JP3073690U - 住宅の構造 - Google Patents

住宅の構造

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JP3073690U
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龍彦 中嶋
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福山商事株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 法面を通常の基礎掘さくするだけでそのまま
の傾斜を利用して住宅を建設することである。 【解決手段】 道路Rから立ち上る法面Sに沿って順次
一階10、二階20、三階30の各フロアを構築し、各
フロアを階段又はエレベータ40で接続する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の技術分野】
この考案は、住宅、特に傾斜面に建築する住宅の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
比較的傾斜の緩い法(のり)面に住宅を建設する場合、一般に、法面を掘さく するか、或は石垣を築いて水平な宅地を造成するのが普通である。しかしながら 、いずれの場合も莫大な造成費用を要するばかりでなく、防災上も問題がある。
【0003】
【考案の課題】
そこで、この考案の課題は、法面を通常の基礎掘さくするだけでそのままの傾 斜を利用して住宅を構築することである。
【0004】
【課題の解決手段】
上記の課題を解決するため、この考案においては、法面にほぼ沿って複数の階 を順次構築したのである。これらの階を一基のエレベータで連通しておくのが好 ましい。
【0005】 このように各階を法面に沿って構築すると、法面に基礎掘さくを施すだけで住 宅を建設できる。またエレベータ一基で各階を接続すると老人等の移動に負担が かからない。
【0006】
【実施の形態】
以下、この考案の実施形態を添付図面に基づいて説明する。図1及び図2に示 すように、道路Rから立ち上る法面Sに沿って、一階10、二階20、三階30 がそれぞれ段階的に構築され、一階10と二階20は階段11とエレベータ40 によって連絡され、二階20と三階30は階段21とエレベータ40によって連 絡され、各階のフロアには、それぞれ適当な間取りが施されている。その例を図 3、図4、図5に示す。図3に示すように、道路Rに面した一階10には、車庫 12と、エレベータ40に至るポーチ13、玄関14、エレベータホール15が 配置され、ポーチ13の入口付近から二階20に連絡する前述の階段11が設け られている。また、エレベータ40の側面のブラインドスペースには物入16a 、16b、16cが設けられている。
【0007】 二階20のフロアには、図4に示すように、前記階段11のトップに玄関ホー ル22が設けられ、この玄関ホール22は廊下23に通じている。廊下23の一 側には、便所24、エレベータ40の乗降口41、洗面化粧室25、浴室26が 配置され、他側には食堂居間27が設けられている。また廊下23の突当りは和 室28になっており、この和室28及び居間27から光庭29が眺められるよう になっている。なお、三階30に連絡する階段21は居間27から昇降できるよ うになっている。
【0008】 階段21を上ると図5に示すような三階30のフロアに達する。図示のように 、廊下31が階段21と平行に延び、廊下31の一側にはエレベータ40の乗降 口42、便所32、物入33、バルコニ34が配置され、他側には寝室36が設 けられている。また、廊下31の一端は談話室37につながり、他端はそれぞれ 個室38、39につながっている。個室38にはクローゼット35が設けられて いる。
【0009】 以上の間取りは単に一例を示したにすぎず、他の任意の配置及び広さを採用す ることができるのは言うまでもない。また、法面も道路から上昇する例を示した が下降する法面にも同様にこの考案を適用することができる。しかしながら車庫 が必要な場合は、勿論道路に面した階に設けるのが望ましい。さらにエレベータ は必要に応じて設けることができるが、特に老病者や身体障害者用として有用で ある。また、階数も図示の三階に限らず、複数階であればいずれでもよい。
【0010】
【考案の効果】 この考案によれば、以上のように、法面に沿って複数のフロアを順次配置した ので、法面を必要最少限に掘さくすればよく、コスト削減に役立つばかりでなく 、防災面でも有効な技術である。
【0011】 また、順次配列した各フロアを連通するようにエレベータを設置することによ って、老病者や身体障害者に好適な住宅を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】エレベータを中心とした各フロアの配置を示す
縦断面図
【図2】車庫を中心とした各フロアの配置を示す縦断面
【図3】一階フロアの間取りを示す平面図
【図4】二階フロアの間取りを示す平面図
【図5】三階フロアの間取りを示す平面図
【符号の説明】
R 道路 S 法面 10 一階 11 階段 12 車庫 13 ポーチ 14 玄関 15 エレベータホール 16a、16b、16c 物入 20 二階 21 階段 22 玄関ホール 23 廊下 24 便所 25 洗面化粧室 26 浴室 27 食堂居間 28 和室 29 光庭 30 三階 31 廊下 32 便所 33 物入 34 バルコニ 35 クローゼット 36 寝室 37 談話室 38、39 個室 40 エレベータ 41、42 乗降口

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 法面にほぼ沿って複数の階を順次構築し
    た住宅の構造。
  2. 【請求項2】 前記複数の階を一基のエレベータで連通
    した請求項1に記載の住宅の構造。
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