JP3072857B2 - シリル化方法 - Google Patents

シリル化方法

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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、7−アミノ−デスアセトキシ−セファロス
ポラン酸もしくは6−アミノペニシラン酸のシリル化に
よるシリル化7−アミノ−デスアセトキシ−セファロス
ポラン酸もしくは6−アミノペニシラン酸の製造方法、
および7−α−アミノアシル−デスアセトキシ−セファ
ロスポリンもしくは6−α−アミノアルシ−ペニシリン
の製造におけるシリル化中間体の使用に関する。
本明細書に参考のため引用するEP 439 096号には、
6−アミノペニシラン酸(6−APA)もしくは7−アミ
ノ−デスアセトキシ−セファロスポラン酸(7−ADCA)
を出発物質として、特にアンピシリン、アモキシシリ
ン、エピシリン、セフラジン、セファレキシン、セファ
ドロキシルを製造するための混合無水物法が記載されて
いる。この明細書によれば、水不混和性でかつハロゲン
を含まない溶剤を混合無水物の製造に使用すると、良好
な収率および純度にて生成物が得られる。ここで出発物
質として使用されるペニシラン酸もしくはセファロスポ
ラン酸もシリル化されうると言われるが、出発物質のシ
リル化方法については特に例示されていない。
今回、驚くことに、出発物質7−ADCAもしくは6−AP
Aのシリル化を或る種のカルボン酸エステル溶剤中で行
えば、上記生成物の製造においてEP 439 096号の方法
に使用されるシリル化された出発物質から、極めて高収
率および高純度にて生成物が得られることを突き止めら
れた。
したがって本発明は、式 X−COO−Y (I) [式中、互いに独立して Xはメチルを示しかつYは少なくとも3個の炭素原子を
有するアルキルを示すか、またはXは少なくとも2個の
炭素原子を有するアルキルを示しかつYはアルキルを示
す] のカルボン酸エステル中で7−アミノ−デスアセトキシ
−セファロスポラン酸をシリル化することによるシリル
化7−アミノ−デスアセトキシ−セファロスポラン酸の
製造方法を提供する。
また、本発明は、式 X−COO−Y (I) [式中、それぞれ独立して Xはメチルを示しかつYは少なくとも3個の炭素原子を
有するアルキルを示すか、またはXは少なくとも2個の
炭素原子を有するアルキルを示しかつYはアルキルを示
す] のカルボン酸エステル中でN,N−ビストリメチルシリル
アセタミド、N,N′−ビストリメチルシリルマロン酸ア
ミドおよびN,N′−ビストリメチルシリル尿素以外のシ
リル化剤の存在下で6−アミノ−ペニシラン酸をシリル
化することによるシリル化6−アミノ−ペニシラン酸の
製造方法を提供する。
アルキルは、たとえば直鎖もしくは分枝鎖の(C1-8
アルキルまたは(C5-6)シクロアルキル、特に直鎖もし
くは分枝鎖のアルキルを包含する。その例は、Yが少な
くとも3個の炭素原子(たとえば3〜8個の炭素原子)
を有しかつXがC1-8(好ましくはC1-6、より好ましくは
C1-4)アルキルを示す酢酸アルキルを包含する。Xは、
たとえばメチルを示し、Yは少なくとも3個の炭素原子
を有するアルキルを示す。
好適溶剤は酢酸プロピルもしくは酢酸ブチル、たとえ
ば酢酸n−ブチルもしくは酢酸イソプロピルを包含す
る。
本発明は、酢酸イソプロピルもしくは酢酸n−ブチル
中で7−アミノ−デスアセトキシ−セファロスポラン酸
もしくは6−アミノペニシラン酸をシリル化することに
よるシリル化7−アミノ−デスアセトキシ−セファロス
ポラン酸もしくはシリル化6−アミノペニシラン酸の製
造方法を提供する。
式(I)の化合物は溶剤系の少なくとも1部として使
用される。使用する溶剤系は2種以上の式(I)の化合
物を含有していてもよい。
シリル化法は次のように行うことができる: 出発物質、すなわち6−APAもしくは7−ADCAを上記
式(I)の溶剤中に懸濁もしくは溶解させることができ
る。
所望ならば、たとえば当業界で知られている、有機ア
ミド(たとえばホルムアミドもしくはアセタミド)また
はそのN−モノもしくはN,N−ジメチル誘導体(たとえ
ばジメチルホルムアミドもしくはN−メチルアセタミ
ド、N,N−ジメチルアセタミド)、N−メチルピロリド
ンまたはテトラメチル尿素を包含する助溶剤を少量存在
させることができる。便利には、助溶剤は溶剤系の約10
〜50重量%を占める。しかしながら、特に助溶剤は必ず
しも使用しなくてもよい。
7−ADCAもしくは6−APAのシリル化のために共通し
てシリル化剤として、たとえばトリクロルシラン、トリ
アルキルモノクロルシラン(たとえばトリメチルクロル
シラン)のようなアルキルシラン、ジアルキルジクロル
シランのようなシラン;たとえばビスシリルアセタミド
(たとえばN,O−ビストリメチルシリル)アセタミド、
N,N′−ビス−トリメチルシリルマロン酸アミド、N,N′
−ビス−トリメチルシリルコハク酸アミド、N−メチル
−N−トリメチルシリルトリフルオロアセタミド)、N,
N′−ビス−トリメチルシリルマロン酸ジアミド、N,N′
−ビス−トリメチルシリルコハク酸ジアミドのようなシ
リル化アミド;たとえばビスシリル尿素(たとえばN,
N′−ビス−トリメチルシリル尿素)のようなシリル化
尿素、ヘキサメチル−ジシラザンを使用することができ
る。たとえばアルキルシラン、ヘキサメチルジシラザン
またはビスシリルアセタミド、たとえばアルキルシラン
もしくはヘキサメチルジシラザン、たとえばヘキサメチ
ルジシラザンが使用される。シリル化剤は1種もしくは
それ以上のシリル化剤を含有することができる。
6−APAの場合、本発明の方法はN,N−ビストリメチル
シリルアセタミド、N,N′−ビストリメチルシリルマロ
ン酸アミドおよびN,N′−ビストリメチルシリル尿素以
外のシリル化剤の存在下で行われる。
シリル化の分野で共通な触媒、たとえばアミン、特に
トリアルキルアミン;アミド、たとえばサッカリンのよ
うな環式アミド;酸性触媒、たとえばトリクロル酢酸、
トリフルオロ酢酸、しゅう酸、p−トルエンスルホン酸
のような有機酸、またはたとえば塩酸、硫酸のような無
機酸;または塩、たとえば硫酸アンモニウム、酢酸カリ
ウムを反応混合物中に存在させることができる。しかし
ながら、これは必ずしも使用する必要はない。
反応は常圧下で行うことができ、或いは減圧を用いて
もよい。
シリル化剤の量は、モノシリル化またはビスシリル化
された7−ADCAもしくは6−APAのいずれを所望するか
に依存する。ビスシリル化された7−ADCAもしくは6−
APAの場合、4位のカルボキシル基と6位もしくは7位
の窒素原子とがシリル化される。たとえば、ほぼ当量ま
たは過剰量、すなわちシリル化すべきペニシラン酸もし
くはセファロスポラン酸の各基につき約1〜2当量のシ
リル化剤を使用することができる。6位もしくは7位の
アミン基のアシル化の場合、たとえばモノシリル化もし
くはビスシリル化された7−ADCAもしくは6−APA、或
いはモノシリル化かつビスシリル化された7−ADCAもし
くは6−APAを出発物質として使用することができる。
適する反応温度はこの分野で慣用されている温度、た
とえば約0℃〜使用溶剤の還流温度、たとえば室温〜還
流温度を包含する。必要に応じ、出発物質はシリル化剤
を添加するときにより低い温度、たとえば−40、−30、
−20もしくは−10℃に冷却することができる。
反応混合物は常法で後処理されうる。最終生成物は常
法にて、たとえばシリル化された6−アミノペニシラン
酸もしくはシリル化された7−アミノ−デスアセトキシ
−セファロスポラン酸の安定性に影響を及ぼさないよう
な緩和な条件下で溶剤を除去する方法を用いて単離する
ことができる。純度は極めて高く、たとえば95%もしく
は98%以上である。シリル化6−アミノペニシラン酸も
しくはシリル化7−アミノ−デスアセトキシ−セファロ
スポラン酸は、反応混合物の後処理なしにおよび/また
はたとえば溶液中の反応混合物からのシリル化生成物の
単離なしに、たとえばEP 439 096号の方法によるペニ
シリンまたはデスアセトキシ−セファロスポリンの製造
における出発物質として使用することができる。
上記した本発明の方法は、たとえば混合無水カルボン
酸(シリル化6−APAもしくは7−ADCAをたとえばアミ
ノ基がN−エナミンとして保護されているようなN−置
換ビニルα−アミノ酸としうるα−アミノ酸の混合無水
カルボン酸);たとえばDane塩の混合無水物を包含する
アシル化剤によりN−アシル化し、必要に応じ脱保護す
ることによる、たとえばアンピシリン、アモキシシリ
ン、エピシリン、セフラジン、セファレキシン、セファ
ドロキシルのような各類6−α−アミノアシル−ペニシ
リン類および7−α−アミノアシル−デスアセトキシ−
セファロスポリンの製造に有用である。遊離型または存
在する場合には塩および/または溶媒和型、たとえば置
換6−アセタミド−ペリシラン酸誘導体および7−アセ
タミド−3−デスアセトキシ−セフェム−4−カルボン
酸誘導体、並びにその塩および溶媒和物、たとえば酸付
加塩または塩基との塩、水和物もしくは他の溶剤和物、
たとえばジメチルホルムアミド溶媒和物としての6−α
−アミノアルシ−ペニシリンおよび7−α−アミノアシ
ル−デスアセトキシ−セファロスポリンも包含される。
本明細書において「誘導体」という用語は、たとえばア
ミノ基に置換基を有するような化合物および/またはカ
ルボキシル基がエステル化されたような化合物などの同
族体を意味する。
したがって本発明は、7−α−アミノアルシ−デスア
セトキシ−セファロスポリンの製造方法における請求の
範囲第1項に記載の方法の使用、および6−α−アミノ
アシルペニシリンの製造方法における請求の範囲第2項
に記載の方法の使用に関する。請求の範囲第1項に記載
の方法は、たとえばシリル化7−ADCAの7位またはシリ
ル化6−APAの6位におけるアミン基のN−アシル化、
たとえば混合無水物によるアシル化に有用である。生成
物はアモキシシリン以外のものである。
更に、本発明はアモキシシリン以外の7−アミノアシ
ル−デスアセトキシ−セファロスポリンもしくは6−ア
ミンアシル−ペニシリンの製造方法を提供し、この方法
は(i)式 X−COO−Y (I) [式中、Xはメチルを示しかつYは少なくとも3個の炭
素原子を有するアルキルを示すか、またはXは少なくと
も2個の炭素原子を有するアルキルを示しかつYはアル
キルを示す] のカルボン酸エステル中で7−アミノ−デスアセトキシ
−セファロスポラン酸もしくは6−アミノペニシラン酸
をシリル化してシリル化7−アミノ−デスアセトキシ−
セファロスポラン酸もしくはシリル化6−アミノ−ペニ
シラン酸を生成させ、 (ii)シリル化7−アミノ−デスアセトキシ−セファロ
スポラン酸もしくはシリル化6−アミノ−ペニシラン酸
を適するアシル化剤(たとえばアミン基がN−エナミン
として保護されたα−アミノ酸の塩と適するアシル化剤
との反応により生成した混合無水カルボン酸)でアシル
化する ことを特徴とする。
本発明はアモキシシリンの製造方法をも提供し、この
方法は (i)式 X−COO−Y (I) [式中、Xはメチルを示しかつYは少なくとも3個の炭
素原子を有するアルキルを示すか、またはXは少なくと
も2個の炭素原子を有するアルキルを示しかつYはアル
キルを示す] のカルボン酸エステル中でN,N−ビストリメチルシリル
アセタミド、N,N′−ビストリメチルシリルマロン酸ア
ミドおよびN,N′−ビストリメチルシリル尿素以外のシ
リル化剤の存在下で7−アミノ−デスアセトキシ−セフ
ァロスポラン酸もしくは6−アミノペニシラン酸をシリ
ル化してシリル化7−アミノ−デスアセトキシ−セファ
ロスポラン酸もしくはシリル化6−アミノペニシラン酸
を生成させ、 (ii)シリル化7−アミノ−デスアセトキシ−セファロ
スポラン酸もしくはシリル化6−アミノペニシラン酸を
適するアシル化剤、たとえば混合無水カルボン酸(アミ
ン基がN−エナミンとして保護されているα−アミノ酸
の塩と適するアシル化剤との反応により生成)によりア
シル化する ことを特徴とし、アモキシシリンの製造方法は (i)式 X−COO−Y (I) [式中、Xはメチルを示しかつYは少なくとも3個の炭
素原子を有するアルキルを示すか、またはXは少なくと
も2個の炭素原子を有するアルキルを示しかつYはアル
キルを示す] のカルボン酸エステル中で7−アミノ−デスアセトキシ
−セファロスポラン酸もしくは6−アミノペニシラン酸
をシリル化してシリル化7−アミノ−デスアセトキシ−
セファロスポラン酸もしくはシリル化6−アミノペニシ
ラン酸を生成させ、 (ii)シリル化7−アミノ−デスアセトキシ−セファロ
スポラン酸もしくはシリル化6−アミノ−ペニシラン酸
を混合無水カルボン酸(アミン基がN−エナミンとして
保護されているα−アミノ酸の塩とクロルカルボン酸エ
ステル以外の適するアシル化剤との反応により生成)に
よりアシル化する ことを特徴とする。
上記した式(I)の化合物は、7−α−アミノアシル
−セファロスポリンもしくは6−アミンアシル−ペニシ
リンの製造の別の工程、たとえば混合無水物の製造およ
び/または混合無水物によるシリル化6−アミノ−ペニ
シラン酸もしくは7−アミノ−デスアセトキシ−セファ
ロスポラン酸のアシル化および/または適する脱保護工
程にも溶剤として使用することができ、たとえば工程
(i)で使用したと同じ溶剤を用いることができる。
必要に応じ反応工程(ii)の生成物を脱保護すること
ができる。必要に応じ、得られた遊離型の6−α−アミ
ノアシル−ペニシリンもしくは7−α−アミノアシル−
デスアセトキシ−セファロスポリンを塩および/または
溶媒和型に変換することもでき、またはその逆も可能で
ある。
たとえばDane塩からの混合無水カルボン酸の製造、並
びに6−APAもしくは7−ADCAと混合無水物との反応に
よる6−α−アミノアシル−ペニシリンおよび7−α−
アミノアシル−デスアセトキシ−セファロスポリンの製
造における適する条件および試薬はEP 439 096号にも
開示されている。たとえば上記式(I)の溶剤、たとえ
ば6−APAもしくは7−ADCAのシリル化でも使用された
と同じ溶剤を、必要に応じEP 439 096号に記載された
助溶剤を存在させて使用する。EP 439 096号に記載さ
れた塩生成により6−APAもしくは7−ADCAを溶解させ
る代わりに、シリル化(好ましくはビスシリル化)され
た6−APAもしくは7−ADCAを本発明方法に使用する。
混合無水物の製造に好適なアシル化剤はEP 439 096号
に挙げられたもの、並びに置換もしくは未置換の塩化ベ
ンゾイルを包含する。置換された塩化ベンゾイルは反応
条件下で不活性な置換基、たとえばアルキル(好ましく
はC1-4)を有するもの、たとえば塩化トルオイル(たと
えば塩化o−トルオイル)を包含する。使用するDane塩
の遊離ヒドロキシ基は混合無水物の生成前にシリル化す
ることができ、混合無水物の遊離ヒドロキシ基も混合無
水物とシリル化6−APAもしくは7−ADCAとの反応でシ
リル化することができる。この種のヒドロキシ基のシリ
ル化は公知方法により行うことができる。
混合無水物は式 R5−C6H4−CH(CO−O−CO−R4) −NH−CR1=CR2−COOR3 I a [式中、R1は(C1-3)アルキル基であり、 R2は水素もしくは(C1-3)アルキル基であり、 R3は(C1-4)アルキル基であり、 R4は(C3-8)アルキル基であるか、または−CO−R4基は
ベンゾイル基であり、 R5は水素または適宜シリル化されたヒドロキシ基であ
る] とすることができる。二重結合に結合したアミノ基およ
びカルボニル基はcis配置を有することができる。
有用なDane塩はD−N−(1−メトキシ−カルボニル
プロペン−2−イル)−α−アミノフェニル酢酸ナトリ
ウムもしくはカリウム、D−N−(1−エトキシカルボ
ニルプロペン−2−イル)−α−アミノフェニル酢酸ナ
トリウムもしくはカリウム、D−N−(1−メトキシカ
ルボニルプロペン−2−イル)−α−アミノ−p−ヒド
ロキシフェニル酢酸ナトリウムもしくはカリウム、或い
はD−N−(1−エトキシカルボニルプロペン−2−イ
ル)−α−アミノ−p−ヒドロキシフェニル酢酸ナトリ
ウムもしくはカリウムを包含する。
本発明の方法で使用される出発物質の製造について本
明細書に特に記載しない場合、これは公知であり或いは
公知方法と同様に作成することができる。
脱保護、塩生成および/または溶媒和物生成は公知方
法にしたがって行うことができ、EP 439 096号の方法
に限定されない。
7−アミノアシル−デスアセトキシ−セファロスポリ
ンの製造方法またはシリル化6−アミノアシルペニシリ
ンの製造方法における本発明によるシリル化法の使用は
次の利点を有する:出発物質が溶剤における溶液として
供給され、これを所望に応じたとえばEP 439 096号に
記載されているような全ての他の工程につき使用するこ
とができる。全工程にわたり同じ溶剤を使用することが
でき、したがってリサイクル過程にて分離困難である各
溶剤の混合物を回避することができる。溶剤は反応の過
程で蒸発させる必要がない。何故なら、最終生成物が通
常に晶出して濾別しうるからである。たとえば少なくと
も88%、たとえば90%の高収率および97%もしくはそれ
以上(たとえば99%もしくはそれ以上)の高純度が6−
α−アミノアシル−ペニシリンおよび7−α−アミノア
シル−デスアセトキシ−セファロスポリンの製造に際し
得ることができる。
以下、限定はしないが実施例により本発明を説明す
る。温度は全て摂氏であり、未修正である。
実施例において以下の信号を使用する: ACI=酢酸イソプロピル、 7−ADCA=7−アミノ−デスアセトキシ−セファロスポ
ラン酸、 6−APA=6−アミノペニシラン酸、 BSA=N,O−ビス(トリメチルシリル)アセタミド、 Dane塩A=D−N−(1−エトキシカルボニルプロペン
−2−イル)−α−アミノフェニル酢酸カリウム、 Dane塩B=D−N−(1−メトキシカルボニルプロペン
−2−イル)−α−アミノ−p−ヒドロキシフェニル酢
酸カリウム、 DIMAC=N,N−ジメチルアセタミド、 DMF=N,N−ジメチルホルムアミド、 HMDS=1,1,1,3,3,3−ヘキサメチルジシラザン、 IPA=イソプロパノール、 NBA=酢酸n−ブチル。
収率は、特記しない限り、出発物質として使用した6
−APAもしくは7−ADCAに基づく。純度はHPLCにより無
水基準にて検出される。
各実施例の工程は次の通りである: (a)6−APAもしくは7−ADCAのシリル化、 (b)混合無水カルボン酸の生成、 (c)工程(a)のシリル化6−APAもしくは7−ADCA
と工程(b)の混合無水物との反応(後処理および生成
物を得るための脱保護を包含する)。
実施例1:セファレキシン一水塩 工程(a) 15.0gの7−ADCAと73.5mLのNBAと15.39mLのHMDSと0.0
5gのサッカリンとを混合し、混合物を70〜75℃に加熱し
た。混合物が還流し始めるまで減圧を加えた。この混合
物を70〜75℃にて30分間にわたり還流下に保ち、10〜20
℃に冷却した。ビスシリル化された6−APAを含有する
透明な淡褐色溶液が得られた。もはや出発物質は検出さ
れなかった。
工程(b) 22.55gのDane塩(Dane salt)Aと75mLのNBAと0.012
mLの4−ピコリンとを混合し、混合物を−30℃に冷却し
た。8.53mLの塩化ベンゾイルを添加した。この混合物を
−20/−25℃にて45分間撹拌し、次いで−45℃に冷却し
て混合無水カルボン酸を含有する混合物を得た。
工程(c) 工程(a)で得られた溶液を工程(b)で得られた溶
液に−45〜−30℃の温度で45分間かけて滴下し、反応混
合物を−30〜−35℃の温度でさらに90分間撹拌した。
得られた保護セファレキシンを含有する粗製混合物
を、氷水と濃塩酸との混合物で処理し氷冷下で30分間に
わたり反応混合物を撹拌することにより後処理した。水
相を分離除去し、有機相を濃HClと水との混液で再抽出
した。相を合して濾過助剤で濾過した。pH値を濃アンモ
ニア水溶液の添加により4.5〜5.0に調整した。セファレ
キシン一水塩が結晶化し、これを濾別して90%アンモニ
アで洗浄し、乾燥させて生成物を得た。収率:89.9%。
純度:98.2%。
実施例1に記載したと同様であるが、下表1〜3に示
した変化を加えて実施例2〜7にしたがいセファレキシ
ン一水塩を得た。
実施例8:セファドロキシル 工程(a) 実施例1(a)に記載したと同様に行ったが、ただし
(73.5mLのNBAの代わりに)50mLのACIと(0.05gのサッ
カリンの代わりに)0.03gのトリクロル酢酸とを使用し
た。ビスシリル化された7−ADCAを含有する透明な淡褐
色溶液が得られた。出発物質はもはや検出されなかっ
た。
工程(b) 25.00gのDane塩Bと95mLのACIと95mLのDMFと10.28mL
のBSAとを混合し、混合物を25℃にて30分間にわたり激
しく撹拌した。0.025mLの4−ピコリンを添加し、混合
物を−50℃に冷却し、次いで9.50mLの塩化ベンゾイルを
添加した。この混合物を−45/−50℃にて60分間撹拌し
た。混合無水カルボン酸を含有する僅かに黄色の懸濁物
が得られた。
工程(c) 工程(a)で得られた溶液を工程(b)で得られた溶
液に−45/−35℃の温度で20分間かけて滴下し、反応混
合物を−35/−25℃の温度で3時間撹拌した。得られた
保護セファドロキシルを含有する粗製混合物を、氷水と
濃HClとの混液で処理して後処理した。相を分離させ、
水/HClで再抽出した。水相を合して追加のDMFで処理
し、溶液を濾別し、冷蔵庫内に1晩放置した。結晶セフ
ァドロキシルジメチルホルムアミド溶媒和物が得られ、
これを濾別し、アセトンで洗浄し、次いで乾燥させた。
収率:83%。
この溶媒和物を水性エタノールでの処理によりセファ
ドロキシルまで変換することができる。
実施例9:セファドロキシル 実施例8を反復したが、ただし実施例8の工程(b)
の代わりに次の工程(b)を用いた: 25.00gのDane塩Bと75mLのAClと8.7mLのHMDSと0.015g
のトリクロル酢酸とを混合した。この混合物を加熱する
と共に6時間にわたり還流下に保った。淡黄色の懸濁物
が得られ、これを室温に冷却し、75mLのDMFで処理し
た。15分間撹拌した後、混合物を−50℃に冷却し、0.02
5mLの4−ピコリンと9.50mLの塩化ベンゾイルとを添加
した。この混合物を−45/−50℃にて60分間撹拌した。
混合無水カルボン酸を含有する僅かに黄色の懸濁物が得
られた。
結晶セファドロキシルジメチルホルムアミド溶媒和物
が得られた。収率:81%。
実施例10:アンピシリン三水塩 工程(a) 14.0gの6−APAと32mLのNBAと13.84gのBSAと0.02gの
トリクロル酢酸とを混合し、40℃に加熱した。この混合
物が40℃にて60分間撹拌し、次いで25℃に冷却した。ビ
スシリル化された6−APAを含有する僅かに濁った溶液
が得られた。もはや出発物質は検出されなかった。
工程(b) 0.01mLの4−ピコリンを46mLのNBA中の21.1gのDane塩
Aおよび0.18gのピバリン酸の懸濁物に添加した。得ら
れた混合物を室温にて15分間撹拌し、−30℃に冷却し
た。8.31gの塩化ピバロイルを添加した。得られたミル
ク状懸濁物を−15℃にて60分間撹拌した。1.8gのピバリ
ン酸を添加し、混合物を−45℃に冷却した。混合無水カ
ルボン酸を含有する混合物が得られた。
工程(c) 工程(a)で得られた混合物を工程(b)で得られた
混合物に−45/−35℃の温度で滴下した。得られた混合
物を−15/−35℃の温度にて2時間撹拌した。得られた
粗製の保護アンピシリン混合物を、氷水と濃塩酸との混
液で処理して後処理し、氷で冷却しながら20分間撹拌し
た。水相を分離除去し、有機相を水と濃塩酸との混液で
再抽出した。水相を合して濃水酸化ナトリウム水溶液で
処理してpHを4.5/5.5とした。アンピシリン三水塩を反
応混合物を冷蔵庫内で1晩放置して晶出させ、これら結
晶を単離し、IPA88%で洗浄し、次いで乾燥させた。収
率;89.0%。純度:98.4%。
実施例11:アンピシリン三水塩 工程(a) 14.0gの6−APAと32mLのNBAと14.2mLのHMDSと0.03gの
トリクロル酢酸とを混合し、70〜80℃に加熱した。混合
物が還流し始めるまで減圧を加えた。この混合物を70〜
80℃にて60分間にわたり還流下に保ち、次いで10℃に冷
却した。ビスシリル化された6−APAを含有する透明な
黄色溶液が得られた。
工程(b) 0.01mLの4−ピコリンを51mLのNBA中の21.1gのDane塩
Aの懸濁物に添加した。得られた混合物を室温にて15分
間撹拌し、−30℃に冷却した。10.65gの塩化o−トルオ
イルを添加した。得られた懸濁物を−20〜−25℃の温度
で60分間撹拌し、次いで−45℃に冷却した。混合無水カ
ルボン酸を含有する混合物が得られた。
工程(c) 工程(a)で得られた混合物を工程(b)で得られた
混合物に−45/−30℃の温度で滴下した。得られた混合
物を−35/−20℃の温度にて90分間撹拌した。得られた
粗製の保護アンピシリン混合物を実施例10(c)に記載
したと同様に後処理した。結晶アンピシリン三水塩が得
られた。収率;88.5%。純度98.0%。
実施例12:アンピシリン三水塩 実施例10を反復したが、ただし工程(b)にて0.01mL
の4−ピコリンの代わりに0.01mLの3,5−ルチジンを用
い、工程(c)を実施例11(c)に記載したと同様に行
ったが、混合物を(90分間の代わりに)150分間撹拌し
て結晶アンピシリン三水塩を得た。収率89%。純度:98.
1%。
実施例13:アモキシシリン三水塩 工程(a) 実施例11(a)に記載したと同様に行ったが、ただし
(70〜80℃の代わりに)80〜90℃に加熱した。ビスシリ
ル化された6−APAを含有する透明な黄色溶液が得られ
た。もはや出発物質は検出されなかった。
0.03mLの4−ピコリンを64mLのNBAおよび5mLのDIMAC
中の21.8gのDane塩Bの懸濁物に添加した。得られた混
合物を室温にて15分間撹拌し、−25℃に冷却し、次いで
8.62gの塩化ピバロイルを添加した。得られた懸濁物を
−20℃の温度で45分間撹拌した。3gのピバリン酸を添加
し、混合物を−40℃に冷却した。混合無水カルボン酸を
含有する混合物が得られた。
工程(c) 工程(a)で得られた溶液を工程(b)で得られた混
合物に−45/−30℃の温度で滴下した。この混合物を−3
0/15℃の温度で90分間撹拌した。得られた粗製の保護ア
ンピシリン混合物を、氷水と濃塩酸との混液で処理し氷
冷しながら30分間撹拌して後処理した。水相を分離除去
し、有機相を水で再抽出した。水相を合して濃水酸化ナ
トリウム水溶液で処理してpHを4.5/5.5とした。結晶ア
モキシシリン三水塩を実施例10(c)に記載したように
単離した。収率;88.4%。純度:99.3%。
実施例14:アモキシシリン三水塩 実施例10(a)に記載したと同様に工程(a)を行っ
たが、ただし32mLのNBAの代わりに32mLのACIを使用し、
さらに工程(b)を実施例13(b)に記載したと同様に
行ったが、NBAでなく64mLのACIを使用し、さらに工程
(c)を実施例10(c)に記載したと同様に行って結晶
アモキシシリン三水塩を得た。収率:87.8%。、純度99.
1%。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI C07D 501/04 C07D 501/04 501/18 501/18 501/20 501/20 (72)発明者 デイアゴ,ホセ スペイン国、エー−08400・グラノルラ ース、5−アー、ホセペ・カルナー・43 (72)発明者 ルーデスチエル,ヨハネス オーストリア国、アー−6252・ブライテ ンバツハ、クラインゾエル・101 (56)参考文献 特開 昭54−59296(JP,A) 特開 平5−97865(JP,A)

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】式 X−COO−Y (I) [式中、Xはメチルを示し、Yは(C3-8)アルキルを示
    す。] のカルボン酸エステル中で7−アミノ−デスアセトキシ
    −セファロスポラン酸をシリル化することを含んでな
    る、シリル化7−アミノ−デスアセトキシ−セファロス
    ポラン酸の製造方法。
  2. 【請求項2】N,N−ビストリメチルシリルアセトアミ
    ド、N,N′−ビストリメチルシリルマロン酸アミドおよ
    びN,N′−ビストリメチルシリル尿素以外のシリル化剤
    の存在下で、 式 X−COO−Y (I) [式中、Xはメチルを示し、Yは(C3-8)アルキルを示
    す。] のカルボン酸エステル中において6−アミノ−ペニシラ
    ン酸をシリル化することを含んでなる、シリル化6−ア
    ミノペニシラン酸の製造方法。
  3. 【請求項3】前記カルボン酸エステルが酢酸プロピルま
    たは酢酸ブチルである、請求項1または2に記載の製造
    方法。
  4. 【請求項4】酢酸イソプロピルまたは酢酸n−ブチル中
    において、7−アミノ−デスアセトキシ−セファロスポ
    ラン酸または6−アミノペニシラン酸をシリル化するこ
    とによる、シリル化7−アミノ−デスアセトキシ−セフ
    ァロスポラン酸またはシリル化6−アミノペニシラン酸
    の製造方法。
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