JP3070319B2 - 電源装置 - Google Patents

電源装置

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JP3070319B2
JP3070319B2 JP4360128A JP36012892A JP3070319B2 JP 3070319 B2 JP3070319 B2 JP 3070319B2 JP 4360128 A JP4360128 A JP 4360128A JP 36012892 A JP36012892 A JP 36012892A JP 3070319 B2 JP3070319 B2 JP 3070319B2
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switch
power supply
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timer
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哲次 荻原
則夫 前川
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Sanyo Denki Co Ltd
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Sanyo Denki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、始動,停止等の操作ス
イッチを有する電源装置、詳しくは、操作スイッチを誤
操作等の人為的なミスで作動させることを防止する機構
を設けた電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電源装置には、装置の始動,停止あるい
は出力スイッチの投入,開放等の操作スイッチが設けら
れ、この操作スイッチの手動操作によって電源装置の運
転状態が変更される。この操作スイッチ類は、操作しや
すいように電源装置の表面(多くは装置の正面)に操作
パネルとしてまとめて実装されることが多い。図5は従
来の電源装置の一例を示すもので、図において、1は電
源装置、2は操作パネル、3は液晶表示器、4は液晶表
示器操作スイッチ、5は運転操作スイッチを示す。図6
に電源装置本体と操作スイッチの関係を交流無停電電源
装置(UPS)を例にとって示す。UPSは商用交流電
力6を入力し、これを整流器7によって一旦整流して直
流電力化し、バッテリー8を充電すると共にインバータ
9に与える。インバータは所望の周波数の一定電圧の交
流電圧に変換して交流出力10とする。商用電源の停電
時にはバッテリーの直流電力をインバータ9で交流に変
換して出力する。制御回路11は、整流器およびインバ
ータの電力変換系に制御信号を与える。制御回路は電源
装置1正面のパネルに実装された操作スイッチと接続さ
れている。手動操作で操作スイッチをオンさせると直流
電圧信号が制御回路に与えられ所定の制御が行われる。
例えば、停止操作スイッチをオンさせると、この信号を
受けた制御回路は一連の制御シーケンスを作動させてU
PSを停止させる。最近は、液晶を使ったディスプレイ
が普及してかつての指針形メータに代わって使われるこ
とが多くなっている。ディスプレイに表示される内容
は、入・出力の電圧,電流,周波数などや電源装置内部
の各種情報(温度,回路内の電圧,電流など)である。
表示内容の変更は操作スイッチの操作によって行われ
る。このような操作スイッチ類を限られたスペースに集
中して実装すると、誤って操作する危険性が増してく
る。例えば、装置内の温度をチェックしようとしてディ
スプレイの操作スイッチを操作する際に誤って、装置の
停止スイッチを操作してしまうことも起こり得る。この
ようなことがあると負荷、例えばコンピュータの給電は
とまり、コンピュータの単なる稼働停止だけでなく、処
理中のソフトの破壊など重大な損傷を招くことも起こり
得る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の欠点を
改善するために提案されたもので、その目的は電源の操
作スイッチ類の人為的な誤操作を避けるために、誤操作
防止の処置を取った操作スイッチ・パネルを提供するこ
とにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は電源に接続され、かつタイマーを有する操
作準備スイッチと、前記電源に接続された操作確認スイ
ッチと、前記操作準備スイッチに連動して前記操作確認
スイッチが作動可能状態であることを表示する表示器
と、前記操作準備スイッチの出力と前記操作確認スイッ
チの出力をそれぞれ入力とするアンド回路とを具備し、
前記操作準備スイッチを押してから、所定の時間内に前
記操作確認スイッチを押すことによって、前記操作確認
スイッチの作動を可能とする誤動作防止機構を有するこ
とを特徴とする電源装置を発明の要旨とするものであ
る。
【0005】
【作用】本発明においては、操作準備スイッチと操作確
認スイッチの2種のスイッチを配置し、はじめに操作準
備スイッチを作動せしめ、ついで操作確認スイッチを押
すことによって、はじめて回路が作動するので、これに
よって、誤動作を防止しうる作用を有する。
【0006】
【実施例】次に本発明の実施例について説明する。図1
に本発明の第1の実施例を示す。20は直流電源、21
は操作準備スイッチで、例えば押し釦スイッチである。
22はタイマーで、例えば信号が入力してから一定期間
オン信号を出す単安定マルチ・バイブレータで構成す
る。23はアンプ、24,24aは操作確認スイッチで
ある。26,26aは論理積回路である。25,25a
は例えば発光ダイオードで構成した表示器である。この
表示器はタイマー22の出力をアンプ23で増幅した電
力で点灯する。まず、操作準備スイッチ21を押して作
動させるとタイマー22が予め定めた時間に限って信号
を出す。このタイマーの信号が出ている期間に表示器2
5,25aを点灯し、操作者に操作可能であることを伝
える。操作者が表示器の点灯を確認して操作確認スイッ
チ24(例えば電源装置の停止用)を押すと、この信号
とタイマーの信号が論理積回路26に加わり操作出力1
に信号を出す。この信号が電源の制御回路に入力される
と所定のシーケンスに従って制御が行われ電源装置は停
止する。同じように表示器25aの点灯中に他の、例え
ば電源装置出力スイッチ投入の操作確認スイッチを押す
と論理積回路26aから出力2に信号を出す。制御回路
はこの信号2の入力に伴って所定のシーケンスを動作さ
せ出力スイッチを閉じる。操作確認スイッチと論理積回
路の対は必要な操作数に対応して備えることができる。
表示器はその発光ダイオードを操作確認スイッチの内部
に一体となるように実装してもよい。あるいは表示器は
操作確認スイッチ24,24aの近傍に共通に設けても
よい。タイマーの動作時間は短すぎると操作者に焦りを
生じ心理的な負担をかける。また長すぎると誤操作の確
率が高まり好ましくない。1ないし10秒程度が好まし
い。
【0007】図2に本発明の第2の実施例を示す。図1
における操作準備スイッチと操作確認スイッチの役割を
入れ換えてある。21,21aは操作準備スイッチでそ
れぞれタイマー22,22aの入力に接続されている。
タイマー22,22aの出力はそれぞれ論理積回路2
6,26aに入力される。またそれぞれのタイマーの出
力は論理和回路27に入力される。論理和回路27の出
力をアンプ23で増幅して操作確認の表示灯25を点灯
する。操作確認スイッチ24は論理積回路26,26a
の入力に接続されている。電源装置停止の操作準備スイ
ッチ、例えば21をオンすると、タイマー22が一定時
間作動し、この作動期間中操作確認表示器を点灯する。
この点灯期間に操作確認スイッチ24をオンさせると、
タイマー22とスイッチ21の信号によって論理積回路
26が作動して出力1に信号を出す。同様に操作準備ス
イッチ21aがオンした場合にもタイマー22aが作動
中に操作確認スイッチ24をオンすれば論理積回路26
aが作動して出力2に装置停止の信号を出す。
【0008】図3は本発明の第3の実施例で、リレー回
路で実現したものである。図において、20は直流電
源、T1 はタイマーリレー、t1 はその接点、21は操
作準備スイッチ、24,24aは操作確認スイッチ、2
5,25aは表示器を示す。この回路は接点t1 が閉じ
ている期間のみ操作可能で、操作確認スイッチを押せば
出力が出る。操作準備スイッチを押すとタイマーリレー
1 が動作し、接点t1 が閉じる。操作準備スイッチ2
1がオフとなってもタイマーリレーは、あらかじめ定め
た一定時間の間動作を継続し、その間接点t1 はオン状
態にある。図3はリレー接点t1 を各操作スイッチに共
通に設けた例であるが、リレー接点を各操作スイッチ毎
に設けても、同じ作用効果を有することは言うまでもな
い。
【0009】図4は第4の実施例でマイコン回路を使っ
て本発明を実現した場合のフローチャートを示す。操作
準備スイッチをオンさせるとカウンターが時間計測を始
め、tがTに達しないうちは表示灯を点灯し、この期間
における操作確認スイッチオン情報を有効とし出力信号
を出す。カウンター計測がTを越えると、表示灯点灯の
パスに入らず、この後の操作確認スイッチオン情報が入
力しても、無効としてとりあげない。操作確認スイッチ
を先行させてオンさせても、カウンター計測がTを越え
ている状態にあるので無効扱いされ、出力信号は出な
い。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、電源に接続され、かつ
タイマーを有する操作準備スイッチと、前記電源に接続
された操作確認スイッチと、前記操作準備スイッチに連
動して前記操作確認スイッチが作動可能状態であること
を表示する表示器と、前記操作準備スイッチの出力と前
記操作確認スイッチの出力をそれぞれ入力とするアンド
回路とを具備し、前記操作準備スイッチを押してから、
所定の時間内に前記操作確認スイッチを押すことによっ
て、前記操作確認スイッチの作動を可能とするように構
成されているので、 (1)回路構成が簡単であること (2)操作に際して騒音を発生することがないので、事
務室等で使用するのに最適であること (3)操作準備スイッチと操作確認スイッチの2種のス
イッチを配置し、はじめに操作準備スイッチを作動せし
め、ついで操作確認スイッチを押すことによって、はじ
めて回路が作動するので、これによって、誤操作を完全
に防止しうること等の効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電源装置の実施例を示す。
【図2】本発明の電源装置の他の実施例を示す。
【図3】リレーを用いた実施例を示す。
【図4】マイコンを用いた実施例を示す。
【図5】一般的な電源装置の形状および操作パネルの実
装を示す。
【図6】電源の機能ブロックと操作スイッチを示す。
【符号の説明】
1 電源装置 2 操作パネル 3 液晶表示器 4 液晶表示器操作スイッチ 5 運転操作スイッチ 6 交流入力 7 整流器 8 バッテリー 9 インバータ 10 交流出力 11 制御回路 12 操作スイッチ類 20 直流電源 21 操作準備スイッチ 22 タイマー 23 アンプ 24 操作確認スイッチ 24a 操作確認スイッチ 25 表示器 25a 表示器 26 論理積回路 27 論理和回路 T1 タイマーリレー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−252902(JP,A) 実開 昭59−112889(JP,U) 実開 平3−58702(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電源に接続され、かつタイマーを有する
    操作準備スイッチと、 前記電源に接続された操作確認スイッチと、前記操作準備スイッチに連動して前記操作確認スイッチ
    が作動可能状態であることを表示する表示器と、 前記操作準備スイッチの出力と前記操作確認スイッチの
    出力をそれぞれ入力とするアンド回路とを具備し、 前記操作準備スイッチを押してから、所定の時間内に前
    記操作確認スイッチを押すことによって、前記操作確認
    スイッチの作動を可能とする誤動作防止機構を有するこ
    とを特徴とする電源装置。
JP4360128A 1992-12-28 1992-12-28 電源装置 Expired - Lifetime JP3070319B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5866924A (ja) * 1981-10-16 1983-04-21 Canon Inc 端子接続確認装置
JPS59112889U (ja) * 1983-01-19 1984-07-30 三菱重工業株式会社 危険防止装置

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