止させた後、このコネクタハウジング３１
の一外周面より第二挿入係止手段３６を装着することに
より、各端子収容室８，９に収容保持されている各雌端
子３，４の二重係止を行うだけでなく、この第二挿入係
止手段３６を装着した後に、コネクタハウジング３１に
設けた確認孔３８，３９を覗いて、該確認孔３８，３９
に第二挿入係止手段３６の各係止ピン２３，２４の先端
部が目視できるか否かで、容易かつ確実に不完全な二重
係止の発生箇所を発見することができ、例えば、コネク
タハウジング３１の係止ピン挿入孔３３，３４に挿通さ
れた係止ピン２３，２４の損壊または撓み等で、二重係
止が不完全になっている場合にも、その不都合を容易か
つ確実に発見して、全ての端子を確実に二重係止させる
ことが可能になる。
クタハウジング３１の各端子収容室８，９に該当の端子
３，４を装着してそれぞれの端子収容室内のランス１
６，１７に係止させた後、このコネクタハウジング３１
の一外周面より第二挿入係止手段３６を装着することに
より、各端子収容室８，９に収容保持されている各雌端
子３，４の二重係止を行うだけでなく、この第二挿入係
止手段３６を装着した後に、コネクタハウジング３１に
設けた確認孔３８，３９を覗いて、該確認孔３８，３９
に第二挿入係止手段３６の各係止ピン２３，２４の先端
部が目視できるか否かで、容易かつ確実に不完全な二重
係止の発生箇所を発見することができ、例えば、コネク
タハウジング３１の係止ピン挿入孔３３，３４に挿通さ
れた係止ピン２３，２４の損壊または撓み等で、二重係
止が不完全になっている場合にも、その不都合を容易か
つ確実に発見して、全ての端子を確実に二重係止させる
ことが可能になる。
【００２４】さらに、確認孔３８，３９に突入する係止
ピン２３，２４の例えば先端部２３ａ．２４ａの色と、
確認孔３８，３９の内周面の色とが相異させてあること
で、確認孔３８，３９内における係止ピン２３，２４の
有無の確認が極めて容易になり、確認作業等を効率化す
ることが可能になる。
ピン２３，２４の例えば先端部２３ａ．２４ａの色と、
確認孔３８，３９の内周面の色とが相異させてあること
で、確認孔３８，３９内における係止ピン２３，２４の
有無の確認が極めて容易になり、確認作業等を効率化す
ることが可能になる。
【００２５】なお、上記実施例では、一つのコネクタハ
ウジング内で、寸法や形状の異なる複数種の端子を収容
・保持する複合型のコネクタを示したが、本発明は、複
合型に限るものではなく、端子収容室が縦横に並ぶ多極
コネクタで、そのコネクタハウジングの一外周面から第
二挿入係止手段の係止ピンを挿通する構成のものであれ
ば、種々のものに応用することができる。
ウジング内で、寸法や形状の異なる複数種の端子を収容
・保持する複合型のコネクタを示したが、本発明は、複
合型に限るものではなく、端子収容室が縦横に並ぶ多極
コネクタで、そのコネクタハウジングの一外周面から第
二挿入係止手段の係止ピンを挿通する構成のものであれ
ば、種々のものに応用することができる。
【００２６】
【発明の効果】以上述べたように、本発明のコネクタに
よれば、コネクタハウジングの各端子収容室に該当の端
子を装着して端子収容室内の第一係止手段に係止させた
後、前記コネクタハウジングの一外周面より第二挿入係
止手段を装着することにより、各端子収容室に収容保持
されている端子の二重係止を行うが、前記第二挿入係止
手段を装着した後に、前記コネクタハウジングに設けた
有底の確認孔を覗いて、該確認孔に第二挿入係止手段の
係止ピンの先端部が目視できるか否かで、容易かつ確実
に不完全な二重係止の発生箇所を発見することができ、
例えば、コネクタハウジングの係止ピン挿入孔に挿通さ
れた係止ピンの損壊または撓み等で、二重係止が不完全
になっている場合にも、その不都合を容易かつ確実に発
見して、全ての端子を確実に二重係止させることが可能
になる。また、有底の確認孔に突入する前記係止ピンの
先端部の色と、前記確認孔の内周面の色とが相異させて
いるため、前記確認孔内における係止ピンの有無の確認
がより容易になり、確認作業等を効率化することが可能
になる。更にまた、有底の確認孔がコネクタハウジング
嵌合面側に設けられているため、コネクタハウジングが
嵌合されて該確認孔が露出しない状態とすることができ
るので、該確認孔からコネクタハウジング内への塵埃等
の進入を回避することができ、防塵性を維持することが
できる。
よれば、コネクタハウジングの各端子収容室に該当の端
子を装着して端子収容室内の第一係止手段に係止させた
後、前記コネクタハウジングの一外周面より第二挿入係
止手段を装着することにより、各端子収容室に収容保持
されている端子の二重係止を行うが、前記第二挿入係止
手段を装着した後に、前記コネクタハウジングに設けた
有底の確認孔を覗いて、該確認孔に第二挿入係止手段の
係止ピンの先端部が目視できるか否かで、容易かつ確実
に不完全な二重係止の発生箇所を発見することができ、
例えば、コネクタハウジングの係止ピン挿入孔に挿通さ
れた係止ピンの損壊または撓み等で、二重係止が不完全
になっている場合にも、その不都合を容易かつ確実に発
見して、全ての端子を確実に二重係止させることが可能
になる。また、有底の確認孔に突入する前記係止ピンの
先端部の色と、前記確認孔の内周面の色とが相異させて
いるため、前記確認孔内における係止ピンの有無の確認
がより容易になり、確認作業等を効率化することが可能
になる。更にまた、有底の確認孔がコネクタハウジング
嵌合面側に設けられているため、コネクタハウジングが
嵌合されて該確認孔が露出しない状態とすることができ
るので、該確認孔からコネクタハウジング内への塵埃等
の進入を回避することができ、防塵性を維持することが
できる。
【図１】本発明の一実施例の要部の構成を示す縦断面図
である。
である。
【図２】本発明の一実施例の全体構成を示す分解斜視図
である。
である。
【図３】本発明の一実施例における第二挿入係止手段の
拡大部分斜視図である。
拡大部分斜視図である。
【図４】従来のコネクタの全体構成を示す分解斜視図で
ある。
ある。
【図５】図４に示した第二挿入係止手段の平面図であ
る。
る。
【図６】従来のコネクタの第二挿入係止手段による係止
状態の説明図である。
状態の説明図である。
【図７】図６のＣ−Ｃ線に沿う部分の断面図である。
３，４ 雌端子 ８ 端子収容室 ９ 端子収容室 １６，１７ ランス（第一係止手段） ２３，２４ 係止ピン ２６ 連結部 ３１，３２ コネクタハウジング ３３，３４ 係止ピン挿入孔 ３６ 第二挿入係止手段 ３８，３９ 確認孔
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 永野 徹 静岡県榛原郡榛原町布引原206の１ 矢 崎部品株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−188186（ＪＰ，Ａ) 特開 平４−95368（ＪＰ，Ａ) 実開 平２−113275（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭62−81373（ＪＰ，Ｕ) 実開 平１−130285（ＪＰ，Ｕ)
Claims (1)
- 【請求項１】 縦横に整列装備された端子収容室と該端
子収容室に挿入された端子を係止する第一係止手段とを
有するコネクタハウジングと、該コネクタハウジングの
外側からコネクタハウジング内に挿入装着されて前記端
子を係止する第二挿入係止手段とを具備し、前記コネク
タハウジングの一外周面には同方向に並ぶ複数の端子収
容室を連通させる係止ピン挿入孔が端子収容室の各列毎
に開口しており、前記第二挿入係止手段は前記係止ピン
挿入孔に挿通することにより端子収容室内の端子を係止
する複数個の係止ピンと、これらの複数個の係止ピンの
基端部をコネクタハウジング上の前記係止ピン挿入孔の
配列に対応する間隔で相互に連結する連結部とを備えて
なるコネクタであって、 前記コネクタハウジングには、前記係止ピン挿入孔に正
常に挿入された前記係止ピンの先端部が到達する位置を
貫通して設けられて、各係止ピン挿入孔に挿通されてい
る係止ピンの先端部の目視を可能ならしめる有底の確認
孔がコネクタハウジング嵌合面側に設けられていること
により、コネクタハウジングが嵌合された後に該確認孔
から前記コネクタハウジング内への塵埃等の進入を回避
するとともに、前記確認孔の内周面と前記係止ピンの少
なくとも先端部分とは、互いに異なる色に設定されてい
ることを特徴とする二重係止確認可能なコネクタ。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06047156A JP3074433B2 (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 二重係止確認可能なコネクタ |
| US08/405,855 US5586917A (en) | 1994-03-17 | 1995-03-17 | Connector having an ascertainment hole for visually checking engagement |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP06047156A JP3074433B2 (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 二重係止確認可能なコネクタ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07263066A JPH07263066A (ja) | 1995-10-13 |
| JP3074433B2 true JP3074433B2 (ja) | 2000-08-07 |
Family
ID=12767231
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP06047156A Expired - Fee Related JP3074433B2 (ja) | 1994-03-17 | 1994-03-17 | 二重係止確認可能なコネクタ |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US5586917A (ja) |
| JP (1) | JP3074433B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100387639C (zh) * | 2006-06-29 | 2008-05-14 | 四川大学 | 相转移催化剂制备聚芳硫醚类树脂的方法 |
| KR200479546Y1 (ko) * | 2014-08-11 | 2016-02-12 | (주)대한솔루션 | 미끄럼 방지용 자 |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3301007B2 (ja) * | 1995-11-10 | 2002-07-15 | 矢崎総業株式会社 | 端子挿入方法 |
| US5876238A (en) * | 1997-06-17 | 1999-03-02 | International Business Machines Corporation | Device and method for securing integrity of a blind autodock electrical connection |
| FR2778501A1 (fr) * | 1998-05-05 | 1999-11-12 | Framatome Connectors Int | Connecteur electrique a verrouillage des bornes de contact |
| JP3638095B2 (ja) * | 1999-06-11 | 2005-04-13 | 矢崎総業株式会社 | 端子不完全挿入検知構造 |
| JP3700823B2 (ja) * | 1999-06-21 | 2005-09-28 | 矢崎総業株式会社 | 二重係止コネクタ及びそのスペーサ検知方法 |
| JP4427896B2 (ja) * | 2000-03-17 | 2010-03-10 | 株式会社デンソー | 車両用交流発電機 |
| DE20111964U1 (de) * | 2001-07-19 | 2002-11-28 | Robert Bosch Gmbh, 70469 Stuttgart | Sekundärverriegelung für einen Kabelbaumstecker mit unterschiedlichen Kontaktarten |
| JP4765818B2 (ja) * | 2006-08-02 | 2011-09-07 | 住友電装株式会社 | 電線カバー |
| JP5181843B2 (ja) * | 2008-06-03 | 2013-04-10 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
| JP5789494B2 (ja) * | 2011-11-24 | 2015-10-07 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ及びコネクタの製造方法 |
| US8979590B2 (en) | 2012-07-26 | 2015-03-17 | Thomas & Betts International, Llc | Cable gland for electrical cable fitting |
| DE102013211455A1 (de) * | 2013-06-19 | 2014-12-24 | Robert Bosch Gmbh | Sekundärverriegelung für einen Stecker |
| JP5972252B2 (ja) * | 2013-12-20 | 2016-08-17 | 三菱電機株式会社 | 室内機及び空気調和機 |
| CN112088469B (zh) | 2018-03-16 | 2023-01-17 | 富加宜（美国）有限责任公司 | 高密度电连接器 |
| JP7044813B2 (ja) * | 2020-02-04 | 2022-03-30 | 矢崎総業株式会社 | コネクタ |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US3229242A (en) * | 1964-02-11 | 1966-01-11 | Thermo Couple Prod Co | Thermocouple connector |
| JPS62188186A (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-17 | 日産自動車株式会社 | 複合コネクタの端子の二重係止機構 |
| US4820193A (en) * | 1988-04-04 | 1989-04-11 | Thomas & Betts Corporation | Panel mounted electrical connector including means for providing an indication of correct conductor termination |
-
1994
- 1994-03-17 JP JP06047156A patent/JP3074433B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1995
- 1995-03-17 US US08/405,855 patent/US5586917A/en not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100387639C (zh) * | 2006-06-29 | 2008-05-14 | 四川大学 | 相转移催化剂制备聚芳硫醚类树脂的方法 |
| KR200479546Y1 (ko) * | 2014-08-11 | 2016-02-12 | (주)대한솔루션 | 미끄럼 방지용 자 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US5586917A (en) | 1996-12-24 |
| JPH07263066A (ja) | 1995-10-13 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
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