JP2810239B2 - 核形成添加剤を含むナイロン - Google Patents

核形成添加剤を含むナイロン

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JP2810239B2 JP7517471A JP51747195A JP2810239B2 JP 2810239 B2 JP2810239 B2 JP 2810239B2 JP 7517471 A JP7517471 A JP 7517471A JP 51747195 A JP51747195 A JP 51747195A JP 2810239 B2 JP2810239 B2 JP 2810239B2
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    • D01FCHEMICAL FEATURES IN THE MANUFACTURE OF ARTIFICIAL FILAMENTS, THREADS, FIBRES, BRISTLES OR RIBBONS; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED FOR THE MANUFACTURE OF CARBON FILAMENTS
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Description

【発明の詳細な説明】 発明の背景 本発明は、繊維のような造形品および射出成形品の製
造に有効なナイロンポリマーに関しており、そして、よ
り詳しくは、核形成添加剤を含むナイロンに関する。
ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)のような高い結晶
性のナイロンホモポリマーの溶融紡糸における一般的な
問題点は、得られる繊維のポリマー内の球晶の形成であ
る。球晶とは、ポリマー内にみられる放射状の結晶の球
状結晶体であり、典型的に、無機物質で分解に関係のあ
る不純物のために形成する。大きな球晶が大量に形成す
ると、それらは強度を低下させるか、または繊維中の欠
点を作りだし、紡糸工程または最終用途工程において繊
維を壊す原因となる。ヤーン中の球晶はしばしば、ヤー
ンから生成された最終製品での欠陥または乏しい均一性
の原因となり、用いようとする最終用途の製品の特性に
悪影響を与える。ナイロン中で不混和性であるポリオレ
フィンのような顔料または他のポリマーを含むナイロン
カーペットヤーンは、特に球晶に起因する問題を受けや
すい。
コポリマーナイロンは、ホモポリマーナイロンほど容
易に結晶化せず、その結晶球晶の形成が起きにくい。と
ころが、これらのヤーンのいくつかは、繊維仕上げピッ
クアップ(fiber finish pick−up)のレベルが低く、
そのことが、処理設備におけるヤーンによって起こされ
る変化する摩擦力のために紡糸処理におけるフィラメン
ト不安定性の原因となっている。これが、結果として均
一性の劣るヤーンになり、この均一性の減少は順次、ヤ
ーンから生成された繊維に乏しい染色均一性の原因とな
る。
射出成形による成形品の製造において、工程中での速
度調節工程は時間であり、その時間とは、ポリアミドが
十分に固化し、ダメージを受けることなく金型から取り
除かれるまで金型を閉鎖している時間のことである。故
に、直ちに結晶化および固化し、一方同時に、ポリマー
透明度が望まれる用途に対してポリマー透明度を保持す
るポリアミドを有することが所望される。
ポリアミドの核形成に影響を与えるようにナイロンポ
リマーに加えるための薬剤は知られており、つまり、そ
の薬剤によって結晶化が溶融ポリマー中に起こる方法が
知られている。例えば、米国特許第3,755,221号、3,52
9,929号、および4,176,227号で公開されたように、現場
でCaF2粒子を溶融ナイロンポリマーに加えるか溶融ナイ
ロンポリマー中で形成して、射出成形のサイクル時間を
改善し、あるいは、より高い紡糸温度およびナイロン繊
維の溶融紡糸におけるより高い押し出し速度の利用を可
能にする。ところが、そのような粒子は、しばしば効果
がない。つまりCaF2が用いられる場合、CaF2を生成する
のに用いられた反応物中のフッ化物イオンまたは溶融ポ
リマー中のフッ化物イオンは、処理設備の腐食の原因と
なる。CaF2粒子は、ある最終用途に対して好ましくない
曇り様(cloudy appearance)の形をした成形品か繊維
を作り出す。
酢酸カルシウムは、球晶を減少させるために、繊維に
おいて透明度を保っている間に、ナイロン6,6/ナイロン
6コポリマーに加えられる。このことは米国特許第4,91
9,874号に開示されている。ところが、ポリマー中での
酢酸カルシウムの存在は、本質的に、ナイロンポリマー
の相対粘度(RV)を減少させる。その結果、核形成する
試薬として酢酸カルシウムは、一般的に望ましくなく、
高い相対粘度ナイロンポリマーが必要とされるためある
処理に対しては全く不適切である。
発明の要旨 ナイロンポリマーにある水溶性添加剤化合物を加える
ことは、溶融紡糸法、および射出成形法に特別な利点を
提供するということを発見した。そして、本発明は、ナ
イロンポリマー組成物および造形品の製造方法を提供
し、その造形品は、ポリマーを溶融し、そして溶解した
ポリマーを製品に形成して得られる。組成物の水溶性添
加剤化合物は、マグネシウム、カルシウムおよび亜鉛の
炭素数2〜14の脂肪族ジカルボン酸塩およびそれらの混
合物よりなる群から選ばれる。その化合物は、ポリマー
中にマグネシウム、カルシウム、または亜鉛の重量をも
とに少なくとも約5ppmの化合物を提供するのに十分な量
加えられる。本発明の組成物および方法においては、ナ
イロンポリマーは、本質的にフッ化物を含んでいない。
本発明では、好ましくは、ポリアジパミドポリマーを用
いる。
図の簡単な説明 図1は、実施例4、アイテム1のような慣用のナイロ
ン6,6ポリマー組成物の時間に対する熱移動の示差走査
熱量計(DSC)によるトレースのグラフ化したものであ
り、結晶化発熱量を示し、 図2は、実施例4、アイテム3中のように本発明にお
いてアジピン酸カルシウムを含むナイロン6,6組成物に
対して図1と同様にグラフ化したものであり、 図3は、図1と同様の図解であり、カーブCは実施例
4、アイテム5のように本発明においてアジピン酸カル
シウムを含むナイロンポリマー組成物[ポリ(ヘキサメ
チレンアジパミド)95モル%およびポリ(2−メチルペ
ンタメチレンアジパミド)]に対するトレースであり、
カーブDは、実施例4、アイテム4のように添加物を含
まない類似組成物に対するものであり、カーブBは、実
施例4、アイテム9のように水酸化カルシウムを含む類
似組成物に対するものであり、カーブAは、図1のよう
なナイロン66組成物に対するものであり、 図4は、ナイロン6,6繊維の250x偏光を用いた横断面
の顕微鏡写真であり、この繊維は、押し出たポリマーを
紡糸口金からそれ自身の重量下、すなわち球晶の成長を
増進する条件下で、自由落下させることによって生成さ
せたものであり、 図5は、ナイロン6,6繊維の横断面の顕微鏡写真であ
り、この繊維は、アジピン酸マグネシウム20ppm(マグ
ネシウムの重量を基にして)を含むということを除い
て、図4に記載したように生成し、そして、 図6は、ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)95モル%
およびポリ(2−メチルペンタメチレンアジパミド)5
モル%のヤーンの横断面の顕微鏡写真であり、このヤー
ンはアジピン酸マグネシウム30ppm(マグネシウムの重
量を基にして)を含むということ除いて図4に記載した
ように生成する。
詳細な説明 本発明の応用で用いられるナイロンポリマーは、ポリ
アミドのホモポリマーおよびコポリマーに関係するもの
である。これらのポリマーは優先的に脂肪族であり、例
えば、ポリマーのアミド結合85%以下が、二つの芳香環
に結合している。ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)
[ナイロン66]およびポリ(e−カプロアミド)[ナイ
ロン6]およびこれらのコポリマーのような広い用途の
あるナイロンポリマーを本発明に従って用いることがで
きる。効果的に用いることができる他のナイロンポリマ
ーは、ナイロン12、ナイロン6,10およびナイロン6,12で
ある。
本発明の応用においてはポリアミドは、ポリアミド単
位中のアミド単位の少なくとも約60モル%が、アジピン
酸より形成されるようなアジパミド単位であるナイロン
ポリマーに関係するものである。アジピン酸が二酸であ
るので本質的に等モル量のジアミンがポリマー中に存在
しなければならないということが理解される一方で、ア
ジパミド単位という語句は、アジピン酸とジアミンとか
ら形成されるもののみならず、アジピン酸とカプロラク
タムのようなラクタムとから形成されるアミド単位をも
含む傾向がある。他のアミドを形成している種も可能で
あるが通常、非常に少量である。例えば、鎖−分岐のよ
うに働く4−アミノメチル−1,8−ジアミノオクタンの
ようなトリアミンを非常に低レベルで混合してもよい。
より好ましいホモポリマーのポリアジパミドは、ヘキ
サメチレンアジパミド(66ナイロン)およびテトラメチ
レンアジパミド(46ナイロン)である。ホモポリマーの
ポリ(ヘキサメチレンアジパミド)(66ナイロン)は、
本発明の実施において特に好ましい。
より好ましいポリアジパミドコポリマーは、少なくと
も約60モル%のヘキサメチレンアジパミド単位のもので
ある。本発明は、このようなより好ましいポリアミドに
有用であり、このポリアミドは少なくとも約0.2モル%
の2−メチルペンタメチレンアジパミド単位を含んでい
る。さらに、少なくとも約60モル%のヘキサメチレンア
ジパミド単位を含む他のジアミン/アジピン酸コポリマ
ーシステムは、2−エチルテトラメチレンアジパミド単
位、ペンタメチレンアジパミソド単位、トリメチルヘキ
サメチレンアジパミド単位および1,4−シクロヘキシル
アジパミド単位を含んでいてもよい。本発明におけるコ
ポリアミドは、少量成分として、ヘキサメチレンテレフ
タルアミド単位、ヘキサメチレンイソフタルアミド単
位、ヘキサメチレン5−スルホ−イソフタルアミド単
位、ヘキサメチレンドデカンジアミド単位およびε−カ
プロアミド単位を含んでいてもよい。
ナイロンポリマーは、好ましくは、繊維製造に使われ
るとき、約35と約100の間の相対粘度(RV)を有する。
射出成形の適用に対し、相対粘度は典型的に同じ範囲内
となるが、所望の最終用途の特性によってより低いかま
たはより高くなってもよい。
添加剤化合物は、マグネシウム、カルシウムまたは亜
鉛の炭素数2〜14のジカルボン酸塩であり、そのような
化合物の混合物であることもできる。添加剤化合物は、
例えばマグネシウム、カルシウム、および亜鉛のアジピ
ン酸塩、グルタル酸塩、コハク酸塩またはシュウ酸塩を
含む。マグネシウム、カルシウムおよび亜鉛のアジピン
酸塩は、核形成の提供に対して特に効果的で、好ましい
添加剤化合物である。少量の使用で非常に効果的なの
で、最も好ましい化合物はアジピン酸マグネシウムであ
る。
添加剤は、それ自身の塩としてポリマーに加えられる
か、適当な反応物を用いて現場で形成される。用語「付
加された(added)」または「付加(addition)」は、
この場合の適用においては、ポリマーへのそれ自身の塩
の付加かまたは現場でのポリマー中の化合物中での生成
を意味する。ナイロンポリマーが水溶液からポリアミド
モノマーの重合によって生成される場合、添加剤は、こ
のような水溶液への添加によってポリマー中に組み込ま
れることが好ましい。何故なら、このことがポリマー中
の化合物の十分な分散を助けるからである。好ましく
は、添加剤化合物は、塩として水溶液に加えられる。と
ころが、マグネシウム、カルシウム、または亜鉛のアジ
ピン酸塩をポリアジパミドポリマーに加えるための他の
適した手順は、存在するジアミンの量に対して理論値よ
り多いアジピン酸を用意することであり、アジピン酸の
量は所望のマグネシウム、カルシウム、または亜鉛のア
ジピン酸塩の所望のレベルに等しい。マグネシウム、カ
ルシウム、または亜鉛イオン源を提供するCa(OH)
CaCO3、Mg(OH)、MgCO3、Zn(OH)、またはZnCO3
のような適した化合物を加え、添加剤として提供した。
十分に形成されたポリマーに、好ましくは塩の直接添
加によって、化合物を加えることは可能であるが、現場
の形成を採用することも可能である。どちらの場合も、
適当な対策をとり、適当な混合がポリマー中におこるこ
とを保証するようにしなければならない。
低分子量のキャリヤーポリマーおよび高濃度の添加剤
を含むマスターバッチは、本発明を実行するために主な
ポリマー源と溶融配合される。同様に、添加剤の水溶液
もポリマーに添加剤を組み込むためのビヒクルとして用
いられ、このポリマーは適当な脱水およびポリマーの乾
燥に引き続いて適切な混合条件が採用されている場合に
溶融される。
添加剤化合物の量は、化合物の金属イオンの重量を基
に少なくとも約5ppmである。好ましくは、化合物は、約
5から1000重量ppm、最も好ましくは、10から約150重量
ppmの範囲で存在する。マグネシウム、カルシウム、ま
たは亜鉛のアジピン酸塩が使われるときの、多くの繊維
紡糸工程での典型的な量は、15から100ppmである。アジ
ピン酸マグネシウムを用いたこの最も好ましい範囲の低
い点における量は、その高い効率より典型的に満足でき
るものである。中間点から高い点までの範囲での量は、
典型的に、カルシウムまたは亜鉛のアジピン酸塩に対し
て用いられる。
本発明で用いられたナイロンポリマーは、実質上フッ
化物を含まない。実質上フッ化物を含まないということ
は、ポリマーが十分に低量のフッ化物のみを有し、フッ
化物はポリマー中のカルシウム、マグネシウム、または
亜鉛と反応して粒子を形成しないことを意味する。カル
シウム、マグネシウム、および亜鉛のフッ化物の溶解度
は変わるので、実質上フッ化物を含まないという語句
は、陽イオンの存在とともに変わる。しかし、好ましく
は、フッ化物イオンの含有量は、3重量部パーミリオン
(ppm)以下である。ポリマーは、艶消剤、顔料などの
ような他のタイプの粒子添加剤を含むことができるが、
ポリマーが実質的に添加剤と反応して粒子を形成するよ
うな化合物を含まないということは、本発明による方法
の利点である。そうでない場合は、添加剤化合物の効果
は減少させられる。
本発明における方法において、ポリマーにほとんどモ
ノカルボン酸またはその塩が存在しないことが、好まし
い。ナイロンポリマー中のモノカルボン酸およびその塩
は、ポリマーの相対粘度における本質的な減少の原因と
なりうる。その結果、モノカルボン酸およびその塩がほ
とんど存在しないという語句は、モノカルボン酸および
その塩の量が相対粘度に影響しないくらい十分低いとい
うことを意味する。好ましくは、モノカルボン酸および
その塩の量は、約0.1モル%以下である。
ナイロンポリマーは、添加剤が処理に悪影響しないも
のであれば、ポリマーへ組み込まれる既知の添加剤のい
くつかを含んでもよく、触媒、艶消剤、酸化防止剤、顔
料、および同様物がある。
本発明は、溶融紡糸、フィルム押し出しおよび射出成
形工程を含むナイロンポリマーから形成された造形品を
形成するための非常に多くの既知の方法に有用である。
本発明は、結合スピンドロー(coupled spin−draw)法
に有利に用いることができ、この方法は、低速度で生紡
績糸(as−spun)を生成し、次いでこの生紡績糸は引き
出されるか、あるいはそうでないときは一回もしくはそ
れ以上の連続した延伸工程で処理される。典型的なこの
ような方法は、十分に延伸したヤーンや、ステープル生
成のトウに対する繊維ナイロン紡糸方法およびカーペッ
トヤーンのような用途に対する大量連続フィラメント
(BCF)ヤーンである。タイヤコードおよびエアバック
用途の産業用ヤーンもまたこのタイプの方法を用いて製
造される。本発明は、高速紡糸方法にも有用であり、こ
の方法は、応力誘導した結晶化のためより高い配向性を
伴う生紡績糸を生成し、この生紡績糸は、所望の最終用
途によって延伸されてもされなくてもよい。このような
方法の典型は、ドローテキスチャーフィーズヤーン(dr
aw−texturing feed yeans)のような用途のための部分
配向ヤーンに対する繊維ナイロン紡糸方法または厳格な
染料最終用途に対する十分に延伸したヤーンを生成する
方法である。
ホモポリマーのポリ(ヘキサンメチレンアジパミド)
のようなホモポリマーナイロンの繊維においては、既知
の紡糸方法に比べてより増加したレベルの結晶化を提供
する。得られた繊維のポリマーは、小さな球晶サイズと
ともに少量の目に見える球晶を有し、これがより均一し
た構造を提供するので仕上げピックアップ(finish pic
k−up)および染料均一性を改善する。このことは、図
5(ホモポリマーの場合)および図4(対照物質)の顕
微鏡写真を比べることによってわかる。少なくとも約0.
2モル%の2−メチルペンタメチレンアジパミド単位を
含むポリ(ヘキサメチレンアジパミド)のようなコポリ
マーに対し、結晶化の速度は増加し、そのため、コポリ
マーは、結晶化の速度の増加により紡糸での処理量の増
加を可能にしているホモポリマーナイロンに近い方法で
紡糸され得る。このことは、カーブC(本発明)とカー
ブD(対照物質)およびカーブA(ホモポリマーナイロ
ン6,6対照物質)を比較した図3よりわかる。仕上げピ
ックアップ問題もまた、減少されるか取り除かれる。
成形樹脂としての用途に対し、本発明はまた、ナイロ
ン組成物における透明度を維持しつつ、サイクル時間で
の減少を提供する。
ポリマー組成物および/または最終用途で困難の原因
となる時間と共に変化する汚染物質を有するリサイクル
ナイロンに対し、本発明は、より均一な結晶構造を誘導
するための技術を提供する。
本発明の効果は、相対粘度の損失なしにフッ化物に関
連した問題を避けながら、ポリマーの透明度を維持しな
がら達成される。
テスト方法 ポリアミドの相対粘度は、水10重量%を含むギ酸溶媒
中のポリアミドポリマー8.4重量%の溶液中において、2
5℃で測定された、溶液と溶媒との粘度の比に関係して
いる。
靭性および破断伸度は、米国特許第4,521,484号の第
2欄の61行目から第3欄の6行目にLiによって説明され
ているように測定される。シグマの計算に用いられた測
定回数は、後の表で「n=」で表されている。
ボイルオフ(Boil−Off)収縮は、米国特許第3,772,8
72号の第3欄の49行めから第3欄の66行目までに記載の
方法によって測定された。ボイルオフ収縮変化係数は、
「n=」で表される測定回数を用いて計算される。
C.I.アシッドブルー122一端繊維均一性(C.I.Acid Bl
ue 122 One−End Fabric Uniformity)は、米国特許第
5,219,503号の第19欄の34行目から第20欄の18行目に報
告された高分子酸染色均一性法(Large Molecule Acid
Dye Uniformity Method)と同様の手順を用いて決定す
る。
示差走査熱量計(DSC)ナイロンポリマーの結晶化速
度は、示差走査熱量計(DSC)を用いて測定される。DSC
によって実行された恒温結晶化テストは、結晶化速度を
決定するための基礎データを与え、そのデータから結晶
化の半分の時間(T/2)を決定する。ポリマーサンプル
を、DSCセル(Perkin−Elmer)中で20℃/分の加熱速度
で280℃まで加熱した。ポリマーサンプルを280℃で3分
間溶融状態に保ち、次に50℃/分の冷却速度で240℃に
冷却する。ポリマーサンプルを240℃の恒温条件下で15
分間維持し、結晶発熱量を決定する。結晶が均一に成長
し始めていくときを結晶の開始して名付ける。発熱量の
ピークと結晶開始の時間の差が結晶化の半分の時間であ
る。
仕上げレベルを、産業標準テスト方MATM2706.80を用
いて、単位長のヤーンサンプルから仕上げのテトラクロ
ロエチレン・ストリッピングによって測定し、2940周波
数(3.4マイクロメーター)で赤外吸収を使って仕上げ
レベルを決定した。仕上げシグマまたは仕上げ変化係数
を「n=」によって表されたサンプル回数を用いて決定
した。
実施例1 表1に記載したように、ホモポリマーナイロン6,6フ
レークおよび2−メチルペンタメチレンアジパミド(Me
5〜6)5モル%を含むコポリマーのフレークを、米国
特許第5,194,620号に記載したような手順を用いて、オ
ートクレーブ中で製造する。ポリマーフレークの相対粘
度は約47である。TiO2を表記されたレベルでポリマーに
組み込む。対照物質は、核形成添加剤化合物を用いてい
ない両方のポリマーに対して試験された。本発明は、核
形成剤を使用しない対照物質と比較してカルシウムおよ
びマグネシウムのアジピン酸塩を用いて例示される。カ
ルシウムおよびマグネシウムのアジピン酸塩を、重合が
オートクレーブ中で始まる前に、ポリアミドモノマーの
水溶液に塩として加える。
上で生成したポリマーフレークを用いながら、本発明
は、トリロバル(trilobal)で、十分に延伸した60デニ
ール(66dtex)、20フィラメントブライトヤーンを生成
するために結合スピンドロー方法を用いているスピンド
ロー法の中で例示される。ポリマーフレークを、二軸ス
クリュー押し出し機で押し出し、ポリマーの相対粘度
は、紡糸する前で約50に増加する。押し出しされたフィ
ラメントを、急冷し、集束(converged)し、紡糸仕上
げ処理をし、そして得られたヤーンを、約1600mpmの速
さで、冷却ゾーンから回収する、二つの冷たい延伸工程
は、ヤーンについて約1.9xの総延伸を分けるために使用
され、そのヤーンは続いてパッケージ上での収縮を妨げ
るためおよび収縮を制御するため熱安定化処理される。
このヤーンを、3485mpmの速さで巻きあげる。
使用された紡糸仕上げ剤は、親水性および疎水性乳化
剤を含むステアレートを基にした仕上げ剤の希薄エマル
ジョンであり、この乳化剤は、ウイルヘルミイプレート
(Wilhelmy plate)やドヌロイリング(DuNuoy ring)
法における測定によると表面張力30dynes/cm2を有して
いる。
表1は、測定された仕上げレベル、仕上げシグマ、靭
性シグマ、破断伸度シグマ、ボイルオフ収縮の変化係
数、および一端アシッドプルー122繊維均一性の値を報
告している。
アイテム2(ホモポリマーの場合)とアイテム1(対
照物質)の比較は、改善された一端C.I.アシッドブルー
122繊維均一性を証明していて、これは、TiO20.27%を
含むホモポリマーナイロン6,6にアジピン酸カルシウム1
00ppmを添加することによって得られた。より小さな仕
上げシグマ、靭性シグマおよびボイルオフ収縮の変化係
数を注目しなさい。
アイテム3(ホモポリマーの場合)とアイテム4(対
照物質)の比較もまた同様に改善された一端C.I.アシッ
ドブルー122繊維均一性を証明していて、これは、TiO
20.02%を含むホモポリマーナイロン6,6にアジピン酸カ
ルシウム100ppmを添加することによるものである。対照
物質のアイテム4と比べた本発明のアイテム3の、より
小さな仕上げシグマ、およびボイルオフ収縮の変化係数
に注目しなさい。
アイテム5〜9は、艶消剤としてTiO2を含むおよび含
まない95/5モル%のナイロン66/Me5〜6コポリマーに対
する本発明の利益を表している。艶消剤を含まない場
合、25ppm程度のわずかのアジピン酸カルシウムが添加
されているアイテム5(本発明)は、アイテム8(対照
物質)と比較して、低い仕上げシグマおよび改善された
一端アシッドブルー122繊維均一性を得る。アイテム6
(本発明)とアイテム7(対照物質)の比較より、95/5
モル%のナイロン66/Me5〜6から製造されたフィラメン
トから艶消剤0.02%を確保している間のアジピン酸カル
シウムの添加がわかる。仕上げシグマ、ボイルオフ収縮
の変化係数の大きな減少およびよりよい一端C.I.アシッ
ドブルー122繊維染色均一性に注目しなさい。
アイテム9(本発明)は、アジピン酸マグネシウム15
ppmの使用を表している。アイテム9をアイテム8(対
照物質)と比較すると、アイテム9では、仕上げピック
アップシグマ、靭性シグマ、ボイルオフ収縮の変化係数
が低下しており、および一端アシッドブルー122繊維の
均一性が上っている。アイテム9とアイテム5(アジピ
ン酸カルシウム)を比較すると、アジピン酸マグネシウ
ムを含むアイテム9は、最も低い仕上げシグマ、低い靭
性シグマ、最も低い伸びシグマ、最も低い収縮変化係
数、最良のC.I.アシッドブルー122一端繊維均一性を有
し、最も安定なフィラメント紡糸工程を提供する。
実施例2 95/5モル%のナイロン6,6/Me5〜6コポリマーに本発
明に従った核形成剤にかわって酢酸カルシウム114ppmを
用いて実施例1の手順を繰り返した。オートクレーブ中
で重合している間、相対粘度の大きな減少が観測され
る。つまり、酢酸カルシウムを含むポリマーフレークの
相対粘度40が、酢酸カルシウムを含まない対照物質フレ
ークの相対粘度約50に対し得られた。実施例1の手順を
用いてポリマーを紡糸することを試みるとき、生紡糸フ
ィラメントは、柔らかすぎ、急冷室(chimney)内で調
節しにくく、連続紡糸は不可能である。
実施例3 このシリーズ40デニール(44dtex)中において、13ト
リロバル(trilobal)フィラメントヤーンが作られるこ
とを除いて、実施例1の手順を用いた。表2には、ポリ
マータイプ、用いたTiO2レベル、測定された仕上げの変
化係数、靭性変化係数、靭性のシグマ、伸度、伸度のシ
グマ、1%弾性率、およびボイルオフ収縮の変化係数の
値が記載されている。
実施例4 示差走査熱量計(DSC)測定を、表3に表したように
一連のポリマーサンプルについて行う。アイテム1〜6
は、上述した実施例1に従って生成され、記載されてい
る変化した量のTiO2を含む。水酸化マグネシウム、酸化
マグネシウムおよび水酸化カルシウムを含む対照物物質
のアイテム7〜9は、溶融ポリマーに乾燥粉として化合
物を混合することによって作られた。
結晶の開始および半分の時間(T1/2)は、表3に記
載されている。
図1は、アイテム1(対照物質)の時間に対してプロ
ットした熱移動の示差走査熱量計トレースである。図2
は、アイテム3(ホモポリマーの場合)の同様の示差走
査熱量計トレースである。図3で、カーブCはアイテム
5(本発明)の示差走査熱量計トレースであり、カーブ
Dはアイテム4(対照物質)に対するものであり、カー
ブBはアイテム9(対照物質)に対するものであり、そ
してカーブAはアイテム1(対照物質)に対する図1と
同じものである。
参考例1 亜鉛およびマグネシウムのアジピン酸塩を、下記の表
4にまとめたように、滑剤0.2%を含むナイロン6,6成形
コンパンド組成物に加える。本発明によって得られた増
加した結晶性は、対照物質に比して、本発明に従った組
成物から作られた製品の表面特性(機能的および美的)
を改善することがわかる。これらの組成物の成形テスト
棒が用意され、そして引張(インストロン試験機)およ
び収縮特性が測定される。下記の表4に、測定した特性
がまとめられている。
アイテム1および2の最大荷重での応力は、対照物質
と比較すると非常に改善される。驚いたことに、対照物
質とは違い、亜鉛またはマグネシウムのアジピン酸塩を
用いたテスト棒は、降服点でも壊れない。
参考例2 示差走査熱量計(DSC)測定は、表5に記載されたよ
うなアジピン酸マグネシウムを含むものおよび含まない
ホモポリマーナイロン6およびナイロン12においてなさ
れた。ナイロン6およびナイロン12は、添加物を加えて
いない未使用ポリマーであり、Aldrich Chemical Compa
ny,Milwaukee,Wisconsin 53233より入手したまま使われ
た。ナイロン6サンプルは、加熱速度20℃/分の示差走
査熱量計で224℃の融点を示す。ナイロン12サンプル
は、同じ示差走査熱量計の測定条件で180℃の融点を示
す。それぞれの場合、これらの融点は、成形樹脂として
の用途または繊維の溶融紡糸での用途での適性を表す。
この結果は、下記の表5にまとめた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭51−60726(JP,A) 特開 昭51−86555(JP,A) 特開 昭52−21417(JP,A) 特公 昭48−28975(JP,B1) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) C08L 77/00 - 77/12 C08K 5/098

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ナイロンポリマーを溶融することおよび溶
    融ナイロンポリマーを製品に成形することを含むナイロ
    ンポリマーから造形品を成形する方法において、 前記成形を行う前に前記ナイロンポリマーに水溶性添加
    剤化合物を加えること、 前記水溶性添加剤化合物が、マグネシウム、カルシウム
    および亜鉛の炭素数2〜14の脂肪族ジカルボン酸塩およ
    びそれらの混合物よりなる群から選ばれたものであり、
    前記マグネシウム、カルシウムおよび亜鉛の重量を基と
    して少なくとも約5ppmから約150ppmの前記化合物を前記
    ナイロンポリマー中に与えるのに十分な量で加えるこ
    と、 前記ナイロンポリマーが、少なくとも60モル%のヘキサ
    メチレンアジパミド単位および少なくとも0.2モル%の
    2−メチルペンタメチレンアジパミド単位を含有するコ
    ポリマーであること、 前記ナイロンポリマーが実質的にフッ化物を含まないこ
    と、 を特徴とする改善された造形品の生成方法。
  2. 【請求項2】マグネシウム、カルシウムおよび亜鉛の炭
    素数2〜14の脂肪族ジカルボン酸塩およびそれらの混合
    物よりなる群から選ばれた水溶性添加剤化合物を有する
    ナイロンポリマーを含有するポリマー組成物であって、 前記添加剤化合物が前記マグネシウム、カルシウムおよ
    び亜鉛の重量を基にして少なくとも約5ppmから約150ppm
    存在すること、 前記ナイロンポリマーが、少なくとも約60モル%のヘキ
    サメチレンアジパミド単位および少なくとも約0.2モル
    %の2−メチルペンタメチレンアジパミド単位を含有す
    るコポリマーであること、 前記ナイロンポリマーが実質的にフッ化物を含まないこ
    と、 を特徴とするポリマー組成物。
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