JPH10501031A - ポリメチルペンテンの縦縞を有する艶消ナイロンフィラメント - Google Patents
ポリメチルペンテンの縦縞を有する艶消ナイロンフィラメントInfo
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Abstract
(57)【要約】
ポリメチルペンテンの円筒状縦縞を含有する艶消ナイロンフィラメントが開示されており、このフィラメントは、光輝がほとんどないか、全くない、明るいシーンおよび艶を有する。
Description
【発明の詳細な説明】
ポリメチルペンテンの縦縞を有する艶消ナイロンフィラメント発明の利用分野
本発明は、ポリメチルペンテン添加剤の添加によって艶消しされたナイロンフ
ィラメントに関する。発明の背景
カーペットおよび布は、光輝なしで特に艶(luster)またはシーン(光沢、sheen
)を示すことがしばしば望ましい。カーペットおよび他の繊維製品を製造するの
に用いられた繊維によって示される艶および光輝の程度は、より主観的であるが
、このようなものについての品質が存在し、これらの品質がある用途での繊維の
価値に重要な影響を与えるということに疑問はない。
繊維の艶および光輝は、その他の手段の中で、繊維中に添加剤を導入すること
によって変えられる。添加剤は、一般に、繊維のポリマーと不溶性でなければな
らず、繊維上に衝突する光を散乱させるために、添加剤は繊維ポリマーの屈折率
と十分に異なる屈折率を有さなければならない。
二酸化チタンは、艶を調節するためにナイロンに加えられる(米国特許第2,
205,722号)が、しかし二酸化チタンは、光輝またはきらめきを減少する
ことなく繊維をダル(dull)および「白亜質(chalky)」に見せる。ポリエチレン(
英国特許第1,116,202号)、ポリプロピレン(米国特許第4,711,
812号)またはポリスチレン(英国特許第745,182号)も、ナイロンに
対する艶出し添加剤として用いられる。これらは、光輝を十分に減少せず、また
同様に繊維をダルに見せる。しかし、これらは、二酸化チタンが与えるような白
亜質の外観を与えない。艶出し添加剤として用いられた酸化ポリエチレン(米国
特許第4,540,746号)は、望ましい明るいシーンをナイ
ロン繊維に与えるが、また酸化ポリエチレンを含有しないナイロン繊維の対照標
準物質よりも低い染料耐光堅牢度を有するような繊維を生じる。
艶および光輝の調節は、ステープル(一般に、長さ4〜10インチの範囲を有
する捲縮されたフィラメント)にとっても、連続フィラメント製品にとっても重
要である。「かさ高い連続フィラメント」(BCF)糸は、好ましくは、米国特
許第4,559,196号で教示されたものと同様の方法で加工され、この方法
は、フィラメントを延伸するために加熱されたローラーおよびフィラメントをか
さ高くするために熱風またはスチームジェットを用いている。艶および光輝の調
節は、フィラメントの紡糸工程の間にフィラメントに添加剤を導入することによ
って達成されるが、加熱された引取ロール上に残留した粘着性のあるポリマーの
破壊屑のため、引き続き起こるBCFの製造に対する加工で、有機ポリマーの繊
維添加物を用いるのに、しばしば問題があった。この有機ポリマー繊維添加物は
、ポリプロピレン、ポリスチレン、酸化ポリエチレン、またはポリエチレン等で
ある。加熱された引取ロール上の破壊屑は、粘着力があり、フィラメントがロー
ルに付着するようになり、破壊し、そのため、加工操作を混乱させる原因となる
。発明の要旨
本発明は、軸線を有し、ポリメチルペンテン0.5〜10重量%(フィラメン
トの総重量を基にして)を含有する艶消ナイロンフィラメントを提供しており、
前記ポリメチルペンテンは、その長さに沿ってほぼ均一な直径、L/D率が主に
50〜150、およびフィラメントの軸線に一般に平行な軸線を有する円筒状の
縦縞としてフィラメント内に均一に分散されている。これらのフィラメントは、
望ましい明るいシーンまたは艶を有しており、光輝をほとんど有さないか全く有
さない。BCF加工で用いられる加熱されたロールは、堆積物が無いか、紡糸工
程に悪影響を及ぼさない非粘着性のポリマーの破壊屑をわずかに有するかである
。図の簡単な説明
図1は、本発明のナイロンフィラメントの拡大略側面図である。
図2は、ライン2−2に沿って切断した図1のナイロンフィラメントの断面の
拡大略図である。
図3は、本発明の繊維を製造するのに用いられた方法の略図である。発明の詳細な説明
ポリメチルペンテン(PMP)は、ナイロンと組合わせることができ、これに
より望ましい明るいシーンあるいは艶を有し、光輝が無いかあるとしてもわずか
であるステープルフィラメントまたはBFCを製造することができるということ
が発見された。PMPの使用によって、加熱されたロール上に、全くポリマーの
破壊屑がないか、あるいは非粘着性のポリマーの破壊屑が少量あるかのどちらか
の結果が得られる。さらに、PMPを含むナイロンフィラメントは、標準40時
間キセノンアーク耐光堅牢度テストで、PMPを含まない対照標準ナイロン繊維
と本質的に同じ染料耐光堅牢度を有する。
ポリメチルペンテンは、2−メチル−1−ペンテン、2−メチル−2−ペンテ
ン、3−メチル−1−ペンテン、3−メチル−2−ペンテン、および4−メチル
−1−ペンテンのポリマーを含む。好ましいPMPは、260℃、5kgの力で
、ASTM D1238−70により測定されたメルトフローインデックスが4
〜80の範囲にあるポリ(4−メチル−1−ペンテン)である。
本発明のフィラメントは、ナイロンのマトリックスを用いる。ナイロンとは、
以下のナイロンを意味する。すなわち、融点約260℃のナイロン66(ポリ(
ヘキサメチレンアジパミド))ホモポリマー、融点約230℃のナイロン6(ポ
リカプロアミド)ホモポリマー、これらのナイロンのコポリマー、融点約250
〜260℃のヘキサメチレンアジパミドとヘキサメチレン−5−スルホイソフタ
ルアミドのコポリマー、およびナイロン66またはナイロン6単位を少なくとも
80重量%含み、イソフタル酸、テレフタル酸等のような他の二酸の単
位、および2−メチルペンタメチレンジアミン等のような他のジアミンの単位も
含む、他のコポリマーおよびターポリマーである。本発明に用いられるナイロン
マトリックスは、約220℃より大きな融点を有する。フィラメントは、ナイロ
ンを少なくとも80重量%含む。PMPに加え、フィラメントは、制限はされて
いないが、顔料、染料、安定剤、難燃剤、および抗微生物剤のような他の添加剤
を含んでもよい。
本発明のフィラメントの製造において、ポリメチルペンテン添加剤は、添加剤
およびナイロンを溶融し、溶融物を混合することによってナイロンに結合される
。そうして、材料の溶融混合物は、ナイロンフィラメントを紡糸するのに通常用
いられる工程で溶融紡糸される。
ポリメチルペンテン添加物ポリマーは、艶消しをする目的に対して、フィラメ
ントの総重量を基にして0.5〜10重量%の量で効果的である。この制限は、
都合の問題である。0.5%より少ない添加剤ポリマーの濃度を有するフィラメ
ントは、繊維外観にある利点を提供するが、その影響は大きくない。10%より
大きい添加剤ポリマーの濃度を有するフィラメントは、ただ10%の添加剤ポリ
マーを有する繊維を超えては本質的艶の改善を示さない。好ましくは、ナイロン
フィラメントは、ポリメチルペンテン約0.5〜約3重量%を含む。
図1を参照すると、ナイロンと溶融配合され、フィラメントに紡糸され、延伸
されたポリメチルペンテン添加剤は、端から端までほぼ均一な直径14を有し、
直径14に対する長さ16(L/D)が主に50〜150の比率を有するほぼ円
筒状の縦縞12としてフィラメント10中に存在する。その縦縞は、図2にある
ようにフィラメントの断面を通して均一に分散されており、縦縞の軸線は、フィ
ラメントの軸線と一般に平行である。本発明のフィラメントの明るいシーンある
いは艶および光輝がわずかかまたは全くない外観を与えるのは、長い縦縞である
。
本発明のフィラメントの製造方法は、よく知られている。図3を参照すると、
ナイロン66BCFの製造方法が、説明されている。しかし、本発明は、BCF
製品またはナイロン66製品に限定されていない。ナイロンおよびポリメチルペ
ンテン添加剤の溶融混合物は、ナイロンとPMPの融点より十分高い温度280
〜290℃で細管18を通して押し出され、約10℃で空気によって急冷煙突2
0内で急冷されてフィラメント10を形成する。供給ロール22は、ピン24を
回り、そして斜めのロール(skewed rolls)26へのフィラメント10の移動を調
節する。フィラメント10は、斜めのロール26の回りに数回巻き付けられ、ロ
ール26およびピン24の間で2.8倍に延伸される。斜めのロール26は、約
150〜210℃に加熱され、操作の間の熱損失を少なくするために、断熱され
た囲い(insulated endosure)28の中に配置される。ステープルフィラメントの
製造に対し、ロール26は、加熱される必要はなく、延伸された後に、多くのフ
ィラメントは、トウに組み合わされ、捲縮され、そしてステープルにカットされ
る(示されていない)。BCFの製造に対し、フィラメント10は、斜めのロー
ル26から、圧力約110psi(約7.5気圧)で、温度200〜235℃で
空気と共に供給されるバルキングジェット28(bulking jet)に進められる。フ
ィラメント10は、ドラム30上の回転スクリーンによってバルキングジェット
28から取り除かれ、ドラムの内側から減圧吸引によって、スクリーン上に保持
される。ミスト急冷ノズル32(mist quench nozzle)の使用は任意であり、テー
クアップローラ34(take-up roll)によってスクリーンから取り除かれるフィラ
メント10が水霧(water mist)により冷却される。テークアップローラ34のあ
と、第二の仕上は、仕上アプリケーター36(finish applicator)で加えられ、
そこからフィラメントは、巻取装置38に移動される。
ポリプロピレン、ポリエチレン、酸化ポリエチレン、またはポリスチレンのよ
うな添加剤ポリマーを有するナイロンフィラメントは、従来、加熱された斜めの
ロール26に粘着性のあるポリマー堆積物を残した。この堆積物は、ロール上へ
のフィラメントの付着、およびフィラメントの破損および巻き付きの原因となり
、機械の停止の原因となった。ポリメチルペンテン添加剤を使用する本発明は、
ロール26に堆積物を全く残さないか、非粘着性の堆積物を極少量残すというフ
ィラメントをもたらす。さらに、本発明のフィラメントは、標準40時間キセノ
ンアーク耐光堅牢度テストで、フィラメントがPMPを有していないものとほぼ
等しい染色耐光堅牢度を有した。テスト方法
ポリマーの融点は、通常の方法で、示差走査熱量計を用いて決定された。
ナイロンの相対粘度は、ギ酸90%のみの25℃での絶対粘度に対する、ギ酸
90%(水10%およびギ酸90%)中にポリマー8.4重量%を含む溶液の2
5℃での絶対粘度の割合として決定された。
変性率は、フィラメントの断面において測定された内接円の半径に対する外接
円の半径の割合であり、これは、米国特許第2,939,210号に記載された
通りである。実施例
次に説明する実施例において、いくつかのフィラメントは、紡糸され、かさ高
くされた。実施例1
フィラメントは、ナイロン66(ポリ(ヘキサメチレン・アジパミド))およ
び種々の濃度レベルのPMPを用いて、製造された。本実施例に対するPMPは
、融点約245℃、および260℃で5kg荷重でのASTM D−1238−
88によって測定したメルトフローインデックス75であるポリ(4−メチル−
1−ペンテン)であった。ナイロンは、相対粘度65〜70であった。
PMPは、総フィラメントを基にして、1、5、そして10重量%の量で加え
られ、PMPは、スクリュー押出機内でナイロンと結合された。フィラメントは
、280〜290℃で溶融紡糸され、変性率2.5の68トリロバルフィラメン
トを有する1120デニール糸になった。一度紡糸されたフィラメントは、2.
8倍に延伸され、米国特許第4,559,196号の第4カラム、第43〜67
行の通常の教示に従ってかさ高くされた。ホットロール温度は、165℃であっ
た。
PMP添加剤の全ての濃度レベルで、ホットロール上には非粘着性のポリマー
の堆積物がわずかしかなかった。堆積物は、加工性に悪影響を与えなかった。低
密度ポリプロピレンのような低い融点添加剤を用いて本実施例を繰り返すとき
は、粘着性のポリマーの堆積物が、ホットロール上で形成され、フィラメントを
破壊することとなる。
本実施例のフィラメントは、顕微鏡でみると、長い縦軸を示していた。これら
はまた、光輝をほとんどを含まないか全く含まない滑らかな明るい艶を示してい
た。低密度のポリプロピレン添加剤の同様の濃度での同様の条件下で製造された
類似の繊維は、非常に短い縦縞および無光沢艶を示す。実施例2
追加のフィラメントは、実施例1のナイロン66およびポリ(4−メチル−1
−ペンテン)を用いて製造された。PMPは、表に示された量で加えられた。フ
ィラメントは、290℃で溶融紡糸され、変性率3.4の68トリローバルフィ
ラメントを有する1100デニール糸になった。一度紡糸されたフィラメントは
、実施例1に記載されたように2.8倍に延伸され、かさ高くされた。ホットロ
ールおよびバルキングジェット空気温度は、表に示された通りである。糸靭性、
伸び、および弾性率も、表に示されている。
実施例1の場合と同様に、本実施例の間、ホットロール上には、非粘着性のポ
リマーの堆積物が少量残ったのみであり、製品は、長い縦縞、滑らかな明るい艶
、および光輝がわずかに、または全くない事を示した。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1.軸線を有し、ポリメチルペンテン0.5〜10重量%を含有する艶消ナイロ ンフィラメントであり、前記ポリメチルペンテンが、長さに沿ってほぼ均一の直 径、主に50〜150のL/D割合、およびナイロンフィラメントの軸線に一般 に平行な軸線を有する円筒状縦縞としてナイロンフィラメント中に均一に分散さ れていることを特徴とする艶消ナイロンフィラメント。 2.ポリメチルペンテンが、ポリ(4−メチル−1−ペンテン)であることを特 徴とする請求項1に記載のフィラメント。 3.ナイロンが、ナイロン6であることを特徴とする請求項1に記載のフィラメ ント。 4.ナイロンが、ナイロン66であることを特徴とする請求項1に記載のフィラ メント。 5.ナイロンフィラメントが、ポリメチルペンテン0.5〜3重量%含有するこ とを特徴とする請求項1に記載のフィラメント。 6.フィラメントが、ステープルであることを特徴とする請求項1に記載のフィ ラメント。 7.フィラメントが、かさ高処理された連続フィラメントであることを特徴とす る請求項1に記載のフィラメント。
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