JP3074184B2 - ナイロン糸の製造における、またはそれに関する改良 - Google Patents

ナイロン糸の製造における、またはそれに関する改良

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、カーペット用および布地用のナイロン糸の
製造における改良に関するものである。
一般的な嵩高加工連続フィラメント(BCF)カーペッ
ト用糸(すなわち15デシテックス/フィラメント(すな
ちdpf)以上をもつ糸)は紡糸−延伸−嵩高加工法(spi
n−draw−bulk processes)により製造することがで
き、この明細書においてはこの方法により製造されるも
のとする。これらの方法においては、フィラメントは紡
糸口金から溶融押出しされ、そして紡糸チムニー中で冷
却されたのち、集束して糸を形成し、これが供給ロール
へ供給され、次いで要求される延伸比に応じて供給ロー
ルより高い表面速度をもつ延伸ロール1または2以上に
供給される。最後にたとえば嵩高加工用ジェットに導通
することにより、または他のいずれか通常のテクスチャ
ード加工法により、糸が嵩高加工(テクスチャード加
工)される。
布地用糸はPOY(部分配向糸)法により製造すること
ができ、この明細書においてはこの方法により製造され
るものとする。この方法においては、フィラメントは押
出し、冷却および集束されたのち、巻き取られ、従って
得られた糸は1工程で部分延伸(配向)される。
方法の種類に関係なく、各フィラメントにつき単位時
間当たり巻き取られる量は平均して、単位時間当たり対
応する紡糸口金孔から押出される量とほぼ等しくなけれ
ばならず、従って一定のフィラメントにつき である。
従ってその方法の生産性を改良するためには、増大し
た巻き取り速度(WUS)において一定のdpfの糸、または
一定のWUSにおいて増大したdpfの糸のいずれかによって
押出量/孔を増大させる必要がある。
しかし一定のWUSにおいては、押出量/孔を増大させ
ると(他のことが等しい場合)フィラメントの冷却がよ
り緩慢になり、従ってフィラメントが一定の温度に達す
るために必要な紡糸口金からの距離および時間がより大
きくなる。その結果、糸条の安定性が低下する。さらに
ナイロン6.6などのポリマーの場合、球晶状(spherulit
ic)結晶化ハーフタイムが紡糸糸条をそれらのガラス転
移温度(TS)以下に冷却するのに必要な時間と同程度で
あるか、またはそれより短い。これはまた結晶化、特に
糸条の高温の未配向部分における球晶成長の機会を増大
させる。
球晶は核から成長する結晶フレーム構造を基礎とする
本質的に球状の構造体であり、ナイロン6.6においては
直径数ミクロンの顕微鏡的に識別される帯域を与える。
それらについては、たとえばブンデルリッヒ(B.Wunder
lich)によるMacromolecular Physics,Vol.1,アカデミ
ック・プレス,1973により詳細に記載されている。
球晶はフィラメントの引張り特性(従って延伸性)お
よび光沢に影響を及ぼす可能性があるので望ましくな
い。
紡糸された糸(spun yarn)の引張り特性の低下は延
伸に際して容易にフィラメントの破断を生じる可能性が
あり、このためその方法が作動しないか、または商業的
に不経済なものになる場合がある。光沢は糸の視覚的審
美性の重要な観点であり、糸が光を反射および散乱する
程度の尺度であり、平滑な鏡様のものから粗面またはチ
ョーク様のものにまで及ぶ。
光沢はその半ピーク幅(Half Peak Width,HPW)によ
って定量化することができ、鏡様の光沢ほど、より低い
HPWを与える。半ピーク幅(HPW)、その光電ゴニオメー
ター測定法、および関連のパラメーター、たとえぱ光電
ゴニオメーター曲線のピーク強度(Imax)の説明につい
ては英国特許第2190190号明細書が参照される。
フィラメントによる光の反射および散乱はもちろん、
含有される場合がある艶消剤、たとえぱTiO2の量によっ
ても強く影響される。しかしこれらの艶消剤は球晶の存
在により生じる粗面と光学的には等しくない。TiO2は光
電ゴニオメーター曲線のピーク強度を低下させる傾向は
あるが、HPWを変化させることはない。球晶は両パラメ
ーターを変化させる傾向を示し、高いHPWを伴う低いピ
ーク強度をもたらす。従ってHPWは、TiO2の存在下です
ら球晶が光沢に及ぼす影響の指標となる。
もちろん球晶と異なり、適切に含有されたTiO2が引張
り特性に及ぼす影響は無視しうるものである。
ナイロン6.6紡糸法において許容しうる球晶の数およ
び大きさに関する厳密な規則はない。20dpfカーペット
加工において許容しうるものは、より細いフィラメント
の布地用糸加工においては許容されない。従って、たと
えぱ>2゜HPWは高速の布地メリヤス糸加工においては
許容されないことが証明されるであろうが、最高10゜HP
Wが低速カーペット加工においては許容されるであろ
う。これは異なる光学特性を反映するだけでなく、異な
るフィラメントの粗さ(robustness)およびサイズ、な
らびに糸の製造および後続加工の双方において課される
応力をも反映する。当業者に周知のことは、他が一定に
保持されるならば、ナイロン6.6加工において押出量/
孔の増大はフィラメントに球晶の大きさおよび数の増大
をもたらすこと、ならびにある点では後続延伸段階を経
る加工が商業的に実施不可能なものとなること、および
/または光学的特性が許容しえないものとなることであ
る。
フィラメントの冷却が比較的緩慢であることが球晶成
長増加の理由であるから、冷却速度を高める手段により
これらの成長が低下することは明らかであろう。これら
の手段は、たとえぱ重合度を高めることによりフィラメ
ント溶融粘度を高めること、または普通の紡糸速度をカ
ーペット糸加工については最高1000m/分にまで、布地用
糸加工については500m/分にまで著しく高めることであ
る。
しかし、明らかに解決策もたらしうるものではある
が、これらの手段はいずれも経費ならびに性能および製
品品質に及ぼす影響のため必ずしも完全に満足すべきも
のではない。
既存のポリマー製造用および繊維紡糸用装置を用い
て、可能な限り少ない改良によって高い押出量を達成す
ることができれば、製造業者にとって明らかに大きな利
点である。ポリマーの粘度を現在の水準、一般に40−55
RV、から著しく高めることは、特にバッチ式オートクレ
ーブ重合および/またはスチームブランケット付きポリ
マーチップ溶融装置を用いる場合、それの達成を極めて
困難または不可能なものにする。他が等しいならば、重
合度を高めることによっていずれの場合もより長い期間
および/または用いられる付加的なプロセスのためポリ
マー製造の経費が増大し、かつ品質が若干低下するであ
ろう。
押出されたフィラメントを巻き取る速度(すなわち、
カーペット加工における供給ロールの速度、および布地
加工における巻き取りロールの速度)を増大させること
に対しても拘束がある。
カーペット加工の場合、供給ロール速度の増大は延伸
比の低下をもたらす。従って糸は相対的に延伸不足とな
り、これは高温の延伸ロール上における不安定な走行、
および嵩高加工糸における染料吸収量のばらつきを生じ
る。ナイロン6.6につき最大の押出量/孔で実施される
方法の限界例(たとえば例6に記載したもの)の場合、
押出量/孔を増大させ、これに比例して供給ロールおよ
び延伸ロールの速度を増大させると、フィラメントの破
断が生じる。供給ロール速度を比例した以上に増大させ
ることにより影響を除く試みは、前記に概説した問題を
もたらす。
布地用糸加工の場合は、5000m/分を越える速度を達成
することは困難である。最良の場合でも、新たな装置に
かなりの投資が必要であろう。
本発明の目的は、通常の装置および方法を用いて生産
率の増大を達成することである。ただし本発明はこれら
の装置および方法に限定されず、球晶の存在が加工およ
び光沢の問題を引き起こすナイロン6.6加工に利点をも
たらすことができる。
本発明の1観点によれば、紡糸−延伸−嵩高加工法に
よりカーペット用ナイロン糸を、またはPOY法により布
地用ナイロン糸を製造する方法(これらの方法について
はここに定義する)において、球晶の成長を抑制するこ
とにより加工性および光沢を改良する第2成分を含有す
るナイロン6.6ポリマーを、カーペット加工の場合は4.5
g/孔/分以上、布地用糸加工の場合は3.5g/孔/分以上
の押出量で押出すことを特徴とする方法が提供される。
好ましい観点によれば、第2成分は下記のものであ
る: a)重合に際して取り込まれてランダムコポリマーを形
成するラクタムもしくはジアミン、ジ酸コモノマー; b)有意の共重合が起こることなくナイロン6.6に分子
状で分散したポリマー、または c)金属塩。
第2成分の割合が増大すると得られる糸の特性も未改
質ナイロン6.6のものから離れる傾向があることは、当
業者には自明であろう。第2成分は加工性および光沢を
高め、一方では望ましくない影響は最小限に抑え、また
は許容限界内に維持するという利点を最大限に高めるも
のでなければならない。
コモノマーの場合、ナイロン6.6と第2成分とのラン
ダム共重合によって大部分の場合に融点が低下すること
は周知である。第2成分は球晶の成長速度を低下させる
ことについて最大限の効果をもち、かつ融点および関連
の現象に対する影響は最小限または許容しうるものでな
ければならない。
球晶成長速度および成核密度は、高温載物台付き顕微
鏡により測定することができる。しかしポリマーの結晶
しやすさ、従って球晶形成の傾向は、試料を標準融解条
件から標準速度で冷却する際に最大速度の結晶化が達成
される前に起こる過冷却の度数を考慮することによっ
て、たとえば差動走査熱量計(DSC)によって、より迅
速かつ簡便に評価しうる。このような結晶化は成核密度
および成長速度に依存し、紡糸糸条において関与するも
のと異なる条件下で起こると認識されている。それにも
かかわらず、DSCは第2成分の有効性に対する第1指標
として採用しうることが見出された。
本発明の他の観点によれば、コモノマーは下記のよう
に結晶化を遅延させる効果をもつ: 式中、 たとえば66/6Tランダムコポリマーにつき起こるよう
に、ポリマーの融点がコモノマーの取込みによって上昇
する場合、△T/Wmに伴う負の符号を無視すべきである。
好ましくはコモノマーはヘキサメチレンジアミン/イ
ソフタル酸(6.iP)、ヘキサメチレンジアミン/1,1,3−
トリメチル−3−フェニルインダン 4,5−ジカルボン
酸(6.PIDA)、イソホロンジアミン/イソフタル酸(IP
D.iP)、ビス(アミノメチル)トリシクロデカン/イソ
フタル酸(TCD.iP)、ビス(アミノメチル)トリシクロ
デカン/テレフタル酸(TCD.T)、またはメタキシリレ
ンジアミン/アジピン酸(MXD.6)であり、最高30重量
%の量で存在する。
ナイロン6.6中の第2ポリマーの分子分散物を用いる
ことは、分散物を押出し前のいかなる時点においても第
2ポリマーとナイロン6.6の単純なブレンドにより調製
しうるという利点がある。特に有益なことは、商業的に
有用なブレンド(すなわち球晶成長速度の低下ならびに
改良された光沢および加工性を与えるブレンド)の融点
が100%ナイロン6.6とわずかに異なるにすぎないことで
ある。従って溶融紡糸法においてこれらのブレンドの加
工条件は100%ナイロン6.6のものと同じでよい。ある工
場の多数の機械が共通の加熱システムを備えている場
合、それが100%ナイロン6.6そのものおよび他とのブレ
ンドを紡糸することができるので、これは格別な利点で
ある。
さらに融点が実質的に異ならないことにより、カーペ
ット用糸の嵩高加工をより低融点の組成物につき起こる
フィラメントとフィラメントの融着を避けるために必要
な、より低い温度においてではなく、100%ナイロン6.6
に採用する温度および条件で実施しうる。
実際にこの結果、ブレンドを用いて100%ナイロン6.6
の嵩高量(EK)および引張りに対する嵩安定性(KB)の
双方に調和する糸を容易に製造することができる。
嵩高量(EK%)および引張りに対する嵩安定性(KB
%)は“けん縮収縮試験”により評価される。これはDI
N 53 840を基礎とし、若干の重要な改良を含む。円周
1mのリール上で250texにできるだけ近似する総数となる
のに必要な回数を巻いて、被験糸のかせを調製する。次
いでこのかせを比較用かせと共に沸騰水に15分間浸漬し
て、潜伏嵩(latent bulk)を発現させる(拘束荷重を
付与しない)。かせを水から取り出して60℃の空気オー
ブン内で30分間乾燥させ、次いで標準的実験室雰囲気内
で(22℃、相対湿度65%)少なくとも16時間コンディシ
ョニングする。次いで同実験室雰囲気内で以下の方法に
よりEK%およびKB%を測定する(これらの測定は‘テク
スツールマト(Texturmat)M'テスターを用いて実験す
るのが好都合である;製造:H スタイン GmbH & Co
KG,ドイツ国 D−4050 ミュンヘングラードバッハ
1,リーゲンテンシュトラーセ 37−37)。このかせに
250cN、すなわち約1cN/texの荷重を付与し;10秒後に長
さl1を測定する。次いで荷重を2.5cN、すなわち0.01cN/
texに減少させ;10分後に長さl2を測定する。次いで荷重
を2500cN、すなわち約10cN/texに10秒間増加させ、次い
で再度2.5cNに減少させる。10分後に長さl3を測定す
る。
好ましい第2ポリマーはナイロン6、ナイロン11、ナ
イロン12、ナイロン6.10およびナイロン6.iP(またはそ
れらの混合物)であり、これらも最高で約30重量%存在
する。
共重合が起こった程度は13C NMR分析により確認する
ことができる。
存在するカルボニル基はポリマー鎖の他の原子に対す
るそれらの立体配置に応じて異なる様式で共鳴する。従
ってナイロン6.6単位と第2ポリマー単位を連結するカ
ルボニル基(すなわち共重合に関与しているカルボニル
基)、および2個のナイロン6.6単位を連結するカルボ
ニル基、または2個の第2ポリマー単位を連結するカル
ボニル基を識別し、従って‘コポリマーカルボニル基’
の数をカルボニル基総数に対する%として計算すること
ができる。2%以上の共重合度をこの方法で検出しう
る。
これ以上の情報については、クリヘルドルフおよびヒ
ュル(H R Kricheldorf,W E Hull),J.Macromol,Sci.Ch
em.,A11(12)、pp2281−2292(1977)が参照される。
金属塩については、ナイロン6.6に可溶性であること
が望ましい。凝集はより不均一な作用を及ぼし、恐らく
球晶晶出の成核中心を提供すると思われるからである。
従って高い電荷/半径を示す金属イオンおよび拡散電荷
分布をもつアニオンを含む化合物が特に適切である。こ
れに基づいて、最高2.5重量%の量のリチウムおよびマ
グネシウムの塩化物、臭化物または硝酸酸等の化合物が
好ましい。
ここで本発明を下記の例によって説明する。
特に指示しない限り、相対粘度(RV)は90%蟻酸中の
8.4重量%溶液として測定される。
例1(比較例) 常法によりヘキサメチレンジアンモニウムアジペート
(ナイロン6.6塩)の50%水溶液を、所望によりTiO2
添加してオートクレーブ中で加熱することにより、ナイ
ロン6.6を製造した。得られたポリマーを冷却し、切断
してチップとなした。
チップを乾燥させたのち、スクリュー押出機中で溶解
し、円形の孔を1個備えた約285℃の紡糸口金に溶融ポ
リマーをポンプにより供給した。ポンプはポリマーを8g
/孔/分の速度で供給すべく設定された。
得られたフィラメントを交差空気流により冷却し、紡
糸口金の4m下方にあるワインダーに1km/分で巻き取っ
た。
3回のこれらの試験の結果を第1表に示す。
例2 87/13%w/wのナイロン6.6およびヘキサメチレンジア
ミン/イソフタル酸(6.iP)−−DSC試験に基づいて適
切なコモノマーであると思われる−−のランダムコポリ
マーを例1のナイロン6.6と同じ方法で製造し、チップ
となし、溶融押出しした。
結果を第2表にまとめる。
例3 例2を反復し、ただしコモノマーはイソホロンジアミ
ン/イソフタル酸(IPD.iP)であった。
結果を第3表にまとめる。
例4 例2を反復し、ただしコモノマーはカプロラクタム
(6)であった。
結果を第4表に示す。
例5 例1を反復し、ただし重合段階でLiClまたはLiBrを添
加した。
結果を第5表に示す。
例6 この例は、ポリマーを高い押出量/孔で全規模紡糸−
延伸−嵩高加工−モジュールにおいて加工してカーペッ
ト用糸を製造する一連の例に対する比較例である。加工
条件は、押出し時のポリマーの溶融粘度がそれぞれの場
合ほぼ等しくなるように選ばれた。
ナイロン6.6ポリマーチップは実質的に例1と同様に
製造され、RV52のチップを得た。それらを乾燥させたの
ち約290℃の押出機中で溶融させた。第1法において
は、得られた溶融物を約284℃の68孔紡糸口金を備えた
紡糸パックへポンプ輸送した。ポンプ輸送速度は306g/
分、すなわち4.5g/孔/分であった。
得られたフィラメントを紡糸チムニー中で冷却し、紡
糸口金の4.5m下方で集束させた。常法により紡糸仕上げ
処理を施し、約50℃の供給ロールに引き取った。表面速
度862m/分の供給ロールに4回巻き取ったのち、表面温
度195℃、表面速度2672m/分の1対の加熱された延伸ロ
ール上で糸を3.1倍延伸した。これらのロールに10回巻
き取ったのち、糸を嵩高加工用スチームジェットに供給
した。嵩高加工された糸はプラグとして冷却ドラム上へ
排出された。次いで糸をプラグからほぐし、かきまぜ、
そして1311dtex 68フィラメント、すなわち19.3dpf嵩
高加工糸として巻き取った。この方法は満足すべき状態
で進行し、製造された51.6RVの糸は受容しうるカーペッ
トに作成された。しかしポンプ速度を高めることにより
押出量/孔を有意に増大させる試みはすべて失敗した。
この方法はフィラメント破断のため5.5g/孔/分では実
施不可能であった。
次いでこの操作を第2法により反復して、1015dtex
34フィラメント嵩高加工糸、すなわち29,9dpfを製造し
た。ポンプ輸送速度は153g/分、すなわちこの場合も4.5
g/孔/分であった。供給ロール速度は535m/分、延伸ロ
ール速度は1766m/分であった。この方法はこれらの条件
ではかろうじて実施可能であったが、これより高い5.25
g/孔/分に相当する速度ではフィラメントの破断が起こ
ったため実施不可能であった。
例7 この場合、92/8%w/wの6.6/6.iPランダムコポリマー
を用いて、7.5g/孔/分で993dtex 34フィラメント嵩高
加工糸を製造した。このランダムコポリマーのチップは
RV44を与えるべく製造された。次いでこれらを溶融し、
255g/分で34孔紡糸口金を通して、すなわち7.5g/孔/分
でポンプ輸送し、931m/分の供給ロール、2795m/分、185
℃の延伸ロール、および嵩高加工用スチームジェットに
より加工して、993dtex 34フィラメント、RV41の嵩高
加工カーペット用糸を得た。これを次いで受容しうるカ
ーペットに作成した。
例8 この場合、ナイロン6.6中のナイロン6分子分散物を
用いて、例7を実質的に反復した。
RV52のナイロン6.6チップをRV2.7のナイロン6チップ
(96%硫酸中の1重量%溶液として測定)と90/10w/w%
基準でブレンドした。次いでこれらを284℃でスクリュ
ー押出機中において溶融し、255g/分で34孔紡糸口金を
通して、すなわち7.5g/孔/分でポンプ輸送し、847m/分
の供給ロール、2795m/分、195℃の延伸ロール、および
嵩高加工用スチームジェットにより加工して、1001dtex
34フィラメント、RV48の嵩高加工カーペット用糸を得
た。これを次いで受容しうるカーペットに作成した。13
C NMR分析は糸に共重合の証拠を示さなかった(すなわ
ち存在する場合は2%以下)。糸の融点263℃−−パー
キン・エルマー7シリーズDSC7により測定−−、および
セラミック表面での摩擦係数0.16は、例5の1000dtex
34フィラメントにおいて得たもの、すなわち264℃およ
び0.15とごくわずかの差であった。
例9 例8を反復し、ただしナイロン6の代わりに、(a)
ナイロン6.iPおよび(b)ナイロン11を用いた。この場
合も加工上の問題はなく、糸は満足すべき光沢を示し、
受容しうるカーペットに作成することができた。
例10 100%ナイロン6.6、およびナイロン6.6とナイロン6
の86/14w/w%ブレンドをそれぞれ例6の条件により紡糸
した。EKおよびKBを測定し、ナイロン6.6単独について
は17.5%および40.7%、ブレンドについては19.2%およ
び38.2%であることが認められ、このブレンドは嵩高水
準および嵩の引張り安定性の双方に関してナイロン6.6
に相当することが示された。
例11 各種ポリマー(上記の例に基づくものであり、下記の
とおり)を押出量5.0g/孔/分で紡糸し、3.1倍延伸し、
1311dtex 68フィラメントを製造した。
用いたフィラメントは下記のものであった: a)86/14w/w% 6.6/6コポリマー b)87/13w/w% 6.6/6.iPコポリマー c)86/14w/w% ナイロン6.6+ナイロン6チップのブ
レンド これらの糸をカーペットにタフト形成し、これを染色
し、次いでレジリエンス、外観の保持、染料の光堅牢
度、染料の洗濯堅牢度、染料の吸収率、および易燃性に
関して満足すべき性能を与えると評価された。
7.5g/孔/分で、紡糸された1000dtex 34フィラメン
トの糸を用いてこの例を反復した場合、同様な結果が得
られた。
例12(比較例) この例は、ポリエチレングリコールなどの付加成分
(これは糸の被覆力および汚れ隠蔽力を改良するために
添加される)を含有するナイロン6.6糸に対する本発明
の効果を示すための比較例である。
例6の第1法を反復し、ただし分子量1500のポリエチ
レングリコール5.5w/w%を溶融物に添加し、キャビティ
トランスファー型混合装置を用いて分散させた。
この方法は延伸段階でのフィラメント破断のため例6
の条件下では実施不可能であることが分かった。
例13 例8のチップブレンドを用いて例12を反復した。例6
の第1法の条件下でフィラメント破断の問題に遭遇する
ことはなく、実際に延伸比を3.3以上に高めても有意の
破断は起こらなかった。
例7の場合と同様な方法において押出量/孔を7.5g/
分に高めたが、この方法は満足すべき状態で実施され
た。
最高10,000の分子量をもつポリエチレングリコールを
最高8重量%の添加量で用いて、同様な結果を得た。
例14(比較例) この例は、ナイロン6.6、およびナイロン6.6とナイロ
ン6のブレンドを高いWUSで加工してメリヤス用の部分
配向糸(POY)を製造する例に対する比較例である。
例1に従って製造し、RV52のチップとなしたナイロン
6.6チップをスクリュー圧溶融装置中で大気圧のスチー
ム下に290℃で溶融した。得られた溶融物を284℃の3孔
紡糸口金を備えた紡糸パックへポンプ輸送した。ポンプ
輸送速度は10.5g/分、すなわち3.5g/孔/分であった。
得られたフィラメントを紡糸チムニー中で冷却し、紡
糸口金の2m下方で集束させた。常法により紡糸仕上げ処
理を施し、21dtex 3フィラメントの糸を5000m/分で巻
き取った。光沢の測定により最高で2゜のHPW値が得ら
れ、これはかろうじて‘光沢あり(on−lustre)’であ
り、商業用としてかろうじて受容しうるものであると思
われた。
24dtex 3フィラメントの糸を製造するためにポンプ
輸送速度を4g/孔/分に高めた場合、HPW値が劇的に増大
し、得られた糸は商業的には受容し得ないものであっ
た。
例15 例14を反復し、ただしナイロン6.6(例13と同様)と
ナイロン6(例8と同様)の91/9w/w%基準のチップブ
レンドを用い、ポンプ輸送速度は4g/孔/分であった。
製造された24dtex 3フィラメントの糸のHPW値は、
1.2゜であった。
ナイロン6.6対ナイロン6のフレンド比83/17w/w%を
用いてこの例を反復し、HPW値0.83を得た。28dtex 3
フィラメントの糸を製造する目的でポンプ輸送速度を4.
5g/孔/分に高めたが、HPW値が3.5゜に増大したことが
認められた。しかしナイロン6含量を20w/w%高めたと
ころ、HPW値0.74゜の糸が得られた。
例16 異なる量の第2成分を含有する各種ポリマーを例1ま
たは例14の条件下で紡糸し、得られた糸の光沢を測定し
た。結果を第6表に示す。
例17 この例はポリマーにつき起こる基礎的熱転移を温度お
よび時間の関数として測定することにより第2成分の有
効性を評価するために、差動走査熱量計を利用する。
基準としてナイロン6.6単独から、およびナイロン6.6
と第2成分から調製され、10.0±0.1mgの重量をもつポ
リマーチップの試料を、標準平形SDC試料パンに封入し
た。チップは、均一な形状であって良好な熱伝達のため
にパンと最大限の接触を与える平坦な表面を少なくとも
1個備えたものが選ばれた。
これらのチップに下記の温度プロフィルを付与した: −20℃/分で30℃から300℃まで加熱 −30℃に2分間保持 −20℃/分で300℃から30℃まで冷却 得られたサーモグラムから下記の測定を行った: Tm=加熱サイクル中の融解に伴う吸熱のピークに対応す
る温度(℃) Tc=冷却サイクル中の結晶化に伴う発熱のピークに対応
する温度(℃) これらの測定値を用いて、第2成分の有効性の指標を
与える下記のパラメーターを計算した。
結果を第7表に示す。明らかに の比が大きいほど球晶成長に影響を及ぼす可能性が多
く、ポリマーの他の特性に望ましくない影響を及ぼす可
能性が少ない。
理想的にはこの比は0.6以上(好ましくは0.8以上、よ
り好ましくは0.95以上)であり、そして は0.5以上である。
フロントページの続き (72)発明者 ウィルソン,マイケル・フィリップ・ウ ィルソン イギリス国グロウスターシャー ジーエ ル50・2エヌワイ,チェルテナム,クリ スト・チャーチ・ロード 9 (72)発明者 リチャードソン,ジョン イギリス国グロウスターシャー ジーエ ル3・2ピーエックス,チャーチダウ ン,アン・ハザウェイ・ドライブ 7 (56)参考文献 特開 平1−239130(JP,A) 特開 昭63−99320(JP,A) 特開 昭63−99324(JP,A) 特開 昭52−85515(JP,A) 特開 昭60−231834(JP,A) 特公 昭46−11592(JP,B1) 特公 昭39−7276(JP,B1) 米国特許3475898(US,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) D01F 6/60 301 - 371 D01F 6/80 301 - 331 D01F 6/90 301 - 331 D01F 1/00 - 1/10

Claims (10)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第2成分を含有するナイロン6.6ポリマー
    を4.5g/孔/分以上の押出量で押出すことからなり、第
    2成分が、 a)ヘキサメチレンジアミン/イソフタル酸(6.iP)、
    ヘキサメチレンジアミン/1,1,3−トリメチル−3−フェ
    ニルインダン4,5−ジカルボン酸(6.PIDA)、イソホロ
    ンジアミン/イソフタル酸(IPD.iP)、ビス(アミノメ
    チル)トリシクロデカン/イソフタル酸(TCD.iP)、ビ
    ス(アミノメチル)トリシクロデカン/テレフタル酸
    (TCD.T)およびメタキシリレンジアミン/アジピン酸
    (MXD.6)よりなる群から選択され、重合に際して取り
    込まれてランダムコポリマーを形成するコモノマー、 b)有意な共重合を生じることなくナイロン6.6に分子
    状で分散した第2ポリマー、または c)ナイロン6.6に可溶性であるリチウムまたはマグネ
    シウムの塩化物、臭化物または硝酸塩 から選択され、且つ球晶の成長を抑制することにより加
    工性および光沢を改良することを特徴とする、紡糸−延
    伸−嵩高加工法によりカーペット用ナイロン糸を製造す
    る方法。
  2. 【請求項2】第2成分を含有するナイロン6.6ポリマー
    を3.5g/孔/分以上の押出量で押出すことからなり、第
    2成分が、 a)ヘキサメチレンジアミン/イソフタル酸(6.iP)、
    ヘキサメチレンジアミン/1,1,3−トリメチル−3−フェ
    ニルインダン4,5−ジカルボン酸(6.PIDA)、イソホロ
    ンジアミン/イソフタル酸(IPD.iP)、ビス(アミノメ
    チル)トリシクロデカン/イソフタル酸(TCD.iP)、ビ
    ス(アミノメチル)トリシクロデカン/テレフタル酸
    (TCD.T)およびメタキシリレンジアミン/アジピン酸
    (MXD.6)よりなる群から選択され、重合に際して取り
    込まれてランダムコポリマーを形成するコモノマー、 b)有意な共重合を生じることなくナイロン6.6に分子
    状で分散した第2ポリマー、または c)ナイロン6.6に可溶性であるリチウムまたはマグネ
    シウムの塩化物、臭化物または硝酸塩 から選択され、且つ球晶の成長を抑制することにより加
    工性および光沢を改良することを特徴とする、POY法に
    より布地用ナイロン糸を製造する方法。
  3. 【請求項3】コモノマーを5〜30重量%の量で含有する
    請求の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  4. 【請求項4】第2ポリマーが、ポリマーがナイロン6、
    ナイロン11、ナイロン12、ナイロン6.10もしくはナイロ
    ン6.iPまたはそれらの混合物である請求の範囲第1項ま
    たは第2項に記載の方法。
  5. 【請求項5】第2ポリマーを5〜30重量%の量で含有す
    る請求の範囲第4項に記載の方法。
  6. 【請求項6】リチウムまたはマグネシウムの塩化物、臭
    化物または硝酸塩を、最高5重量%の量で含有する請求
    の範囲第1項または第2項に記載の方法。
  7. 【請求項7】ナイロン6.6中に更にポリエチレングリコ
    ールを含有する請求の範囲第1項ないし第6項のいずれ
    かに記載の方法。
  8. 【請求項8】ポリエチレングリコールが1,000〜20,000
    の分子量を有する請求の範囲第7項に記載の方法。
  9. 【請求項9】ポリエチレングリコールが1,500〜10,000
    の分子量を有する請求の範囲第8項に記載の方法。
  10. 【請求項10】ポリエチレングリコールが1〜10重量%
    の量で含有される請求の範囲第7項、第8項または第9
    項に記載の方法。
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